下丸子 居酒屋「清水屋」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第553回 2014年3月31日(月) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】



 


 下丸子 居酒屋「清水屋」

  ~ ずっと気になっていた改札前のお店 ~

  
 
 
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 以前、友人数人と東急多摩川線の下丸子に来たことがあった。
 なんとなく流れでごく普通の「今時のお店」に入ってしまった。ちょっと小洒落た感じのそのお店に入って2時間ほど飲んだ。後日、その友人たちに聞いてみると、どうやら私を含め全員が同じことを考えていたようなのである。そのお店は、やはり、我々の仲間の感覚とは違う内容だった。親父には「親父酒場」が必要なのである。
 「ずっと前から気になっていたよなあ、このお店・・・」。そう思いながら、その日、お店の前を通り過ぎてしまったのであった。

 気になり始めると収まりがつかない、そこで今日改めて来てみたのである。そのお店は下丸子駅の多摩川方面改札前にある。改札を出てすぐなので、迷うことは無い。入り口の上のアクリル看板にも脇に置いてあるアクリル看板にも毛筆の書体で「清水屋」と大きく書いてある。

 ガラスの引き戸を開けて中に入る。ガラス越しに店内が見えるので躊躇いはなかった。
 入ると左手にレジがあり、その向こうがカウンター席。カウンターの中は調理場の様子。手前右手にお酒などを作る場所があり、その奥側にテーブル席がいくつかあって、奥左手にもテーブル席、さらに奥は小上がり座敷席になっている。外から想像していたよりも広いお店だ。

 カウンター右端に一人、手前左端にも一人、先客の方がいらっしゃる。お二人の真ん中辺りに座らせてもらった。
 目の前のカウンター上の壁、調理場との間の冷蔵ケースの前側、側面、背後、全ての壁に手書きメニューが貼ってある。その多さに圧倒された。始めて来店した人はみなそうに違いない。 
 まずは飲物はどうしようかと考える。メニューの中に飲み物を探す。しかし、ビールとかサワーとかいう文字がない。
 カウンター端に笑顔のママさん。調理場の中にマスターがいらっしゃるようだ。

 「うち、お酒は出ていないんで・・・」とママさん。
 
 意味がつかめずにいる私である。やっと、お酒のメニューが出ていないという意味だということが解った。

 「サワーとかビールとか、お酒とか・・・」とママさん。
 「生ビールとかは・・・」と私。
 「生ビールはグラスもありますよ」
 「それじゃ、グラスでお願いします」と、通風を恐れてジョッキではなくグラスにする私である。

 グラスといってもサワーグラスほどのサイズである。生ビールグラスをいただく。泡が美しい。そして、うまい。

 メニューを眺める。眺める。眺める。メニューに圧倒されたままである。
 やっと選んだのは、春、富山のホタルイカ刺身(580円)である。

 ホタルイカは脂肪肝に効果があるとの情報を得たばかりである。
 さっそく頼んでみる。

 常連の方々お二人とママさんとマスターとのやりとりを聞きながら、ホタルイカが来るのを待つ。皆さんの会話が面白い。

 ホタルイカが美味い。さらに、刺身類を食べてみたくなる。
 シーズン最後の上ぶり ぶりの自然薯山かけ(500円)をいただくことにする。
 メニューには、どれも品名の前にキャッチフレーズが書いてあるのだ。
 ブリがやってくる。

 「ブリには下味がついているんで、味をみてからかけてください」とママさん。ブリと一緒にタレをついてくるのである。
 マグロの山かけはよく食べるけれど、ブリの山かけは珍しい。これも美味しかった。

 常連さんとのかけあいがすごい、途切れることがなく、会話が弾みに弾む。

 「あの、ビールのつまみ三種盛りって何ですか?」とママさんに聞いてみた。
 「三種盛りは何だっけ?」と、ママさんがマスターに聞いてくれる。
 「今日は、キンピラと・・・ポテサラと・・・ええと、なんだっけ・・・」マスターの声が調理場の中から聞こえた。
 そして、「今、考えます」とのこと。
 「それじや、楽しみにということで、それおねがいします」と答えた。

