雪谷大塚 店内に屋台のあるBAR「OVAL」第1回

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第620回 2016年7月20日(水)  【地域別】 【時間順】 【池上線】 【がっかり集】



 雪谷大塚 BAR「OVAL」 第1回


  ~ 店内に屋台のあるBAR「OVAL」現在地移転後初紹介  ~

  


 
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 久しぶりに、池上線の雪谷大塚駅の近くにある、店内に屋台のあるBAR「OVAL」さんに行くことにした。

  

 池上線の雪谷大塚駅の西側に乾杯横丁という飲み屋街があった。
 今は乾杯横丁の場所は再開発され、マンションとなっている。その飲み屋街に、「OVAL」というBARがあって、私も常連となった。当時のことは、居酒屋探偵DAITENの生活第340回番外編第4回で紹介している。その時代のことは、それぞれの記事を読んでいただきたい。

 その後、乾杯横丁から一度、自由が丘駅のホームが見える久品仏駅と自由が丘駅の間の線路沿いへ移り、それから現在の雪谷大塚駅近くのマンション一階に移転されたのである。
 思えば、現在の場所に移転してから居酒屋探偵DAITENの生活で紹介したことが無かった。今回移転後の初紹介である。
 
 その日は池上線の雪谷大塚駅からではなく、東急多摩川線の沼部駅から歩いて、桜坂をまっすぐ登った。
 桜坂の上にかかる「桜橋」という歩道橋の脇を歩いた。福山雅治の有名な曲「桜坂」のモデルになった場所で、特に「桜橋」の上では、カップルの姿をよくみかけたものである。(下写真)

  
 
 桜坂をまっすぐに進むと、環状8号線と中原街道が交わる辺りに出る。環状8号線を渡り、中原街道を五反田方面へ少し歩くと、右手の大きなマンションの一階には喫茶店、絨毯販売店、和食店、スナック、居酒屋等があり、その一番端にラーメン店がある。
 そのラーメン店の角を右に入ると、そこにBAR「OVAL」がある。

  

 お店の前辺りは薄暗い。正面から見て右側のシャッターは一年中閉まっている。(上写真)
 この時点で初めての人は入店を躊躇するかもしれない。

  

 しかし、中に入ってしまえば、店内の奥の方に洋風の屋台が置かれ、バー・カウンターとして使われている不思議な様子に驚かされ、心を奪われるに違いない。(上写真)

 BAR「OVAL」は月曜日から金曜日の平日夜、開店から八時まではハッピーアワーとなっていて飲み物の割引があり、たとえば、レーベンブロイ生が通常五〇〇円のところが三〇〇円で呑めるのだ。(下写真)

  


 つまみは、もつ煮込み(三〇〇円)と自家製スモークの中からたまご(一〇〇円)とチーズ(一〇〇円)を選んだ。(写真)

  

 つまみ類は、あまりバーらしくない物が多いけれど、楽しめる。
 「大人の駄菓子屋」というコンセプトで、インスタントの焼きそばがあったり、伝説のみりんせん(一〇〇円)という、駄菓子屋で子供の頃に食べたような食べ物もある。柿の種はセルフサービスでガラス瓶からレンゲで小皿に出して食べる。

   伝説のみりんせん

 ハッピーアワー終了の午後八時まで時間があった。梅酢サワー(四〇〇円)は三〇〇円で呑める。
 
 店内を眺めると、ちょっと遠くの国に来ているような不思議な感じをうける。そこに屋台があるのだから面白い。
 
  
  
  

 昔からオーナーのMマスターにはいろいろと話を聞いてもらってきた。
 愚痴を言って、世間話をする。それで癒される。

 パチレモンサワー(四〇〇円)もハッピーアワーで三〇〇円。
 レモンはレモンだけど「ポッカレモンブランド」ではないからパチレモンサワーと呼ぶそうだ。発想が楽しい。

 実は、私はこちらのお店の公式ブログを作っているのだ。
 このお店で起きた過去からの様々な記録、乾杯横丁時代、自由が丘時代、そして、現在のお店の開店から現在までの様子は公式ブログを是非読んでいただきたいと思う。

 公式ブログ「楕円生活の方法」 http://daenseikatsusha.blog.fc2.com/

 午後六時半から八時までの滞在。御勘定はハッピーアワーもあって、一四〇〇円であった。
 私はビールとかサワーばかり飲んでいるけれど、本当はシングルモルトの銘柄ウイスキーもとても豊富であり、美味しいウイスキー目当ての常連客の方も多いのである。

 


 雪谷大塚 BAR「OVAL」
 住 所 東京都大田区南雪谷2丁目18-2
 電 話 非公開
 営業時間 18:00~ (開店時間が変わる場合あり)
 定休日 日曜日
     (但し、月曜祝日の時は日曜を営業して月曜休、年末年始、連休なども営業する場合多し)
 アクセス 東急池上線雪が谷大塚駅下車徒歩3分。
     中原街道沿歩道を環八方面へ。TSUTAYA右手路地入る。
 公式ブログ「楕円生活の方法」 http://daenseikatsusha.blog.fc2.com/


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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

天王町 居酒屋「おもいで横丁」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第619回 2016年7月10日(日)  【地域別】 【時間順】 【池上線】 【がっかり集】



 天王町 居酒屋「おもいで横丁」


  ~ 信用できる三〇〇円均一居酒屋 ~


  

 
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 二八〇円均一とか、二九〇円均一とか、三〇〇円均一とか、そういう居酒屋チェーンの看板を繁華街でよくみかける。
 いわゆる、「激安均一価格居酒屋」である。しかし、看板につられて、いざ入ってみると、量、質ともに残念な気持ちにさせられる時が多い。繁華街に出店、家賃は高いけれど、少ない従業員で回し、大量一括仕入による薄利多売で利益を生む商売である。しかし、いざ入店してみると残念な気持ちにさせられることが多いのだ。そして、テーブルとテーブルの間が異様に近く、詰め込まれた感じを受ける店が多い。

