渋谷 居酒屋「一軒め酒場 渋谷京王西口店」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 番外編 第10回 2013年5月25日(土) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】




渋谷 居酒屋「一軒め酒場 渋谷京王西口店」

 
  

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 土曜日である。仕事、そして様々な用事、いろいろ済ませて渋谷に向かう。
 渋谷嫌いの私が渋谷へ急いでいるのだ。
 親友のGAIと会う為である。久しぶりに飲もうと言うことになったのだけれど、私にあまり時間がない。
 お互いの家から同じくらいの時間で行ける街というと渋谷になってしまうのであった。
 時間は土曜日の午後5時である。京王井の頭線の渋谷駅の一階部分にある西口で待ち合わせることになった。
 この西口改札は、JR線や地下鉄線への乗り換え客でいっぱいの中央口とは違い乗降客も少ない。
 ゆえに、待ち合わせ相手を簡単に見つけることができるので便利なのである。

 JR山の手線の渋谷駅で降りて、地上のルートを使って、京王井の頭線西口改札へ向かった。
 すると、改札前にGAIの姿があった。
 他にも選択肢はあったけれど、時間がもったいないので、まっすぐに向かったのは、渋谷に多く点在する24時間営業の居酒屋の一つ、「一軒め酒場 渋谷京王西口店」である。

 実は、渋谷には昔から24時間営業の居酒屋が多くあった。「山家」「小倉山」などがそうである。チェーン店では「北の家族」「金の蔵」もある。
 「居酒屋探偵DAITENの生活」では、大規模居酒屋チェーンの店は紹介しないことにしている。
 そして、普段から大規模居酒屋チェーンには入らないことにしている。
 ただ、1938年(昭和13年)という古い創業の「養老乃瀧グループ」だけは、「大衆食文化に貢献し地域社会に必要とされる企業」を目指すという経営理念にもある通り、私の好む店なのである。
 社是「親孝行と勤勉」というのも良い。今時「親孝行」である。そして、「勤勉」である。「ホスピタリティ」などというカタカナ英語を使わないのが良い。

 養老の滝の様々な業態の中でも、もっとも安く飲むことのできるのが「一軒め酒場」である。
 西口を出て左手に歩き、井の頭線の渋谷駅沿いの道ではなく、次の2本目の路地を右に入る。この道は奥で右に折れて、さきほどの線路沿いの道に出ることが出来る。その右に折れる角に、居酒屋「一軒め酒場 渋谷京王西口店」がある。赤と白の提灯が角の入口の上にたくさん掲げてある。店の外観はとにかく派手だ。

 店内は入口から左に階段を降りて半地下の部分、右に階段を上がって一階、さらに左に上がって二階と三層になっている。席数は100席とのこと。

 階段を右に上がり真ん中の層の一階に入ってみる。少し高くなっており、通りから中が見えないようになっているのが良い。入ってすぐの向かい合わせに座る、中央に低い衝立のある長いカウンターテーブルに、二人並んで座った。

 2013年3月21日開店とのこと。まだ開店して二ヶ月あまり。店内はまだまだ新しい。

 若い店員たち。その中でもアジア系の女性が注文をとりにきた。
 本日の「一軒め酒場」での一杯めは、レモンサワー(200円)。 それを2杯頼んで、まずは乾杯である。

 最初のつまみは、昔なつかし赤ウインナー(294円)、冷しトマト(189円)を2皿である。やはり、抗酸化作用のあるトマトは食べたいのである。
 さらに、神田旨カツ(和風)(104円)を2本。和風はおろしポン酢がついてくるのである。
GAIは、揚げ物を最近は食べなくなったそうである。私も出来るだけ食べないでいる。
 
 こうやって、GAIと二人で飲むのも久しぶりである。何しろ高校のクラスメートである。二人で酒を一緒に飲み始めて、40年近い時がたっていることになる。
 若い頃はとにかく飲んだ。一升瓶の焼酎を二人で1時間半ほどで空けてしまう。そんなこともごく普通であった。

 「一軒め酒場」での二杯めである。
 私は、ビタミンCをとろうと思い、シークァーサーサワー(200円)。GAI芋焼酎からり芋ロック(242円)である。

 次のつまみは、はんぺんチーズ焼(294円)。二人同時に気になっていたものであった。
 こちらのお店のツマミは、自宅で作ってみたくなるような物が多い、男の手料理的な簡単で手早く出来るものが多いのは当然である。

 「一軒め酒場」での三杯めである。
 GAIは、芋焼酎からり芋お湯割(242円)。私は定番の酒、灘の銘酒白鶴熱燗(200円)。

 GAIもずいぶんとゆっくりとしたペースで飲むようになったものだと感心する。何しろ、2人の杯数が同じということだけで凄いのである。

 あまり飲まなくなった。といっても、四杯目。
 「一軒め酒場」での四杯めである。
 芋焼酎からり芋お湯割(242円)を2杯頼んで、ゆっくりと飲む。
じっくり話すには、焼酎のお湯割りがいい。そして、冷房のきいた夏の酒場ではお湯割りを飲むべきである。

 GAIが地元の一軒め酒場で食べた野沢菜漬(189円)と、私が地元の一軒め酒場でよく食べる宇和島のじゃこ天(294円)を頼んだ。

 この酒場が24時間営業であることが凄い、ビルの中の外の陽が入らない店と違い路面店なので朝日や夕陽を感じることが出来るかもしれない。朝7時に来店してみたらどんな感じだろうか。
 しかし、東京では働く時間帯が様々である。夕方5時ではなく、朝5時に仕事が終わる人もいるのである。そんな人にとって、仕事帰りに軽く飲んでゆけば朝7時に飲むことになる。これは当然である。

 さらに、「一軒め酒場」での五杯め。
 やはり、芋焼酎からり芋お湯割(242円)をまた2杯頼む。
 昔より飲まなくなったといっても5杯目である。

 午後7時半近くなっていた。帰らなければならない。

 2時間半ほどの滞在。お勘定は2人で七品十杯で税込合計3,667円であった。

 安い。
 



 
 
渋谷 居酒屋「一軒め酒場 渋谷京王西口店」
住所  東京都渋谷区道玄坂2-7-1
電話 03-5428-4521
定休日 年中無休
営業時間 24時間営業
交通 JR渋谷駅徒歩3分・京王井の頭線渋谷駅西口下車徒歩1分・地下鉄半蔵門線渋谷駅徒歩3分





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渋谷 居酒屋「やまがた 本店」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第504回 2013年1月19日(土) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】





渋谷 居酒屋「やまがた本店」

  ~ 渋谷川に映る空 ~

  

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 JR目黒駅でSAKURAと待ち合わせをした。そして、歩き始めたのは午後4時近くであった。
 近くでの用事を済ませ、日の丸自動車学校の前を通り、恵比寿ガーデンプレイスの高層ビルを右手に見上げながら歩き、山手線の上をまたぐ恵比寿南橋を渡る。ここから山手線の東側の右にカーブした坂を下って行くと、「恵比寿駅東口」という交差点に出る。ここで左斜め方向に歩いてゆくと、斜めに入った道沿いに、緑色の懐かしい看板を発見した。「梅歴酒店」さんである。

  ←「梅歴酒店」

 SAKURAが暖かいお酒で温まりたいというので入ってみることにした。因みに、こちらのお店は2007年5月2日第21回で紹介している。ずいぶん前のことである。
 緑色の扉を開けて中に入ると、左手に6人から7人が立てる立ち飲みカウンターがある。その奥の方には少し広くなっている空間があり、壁カウンターに向かって立つことが出来る。そこの高い位置に「梅暦」という文字のネオン看板が眩しく輝いていた。そして、カウンターの端には、液晶テレビがあった。このテレビは6年前には無かったような気がする。
 SAKURA芋焼酎お湯割(400円)、私はお酒(300円)を冷やで頼んだ。銘柄は八重壽とのこと。
 30分ほどの滞在。実は店内に値段の入ったメニューを見つけることが出来なかった。

 「わざと別々に払おうよ、値段も解るから」SAKURAが言う。面白い。その通りであった。
 それぞれ400円と300円を払って外に出た。

 駒沢通りを渡り、山手線の線路の西側の道を渋谷を目指す。そして、3月16日からの地下化が決まっている東急東横線の下をくぐり、渋谷手前で右に曲がり、再び東横線の下をくぐって渋谷川を渡る稲荷橋の上に立った。

  ←渋谷川

 渋谷川の地上部分は渋谷駅近くの今は無き宮益橋からこの稲荷橋、さらに天現寺橋までの2.6kmのことであり、天現寺橋から東京湾までの下流は古川と呼ばれているそうである。
 そして、この稲荷橋の上流から渋谷川は暗渠の中に消えるのである。
 
 3月以降消えようとしている東横線の高架と明治通りに面した雑居ビル群の背中側に挟まれた狭い場所にひっそりと流れる渋谷川に映る夕暮れ時の空を眺めていると、いいしれぬ物悲しさを感じる。
 
 明治通りに出て、渋谷駅の東口側に出た。そこであの新しく出来た高層ビルに出会う。
 下の部分よりも上の部分が大きく、とても不安定な感じを受け、私はこの高層ビルのことが好きになれない。そこにかつてあったドーム型のプラネタリウムがのった東急文化会館の建物が懐かしい。

