蓮沼 居酒屋「パライソ」第3回

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第573回 2014年10月31日(金)  【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】


 
 蓮沼 居酒屋「パライソ」 第3回
 
  ~ 初めてでも安心なお店 ~

  

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 小雨の降る夜であった。JR蒲田駅西口で降りると、いつものように西蒲田界隈を散策する。
 特に用事も無いというのに「西蒲田」をよく歩くようになって何年たったであろうか。
 この日も蒲田から東急池上線の蓮沼駅に向かって歩き始めた。目的の店があるのだ。居酒屋「パライソ」である。
 前回2014年7月2日(水)第562回の時、マスターが帰り際におっしゃった、「四年に一回とは言わず、半年に一回くらいお越しくださいませねぇ」という言葉の通り、前回から四ヶ月ほどで行ってみることにしたのである。
 地味な店構えなのに、看板のみ派手な外観は変わらない(下写真)。

  居酒屋「パライソ」

 脇に回り、少し先にある別のお店の前まで行ってみた。薄暗い赤提灯一つ。一度入ってみたいと思う。
 お店の前に戻ってみると、さっきまで無かった自転車が置いてあった。ママさんのもののようである。
 看板の右手の入口、その一番右端を開けてみる。今日は五人が座れるカウンターには、どなたもいらっしゃらない。奥の座敷も静かである。

 「いらっしゃいませ」とマスター。
 「今日は、まだどなたもいらっしゃらないんですね」
 「そうですね、今日はこんな感じです・・・今、一度うちにいらっしゃいましたよね」
 「はい、脇のお店が気になって・・・」
 「そうですかぁ・・・」

 気がつかれたようである。ちょっと挙動不審に見えたのかもしれない。探偵としては不覚であった。
 まずは、チューハイ(三〇〇円)と手造りギョーザ(三〇〇円)を頼む。
 こちらのギョーザはママの手造りである。
 さらに、「ママがいる時はママが作ります」とメニューに書いてあるトマトたまご炒め(四〇〇円)とのりチーズ(一二〇円)も追加した。今はどなたもいなくても、すぐに常連で混むのは解っているので、珍しく素早く一期に頼んだのである。すぐに、男性のお客さんが一人入ってこられ五人カウンターの右端に座られた。予約の電話も入ってきたようだ。

 のりチーズは、ブロセスチーズ2個とのり。
 手造りギョーザがいつものように美味しい。トマトたまご炒めは甘い味付け。
 男性のお客さんが入ってこられ、待ち合わせらしく、奥の座敷へ通された。

 二杯目の飲物は黒ホッピーセット氷なし(四五〇円)を頼む。
 待ち合わせの方々が来られ、奥の座敷へ。
 次は若い女性一人。私の右隣に座る。さらに、その隣に別の常連らしい女性も座られた。満席に近い状態。

 「初めてですか?」と、若い女性にマスターが聞いている。
 「はい、前から入りたかったんですが・・・なかなか入れなくて・・・」
 「怪しいものねぇ・・・」と、常連の女性が言うと笑いが起こる。常連の方の愛ある一言なのだ。
 「たしかに・・・」と私も心の中で思う。

 トマト割り(三七〇円)を頼んだ。
 奥の方の座敷も顔ぶれがそろったようで乾杯の声が聞こえる。
 食べるものを食べ、飲物を飲んで、落ち着いてテレビを見ていると時間がゆるく流れる。

 また一人男性の方が顔を出された。
 八時に待ち合わせている相手もいるようだ。
 マスターが困った様子である。
 「もう帰りますからここ大丈夫ですよ・・・」と私。
 「そうですかぁ・・・すみませんねぇ」とマスター。
 「他に用事があるので・・・・・・お勘定しておいてください」と言い、足元の荷物を整理し、傘を探す。
 
 マスターは恐縮されているが小さなお店では当たり前のことである。
 午後七時十五分から八時まで四十五分の滞在。お勘定は二〇九〇円であった。
 初めてあった同志が仲良く話をされている。
 「パライソ」さんは、初めてでも安心なお店、そして、いつ来ても盛況である。






蓮沼 居酒屋「パライソ」
住所 東京都大田区西蒲田6-18-18(1F南側)
電話 03-3734-1171
定休日 月曜・木曜休
営業時間 18:00~ 
交通 東急池上線蓮沼駅下車徒歩3分。




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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

蓮沼 居酒屋「パライソ」第2回

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第562回 2014年7月2日(水)  【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】



 蓮沼 居酒屋「パライソ」 第2回

 ~ まるでオリンピックかワールドカップのように ~


  


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 居酒屋を多く巡っている。しかし、身は一つだ。しかも、若い頃のように、毎日酒場に行ったり、何軒も梯子酒をする体力もない。でも、いつまでも居酒屋でささやかな楽しい一時を過ごしたいと思う。ゆえに、一回行った店に再び行くまでは間があいてしまうのだ。だから、顔を覚えられることは少ない。それは、客観的でいられるという点ではとても良い。

 そんな私を驚かせてくれるお店に再訪した。そのお店は池上線の蓮沼駅の東側徒歩3分の場所にある。
 蓮沼駅の五反田方面の改札を出て踏切を渡り右へ。蒲田方面の改札を出たなら踏切を渡らず右へ。すると、一角に交番のある五叉路がすぐあり、さらに歩くと、大田都税前という信号のある交差点に出る。そこを左に曲がり、二本目の道が半分に狭くなっている右手角に、この特徴的な看板(下写真)が見える。居酒屋「パライソ」さんだ。

  

 この看板以外は典型的な「小料理屋さん」風の地味な外観である。
 ガラス格子の引き戸の左側を開けて中に入る。目の前の横一列のカウンターの中で野球帽をかぶり、眼鏡をかけたマスターが笑顔で迎えてくれる。隣にはママさん。カウンター席は5席、右手の奥に個室がある。カウンターの右端に男女カップルが座っていらっしゃる。

 カウンターの左端に座らせてもらう。左手の壁やカウンターの上の壁など、あちらこちらにメニューが貼ってある。
 今日も私はつまみ選びに迷いに迷うに違いない。
 
 「あの、ホッピーセット白氷無しでお願いします」と私。

 ビアグラスに焼酎が入ったものとホッピー瓶のホッピーセット(450円)が出てくる。ホッピーを飲みながら手元のメニューや壁のメニューを眺め迷う。

 「ポテトサラダお願いします。」と私。
 「はい、ポテトサラダ~」
 と、よく通る声でマスターが復唱する。
 「・・・お客さん、始めてじゃないですよね」
 「はい、何度か来たことあります。」
 「たしか、四年くらい前にいらっしゃいましたよね」
 「はい、そのくらいにはなりますね」
 「たしか、ホッピーを呑まれましたよね」
 「はい、呑みました」
 「カウンターのこちらの辺りに座られましたよね」
 「はい、そうです。すごいですね、よく覚えていらっしゃる・・・」

 たしかに、前回紹介した第386回の時に訪問したのは足かけ四年前の冬であり、マスターの指し示す席で最初にホッピーを呑んだのである。

 「四年もたっちゃって、オリンピックワールドカップみたいですよね」と私。

 男爵ポテトサラダ(340円)はキュウリ、トマトが付いている。ポテトサラダを食べてみれば、そのお店が解ると私は思っている。美味しくいただく。

 前回の時、ホッピーについて、細かく説明をしてしまった為に、覚えてもらっていたのかもしれない。そして、その時にも頼んだニンニクを使わない手作り餃子(300円)も注文する。ママさんの手作りである。