 そんな大規模チェーン店の一つと思い、しばらく入店せずにいたお店があった。調べてみると、横浜駅近くの鶴屋町と相鉄線天王町駅前の2店のみ。大規模チェーンではなかった。店名は「おもいで横丁」。しかし、あの「新宿おもいで横丁」とはまったく関係がないようだ。

 正面から見ると、外観はちょっと派手である(下写真)。

 

 実際に入店してみると、これがなかなか良かった。一年近く前に入店してからパートナーのSAKURAと二人、ともにお気に入りの店となっている。
 間口が狭く、奥に長いビルの一階。建物正面の右手に地下の別のお店に降りる階段がある。回り込んで階段で、二階、三階の別のお店に行ける。その階段近くまで通路を行くと正面入口。その通路を眺められるような位置、左手にガラスで囲われたカウンター席のみの空間がある。空間の前に白い提灯が六つ並ぶ。ここは、お店の奥のほうの空間と独立した場所になっており、一人または二人の時はここが良いかもしれない。
 入口を入って中央の通路を挟んで左手は調理場、右手には六席テーブルが手前から奥へ五列並んでおり、その向こうにやはり六席のテーブルが方向を変えて置いてある。
 一番奥にトイレが二箇所。その手前の左手は広くなっていて、十人テーブルが一つある。その手前、調理場の向こう側にカウンター席が五席。ここも一人客には良い席である。

 日曜日なので店内は比較的すいていた。手前から数えて五つ目の六人テーブルに通された。奥壁のテレビが見やすい。
 まずは、SAKURA生ビール中ジョッキ(三〇〇円)。
 そして、私はホッピーセット白氷無し(三〇〇円)。ホッピーセット三〇〇円均一商品の一つに入っているのは驚異的である。最初からジョッキに氷とともに焼酎とホッピーを入れてあり、一本のホッピーを使いまわすような姑息なことはしない。ちゃんとジョッキに焼酎が入り、ホッピーも一瓶ついてくるのだ。ホッピー瓶の原価を考えれば、申し訳ないほどに安い。しかし、これは目玉商品として是非続けて欲しいと思う。お通しは三〇〇円。今日は筍煮であった。日によって違うが今日は「当たり」である。
 
 ホッピーと生ビールでのどを潤し、注文である。
 アボカドの刺身(三〇〇円)は、ノリの佃煮など、四種のディップがついていて良いつまみになる。
 そして、焼きそば(三〇〇円)はしっかりとした量。実際、他のテーブルの方々も頼んでいた。

 自宅ではなかなか作れない煮魚から一品、カレイの煮付け(三〇〇円)を頼む。ここは全体に魚料理が素晴らしい。

 私はの二杯目はホッピーセット黒氷無し(三〇〇円)。SAKURAによれば、ホッピーセットを八〇〇円で売っているお店が最近あったそうで、商売をされる方の自由ではあるがホッピーファンとして許せない私がいる。

 テレビでは懐かしい時代劇ドラマ「剣客商売」が流れている。
 店内にはレトロ感を大切にした品物が並ぶ、招き猫、古い理容室の回転看板、黒電話、古い手さげ金庫、ホーロー看板、昔のラジカセ。まさに、「昭和のおもいで」がコンセプトなのである。
 
 日本酒は種類は少ないが安くて美味しいものを揃えている。
 SAKURA新潟県清酒八海山(三〇〇円)、私は土佐鶴本醸辛口(三〇〇円)。升にグラスを入れて上から注ぎ、グラスから升にこぼれる一般的な提供方法。同時に氷水を持ってきてくれる。細やかな心遣いである。

 日本酒にあうつまみとして、SAKURA刺身三点盛り(三〇〇円)を頼む。
 これがマグロカンパチトロサーモン三点盛り。マグロの切り身が厚い。

 「これが三〇〇円は驚きだね」と
 「今日は大当たりだね」とSAKURA

 午後六時から七時半まで一時間半ほどの滞在。お勘定は入口脇のレジでする。二人で三千三百円で税込は三八八八円。やはり安い。

 Wi-Fiが入るのはネットが無くてはいられない我々夫婦にとって助かる。
 料理のクオリティの高さと量、基本三〇〇円の安いお値段で勝負している。
 
 因みに三〇〇円均一商品の他に刺身の点数が増えたり、その日特別に入った魚介類などは「おすすめ」として別料金のものも少しは用意されている。適正な値つけで頼んでがっかりしたことはない。
 前述した通り、横浜の鶴屋町にも支店がある。
 
 ここは信用できる三〇〇円均一居酒屋である。



 

天王町 居酒屋「おもいで横丁」
住所 神奈川県横浜市保土ヶ谷区天王町2-46-18 第8増田ビル1F
電話 045-332-7779
定休日 なし
営業時間 16:00~24:00
交通 相鉄線天王町駅下車徒歩30秒。




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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

藤沢 やきとり「みなづき」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第618回 2016年7月9日(土)  【地域別】 【時間順】 【池上線】 【がっかり集】



 藤沢 やきとり「みなづき」

  ~ 酒場の宝庫「藤沢」駅近く・路地に古典酒場発見  ~


 
 
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 この日は藤沢にSAKURAと二人向かった。
 藤沢の湘南画廊でSAKURAがニューヨークでロフト暮らしだった頃の友人、彫刻家の熊坂兌子氏の展覧会を観る為である

 THREE ARTISTS in ONE FAMIRY 熊坂満・SAIL SWARZ・ 熊坂兌子 / 湘南画廊 7/6-7/24

 熊坂兌子氏の作品に加え、お父上である熊坂満氏、ご主人であるSAIL SWARZ氏の作品を紹介する作品展。こちらの湘南画廊での作品展をはじめ、東京で行われた作品展にも何度も二人でうかがっており、毎回、感動をいただいている。
 そんな素敵な作品を見た後でも、居酒屋好きの二人は、おしゃれな湘南フレンチやイタリアンなどには寄らず、実は居酒屋の宝庫である藤沢の町を居酒屋探偵巡りであった。
 そして、普通なら見つからないような暗い路地の中にこちらのお店を発見したのである。JR藤沢駅徒歩2分、小田急江ノ島線藤沢駅からなら1分という近さにあるやきとり「みなづき」さん(下写真)。まったく、偶然の出会いである。
 
