登戸 立ち呑み「盛田屋」

居酒屋探偵DAITENの生活 第459回 2011年11月20日(日) 【地域別】  【時間順】




登戸 立ち呑み「盛田屋」


  登戸立ち呑み「盛田屋」外観
 

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 前回のお店を出た探偵事務所Mマスターと私は、登戸駅を目指して歩き始めた。少し広い通りとの十字路に出て、三叉路に行き、再び十字路に出た。そこを右に曲がって200メートルほど歩けば小田急線向ヶ丘遊園駅の北口に出る。
 我々は左に曲がった。すると、右手に懐かしい感じの「洋品店」を発見する。(下写真)

  登戸 ←「あいちや」

 そのお店は「あいちや」という名前であった。この屋号の洋品店や呉服屋さんを昔はよくみかけたものである。外観もレトロ、外に並ぶ品揃えもデザインがレトロな感じである。 
 「あいちや」さんの前を過ぎると、並びに「柏屋」さんという大きな日本料理店があった。公式サイトによれば、天保元年(1830年)創業であるとのこと。老舗である。
 道は右斜めにまっすぐとのびている。どんどん歩いて行くとJR南武線の線路がだんだんと近づいてくる。やがて、左手にJR南武線の踏切が見えた。JR南武線登戸駅の西側にある踏切である。踏切方面の道を左手に見て立つと、右斜めにまっすぐ進む道とその左側に右にカーブしながら駅下までつづく小路があって、その分岐点に「北向地蔵尊」を発見(下写真)。やはり、宿場町であった過去を感じさせる。

  登戸 ←「北向地蔵尊」

 左側の右にカーブしている道に入って行く。すると、右手に建物の中に路地があるような感じ、いわゆる「マーケット」のような場所を発見する。「多摩百貨店」という名前である。この入口辺りに、昼間から営業している「丸幸」という有名な立ち飲み店があった。しかし、現在は、まったく違うお店になっている。「多摩百貨店」も左右のお店はほとんどお休みか開店前のようで、シャッターが閉まっていた(下写真)。

  登戸 ←「多摩百貨店」

 さて、今は無き「丸幸」への想いを断ち切ったMマスターと私は、小田急線の線路の下をくぐり、交叉するJR南武線小田急線の南東側の広場の前に立った。そこからよく見える場所に立ち呑み店がある。立ち呑み「盛田屋」である。JR南武線と小田急線をつなぐコンコースの上からもよく見える。本当に駅前の立ち飲み店である。

 「居酒屋」と書かれた暖簾をくぐって入ると、右手に急な階段が二階へと続いている。正面に横一列に立てるカウンターがある。その真中より右に、料理を出したり、食べ終わった皿やグラスを返す口があり、その右側に三人、左側に四人ほど立つことができる。カウンターの中は調理場になっている。
 そのカウンターの右手前側、階段下に三人用の椅子に座るカウンターがあった。店に入って左手に小さなL字カウンターがあって、そこにも四人ほどが立てるようになっている。店に入って右手に食券の販売機があり、その上に液晶テレビが乗っていて、左手L字カウンターと正面カウンターの左手に立っておられた三名ほどの皆さんはテレビを見上げていた。
 正面カウンターの真ん中辺りにMマスターが左、が右という並び方で立つ。
 そして、販売機で食券を買った。これは立ち食い蕎麦店のままである。のちほど、Mマスターがお店の女性に聞いてみれば、3年前、立ち食い蕎麦店から立ち呑み店になったとのこと。
 「それで、寸胴があるんだ」とMマスター。
 店内の階段の途中に「寸胴」が置いてあったのをMマスターが目聡く見つけたのである。
 ホッピーセット(450円)の白を氷無しでお願いする。この場合、日本酒二合450円というボタンを押して、それを渡すのである。
 Mマスター緑茶割(320円)、つまみは、ポテトサラダ(300円)、もつ煮込み(350円)にする。自販機の脇に「一品メニューは同額の食券をお買い求めください」と書いてあった。自販機のボタンの数は決まっているのに、たくさんの値段の違う一品料理があるのだから、そういうことになるのは必然である。これは、馴れるまでちょっと時間がかかるかもしれない。

 お休みは正月お盆のみ。営業時間は午後2時から10時まで。
 安くて便利な店だ。「2時から酒場」、発見である。

 午後4時半から午後5時まで30分ほどの滞在。

 Mマスターに登戸へ連れてきていただき、南武線沿線の面白さにますますのめり込む居酒屋探偵であった。

 JR南武線に乗って、次の街へと移動した二人であった。

 (つづく)

  ※  ※  ※

 追記 この翌週にも登戸での探索行動をしたMマスターからの報告によれば、登戸にさらに「面白い物件」を発見したとのこと。近々に行ってみなければいけない。(2011.11.29)


  登戸立ち呑み「盛田屋」看板

登戸 立ち呑み「盛田屋」
住所 神奈川県川崎市多摩区登戸3402
電話 ?
定休日 年中無休(年末年始休・お盆連休有)
営業時間 14:00~22:00
交通 JR南武線登戸駅下車徒歩1分・小田急線登戸駅下車徒歩1分




ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら

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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

登戸 クラフトビア「ムーンライト」

居酒屋探偵DAITENの生活 第458回 2011年11月20日(日) 【地域別】  【時間順】




※2011年11月19日 860,000カウント通過。感謝!