 渋谷駅近くで用事を済ませ、向かったのは渋谷駅の西側の飲屋街。まずは、京王井の頭線渋谷駅の南側の道に入る。左手に何軒もある居酒屋「山家」やきとり「鳥竹本店」などの歴史ある飲み屋さんを眺めながらすすみ、右手に京王井の頭線渋谷駅西口改札が見える場所に出た。。
 ここで左に曲がると、すぐ左手の「魚がし福ちゃん」「第三福ちゃん」の入っていた雑居ビルは、驚いたことに更地になっていた。
 さらに進み、次の十字路を左に曲がる。この十字路の左角は居酒屋「千両」さんがある。
 
 いろいろと迷ったけれど、結局入ったのは、その並びにある黄色い看板がよく目立つ居酒屋「やまがた本店」さんであった。 
 「山形清酒天誉酒蔵やまがた」と書かれた黄色看板とアサヒビールの丸い提灯の下を通って、ガラス戸をあけて中に入る。
 入ってすぐ左手に四人席テーブルが二つ。その先には、20席ほどの小上がり座敷がある。その先は左手に5人ほどの短いカウンター席があり、カウンターの中が調理場である。
 右手には勘定場があり、その先は六人席テーブルが三つ、四人席テーブルがふたつと奥まで続いている。
 
 席はかなり埋まっていた。その中で、一番奥のカウンター席には男性1人客が2人。右手奥のテーブル席は空いていた。出来るだけ静かな場所を好む我々は、この一番奥の右手のテーブル席に座った。

 調理場には男性2人、フロアーには女性が一人だけであった。
 さっそく熱燗二合(500円)とお猪口2つを頼んだ。
 御通し切り干し大根である。

 熱燗を一口飲んで身体を温めてから玉こんにゃく(420円)をお願いする。
 山形料理である。昔、山形の山寺の下で玉こんにゃくを食べたことを思い出す。醤油味がよく染みていてお酒に合う。
 
 2品目は、ふきのとうの天ぷら(420円)。苦みを楽しむ、まさに大人のつまみである。

 「ここにいると渋谷にいると思えない、いいね」SAKURAが言う。

 まさに、その通りである。

 1974年公開の監督野村芳太郎/脚本橋本忍・山田洋次の映画『砂の器』の中で、丹波哲郎と森田健作が演ずる刑事たちが「事件」のことを話しながら酒を呑んでいた場所もこのあたりであった。
 ある時は会社の上司や先輩に連れて来られ、ある時は学生時代の友人と連れだって、とことん飲んだ酒場である。まさに、昭和時代の酒場だ。
 そして、樽酒一升(3,500円)、白酒一升(3,500円)という一升瓶の酒もメニューにある。ここは、一升瓶が似合う酒場でもある。

 身体も暖まり、ビールを飲みたくなった。

 瓶ビール大瓶(525円)を頼む。

 やがて、いわゆる「ガテン系」の方が先客の二人の男性の間のカウンター席へ座られた。

 「雰囲気があるなあ」と思う。そして、並ぶ男性三人の背中に「人生」を感じる。

 麦焼酎お湯割(368円)を最後に1杯だけもらい二人で分けて飲む。

 御勘定をしてもらった。2,570円であった。

 外に出る。今日は目黒恵比寿渋谷と「街」を歩いた。街はどんどん変わってゆく。様々なものが壊されてゆく。

 せめて、少しだけ残された「昭和」を完全には奪わないでもらいたいと思う。
 



  

渋谷 居酒屋「やまがた 本店」
住所 東京都渋谷区道玄坂1-6-5
電話 050-5816-3883
定休 年末年始休
営業時間 15:00~24:00
交通 JR渋谷駅西口から徒歩3分



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渋谷 酒処「十徳」渋谷店 第2回

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第494回 2012年10月13日(土) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】



※2012年10月25日 1,050,000カウント通過。感謝!

渋谷 酒処「十徳」渋谷店 第2回


  十徳渋谷店

 

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  観劇 松洋作・演出「みのむしⅢ」

 土曜日の夕方、京王井の頭線の東松原駅で降りた。まったく初めて降りる駅である。
 SAKURAと二人、東松原駅徒歩1分の小劇場「ブローダーハウス」で芝居を見る為であった。

 植松洋 作・演出「みのむしⅢ」という作品。
 この芝居には、我が咲良舎の公演、中目黒・楽屋公演・咲良舎ランチシアター「チェホンテ・ア・ラ・カルト」に出演してくれた俳優の大槻博之さんが出演されているのだ。
 一言で言えば、懐かしい舞台だった。八十年代演劇ブームの頃、様々な小劇場に通った頃を思い出した。
 安部公房つかこうへい竹内銃一郎といった私の好きな作家たちのことが頭に浮かぶ。
 一生懸命に演じてくれる俳優たちを前にして、膝が舞台に接してしまうほどに近いような小劇場の一番前の席に座り、一生懸命に芝居に集中した。楽しかった。

 暗転の中、舞台上のバミリの為に貼られた、たくさんの「蓄光」が怪しく光るの眺め、本当に美しいと感じた。
 楽しい2時間は、あっという間に過ぎていった。久しぶりに「芝居」を楽しむことが出来たように思う。

 さて、東松原駅に戻って井の頭線に乗り、渋谷駅についた。

 すぐに思いついたのはこの一軒であった。


 芝居の帰りといえば、渋谷の十徳

 京王井の頭線渋谷駅の西口改札を出た。目の前の道を左へ。道玄坂方面へ歩いて、最初の路地を左に曲がり、すぐ右手にその店はある。酒処「十徳」渋谷店である。前回紹介したのは、2009年11月03日第276回であった。
 その時も、代々木八幡の青年座劇場での観劇帰りに立ち寄ったのである。
 
 入って右手に方に六人ほどが座れるテーブルが4つ。どの席にも何人かの方が座っていらっしゃる。左手奥に五人ほどがやっと座れる狭いカウンター席があって、その一番奥のトイレ手前にSAKURAと二人で並んで座った。

 こちらのお店では、「取りあえず生」などと、もったいないことは言わない。最初から日本酒である。

 まずは、SAKURAは、「今日のおすすめ」のお酒の中から山口県岩国市八百新酒造株式会社雁木 純米無濾過ひやおろし(580円)を選び、私は、山形県酒田市の東北銘醸株式会社初孫きもと2種飲み比べセット(450円)である。

 もちろん、分け合って飲むのである。
 雁木 純米無濾過ひやおろしは香り高く、良い意味で口中で暴れる感じであった。

 突き出しは鳥団子の煮物である。この鳥団子で酒をいただき、しばし楽しんでからつまみを頼んだ。

 新さんまのバジル風味揚げ(580円)とヒラメ刺し(750円)である。

 最初に出てきたヒラメ刺しの淡泊な味を楽しんでから雁木 純米無濾過ひやおろしをグイッといただく。口の中に味わいが広がる。

 新さんまのバジル風味揚げも揚げ物としては、上品な味わいである。うまい。

 SAKURAの2杯目は新潟県村上市宮尾酒造株式会社のあまりにも有名な銘柄、〆張鶴(500円)である。

 私の2杯目は石川県加賀市鹿野酒造株式会社益荒男 山廃純米秋上がり(650円)である。

 〆張鶴は、落ち着いた味わいであった。

 「今日のおすすめ」のお酒の中から益荒男 山廃純米秋上がりは、その名の通り、なかなかに暴れん坊のお酒であった。石川県の酒といえば、加賀鳶を飲んでいた我々としては、新しい発見でもあった。

 ここで、がっかりしたことが一つ。

 新さんまのバジル風味揚げを一片、床に落としてしまったのである。

 かわいそうであった。私がかわいそうなのではない、さんまに申し訳ないのである。

 「今日のおすすめ」のお酒は、まさに「暴れん坊シリーズ」である。
 
 ここで、負けないツマミを一つ。紀州の梅 大粒うす塩 南高梅 一粒150円をいただく。
 塩分は、1.6%だそうである。

 これを少しだけ食べて、また、酒をいただく。

 店内も満席となっていた。時間が遅くなると、本当に日本酒が好きな訳ではない方、例えば「カルピスサワーあります?」などと聞いてしまう方も入ってきてしまう。だいぶうるさくもなってきた。

 お勘定をお願いすることにした。二人で4,680円。

 「新さんまのバジル風味揚げを一つ落としてしまったんだ。ごめんなさいね。」とお店の方に伝える。

 外を見れば、下の写真のように、午前4時まで営業しているとのこと。

 十徳渋谷店

 来るたびにほんの少しだけお話をするお店の方も健在。

 懐かしい芝居に、懐かしい店、楽しい土曜の夜であった。


    ※   ※   ※

 追記 帰り道、京王井の頭線の渋谷駅の脇に3階建てのビルを発見した(写真)。

 そのビルに入っているのは、あの「根室食堂」であった。

 渋谷根室食堂

 渋谷に移る前の学芸大学駅近くにあった頃のことについては第37回第60回で紹介した。中目黒のお店については第44回で紹介した。

 今、根室食堂が小さなお店であったことを知らない方々も多いに違いない。ずいぶん時が経ったのだなと思う。





十徳渋谷店

渋谷 酒処「十徳」渋谷店
住所 東京都渋谷区道玄坂2-9-4 1F
電話 03-3770-7678
定休日 無休
営業時間 月~土 16:00~04:00 日・祝 15:30~24:00
交通 JR渋谷駅徒歩3分・京王井の頭線渋谷駅西口下車徒歩1分・地下鉄半蔵門線渋谷駅徒歩3分 
公式サイト http://www.juttoku.com/



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渋谷 立喰い「第三福ちゃん」

居酒屋探偵DAITENの生活 第332回 2010年3月27日(土) 【地域別】  【時間順】



※2010年3月30日 460,000カウント通過 感謝!


