水道橋 飲み処喰へ処「旅」

居酒屋探偵DAITENの生活 第118回   2008年7月29日(火) 【地域別】  【時間順】


※2008年7月31日深夜 120000カウント達成。感謝!

水道橋 飲み処喰べ処「旅」
 
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 今日の1軒目は、JR総武線水道橋駅のホームの下にある立ち飲み店「旅」である。水道橋駅東口改札を出て右へ、飯田橋方面に少し戻るように歩くと、すぐ右手に「旅」と書かれた赤い看板が見える。
 「ちょっと一ぱい300円」と書かれた看板をくぐり店内に入る。道路よりも一段低くなった店内に降りる。右手のカウンターに10人ほどが立てるであろうか。左手の壁側にも狭いカウンターがあり、そこにも10人ほどが立てる。合わせて20人は立てるが通路が無くなってしまうのでかなり窮屈になりそうである。やはり、東京ドームのお膝元であるから当然の如く、ラジオは野球放送を流していた。

 店内の壁に「前金制です」、「万札でのお支払いはご遠慮下さい」等と書かれている。調理場に面したカウンターに4人ほど、壁側のカウンターに4人ほどが立っている。大将と女将さんであろうか、年輩の男女二人がカウンターの中で働いている。
 一番奥の女性の前のあたりが空いていた。2つのカウンターをつなぐようにある一番奥の短いカウンター前に立ち、冷ヤッコ(100円)とレモンサワー(310円)を注文した。前金制なので、410円を払い、品物を受け取った。

 生ビールを始め、ウーロン、緑茶ハイ、サワー類はすべて310円。芋焼酎、麦焼酎も310円であった。燗酒、冷酒も310円。表には「ちょっと一ぱい300円」と書いてあるから、最近310円に酒類を値上げしたに違いない。しかし、それでも安い価格設定である。物価高はこんなところにも忍び寄ってきているのである。君の井、千代の光など銘柄のお酒は410円である。

 店内を見まわすと、8人ほどいる客全員が白っぽいワイシャツを着た中年サラリーマンであった。女性客は一人もいない。大将も女将さんもお客さん達とよく話し、よく笑っている。ほとんどが常連の皆さんに違いない。やはり、こういう店の実態調査は平日にしなければと痛感する。
煙草の煙と臭いが店内に漂っている。ガード下であるから天井が低く、換気が悪いのは仕方がないのかもしれない。
 少し考えてから、冷酒(310円)を頼んだ。松竹梅生冷酒(180ml入)瓶の上にグラスが乗って出される。はんぺん(100円)も貰った。
 壁際の男性二人客が帰ってゆく。帰る時にグラスや器をカウンター側に渡し、備えつけのダスターでテーブルをきれいに拭く。ここにはモラルが存在するのである。

 7時30分から約30分の滞在。飲み物2杯、つまみ2品で合計820円であった。入って来た時よりも店内にはお客さんが増えていた。私もカウンターをダスターで拭き、調理場側カウンターに立つお客さんとお客さんの間から空いた器や箸、酒器酒瓶を返した。「ありがとうございます」という言葉におくられ外に出る。
 さて、次の店は「神楽坂」である。水道橋の改札から入って総武線に乗り込んだ。


水道橋 飲み処喰べ処「旅」
住所 東京都千代田区三崎町2-22-4
電話 03-3264-0718
定休日 無休
営業時間 17:00~22:00
交通 JR総武線 水道橋駅下車徒歩1分



ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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水道橋 立ち飲み「うけもち」

居酒屋探偵DAITENの生活 第84回   2008年3月18日(火) 【地域別】  【時間順】


水道橋 立ち飲み処「うけもち」

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 今回、この「居酒屋探偵DAITENの生活」で紹介する100軒目の店に選んだのは、水道橋駅近くにある立ち飲み店「うけもち」である。 因みに、過去の99店舗については【地域別一覧表】 を御覧いただきたい。

 店の名前の由来は日本神話に登場する神様「保食神(うけもちのかみ)」からきているようである。
 この店を初めて知ったのは、交通新聞社刊「散歩の達人」2003年8月号 特集「神楽坂・小石川・後楽園」の誌上である。 「散歩の達人」は自分の好きな町の特集の時には必ず買うようにしている。実に役に立つ雑誌である。

 個人経営の小さな店であること。路地裏に位置すること。さっと飲んでさっと帰ることの出来る立ち飲み店であること。ホッピーがあること。飲物、食物全品300円であること。魚介類中心の店であること。煙草が苦手なので、店のすぐ外でも飲むことが出来ること。「うけもち」は、私にとってかなり理想に近い店といえる。 記念すべき紹介記事100店目に相応しい店である。

