北品川 居酒屋「ほ志乃」

居酒屋探偵DAITENの生活 第165回  2008年12月22日(月)  【地域別】  【時間順】



北品川 居酒屋「ほ志乃」


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 前回の続きである。ASIMO君と二人、旧東海道「江戸」の方向に歩き始めた。本日の本来の目的の店に向かう為である。すでに午後9時近くなっていた。
 正面に京浜急行の踏切が見え、電車が通ってゆく、その少し手前の右手に目的の店「ほ志乃」がある。2時間近く前に来て、満席で断られた店である。ガラス窓越しに見ると、やはり満席の様子だ。祈るような気持ちで開けようとすると、ガラス戸越しに人の動きがある。お勘定を済ませ、外に出る気配である。この人たちが座っていた席に座ろうと思い、入口で待つ。やがて、かなり先輩の方々が外に出てきた。三人が出てきたのに、残りの二人がなかなか出てこない。「よいお年を」などとお店の方々に挨拶をしている。常連の皆さんに違いない。先に出た人たちが「待っている人がいるんだから早くしろ」と言ってくれる。すれ違う時に「すいませんね」とおっしゃる。皆さん良い機嫌である。
 こちらの店は、テレビ東京の「出没!アド街ック天国」北品川の回で21位となっていたお店だ。ブログやグルメ情報でもよく取り上げられている。混んでいるのも仕方がないのである。

 中に入ると、右手に5人が座れるテーブル席が空いていた。その向こう側に四人席テーブルが二つ。その向こうにも四人席テーブルが一つある。左手には8人ほど座れるカウンター席。カウンター席の中は調理場である。天井に扇風機が取り付けられ、蛍光灯の明かりに照らされた店内は食堂のような雰囲気である。飾ったところの少しもない合理的な店構えである。真ん中のテーブルと奥のテーブルの間を通り抜けると、右手奥にトイレがある。

 さっそくホッピー(400円)を頼む。事前の情報通り、ホッピー瓶がついてくるのではなく、グラスに作った状態で出てくる。当然、私の氷無しのホッピーは少な目である。ここは残念な点である。
 まずは、焼き物を頼む。カシラ(120円)、レバ(120円)、シロ(130円)を2本ずつと、こちらの店の名物である煮込み(500円)をお願いする。
 煮込みは噂通り美味であった。やがて、やって来た焼き物も良い。ASIMO君が「このシロは臭みがまったくなく、弾力も適当にあって、うまいですね」と言う。本当である。シロは、よく洗わなければならないので手間がかかる。他の焼き物よりシロが10円高い理由である。さらに、ニラたまご炒め(500円)も注文した。

 ここで私はお酒に切り替えることにした。あさ開冷酒(800円)である。ASIMO君はレモンサワー(400円)に切り替え、繰り返し飲んでいた。
 さらに、さつまあげ(500円)を注文する。この〈さつまあげ〉はインパクトがあった。よいつまみになる。
 〈ニラたまご炒め〉がなかなか出てこないので聞いてみた。やはり忘れられていたのである。しかし、後の対応が良い、〈ニラたまご炒め〉とは別に〈スパゲティサラダ〉をサービスで出してくれたのである。この気配りがうれしい。酒のみはそんな小さなことで、その店を好きになってしまうのである。「損して得を取れ」とはこのことである。
 トイレに入ろうとすると、お店の方が「頭に気を付けてください」と言ってくれる。このトイレは入口の高さが低いので長身の方は注意された方がよい。お店の方がちゃんと客を見ているのである。まさに気配りである。

 やがて、午後10時のラストオーダーの時間になった。
 感動のシロを再び2本焼いてもらうことにした。さらに、レモンサワー(400円)を2杯頼んで締めとした。シロの美味しさを再度確認する。

 午後9時から10時45分まで1時間45分の滞在。お勘定は二人で5,700円であった。

 お勘定を済ませ、外に出ようとする。すると、ある程度の酒量を呑むと出始めるASIMO君のクシャミが始まった。「実に懐かしいねえ」と言う。楽しそうにASIMO君が笑った。北品川駅には戻らず、京浜急行の踏切を渡って、目の前に見えている品川駅を目指し歩き始めた。素晴らしい夜景が広がっている。そして、来年の1月、以前から検案の世田谷線の有名店での鍋の約束をする。楽しみである。
 今日も新しい店との出会いがあった。旧東海道の居酒屋旅は今後の課題の一つとなったようである。


北品川 居酒屋「ほ志乃」
住所 東京都品川区北品川1-3-20
電話 03-3471-2596
定休日 土日祝日
営業時間 17:00~23:00(LO22:00)
交通 京浜急行北品川駅下車徒歩3分。
ホッピー有。(瓶は付かないグラス売り)