 ビールのつまみ三種盛り(450円)が出てきた。気になる3品目は、ホタルイカ、うど、わかめ、菜の花和えものであった。ホタルイカ好きとしては、もう一度食べられるのがうれしい。そこで、生ビールグラスを追加する。
 プリン体を恐怖する私が生ビールをお代わりするのも珍しいのである。ビールを楽しみ、春の旬の食べ物を楽しむことが出来た。

 さて、帰ることにしよう。
 午後6時50分から7時35分まで45分の滞在。2杯3品で2,570円であった。

 財布の中の小銭を出させてもらうのに手間取った。「ゆっくりどうぞ」とママさん。
 マスターとママさんと常連の皆さんの話題は、満開の桜、昨晩の春の嵐、二十世紀桜まつり、明日からの消費税増税の話と次々に変わってゆく。歯切れの良いその会話を聞いているだけでも楽しかった。
 次回は、友人たちを連れてこようか。常連さんたちのように焼酎ボトルを入れてしまうのが良いかもしれない。


  


下丸子 居酒屋「清水屋」下丸子店
住所 東京都大田区下丸子3-6-7
電話 03-3757-3070
定休日 土曜・日曜
営業時間 
交通 東急多摩川線下丸子駅徒歩10秒。


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

下丸子 おでん立喰立飲「台八」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第523回 2013年7月18日(木) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】




下丸子 おでん立喰立飲「台八」


  ~ 祭囃子が聞こえる場所 ~


  

  
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 土曜や休日の昼間散歩をすることが多い。ずっと前、そんな散歩の時に見つけておいたお店に行ってみようと、東急多摩川線の下丸子駅に降り立った。多摩川方面の改札を出ると右手へ。
 左斜めに行くまっすぐの道、右へまっすぐに行く中央の道、そして、その道から直角に分岐して、右方向へ行く道と、駅前から三方向へ道がある。その左の道と真ん中の道の間に車の通れない細い路地がある。道沿いに小さな居酒屋さんが数軒ある。右手には「吉田類の酒場放浪記」で紹介された「月夜の梅」という粋な名前の居酒屋さんもあった。そのお店の前に広場がある。大木が数本と小さな鳥居が見えた。下の写真は多摩川線下丸子駅徒歩1分の場所で撮影したものであるけれど、とてもそうは思えない。田舎の風景のように思え、自分がどこにいるのか解らなくなるような感覚になった。
 


 広場の正式名称は「下丸子児童遊園」、地元の方は「タコ公園」と呼ぶらしい。小さな鳥居の先に拝殿もある。天祖神社の境内に児童遊園があるという言い方が正しいのかもしれない。少し移動をして拝殿を眺める。拝殿の裏には、こちら側より幅の広い道が通っていて、そこは商店街になっている。



 この広場は地元の盆踊りや祭りの会場として使われ、周辺は祭囃子の聞こえる場所となるのだ。
 
 次の道を渡り、そのまま目の前に見える細い路地に入ってゆき、まっすぐ進むと、次の右角に第280回で紹介した串かつ「末広」さんがあった。
 角を曲がると、まだ左手に居酒屋さんが数軒続く。その一番端の所にそのお店はあった。そこから先は住宅街である。

 

 おでん立喰立飲「台八」と、店の前のオレンジ色のテントに書いてある。
 「おでん」の文字の赤提灯が下がり、入口の前には縄のれん。

 縄のれんをくぐり、引き戸を開く。
 お店の左手に焼き台があり、その右側、店の中央辺りの入口に近い位置に、「おでん屋台」が置かれている。もちろん屋根の部分もちゃんとある。
 我が「探偵事務所」が洋風の大型屋台が建物の中に置かれているお店なので、私としては馴れているのだけれど、こちらは昔からあるごく普通の屋台なので、より面白い。

 すでに先客の皆さんが4名、手前に男性2人、真ん中辺りに女性1人、奥の方にも女性1人が座っていらっしゃる。おでん屋台の向こうに立っている方が女将さんのようである。女将さんと目があった。