 2杯目はトマト割(370円)を呑みたいと思う。メニューにトマト割トマトサワー(350円)の両方が載っているので安心して頼める。炭酸の入ったトマト味の焼酎サワーをトマト割といっているお店に出会ったことがあるからである。

 ホッピー瓶をカウンターの上へ出す。
 「もう、ホッピーのんじゃったんですかあ?」と笑顔のマスター。
 「ホッピーは一度に全量使ってしまって、とかとかもやらないんで・・・」
 「そうですかあ」
 「トマト割りお願いします」
 「トマトサワーではなくて、割りのほうですね」
 「はい、トマトサワーは苦手な方なので」

 餃子を食べた後、続けて、3品目としてもやし炒め(200円)も頼んだ。
 一人で食べるには量があり、トマト割をどんどん呑んでしまい、続けて、3杯目のチューハイ(300円)を頼んでしまった。今日はすすむ。

 常連の皆さんと大田区の黒湯温泉の話をする。楽しい。さらに、常連らしき男性が入ってこられた。
 4品目はゲソバター(280円)。入店してすぐに頼もうとしてやめていたものである。
 健康を気にして酒を少なくしている。コレステロールが気になる、プリン体が恐い、カロリーの多そうな物は控えたいなどと考えている。
 でも、酒が3杯目をすぎると心のタガがちゃんとはずれるのだ。
 
 4杯目はついに生ビールである。ピルスナーグラス生(440円)。

 マスターの気づかいはすごい。それぞれのお客さんの話題を受け止め、他のお客様にパスをする。場が盛り上がる。
 このままでは、どんどん呑んでしまうので、お勘定をお願いすることにした。
 4杯・4品2,890円であった。今回は呑んで食べてしまった。

 「四年に一回とは言わず、半年に一回くらいお越しくださいませねぇ」とマスターがおっしゃる。
 そう言われても少しも嫌味にならない。
 少し歩いてからふり返る。黄色い看板が遠くからこちらを呼んでいる。
 出来るだけ、早めにまた来よう。

  


蓮沼 居酒屋「パライソ」
住所 東京都大田区西蒲田6-18-18(1F南側)
電話 03-3734-1171
定休日 月曜・木曜休
営業時間 18:00~ 
交通 東急池上線蓮沼駅下車徒歩3分。



ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら

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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

蓮沼 立呑処「勘藏」第12回

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第555回 2014年4月17日(木) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】





蓮沼 立呑処「勘藏」 第12回

  ~ 「ボチボチ、こんな感じでやっておりますよ」 ~

  

 
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 今日はずいぶんたくさん歩いた。
 川崎市内を歩き回ったのである。どこかの居酒屋さんに入って落ち着きたいと思った。いろいろと探し回る。
 しかし、どこにも入る気持ちになれず多摩川を渡った。
 
 しかも、今回は第555回である。それなりに気に入った酒場に入りたいと思う。
 そして、思い出したのは、こちらのお店であった。JR線蒲田駅前から池上線の蓮沼駅方面に歩いた場所にある立ち飲み「勘蔵」さんだ。
 以前はよく通った。最近も何度も何度もお店の前を通った。しかし、その度に店内はお客さんでいっぱいの様子だった。
 久しぶりである。蒲田駅から歩いて、お店の前に行ってみる。店内をのぞいてみると、どなたもお客さんがいない。
 本当に珍しいのである。木曜日の午後9時であった。

 「お久しぶりです」と入ってゆく。
 「お久しぶりです、ボチボチ、こんな感じでやっておりますよ」とマスターの関さん
 御元気そうで、前よりちょっとふくよかになられたかもしれない。

 さて、飲み物である。目の前に小さな器が出させる。お金を入れる為だ。まずは千円札1枚を入れる。
 飲み物やつまみを持ってきた時、関さんがその器からお金を持ってゆかれ、釣り銭を戻してくれるのだ。

 「ホッピーセットお願いします」
 「白ですか?、黒ですか?」
 「黒でお願いします・・・あっ、氷無しで・・・」

 ホッピーセット(500円)は、冷やしたジョッキ、ビアタンブラーに半分以上入った焼酎、そして、冷えた黒ホッピー業務用瓶1本のセットである。美味しくホッピーをいただく。

 最初のツマミは魚肉ソーセージ(150円)を炒めていただく。
 ホッピーで魚肉ソーセージを美味しくいただく。

 私は店内写真を撮影することは、ほとんどまったくない。理由は、他のお客さんに迷惑がかかるからである。
 いつも混雑する「勘蔵」さんである。どなたもいらっしゃらないのは珍しいので、マスターの関さんに、了解をとって撮影させてもらった。

 「どうぞ、どんどん撮っちゃってください」と関さん

 
 
 

 どなたもいないので、関さんとお話をすることが出来た。
 過去の様々なイベントの話をする。今年2014年も7月7日の七夕の日には、「流し素麺」を企画されているとのこと。その前に、5月5日のこどもの日に「端午の節句のイベント」も企画中であるそうだ。
 
 今年の2月にブログ「居酒屋礼賛」浜田さんと野毛のホッピー仙人のマスターと、そのお仲間たちが来店された時の話をすると、関さんは8名という人数のことも含め、よく覚えておられた。
 「女性の方が一人いて、予約もしてくださって、全体をしきってくださったのでとても助かりました」とのこと。その時のことは、ブログ「居酒屋礼賛」のこちらの記事になっている。

 ふと、壁を見ると、新しいメニューがあった。「めんたいまよシリーズ全部のせ」(200円)である。
 内容は、めんたいマヨ+チーズ2枚+ゆでたまご+クラッカーである。関さんの了解を得て撮影した写真はこちら。

 

 「これで200円は安いですよね」
 「ヒット作です」
 「そうでしょう」
 「まあ、元々の50円メニューを4点一緒にしただけです」
 「でも、それぞれ、お酒を飲んだ時に欲しくなるものですよね」

 2杯目はジャワティー割り(300円)である。
 「新玉ねぎの天ぷら」もお試しで出していただいた。美味しい。

 常連の女性の方が二人入ってこられた。やりとりを見ていると、関さんのお客さんへの優しさが伝わってくる。
 さらに、男性の方も入ってこられた。
 皆さんが頼むのは、サワーセット(500円)や生ビールセット(600円)である。
 それぞれ、飲み物以外に2品つまみを選べてセット価格になる。お得である。

 そして、次の飲み物を選ぶことにした。

 

 「関さん、すいません、このケチレモンサワーって何ですか?」と聞いてみる。

 「どうしてだと思います?」と関さん

 常連の女性たちがそのやりとりを聞いて、すぐに当ててしまうのだった。 
 ゆえに、3杯目はケチレモンサワー(300円)。
 実は、レモンの薄いものが2枚入っているそうなのである。面白い。