渋谷 立喰い「第三福ちゃん」

 
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 渋谷駅近くで大事な用事を済ませ、その足で向かったのは、前を何度も通りながらいつも満員で入れなかった有名店である。京王井の頭線の渋谷駅西口改札から見える場所。店名は【立喰い 第三福ちゃん】である。立飲みではなく、立喰いと店名に付いているということは、飲ませるよりも食べさせる方に重きをおいているということに違いない。
 魚料理を安い価格で提供する店である。但し、座る椅子は無く、立ったまま食べるのである。しかも、店内に「当店の飲食時間は一時間まで」と書かれてあり、一時間で店を出なければならない。でも、10人も入ればいっぱいになってしまうような狭い繁盛店には、あまり長居しない方が常識的である。

 午後4時20分頃、店の前を通ってみると入口付近に空きがあった。気になる他の店の様子を見る為に一通り周辺を廻ってから再び店の前に行くとまだ空きがある。チャンスだ。透明な硝子サッシの扉を開けて中に入る。間口は狭く、店内は店を左右に二分するL字カウンターのみ。カウンターの外、右手に先輩の方々が4人ほど余裕をもって立っておられた。背後は人がやっと通ることが出来るほど。カウンターの中にはお母さん風の女性が二人いる。入ってすぐ、手前左端に立とうとすると、お母さん風の方から右手奥へすすむように言われる。奥のお客さんが微妙にずれてくれ、指定の場所に立つことが出来た。

 まずは、燗酒(580円)をお願いする。二合徳利である。
 注文したのは、ほたるいか(380円)である。燗酒を飲みながら待っていると、ほたるいかがやってくる。上に酢味噌がかかっている。こちらのお店の食べ物の量が多いことは、情報としてよく知っていたけれど、やはり実際に見ると驚かされた。ほたるいかを数えてみると25個あった。ほたるいかは大好きな食材である。ほたるいかを口に入れる。うまい。酒を飲む。さらに、ほたるいかを口に入れる。酒を飲む。うまい。酒がすすむのである。

 次に、かつお塩(530円)を頼んだ。少ししてかつお塩はやってきた。「塩味がついてるから醤油かけないでえ~」お母さんがおっしゃる。でも、実際に「お母さん」などと呼ぶと「あたしゃ、あんたのお母さんなんかじゃないよ」とか言われるかもしれない。
 このかつおの登場もやはり、覚悟していた以上の驚きであった。かつおの切り身は12切れもある。それもかなり厚切りだ。かつお好きの私としては最高にうれしいけれど、そうではない一人客にとっては辛い一品かもしれない。

 メニューを見ると、にしん(350円)、かれい(350円)、たら(210円)、さば(210円)など焼き魚も豊富。並びの方が注文したいかの天ぷらも美味しそうであった。最近、DHAが足りないと感じる方、魚好きで、思いっきり魚を食べたい方などには最適の店である。

 お勘定をお願いすると「ちょっと待って」と言われた。忙しいのである。お母さん方とのうまいコミュニケーションを手に入れるには、やはり常連になるしかないと思う。居酒屋を探して都会を徘徊する居酒屋探偵DAITENには無理である。いつかまた、静かに入って静かに食べて帰ることにしよう。

 携帯電話は禁止「携帯電話がないと死んでしまうというような若者」にとっては無理かもしれない。

 午後4時30分から4時55分まで25分間の滞在。お勘定は1,490円であった。

 まだ日は高い。道玄坂を上がり、右手に口を開ける坂を登る。道頓堀劇場の前を通ってゆく。迷宮への入口である。気がつけば円山町に足を踏み入れていた。


 (つづく)


渋谷 立喰い「第三福ちゃん」
住所 東京都渋谷区道玄坂1-6-9
電話 03-3476-4476
定休日 日曜日
営業時間 16:00~22:30
交通 JR渋谷駅徒歩3分・京王井の頭線渋谷駅西口下車徒歩30秒・地下鉄半蔵門線渋谷駅徒歩3分


ホッピー原理主義者とは?
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渋谷 天風酒蔵「やまがた」

居酒屋探偵DAITENの生活 第298回 2009年12月28日(月) 【地域別】  【時間順】



渋谷 天風酒蔵「やまがた」


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 ホッケの顔も二度三度

 前回訪れた東京で最も有名な立ち飲み店を出たGAIと私は、すぐそばのJRのガード下にある店、天風酒蔵「やまがた」に入った。8割くらいの入り、客層は中年サラリーマンよりも若い人たちが多かった。どこかで会社の忘年会を済ませた若いサラリーマンの男女が上司や先輩をまいた後に集まったという感じのグループが何組か来ていた。

 まずは、ビール大瓶(520円)を一本飲む。
 実は咲良舎の稽古場がこの近くにあった時期があり、稽古帰りに役者たちと、この天風酒蔵「やまがた」に入ることが多かったのである。その当時のことをGAIに話し、彼の知らない様々な流転の日々について語った。芝居をやってゆくということは、出逢いと別れと戦いの連続である。
 
 ホッケ塩焼(520円)を頼んだ。ホッケを頼むと今から30年前のあるエピソードを思い出す。GAIにその時のことを話した。
 居酒屋で酒を飲むということになれていなかった頃、友人二人と新宿コマ劇場の下にあった居酒屋に入った。その店は一人一品頼めば500円で生ビールが飲み放題の店だった。店は広く若い学生客でいっぱいだった。入口に近い席に3人で座る。お店の人がやってきて何を頼むか聞かれた。「生ビール飲み放題で・・・」と言う。3人とも金がない。つまみを一人一品とるように言われ、私は一番量があってその一品のみで長持ちするものを選んだ。それが「ホッケの塩焼」だった。すると、友人の一人が「僕もホッケ」と言う。さらに、もう一人も「ホッケ」と言う。3人で別々のつまみをとって分けるという考えも浮かばないのである。店の人は忠告することもなく去って行く。
 やがて、生ビール3杯がやってきた。不器用に乾杯をして飲み始める。やがて、ホッケが三つやってきた。とても大きなホッケで、ホッケ三つの皿だけでテーブルが一杯になってしまった。生ビール三つと巨大ホッケ3匹のみのテーブルである。実に間抜けだ。
 2杯目の生ビールを飲む為には、自分でジョッキを持ち、通路を奥にすすんでビール・サーバーの前に立つ恐そうな親父にジョッキを渡さなければならない。途中、通路の真ん中で学生らしき男性が寝込んでしまっている。誰も彼を助けたり、連れて行こうとする者もいない。学生の身体の上をまたいでビール・サーバーのところまで行く。苦虫をかみつぶしたような顔をしながら親父さんが黙ってビールを入れてくれる。誰かがジョッキを何個も持って代表するということは許されていないようで、一人一つのジョッキを持って、みんな列を作る。
 これを繰り返して、3人で3匹のホッケをつつきながら生ビールを飲み続けた。私は7杯ほど飲んだような気がする。3人とも気の利いた話も出来ず、黙って飲み続け、友人の一人はテーブルで寝込んでしまった。居酒屋を楽しむということも知らず、現実を忘れる為に酒を大量に飲むことしか出来なかった貧しい時代の思い出である。

 この話をすると、GAI「ホッケの顔も二度三度」と言う。「仏の顔も二度三度」から考えたギャグだ。酔っているので無性に可笑しいのである。そして「あの親父は何杯も何杯も生ビールを飲まれるのが嫌だったんだろうなあ」と、当たり前のことを考える。「嫌なら飲み放題なんてしなければ良いのに」と当時は思った。しかし、ものには限度がある。バブル期の若者たち、学生たちは本当によく飲んだのである。私もその一人であった。

 お酒二合(520円)を注文。話がはずみ、さらに、もう一本お酒を追加する。煮込み(470円)も頼んだ。

 午後9時10分から10時30分まで1時間20分ほどの滞在。お勘定は2,850円であった。

 この後、渋谷の街を歩き、コンビニで発泡酒を2本買って二人で飲みながら、道玄坂の道端に座って話した。年末の渋谷の若者たちの流れを見る。様々な姿をした若者たちの列。いったいこの国はどこへ行くのだろうか。そんなことを考えてしまう。
 井の頭線の駅までGAIを見送り、家路につく。2009年もあと3日。明日もまた飲む予定である。


渋谷「やまがた」看板

  
渋谷 天風酒蔵「やまがた」
住所 東京都渋谷区渋谷3-29-71
電話 03-3464-7766
定休日 年末年始のみ
営業時間 16:00~24:00
交通 JR渋谷駅西口下車徒歩3分

ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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渋谷 大衆立呑酒場「富士屋本店」