 

 店の右手には持ち帰り用のやきとりの入った冷蔵ケースが置かれ、右手の焼き台が見える。
 左手にはビールケースが無造作に積み上げられ、紺地に赤く「やきとり」と書かれた暖簾がかかっている。もちろん、年季の入った赤提灯もある。
 暖簾をくぐり中に入ってゆく。右手にカウンター席が8席、カウンターの中が調理場である。マスターと若い女性の従業員の方。
 左手の階段をあがると二十席ほどのテーブル席があるようだ。
 一期に、二人とも興奮をしてしまう風情。年季の入った酒場は我々をウキウキさせるのだ。
  まずは、瓶ビール中瓶(五八〇円)とグラス二つ。そして、やきとりである。
 かしら(一三〇円)、なんこつ(一三〇円)、はつ(一三〇円)を各二本づつ。めかぶ(三二〇円)も頼む。

 瓶ビール中瓶の2本目を注文。そして、ホッピーセット氷なし(四二〇円)。

 カウンター上に珍しい焼酎のボトルを発見。糖蜜ととうもろこしで造ったサッポロ焼酎(写真)。なかなか、出会わないボトルである。

 

 おすすめのジャガイモと塩辛の炒め物(四二〇円)を頼む。
 ここで、北海道出身のSAKURAの北海道自慢の話になる。その流れでマスターが日本最西端の島、与那国島の御出身であることがわかり、北と南の話でもりあがった。与那国島には沖縄本島とも違う、固有の文化があるのだ。

 冷酒(八四〇円)に切り替える。

 焼き物は、もつ味噌(一五〇円)とししとう巻き(二一〇円)を一本づつ。
 SAKURAししとうの辛いのによく当たる。シシトウを一個づつ食べてみる。いつものロシアンルーレットだ。オールクリアだった。

 定番のレモンサワー(四二〇円)も飲む。

 美しいジャガイモが目の前にある。故にジャガバタ(三二〇円)を頼む。
 銘柄はキタアカリとのこと。ジャガバタのできあがりの美しさに感動する。

 瓶ビール中瓶、さらに、生酒と飲んでしまう。二人とも機嫌が良い。
 午後五時半から午後七時過ぎまでの滞在。御勘定をお願いする。二人で六〇二〇円。

 再訪を告げて、外にでる。路地を出て、人通りの多い商店街で空を見上げると美しい夕暮れの空であった。

  

 藤沢には居酒屋がまだまだ豊富にある。また来てみたい。
 子供の頃、湘南電車と呼んでいた電車に乗って帰路についた。

 

藤沢 やきとり「みなづき」
住所 神奈川県藤沢市南藤沢2−1−3 (株)ダイヤモンドビル
電話 0466-26-9268
定休日 日曜日
営業時間 16:00~23:30
交通 JR藤沢駅下車徒歩2分。小田急江ノ島線藤沢駅下車徒歩1分。江ノ電藤沢駅徒歩3分。




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テーマ : 居酒屋
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蒲田 立飲み集会所「日本酒人」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第617回 2016年7月6日(水)  【地域別】 【時間順】 【池上線】 【がっかり集】



 蒲田 立飲み集会所「日本酒人」


  ~ 酒を試すのによい立ち飲み店  ~

  


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 東急池上線と多摩川線の蒲田駅ホームの北側にある「バーボンロード」の数ある立ち飲み店の中にあって、味、量、安さ、運営方法などで異彩を放っていた立ち飲み店がかつてあった。初めての来店客はとまどうばかり、しかし、店内は常連客で満員盛況であった。十年ほど前、居酒屋ブロガーの間でもそのお店のことは書かない、名前を出さないという暗黙のルールのようなものがあって、私も紹介することはなかった。
 その店のあった場所に新しい立ち飲み店が去年秋に出来たのである。

 少しだけ時間が出来た時に蒲田駅西口の「バーボン・ロード」は選択肢が多く助かるのである。
 SAKURAと「一時間だけ」という限定で入ったのは日本酒を三〇〇円からという安い価格で呑ませる立ち飲み店、立飲み集会所「日本酒人」である。

 

 「日本酒300円、つまみ100円」という看板は魅力的である。
 
  

 店内に入ると、左手にカウンターがあり、十人近く立てるようである。さらに、右手の壁際にも入口から奥にかけて壁カウンターが作ってある。さらに奥は少し広い空間になっていて、壁際にテーブル席がつくってある。周囲に立つか、置いてある簡易的な椅子に座ることもできるようだ。
 我々は一番奥のテーブルについた。SAKURAは椅子に座らせてもらい、私はやはり立って飲むことにした。
 まずは、恵比寿瓶ビール中瓶(四八〇円)をもらい。私は石川県の加賀鳶辛口純米(三〇〇円)を頼む。メニューに酒ごとの注文番号があって、加賀鳶辛口純米8番立飲み集会所「日本酒人」と書かれた専用の利き酒用ぐい飲みで提供される。(下写真)

  

 酒に合うつまみが豊富に用意されている。まずは、さつま揚げ盛り合わせ(三〇〇円)を注文、さらに、佐賀産塩のり(一〇〇円)とアジ刺(三八〇円)も追加した。

 水のボトルとグラスを出してくれるのが良い。水を飲みながら酒を試してゆくのはとても助かる。

 二杯目は、福島県のお酒、自然郷夏芳醇純米(四〇〇円)、注文番号は4番

 「4番くださいと」と言えばよいのは、間違いがなくてよい。

 自然郷(しぜんごう)は思い出のある酒である。二十年近く前、自然郷活性にごりを人生の師匠たる方から何度もいただいて、好きになった。やはり、美味い。

 さつま揚げが美味しかった。塩のりアジ刺もちゃんとしている。

 SAKURAが食べてみたいのいうので、いぶりがっこ(二〇〇円)も頼む。

 マスターに開店日を聞いてみる。
 昨年、2015年10月17日開店とのこと。定休日は今のところ無いそうだ。

 三杯目は、南部美人特別純米(三〇〇円)、注文番号17番である。

 これも美味しかった。

 酒は、三〇〇円四〇〇円五〇〇円、そして、それ以上の様々なものがあって豊富だ。

 進化した酒試飲店としても使える。このシステムはとても助かる。

 午後6時45分から7時45分まで一時間の滞在。二人で酒三杯とビール一本、つまみを四品でお勘定は税込み二六五七円であった。




蒲田 立飲み集会所「日本酒人」
住所 東京都大田区西蒲田7-63-8 バーボンロード
電話 03-6428-6306
定休日 なし
営業時間 16:00~24:00
交通 東急池上線・多摩川線蒲田駅下車徒歩3分。JR京浜東北線蒲田駅下車徒歩4分。