 時折、「大丈夫ですよ~」と、関さんが何度もおっしゃる。関さんは本当に優しい。

 「すいません、そろそろ帰ります」
 「ありがとうございました」
 「また、来ます」
 「いつも、御一緒のお友達の女性はお元気ですか?」
 「ああ、お友達ではなくて、カミさんなんです」
 「そうだったんですかあ」
 「また、一緒に来ます、ごちそうさま」
 「えんえんと、こんな感じで頑張ります~」とマスター関さん

 午後9時から9時45分まで、45分ほどの滞在。
 合計を頭の中でしてみると1450円。器の中に残った500円玉と50円玉を1つづつ持って外に出る。

 思えば、足かけ7年のお付き合いであり、紹介するのは今回で12回目である。
 私としては本当に珍しいケースだ。
 心やすらかになり、また歩き始める。


 過去の記事は下記の通り。

立呑処「勘蔵」に関する過去の紹介記事
第11回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第491回 2012年9月13日(木) 
第10回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第394回 2011年1月29日(土)
第9回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第361回 2010年8月7日(土)
第8回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第300回 2010年1月1日(木)
第7回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第288回 2009年11月24日(火)
第6回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第268回 2009年10月12日(月)
第5回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第243回 2009年8月8日(土)
第4回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第221回 2009年5月30日(土) 
第3回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第191回 2009年3月15日(日) 
第2回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第166回 2009年1月1日(木)
第1回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第156回 2008年11月8日(土)




蓮沼 立呑処「勘蔵」
住所 東京都大田区西蒲田7-9-5
電話 ?
定休日 年中無休
営業時間 16:00~26:00
交通 東急池上線蓮沼駅下車徒歩5分。JR蒲田駅下車徒歩3分。
公式ブログ http://kannzou.blog.fc2.com/
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テーマ : 居酒屋
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蓮沼 立呑処「勘藏」第11回

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第491回 2012年9月13日(木) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】


※2012年9月14日 1,030,000カウント通過。感謝!

蓮沼 立呑処「勘藏」 第11回


 
  立呑処「勘藏」20100101外観

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 池上線の踏切に人が立ち入った為、ダイヤが乱れているという放送が東急線蒲田駅構内に流れていた。
 混み合った電車が苦手である。蒲田駅周辺で少し時間をつぶすことにした。
 JR蒲田駅西口ロータリー前に立ち、右斜めの道をすすんで多摩堤通りへ向かう。多摩堤通りに出て左へ、次の十字路の左向うにそのお店はある。
 最近はテレビ雑誌でも取り上げられ、立ち飲みの有名店となっている。
 2012年5月12日土曜日夜9時から放送された、「出没!アド街ック天国」「大田区 蓮沼」の回の第28位で紹介された。
 そのお店とは、立呑処「勘蔵」さんである。
 
 ガラス戸から中を見ると、私の好きなカウンター右端の辺りが空いている。
 さっそく中に入った。先客はカウンターの左端に男性客が2名のみであった。

 カウンターの中のマスター、関さんと目が会う。

 「おお、お久しぶり」と、いつもの笑顔。
 
 まずは、生ビールセット(500円)をお願いする。
 生ビールに枝豆と、好きなツマミを選べる。
 何を頼むか迷っていると、関さんが一言。

 「わたくしにまかせていただければ・・・」と、いつもの丁寧な言い回しでおっしゃる。
 「おまかせします・・・因みに何ですか?」
 「チクワブです・・・」
 「それは良いですね、死ぬ前にはチクワブを食べたいと思っているんで・・・」
 
 関さんは、それを聞いて微笑む。

 実際、調べてみると、過去にこちらのお店を紹介した全10回のうち、第7回第8回でもチクワブの煮物を食べているのであった。

 生ビールを飲む。うまい。

 そして、枝豆と共に、チクワブと厚揚げ煮が出てきた。

 奥にいらっしゃる常連の方々のうちのお一人が、第4回の時に、店内で「ヨコハマBJブルース」を歌って下さった方、淳さんであった。

 「もしかして、だいてんさんですか?」と淳さん
 「はい、お久しぶりです」と答える。

 少し、お話をするうちに、店内にはどんどん常連の方々が入ってこられ、カウンターは8割程の入りとなった。

 並びに立たれた女性の方と乾杯をする。はじめて同志でも話が出来るのがこちらのお店の持つ雰囲気である。

 2杯目トマト割り(300円)である。

 次のツマミは、並びの方が選んで、私ものせてもらったキクラゲみょうがポン酢(150円)。

 3杯目は、最初、レガッタ(200円)を頼もうと思った。
 レガッタは、ウイスキーのウーロン割りにポッキーがささっているもの。
 
 しかし、壁の短冊の「ポッカ」の文字に目がひかれて、レガッタは止めて、ポッカのライムサワー(250円)にしてしまう。

 「どうして、ポッカのライムなんですか?」と聞いてみる。
 「いろいろ使って・・・ポッカが良かったんです」と関さん

 関さんは、出来上がったつまみや飲物を置いて、目の前の皿から小銭を持ってゆく時、ちゃんと小銭を見せてから持ってゆかれる。

 その仕草が良いなあと思う。

 「今日はお連れ様は?」と関さん
 「今日は一人なんです」と私。
 「今年も流しそうめんやられたんですか?」
 「はい、やらせてもらいました。毎年の風物詩になってきました。」
 「初めての時は、びっくりしました・・・ちょっと水がもれてしまったりしてね」
 「今は、結構うまくできるようになりました。」
 「楽しかったですね」
 「面白い店にしないとダメだなあと思います。」と、しみじみとおっしゃる。


 100円玉を皿に追加で入れ、最後にゆでたまご(50円)とフランスパン(50円)をお願いした。

 黄身だけをガーリックトーストになっているフランスパンの上にのせる。

 うまい。勝手に作った新メニューであった。

 午後7時から7時45分まで45分ほどの滞在。

 久しぶりの勘蔵さんは、やはり楽しかった。


   ※    ※    ※

 勘蔵さんの公式ブログが出来ていた。

 勘蔵のブログである。


立呑処「勘蔵」に関する過去の紹介記事
第10回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第394回 2011年1月29日(土)
第9回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第361回 2010年8月7日(土)
第8回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第300回 2010年1月1日(木)
第7回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第288回 2009年11月24日(火)
第6回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第268回 2009年10月12日(月)
第5回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第243回 2009年8月8日(土)
第4回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第221回 2009年5月30日(土) 
第3回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第191回 2009年3月15日(日) 
第2回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第166回 2009年1月1日(木)
第1回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第156回 2008年11月8日(土)


立呑処「勘藏」20100101看板

蓮沼 立呑処「勘蔵」
住所 東京都大田区西蒲田7-9-5
電話 ?
定休日 年中無休
営業時間 16:00~26:00
交通 東急池上線蓮沼駅下車徒歩5分。JR蒲田駅下車徒歩3分。
公式ブログ http://kannzou.blog.fc2.com/

ホッピー原理主義者とは?
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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

蓮沼 居食処「ひまつぶし」

居酒屋探偵DAITENの生活 第423回 2011年5月12日(木) 【地域別】  【時間順】





 蓮沼 居食処「ひまつぶし」


  蓮沼居食処ひまつぶし外観

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 川崎である用事を済ませ、JR蒲田駅に降り立ったのは午後8時頃であった。
 最近は蒲田で降りると、いつの間にか東急池上線の蓮沼駅方面へと歩いてしまう。何軒か候補のお店の前を通り、なんとなく入れずにいるうちに、気がつけば蓮沼駅の近くまで来たしまっていた。
 蓮沼駅の蒲田方面の改札を出て右に行き、最初の十字路を右に曲がると、すぐ右手に小さな居酒屋さんがある。数年前に出来たばかりのお店で、店名は居食処「ひまつぶし」である。