 「どうぞ~」と女将さん。
 「すみません、混ぜてください・・・」と言って、頭を下げながら入っていった。

 少し動いていただき、皆さんの背後の壁際をすり抜け奥へ。女性2人の間、屋台の角辺りに座らせてもらった。

 さらに、お店奥には3人ほどが座れる小さなカウンターがあり、そこにはどなたも座ってはいなかった。表には、「立喰立飲」と書いてあったけれど、立ち飲みではなく座って飲む形式となっていた。
 
 全員が御常連の中にあって、一人座っていると、いわゆる「借りてきた猫」のような状態になる。
 
 ハイボール(400円)の文字が目に入った。女将さんの手が空いたタイミングを探す。

 「ハイボールお願いします」

 ハイボールが冷たく、のどにしみた。

 さらに、いわし丸干し(300円)を頼む。困った時の丸干しである。

 サラダ(マカロニ)(300円)が気になる。サラダに括弧付きでマカロニ、括弧付きでポテトの時もあるのかもしれない。

 「サラダ、かっこマカロニおねがいします」

 2杯目は、生茶割(330円)

 男性が一人帰られる。入れ替わりに女性の方が入ってこられた。
 お話の様子で、自分でお店をされていることが解った。

 3杯目は、レモンサワー(330円)にした。

 「あの、おでん、頼んでもいいですか?」
 「どうぞ、どうぞ」
 「チクワブお願いします」
 「チクワブですか・・・あっ、今、出てしまったところで」
 
 並びの後から来られた女性の方のお皿の中にチクワブがある。

 「半分、食べますか?」とその方。
 「いいえ、いいえ、いいんです、大丈夫です」と恐縮する私。
 「何しましょうね」と女将さん。
 「これは何ですか?」とさつま揚げのような物を指さした。
 「ネギ揚げです。大きいでしょ。」
 「それじゃ、ネギ揚げお願いします。」 

 ネギ揚げ(200円)をいただいた。

 残りの男性の方が帰られ、気がつけば、女将さんを含め女性ばかりの中に一人となった。
 蒲田の居酒屋の話などが出て、少しずつお話に入れていただいた。
 さきほどのお店をやってる方が、私の入ってみたいと思っていたお店の女将さんであることがわかった。
 偶然というものは面白い。

 真夏である。とても暑い。そんな中、おでんの屋台を囲んで飲みながら話す。実に面白い。
 前述した通り、毎週のように行く「探偵事務所」は屋台のあるバーである。
 他に、城南地区で屋台が店内にあるお店は、大井町線荏原町駅近くにあるおでん「松田」もある。そちらは、第233回で紹介した。

 お勘定をお願いする。1,860円であった。

 「3時からやってますんで、よろしくお願いします」と女将さん。
 「いつまでですか?」
 「9時半までです」

 昼間の3時から営業しているお店は貴重である。思いの外長居をしてしまった。
 女性の皆さんに送られ外に出る。

 下丸子の「おでん屋台」が店内にある、座り飲みなのに立ち飲みのお店を楽しむことができた。

 


 
下丸子 おでん立喰立飲「台八」
住所 東京都大田区下丸子3-15-4
電話 ?
定休日 ?
営業時間 15:00~21:30
交通 東急多摩川線下丸子駅下車徒歩5分。



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下丸子 バール「marucoバール」第2回

居酒屋探偵DAITENの生活 第450回 2011年10月6日(木) 【地域別】  【時間順】


※2014年1月閉店

※2011年10月6日 830,000カウント通過。感謝!

下丸子 バール「marucoバール」 第2回


  丸子バール外観(再訪)

 
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 夜の街を歩いてみたかった。精神的に疲れた時、無性に長距離を歩きたくなるのである。
 JR線の川崎駅東口での用事を済ませ、南武線に乗ったのは午後7時30分頃であった。南武線は川崎駅を出ると南西方向に走り出す。それから、キヤノン川崎事業所を右手に見ながら大きく右へ曲がってゆく大カーブがあり、進行方向は北北西に変わる。それから、尻手矢向鹿島田平間向河原まで、ほぼまっすぐに走る。それから、左へ曲がるカーブがあり、進行方向は西に変わり、武蔵小杉駅に至る。

