矢口渡 食べ処・飲み処「アパッチ食堂」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第564回 2014年7月16日(水)   【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり】


 矢口渡 食べ処・飲み処「アパッチ食堂」

   ~ 隠れた食堂は僕ら酒飲みの砦であった ~

 


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 東急多摩川線は多摩川、沼部、鵜の木、下丸子、武蔵新田、矢口渡、蒲田と7つしか駅がない。
 その沿線駅の中でも下丸子、武蔵新田、矢口渡の3駅の辺りは、車窓からよく環状八号線が見える。
 環状八号線と東急多摩川線が平行に走っている状態からクロスする辺り、その立体交差手前に、ずっと気になっていたお店があった。
 東急多摩川線に背を向けて建っているので電車からは見えない。蒲田方面へ向かう場合、環状八号線はお店の先数十メートルから東急多摩川線下へもぐってしまうので、運転者は注意が前方に向かってしまう。反対車線を通った場合もお店の前には歩道橋があり、車道からは影になってよく見えないのである。
 運転免許証がない。車がない。どこへでも電車とバスと徒歩だけで移動しているからこそ出会えたのかもしれない。
 
 外に「うどんそば」や「呑喰処」という幟が立っている。外の左手に「おでん」と書かれた小さな赤提灯。「うどん」と手書きで追加記入されたハイボールの黄色い提灯が右手にある。店内が見えてしまう透明なガラスサッシの店内に暖簾代わりに幟が横に下げてあり、首を曲げると「お弁当」という文字が読める。
 
  「アパッチ 食堂」

 正面のガラスサッシを開けて中に入った。右手は奥行きが広く左手が狭い台形であり、正面奥側にカウンター席がある。六席くらいであろうか。右手壁にも壁カウンターがあり、手前窓側に向かっても座れるようになっていた。
 カウンターの左手にお一人、右手側にお二人、店内には三名の先客の方がおられた。奥の調理場の中にマスターのお姿があった。左右の皆さんに頭を下げながら間に座らせてもらった。
 
 並びの方が頼まれたのを聞いて、梅干し入チューハイ(350円)を私もお願いする。
 カウンターに座ってみて気づいたことある。カウンターの真ん中辺りと、奥の調理場側との間に、橋のような板が渡してあったことである。
 
 「いろいろと工夫があるんですね」と言ってカウンターから調理場に渡してある板を指さす。
 すると、マスターがその板を外してしまった。
 「これ、外すとね、こっち側にも座れるんだよ」
 マスターが指さしたカウンターの向側にも作り付けの座る場所があるのだった。つまり、我々の座っていたカウンターには、向かい合わせにも座ることが出来たのである。
 「凄いですね、びっくりしました」と私は素直に驚いてしまった。
 
 壁のメニューを見る。
 「出来るものは出来るけど、出来ないものは出来ないよ~」とマスター。常連の皆さんが笑う。
 先客の方がイワシの煮付けを食べておられたので私も同じものにする。
 イワシ煮付け(250円)である。

 イワシ煮付けを美味しくいただきながら次の飲み物を考える。
 
 「そば湯割りなんて、どうです。冷たいのと暖かいのとあるけど、冷たい方が今は旨いよ、評判がいいんだ」とマスター。 
 
 そば湯割り冷(350円)である。
 マスターに聞けば、午前十一時から営業しているとのこと。終わりは午後九時である。
 昼間は食堂として、そばうどん丼物を出しているお店である。
 そばを茹でる時に出来たそば湯を冷蔵庫で冷やしておいて、焼酎を割って作ったものである。
 そば湯割り・冷というネーミングが楽しい。

 左端の方が先に帰られた。その後に座らせてもらうと、カウンターの右端の液晶テレビが見やすいのである。
 「みんなね、その席が好きみたいだよ」とマスター。
 
 板わさ(100円)とはしょうが漬け(150円)を頼む。
 はしょうが漬けらっきょう一個がおまけでついてくる。
 「らっきょう、一個おまけねえ」とちゃんと言ってくれる。

 定休日を聞いてみる。「休みは特に無い」とのこと。
 並びの方がホッピーを頼まれた。焼酎の量が多い。 
 
 「ホッピーのみたいんですけど、焼酎が多いですねえ、どうしようかなあ」と私。
 「大丈夫だよ、飲めるよ」。
 マスターは笑っている。

 ホッピーセット氷なし(350円)をお願いする。
 氷なしにすると、焼酎の量がはっきりわかる。焼酎は多分普通の倍である。
 そこで、隣の方に焼酎半分を飲んでもらうことにした。
 「御商売の邪魔するようで申し訳ないんですが、マスター、半分飲んでもらっていいですか?」
 「どうぞ・・・」とおっしゃる。
 何も口をつけないうちに、私の焼酎を半分、隣の方のジョッキに入れてもらった。

 ホッピーが飲めたことがうれしい。
 「つまみ何にしますかねえ・・・」
 「厚あげなんか、どうです。安いし、人気ありますよ」
 マスターのおっしゃる通りにする。厚揚げ焼き(100円)である。

 ずいぶんと時間がたってしまった。午後7時15分から8時15分まで一時間ほどの滞在。
 お勘定は1750円であった。

 マスターと常連の皆さんに声をかけ、お店を出る。皆さん、初めての私にやさしくしてくださった。感謝である。
 外に出てふりかえった。入り口右手の白い壁に手書きで店名が書いてあることに気づいた。
 「アパッチ食堂」と読める。でも、「アパッチ」「食堂」が空いていて、よく見ると消した「砦」の文字が透けて見えた。元々はその店名だったのだろうか。今更もどって聞く訳にもゆかない。次回の楽しみが出来た。面白い。
 歩道橋に隠れた「食堂」は、僕ら酒飲みの楽しい「砦」であった。




矢口渡 食べ処・飲み処「アパッチ食堂」
住所 東京都大田区多摩川1-1-6
電話 ?
定休 不定休
営業時間 11:00~21:00
交通 東急多摩川線矢口渡駅下車徒歩2分。





ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら

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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

矢口渡 もつ家「大西」矢口店

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第560回 2014年6月13日(金) 【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】



 矢口渡 もつ家「大西」矢口店

  ~ 大森の人気店の新店舗が出店・・・ ~


  

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 矢口渡駅の近くに、新しくもつ屋さんができたという噂を友人に聞いた。
 そのお店は、大森海岸駅と大森駅に出店している人気のもつのお店もつ家「大西」さんである。
 友人からその出店場所の説明を受けた。
 矢口渡駅の多摩川方面の改札を出て、踏切を渡らず左方向へ歩いて行くと、右手に曲がる道があり、T字路になっている。そこを過ぎて、道幅の広い四つ角を過ぎて、狭い四つ角を過ぎ、次の広い四つ角にさしかかる。その四つ角に立ち、左に曲がると、その通りの右手にそのお店はあるそうだ。
 聞けば聞くほど私の好きなあのお店と同じ場所だった。私の知っているあのお店は無くなってしまったのだろうか。
 しかし、すぐに違う考えが浮かんだ。これはマスターの次の一手であると・・・。
 それから数日後の夕暮れ時、別の用事があり、実際にそのお店の前まで行ってみた。
 店名も変わり、看板は前の店よりもずっと派手になっている。
 「100人中88人が旨い! 極上生もつ使用 もつ家大西」と大きく書いてあった。
 開け放たれた入口から店内の様子が見え、私の考えが正しかったことを確認してその日は帰った。

 その時から一週間後、ついに顔を出してみたのである。
 「どうも、来ました」
 マスターは、すぐに気がついて笑顔で答えてくれる。
 私としては面が割れている数少ないケースである。
 「こうなってから始めてでしたっけ?」
 「ええ、こうなってからは・・・」