 外観は山小屋風とでも言うのだろうか。喫茶店のような木製格子ガラスのドア。暖簾もないので中がよく見え、入り易い。入ると、左手に手前から中程にかけてカウンター席がある。四人でいっぱいの小さなカウンターの中は調理場だ。カウンターの真ん中には男性の先客二人。お二人に少し前にずれていただいて背後を通って奥へ行く。奥と右の壁に向かって「壁向き逆L字二人カウンター」がある。奥の壁の上の方には薄型液晶テレビ。テレビの方向を見て座る席は、テレビに近過ぎて見にくい。私が座ったのは右手の壁際席。テレビも見やすく特等席といえる。

 お通しは、韓国風なのかタコの辛い煮物。
 メニューをみると、ホッピーセット(300円)があった。うれしくなって「氷り無しでお願いします」と言ってみる。間があるとか、不思議そうな顔をするといったこともまったくなく、すぐに対応してくれた。
 
 ちゃんと冷えたジョッキに入れた焼酎と冷えたホッピー瓶がそろって出てくる。ここで、ビアタンブラーを1つもらい、焼酎を半分対比させる。焼酎はビアタンブラー1杯分入っているのだ。これで300円は今時珍しい安さである。この1点で好感度アップだ。
 ホッピーを飲む。ホッピー好きにとっては至福の一時である。

 つまみは、ポテトサラダ(300円)と肉豆腐(350円)を頼む。メニューは豊富で、食事関係も充実している。中でも気になったのは牛すじ丼ミニ(300円)である。頼むか頼まないか独り葛藤する。因みに並は450円である。

 ホッピーの前半分を飲み、空いたジョッキにビアタンブラーから焼酎の残りを入れ、ホッピー瓶から残りのホッピーを投入する。こうすれば、最後まで比較的同じ濃さのホッピーセットを飲めるのである。
 
 飲物の2品目は生レモンサワー(400円)。
 ここで、焼鳥をお願いする。ももかしら手羽先を1本ずつ。ももとかしらはタレ。手羽先は塩でお願いする。

 ながて、女性が入ってきた。「待ち合わせ」とおっしゃる。慣れた様子で二階に上がる時に「生」と一言、かっこいい。
 
 テレビでは日本テレビ系列の番組「秘密の県民SHOW」が始まった。かなり誇張された内容とは解っていても、毎回ついつい見てしまう番組である。私のように帰る田舎をまったくもたない人間にとっては何もかもが新鮮である。

 生レモンサワーを飲み終え、お勘定をお願いする。その時、ちょっと質問をしてみた。

 「2階は何人くらい入れるんですか?」と聞く。
 「2階と3階があるんですけど・・・」とのこと。
 「へえ、3階もあるんですかあ」と驚く私。
 「2階も3階もそれぞれ13人くらい座れます」とのこと。

 後でネットで調べてみると、大学のサークルの宴会などにも使われていた。小さな敷地の間口の狭いお店が実は意外な収容力のあるお店であったのである。

 午後8時20分から9時20まで1時間ほどの滞在。お勘定は1人でちょうど2,000円であった。

 また、ひまつぶしに来てみたいと思う。

  ※   ※   ※

 追記 こちらのお店は、呑み友のmariruuさんのブログ「さてと、こん夜はどこ行く?」でも紹介されているので、そちらもごらんください。

  

 蓮沼居食処ひまつぶし看板

蓮沼 居食処「ひまつぶし」
住所 東京都大田区西蒲田7-17-2
電話 03-3739-0655
営業時間  
定休日 ?
交通 東急池上線蓮沼駅下車徒歩30秒。

ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら

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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

蓮沼 居酒屋「漁火」

居酒屋探偵DAITENの生活 第416回 2011年4月23日(土) 【地域別】  【時間順】



蓮沼 居酒屋「漁火」


  蓮沼居酒屋漁火外観


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 前回の店を出たSAKURAと私は、JR蒲田駅の線路の下にある自由通路を通って西口に向かった。
 駅ビルの地下食料品売場で買い物を済ませ、蒲田駅西口のロータリーを見ながら右手に歩いて行くと、多摩堤通りを西に向かう。東急池上線の蓮沼駅方面を目指して歩いているのである。
 左手には、立呑処「勘藏」があった。午後5時半くらいですでにカウンター席が埋まりつつある状態であった。手に持った荷物が多く、迷惑になると考えて、今日のところは入店をしなかった。
 さらに進み、右手に曲がると、居酒屋「パライソ」がある。店の前まで行ってみたけれど、まだ開店時間まで間があり、店内は暗かった。
 多摩堤通りに戻って、再び蓮沼駅へ向かう。蓮沼駅は踏切の手前側に池上方面の改札口があり、踏切を渡った側に五反田方面の改札がある。この五反田方面の改札が面している短い路地に入ると、右手に居酒屋「漁火」という小さなお店がある。

 迷わず中に入る。メガネのマスターがカウンターの中にいらっしゃる。カウンター席は5席。左手には手前に5人ほどが座れるテーブル席、奥側に4人用テーブル席。さらに奥にトイレがある。カウンターの奥の方には男性の一人客の方。手前のテーブル席にやはり男性の一人客の方。奥側のテーブル席に二人で座り、荷物を置いてホットする。奥左手の高い位置にテレビがあり、入口の方はテレビに向かってゆったりと座っていらっしゃる。

 まずは、サッポロ黒生中瓶(480円)を頼む。
 ビールと一緒に出てきたお通しは、おひたし切り干し大根である。美味しかった。お通しの美味しい店は信用できる。

 カウンター上の高い位置やその下辺りに、たくさんの品目が書いてある。それを眺めていると、マスターが「見づらくてすいみせんねえ」と言ってくれる。

 まずは、サバ塩焼(400円)を頼んだ。こちらのお店は「漁火」という店名が示すように、お魚料理が豊富なようである。

 ビールをSAKURAにまかせて、私はレモンサワー(310円)を頼んだ。じっくりと焼かれたサバ塩焼、これが美味しかった。

 次に、ひこいわし酢(350円)を頼む。これも美味しかった。魚が好きである。魚が食べたい。
 安心して魚を食べることの出来る日本に戻して欲しい。そう思う。

 雨が強くなってきた。でも駅前である。しかも徒歩5秒(5歩)の立地である。素晴らしい。

 「いいんじゃないの!」SAKURAが言う。ずいぶんとこちらのお店のことが気に入った様子である。

 最後に冷酒(700円)に切り替えた。一緒にお新香(300円)も頼んだ。カブである。

 午後5時45分から6時45分まで1時間ほどの滞在。御勘定は2人でちょうど3000円であった。計算をするとお通しが一人230円になる。もしかしたら端数を切ってくださったのか。ちょうどピッタリであった。

 目の前は改札口、小ぶりになった雨の中、傘もささずに駅に入り、電車に乗ることが出来た。


 (了)


  蓮沼居酒屋漁火看板


蓮沼 居酒屋「漁火」
住所 東京都大田区東矢口3-1-11
電話 03-3730-0243
営業時間  ?
定休日 ?
交通 東急池上線蓮沼駅下車徒歩5秒(5歩)


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

蓮沼 立呑処「勘藏」第10回

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第394回 2011年1月29日(土) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】



※2011年1月29日 660,000カウント通過 感謝!