居酒屋探偵DAITENの生活 第297回 2009年12月28日(月) 【地域別】  【時間順】



渋谷 大衆立呑酒場「富士屋本店」


 渋谷富士屋本店外観

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 「本気の役者たち」のキャストであり、高校時代の同級生でもある友人のGAIと久しぶりに二人だけで飲もうということになった。選んだ場所は渋谷である。待ち合わせ場所である渋谷東急プラザ前に午後8時に集合。
 首都高速3号渋谷線の下、玉川通りの上を渡る大歩道橋を渡り、渋谷区桜ヶ丘側に降り立つ。向かったのは、有名な立ち飲み店、大衆立呑酒場「富士屋本店」である。

 店の前まで行くと、GAIが「立ち飲みなのに地下というのは珍しいなあ」と言う。まったくその通りである。立ち飲み店が地下にあって、何十年も繁盛し続けているというのは凄い。常連を引き付け続ける魅力があるからに違いない。「富士屋本店」には、今まで何度も来ている。asimo君とも来たことがある。BS-TBSの番組「吉田類の酒場放浪記」でも紹介されて、様々な出版物にも載っている有名店である。しかし、何故か今まで「居酒屋探偵DAITENの生活」では紹介をしなかった。

 階段を降りてゆくと左手に入口がある。入口を入ると、ちょうど学校の教室ぐらいの空間がある。そこに店内を一周する凹型の大カウンターが出現する。その長さは30メートル以上あるに違いない。凹の字の外側が客の立つ場所であり、凹の字の内側が調理場になっているのである。そこに女将さんをはじめ、数名の皆さんが忙しく働いていらっしゃる。カウンターの外側の壁にも壁カウンターがある。入ってすぐ左手の壁カウンターに数人いらっしゃるだけで、他の壁カウンターには、あまり人が立っていない。一見満員のようでいて、いつもより空いているようである。ピーク時を過ぎているのかもしれない。

 まずは、ホッピー瓶(200円)を2本と、宝焼酎360ミリリットル入り(600円)を頼んだ。同時に千円札を二枚カウンターの上に置く。こちらは品物とお金を交換するシステムである。焼酎は宝焼酎以外に「いいちこ」もあるという。GAIは濃いめ、私は薄めに焼酎を入れてホッピーを投入して飲む。最初からホッピーで乾杯である。我々はあまり「最初の一杯はビール」ということにはこだわらない。元々、富士屋本店にはホッピーは置いていなかった。ある時から焼酎の二合瓶の割物の一つという形で提供されるようになったのである。ホッピー好きにはうれしい話であった。
 こちらの名物料理であるハムキャ別(300円)を頼んだ。出てきたハムの量にGAIもまた驚いている。今時の言い方をすれば、〈インパクトのある一品〉である。
 
 壁を見ると、こちらの常連として有名な俳優の大滝秀治氏の直筆色紙が何枚も飾ってある。
 中でも「仕事は火事場のくそ力」という一言が記憶に残った。
 きゅうり漬(200円)、湯豆腐(200円)も頼んだ。さらに、ホッピー〈200円〉を追加。8時半を過ぎると、だんだんに店内が空いてくる。
 ごぼう天(250円)を頼み、私は一の蔵(400円)に切り替えた。互いの近況を話す。話の途中で、私は携帯に料理や飲み物の名前と金額を打ち込む。

 「なんだか、わずらわしくて悪いね」と私が言うと、「居酒屋探偵は君のライフワークだから、別にいいさ、邪魔しないよ」とGAIが言う。

 やがて、壮年の男性が一人入ってこられ、我々の左隣のあたりに立たれた。その方をお店の方々が「○○さん」と特徴的な呼び名で呼ばれる。○○さんは、何か差し入れをされたようである。「○○さんからいただきました」とママさんが他の従業員に伝える。「ありがとうございます」の声が次々におきる。「○○さん」というのは、ニックネームのようである。本当に面白い呼び名なので、ここに書くわけにはいかないことが惜しい。
 その方は、20分ほど静かに飲んで帰られる。「○○さんお帰り」とママさんが言うと、従業員の皆さんが「ありがとうございました」と声を出す。こういう常連の皆さんとの関係があってこそ、このお店が長年続いているに違いない。それにしても「○○さん」という呼び名を御紹介できないことが惜しい。

 しばらくして、帰る他のお客さんに続いて、我々も外に出ることにした。我々は常連ではない、静かに外に出た。

 午後8時10分から9時まで50分ほどの滞在。支払った金額は二人で2,350円であった。

 階段を上がり、道路に出る。「富士屋本店」と同じビルの反対側の1階に入口があるのが2007年2月16日(金)第9回で紹介した立ち飲みのワインバー、「富士屋本店ワインバー」である。このお店へは、富士屋本店側の一階からも入ることが出来る。実は目立たない裏口があるのだ。

 今度は座ることの出来る居酒屋でゆっくり話がしたいと思い、次の店を目指した。しかし、年末の渋谷である。やはり、静かに飲むというのは無理であった。

 (つづく)

  渋谷富士屋本店看板

  
渋谷 大衆立呑酒場「富士屋本店」
住所 東京都渋谷区桜丘町2-3 富士商事ビル B1F
電話 03-3461-2128
定休日 日曜・祝日・第4土曜
営業時間 17:00~21:30
交通 JR渋谷駅西口下車徒歩3分

ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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渋谷 酒処「十徳」渋谷店

居酒屋探偵DAITENの生活 第276回 2009年11月03日(火)文化の日 【地域別】  【時間順】


※2009年11月5日 370,000カウント通過 感謝!


渋谷 酒処「十徳」渋谷

  渋谷十徳


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 青年座にて

 久しぶりに、代々木八幡にある青年座劇場で芝居を見ることになった。sakura劇団青年座演出をした時の出演俳優であり、当ブログでも第7回第27回に登場していただいた劇団青年座のベテラン俳優、名取幸政さんが出演される舞台である。
 「3on3 Part2」 喫茶店で起こる三つの物語 主催:(社)日本劇団協議会
 舞台には、現実の喫茶店に近いセットが組まれている。そこで、サイホンを使い、本物のコーヒーを入れて飲み、本物の煙草を吸うのである。その同じ喫茶店で3人の作家が書いた30分ほどの短編を3人の演出家が演出をするオムニバス形式の舞台である。
 名取さんは1本目の「みぢかうた」に出演された。冒頭から半分は座った背中だけを見せた芝居である。種明かしはしないけれど、前半と後半で事情と役柄が変わるので、この演出にはとても意味があったと思う。
 私的には、2本目の「青島先生」を喜劇でありながらエドワード・オールビー「動物園物語」の変容と見て、面白く見ることができた。
 3本目の「はひふへほ」は、悩める日本人としての文学的な何かをテキストから読みとることが出来ないまま終わってしまった。戯曲を読んでみたいと思う。


 道玄坂の隠れ家
  
 代々木八幡から神山町を通り、東急百貨店本店の前の道玄坂2丁目の交差点に出る。東急本店前の通りから弓なりに伸びる路地を抜けて、道玄坂通りに出た。この通りから京王井の頭線渋谷駅西口前に出る道に入った。およそ、1.5キロメートルの道程である。いつものコースだ。
 さて、京王井の頭線西口改札前の通りは、渋谷に唯一残されたといってもいい古典的居酒屋が集中した地域である。道玄坂からこの通りに入って最初の路地を右に入ると、左手に今日の目的の店、酒処「十徳」渋谷がある。新宿周辺に数店舗ある「十徳」グループの支店だ。

 公式サイトには「道玄坂の隠れ家」と書いてある。まさに、そんな感じの店構えである。入口にいつもいらっしゃる店長さんがいる。「二人です」と言って中に入る。比較的天井の低いお店である。入って右手から奥にかけて、6人位が座れるテーブルが四つ続いている。こちらのお店で相席は当たり前。覚悟して入ったのであるが、今日が文化の日であることを忘れていた。しかも午後5時ではまだ空いている。一番手前のテーブルににカップルが座り、左手奥の5人ほどのカウンター席に男性が一人座っていた。こちらの店は平日は4時から開店している。さらに、日曜日は3時半から開けている。しかも年中無休。休日の酒飲みにはもってこいの店である。

 「十徳」に来て、生ビールやサワーではもったいない。焼酎も同じである。やはり、日本酒だ。
 目の前に「山形正宗の飲み比べ2種セット500円」というメニューがあった。銘柄は山形正宗「特別本醸造」「純米吟醸秋あがり」の2種類。sakuraは〆張鶴の純米吟醸(500円)。
 お通し(480円?)は鳥肉とニンジンとレンコンの煮物。
 飲み比べセットは小さなグラスに入ったものが専用の台の上に乗って出てくる。それぞれにうまい。
 牛すじ大根煮(580円)、鰺なめろう(680円)を頼んだ。牛すじをこれだけさっぱりと美味しく食べさせてくれるのはなかなかない。言うまでもなく鯵なめろうは酒に合う。よく聞く、「これだけで3杯は飲める」という酒飲みの発言には説得力がある。

 2杯目は、私は神亀純米辛口(600円)。埼玉の神亀酒造の酒である。桝に入った大ぶりのグラスに入って出てくる。ちゃんと、桝にこぼしてくれる。この満足感は酒好きならではだろう。