 まずは、酎ハイ(180円)を頼んだ。この値段は「大西」さんのひとつの特徴である。一杯目にビールをあまり飲まない私にはとても助かる。
 酎ハイを飲みながら店内を見回す。入口を入って左手にカウンター席がある。席数は9席。その真ん中辺りに座った。
 以前と変わったのは、入って右手の壁際のテーブル席二つが無くなって、壁向きのカウンター6席となったこと。
 そして、お店の一番奥の小上がり座敷が取り払われ、そこに奥に向かって壁際カウンター席が出来ていた。その手前に板を組み合わせて作った手作りテーブルが二つ。
 左手カウンター手前側に四人、右手の壁カウンターにも四人の方々が座っておられる。

 まずは、モツ煮こみ(380円)を頼み、少しして焼き物を注文した。
 カシラ(120円)、ハツ(120円)、なんこつ(120円)、鶏もも(120円)を各1本づつ。

 2杯目は、やはりホッピーセット白氷なし(350円)である。単品で中(焼酎)は150円、外(ホッピー瓶)は250円とのこと。

 さきほどの酎ハイに入っていたレモンをホッピーに入れて、私が勝手に言っている「川崎スタイル」で呑む。

 煮込みがやってくる。旨い。私が煮込みの汁を全部飲んでしまうのはここぐらいかもしれない。ホロホロと崩れた肉、旨みがそこにある。

 続いて、焼き物がやってくる。
 ハツを、こんなに柔らかく焼くことが素晴らしい。
 カシラは、カシラ好きにはたまらないアブラかげんである。
 なんこつ(豚)も硬すぎず適度の硬さだ。
 私の好物、鶏ももも柔らかい。
 全体に塩うちもちょうどよい。
 たしかに、肉が素晴らしいのかもしれない。
 でも、美味しい理由は、このマスターのにあると私は思っている。

 3杯目はホッピーセット黒氷なし(350円)である。
 がつ刺し(480円)も頼んでみた。ネギを多く使った、酒のつまみによいタイプ。

 マスターの手が少し空くと、ホッピーの話など少しできた。
 7時20分から8時10分まで1時間10分ほどの滞在。お勘定は2220円であった。
 まるで、出世魚のように、名を変え、このお店は進化したのである。


  

矢口渡 もつ家「大西」矢口店
住 所 東京都大田区多摩川1-32-3 プライム多摩川1-D
電 話 03-3750-4044
定休日 日曜休
営業時間 17:00~24:00
交通 東急多摩川線矢口渡駅徒歩3分




ホッピー原理主義者とは?
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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

矢口渡 串焼き・煮込「煙~kemuri~」第3回

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第544回 2014年1月16日(木) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】



※2014年より もつ家「大西」矢口店として再出発

 矢口渡 串焼き・煮込「煙~kemuri~」 第3回

   ~ 再び〈ぎんしゃりにかけて食べたい煮込み汁〉 ~
 
 

 
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 強い寒気の影響で厳しい寒さが日本列島をおおっている。明日は関東南部でも雪の降る可能性が高いとのこと。
 寒いときは「鍋料理」を思いつく人が多いかもしれない。「独り鍋」も流行っている。実際、「独り鍋」を売りにしている大衆酒場もある。
 しかし、私が最初に思いつく冬場の酒場のイメージは、炭火で焼き物を焼いている酒場で、その炭火の焼き台のすぐそばで呑むことである。
 ゆえに、時々うかがう矢口渡の炭火焼きのお店に向かった。
 入口には、「備長炭使用店」の木札が下がっている。

 


 矢口渡 串焼き・煮込「煙」さんである。
 まだ、どなたも先客はいらっしゃらない。店内にはマスターと若いバイトの男性がいらした。

 キリンラガー瓶ビール中瓶(550円)を1本いただく。

 前回第529回の時も食べた、いつものおまかせ五串(550円)をお願いする。

 マスターが炭火で丁寧に焼いてくれる五串。

 最初は、砂肝はつを出してくれる。
 ビールを飲み、歯ごたえが楽しめる砂肝はつの2品。

 次は、ももほんじり
 ももほんじりは、鶏肉本来の豊かさをいただける好物。
 ほんじりは、すっかりポピュラーになってしまったけれど、初めて食べた時から好きになった。

 また、グラスのビールを飲む。

 最後は、せせりだった。

 「寒い時は、炭火を見ながら飲みたくなるんですよ」と私。
 「寒いですよね~、私は炭火前で一日中汗だくなんですけどね~」と笑うマスター。

 すっかり、元気が戻ってきたので、いつもの定番である。
 ホッピーセット黒氷なし(400円)と煮込み(400円)。

 「キンミヤシャリキンがあるんですよ」とマスター。
 
 振り返れば、シャリキンホッピー(450円)の短冊ポスター。

 

 「キンミヤ焼酎シャリキンパウチですよね、うちの冷凍庫にも入ってます。」と私。
 「一升瓶ごと焼酎を凍らせるのはたいへんですからね、いいもの作ってくれました。」とマスター。

 キンミヤの製造元、宮崎本店さんのヒットである。
 一升瓶ごとキンミヤを凍らせている蒲田の立ちのみ店のお話などをする。次回はシャリキン・ホッピーをいただこう。 
 
 煮込みが出てきた。やはり、美味しい。

 「三年たって、煮込みに深みが出てきました。」
 「開店されて、三年ですか・・・」

 時がたったのである。2011年12月11日(日)第1回の来店の時、具を食べてしまった後の煮込みの汁を眺め作った川柳を思い出す。

  ぎんしゃりに
   かけて食べたい
    煮込み汁


 いろいろと健康を示す数値が不安になってしまっている世代の気持ちを代弁して作った川柳である。

 「ご飯を少しもらってかけて食べたくなりますね」
 「裏メニューで煮込み丼を作ってよ、というお客さんもいるんですよ。」

 煮込みの残った汁が濃い。今回は誘惑に負け、ついつい全部飲んでしまった。

 最後は、しそサワー(350円)で口をさっぱり。

 日々来てくださるお客様を愛するマスター。じっくり良いもの作って、食べて欲しいと考えるマスターである。

 午後6時45分から7時45分まで1時間の滞在。お勘定は2,450円であった。



 追記

 こちらのお店では、実は正体がばれてしまっている。ゆえに、ちょっと甘えて、普通はしない店内写真の撮影を1枚だけさせてもらった。


 第2回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第529回 2013年9月18日(水)
 第1回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第463回 2011年12月11日(日)



矢口渡 串焼き・煮込「煙~kemuri~」
住 所 東京都大田区多摩川1-32-3 プライム多摩川1-D
電 話 03-3750-4044
定休日 月曜休
営業時間 17:00~24:00
交通 東急多摩川線矢口渡駅徒歩3分


ホッピー原理主義者とは?
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矢口渡 串焼き・煮込「煙~kemuri~」第2回

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第529回 2013年9月18日(水) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】



※2014年より もつ家「大西」矢口店として再出発

矢口渡 串焼き・煮込「煙~kemuri~」 第2回


  

  
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 ここのところ、なかなか新しいお店を探す為の時間が作れないのである。
 時間が無ければ、まっすぐに馴染みのお店に向かい、少しだけ寄ることになる。
 そんなお店の中でも、出来るだけ居酒屋の常連にならないようにしている「居酒屋探偵」の私がボトルキープまでしてしまっている珍しいお店が矢口渡にある。
 矢口渡 串焼き・煮込「煙~kemuri~」さんである。
 前回、きちんと紹介したのは第463回2011年12月11日(日)である。
 その記事に追記もした。そして、ただ独り何度も行ったけれど、何も書かなかった時もあった。
 一人で行く時もあれば、二人やグループで行ったこともある。でも、書かない。書くことが惜しいのである。