登戸 クラフトビア「ムーンライト」

  登戸クラフトビア「ムーンライト」

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 探偵事務所は日曜が休みである。ゆえに、探偵事務所Mマスターと御一緒するのは日曜日ということになる。
 待ち合わせをして、向かったのは、以前から一度一緒に行ってみようという話になっていた、登戸地ビールの醸造所ビアハブが併設された会社である。

 まずは、東急大井町線の直通電車で田園都市線の溝の口へ向かい、武蔵溝ノ口駅からJR南武線に乗り換えると、ちょうど各駅停車で4つ目の登戸駅まで止まらない快速電車に乗ることができた。

  登戸 ←JR南武線登戸駅

 前に登戸駅に来たのは十数年前であろうか。あまりの変貌ぶりに驚く。本当にあちらこちらの街がどんどんきれいで普通な街になってゆく。

  登戸 ←JR南武線登戸駅

 それでも、Mマスターに案内されて、登戸駅近くの路地に入り込み、何かの名残を探して歩いた。駅から少し歩いた場所にあったのは、敷地内に「離れ」が並ぶ旅館「ふくだや」さんである。外から写真を写させていただく。

  登戸 ←旅館「ふくだや」入口

 そして、曲がりくねった路地裏を抜けて、たどりついたのがクラフトビア「ムーンライト」さんである。たどり着き方は公式サイトに詳しい。

 クラフトビア「ムーンライト」を経営するのは、ムーンライト株式会社である。裏が地ビール工場(醸造所)になっており、表側はビア・パブになっている。

 入口を入ると小学校の教室のような明るい空間。左手に8人ほどのカウンター席。右手には30席ほどのテーブル席が並んでいる。店内は禁煙となっている。これは、私のような煙草を吸わず、できれば、煙草の煙のない場所で酒が飲みたいと思っている人間にはうれしい。トイレの中に「神奈川県公共的施設における受動喫煙防止条例」に賛同した上での禁煙であると書いてあった。
 
 右手のテーブル席の奥の方で、なにやら打ち合わせをされている雰囲気。Mマスターと私は左手のカウンター席の手前の方に座った。
 カウンター席の中は調理場、並びの一番奥の方に飲み物を買う場所がある。その場所の背後の壁にビールを注ぐための注ぎ口が突き出していて、背後の醸造所とつながっている。その場所に女性が一人。カウンターの中に調理担当らしい男性が立っている。社長さんもいらっしゃって、Mマスターが挨拶をされていた。

 私は、今日のビールの中から津久井道(300円)、Mマスター多摩の泉(300円)を選んだ。値段は300円と安いけれど、あくまでも試飲的に多くのビールを味わう店なので、グラスは小さめである。

 私の飲んだ津久井道Pilser(ピルスナー)と呼ばれるビールの種類である。これは、ビールの代表的存在、公式サイトの表現によれば、「気持ち良い爽やかなアロマに苦みを強化したピルスナー」とのこと。
 Mマスターの頼んだ、多摩の泉Palelager(ベイルラガー)という種類。私も少し飲ませてもらった。とても飲みやすい。
 四人ほどのグループ客の皆さんがいらっしゃる。さらにスポーツ帰りの雰囲気の皆さんも五人ほどいらした。盛況である。

 メニューにあった小龍包(500円)は今日は無い、前回もなかったそうである。そこでMマスタースモーク3種タンチキン豚バラの中から豚バラ(500円)を選ぶ。それから、ゆでピーナツ(200円)も一緒に頼んだ。

 2杯目は、私は枡形城(300円)、Mマスター登戸の渡し(300円)である。
 
 枡形城(ますがたじょう)はBitter(ビター)。これはMマスターのおすすめの一杯である。濃いブラウンの色合い。因みに、枡形城は鎌倉時代の武将「稲毛三郎」が築いた城とのこと。

 登戸の渡し(のぼりとのわたし)はPorter(ポーター)と呼ばれる種類。公式サイトによれば「ロンドンポーターの名前はテームズ河の船付場から荷卸しをしていた力持ちの男たちに因んで名付けられた」そうである。いわゆる黒ビールのような色である。

 豚バラのスモークはビールにあうツマミであった。
 みれば、テイクアウト用ペットボトル(お持ち帰り用)内容量900cc というものもあり、1,000円で購入できる。

 「ここはこのくらいにして他へ行きますか」というMマスターの提案に従い立ち上がる。
 自分でグラスや皿を片付ける決まりになっているとのこと。すべて片付けて、外に出たのは、まだ午後3時45分頃であった。
 
 支払った金額は1900円。一人当たり950円であった。

 (つづく)



登戸 クラフトビア「ムーンライト」
住所 神奈川県川崎市多摩区登戸1818
電話 044-930-1018
定休日 火曜日
営業時間 11:30~23:00
交通 JR南武線登戸駅下車徒歩8分・小田急線登戸駅下車徒歩7分・小田急向丘遊園駅下車徒歩5分
公式サイト http://www.craftbeer-moonlight.jp




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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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