 ここにも「ハイボールはじめました。大人気のウイスキーの炭酸割 400円」と書いてある。
 しかし、「十徳」で日本酒以外を飲むなんてことはしない。そんなことを思っていると、やがて並びに若いカップルが座った。頭の良さそうな顔をしたカップルである。二人で生ビールを飲み始めた。しかし、それをチビチビとお湯割りを飲むように飲むのである。そして、黙ったままである。酒を頼む様子はない。ここがどんな店であるかを知らずに入ってきてしまったのかもしれない。知らないということは残念なことである。そして、チビチビと生ビールを口に含んでは、つまみを行儀良く食べている。

 sakuraの2杯目は、高知の酔鯨酒造酔鯨純米吟上(600円)。有名な酒である。

 刺身類はイナダ(580円)、シマアジ(750円)など種類も豊富である。迷った末に、マダイ刺身(680円)を頼んだ。本当に日本酒に合う。これも正解であった。

 3杯目に、鳥取の諏訪酒造すわいずみ純米生酒(450円)をもらい、二人で分けあって飲んだ。
 もし、「十徳」が無くなってしまったら、落ち着いて安い価格で日本酒を飲む場所がなくなってしまう。是非続けて欲しいものである。

 帰る時、さきほどのカップルをちらりと見る。次の瞬間、いきなり男性が太い声で「高清水、ひとつ」なんて言ったらかっこいいのに・・・と思うがそれもなかった。チビチビと生ビールである。芝居を見た帰りは、現実に対しても次の展開に期待してしまう癖がつく。観劇後遺症とでもいうのだろうか。

 午後5時から6時30分まで1時間30分ほどの滞在。お勘定は5,550円であった。私たちとしてはたまの贅沢といえる。

 ※   ※   ※

 そういえば、「古典酒場」の最新号は「日本酒酒場」である。当ブログのマイショップにも載っているのでよろしく。

渋谷 酒処「十徳」渋谷店
住所 東京都渋谷区道玄坂2-9-4 1F
電話 03-3770-7678
定休日 無休
営業時間 月~土 16:00~04:00 日・祝 15:30~24:00
交通 JR渋谷駅徒歩3分・京王井の頭線渋谷駅西口下車徒歩1分・地下鉄半蔵門線渋谷駅徒歩3分 
公式サイト http://www.juttoku.com/

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渋谷 居酒屋「がんこ爺」本店

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第229回  2009年6月28日(日) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】



渋谷 居酒屋「がんこ爺」本店

   渋谷 居酒屋「がんこじじい」本店 

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 一人芝居 コメディ・フランセーズ『神の曲芸師』 観劇

 6月の最後の日曜日、東京は雨模様だった。コメディ・フランセーズの俳優ギヨーム・ガリエンヌの一人芝居が表参道の「銕仙会能楽研修所」であるというので、急遽、sakuraと行くことになった。
 東京はあいにくの雨模様。電車も混んでいた。開演の十分前にようやく開場に到着。「研修所」といっても、「銕仙会能楽研修所」はきちんとした能舞台を持つ劇場である。

   南青山プラダ 

 表参道から表参道四丁目の交差点の方へ歩いて行く。プラダの特徴的な建物(写真)の斜め先の交差点の向こう角に「銕仙会能楽研修所」があった。
 小さな入口から中に入る。靴を脱ぎ、下駄箱に靴を入れて素足になり、二階の会場に階段で上がると、能舞台があった。木製の床が階段状になっていて、座布団を敷いて座るようになっている。足を前に出して座ることが出来、隣の人との間も十分にとられているので、椅子席よりもかえって楽であった。
 会場には、SAPメンバーも数名来ていた。みんな勉強熱心である。

 1998年にコメディ=フランセーズの一員となったギヨーム・ガリエンヌは、2008年からフランスのテレビ「Canal +」にて毎日放送の5分番組を担当、フランス国内で注目を浴びる存在とのこと。内容は下記の通り。

コメディ・フランセーズ『神の曲芸師』
劇場/銕仙会能楽研修所 作/ダリオ・フォー 演出/クロード・マチュー 出演/ギヨーム・ガリエンヌ
 「無礼な言動はすぐさま火刑ゆき。そんな13世紀イタリアにおいて、自由で、信念の男フランチェスコは、みすぼらしい仲間たちと一緒にウンブリア州を巡る。道中にて、彼は数々の教会を再生させ、オオカミと交渉し、鳥たちに話しかけ、下品な言語で福音書を語ってみせる。陽気さとからかいでもって、アッシジのフランチェスコは野次馬たちを惹き付け、楽しませ、感動させながら、金銭や権力、人心操作、苦悩、そして戦争を告発してゆくのだ。」(パンフレットより引用)
 
 会場はフランス人の姿も多かった。始まる前、フランス語があちらこちらから聞こえてくる。もちろん、ギヨーム・ガリエンヌ氏はフランス人であるから全てフランス語で演じられる。ただし、字幕が能舞台の上の部分に取り付けてあり、客席の一番後ろにいるオペレーターの方が舞台進行に会わせて、次々に表示してゆくので内容は解る。
 しかし、字幕と舞台上の役者とを交互に見なければならず、かなり首が疲れた。
 でも、ギヨーム・ガリエンヌ氏の演技は、不自由さを越え、言語の壁を越えて、素晴らしいものであった。台詞を言いながら去ってゆくラストシーンでは涙があふれてきた。


 渋谷で呑む 居酒屋「がんこ爺」

 「銕仙会能楽研修所」を出てから表参道の交差点に戻り、青山通りを歩いて渋谷駅方面に向かうことにした。
 やがて、青山劇場と青山円形劇場のある「こどもの城」の前を通った。1996年に青山円形劇場でマリヴォーの「愛と偶然の戯れ」を上演した。その時の話をしながら向かったのは、青山劇場、青山円形劇場での仕事帰りにスタッフや役者が必ず行く店、居酒屋「がんこ爺」本店である。渋谷駅から行くとすれば、宮益坂下交差点から宮益坂を登り、最初の角を左に入った左手である。

 sakuraSAPメンバー、計5名で入店。店内は奥に長く、入口右手に四人テーブル2卓。その次に広くなったスペースにテーブルが十数卓ある。さらに奥に入ると左手の調理場の前にカウンター。さらに奥に座敷が続いている。ぐるなびの情報によれば160名入れるという。大規模チェーンではなく、ある程度の人数の宴会に対応してもらえるのは便利である。チェーン居酒屋嫌いのスタッフは多い。ゆえに、渋谷での舞台関連のスタッフの打ち上げによく使われる。この店で何度、色々なスタッフと飲んだであろうか。
 
 スーパードライ中生ビールを五杯頼んだ。この日は特別サービスで20パーセントオフ。なんと中ジョッキ一杯280円(税込294円)であった。毎日午後7時までに入れば、さらに中生一杯168円、サワー類157円である。
 若いメンバーと一緒なので、まずは空腹を満たしたいということで、がんこのギョウザニア(451円)、高菜チャーハン(525円)を二つ、でっかい焼きおにぎり(399円)、ハンペンの明太子チーズ(420円)、海藻サラダ(525円)、チリポテト(367円)と一期に頼む。
 まず、チリポテトがやってくる。ポテトフライにスパイスがまぶしてあり辛い。がんこのギョウザニアとは、餃子の上にチーズを乗せたラザニア状の食べ物である。高菜チャーハンは普通に美味しく、ハンペンの明太子チーズも名前の通りのもの。海藻サラダはボリュームがあった。
 しかし、最後に出てきた「でっかい焼きおにぎり」には驚いた。皿の上にどんぶり飯をふせて置いたような大きさであった。全員、ちゃんとお腹が一杯になった。
 みんなはビールを飲んでいたが、私は「通風」が恐いので、レモンサワー(315円)、チューハイ(315円)に切り替えた。sakuraは赤ワイン(399円)。

 当然、今、見てきた芝居の話になる。sakuraが「本当に感動した、情に訴えかけるのではない、本当の感動がそこにあった」と言う。日本ではなかなか見ることの出来ない一人芝居であった。SAPメンバーには、勉強になったに違いない。

 サラリーマンがいない為、日曜日の夕方の客層は圧倒的に若者たちであった。
 ふと、店内を改めてみると、壁一面にアサヒ・スーパードライのポスターが貼ってある。しかも、それは歴代のキャンペーンガールのポスターであった。「井川遙」「伊藤美咲」などブレイク前の姿を見ることが出来る。

 午後7時から8時15分までの滞在。お勘定をお願いすると5人で8,526円であった。


銕仙会能楽研修所
住所 107-0062 東京都港区南青山4-21-29
電話 03-3401-2285 FAX 03-3401-2313
交通 地下鉄表参道駅下車(銀座線・千代田線・半蔵門線)A4出口より徒歩3分


渋谷 居酒屋「がんこ爺(じじい)」本店
住所 東京都渋谷区渋谷1-14-6 平野屋ビル1F
電話 03-3498-3247
定休日 無休
営業時間 月~木 17:00~25:00 金 17:00~26:00 日・祝 17:00~24:00
交通 JR渋谷駅徒歩3分/東急東横線渋谷駅徒歩3分/東急田園都市線渋谷駅徒歩2分 


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渋谷 やきとり「鳥升」

居酒屋探偵DAITENの生活 第174回   2009年1月24日(土)  【地域別】  【時間順】


※2009年1月24日 210,000カウント通過 感謝!