 数ヶ月ぶりに、矢口渡 串焼き・煮込「煙~kemuri~」さんに行ってみることにした。

 紺色の暖簾をくぐり、中に入る。左手のカウンター席に男性二人の先客。
 マスターと一緒にカウンターの中にいるお店の女性は初めての人である。

 取っておいてくれているボトルが黙っていても、ちゃんと出てくる。
 季節が変わるほど、間が空いているので申し訳ない。

 「ホッピーでお願いします」と言う。
 冷やしたジョッキと、ホッピー瓶が出てくる。
 今日は黒ホッピーを選んだ。

 また、おまかせ五串(550円)に、のどぶえ(150円)を追加した。

 こちらの「おまかせ五串」は、希少部位の入ったおまかせであり、実にお得である。

 さらに、いつものポテトサラダ(300円)も頼んだ。

 すると、並びの先客の方がおっしゃった。

 「のどぶえあります?」
 「あります」
 「じゃ、二本」

 ここの「のどぶえ」は人気がある。

 二階堂900ミリボトルから冷えたジョッキに焼酎を注ぎ、そこへホッピー瓶から黒ホッピーを注ぐ。
 「うまい」と言葉が口からもれる。

 マスターが目の前の皿に2串置く。
 
 「はつ、と、砂肝ですね」

 柔らかく、焼きぐあいが素晴らしいハツである。
 砂肝は、コリコリ具合がが丁度よい。

 追加にホッピー瓶(外)を頼んだ。
 今度は白
である。

 マスターがやってくる。

 「せせり、おたふくです」

 味はタレ。

 マスターによれば、おたふくとは「胸腺」とのこと。

 せせり、おたふく、ともにうまい。いつも外れは無い。

 良いタイミングでやってくる。

 「皮とのどぶえです」

 「のどぶえ」は、歯ごたえと旨みと弾力を楽しめる一品。
 うまい。

 ここまで、6本食べたことになる。

 さらっとしたタレが良い。

 さらに焼き物を頼む。鶏好きの私は全て「鶏」を頼んだしまう。

 もも(100円)
 つくね(120円)
 なんこつ(120円)

 「ももです。」
 「なんこつです。」
 「つくねです。」

 時間差で、焼けたものから出してくれる。

 すべて丁度良い。

 ニラ入のつくねに山椒をかけてみる。あう。

 真面目そうなお店の女性。今日の店内は静かであった。 
 

 6時45分から7時45分まで1時間の滞在。

 ボトルをやっと飲み切ることができた。
 また、来店するつもりだ。今回は一区切りである。

 お勘定をお願いした。1940円。

 店内側から女性が、調理場側からマスターが出てきて、わざわざ挨拶をして送り出してくれる。
 いつきても同じようにしてくれる。
 よいお店である。



  矢口渡「煙」看板

矢口渡 串焼き・煮込「煙~kemuri~」
住 所 東京都大田区多摩川1-32-3 プライム多摩川1-D
電 話 03-3750-4044
定休日 月曜休
営業時間 17:00~24:00
交通 東急多摩川線矢口渡駅徒歩3分



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矢口渡 角打「丸徳関口商店」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第521回 2013年7月1日(月) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】


 閉店されておりました。雪谷大塚のバー「OVAL」のマスターからの情報です。(2017年2月12日)

※2013年7月7日 1,170,000カウント通過。感謝!

矢口渡 角打「丸徳関口商店」


  ~ 多摩川の流れのもとで ~


  
  
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 自分は海沿い町にいるのか?
 そして、ここは「海の家」なのか?
 そんな気分になった。

   ※  ※  ※

 夕暮れ時、大田区立多摩川図書館の近くにある一軒の「酒店」を目差して、工場やマンションが建つ大田区多摩川の町を歩いた。
 「多摩川」といっても東横線の「多摩川駅」からはかなり離れている。多摩川駅を起点としている多摩川線に乗って、沼部鵜の木新丸子武蔵新田と乗り、五つ目の矢口渡で降りる。次は終点の蒲田である。

 何故、居酒屋探偵が普通の酒屋さんへ行くのか。酒を買う為ではない、飲む為である。

 まず、多摩川の土手に上がってみた。
 上流側を眺めると、多摩川沿いの東京都と神奈川県の間にある最大の橋、多摩川大橋が近くに見えた。国道1号線が通っている橋である。(写真下)
 ↑多摩川上流方面を望む

 下流側を眺めると、遠くに川崎駅周辺のビル群が見えた。
 多摩川は多摩川大橋を過ぎると右に大きく曲がり、さらに左に大きく曲がってから東京湾に至る。表現は悪いかもしれないけれど、それはまるでS字結腸のようである。(写真)

 
 ↑多摩川下流方面を望む

 土手から降りて、車道を渡り、再び住宅街へ入ってゆく。
 多摩川図書館の建物が少し先に見えた。
 その南東側には10棟以上の建物が建ち並び、かなり大規模なマンション群となっている。

 その正面入口の前にそのお店はあった。「丸徳関口商店」という酒屋さんである。

 間口が広い2階建ての建物の前に、レジャー用の椅子が何脚か置かれている。ここに座って飲む人もいるのかもしれない。「生ビール有マス 380円」という貼り紙が見えた。

 

 店内奥に入って行った。店の奥のレジ前の辺りに、先客の皆さんが3人立っておられた。
 一瞬、どの方がお店のマスターなのか解らなくなってしまった。
 そこで、レジの左手の飲物用の冷蔵庫の方に行って、何を飲むか選ぶ。
  
 ハイサワー缶(170円)を1本出して、レジの方に持っていった。
 レジカウンターの向側に立つ笑顔の方がマスターのようである。
 その方の前にだけ飲物が無かったので解ったのである。

 お金を払い、缶を開けて飲む。
 
 マスターと常連の皆さんがいろいろと気を使ってくださる。

 「椅子、ありますよ」と言ってくださる方もいた。
 「ありがとうございます。立っているのが好きなんです。どうも、どうも」

 先客の方々とマスターが話しで盛り上がっている。
 私は店内を廻って見させてもらった。
 
 アサヒスーパードライの生ビールサーバーがある。

 人参、玉ネギ、ジャガイモ、ピーマンなど野菜も売っているようである。近くにはコンビニもストアもないので、近隣の方は便利に違いない。(写真)

 

 さきほどは、猫ちゃんが椅子の上にのっていた。今はどこかに消えてしまったようである。

 店を一度出て、右手の多摩川方面を見る。土手の向こうがまるで海岸のように思え、砂浜が広がっているような気がした。

 店内に戻る時、再び、生ビールサーバーが目に付いた。
 2杯目は生ビール(380円)にする。
 棚のいか燻製(315円)も一緒に買った。

 「一人で食べるには多すぎるので、良かったら一緒に食べてください」と言って、レジカウンターの上で袋を開け、皆さんで食べてもらうことにした。
 
 すると、別の方が柿ピーをすすめてくれた。

 さらに、角打ち定番の魚肉ソーセージ(100円)を買う。

 「これ、開けるのへたでして・・・」と言うと、マスターがうまくむいてくれた。

 3杯目を選びに冷蔵庫へ行く。
 ゆず味を無造作につかむと、脇にいた常連の方が「レモンの方が普通な感じですよ」と教えてくださる。
 下町ハイボールレモン(150円)を選んだ。

 レジわまりで話す地元の皆さんの話題は広い。
 何故なら入れ替わり立ち替わり、色々な方がいらっしゃるからである。
 生ビール1杯で帰る方もいらした。角打ちならではである。
 釣りの帰りの方がいらっしゃれば、本日の釣場の様子、釣果(ちょうか)の話になる。
 地元の方の近況、お祭りの話、政治むきの話も出る。
 それぞれの職業、それぞれの背景によって、様々に話題が変わってゆく。角打ちの面白さである。
 
 すでに、3杯のんでいる。お話が面白いので帰るのももったいないので、ノンアルコールのオールフリー(150円)を買って、さきほどの生ビールの空いた紙コップに入れると、生ビールを飲んでいる気分になる。
 こうすれば、一人だけノンアルコールを飲んでいることがマスター以外の周囲の方に解らないので、しらけさせないで済むのだ。

 女性の方もいらっしゃった。一段とその場の雰囲気が華やかになる。
 午後8時を過ぎてしまった。
 皆さんに「お先に失礼します」と言って外に出た。

 

 外はすっかり暗くなっていた。多摩川の土手の方を見れば真っ暗である。
 駅まで歩く。

 また、この懐かしい場所に来るに違いない。


   ※  ※  ※

 追記 丸徳関口商店については、当ブログと提携関係のこちらの方のブログ記事で細かく御覧になれます。


 
矢口渡 角打「丸徳関口商店」
住所 東京都大田区多摩川2-25-8
電話 03-3759-3353
定休日 ?
営業時間 ?
交通 東急多摩川線矢口渡駅下車徒歩10分。



ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

矢口渡 串焼き・煮込「煙~kemuri~」

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居酒屋探偵DAITENの生活 第463回 2011年12月11日(日) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】



※2011年12月21日 880,000カウント通過。感謝!