蓮沼 立呑処「勘藏」 第10回

 
  立呑処「勘藏」20100101外観

  
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 2009年2010年と続けてお正月に訪問してきたお店に、今年の正月は行くことが出来なかった。そのお店は東急池上線の蓮沼駅と蒲田駅の間、どちらかといえば蒲田よりにある立呑処「勘蔵」さんである。
 ずっと気になっていながら1月も終わりに近づいてしまった。そんな土曜の午後4時20分頃、「勘蔵」さんの扉を開けてみた。
 湯気で一期にメガネが曇り、何も見えなくなってしまう。
 「いらっしゃいませ」というマスターの関さんの声だけが聞こえる。
 急いでメガネを外して店内を見た。私が最初のお客のようである。

 湯気は調理の為の湯気であった。目の前でじゃがいもが茹で上がる。
 油の中から素揚げされた茄子が引き上げられ、醤油タレの中に投入される。うまそうだ。

 「煮浸しですね」と、微笑む私。
 「そうなんですよ」と、微笑む関さん。

 関さんの手があいたところで、トマト割り(300円)をお願いする。
 「今年もお正月は盛況でしたか?・・・私は忙しくてうかがえなかったんですけど」と私。
 「たくさん来ていただきました」と関さん。

 毎年、お客さんに振る舞われる出羽鶴たる酒は、1月3日で無くなってしまったそうである。盛況であった様子。
 
 茹で上がったジャガ芋を見て「ポテトサラダだな・・・」と思う。
 皮がむかれ、マヨネーズが入れられ、ゆで卵が入る。やはり、ポテトサラダであった。少し落ち着いたらいただくことにしよう。
 ここで、お客さんが顔を出された。歯医者に行く前に「後で来るよ」と顔出しをされたのである。「勘蔵さん」を中心に地元のコミュニティが出来ているのである。

 のりチーズ(100円)を頼む。
 それからメニューの中にあった「こいめのチューハイ」が気になった。
 「こいめのチューハイというのは焼酎が濃いのですか」と聞く。当たり前な質問である。
 「うちのチューハイは8パーセントの焼酎がセットされたものなんですけど、それにサービスで焼酎を足したやつなんです」
 「まさにサービスですよね、普通の酎ハイと同じ値段ですものね」

 そこで、こいめのチューハイ(250円)を作っていただき飲む。やはり濃いめである。
 
 常連の方が1人、入ってこられた。
 その方が頼まれたので、便乗してポテトサラダ(150円)を頼んだ。やはり、出来たてのポテトサラダは美味しい。

 マッコリの話になった。最近よく見かける。こちらのお店では夜中によく出るそうである。
 アルコール度数が6パーセントと低く、乳酸菌も入っており、翌日を考えてマッコリを飲む方が多いのかもしれない。
 
 最後に、レガッタ(200円)を頼む。ウイスキーをウーロン茶で割った蒲田周辺地区独特の飲物。何故かポッキーが2本入っている。このポッキーを右手の中指と人差し指の間にはさんで落ちないようにして飲むのである。

 マスターが壁一面の大きな「ホワイトボード」に、大きな文字で、クリームシチュー(250円)、茄子の煮浸し(150円)等々、いろいろなメニューを書き始めた。本格的な開店の時間である。書き終えたマスターがチェックする横顔が素敵である。今日も盛況にちがいない。健闘を祈りつつ外にでた。

 16時20分から17時10分まで50分ほどの滞在。支払ったのはピッタリ1000円。中島らも的に言えば、まさにせんべろ酒場である。


 (つづく)


 なお、今回が立呑処「勘蔵」を記事として取り上げた10回目である。私としては本当に珍しい。

立呑処「勘蔵」に関する過去の紹介記事
第9回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第361回 2010年8月7日(土)
第8回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第300回 2010年1月1日(木)
第7回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第288回 2009年11月24日(火)
第6回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第268回 2009年10月12日(月)
第5回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第243回 2009年8月8日(土)
第4回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第221回 2009年5月30日(土) 
第3回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第191回 2009年3月15日(日) 
第2回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第166回 2009年1月1日(木)
第1回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第156回 2008年11月8日(土)


立呑処「勘藏」20100101看板

蓮沼 立呑処「勘蔵」
住所 東京都大田区西蒲田7-9-5
電話 ?
定休日 年中無休
営業時間 16:00~26:00
交通 東急池上線蓮沼駅下車徒歩5分。JR蒲田駅下車徒歩3分。


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ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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蓮沼 居酒屋「パライソ」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第386回 2010年12月2日(木) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】


※2010年12月2日 620,000カウント通過 感謝!


蓮沼 居酒屋「パライソ」

  
  居酒屋パライソ外観

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 東急池上線の蓮沼駅の脇には踏み切りがある。その踏切を田園調布駅から蒲田駅まで運行されている東急バスが通っている。そのバス通りを蒲田の駅前方面に歩いてゆき、三つ目の「大田都税前」という交差点を左に曲がる。比較的広い道である。その道は二つ目の角から急に狭くなっている。そして、その角にある木造の建物の中に数軒のお店が入っているのだ。
 その建物の角地に、以前地味な名前のお店が入っていた。そのお店が無くなって、数年前、なにやら楽しい名前の居酒屋さんが出来たのである。その楽しい名前とは「居酒屋パライソ」
 古典酒場的外観に似合わぬカタカナの「パライソ」とい名前が気になり、前を通る度に、是非入ってみたい思っていた。しかし、私が通る時は何故かいつもカウンター席が満席であった。それが今日は、曇りガラスを通して、カウンター席が空いているのが解ったのである。思い切って入ってみた。

 メガネのマスターが「いらっしゃいませ」と元気に言ってくれる。おしぼりで手を拭きながら飲物を考える。
 ピルスナー生ビール(440円)というのを頼んでみた。グラスで提供される生ビールである。カウンター席は5席。右手の奥に個室になっている小さな小上がり座敷があるようだ。カウンターの左端には常連らしきカップルの方々が座っていらっしゃった。

 つまみは、かつお土佐造り(360円)を頼んでみた。さらに、合鴨つくね串2本(160円)を追加する。

 2杯目はホッピーセット。メニューにはホッピー1瓶(300円)、中身(150円)と表記されている。いつものように氷り無しでお願いしてしまう。
 「氷無しで、と言われるのはうちでは初めてです」とマスター。

 こちらのお店では焼酎のボトルキープをされているお客さんが多いので、あくまでホッピーは割物という分類のようである。ゆえに、氷を入れるのが当然なのである。それをふまえた上で、「3冷ホッピー」についての説明を一通りさせてもらった。

 「私が3冷で飲みたいだけで、人に押しつけるつもりもなければ、通ぶるつもりもありません」とお話した。
 かつおをいただき、合鴨のつくねを食べる。どちらもリーズナブルな価格設定である。