渋谷 やきとり「鳥升」

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 マリヴォー作「本気の役者たち」の稽古帰り、渋谷の家電量販店で買い物をする為、sakuraと二人、中目黒方面から渋谷に向かって歩く。
 しかし、セルリアンタワー東急ホテル脇の大きな歩道橋を渡った向こう側には、我々を引き留めて離さない魅力的な地域が広がっている。京王井の頭線渋谷駅西口を出てすぐの地域である。この場所には古い居酒屋が集まっている。
 買い物の前に軽くお腹に入れておきたいとsakuraが言う。当然、行くのは酒のある店に決まっている。土曜日の夕方5時30分。普段なら混みすぎて入ることの出来ない店に、土曜なら入ることが出来るかもしれないと思いついた。その店とは京王井の頭線渋谷駅西口の改札を出て右に行き、マークシティの南側の坂道を登りかけたところにある店、やきとり「鳥升」である。

 入口の左側に焼き台があり、その中で煙がもうもうとしているのが見える。中に入ると、手前から奥に向かってカウンター席があり、左手カウンター内が調理場、右手奥、階段下にテーブル席がある。
二人であることを告げると、二階の座敷席に通された。入って右手の狭くて急な階段を上がると、上がりきったところで靴を脱ぐようになっている。靴を脱いで左手に上がる。四人掛けの七卓ほどの座卓があり、奥の部屋にも3つほどの座卓が見えた。まだ、座卓がいくつか空いている。
 我々の背後からも予約をされた常連の方が上がってくる。次々に席が埋まってゆくのである。
 注文をとってもらうまでしばらく待つことになる。女将さんらしき年輩の女性が奮闘している。伝票を見ながら注文を通すのに、四苦八苦している様子。気長に待つことにする。繁盛店ではイライラしてもしょうがない。一人一万円もとられるような焼き鳥コースを食べさせる店ではないのである。

 まずは、酒(Wとっくり)420円をもらう。
 ひな鳥(2本280円)、なんこつ(2本300円)、煮込み(370円)、ぶりあら煮(430円)と一期に頼む。
 最初に煮込みがやってきた。美味しい煮込みである。さらに、ぶりあら煮が来る。これが味が染みていて旨かった。最近は刺身よりも煮魚がうまいと思うようになってきた。煮魚は「店」で食べる方がうまい。やはり、一度に大量につくるからであろう。
 こってりとした物を食べると口をさっぱりさせたくなる。ビールの銘柄を聞くと、サッポロ【赤星】大瓶(580円)である。さっそく頼んでしまう。
 今日はタレで食べることにした「ひな鳥」がやってくる。もつ焼きは塩で食べることが多い。タレで食べると「焼き鳥」を食べたという気がするのである。しかし、次の「なんこつ」がやはりうまかった。「なんこつ」にはワサビがついてくる。これをつけて食べるのがうまい。

 気が付けば、店内は満席であった。後から来る人の為に席を空けることにする。
 午後5時30分から6時15分までの約45分の滞在。お勘定は二人で2,960円であった。

渋谷 やきとり「鳥升」
住所 東京都渋谷区道玄坂1-11-8
電話 03-3464-5478
定休 日曜・祝日
営業時間 17:00~23:00
交通 京王井の頭線渋谷駅西口下車徒歩30秒・JR山手線渋谷駅ハチ公口改札下車徒歩5分

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渋谷 居酒屋「多古菊」

居酒屋探偵DAITENの生活 第163回  2008年12月21日(日)   【地域別】  【時間順】


渋谷 居酒屋「多古菊」


   渋谷多古菊外観    にほんブログ村 グルメブログへ ←「東京食べ歩き」参加中。

 日曜日の夕方である。渋谷駅周辺でチェーン店ではない居酒屋に入りたいと思うと、店の選択は決まってくる。24時間営業の「山家」の各店、やはり24時間営業の「小倉山」、そして、「やまがた」「多古菊」ということになる。
 「多古菊」の入口に、サワーが午後7時までのサービスで200円であることが書いてあった。それに誘われて中に入る。入って左手には三角形の大きなテーブルがあり、回りに座ることが出来るようになっている。右手には4人掛けテーブルが2つ。三角テーブルの奥には6人掛けのカウンターがある。その向こう側は調理場。調理場の右手を通って、奥の座敷に行くことができる。

 カウンターの左端に座る。飲み物のメニューを見る。サワー類が安い中、ホッピーセット(570円)が目についた。この価格は驚きである。
 まずは、サービスのレモンサワー(通常270円がサービスで200円)を頼む。お通し(300円)と一緒に出てきたレモンサワーは中ジョッキに入って出てくる。つまみは、じゃこ天(380円)である。

 日曜日の繁華街の居酒屋はなんとなく寂しい。カウンターは静かな親父の独り飲みである。四人掛のテーブル、三角テーブルにもそれぞれ客が座っているが、それほど混んではいない。
 奥の座敷は忘年会であろうか。やや派手な女性たちが時々やってきて、奥へ入って行く。テーブル席の男性客たちが顔見知りらしく、声を掛ける。水商売関係の皆さんかもしれない。

 さらに、レモンサワーをお代わりする。
 流れるバックグラウンドミュージックは、リリィ『私は泣いています』である。この曲は1974年に発売されたシングル曲である。リリィのかすれた声が好きで、『ダルシマ』というアルバムの広告が雑誌「ミュージックライフ」に載っていたのを覚えている。
 そういえば、私の好きな映画の一つ、『砂の器』(監督/野村芳太郎・脚本/橋本忍・山田洋次)の中で、丹波哲郎と森田健作演ずる刑事が酒を呑んでいた場所もこのあたりであった。『砂の器』も1974年の映画である。
 渋谷の井の頭線渋谷駅近くのこの地域にいると、1970年代の感触を味わうことが出来る。貴重な地域である。

 「多古菊」は、おでんが有名である。ちくわぶ(150円)、厚揚げ(150円)をもらい。日本酒熱燗(300円)を呑むことにする。銘柄は松竹梅豪快である。
 カウンターの左端は落ち着くのである。思えば、生まれ故郷の川崎駅西口の母がやっていたカウンターだけのトンカツ屋「ぐれいん」も、落ち着く席は入って左端のカウンター席であったように思う。常連はそこで「酒」を呑んでいた。作家の池波正太郎が目黒の「とんき」でロースカツをつまみに「酒」を呑んでいたようにである。
 カウンターの端が好きな自分。それには理由があったのである。酒がしみる。しかし、今日はトンカツは食べずにお勘定を済ませることにした。
 5時15分から6時15分の一時間の滞在。お勘定は1,760円。

渋谷 居酒屋「多古菊」
住所 東京都渋谷区道玄坂1-6-2 渋谷ファイブビル1F・2F
電話 03-3461-8866
定休日 年中無休
営業時間 17:00~23:00
交通 京王井の頭線渋谷駅西口下車徒歩1分・JR山手線渋谷駅ハチ公口改札下車徒歩5分

 
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渋谷「とりすみ」

居酒屋探偵DAITENの生活 第55回  2007年12月7日(金)   【地域別】  【時間順】


渋谷「とりすみ」

 SAKURAと、SAPメンバーの創間元哉君と3人で「芝居」を見た帰りである。明朝早く活動しなければならない予定があり、本当は早く帰るつもりであったのだが、渋谷で少しだけ呑みたいということに、やはりなってしまった。

 もう、午後10時半を回っている。時間を短く、軽く呑むのに良い店、しかも帰りを考えて駅のすぐ近くが良い。この条件にぴったりの店はすぐに頭に浮かんだ。京王井の頭線西口改札から徒歩1分。改札を出て左手へ、すぐ目の前の駅脇の道ではなく、二本目の路地を右に入った右側にある。この路地は奥でL字形に右に曲り、すぐに駅脇の道に出るようになっている。京王井の頭線西口改札に近い地域は本当に、「親父たち」の為に残された最後の聖地である。

 店の名前は「とりすみ」という。何回も来たことがあるが、今までブログに書くことがなかった店である。店名が「とりすみ」でも焼き鳥屋ではない。鳥料理に力を入れている訳でもない。名物は缶詰と魚肉ソーセージである。
 中に入ると、右手に四人掛けのテーブルが二つ、どちらも満席である。その奥右手にカウンターがあり、6人ほどが座れるようになっている。さらに奥に三方を壁に囲まれた「小上がり」があり、テーブル一つに5人ほど座れるようになっている。

 カウンターの真ん中に座っていたお客さんが右にずれてくれ、私たち3人はカウンター奥に3人並ぶことが出来た。やはり、ホッピー(510円)を3つ、SAKURAは氷あり、私と創間君は氷ナシでお願いする。やってきたホッピーで乾杯。焼酎とホッピーが冷えている2冷。ちゃんとホッピージョッキであることがうれしい。焼酎の量は上の星印であるから90CCである。価格は510円と高い。私は小さなグラスをもらい、焼酎を半分に減らして1本目のホッピーを投入した。創間君も真似をしている。