 今日は武蔵小杉までは行かず、途中の矢向駅で降りてしまった。駅の西側を一通り巡り歩く。しかし、特に目をひくお店はなかった。東側へ行く為、踏切を渡り、線路沿いの道を左に入る。次の角を右に曲がって少し行くと、右手にビニールのカーテンの中に人が座っている「物件」があった。この場所については、また近々に取材の上、お知らせしたいと思う。地元の方々の間では有名な「物件」かもしれない。同じ通り沿いにも独特の雰囲気のお店が数軒あった。これは、矢向を再訪するしかない。

 特に意識しないまま歩き始め、気がついてみれば、矢向鹿島田の間辺りにある「塚越」という地域に着いていた。短い間に3回も来たことになる。過去2回のことは第432回第435回に書いた。私にとって何か縁のある場所なのかもしれない。
 
 塚越の近くにある線路と道路2本が「六差路」のようになっている特徴的な塚越踏切を渡って南武線の西側へ。線路沿いを鹿島田を目指す。鹿島田駅の西口側を散策した後、駅脇の踏切を渡り、下平間の交叉点に出る。この交叉点の近くにも取材が必要な「物件」があるのだ。
 そこから、左に曲がり、下平間交番周辺から東急バスの上平間営業所前を抜け、右手に多摩川の流れを感じながら多摩川にかかる「ガス橋」(写真)に至った。ガス橋の向こうに見えるのは、キヤノン本社である。
 
  夜の丸子橋 ← ガス橋を川崎市側から東京都方面を撮影。

 すでに、7キロから8キロは歩いているのではないだろうか。足腰も限界となってきた。ガス橋を渡り、そのまままっすぐに歩いて、多摩川線の下丸子駅近くまで歩いた。下丸子から200メートルほど東側に踏切があって、その踏切の手前の左手に第428回で紹介した「marucoバール」がある。

 歩いて、お腹も空いている。前回食べたいと思ったペンネ目当てでこのお店に再び入った。

 入って右手の二人テーブルに座った。まずは、サッポロ生ビール(390円)とペンネのトマトソース(590円)を頼んだ。ペンネは私の好物である。
 三角地に立つお店であり、入口から扇状に広がった感じになっている。左手の方に男女のグループが二組。右手には私のすぐ後から店に入ったカップル。奥の調理場との間になかなか立派なカウンター席もあるけれど、今日はカウンターには誰も座っていない。

 ビールを呑みながらメニューを見て、迷いながら2品目を選んだ。スペイン風オムレツ(490円)である。「シンプルに玉子とジャガイモのみ」と書いてあった。
 ペンネがやってくる。つまみとしては適当な量だろうか。ペンネを食べ、ビールを飲み、ペンネをまた食べる。
 
 サンタ・バルバラ・デ・アリカンテ(490円)というスペイン産のワインを選ぶ。これをいただきながら、運ばれてきたスペイン風オムレツを食べる。いつもの「居酒屋探偵DAITENの生活」とはちょっと違う感じだ。

 やがて、5人ほどのグループが入ってきて、店の中央の丸テーブルを二つ付けた席の周囲に座った。盛況である。
 今日は、たくさん歩いた、そして、たくさんのお店を見て歩いた。取材候補店も数軒あった。
 心の疲れは、体の疲れに置き換わり、心地よい酔いへと変わった。

 9時45分から10時30分。お支払いは1,960円であった。

 店を出て右手にまっすぐ行くと、下丸子駅に到着。東急多摩川線に乗って家路へとついたのは、午後11時前であった。


 ※  ※  ※

 追記 記事が5回分ほど執筆中でたまっております。すみません。(新岳大典)


下丸子 バール「marucoバール」
住 所 東京都大田区下丸子3-12-8
電 話 03-6459-8145
定休日 日曜・祝日休
営業時間 17:00~23:30
交通 東急多摩川線下丸子駅下車徒歩2分
公式ブログ http://ameblo.jp/maruco-bar/




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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