※2014年より もつ家「大西」矢口店として再出発

矢口渡 串焼き・煮込「煙~kemuri~」

  ~ 「ぎんしゃりにかけて食べたい煮込み汁」 ~

  矢口渡「煙」外観

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 日曜日の夕方、東急多摩川線の矢口渡駅周辺を歩いてみた。
 矢口渡駅の多摩川方面の改札を出て、踏切を渡らず左手へ歩いて行くと、右手に曲がる道がありT字路になっている。そこを過ぎて、道幅の広い四つ角を過ぎて、狭い四つ角を過ぎ、次の広い四つ角にさしかかった。その四つ角に立ち、左に曲がる。すると、真新しいアクリル看板が右手に見えてきた。照明に照らされた小さなメニューもある。緑色のテントの下に紺色の暖簾。暖簾には何も書いていない。テントに「串焼き・煮込み」とあり、その下に「煙」の文字、その文字の上にイラストで渦巻き状の煙らしきものが描いてあった。外のアクリル看板にも描いてあるこの「煙のイラスト」が可愛いのである。(写真)
 
 串焼きと煮込みをメインとした居酒屋さんのようである。 
 薄手の暖簾をくぐって、引き戸を開け、中に入る。
 左手には8人くらいが座れる一直線のカウンター。カウンターの中には「大将」と呼ぶにはまだ若い、マスターが1人で静かに仕事をされている。店内にはまだお客様はいらっしゃらない。
 右手にはテーブル席があり、カウンターを過ぎた奥には座敷もある。店内にはテレビも置いていない。店内はとても静かである。
  
 定番のメニューを眺めていると、飲み物の中にホッピーの文字を発見。開店時からホッピーをちゃんと置いているに違いない。そこで、ホッピーセット(400円)を氷無しでお願いする。すると、白と黒のどちらにするかを聞いてくれる。両方置いてあるのはうれしい。
 突き出しは、かぶの梅酢漬け。最初に梅酢を口にすると、食欲が刺激されるのだ。

 やはり、まずは看板商品の煮込み(400円)を頼む。
 さらに、もう一つの看板である串焼きの中から、もも(100円)、なんこつ(120円)、ぼんぢり(120円)、かしら(100円)をお願いする。
 縛りはなく、1本から頼めるのが一人で飲み歩く人間にとっては助かるのである。
 ももタレでお願いして、残りはにした。
 
 煮込みがまず最初に出てきた。根菜類も入っており、モツも美味しく煮込まれている。
 奥の方に置いてある手書きメニューの中に煮込豆腐(700円)というものもあった。豆腐を煮込みの鍋の中で少し煮てから引き上げて出すのであろうか。他にもなかなか凝ったメニューがある。やはり若い人の感覚だ。次回は食べてみたいと思う。

 ホッピーをすぐに飲んでしまい、2杯目は定番のレモンサワー(350円)にする。
 最初に出されたなんこつぼんぢりには洋辛子が添えてある。次に出てきた、かしらにはワサビが添えてある。タレのももも別の皿に乗せて出してくれる。安い値段なのに高級店のように出してくれるのだ。あたりまえと思われる方もいらっしゃると思うが、たった5本で3枚の皿である。洗い物が増えてしまうのだ。
 焼き物は、すべて美味しくいただいた。塩加減もよい。

 居酒屋さんに来て必ず食べてみたい定番料理、ポテトサラダ(300円)を頼む。ジャガイモの形が残ったポテトサラダである。また、酢がきいているのは私好みである。

 具を食べてしまった煮込みの汁を眺める。
 いろいろと健康を示す数値が不安になってしまっている世代の気持ちを代弁して川柳を一句。

 「ぎんしゃりにかけて食べたい煮込み汁」

 残りのレモンサワーを飲み干して、お勘定をお願いする。

 「このお店には再訪するに違いない」と、そう思えるお店であった。

 開店の午後5時から午後5時50分まで50分ほどの滞在。御勘定は1,890円であった。

 外に出た。少し離れてからお店の姿を見ようと振り返る。すると、私の後を追って外に出てきた店主がそこに立ち、深々と頭を下げてくれた。軽く手をあげてから立ち去る。辺りはすっかり暗くなっていた。

 
    ※   ※   ※

 追記 2012.7.3

 その後、なんどもお邪魔している。めずらしく焼酎ボトルのキープなどしてしまっている。
 数人の友人と来たり、SAKURAと二人で来たこともある。

 この日も一人でぶらりと寄った。座れば、黙っていても焼酎二階堂のボトルを出してくれる。

 ホッピーの外を1本と冷えたジョッキも出てくる。これで、今日も3冷ホッピーを飲むことが出来る。

 おまかせ五本(550円)を食べた。
 なんこつ(120円)、せせり(120円)、ぼんじり(120円)、きも(120円)、手羽先(150円)の630円分が550円で食べることが出来る。お得である。

 さらに、のどぶえ(150円)、はつもと(150円)

 ガツ酢(400円)は、きゅうりとガツのアンサンブルが素晴らしい。

 焼き物を美味しくいただき、今日も静かで充実した時をいただいた。


    ※   ※   ※

 追記 2013.3.13

 本当に時々うかがっている。静かに飲ませていただいている。

 この日は6時半頃に入れた。

 午後5時から6時30分までやっているタイムサービス。
 生ビール500円が350円。安い。しかも、最近のチェーン店のガラスが厚くて中身が少ないジョッキとは違う、ちゃんとした量が入った生。

矢口渡「煙」

 この日もおまかせ5本セット(550円)である。豚はつ砂肝なんこつももつくねの5本。

 生ビールの後は、キープボトルにホッピー外(200円)。

 生ビールのジョッキのままで良いとお伝えする。

 しかし、マスターが「味が変わっちゃいますから・・・」と言って新しい冷えたジョッキを出してくれた。

 納豆オムレツ(450円)を頼む。実は、納豆オムレツ好きなのである。

 店内写真は撮影しない主義でありながら、この日はあまりに美しい納豆オムレツだったので、ついつい撮影してしまった。

矢口渡「煙」

 静かに、ひとりきりで時を楽しむ。ありがたいことである。




  矢口渡「煙」看板

矢口渡 串焼き・煮込「煙~kemuri~」
住 所 東京都大田区多摩川1-32-3 プライム多摩川1-D
電 話 03-3750-4044
定休日 月曜休
営業時間 17:00~24:00
交通 東急多摩川線矢口渡駅徒歩3分



ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

矢口渡 立ち呑み「さこちゃん」第3回

居酒屋探偵DAITENの生活 第371回 2010年9月25日(土)  【地域別】  【時間順】




矢口渡 立ち呑み「さこちゃん」 第3回

  ~川崎を彷徨い、名酒を手にいれた後で~

 矢口渡立ち呑み「さこちゃん」外観左側

 
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 川崎駅西口のラゾーナ川崎で買い物を済ませた後、ラゾーナ川崎の裏側の地域を歩いてみた。第71回の記事を最後にご無沙汰している「味よし」さんの近くも通った。何軒かの居酒屋を見つけ頭に入れる。さらに、巡り歩くうちに河原町団地という巨大な団地の西側に出た。
 バス通りを歩く。気がつけば、以前に2回ほど来たことのある「たけくま酒店」さんの前に出ていた。高知県安芸郡田野町の酒蔵、有限会社浜川商店「美丈夫 麗 うすにごり」を手に入れる為であった。川崎駅側から歩いてきたのは初めてである。
 今回もまた、土佐の酒を選んだ。高知県安芸郡芸西村の酒蔵、有限会社仙頭酒造場「土佐しらぎく 生詰 純米吟醸 ひやおろし」を購入した。