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テーマ : 居酒屋
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天王町 もつ焼き「まる福酒場」 

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居酒屋探偵DAITENの生活 第616回 2016年6月4日(土)  【地域別】 【時間順】 【池上線】 【がっかり集】



 天王町 もつ焼き「まる福酒場」

  ~ 帷子橋のたもとでもつ焼き ~


  


 
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 居酒屋の開店時間が早くなる傾向にある。
 土曜日は仕事が休みな人も多く、早い時間に飲みたいという気持ちになる方が多いのも当然だ。
 元々、東京下町の老舗有名居酒屋は早い時間から営業している場合が多かった。
 最近は若い方が始めた居酒屋でも午後四時営業開始のお店が増えている。
 そんな店が相鉄線天王町駅の近くにもあった。
 駅改札を出て左手へ。その道は旧東海道。五十メートルほど行くと帷子川(かたびらがわ)という川が流れており、そこに帷子橋(かたびらばし)という橋がかかっている。実はこれは何度かの改修の結果の川の位置であり、元々江戸時代には天王町駅の南側の今は公園になっている場所にあったそうである。広重「東海道五十三次之内 保土ヶ谷」は、この場所にあった橋を描いたものとのこと。公園内に旧帷子橋をイメージした場所がつくられ、旧帷子橋の表示や「江戸日本橋より八里」の石碑もある。

 今の帷子川にかかる帷子橋近くに、今日のお店、もつ焼き「まる福酒場」さんがある。
 すでに何度も来店したことがあり、この日も午後四時の開店をお店の前で待った。
 橋のたもとにいると、川風が気持ち良い。

  

 店の右手に焼き台の前の窓があり、左手に入口の扉。
 入口の左手がインフォメーションコーナーになっており、写真付きのメニューやアルバイト募集などの情報がある。
 これを見たあと、開店の時間近くなったので、SAKURAと二人、扉の前に立った。

  

 開店時間になった。二人で中へ入る。

 「いやっしゃいませ、四人様ですか?」
 「・・・・いえ、二人ですけど・・・」
 
 振り返ると我々の後ろにも男性の方が二人並んでいたのである。

 「あっ、別々です・・・」

 店内、入口右手に四人ほどのカウンター席があり、左手手前に壁に向かって四人席、その向こうに四人席五席と二人席が一つある。入口よりも奥が広くなっているのだ。我々は奥の左手の四人席に座った。

 さらに、二組ほどお客さんがこられ、午後四時からすでになかなかの盛況である。

 SAKURAは生ビール中(三九〇円)。私はホッピーセット白氷なし(四五〇円)である。
 お通し(二九〇円)が飲み物と共に出てくる。
 すぐに焼き物を頼む。
 はつ(一二〇円)、かしら(一二〇円)、たん(一二〇円)、とりねぎま(一二〇円)。すべて塩でお願いする。そして、おつまみキャベツ(二〇〇円)を一つ。

 もつ焼きは大ぶりで、その日に仕入れたもつを処理、店内で串打ちをしているとのことで、どれも新鮮でうまい。

 次は酒にすることにした。
 徳利熱燗(五八〇円)とおちょこを二つたのんだ。
 
 前述の帷子川と保土ケ谷駅方面から流れてきている今井川とが天王町駅の西側で合流しており、天王町は川の町である。川のある町は空気の流れがよい。
 ゆっくりと燗酒をのむ。土曜日の午後、外の明るいこの時は、時間そのものの流れも遅いような気がする。
 
 お勘定をお願いする。
 外税なので二六八〇円プラス消費税であった。
 
 午後四時ぴったりから午後五時まで一時間の滞在。
 外へ出る。前の道は旧東海道、帷子川の帷子橋から景色をみる。
 空が広い。遠くに横浜ランドマークタワーが見えた。



天王町 もつ焼き「まる福酒場」 
住所 神奈川県横浜市保土ヶ谷区天王町2-47-2
電話 045-333-7793
定休日 年中無休
営業時間 16:00~24:00
交通 相模鉄道本線天王町駅下車徒歩1分。




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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

武蔵新田 居酒屋「べーやん」第4回

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居酒屋探偵DAITENの生活 第615回 2016年6月3日(金)  【地域別】 【時間順】 【池上線】 【がっかり集】





 武蔵新田 居酒屋「べーやん」 第4回

  ~ 完全禁煙居酒屋のおきて ~

  

 
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 ご無沙汰していた武蔵新田の禁煙酒場「べーやん」に寄ることができた。
 あまりにも忙しく、平日の仕事帰りにどこにも寄れずに戻ることが多いのだ。
 武蔵新田駅の多摩川方面の改札を出て、すぐ脇の踏み切りを越え、多摩川線の線路の北側沿いの道を渡り、すぐに、環状八号線が見えてくる。その環状八号線を渡って、左角にレバフライで有名な「肉の茨城」さんを見ながら進むと、環状八号線と平行に走る道路にでる。その道路を渡り斜め右へゆく道に出るとすぐ右手に禁煙酒場「べーやん」さんがある。まったく行かなかったわけではないけれど、前回紹介させてもらった第三回二〇一五年十一月四日(水)であるから記事にするのは半年ぶりである。