 「こちらはどのくらい経つんですか?」と聞いてみる。
 「ええ、開店して3年4ヶ月ですね、よく続きましたあ」と笑顔。
 「たしか、パライソって楽園とか・・・そういう意味ですよね」
 「スペイン語で「天国」って意味でして、居酒屋じゃないんですけど、前に働いていた店からもらったんですよ」
 
 カップルの方々が帰られ、入れ替わるように若い男性の方が入ってこられた。キープしてある焼酎を出してもらい、ホッピー瓶を注文された。ホッピー仲間である。

 手造りギョウザ(270円)がこちらの人気商品であることは、蒲田の女王から情報をいただいて知っており、是非食べたいと思っていたのである。しかし、今日は平日、ニンニクのことで躊躇っていたのだ。

 「手造りギョウザ・・・いいですね・・・でも、まだ木曜日なんで・・・」
 「・・・うちのギョウザ、ニンニク使ってませんよ」
 「そうですかあ、それなら話は違った、一人前お願いします・・・明日、仕事なんで躊躇っていたんですよ」
 「大丈夫ですよ、うちのは本場の作りだから・・・」
 
 3杯目はトマトサワー(350円)をお願いした。

 「はい、トマトサワーです。お好みでタバスコをどうぞ、特に夏の暑い時なんかタバスコ入れると美味しいですよ。」とマスター。実際に入れてみると本当に美味しかった。
 「奥に座敷があるんですね。何人くらい座れるんですか?」と聞く。
 「だいたい、6人くらいは座れると思いますけど、最高9人入ったことがあります」とのこと。驚きである。 詳しく聞いてみると、その方々は第303回で紹介したあのお店の帰りに寄られた皆さんであったとのこと。まさに納得である。

 餃子が出てきた。通常の餃子とは違う形の餃子が4つ。たしかにニンニクが入っておらず、とても美味しかった。
 ここで、並びの常連の方のおすすめの一品に目がゆく。一種の裏メニュー的なもの。値段は350円であった。これが量も多く、とても美味しかった。

 何を飲もうか、メニューを見ながら考える。すると、マスターがこう切り出した。
 「そろそろ、日本酒ですか?」
 当たりである。
 「よく、解りますね・・・」
 「いえいえ・・・いろいろと飲まれるんですねえ・・・」と笑顔のマスター。
 「つまみによっていろいろと変えてみるんです」と答える。
 まさか、「一種類を何杯も飲み続けたのでは、ブログの読者の方に、そのお店の飲み物や価格が伝わらないからなんです」などと、裏事情を話すわけにもゆかないのである。

 福徳長というお酒を燗酒(310円)にしてもらった。

 やがて、若い男性2人の方々が入ってこられた。お二人とも別々に来られて、そばで会ったのだそうである。外の雨足が強くなってきたようである。
 最後に、美人まっこり(380円)をいただく。ここで、お店の常連の方々と乾杯などする。
 思えば、5種類のお酒を飲んだことになる。これもまた珍しい。

 御勘定をお願いする。つまみ4品、お酒5種5杯で3070円であった。楽しさについつい飲み過ぎてしまった。 
 マスターや常連の皆さんに声をかけお店を後にする。お酒やツマミの種類も豊富で単価も安い。まさに庶民の味方である。また一軒良い店をみつけてしまった。

 傘を差し、冷たい雨の中に出てゆく。しかし、心は温かい。
 

 居酒屋パライソ看板

蓮沼 居酒屋「パライソ」
住所 東京都大田区西蒲田6-18-18(1F南側)
電話 03-3734-1171
定休日 月曜休
営業時間 午後6時~
交通 東急池上線蓮沼駅下車徒歩3分。

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蓮沼 居酒屋「しってる」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第380回 2010年11月3日(水) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】




蓮沼 居酒屋「しってる」

 
  蓮沼居酒屋しってる外観

 
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 午後5時頃である。川崎駅に到着してすぐ、いつもと様子が違うことに気づいた。改札へ行くため階段を上がる。目の前を歩く紺色の制服の背中には、地方の県の名前が書かれている。どうして、川崎駅にこんな遙か地方の紺色制服組がいるのか不思議だった。改札を抜けて外に出る。人出はいつものように多い。左手へ歩いてゆく。まっすぐ行けばそのままラゾーナ川崎プラザの2階広場に続いている。手前を左に曲がると、巨大な歩道橋が27階建の高層ビルミューザ川崎まで伸びている。歩道橋の上から下を見た。路線バスに混ざって、大きな灰色の車両が止まっている。鉄の網で守られた特殊な車両である。そこにも紺色の制服が歩いていた。横浜で行われる国際的イベントの為に全国から集められたに違いない。アルファベット4文字で表記されるそのイベントで何かが起こるかもしれないからである。ここでは、そのイベント名は表記しない。それらしい単語も使わない。考えすぎと言われるかもしれないけれど、本当に今は何が起こるか解らない。歴史の転換期のように思えるのだ。

  ※  ※  ※

 横浜方面へと向かうバスがなかなかやってこない。列の後ろに並んだ。列はどんどん長くなってゆく。20分以上遅れてバスがやってきた。乗客を乗せ切れない。乗ってからも国道1号線に出るまでずいぶんとかかった。歩いた方が早いくらいである。バスに乗ったことを後悔してもすでに遅かった。

 ある用事を済ませ、再び川崎駅に戻ったのは午後7時過ぎであった。JR京浜東北線に乗り、隣の蒲田駅で降りた。西に向かって歩き始める。いつも行くあの店の前を通った。かなり混み合っているので遠慮する。さらに、近くの不思議な店名の謎のお店の前まで行ってみた。店内のカウンターは満席のようである。今日も入れないまま通り過ぎる。その隣の古い店はもっと入りにくい。もう何年も前を通るだけである。

 同じように何年も前を通ってみるだけで中に入ることのなかったお店に、ついに行ってみることにした。
 東急池上線の蓮沼駅から1分もかからない場所。蓮沼駅の蒲田方面の改札を出たら右へ、最初の十字路を右に曲がり、次の路地を左に入る。すると、左手にその店はあった。
 数年前、このお店の前を通った時、店名を見て面白いと思った。そして、すぐ隣の看板にも目が行った。(下写真参照)

  蓮沼ちゃんと看板 蓮沼居酒屋しってる看板 ← 続けて読むと・・・
 
 左には「ちゃんと」という店がある。そして、右側に「しってる」という店がある。2軒の店名を続けて読むと「ちゃんとしってる」になるのである。
 「ちゃんと」の方ではなく、今日は「しってる」の方に入った。 
 入ると右手にL字カウンターが12席ほど。他に席は無い。間口は狭く、カウンターから少しでも離れて座ってしまうと、その人の背後を人が通れなくなってしまう。
 一番手前の右端に座った。先客は男女1組と年輩の男性1人のみ。カウンターの中に大将。手伝いの男性が奥の方に立っている。カウンターを回り込んで向側に行くと、座敷とトイレがある。
 
 まずは、ホッピー(350円)を氷無しで頼む。ホッピーのみを冷やした「一冷」である。ジョッキの中に焼酎と共にレモンの輪切りが入る「川崎スタイル」である。
 つまみは、タコ刺し(580円)。焼き物は、ぼんじりかしらつくねをそれぞれ塩で頼む。ポテトサラダ(480円)は今日はなかった。
 