 つまみは、大根漬け(280円)、エシャレット(380円)、トマト(330円)をお願いする。
この店はつまみの価格が手頃である。カウンターには缶詰が並んでいる。暖めてもらって食べるのである。店内はやはりサラリーマン率が高かった。
 早い時間は会社帰りに軽く飲むサラリーマンが多い。そして、どこかで飲んだ後、一軒目でかなり飲んでしまい、予算も使ってしまったお父さん、お兄さんが「もう1軒」と言いながら、ふらふらとたどり着く、そんな店である。また、女性の1人客を見かけることも多い。地域性だろうか。

 私は2本目のホッピー(=外)をもらい、残してあったグラスの焼酎(=中)を少しジョッキに入れて、後からホッピーを投入。「外1中2」の逆を行く、「中1外2」である。ホッピーの「味」が好きな私は、「中1外3」とか、さらに「中0外1」なんて飲み方までしてしまう時もある。この飲み方ならば、ホッピーで悪酔いすることは無いのである。また、ホッピービバレッジさんの売上に貢献してしまった(笑)。その様子を見て、創間君も真似をしている。
 さらに、このお店の名物料理。魚肉ソーセージエッグ(400円)を頼んだ。魚肉ソーセージで作った目玉焼きである。これがうまい。たしかに家でも簡単に出来る一品である。缶詰だって、スーパーで買った方が安い。でも、ここで食べるのがうまいのである。そんな店があっても良いのではないだろうか。

 最後に、私と創間君はレモンハイ(380円)を頼んだ。業界の噂話、将来上演したい演目の話、キャスティング等、話は尽きない。「演劇業界」の話にネタは尽きないのである。
 本当は早く帰るつもりが、あっという間に1時間半が過ぎ、午前0時を過ぎてしまった。お勘定をお願いする。3人で4,810円であった。


渋谷 居酒屋「とりすみ」
東京都渋谷区道玄坂2-7-6
電話 03-3464-8220
京王井の頭線渋谷駅徒歩1分
定休日 無休 営業時間18:00~25:00


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら


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代々木青年座~渋谷「大戸屋」 そして、世間は狭い

居酒屋探偵DAITENの生活  第12回  2007年3月4日(日)   【地域別】  【時間順】



代々木青年座~渋谷「大戸屋」 そして、世間は狭い


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代々木青年座「空の耳-Big me を探せ-」 

今日はSAKURAと共に、代々木の青年座に向かった。
青年座研究所本科32期生実習公演「空の耳-Big me を探せ-」(作=永井愛 演出=黒岩亮)を見るためである。S.A.P.のメンバーで、咲良舎ランチシアター「愛のモルナールあえ2」に出演した木村夕佳は、現在、同研究所に所属しており、今回はその舞台姿を見るために「青年座劇場」に来たのである。「VOL.003 横浜でブロードウェイを思う」に登場した咲良舎の俳優創間元哉とも一緒になった。他にS.A.P.のメンバーが数名来ていた。

 S.A.P.のメンバーから様々な有名劇団や大劇場の養成機関に入る者も多い。逆に有名劇団に所属していて、S.A.P.のメンバーとなっている者もいる。S.A.P.は養成所ではない、メソード演技を学びたい俳優の為の演技のクリニックのようなものであるから、このような現象も当然といえば当然である。同時期に学んでいるメンバーの年齢差が30歳ほどというのも、いわゆる俳優養成所とは異なる存在である証拠かもしれない。

「空の耳~Big meを探せ」は、1992年7月9日~14日に下北沢本多劇場で二兎社の第19回公演として上演された作品である。もちろん作・演出は永井愛さん。出演者の中にご自身の名前もある。青年座が1997年に上演した「見よ、飛行機の高く飛べるを」では、永井愛さんは文化庁芸術祭大賞を受賞されている。この時の演出が今回の実習公演の演出をされた黒岩亮氏である。

 今回は研究生の実習公演としての無料公演であったが、十分に楽しめる内容であった。3グループ総勢50名近くの研究生を出演させ、作品としてまとめてしまう黒岩亮氏の力量を感じることができた。
 豪華客船上で行われる「自己啓発セミナー」に集まった13人の男女の葛藤を描いてゆく群像劇である。もちろん永井愛さんの台本であるから喜劇である。笑うべきシーンはたくさん用意されている。上演時間は前半1時間30分、後半1時間55分であるから、3時間半近くの大作である。その大半を占めるのが日系三世の講師テリー(鎌倉哲也)とアシスタント純代(木村夕佳)が受講生達に対して行う「エクササイズ」である。その分量の多さからか、見ている観客は、時間と空間の感覚が麻痺してきて、まるで本当に自分が「自己啓発セミナー」の見学をしているような気になってくる。
 実は20年程前に、私自身も上海までの客船内で実施される7日間の研修旅行というものに、会社命令で参加したことがある。客船という閉鎖された空間で、朝早くから夜遅くまで団体行動を強いられながら勉強をさせられるというのは、普通の状況ではない。そんな状況の中、人がどんな精神状態になってゆくか、ということを身をもって体験した。船酔いという理由で船室からまったく出てこない参加者もいた。翌年の参加者の中から入水自殺をした者が出て、船が丸1日同じ場所を周回しても死体が見つからなかったということもあった。ゆえに、この登場人物たちの気持ちはとても解るのである。

 木村夕佳は、過去にこの「自己啓発セミナー」を受けて開眼。BiG Meを見つけて生まれ変わり、この「セミナー」のアシスタントとなったという女性の役を演じている。
 どこまでも強く、したたかで、自信に満ちている。よくある表現を使って評すれば、「木村は信者役を圧倒的な存在感で演じていた」と言える。「カルト信者」の持つ「過剰さ」をよく表現していて、こういう「カルト信者」はいるなと信じさせてくれた。
 全員の前で美味しそうな食べ物の話をして、その食べ物を食べたくなりましたか? と講師に問われ、食べたくなった人間の数を競うというエクササイズのシーン。模範演技としてそれをやってみせ、本当に美味しそうな気持ちにさせてくれた。
 今回は、木村夕佳のもっている「表」の部分が十分に生かされたキャスティングであった。全員を引っ張ってゆく役柄をきちんとやって見せたと思う。さらに、人物の裏側の怖さをもっと表現できればと思う。

渋谷「大戸屋」にて

 青年座を出ると、SAKURAと創間と3人で渋谷まで歩いた。
 創間元哉は3月末に客演で芝居に出る。その稽古が午後7時からあるという。つまり酒が呑めない。稽古前に食事をとりたいというので、大戸屋センター街店に入った。ここは2階が喫煙、3階が禁煙と完全に分煙化されている。我々は3階に行った。なんと24時間営業である。
 大戸屋のホームページによれば、大戸屋は昭和33年1月、「創立者である先代社長三森栄一が、東京・池袋(現在の池袋東口店)に、「大戸屋食堂」として開店したことに始まる。 当初、先代は、「全品50円均一」と いうユニークな経営手腕を打ち出し、連日千人を越すお客様の支持を受け、「50円食堂」という愛称で親しまれる。」という。

 私もこの池袋の「大戸屋食堂」で20年以上前に何度も食事をしたことがある。学生やサラリーマンでいつも混んでいた。しかし、今の大戸屋のように女性が1人で入ることの出来るような雰囲気ではなかった。昼間から酒を呑んでいる職人風の親父がいた。その名残なのか、今でもビール、日本酒、缶酎ハイなども置いていて、居酒屋代わりに使うことも出来る。
 ある時、午前中の葬式に出席した帰り、お清めをする店に困って、高田馬場の大戸屋でSAKURAと呑んだことがあった。その時は今のようなしゃれた感じではなく、定食屋らしい雰囲気が残っていた。廻りにも同じようなことを考えている中年親父のグループが何組かいて、昼から酒盛りをしていた。

 今日は、つまみとして、野菜と豚の黒酢炒め単品(546円)と牡蠣フライ単品(598円)を頼み、創間元哉はロースとんかつ定食(714円)を頼んだ。SAKURAはキリン一番搾り生ビール(435ml 430円)を、私は冷酒 (180ml 420円)を頼んだ。
 他に酒類はキリン一番搾りミニ生ビール(200ml 210円)、日本酒一合(367円)、ワイン赤・白(90ml 189円)、キリンチューハイ氷結 レモン・梅(252 円)等がある。
 
 安いといえば安い。ただし、私が行くディープ系居酒屋に比べれば高いとも言える。いずれにしても、定食を食べる人が主であるから、長居をする店ではない。追加注文の度にレジに行かなければならないのもわずらわしい。さっと呑んで帰るならば立ちのみ店をおすすめする。しかし、酒を呑む場所として「大戸屋」という選択肢もあることは確かである。

咲良舎俳優〈創間元哉〉出演舞台情報
     

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 創間元哉が客演する芝居の情報は下記の通り。
THE PAR★KING AREA 第1回公演【もしもパンティになれたなら・・・】
作・演出=笠井健夫 出演=荒井めぐみ、創間元哉、原田麻由、足立信彦、大瀧公三
日時 3月28日(水)19時30分開演 3月29日(木)14時開演/19時30分開演
場所 新宿ゴールデン街劇場 東京都新宿区歌舞伎町1-1-7マルハビル1F
料金 ¥1,500(全席自由)チケット取扱・お問い合せ 代表090-9230-4964
※ご希望の方は咲良舎までメールでご連絡ください。取りまとめて創間元哉に連絡します。
創間元哉のブログ「くそガキ日記」で公演情報やゴールデン街劇場の地図なども見ることができる。