下丸子 バール「marucoバール」

居酒屋探偵DAITENの生活 第428回 2011年5月28日(土) 【地域別】  【時間順】


※2014年1月閉店

下丸子 バール「marucoバール」


  新丸子丸子バール

 
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 スーパー銭湯ならぬスーパー上銭湯 「第一天神湯」
 
 土曜日の午後3時以降は買い物をしたり散歩をすることが多い。今日はあいにくの雨であった。雨の日はあまり出かけたくない気持ちと、滅入る気分を変えたい気持ちの両方がある。
 外出しているSAKURAと待ち合わせたのは東横線の武蔵小杉駅構内であった。南武線に乗り換え、川崎方面へ2つ先の平間駅で降りた。今日は黒湯銭湯に入ろうというのである。駅脇を通る道路西に歩き始めると上平間の交叉点に出る。交叉点を渡り、少し歩いてセブンイレブンの角を右に曲がり、少し歩くと商店街に出た。その右角に目的の第一天神湯はあった。
 十年以上前に大田区、品川区、目黒区の「黒湯銭湯巡り」をしていた時にも川崎市側の黒湯にはあまり入らなかった。考えてみれば同じ多摩川流域、黒湯があって当然なのである。
 一階はスーパーマーケットになっており、二階に銭湯があるという珍しい構成。スーパー銭湯ならぬスーパー上銭湯である。階段が二つ入口の表と裏に向き合うようにあるのも面白い。その階段はどちらも少し急であった。その為か、表側の階段脇にスロープがある。しかし、下からスロープを上がったとしても途中から階段と合流してしまう。そこからは何段か階段を昇らなければならないのである。ちょっと不思議な造りであった。
 階段をあがると、玄関スペースは天井が高くとても広い。ソファや椅子や自動販売機が置かれていて、一緒に来た異性の相手が出てくるまで待つことができる。しかし、外に向かって受付があるロビー的な作りではない。あくまで「番台」が中にあって、脱衣所や浴室を見張ることが出来るようになっているのである。脱衣所も浴室も広い。湯船は普通のお湯の部分が主で、黒湯の浴槽は3人入れば一杯という大きさであった。
 お湯そのものは、「とてもよく暖まるお湯」であり、雨の中を歩いても、しばらく汗が引かなかった。
 
 第一天神湯を出ると左手に歩き、少し迷いながら歩く、しばらくするとバス通りに出た。バス通りを歩いてゆくとガス橋に出た。ガス橋は大田区と川崎をつなぐ5つの橋のうち、川下から数えて4本目の橋であり、車道が二車線と狭い歩道があるだけのもっとも規模の小さな橋である。ガス橋を渡って、東京都大田区に入った。

 ※   ※   ※

 多摩川を渡り、「地中海」を発見

 ガス橋通りを下丸子方面へと歩いてゆく。左手にキヤノンの大きな工場、右手に巨大なマンションを見ながら歩いてゆくと、東急多摩川線の踏切が見えてきた。すると、左斜めに分岐する道の角に、そのお店を発見した。「marucoバール」と入口の上に書いてあった。
 三角地に立つ建物の1階の店なので、お店の形は底辺が短い「台形」をしている。その底辺の方に入口があり、中に入ると左右に店内が広がっているので、実際よりも広いお店に感じる。左側に高い丸テーブルが3つ、窓側にベンチ椅子が2つ、丸椅子が3つ、右側に四角いテーブルにベンチ椅子が1つと丸椅子が2つ、店の中央に丸テーブル2つとそれぞれに2つずつの丸椅子がある。さらに、奥にカウンターがあって5席あり、中が調理場になっている。椅子は全部で22席。テーブルが高く、椅子と椅子の間に余裕があるので、人数が多い場合は立ち飲みも可能である。立食パーティも可能かもしれない。
 窓際にある丸筒を2本横にしてパイプでつないだようなベンチ椅子は腰の痛い私のような「おじさん」にはちょっと辛いかもしれない。

 スタッフは男性二人。厨房とフロアにお一人ずつであろうか。
 まずは、サッポロ黒ラベルの生ビール(390円)を2つ頼む。
 メニューは手元の印刷されたメニューの他、カウンターの中の高い位置に手書きで書かれており、実に豊富である。スペインバルということらしいけれど、ペンネなどのパスタ料理もあって、内容は地中海地方の様々な料理といった趣である。その中からにんにくそのまんま揚(390円)とトマトのアンチョビチーズ焼(490円)を頼む。