 店の外側、右手の辺りに解りやすくメニューが掲示されたのは前回と変わった点である。
 のれんの脇から中をのぞき少し開いた扉に手をかけて引き、中に入る。

 「ああ、お久しぶりです」べーやんマスターのひっそりとした笑顔が良い。

 本当に久しぶりの訪問である。
 それでも私が何も言わなくてもべーやんマスターは行動開始。

 「これですよね」
 冷えたジョッキ冷やした焼酎のボトルが手元に。
 よくお解りである。

 「はい、よくおわかりで」

 いつものように「三冷ホッピー」を出していただいた。

 ホッピーセット氷なし(三五〇円)である。

 ホッピーを呑む、美味い。

 店内のメニューがずっとわかりやすくなったようである。
 それにしても、安い価格である。

  

 そして、「禁煙酒場」を示す表示。雑誌を持って帰ってしまう人がいるのだろうか。

  

 私が誰であるかを知ってくださっているお客様がいらっしゃった。

 「だいてんさんですよね」と笑顔の常連の方。
 私のブログがきっかけでこちらに来店するようになったとのこと。
 実に嬉しいことである。
 
 「最近、横浜のほうばかりですよね、さみしいです」と、やさしく笑顔でご指摘。
 「もっと、東京方面も取材してゆきたいのですがなかなか・・・」と、恐縮する。

 つまみは、いつものように、本日のぬた(三五〇円)。
 リーズナブルでうまい定番の一品である。 

 べーやんマスターのポリシーを示す文章があった。(許可をいただいて掲載)

  

 
 料理の注文について

 当店は、従業員が1人しかおりません。1組のお客さんが大量に注文されると、他のお客さんが長時間待つことになります。
 このため、食べ物の注文は、以下のように1回の注文につき最大3品までとさせていただきます。

 2重丸がついている(調理に時間が掛かる)料理 1品まで
 2重丸以外の料理 2品まで
 1度に注文できる料理は、上記合計の3品まで

 再度注文をされる場合は、テーブルの料理を食べ終えてから注文をお願い致します。
 ドリンクに関しては、特に制限はございません。
 ご協力の程、よろしくお願い致します。

 一人で営業されているうえでの苦肉の策であり、誠実なやり方だと思う。
 大規模チェーン店のように注文してしまう方々がいたのかもしれない。

 チューハイ(二五〇円)と、ポテトサラダ(二五〇円)を頼む。

 クラッカーにディップとして塗って食べたいポテトサラダであった。

 最後は、ドクダミハイ(二三〇円)である。
 
 最近、ご無沙汰している近隣のお店のことなど話した。

 午後六時から七時半まで一時間半の滞在。お勘定は一四三〇円であった。
 いつもながらリーズナブルである。

 禁煙なので空気が良い。
 適度に料理を注文して、適度に呑み、適度に話して帰ってゆく。
 「注文の多い料理店」のように思う方もいるかもしれないけれど、
 漢字ではないひらがなのゆるい「おきて」を守って静かに飲べば楽しい。
 お客様たちはそれを求めて集まるのである。



武蔵新田 居酒屋「べーやん」
住所 東京都大田区千鳥2-36-1
電話 080-3313-8164
定休日 日曜日
営業時間 17:00~23:00(22:30ラストオーダー)
交通 多摩川線武蔵新田駅下車徒歩1分。




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テーマ : 居酒屋
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二俣川 やきとり「鳥藤」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第614回 2016年5月22日(日)  【地域別】 【時間順】 【池上線】 【がっかり集】


 ※2016年6月29日 1,440,000カウント通過。感謝!
 
 二俣川 やきとり「鳥藤」

  ~ 作られたレトロではない古典酒場 ~


 


 
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 相鉄線は横浜駅から海老名駅に至る相鉄本線と、その相鉄本線の途中の二俣川駅から分岐して湘南台駅まで至る相鉄いずみ野線からなっている。現在、相鉄線の西谷駅からJR東海道貨物線横浜羽沢駅付近に建設中の羽沢駅までの相鉄・JR直通線が平成三十年まで建設中であり、羽沢駅から新横浜、新駅の新綱島、日吉に至る相鉄・東急直通線を平成三十一年まで建設中である。相鉄・JR直通線では湘南新宿ラインと同じ線で新宿方面へ、相鉄・東急直通線により渋谷方面、目黒方面へ直通で行けることになる。
 また、横浜市の鉄道計画によれば鶴見から日吉、二俣川、港北ニュータウン、中山、二俣川、東戸塚、上大岡、根岸、元町・中華街に至るという横浜環状鉄道も二俣川は通ることになっている。
 ターミナル駅である二俣川駅南口ではタワーマンションを中心として大規模再開発事業が行われている。
 しかし、それはそれで素晴らしいことではあるけれど、我々の興味は駅反対側にあった。北口側は南口側よりも早くから駅ビルやショッピングセンターが作られ、開発は早かったようだ。改札と同じ階でそのままデッキによりつながっている商業ビルアルコットで買い物を済ませたSAKURAは、同ビルの裏側の古い商店街へと足をむけたのであった。そして、巡り巡って様々なお店の中から選んだのがこの一番地味なお店。やきとり「鳥藤」である。

  

 赤提灯には無造作に「鳥藤」と書いてある。入口の上の古い提灯四つに「や」「き」「と」「り」とある。外にメニューや説明的なものは何も無い。
 アルミサッシではない格子の木戸のガラス越しに中が見える。ゆえに、店内には家族連れらしき先客三人の姿。迷わず入ることにした。

  

 カウンターのみ八席。
 手前の三人家族の御常連の後ろを「すみません」とSAKURAが言いながら少し背中側を空けてもらい入っていった。間口の狭いお店である。

 カウンターの中には大将一人。
 瓶ビール中瓶(五六〇円)を頼む。

 お通しではなく、サービスクラッカーと韓国のり

 大将は「サービスです」とだけしか言わないが、
 「これを食べながらおとなしくやきとりが焼けるのを待っていてください」という意味である。

 ハツ(一二〇円)、タン(一二〇円)、カシラ(一二〇円)を各二本頼む。

 木札の品書には、他にトリネギブタバラカワシロもあった。
 お酒の品書はビール中瓶(五六〇円)、日本酒大(六〇〇円)、日本酒小(三〇〇円)、烏龍割り(三四〇円)、緑茶割り(三四〇円)と実にシンプル。