 お金を支払ってから帰り際、お店の方に質問をする。
 「この辺で、きれいではなくて良いんですけど・・・いや、汚いくらいのお店で・・・味わいのある居酒屋とかは無いでしょうか」と聞いてみた。
 「この辺にはお酒を卸させていただいているお店は無いのですが・・・」とおっしゃりながら、お取引のある川崎の様々な飲食店が書き込まれた手作りの地図を下さった。これは次回また活用させていただきたいと思う。
 お礼を言って外にでると、そのまま歩き始めた。
 気がつけば、国道1号線に合流、さらに遠藤町の交差点に出た。交差点の上のX型に作られた歩道橋を渡り、戸手一丁目というバス停から川崎駅西口北から五反田まで行く東急バスに乗った。

 ※  ※  ※

 バスを降りたのは矢口小学校というバス停であった。このバス停から数分の場所に東急多摩川線の矢口渡駅がある。その駅の近くの立ち飲み店「さこちゃん」に行ってみたいと思ったのである。

 向かって左手の入口から中をのぞく。見れば、見覚えのある方の横顔。第311回の時、別のお店で初めてお会いして、第349回の時、「さこちゃん」で偶然に再会をした方であった。

 まずは、生ビール(300円)を頼み、御挨拶の乾杯である。つまみはポテトサラダ(250円)。こちらはキャッシュオンなので、お金をプラスチックの皿に入れておく。
 色々とお話をしてみれば、とても御縁のある方で、名刺交換をしていただいた。ここでは、K社長と呼ばせていただく。

 K社長がカシラを2本、ママさんに頼んだ。私も便乗して、同じくカシラ2本を焼いてもらうことにした。もつ焼きは1本100円である。すでに焼いてあるものを軽く炙ってくれるスタイル。

 2杯目はお茶ハイ(280円)にした。K社長から城南地区の居酒屋情報をいろいろと教えていただいた。酒飲み同士のこういった口コミ情報は貴重である。ネットの情報とは違い、良いことも悪いことも本音の話が聞けるのが良いのである。ブログには書けない情報も多い。実に面白い。お互いの知っている店がかなり重なっていた。

 3杯目はレモンサワー(280円)、シャケ中骨缶(150円)もいただく。
 常連の皆さんとK社長が色々とお話をされている。この常連の方々が作る緩やかなコミュニティが良い。探偵はうらやましいと思うのである。

 支払った金額の合計は1,460円であった。午後6時30分から7時30分までの滞在。

 思わぬ、楽しい居酒屋談議の夜となった。


第2回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第349回 2010年6月27日(日)
第1回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第345回 2010年6月12日(土)
 

 矢口渡立ち呑み「さこちゃん」外観右側
 
矢口渡 立ち呑み「さこちゃん」
住 所 東京都大田区多摩川1-19-1
電 話 ?
定休日 なし
営業時間 16:00~22:00
交通 東急多摩川線矢口渡駅下車徒歩30秒


ホッピー原理主義者とは?
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矢口渡 立ち呑み「さこちゃん」第2回

居酒屋探偵DAITENの生活 第349回 2010年6月27日(日) 【地域別】  【時間順】



矢口渡 立ち呑み「さこちゃん」 第2回


 矢口渡立ち呑み「さこちゃん」外観左側

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 前回の店を出てから東急多摩川線の南側の住宅街を歩いた。やがて、蒲田から東急多摩川線で一つ目の駅、矢口渡駅の南口から始まる商店街にぶつかった。途中には入ってみたいと思う古い居酒屋が何軒かあった。しかし、いずれも日曜日は休みのようである。
 また、駅の手前には第259回で紹介したお店があり、持ち帰りの焼き鳥が焼けるのを待つ人の列が出来ていた。
 
 駅前の改札からすぐの踏切脇の路地を覗いてみる。立ち飲み「さこちゃん」の灯りがついていた。前回来たのは6月12日(土)である。これだけ間を空けずに、一軒のお店を続けて紹介するのは「居酒屋探偵DAITENの生活」では珍しい。今まで売っていなかった「もつ焼き」を近々に売り始めると、その時にママがおっしゃっていたので気になっていたのだ。ずいぶん古くからある「店名も定かでないもつ焼き店」の後に居抜きで入ったお店なので、当然もつ焼きがあると思って入ってくるお客さんも多いに違いない。

 店の入口の暖簾をくぐった途端、外向きに作られた幅の狭いカウンターの左手に、焼き上がったもつ焼きが並んでいることに気づいた。ママさんと目が合う。覚えていてくれたようだ。
 右手の入口から入ろうとする。すると、ちょうど帰られる方がお勘定を待っているところであった。その方が出られるのを待って中に入り、入って左手すぐの場所に立った。
 目の前の「前金入れ」と書かれたプラスチックの皿に千円札を入れ、お茶ハイ(280円)とポテトサラダ(250円)をお願いした。

 店内の様子については、前回の記事を読んでいただきたい。
 左手の入口側からはいったところのカウンターに2人の方が立っておられた。右手の入口側のカウンターには私のみ。右手の入口側のカウンターに立っていると、トイレに行くのに一度外へ出て左の入口から入らなければならない。左手カウンターの方がトイレが近いので便利である。

 もつ焼きの中からカシラ(100円)とナンコツ(100円)を頼むと、焼き台で暖めてくれる。そして、白い木の葉型の皿に乗せ、辛子と共に出してくれた。おおぶりでなかなかうまいではないか。

 ママさんが常連の方に「昨日の忘れ物」を渡している。本当に毎日のように来られる常連の方が多いようだ。

 ウイスキー(350円)の水割りを頼む。ゲキ塩シャケ(350円)とホワイトボードに書いてあるのが気になった。
 「ゲキ塩シャケのゲキって何ですか?」
 「塩辛いんです」
 「激しく塩辛いからゲキ塩?」
 「そう・・・」

 ゲキ塩シャケが出てくる。キュウリが少し添えてある。食べてみた。
 「あっ」と思わず言ってしまう。ママがふりかえる。
 「塩辛い?」
 「ええ、激しく!」
 「チェイサーできゅうりをどうぞ」
 きゅうりが添えてあるのは本当に正しい。

 私の立っている場所のカウンターの上に紫陽花の入ったビールグラスが置いてある。やはり、女性が切り盛りする店は良い。

 静かに入ってきて、洗い物をしているママさんを背中からおどかす常連の方がいた。お茶目である。
 どこかで見覚えのある方だと思う。しかし、思い出せない。

 3杯目は燗酒(300円)を飲みたくなってしまった。
 「火を落としちゃったんで、ちょっと時間かかりますけど・・・」
 「待ちます、申し訳ない・・・」

 さらに別の方が入ってきて、「椅子つかっていい?」とおっしゃり、「どうぞ」と言われてから座られた。
 たしかに壁際に折りたたみ椅子は置いてあるけれど、一言声を掛けて座るのが立ち飲み店では礼儀である。
 素敵な気づかいであった。

 燗酒はチロリで出てきた。コップに注いで飲む。
 「めんどくさくてごめんなさいね、ゲキ塩シャケでお酒も飲みたくなってしまって・・・」と言い訳する。

 外から聞こえてくる多摩川線の電車の通過音、そして、踏み切りの警報音。だんだんに外は暗くなってゆく。

 先ほど入ってこられた方がどなたであるかを思い出した。私にこの「さこちゃん」が入る前の「店名も定かではないもつ焼き店」の存在を教えてくださった方である。その時のことは、第311回の記事で紹介している。
 しばらくして連れの女性もいらっしゃった。その時にも御一緒した方に違いない。

 冷奴(150円)とウーロンハイ(280円)も頼んでしまった。4杯目である。皆さん楽しそうに話されている。思いの外飲んでしまった。
 トイレに行く。和式便所の高い位置にオリハラというメーカーのハイタンクがあった。渋い。実に渋い。

 御代は「前金入れ」を使って、その都度払っている。少し記憶が曖昧であるが2,160円だと思う。

 ここでさきほどの方にお声をかけて帰ることにした。お二人とも覚えていてくださった。奇遇である。やはり、酒場には小さな物語がある。

 (了)


  矢口渡立ち呑み「さこちゃん」外観右側

矢口渡 立ち呑み「さこちゃん」
住 所 東京都大田区多摩川1-19-1
電 話 ?
定休日 なし
営業時間 16:00~22:00
交通 東急多摩川線矢口渡駅下車徒歩30秒


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矢口渡 やきとり「とりぎく」

居酒屋探偵DAITENの生活 第346回 2010年6月12日(土) 【地域別】  【時間順】


2010年閉店

※2010年6月16日 510,000カウント通過 感謝!