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北品川 居酒屋「おもや」

居酒屋探偵DAITENの生活 第164回  2008年12月22日(月)  【地域別】  【時間順】


北品川 居酒屋「おもや」


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 本日は、以前からずっと気になっていた京浜急行「北品川駅」近くのある店に行ってみることになった。ASIMO君からのリクエストである。ASIMO君と飲むのも2008年6月18日(水)の居酒屋探偵DAITENの生活 第107回「鳥久」の記事以来であるから半年ぶりである。
 「北品川駅」が何故か「品川駅」の南にあるという有名な話がある。北品川駅の開設当時の所在地は荏原郡品川町大字北品川宿であったという。つまり、品川宿の北の地域にあった為、この名前がついた訳である。ゆえに、「品川駅」の南に「北品川駅」があったとしても不思議はないのである。なお、「品川駅」の所在地は港区高輪である。

 京浜急行北品川駅の改札を出ると目の前は第一京浜国道だ。左手に歩き、またすぐに左に曲がると踏切がある。三本の電車が通り過ぎるのを待ってやっと開いた踏切を渡り、少し歩くと旧東海道に出た。ここは、旧東海道品川宿のあった場所である。北品川駅から青物横丁駅あたりまでが品川宿であったという。当初、北品川宿、南品川宿で宿場の機能を分担していたが、後から歩行(かち)新宿という宿場が江戸よりに作られ、三宿で品川宿を構成するようになったそうである。旧東海道は現在、「北品川本通り商店会」となっている。(写真)

  北品川本通り商店会

 午後7時である。目的の店は、旧品川宿の最も江戸よりの場所にある。インターシティを始めとする品川駅東南部に広がる再開発地区の高層ビル群がすぐそばに見える。そこで働く人たちにとってもこの店は近所である。ガラス窓から中がよく見えた。予想通り、二〇人程で一杯であろうと思われる店内は、仕事帰りらしき人達で満席であった。さらに入口を少し開け覗いてみた。しかし、「申し訳ありません、今満席で」と言われてしまい外に出た。

 しばらく旧東海道を江戸とは反対方向に歩いてみることにした。店舗の数は少ない。その中でも思いの外、酒類を売る店が多いことに驚いた。路地を見つけると、中に入ってみて、店の前まで行き、メニューに目を通し、値踏みする。そうやって歩くうちに、北品川駅から7分ほどの場所に気になる外観の店をみつけた。
 入口の上の看板には「居酒屋・お食事 おもや」とあり、強い照明があてられている。その他、赤提灯、暖簾、アクリル製の置き看板、高い位置にも赤い看板があり、紅白の提灯もさがっていて、メニューも大きく表示されている。あらゆる方法でアピールしているのである。
 
 中に入ると、L字カウンターが左手にある。カウンターの中は調理場。右手に階段があり、二階席からは宴会らしき声が聞こえてくる。
 L字カウンターの右の端に席を確保。二人で座る。先客は男性客が一名。調理場には女性二人がいる。
 まずは、チューハイ(350円)を2杯頼んだ。最初の一杯がビールであることに二人ともこだわりはない。つまみは、シメサバ(400円)、厚揚げ(400円)である。

 店内を眺めてみる。特に特徴がある訳ではないが落ち着くのである。余計なことを何もしていない。やってきたシメサバは値段の割に量がちゃんとある。厚揚げは大きな厚揚げがひとつそのまま出てくる。上にオカカやネギがたくさんかかっている。
 レモンサワー(350円)に切り替える。「れもんさわー」と平仮名で書いてあるのが面白い。どんどん飲んでしまう。
 さらに、自家製ぽてとさらだ(300円)と厚やき玉子(300円)を頼んだ。ポテトサラダ
も「ぽてとさらだ」と平仮名で書いてある。うまい。さらに、「れもんさわー」を飲む。

 久しぶりのASIMO君との居酒屋タイムである。酒がすすみ、話がはずんだ。気が付けば、1時間半が過ぎていた。そろそろ当初の目的の店に行ってみようということになった。
 しかし、この「おもや」も発見であった。ごく普通の落ち着く居酒屋を欲する我々にとっては「当たり」の店である。お店の方に聞いてみると、なんと午前2時まで営業しているという。

 午後7時15分から8時45分まで約1時間30分の滞在。お勘定は2人で4,890円であった。

 旧東海道を江戸の方向に歩き始めた。北品川、新馬場、立会川と、旧東海道沿いには他にも良い居酒屋があるに違いない。「また来てみよう」とASIMO君との意見が一致した。

 (つづく)

北品川おもや看板

北品川 居酒屋「おもや」
住所 東京都品川区北品川1-28-5
電話 03-3450-1798
定休日 日祝休
営業時間 PM5:00~AM02:00
交通 京浜急行北品川駅下車徒歩7分。
ホッピー有。

 
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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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