 日本酒大(六〇〇円)とおちょこを二つ、お願いする。
 家族連れの楽しそうな話を聞きながら、二人静かに飲む。
 テレビは相撲中継。白鵬が鶴竜に勝って全勝優勝である。日曜日の夕暮れ時の居酒屋での相撲中継は実に楽しい。
 そして、優勝が決まった後は、マスターがすぐに切り替える。もちろん、日曜日の夕暮れ時は「笑点」

 棚に並ぶ、ボトルキープ用の焼酎はそば焼酎雲海
 やがて、常連の方が登場。七人のカウンターに六人となり、すぐに満席の雰囲気となった。

 午後五時から午後六時半まで一時間半ほどの滞在、お勘定は二人で一八八〇円であった。

 相撲の興奮、「笑点」の笑い、やきとりの味、お酒の酔いの心地よさ、すべて、日曜日の楽しみである。

 新しく変わりゆく相鉄線沿線の街であっても、また、作られたレトロではない古典酒場を探して歩きたいものである。


 

二俣川 やきとり「鳥藤」
住所 神奈川県横浜市旭区二俣川1-45-71
電話 045-363-5302
定休日 ?
営業時間 ?
交通 相鉄線二俣川駅下車徒歩4分。



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ジャンル : グルメ

天王町 焼き鳥「とりいちもんじ」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第613回 2016年5月21日(土)  【地域別】 【時間順】 【池上線】 【がっかり集】



 
 天王町 焼き鳥「とりいちもんじ」

  ~ いくつもの顔を持つ街のいちもんじ ~

  


 
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 相鉄線の横浜駅から三つ目が天王町駅である。
 「天王町」は様々な「顔」を持った街だ。
 まずは、商店街としての顔。天王町駅の北側、帷子川を渡った先、八王子街道の向こう側には「ハマのアメ横」として有名な洪福寺松原商店街があり、その手前には、駅前から帷子川を渡った向こう側、旧東海道の左右と、そこから西にのびてイオン天王町店まで続く、シルクロード天王町商店街がある。
 また、天王町駅の西側には三本の高層タワー棟と八つの低層棟、ベリーニの丘に代表される美術館を思わせる公園を持つビジネスセンター、「横浜ビジネスパーク」がある。天王町駅と隣の星川駅の間は高架化の工事がすすめられており、新しいビルや施設が作られてゆくようだ。これが二つ目のオフィス街としての顔である。
 さらに、三つ目の顔は、天王町駅の南側、JR保土ヶ谷駅方向の環状一号線沿いにひろがる静かな住宅街としての顔である。

 しかし、近年、「横浜ビジネスパーク」の東側の神戸町の住宅街の中に飲食店が点在し、天王町駅と保土ヶ谷駅とのちょうど真ん中辺りの大門通り交差点周辺とあわせて飲食街の様相を見せているのである。
 神戸町には中華料理2軒、やきとり、そば、マグロ料理の店、インド料理店、お好み焼き、フレンチ、イタリアン等があり、大門通り沿いにはイタリアンが3軒、インド料理、ステーキハウス、お好み焼き店、小料理屋、すし店などがあって、交差する環状一号線沿いには、ラーメン、中華料理店2軒、とんかつ、食堂、老舗のうなぎとてんぷらの店、すし店が2軒、焼肉店、洋食店、割烹、フレンチ、ハンバーガーショップ、ハワイ料理、バー、串揚げ店、そして、焼き鳥店がある。
 今回は大門通の交差点から少し保土ヶ谷駅方面へ歩いたところにあるその焼き鳥店、焼き鳥「とりいちもんじ」さんに入ってみることにした。
 
 

 以前から昼から夜遅くまで営業している同店が気になっていた。
 実は浅間町の有名店、やきとり「たにむら」さんの二号店なのである。
 近隣に意外と焼き鳥店がないのでこの場所への出店は正しいといえる。
 周辺の住民や前述のビジネスパークからの仕事帰りのビジネスマンで連夜盛況の様子。
 さて、お互いに忙しいSAKURAと待ち合わせたのは土曜日の午後三時であった。
 早い時間から呑めるお店は助かる。

 しかも、表の看板には午後五時までは飲み物のみ半額と書いてある。
 
 まずは、ホッピーセット白氷なし(五〇〇円)を半額で。
 ジョッキの焼酎にホッピー瓶をさかさまにして投入。休日の昼間の酒はやはり美味い。
 少し遅れて登場したSAKURAは生ビール(五〇〇円)を半額で。
 私も一緒に二杯目のホッピーセット黒氷なし(五〇〇円)を半額で。

 料理は蒸し鶏あっさりサラダ(三八〇円)と串おまかせ5本セット(六五〇円)もあるけれど、夕食前でもあるので、一本づつ頼むことにした。

 メニューを見ると、五種類の定食がある。卵かけご飯定食唐揚げ2個付き(五〇〇円)に心ひかれる。

 蒸し鶏あっさりサラダを食べていると一本づづ、焼けたそばから串を持ってきてくれる。
 もも(一四〇円)、ぼんじり(一四〇円)、はつ(一四〇円)、レバー(一四〇円)の順である。
  丁寧に焼いてあり、どれもうまい。特にはつが気に入った。

 「二杯目は何にしようかな・・・あっ三杯目だった」と私。
 「あと1時間、半額時間なんで、バンバン飲んで下さい。」とお店の方。なんだか申し訳ない。
 「それじゃ、生ビールとジャスミンハイお願いします。」

 SAKURAは二杯目の生ビール(五〇〇円)、私はジャスミンハイ(四二〇円)、半額で。

 鶏肉じゃが(四二〇円)も頼む。ジャガイモが主役ではなく、鶏肉が主役の煮込みである。

 外は明るい、通る方々がみんな中をのぞいてゆく。間口の狭いお店でガラス越しに中が見える店は、人の習性としてついつい覗いてしまうのかもしれない。

 私は四杯目の温習みかんサワー(四二〇円)、これも半額。
 ドリンクの濃い目はプラス100円とのこと。

 また、お通しが無いのが素晴らしい。
 居酒屋でがっかりさせられるのは、貧弱で高めのお通しに出会った時である。
 とりいちもんじさんにはそれがないのが良い。

 ついつい呑んでしまった土曜日の午後であった。
 夜きてみたいと思う。しかし、私が通る夜の時間帯はいつも店内は盛況で席が無い様子。
 最近は貸切などもある。人気店なのだ。
 