 JR水道橋駅西口改札でOZAKI先生と待ち合わせた。OZAKI先生とは、2008年2月2日の「川崎昼酒ツアー島田屋味よし」の後、武蔵溝の口の「かとりや」まで足を伸ばした帰り、溝の口駅で別れて以来である。

 水道橋駅西口から「うけもち」へは徒歩5分ほどである。西口改札を出たら左方向へ、目の前に水道橋西通りが通っている。その通りを南へ数分歩き、三本目の道を左に曲がる。さらに、すぐにあるT字路を右に曲がると右側に「うけもち」がある。
 いつもなら店の前に人集りがあってすぐに解るのだが、表には誰もいなかった。本当に目立たない店である。店の前の小さな台の上に「七輪」が乗っており、中で炭がおきている。近くに小さなカウンターが作ってあり、立つことができる。私にとっては「特等席」である。店内は一杯であった。中年のサラリーマンを中心に、九割方は男性客である。

 OZAKI先生を外に残し、さっそく飲み物と食べ物の買い出しである。店の中に入ると、右側の壁には、普通の四角いカウンターとは違う、長三角の狭いカウンターが2つ並んでいる。左側にはそれぞれ5、6人が立つことのできる高いテーブル席が2つあり、テーブルの真ん中の四角い穴の中に、魚介類を炙る為の「七輪」が据えられている。
 店の一番奥の正面に、客が注文をして、品物を受け取り、前払い代金を支払う為のフロントのような場所があり、その左手には5、6人立てば一杯になってしまう小さなカウンター席がある。

 黒ホッピー(300円)を2つ、OZAKI先生には氷入りを、私にはもちろん氷無しをお願いする。
ジョッキに適度に焼酎が入り、冷えたホッピー瓶がついてくる。これで300円は安い。
支払いを済ませ、ジョッキ2つ、ホッピー瓶2本を持って、OZAKI先生の元に戻り、今度はつまみの買い出しである。
 きびなご、ごろいか、わらさ刺しの3つを頼む。もちろんどれも300円である。支払いを済ませ外へ出る。
 しばらくして、「きびなご」「ごろいか」をお店の人が席まで持ってきてくれた。きびなごは10尾ほど、ごろいかは一匹まるまるである。これを外の七輪の上で、自分の好きな加減で炙りながら食べるのである。初めて来店したOZAKI先生も、このスタイルをずいぶん気に入ってくれたようである。東京で「きびなご」に出会うことはあまりない。適度な苦みと塩加減が秀逸である。いかをはらわたごと干した「ゴロイカ」も実にうまい。疲れた身体に塩分がしみ通ってゆく。本当は「酒」を飲むべきだなと思いながらも、ホッピーをおいしく飲む。

 次の飲み物は、OZAKI先生がホッピーの中焼酎(100円)、私は焼酎緑茶割り(300円)である。この店のホッピー中焼酎は100円である。実に良心的である。最近、ホッピーの中を250円とか350円とかで売りつける店が出てきている。このような店に出会うと、いっそのことホッピー中抜きで飲んでやろうかと思うのである。
 OZAKI先生の為にホッピー中をさらに追加する。ホッピー外1、中3のペースである。ついでに「わらさ刺し」のことを聞く。やはり、忘れられてしまっていたようである。すぐに持ってきてくれた。今日の私は機嫌が良い。
 この「わらさ」の刺身はうまかった。量は少ないとはいえ、良い物を300円で提供してくれることがうれしい。

 OZAKI先生と飲む時は、三軒から四軒のはしご酒は常である。
やはり、「次の店は決まってるんですか?」とOZAKI先生に聞かれた。
 私が提案したのは神田駅のガード下の昼間からやっている親父系酒場の老舗である。しかし、OZAKI先生が小田急線沿線に住んでいるので、お互い比較的帰るのが楽な新宿に出ることにした。ここで提案した店は実はOZAKI先生がもう10回以上は行っている店であるという。
 途端に二人ともその店に行きたくなり、腰が落ち着かなくなってしまった。

 帰ってゆくサラリーマンの男性が「中、空きましたよ」と親切に言ってくれる。
「どうも、でも、ここで飲むのが好きなんですよ」と微笑み返した。

 お勘定を済ませる必要がない。計算してみると、つまみ3品、ホッピー二杯、ホッピー中二杯、緑茶割りでちょうど2000円であった。約50分の滞在時間であった。

 外に出された七輪を使い、魚介類を自分で炙りながら飲む。至福の一時であった。


水道橋 立ち飲み処「うけもち」
住所 東京都千代田区三崎町2-15-2
電話 03-3234-5664
定休日 土曜日曜祝日休
営業時間 平日17:00~23:00
交通 JR水道橋駅下車徒歩5分



ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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