矢口渡 やきとり「とりぎく」


 矢口渡やきとり「とりぎく」外観

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 前回の店を出ると、東急多摩川線の矢口渡駅脇の踏切を多摩川駅方面の改札側から蒲田駅方面の改札側へと渡った。そのまま踏切脇の十字路を過ぎて歩いてゆくと、広い道に出た。その道は環八通りである。環八通りと東急多摩川線は新丸子武蔵新田矢口渡の三つの駅の間では、ほぼ平行に並んでいる。
 環八通りを渡り、そのまま歩くとバス通りに出る。そこには、蒲田駅前田園調布駅前をつなぐ東急バスの「蒲12」系統が通っている。その通りを右に曲がり、三角地の角のガソリンスタンドの向こう隣、矢口渡というバス停手前に今日の二軒目の店、やきとり「とりぎく」がある。前回のお店は、元々やきとり店であった店舗に居抜きで入りながら、焼き台があってもやきとりは出さないお店であった。ゆえに、やきとりは別のお店で食べてみようと思い立ったのである。

 オレンジ色のテントに平仮名で「やきとり とりぎく」と書いてある。格子状になっているガラスの引き戸を開け、中に入った。右手に10人程が座れるL字カウンターがあった。一番右手前が焼き台になっている。年輩の大将が黙って焼き鳥を焼いている。店の一番奥には四人掛のこあがり席がある。左手の手前の方はトイレである。カウンターの中の調理場には小柄な女将さんが一人。
 カウンター席の一番手前の焼き台に近い席に座った。私の並びに男性の方が一人。その向こう側、2席ほど空けて男性客一人。L字カウンターの向こう端に年輩の男性客の方が座っておられる。
 
 「何を食べようか・・・」と考えながら、目の前の高い位置に貼ってある短冊メニューを見て驚いた。やきとり60円なのである。今時60円というのは珍しい。全体に安い価格である。長い間、常連客の皆さんの為に値上げをせずに頑張ってきてくれたに違いない。
 やきとり(60円)3本を塩焼きで、それからいか刺し(300円)をもらった。飲物は御酒(200円)を常温で頼む。濱小町という銘柄の150ミリリットル入りのかわいい瓶である。

 やきとりを大将が丁寧に焼き始める。焼き物はやきとりのみというのが潔くて良い。大田区の西側地区はもつ焼きよりも若鶏焼という看板を上げた鳥料理の店が多いように思う。
 
 テレビではさだまさしが歌っていた。フジテレビの音楽番組「MUSIC FAIR」の今日のゲストである。「私は犬に叱られた」「片恋」「主人公」と曲は続く。
 やがて女性客が一人登場。並びの先客の男性の隣に座った。酔っておられる様子の奥の年輩の男性が「かわいいね」と声をかける。すると、女将さんがやんわりとたしなめる。

 やきとりがやってくる。皿に添えられた辛子でいただく。焼き加減が最高に良い。これで60円は安い。

 2杯目は酎ハイ(300円)にした。
 カップルとなった左隣のお客さんが玉子焼き(300円)は頼んだ。大将が材料を取り出し、静かに玉子焼きを作り始める。その様子が良い。かっこいいのである。やがて、美しい色の玉子焼きがお隣の方々の前に出された。すぐには食べない。
 「もったいないなあ、熱々なうちに食べれば良いのに・・・」などと思う。大きなお世話である。
 今日のところは注文するのを控えたけれど、次回は絶対に食べたいと思わせる一品であった。

 短冊メニューとは別に小さなホワイトボードにも何品か書いてあった。その中にあった焼餅(200円)を大将にお願いした。昔、焼き台のある店ではよく餅を焼いて食べさせてくれた。しかし、最近は珍しい。丁寧に焼いてくれる焼餅は最高である。
 出てきた焼餅はなんと3切れもあった。海苔で巻いてある。これは究極の締めの一品かもしれない。

 店全体に流れる静かで緩い空気は土曜日ならではのものであろうか。普段は違うのかもしれない。私は土曜の夕方の早い時間、日が落ちる前の静かな酒場が好きである。お店の方もリラックスしていてお話もしやすい。しかし、今日のところは何も話さなかった。それが一番良いと思ったからである。
 
 最後の一個の餅に、いか刺しで残ったわさびをつけて食べてみた。これがまたうまい。

 心もお腹も満たされた。

 午後6時から6時50分まで50分の滞在。お勘定は1,180円であった。

 常連客の皆さんの為に長年やってきた貴重な店、「ブログに書くことを躊躇わせる店」をまた一軒紹介してしまった。少し後悔している。
 ただ、私はグルメ探偵ではなく、味わいある店物語のある店を探し回る居酒屋探偵であることを言い訳として付け加えておきたい。


 ※  ※  ※

 追記 2011年1月13日

 2011年の新年、蒲田から田園調布を結ぶ東急バスの車窓からお店が変わってしまっていることに気づいた。そこで、この日、用事で矢口渡駅に行った帰り、お店の前まで行って、まったく違うお店になってしまっていることを確認した。残念である。



矢口渡 やきとり「とりぎく」
住 所 東京都大田区東矢口2-19-2
電 話 03-3757-4856
定休日 日曜祝日
営業時間  17:00~22:00
交通 東急多摩川線矢口渡駅下車徒歩3分・東急バス蒲12系統矢口渡駅下車徒歩5秒。


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矢口渡 立ち呑み「さこちゃん」

居酒屋探偵DAITENの生活 第345回 2010年6月12日(土) 【地域別】  【時間順】



矢口渡 立ち呑み「さこちゃん」


 矢口渡立ち呑み「さこちゃん」外観左側

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 土曜日の午後である。ある用事を済ませて戸越銀座からバスに乗った。五反田を起点として国道1号線を走り、川崎駅西口北ラゾーナ前というバスターミナルに向かうバスである。東京都から多摩川を渡り、神奈川県の川崎市に至る珍しい路線である。その多摩川の手前に矢口小学校というバス停がある。そのバス停から300メートルほどの場所に東急多摩川線矢口渡駅があるのだ。本来ならば東急池上線の戸越銀座駅から蒲田駅に行き、蒲田駅で東急多摩川線に乗り換え一つ目が矢口渡駅である。しかし、今日はバスに乗ってみたかった。
 
 矢口小学校のバス停から国道1号線を少し南下、左に曲がってまっすぐ行くと、矢口渡駅前商店街に出る。出たところを右に曲がれば、第259回で紹介した名店があり、左に曲がると目の前に矢口渡駅の多摩川方面の改札口がある。
 多摩川方面の改札口に立つと、右手に多摩川線を南北に渡る為の踏切がある。その踏切に向かって立ち、左手を見ると踏切脇から左に入る細い路地があった。その路地を入るとすぐ左側に今日の目的の店がある。店名は「サコちゃん」
 蒲田の女王ことkimimatsuさんからもおすすめのあった店であり、ここ1ヶ月ほど機会を狙っていたのである。
 やはり、噂だけでついに訪れることの出来なかったあの「やきとり店」の場所ではないだろうか? そう思いながら店を眺める。味わいある外観である。写真を撮らないわけにはいかない。左側に入口があり(写真左)、右側にも入口がある(写真右)。