 最初に、トマトのアンチョビチーズ焼が出てきた。アンチョビはSAKURAの大好物。アンチョビとチーズの塩味が相乗効果となり、酒がすすむ。

 2杯目はハウスワインをもらった。7時までのハッピータイムのサービスで1杯390円が290円にサービスされている。

 次ににんにくそのまんま揚が出てきた。その姿を見てちょっとびっくりした。よくある居酒屋メニューのニンニクと違い小玉ネギのような形のニンニクである。お店の方にうかがうと「一玉にんにく」というらしい。

 最後にmarucoサワー(440円)というのを頼んでみた。カムカムという果実を使ったサワーである。
 ちょっと調べてみると、ペルーのアマゾン川流域が産地であり、植物の中で最も多くビタミンCを含むらしく、そのビタミンCの量は、レモンの約60倍とのこと。

 「居酒屋探偵DAITENの生活」でバールを紹介するのは珍しい。比較的リーズナブルな価格であり、スタッフの男性はお二人とも穏やかな雰囲気の方々であった。これは女性が入りやすいお店である。「うまいもん、ちょっとずつ」というキャッチフレーズ通り、1人でもいろいろと少しずつ頼めるのもよい。SAKURAと二人、今度はゆっくり再訪しようと意見一致であった。多摩川を渡り、「地中海」を発見したのである。
 
 午後5時30分から6時30分まで1時間ほどの滞在。お支払いは二人で2,680円であった。



下丸子 バール「marucoバール」
住 所 東京都大田区下丸子3-12-8
電 話 03-6459-8145
定休日 日曜・祝日休
営業時間 17:00~23:30
交通 東急多摩川線下丸子駅下車徒歩2分
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下丸子 串かつ「末広」

居酒屋探偵DAITENの生活 第280回 2009年11月13日(金) 【地域別】  【時間順】



下丸子 串かつ「末広」

 
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 命の恩人

 東京都内の東急線沿線の全駅を廻ってみたいという欲求が増してしまっている。なにやら、居酒屋での人間模様を表現したいという本来の目的から離れてしまっているようだ。しかし、東急池上線の全駅の居酒屋を紹介しており、あと数駅で目黒区、品川区、大田区の東急線の全ての駅の店を紹介出来る。こうなってくると、まるでスタンプラリーである。紹介店も全体で240店を越えた。進むべき方向が正しいかどうかは解らない。読者の皆さんの評価に任せたいと思う。

 東急線には。目黒と蒲田を結ぶ目蒲線と呼ばれた路線があった。それが、2000年8月6日に目黒、武蔵小杉(現在は日吉)間の目黒線と、多摩川、蒲田間の東急多摩川線に分断された。東急多摩川線の多摩川駅には地下に新しくホームが作られ、目黒から蒲田へ行く為には乗り換えが必要になったのである。

 東急多摩川線の多摩川駅から三つ目の下丸子駅で降りた。下丸子駅の蒲田方面の改札を出るとすぐ目の前に大田区民プラザという大田区の施設がある。落語会やジャズやクラシックのコンサートが行われるホールである。
 多摩川方面の改札口を出た側には商店街があるけれど、蒲田方面の大田区民プラザ側の駅前にはほとんど店が何も無い。コンビニエンスストア一つないのである。改札前の道を左に行き、次の角を右に曲がり、薄暗い道を進むと、やがて環状八号線からガス橋に至る道に出る。この道を左に行くと環状八号線の千鳥3丁目の交差点、右に行くと東急多摩川線の踏切があり、それを渡ると多摩川に掛かるガス橋に出るのだ。左右には背の高い街路樹が植わっている。この踏切にたたずみ、昔のことを思い出した。