 右手の奥にあるテレビでは日本シリーズ第4線中日対ロッテである。今年の日本シリーズは、実に渋い組み合わせだ。小さなテレビなので私の席からはあまりよく見えない。有線放送であろうか、小さく「演歌」も流れている。

 タコ刺しは丁寧に切られている。焼き物も少し塩が強めであるが美味しい。
 男性と女性のお客さんが入ってこられ、奥の方へ行きたい様子。入口近くの方が気づき、椅子を前にずらして、お二人は通れた。

 トイレに立った。カウンターの皆さんに「すみません」と声を掛けながら背後を通らせてもらう。
 居酒屋ではトイレに情報がよくある。しかし、今回は情報はまったく無かった。トイレから出て、そこにいたお店の方に、角ハイボール(350円)を頼んだ。

 年輩の方は帰られ、別の常連らしき方が左隣に座られた。気がつけば、私を入れて7人となっていた。
 ちょうど、大将が近くに来られたので燗酒を一合お願いした。
 「一番さん、燗酒一本」と大将が手伝いの方に伝える。
 やがて、お銚子が目の前に置かれた。よく見かける大関のお銚子だ。とても熱いのでカウンターの上の段からおしぼりを使って降ろす。電子レンジの出現以前はお銚子の首を持てば、燗酒を運ぶことができた。これも一つの時代の変化であろうか。

 隣の常連らしき方がお店で働く男性を苗字で呼ぶ。そして、ホッピーの中身の三回目を頼んだ。快調なペースである。「中焼酎」を頼むたびに量が増えるのがおもしろい。
 ちょうど注文が出そろい、マスターは黙って煙草を吸っている。

 「うなぎある?」と左隣の方が聞く。大将は煙草を消して仕事にかかる。

 カウンターの二組のカップルは御夫婦かもしれない。休日の夜に御夫婦が多く来店する店は信用できると私は思っている。何故なら家計をあずかる女性は、お店の料理の量と質、そして、価格にシビアであるからだ。

 午後7時半から8時15分まで45分の滞在。お勘定は2,090円であった。千円札二枚と小銭で払いたかった。しかし、財布を見ると小銭がない。仕方なく千円札三枚を出して、「すみません」と言う。お釣りの小銭を受け取り外に出た。

 「しってる」というちょっと変わった店名をつけているので、独特の雰囲気を持ったマスターがやっているのではないか、そんな想像をしていた。しかし、実際には、普通に焼き鳥と魚類を食べさせてくれるオーソドックスな居酒屋であった。また来ようと思う。
 外に出る。少し歩いて振り返った。二つの看板を見比べる。

 「ちゃんと・・・しってる」。口にだして読み上げた。一人笑ってしまう。

 それから、また思う。

 「・・・何を知ってるんだ・・・俺は・・・」。真顔になる。



  蓮沼居酒屋しってる看板

蓮沼 居酒屋「しってる」
住所 東京都大田区西蒲田7-16-8
電話 03-5703-0561
定休日 ?
営業時間 ?
交通 東急池上線蓮沼駅下車徒歩1分。

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蓮沼 立呑処「勘藏」第9回

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第361回 2010年8月7日(土) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】




蓮沼 立呑処「勘藏」 第9回


  立呑処「勘藏」20100101外観

  
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 何故かイベントの日に当たる

 前々回前回と横浜の店を巡った後、京浜東北線で蒲田に戻ってきた。そのまま帰ればよいものをついつい駅から歩き始めてしまった。いつものように色々な店を外から見て廻った。
 その店にも入らず、帰るつもりだった。入口が開け放ってある。様子を見ようと中をしっかり見てしまった。マスターの関さんと目があった。入らない訳にはいかなくなった。
 そこは、蒲田と蓮沼の間にあり、どちらかといえば蒲田に近いのだけれど、私としては蓮沼の店として数えている「勘藏」である。私としては珍しく過去8回も紹介している。(文末一覧参照)

 関さんと目があってから目の前の光景に驚いた。
 「勘藏」は縦、斜、横と三面ある立ちのみカウンターになっている。そこに、長さの異なる雨どいのようなものが三本取り付けてあり、それぞれが斜め四十五度の継手で接続してあったのである。雨どいのようなものはカウンターの上の部分からぶら下げてあったり、あり合わせの小物で下から支えてある。そして、雨どいのようなものには、緑色の竹に似せた塗装がしているのである。

 なんと、立ち飲みのお店のカウンターの上で「流しそうめん」をやるというイベントであった。しかも、そうめんに関しては無料であるとのこと。また、偶然にもイベントに当たってしまった。
 
 実は、春の花見シーズンに伺った時も、桜の花が咲いた枝が飾られ、立ち飲みの店の床にシートを敷いて土足厳禁として、花見の宴席風にしてあり、「お花見」を店内でするというイベントに偶然当たってしまった。しかも、つまみは常連の皆さんの差し入れであり、恐縮しながら差し入れをいただき、酒代のみ払って出てきたのである。ゆえに、紹介記事にはしなかった。
 事前の情報のまったく無いまま、たびたびイベントに当たるのが不思議である。

 すでに三軒目である。まずは、緑茶割り(250円)をゆっくりいただくことにした。飲んでいると、今日の何回目かの「流しそうめん」が始まった。先客の方は2名。みんなで薬味とつけ汁の入った器と割り箸を持って待つ。関さんが上流の一番高い所からそうめんを流す。最初の直線から45度の継手を曲がり、次の直線に入る、私は二つ目の45度の継手を通過した最後の直線の前に立っている。急いで箸ですくわないと、右手の90度の最後の継手を曲がって、そうめんはザルに落ちてしまうのである。もちろん、ザルに落ちたそうめんは再び上流から流される。
 
 前回は、7月1日に開催したそうで、その時も関わった常連の方が流しそうめんの装置の改良点を色々と説明してくれた。
 次の回は、参加者も増えて5人となっていた。私は五番目で頑張る。この位置は装置の不具合から漏れ出る水を受けた入れ物から捨てなければならない役目がある。酔っているのでこれが楽しいのである。
 さらに、その次はそうめんが無くなった為、流された麺が冷や麦になった。冷や麦は、そうめんよりも少しつかみ難い。

 ホッピーセット(400円)とチーズをお願いする。チーズは2枚50円、4枚100円である。
 「チーズは2枚、4枚?」と、関さんに聞かれる。4枚でお願いした。

 何も知らないカップルが入ってこられた。驚くその様子が面白いのである。
 そして、時々角度を変えたり、吊ってある紐を調整したり、関さんとお客さんたちが手を入れる。その度に笑いが起こるのである。

 ハイボールレモン付(300円)とスパゲティーサラダ(150円)を頼んだ。考えてみれば、そうめんを食べているのにスパゲティのサラダをとってしまっていた。同じ麺類である。やはり、酔っている。

 ついに、店内のお客さんは10人に増えた。そうめんも無くなり、最後は中華麺が流されていた。「流し冷やし中華」である。最後にレモンサワー(250円)を飲んで締めとした。

 店内も満員である。滞在時間は、午後10時から11時45分まで。あまりに楽しく、ついつい長居をしてしまった。こちらのお店は、その都度お支払いをするスタイル、正確な支払い総額は失念してしまった。