 「とりいちもんじ」さんが開店したその日のことを思いだした。
 
 いちもんじさんの店長さんなのだろうか、近隣のあるお店の前でそのお店の方と立ち話をされていた。

 「僕、もう、2日寝てないんですよ」と笑顔でおっしゃっていた。

 客商売の開店時はたいへんである。そんな苦労の結果の現在の盛況に違いない。

 午後、三時から四時半まで一時間半ほどの滞在。お勘定は二人で二七八〇円であった。

 下の看板は平日夜に外に出ていた看板。千円のお得な乾杯セットが三種類。夜もリーズナブルである。

 



天王町 焼き鳥「とりいちもんじ」
住所 神奈川県横浜市保土ヶ谷区岩間町2-162 ハイツ苅部1F
電話 045-744-7490
定休日 水曜日
営業時間 11:30~25:00
交通 JR保土ヶ谷駅下車徒歩6分/相鉄線天王町駅徒歩5分
https://www.facebook.com/toriichimonnzi/


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横浜 立呑「ちょいのみてい横浜処」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第612回 2016年5月15日(日)  【地域別】 【時間順】 【池上線】 【がっかり集】



 
 横浜 立呑「ちょいのみてい横浜処」

  ~ 横浜駅前ファストフード立ちのみ ~

  

 
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 時間がない時でも、ちょっと呑みに寄りたい時がある。
 それには駅のそばがいい。相鉄線の横浜駅西口側にそんな立ち飲みの店がある。
 場所は横浜駅西口側の水路と相鉄線の横浜駅に挟まれた三角地帯。古くからある歓楽街だ。
 相鉄線の地上改札を出て、西口側の交番の右手の道を入って行き、相鉄ムービルへ水路の上を渡れる歩道橋が見えたら手前の路地を左手へ。そのすぐ左手に今日の店、立呑「ちょいのみてい横浜処」があった。
 以前から一度は入ってみようと思いながらいつも店内がいっぱいの様子で、なかなか入れなかったのである。
 この日は日曜日。SAKURAと二人、様子をうかがいに来たのである。

  立呑「ちょいのみてい横浜処」外観

 横浜 立呑「ちょいのみてい横浜処」はもちろん立呑のお店ではあるけれど、入口の左右にはビールケースとテーブルが置かれ、座って飲むことができる。この日も年配の方々がそのビールケース席に座っておられた。
 中をのぞく。いつもよりもずっと空いている。左手にカウンターがあり、その中に若い女性が二人。ちょうどマクドナルドのようなファストフードの注文カウンターのようである。

 その手前に「トレイにお箸とおしぼりをのせてください」と書いてある。

 まずはトレイを手にとり、それを置いて女性たちに飲み物とつまみを頼み、飲み物を受け取り、すでに小鉢にもられているつまみはトレイに乗せ、場所に持ってゆく。調理が必要なものは出来上がった時に呼ばれるシステム。支払いはもちろん先払いである。
 入って、右手には高い立ち飲みテーブルがたくさん並び、左手の奥には先ほどの注文カウンターにつながってカウンターがあり、さらに、壁側にもカウンターがある。詰めて立てば、三十人くらいは立って飲むことが出来るだろうか。
 頼んだのは私がホッピーセット白(三五〇円)、SAKURA生ビールプレミアムモルツ(四〇〇円)。
 つまみは、なすの煮浸し(三〇〇円)と塩モツ(三〇〇円)。メニュー(下記写真)をみると、三〇〇円から四〇〇円までの価格帯が主である。午前十一時三十分から午後二時までの間はランチタイムで、鶏唐揚げ定食(六〇〇円)と鶏マヨ丼(六〇〇円)があり、一品料理一つと併せて頼めるごはんセット(二五〇円)が便利だ。

 

 一杯とツマミでサッと飲み、セルフで返却口へトレーごと返すお客様。

  「おそれいりま~す」と若い女性スタッフ。

 思えば、マクドナルドのようである。午前十一時三十分から午後十一時まで、いつでも飲めて、食事もできる。
 「ちょいのみてい横浜処」は、まさにファストフード的な立ち呑み店である。
 トイレに行ってみると、ホッピーに関する手書きの説明が貼ってあった。読んでみる。今はホッピーもずいぶんと知られる存在となってきた。ホッピーの説明を何度も何度もしたものである。
 なにやら、懐かしい気持ちになった。

 

 日本酒を呑まない若い方が多いのだろう。

 「日本酒はおやじの飲み物じゃなーい」というキャッチが良い。

 実に啓蒙的なトイレであった。

 

 やはり、啓蒙された結果、松竹梅豪快常温(三〇〇円)を注文カウンターへ行って頼む。日本酒はおやじの飲み物でもあるのだ。
 つまみは、ねぎま(一五〇円)を二本。お酒をうけとり、自分たちの場所へ戻る。

 テレビは野球、やはり、阪神対横浜ベイスターズのデイゲーム。音楽は懐かしいジャズボーカル。

 「ねぎま二本の方~」とギャル的な女性に呼ばれて取りに行く。

 午後三時から四十五分ほどの滞在。
 ファストフードでは長居は無用である。
 
 因みに、前述した相鉄ムービルの中にも立呑「ちょういのみていムービル処」という支店があり、そちらの方が広い店舗となっている。そのうち行ってみようと思う。

  

立呑「ちょいのみてい横浜処」
住所 神奈川県横浜市西区南幸1-5-29 タキビル 1F
電話 045-321-0501
定休日 年中無休
営業時間 11:30~23:00
交通 相模鉄道横浜駅下車徒歩1分/横浜市営地下鉄横浜駅下車徒歩1分/東急東横線・みなとみらい線横浜駅下車徒歩3分/JR線横浜駅下車徒歩4分/京浜急行横浜駅下車徒歩5分