そして・・・世間は狭い

上記の情報をさくらの便りに掲載してから、ひとしきりネットサーフィンをしていて、ある事実を知り、とても驚いた。
 今回の芝居の創間元哉の共演者の中に女優原田麻由さんがいる。
 当ブログの2007年1月12日(金)の「VOL.004 中目黒 源~都立大学 最上そして役者の街」の回に登場したのは都立大学の居酒屋「最上」。そのご主人の息子さんが主催する劇団パラノイアエイジの公演、シアターVアカサカ「平将門 傀儡徒夢(たいらのまさかど~くぐつのあだゆめ)」に、この原田麻由さんが出演されていたのである。チラシを見た時はもちろん気づかなかった。今日、ネット上に公開されているそのチラシのpdfファイルを見て気づいたのである。
 たまたま、私たちの話を聞いていたご主人の方から、自分の息子が主催する劇団の公演の話を始めた。その芝居に出ていたギルドB所属の女優原田麻由さんと、咲良舎所属の俳優創間元哉が次の作品で共演することになっていたのである。世の中狭い。 偶然か必然か、「うちの創間をよろしくお願いします」という気持ちである。都立大学の「最上」にもまた行きたいと思う。
 しかし、題名がすごい「もしもパンティになれたなら・・・」。創間元哉の怪優ぶりを見たいものである。
 場所が「新宿ゴールデン街劇場」であるから、芝居の帰りには、OZAKI先生やJIN隊長と行くゴールデン街の「原子心母」や「スローハンド」等へ寄ってしまうに違いない。「原子心母」ではホッピーが飲める。当然飲んでしまうに違いない、いや、これは必然である。


渋谷 大戸屋・渋谷センター街店東京都 渋谷区宇田川町30-3梅よしビル2・3F 03-3476-1128 無休・24時間営業

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渋谷 細雪~某店~富士屋本店ワインバー

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活  第9回  2007年2月16日(金)  【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】


渋谷 細雪~某店~富士屋本店ワインバー


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渋谷 居酒屋「細雪」にて

 今日はASIMO君に、居酒屋探偵生活のもう一人の仲間、OZAKI先生を引き合わせる為、3人の住んでいる場所のちょうど真ん中の渋谷を選んだ。最初の目的地は京王井の頭線の渋谷駅西口を出てすぐ左にある居酒屋「細雪」である。
 「常に停めてある手動の自動ドア」を手で開け、午後7時少し過ぎに「細雪」に入店。
OZAKI先生からの連絡を待つ。運良く二人分の席を確保することが出来た。もちろん相席である。ホッピーを呑んでいる先客の方に軽く会釈して座る。相席で嫌な顔をするようなお客さんはこの店には来ない。どこかの席が空くとすぐに次のお客さんが現れて座る。
 ますばホッピー(320円)を頼む。渋谷でこの価格でホッピーを飲める店は他にない。最初のつまみは、日替わりの刺身メニューからマグロ刺身(600円)、ヒラメ刺(550円)を選ぶ。
 客と客の間を女将さんが酒やつまみを手にすり抜けてゆく。ぶっきらぼうに見えて、実にきちんと客を見ている。注文はスムーズに通る。必要な接客とはこういうものだ。マニュアル通りの「喜んで」の言葉を連発されても少しもうれしくない。

 塩ラッキョ(250円)、煮込み(250円)、肉どうふ(350円)などを頼んだ後、ホッピー中(焼酎)を1つお願いする。するとビールグラスすり切り一杯の焼酎がなんと2杯やってくる。伝票にはついていると思うが間違いである。ここのホッピー中=焼酎(290円)は量が多い。しかし、もうすぐOZAKI先生からの電話が入ったら他の店に行く予定なので、ピッチを上げて呑んでしまう。居酒屋探偵助手のASIMO君は胃に不安感のある私の代わりにグイグイ呑んでくれた。

 しばらくして、相席の一人客の人が立ち上がった。次のお客さんがすぐに座る。さっと女将さんがやってくる。目の前には、それぞれ半分づつ飲み残された中=焼酎と外=ホッピー本体。女将さんが「もったいないわねえ」と笑いながら「飲んでよ」と私たちの所に置いて去っていった。本当にもったいないのでありがたくいただく。ここは「酒飲みたち」のオアシスである。
 やがて、OZAKI先生から電話が入ったので、勘定をすませ、外に出る。二人で4,200円である、安い。

渋谷・桜丘「某店」にて基本を考える

 OZAKI先生はすぐそばで待っていた。3人でマークシティ脇の焼き鳥店「鳥升」に向かうが、やはり人気店。満席で入ることが出来ない。冷えてきたので、外で待つことはしなかった。そこで、OZAKI先生の知り合いのグルメ系の編集者の方のおすすめの店を探しながら行くことにする。

 その某店は駅近くの桜丘町にあった。金曜日でもあるので、やはり入口で待つことになった。グラスビールをサービスで出してくれた、好印象である。実は、すでに亡くなったある有名人の方の店であった。入口に飾ってある写真ですぐに解った。
 ビールを飲みながらしばらく待つと席が空いた。中に入り、メニューを開く。少し間があいてOZAKI先生がメニューを見ながら、「なんだか高いですねえ」と言い、困った顔をして「すみません」と笑う。
 どうも、店を間違えてしまったらしいのである。
 しかし、出てきたつまみはおいしかった。着物を着た女性たちの接客も丁寧で感じが良い。座っている品の良いお客様たちの雰囲気も悪くない。客筋がいいといえる。

 しかし、この店をここで紹介はしない。私はこの「居酒屋探偵DAITENの生活」で紹介する店の選び方にある基準を持っている。
 その基準の第1は「ごく普通のサラリーマンのこづかいの範囲で飲める店、つまり、一度に払う割り勘の金額が1,000円代から2,000円代の店であること」である。
 第2が「過度に装飾された店ではないこと」、つまり、いわゆるこじゃれた店は紹介しない、照明を落とした和風ダイニングのような店がこれに当たる。
 そして、第3が「大手チェーン店ではないこと」である。
 ただし、上記のような店を否定する訳ではない。もちろん行かないというわけでもない。大人数の役者たちとの呑み会では、大型の個室のある大手居酒屋チェーンに行くしかない。声の通る若い役者たちと大挙して小さな店を訪れると、周囲に迷惑をかけてしまうからである。

富士屋本店ワインバーにてワイン2本

 ビールと熱燗2本を飲んで1時間ほどの滞在で、某店を出てから、すぐ近くの地下の立ち飲み「富士屋本店」に向かうが、すでに閉店時間の午後9時になっている。そこで、次の手を考え、富士屋本店の入っているビルの1階に入ってゆく。しかし、そこは普通の雑居ビルである。店らしきものはない。廊下の奥に防火扉が1枚、その防火扉を押して中に入る。OZAKI先生が少し驚いていた。実は驚かしたかったのである。
 その防火扉の中には、たくさんの人たちがいた。そこは富士屋本店と同じ経営の「富士屋本店ワインバー」の裏口であった。どんどん中に入り、一杯の店内の中で、唯一空いていた表口近くの、窓際の立ち飲みカウンターに3人並び立つ。一番立ちたいと思っていたお気に入りの場所である。ただし、ワインの冷蔵庫の真ん前の為、ボトルワインの注文が入ると、そのたびに店の人の為に立ち位置を変えなければならない。
 さっそく、赤ワインのボトルを一本頼む。この店はグラスワインなら1杯400円~500円、ボトルも1本1,600円位からと安い。つまみも150円から600円である。
 カウンター席でワインを飲みながら話をする。
「人は刻一刻と死に向かっている。金よりも時間が何よりも大切であって、一杯のワインを飲みながら、共にいてくれる人との時間が何よりのギャランティである。」というOZAKI先生の話に感銘を受ける。
 2本目の白ワインを飲み始めたところで、「細雪」で私のかわりに飲んでくれたホッピー中=焼酎がきいてきてしまったのか、ASIMO君が立ったままの睡眠モードに入っていた。彼は一足先に帰っていった。世田谷線世田谷駅近くの居酒屋「酒の高橋」での3人の再会を約束する。
 ワインを飲みきって店を出たのは午後11時40分であった。この日は三軒の梯子酒でずいぶん飲んでしまった。帰りの電車でついつい眠り込んでしまい、二駅乗り過ごしてしまった。冬らしい寒さの中、酔い覚ましのつもりで歩いて帰ることにする。


渋谷「細雪」
住所 渋谷区道玄坂2-8
定休日 土曜・日曜・祝日休
営業時間 17:00~22:30

渋谷「富士屋本店 立ち飲み ワインバー」
渋谷区桜丘町2-3 富士商事ビル1F  電話03-3461-2128 
定休日 日曜・祝日・第4土曜  営業時間 月~金 17:00~23:00  土 17:00~22:00

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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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新岳大典作小説リンク
ブクログのパブー発表中の「居酒屋短編小説シリーズ」
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