  矢口渡立ち呑み「さこちゃん」外観左側 ← 外観左半分 矢口渡立ち呑み「さこちゃん」外観右側 ←外観右半分

 右半分の側にある入口から中を覗いた。誰もいない様子である。私が最初の客であろうか。4時からの営業と聞いているので、すでに開店と同時に来て帰られた方がいるかもしれない。
 左入口から奥にかけて5人ほどが立てるカウンターがあり、その奥はトイレ。右側入口から入ると奥に向かって7人ほどが立てるカウンターになっている。店の外側の左右の入口の間にも奥行きの狭い外カウンターがあって、店の内外で大きなコの字カウンターを形成している。さらに右側カウンターの背後の壁際にも狭いカウンターがあった。中央の調理場スペースに細身の女性が一人たっている。このママさんが「さこちゃん」に違いない。右側カウンターの一番奥に立った。

 まずは、生ビール(300円)をお願いする。ママさんが向側のビールサーバーに向かう。
 店内の様子を見て、第311回の時に、お店にいらっしゃったお客さんから勧められたお店であることを確信した。向かって右側のカウンターは「常連客専用のカウンター」であると言われたことを思い出し、右側カウンターの奥から一番入口に近い場所に素早く移動する。店の経営は変わったけれど、そのまま新しいお店に通っておられる常連の方もいるに違いないと思ったのである。

 ママさんがふりかえると私がいない。
 「そっちですか・・・」と少し驚いている。
 「ちょっと暑かったので・・・入口の方へ」と嘘をついた。  
 「前金入れ」と書いてあるブラスチックの皿が置いてある。財布を出すタイミングを逸してしまう。
 「前金です」と言われる。
 「知って・・・ます」と答え、財布から千円札を出して「前金入れ」に入れる。小銭が「前金入れ」に戻される。
 「ここ、やきとり屋さんだったですよね」と聞いてみる。
 「ええ、やきとり屋さんでした」とのこと。

 つまみは、もつ煮込み(350円)とポテトサラダ(250円)を頼んだ。煮込みが美味しい。ポテトサラダも好きな味付けである。両方とも居酒屋で頼みたくなる定番のメニューである。

 「お持ち帰りできます?」と、外から年輩の女性の声がした。
 「お持ち帰りはできますけど・・・やきとりですか?」と、ママさん。
 「ええ、やきとり」
 「やきとり無いんですよ」
 
 やきとりが無いことに驚いた様子で女性は帰っていった。
 このことで少しお話をした。ママさんには、なにやら秘策があるらしい。

 2杯目はレモンサワー(280円)にする。ゆでたまご(50円)を一緒に貰った。
 殻入れとあじ塩が出された。
 卵の殻を剥く。小さな殻も指先で丁寧にとった。

 「ずいぶん丁寧ですね」とママ。
 ニコリと笑って、煮込みの汁に剥いた卵をポイと入れた。 
 「染み込む?」
 「染み込まない・・・気分・・・」というやり取り。
 でも、実はゆで卵の黄身が少し溶けた煮込みの汁は美味いのである。

 左手カウンターに次のお客さんが入ってこられ、生ビールを頼んだ。
 さらに、2人目の方が同じく左手カウンターへ。さらに3人目の方が外側カウンター前に立たれる。それぞれ好きな場所があるに違いない。
 4人目の方は、入店時に私が立とうとした、右手カウンター奥に立たれた。色々と話されている。店内が急に賑やかになった。
 全員が常連である。皆さん、キャラクターの濃い方ばかりである。

 3杯目はお茶ハイ(280円)とさけ中ぼね缶詰(150円)をいただく。
 缶詰といってもそのまま出てくるのではなく、ちゃんとレタスと共に小皿に乗せて出される。量もちょうど良い。
 鮭の缶詰が改めて良いつまみになることを再確認する。

 燗酒を頼んでいる方もいる。お酒はチロリで出される。今日は暑い。夏日和である。しかし、夏の燗酒は江戸っ子の粋であるという。

 午後4時50分から5時50分まで1時間の滞在、支払った金額は1,660円であった。老舗の外観を持った新店舗。
 また、さらに進化する様子である。「さこちゃん」ママの笑顔におくられ外に出る。

 まだ時間は早い。次の一軒はすでに決まっている。それは数年前からずっと気になっていた店である。
 
 (つづく)


  矢口渡立ち呑み「さこちゃん」外観右側

矢口渡 立ち呑み「さこちゃん」
住 所 東京都大田区多摩川1-19-1
電 話 ?
定休日 なし
営業時間 16:00~22:00
交通 東急多摩川線矢口渡駅下車徒歩30秒


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

矢口渡 立ち飲み「三つぼ」

居酒屋探偵DAITENの生活 第303回 2010年1月15日(金)  【地域別】  【時間順】



矢口渡 立ち飲み「三つぼ」

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 前回の店を出てから鶴見駅で京浜東北線に乗り蒲田駅で降りた。それから多摩川線に乗って、一つ目の矢口渡駅に向かうつもりであった。それが、いつも行く蒲田西口界隈のお店の様子を覗いてみたいと思い、蒲田駅から歩くことにした。東急線の蒲田駅のガード脇の飲み屋街を歩いて行く。右手に立ち飲み「炙り安」がある。次に立呑処「みつるちゃん」。さらにやきとん「豚番長」と続く。「豚番長」の前の狭い三角広場のような場所で、ちょうどバーボン通りのイベントがあったらしく、その後始末をしている様子であった。さらに、その先にある未紹介の超ディープ立ち飲み店は開店していなかった。
 少し先の左手にある東急池上線と多摩川線を渡る踏切を渡ってすぐ右に行く。左手に西蒲田公園があり、少し行くと蒲田総合斎場という斎場がある。その前を通り、突き当たった右手に東急多摩川線だけを渡る踏切があった。その踏切を渡り、渡ってから次の角を左に曲がる。そのまま、まっすぐに東急多摩川線と平行に歩いて行く。環状8号線が下を通り、上を東急多摩川線が走って、さらに2本の道が交差する場所に出た。目の前の道を渡り、環状8号線沿いの右手の歩道を歩いてゆく。

 やがて、右手にホッピーとアサヒビールの提灯を下げた白い看板が見えてきた。目的の店、立ち飲み「三つぼ」である。店の中は薄暗い。中にたくさんの男性の背中が並んでいる。噂通りの盛況だ。少し時間調整をしようと思い、周辺を歩いてみる。東急多摩川線の矢口渡が環状8号線を渡った向こう側にあることを確認してから店の前まで戻ってみると、ちょうど男性が一人外に出て、別の男性二人が入ってゆくところだった。お二人について中に入ってしまう。たしかに店名の「三つぼ」の通り、三坪ほどの狭い空間である。台形の店舗の真ん中に変則的な形のコの字カウンターがあり、その中の狭い空間が調理場になっている。中心の部分の台の上に、いくつかの大きな鉢があって、その中に煮物などの料理がもられている。
 立ち飲みではあるが右手の三席ほどだけ壁に狭い棚のようなものがあって、小さなクッションも置かれている。私の前に入ったお二人と私がその三席に座ることが出来た。左隣の先客の方が「そこは特等席だよ」とおっしゃる。たしかに立ち飲みで腰を少しあずける場所があると助かる。

 すでに、値段設定などの情報は解っていた。しかし、実際にメニューを見ると本当に驚かされる。まずは、レモンサワー(200円)をいただいた。たった一人でやっているので、出てくるまで時間が少しかかるのは仕方がない。お客さんたちは心得ていて、誰かが何かを頼むと「こっちもお願いね」「その後によろしくね」と言う。この気の使い方は、男の気の使い方かもしれない。
 つまみは、厚揚げ納豆(200円)。厚揚げ一個に納豆がのっている。これで200円は安い。