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戸部 大衆酒場 「もりや」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第611回 2016年5月7日(土)  【地域別】 【時間順】 【池上線】 【がっかり集】



 
 戸部 大衆酒場 「もりや」

  ~ 戸部杉山神社の狛鼠に誘われ、横浜市民酒場へ ~

  

 
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 横浜の交通機関は、東海道線湘南新宿ライン横須賀線京浜東北線横浜線のJR系路線、地下鉄は横浜市営地下鉄ブルーライン、私鉄系では東横線みなとみらい線相鉄線京浜急行と、横浜駅を中心に十本の路線が放射状に広がっており、市内の移動も一度は横浜駅を通らなければならないようになっている。
 しかし、歩くという選択肢を選べば、中心地では異なる路線の駅と駅の間を散歩する楽しみもあるのだ。

 SAKURAと二人、相鉄線の天王町駅から以前に紹介した西区の藤棚商店街を通り、西区役所方面へ行き、京浜急行の戸部駅から横浜市営地下鉄ブルーラインの高島町方面へと歩いてみることにした。今回の散歩の道筋はちょうど国道1号線(東海道)の南側の地域を歩くことなった。

 藤棚商店街の東の端からすぐの場所の横浜市西区役所のすぐ北側に神社があった。
 この杉山神社は戸部杉山神社とも呼ばれている。杉山神社は横浜市内に三十五社もあり、特に保土ケ谷区には川島町、星川、和田、仏向町、上星川、西久保町、坂本町に杉山神社がある。

  

 杉山神社の境内、本殿の前の左右には「狛犬」ならぬ「狛鼠」が並んでいる。左がメス、右がオスだそうである。
 

  

 杉山神社を参拝してから少し歩くと、かつてそこにあった公務員伊勢町公舎の建物群が取り壊された跡の白い壁に囲まれた広大な地域に出る。工事現場の白い壁と壁の間を抜けて、広い道にでると左へ。歩いてゆくと国道1号線に出た。まっすぐ行けば相鉄線平沼橋駅に出る。右に曲がり国道1号線を歩くと、懐かしい風景に出会った。
 古い建物のお店の軒先に貼り出した屋根。その下を通ってゆけば雨に濡れずに買い物ができた。
 その屋根下を歩く光景を幼い頃、横浜でよくみたものである。

  

 軒先の屋根を抜けて、歩道を歩いてゆくと右手に京浜急行の戸部駅があった。戸部駅の周囲には良い居酒屋が多い。しかも、横浜市民酒場に登録されているお店もあると聞いて、今回はSAKURAと二人、歩いてきてみたのである。

  

 京浜急行戸部駅前からずいぶんと歩き、あと少しで横浜市営地下鉄の高島町駅の手前に良い店を発見した。
 
 大衆酒場「もりや」さんである。店の入口の上に「もりや」というネオン看板が少し派手ではあるけれど、赤提灯も無く、白い暖簾も含め、オーソドックスな外観である。
 暖簾をくぐり中に入ってみる。土曜日の午後六時前でおよそ八割の入り。左手にカウンター席が六席。カウンターの中は調理場である。カウンター前がやはり特等席だ。店内は思いの外広く、店内中央に八人掛けテーブル二つ。右手奥に四人掛けの掘りごたつ席が二つ。二階もあるようだ。入口右手の階段には、常連の方々の焼酎一升瓶がたくさん並んでいる。銘柄は焼酎「三岳」を中心に様々。

 手前の八人掛けテーブルの右手側が空いていたので二人で向かい合って座る。並びもやはり御夫婦らしきカップル。
 まずは、お酒大関熱燗二合(六〇〇円)とお猪口二つ。お通しは菜の花おひたしだ。

 「それからカレイの唐揚げとたこ刺しください。」
 「はい、カレイ唐揚げに、たこ刺し一丁」と女将さん。

 カレイ唐揚げ(五五〇円)とたこ刺し(五〇〇円)以外にも、メゴチ天(五五〇円)やアナゴ天(五五〇円)といった魅力的な品書きが壁にたくさん貼られている。次回が楽しみである。

いも焼酎お湯割(三〇〇円)も飲んでみたいと思いながら、やはり、二人で飲むなら熱燗徳利と思い直し、お酒大関熱燗二合を頼む。

 カレイ唐揚げはポン酢が付いてくる。実に上手い。最近は鶏肉よりもカレイやタコなど魚介類の唐揚げが美味く感じる。

 やがて、女将さんがやってきた。
 「タコがいいとこないんですよ。本当にゴメン。」とのこと。
 
 そこで、イワシ刺し(五〇〇円)に変更する。
 このイワシ刺しも美味しかった。

 掘りごたつ席には家族連れ、テーブル席には地元の仲間らしき方々の集まりのようだ。カウンターには一人客の方々が交代でやってくる。店内の雰囲気は土曜日の早い時間の大衆酒場らしく、ゆるく楽しげである。
 先に帰る方は、残った方に「お先に」と声をかけてから帰ってゆく。

 午後5時半から六時半まで一時間ほどの滞在。お酒二本と料理二品にお通しで二六五〇円であった。

 この後、お店を出てからバスに乗ってみた。ところが路線を間違えてしまったようで、バスの中で出会った方が親切に教えてくださった。なんとか途中で降りてみると、まったく違う知らない街についてしまった。横浜のバス路線は様々な方向に多くの路線がある。これも勉強である。仕方なく、タクシーを使い、一山越えて、地元にようやく戻ることが出来た。
 
 最後はタクシーを使ってしまったけれど、今日の横浜散歩は街と歴史と食と酒、そして人。
 実に充実した散歩であった。


 


戸部 大衆酒場「もりや」
住所 神奈川県横浜市西区戸部本町38-9
電話 045-321-3823
定休日 隔週日曜
営業時間 16:00~23:00
交通 横浜市営地下鉄高島町駅下車徒歩3分/京浜急行線戸部駅下車徒歩4分。



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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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