  東急多摩川線下丸子踏切 ←東急多摩川線下丸子駅東側踏切

 今から15年ほど前、まだ、東急多摩川線が目蒲線の一部であった頃の話である。
 友人の運転するダットサン・トラックの助手席に乗ってこの踏切に差し掛かった。
 踏切の一番前で停車して、目蒲線が通り過ぎるのを待つ。すると、通り過ぎる電車の間からこちらに向かって強いライトのを感じた。ここは一方通行ではない。相互一車線ずつの二車線道路である。電車が通り過ぎる。遮断機が上がる。同時に友人が「あいつ、やべえ!」と言い、ハンドルを右に少し切った。反対車線から車が来るのでそちら側に逃げることも出来ない。次の瞬間、踏切の向こうからその車が全速力で突っ込んできた。ハンドルを右に切ったらしく、こちらのダットサン・トラックの左側面をこすりながら背後にある街路樹に突っ込んだ。背後を見る。前半分がつぶれた車が止まっている。車を踏切の向こうの路肩に止めた。当然、大きな音がしたので周辺住民が出てくる。エアバックの中にうっぷしたまま運転者はしばらく動かなかった。

 友人がとっさに右にハンドルを切り、正面衝突を回避してくれていなかったら、助手席の私はどうなっていたのであろうか。また、これが夏であったとしたら、冷房の無いダットサン・トラックのこと、助手席に座っていた私は社外に肘を出していて、左手を持っていかれていたかもしれない。それ以来、私はこの友人を「命の恩人」だと思っている。この友人が当ブログにも時々登場(第182回第188回第255回第256回等)するRAM元帥である。


 ビリケンの串かつ

 踏切を渡り、二つ目の信号を右に曲がると商店街であった。次の角を右に曲がり、左手の路地を入る。すぐに二又に道が別れている、その角地に一軒の店があった。黒いテントに白い文字で「まいどおおきに!!」と書いてある。暖簾には、左端に「手羽先」、真ん中に末広と書かれた扇の絵、右端に「串かつ」とある。さらに、入口の左手に金色のビリケン像が飾ってあった。比較的暗い路地で見るビリケン像は異様だ。この特異なルックスに馴れていない人は驚くかもしれない。しかし、見慣れてしまうと自然に受け入れてしまうものである(写真)。

  下丸子串カツ末広ビリケン像

 入口は曇りガラスなので中の様子は見えない。ガラス戸を開けるとコの字カウンターが目の前にある。ちょっと変則的な形をしていて、入口から左にかけて5人、手前から奥に向かって4人、回り込んだ向側に10人程が座れるようだ。お店の女性に1人であることを告げると、お客さんが帰ったばかりらしく、手前のカウンターの一番左端を片付けてくれる。先客のカップルの方に声をかけて後ろをやっとの思いで通る。
 音楽は懐かしい八十年代ポップス。カウンター前には、「ソース二度付け禁止」の文字。最近は当たり前になってきている。

 まずは、ホイス(420円)を頼む。私の左の壁にホイスのいわく因縁が書かれた紙。ホイスを一口のんでから、紅しょうが(105円)、串かつ(105円)を各1本と、どて焼き(315円)を頼んだ。
 どて焼きは、小さい皿に乗ってやってくる。甘い味付けのタレで肉とコンニャクである。私は、どて焼きにはあまり馴染みがない。甘い味噌系の食べ物はどちらかといえば苦手である。
 お客さんの数は14人。八割の入りであろうか。なかなか盛況である。路地裏であり、あまり目立たない店構えであるから常連率が高いに違いない。

 飲物のメニューを見る。生ビール小(315円)、生ビール中(525円)、瓶ビール大(609円)、サワープレーン(315円)。チューハイのことをこちらの店では「サワープレーン」と呼び、ハイボール(400円)はウイスキーのハイボールである。おもしろい。
 
 串かつは105円、157円、210円の三段階。あじ、きす等は157円、ホタテ、えび等が210円。手羽先(420円)は名物と書いてある。伊勢うどん(472円)が締めの一品として用意されているようだ。

 関西弁の人が何人かいる。外のビリケン像を思い出した。私は本場大阪を知らないので、こちらのお店の串かつが本場に近いかどうかは解らない。その方たちに聞いてみたいと思った。

 7時15分から7時55分まで40分ほどの滞在。お勘定は1,470円であった。


下丸子 串かつ「末広」
住所 東京都大田区下丸子3-16-7
電話 03-3750-9441
定休日 日曜・祝日
営業時間  月~金 18:00~24:00(L.O.23:00)  土 18:00~23:00(L.O.22:30)
交通 東急多摩川線下丸子駅下車徒歩3分


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら

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実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」

テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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