 2杯目はホッピーセット白(300円)を氷無しでお願いする。ホッピーは冷えていない。冬場は十分である。トイレは入って左端の奥にある。見廻せば店内は11名が入っている。このトイレに行くには全員の協力が必要である。実際、店の奥に立った人は、そこから入口までの間にいる数名の協力がなければ帰ることも出来ないのである。したがって、一人で無口でいるのは無理がある。自然とお互いに話をすることになる。
 焼き物は、かしら(50円)、しそささみ(50円)をお願いした。私より先に来られた男性二人が帰られた。マスターの立つ場所に一番近い所に移動する。マスターとも話が出来て、焼き台に一番近いので暖かく。ちょっと腰をかけることもできる。どうやらこの店で一番良い席のようだ。いや、トイレが心配な人には、入って左手の一番奥のトイレ前の場所が良い席かもしれない。

 お客さんの回転はなかなか良い。こんなに安い価格設定の店で長居をされては商売にならない。見ていると、30分から45分ほどが目安のようだ。本当に狭い店なので煙草を吸う人はあまりいない。
 ささみとねぎのぴり辛和え(100円)をいただく。マスターと少し話をすることが出来た。定休日を聞くと無休であるとのこと。営業時間を聞くと夕方5時から9時までであると言う。ずいぶん短いと思っていると、実は夕方5時から翌朝9時までとのこと。しかも、今晩から翌朝9時まで連続でやることを決めたそうである。それも一人きりである。若いマスターの意気込みに驚かされた。
 「こんなに頑張ってんだから、そのうち、3坪のお店が300坪になるかもしれませんね」などと言ってみる。

 ※追記=現在は営業時間が変わっているようなので注意。

 最後にトマトサワー(200円)をいただいた。お隣の方と色々と話をした。今までで5、6回は来ているそうである。テーブルの上をかたづけたり、ダスターで拭いたり、若いマスターをフォローしておられた。

 午後7時15分から8時まで、45分ほどの滞在。お勘定をお願いすると、1,200円であった。
 
 串2本、つまみ2品、酒類3杯で1,200円は驚異的である。また来てみたいと思う。狭小店にはそれなりのルールが必要であるいうことは、居酒屋好きの方には言わずもがなであろう。そこをあえて言ってしまえば、二人を超える人数での来店、1時間以上の滞在は遠慮した方がよい。狭い店の中で男性ばかり10人以上がちゃんとルールを守って酒を飲んでいる。この秩序を乱すのは御法度だ。喫煙、携帯電話、大声、奇声、長居、気をつけた方がよいことはたくさんある。

 開店して間もないというのに、安いというだけではない魅力がここにはちゃんと出来上がっていた。若き店主の健闘を祈りたい。


  矢口渡「三つぼ」看板
  
矢口渡 立ち飲み「三つぼ」
住所 東京都大田区多摩川1-2-16
電話 ?
定休日 ?
営業時間 17:00~25:00
交通 東急多摩川線矢口渡駅下車徒歩5分


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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矢口渡 焼鳥「鳥勢」

居酒屋探偵DAITENの生活 第259回 2009年9月12日(土) 【地域別】  【時間順】



矢口渡 大衆酒場「鳥勢」


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 東急多摩川線は、東横線と目黒線との乗り換え駅である多摩川駅から蒲田駅に至る短い線であり、多摩川駅、沼部駅、鵜の木駅、下丸子駅、武蔵新田駅、矢口渡駅、蒲田駅と七つの駅がある。
 土曜日の午後である。多摩川線に乗って、蒲田駅から一駅目の矢口渡駅近くの店に入ってみることにした。東急多摩川線のお店を紹介するのは始めてである。

 矢口渡「やぐちのわたし」と読む。演歌の名曲として有名な「矢切の渡し」と似ている。「矢切の渡し」は、千葉県松戸市の矢切(やきり)から寅さんで有名な柴又に至る、江戸川を渡る渡し船であり、今もお客さんを運んでいる。これに対して、矢口渡という駅名の由来となった多摩川の渡し船、「矢口の渡し」は、1949年に無くなっている。因みに、北総線に矢切駅という駅はあるが「矢切渡」という駅は存在しない。

 矢口渡駅の多摩川方面の改札を出る。出て左に30メートルほど歩いた左手に今日の店、大衆酒場「鳥勢」がある。東急多摩川線沿線は中小の工場の多い地域であり、同時に川崎等の大手の工場で働く人々が住む住宅街でもあった。ゆえに、古い商店街があり、働く人々相手の大衆酒場も存在する。昭和55年創業の大衆酒場「鳥勢」はそんな店の一つである。こちらのお店については、「吉田類の酒場放浪記」でも紹介されていた。

 写真で見る通り、間口の広い店である。正面から見ると、左手には持ち帰りの焼き鳥を売る焼き台がある。真ん中には青い暖簾の入口。右手には格子があり、その前に常連の皆さんの自転車をたくさん止めることが出来る。

 暖簾をくぐって中に入ると、間口だけではなく奥行きもある。左手に大カウンターがあって、15人は座れるに違いない。右手側には七人位が座れる小上がり座卓が六つあって、その中の奥の2つは少し高くなっており、区切られている。「小上がり」という言葉を使うのが躊躇われるほど、この客席は立派であり、壮観である。

 まずは、ハイサワー(350円)をもらう。お通しのマグロ煮付け(210円)が一緒に渡される。
 壁に無数の品書きが貼ってある。ざっと数えて100種類ほどであろうか。焼き鳥だけではなく、刺身や魚介類も多く、食事メニューも豊富だ。
 たん(100円)、はつ(100円)、かしら(100円)、なんこつ(100円) 、とりなんこつ(120円)をもらう。さらに、厚揚げ(350円)も頼んだ。
 最初、15名の大カウンターには手前に7人ほど、奥の方に2人のお客さんが座っていた。奥の方々との間に2人分の席を空けて席に座った。
 そこへやがて女性2人のお客さんがいらした。入口の方から詰めて座りたい様子であり、荷物も多いので、私が右に席をずれた。どうやら、カウンターの中の女将さんの前に座りたいようである。

 2杯目はホッピー(420円)を頼む。「氷なしでお願いします」と、いつものように言葉を添える。お店側でちゃんと作ってくれる「3冷ホッピー」には、もちろん瓶はついてこない。他の方のホッピーセットは氷ありなので瓶がついてきていた。

 さらに、中年のカップル客が入ってこられた。7人用の大きな卓は、たくさん空いている。お店の方がそちらの席をすすめるが、やはり、こちらの店ではカウンターに座りたい方が多いらしい。カウンターの中の女将さんやお店の方々とのやりとりが大切なのはとても解る。再び、席を右にずれて譲った。一番奥の残った席にも一人客の方が座って、カウンターは満席になった。お客さんたちは、楽しそうに満席のカウンターで飲んでいる。

 最後に、酎ハイ(350円)を飲む。酎ハイを飲みながらお店の皆さんの様子を観察する。印象に残ったのは、女将さんがきちんと目配りをして全体を仕切っていること。
 土曜日であり、平日とは異なるかもしれないが、全体に客筋も良い。席を譲れば挨拶をしてくれる。客同士がちゃんと譲り合い、きちんとした雰囲気が漂っている。ひとつ驚いたことは、長いカウンター席が満席なのに、誰一人として煙草を吸わないことである。偶然かも知れないが隣の人の顔の前で煙草の煙を吐くような人は一人もいないのであった。

 約1時間ほどの滞在。お勘定は2,200円。女将さんの元気な声におくられ、「おいしかったですよ」と言って外に出る。


  矢口渡鳥勢看板

矢口渡 大衆酒場「鳥勢」
住所 東京都大田区多摩川1-20-12
電話 03-3750-2462
定休日 日曜
営業時間 11:30~13:30 17:00~23:30
交通 東急多摩川線矢口渡駅下車徒歩1分。


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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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