 本当に楽しかった。「勘藏」ならではの夜である。にも何かイベントが用意されているらしい。楽しみである。また、偶然が重なってくれるだろうか。


 ※  ※  ※


 この後、池上線に乗って雪谷大塚へ向かい、駅近くの乾杯横丁に行ってしまった。
 第339回で紹介した「京太」でカラオケ、第341回で紹介した斜め前のBAR「OVAL」で仕上げ。これだけの梯子酒は本当に久しぶりである。それぞれのお店でマスターや常連の皆さんに遊んでいただいた。一言で言えば、「やってしまった」のである。


立呑処「勘蔵」に関する過去の紹介記事
第8回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第300回 2010年1月1日(木)
第7回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第288回 2009年11月24日(火)
第6回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第268回 2009年10月12日(月)
第5回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第243回 2009年8月8日(土)
第4回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第221回 2009年5月30日(土) 
第3回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第191回 2009年3月15日(日) 
第2回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第166回 2009年1月1日(木)
第1回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第156回 2008年11月8日(土)


立呑処「勘藏」20100101看板

蓮沼 立呑処「勘蔵」
住所 東京都大田区西蒲田7-9-5
電話 ?
定休日 年中無休
営業時間 16:00~26:00
交通 東急池上線蓮沼駅下車徒歩5分。JR蒲田駅下車徒歩3分。

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蓮沼 立呑処「勘藏」第8回

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第300回 2010年1月1日(木) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】


 蓮沼 立呑処「勘藏」 第8回

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 「居酒屋探偵DAITENの生活」第300回

 東急池上線の蓮沼駅から歩いて向かったのは立呑処「勘藏」である。前回2009年11月24日に伺った時に今年も新年1月1日の午後6時から開店であることを聞いていた。一年の最初の居酒屋探訪は2009年1月1日がそうであったように、2010年も立呑処「勘藏」さんが良いとsakuraと二人でずっと話していたのである。
 しかし、それだけではない。2010年の最初の回であると同時に、今回は「居酒屋探偵DAITENの生活」の記念すべき第300回なのである。特に計算をした訳ではないのに、たまたま立呑処「勘藏」さんが「居酒屋探偵DAITENの生活」の第300回に当たったのである。しかも、それが2010年1月1日であった。これも何かの縁かもしれない。

 この時点では第300回目とは考えてもいない私である。sakuraと二人、特に気負うこともなくお店の前までやってきた。店内をガラス越しにのぞくと満員である。思い切って中に入る。今日もマスターの関さんが笑顔で迎えてくれた。

 「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。」と大きな声でおっしゃる。
 左右の皆さんが場所を空けてくださった。それに連れて奥に向かって皆さんが少しずつ動いてくださる。カウンター席には、来店する度にいらっしゃる常連の皆さんのお顔がある。
 「まずは、これを呑んでくださいませ」と言って、関さんが升に注いで出してくださったのが出羽鶴たる酒」である。
 「おめでとうございます。いただきます。」と言うと、
 「今年も御指導御鞭撻のほどよろしくお願いいたします」と関さん。なんだか気恥ずかしい。
 「こちらこそ、よろしくお願いします」と答える。
 「もっと早く6時頃にいらっしゃるかと思ってました」と、おっしゃる。
 「いろいろと忙しくて遅くなりました。これから本門寺さんで初詣なんです。」と答えた。

 まずは、毎年新年に振る舞い酒として提供される出羽鶴たる酒をそれぞれいただく。振る舞い酒をいただくと寿命が延びる気がする。
 次に、私は生ビール(350円)をいただく。つまみは、ちくわぶお煮しめ(250円)。たる酒の後にsakuraが頼んだ熱燗は升にグラスがのったスタイルで出される。一度出してから少し追加でついでくれる。正月追加とのこと。赤たこ(250円)を出してもらう。懐かしい感じがする。私は常温でお酒を一杯。紅白なます(150円)と、するめ(200円)ももらった。

 そろそろ、初詣にゆかなければならない。いつもの年ならば、大晦日の深夜、年が変わってすぐに行くのであるが、今年は体調と相談をして1月1日にしたのである。
 まだまだ飲んでいらっしゃる常連の皆さんに軽く御挨拶をして、マスターの関さんの元気な声に送り出され外に出た。
 
 午後7時から8時まで約1時間ほどの滞在、支払ったのはちょうど2000円であった。

 「勘藏」を出て、池上本門寺まで住宅街の静かな道を歩いた。空に月が浮かんでいる。今年はいったいどんな年になるのだろう。我々から見た月に裏と表があるように、期待(明)と不安(暗)が表裏一体だ。しかし、今夜の月は明るく美しかった。

 1月1日池上の月



立呑処「勘蔵」に関する過去の紹介記事
第7回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第288回 2009年11月24日(火)
第6回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第268回 2009年10月12日(月)
第5回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第243回 2009年8月8日(土)
第4回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第221回 2009年5月30日(土) 
第3回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第191回 2009年3月15日(日) 
第2回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第166回 2009年1月1日(木)
第1回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第156回 2008年11月8日(土)


立呑処「勘藏」20100101看板

蓮沼 立呑処「勘蔵」
住所 東京都大田区西蒲田7-9-5
電話 ?
定休日 年中無休
営業時間 16:00~26:00
交通 東急池上線蓮沼駅下車徒歩5分。JR蒲田駅下車徒歩3分。

ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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蓮沼 立呑処「勘蔵」第7回

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第288回 2009年11月24日(火) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】



 蓮沼 立呑処「勘藏」  第7回


  蓮沼立ち呑み勘蔵外観 


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 前回の帰り、京浜東北線に乗った私は蒲田駅で降りた。そのまま帰ればよいのに、酔うと普段の膝の痛みが麻痺する為か、無性に歩きたくなる傾向がある。蒲田駅から東急池上線の蓮沼駅方面へ歩くことにした。バスはすでに終わっている。ロータリーからバス通りを歩いて五つ目の角、セブンイレブンのある交差点を右に曲がる。そこから三つ目の角から右手を見ると小さな飲屋街があった。スナックや居酒屋が並び、アクリル製の看板が並んでいる。どこか地方都市の街道沿いにある飲屋街の雰囲気である。(写真)

  西蒲田飲み屋街

 この飲屋街には入らず、そのまま道を進むと、多摩堤通りとの交差点に出る。右に行けば蒲田駅前に戻り、左に行けば東急池上線の蓮沼駅である。その左手前角に赤提灯が見えた。立呑処「勘蔵」である。ずいぶん飲んでいるのに、やはり寄ってしまった。
 入口を入るとカウンターの中にマスターの関さん。左奥のあたりには、よくお見かけする常連の皆さんがおられた。さらに、前回、お客さんとしてカウンターの外で飲んでいた女性がカウンターの中でエプロンをしており、カウンターの中でエプロンをして働いていた女性がカウンターの外で飲んでおられた。面白い。
 
 まずは、新しくできたメニューのポッカのレモンサワー(250円)というのを頼む。つまみは、ちくわぶの煮物(250円)。実際は大根、人参、鳥肉、ちくわぶの煮物である。
 関さんによれば、こんどの正月も「出羽鶴の樽酒」を一杯づつふるまうそうである。大晦日も営業して、2010年1月1日も夕方6時から開店するという。2009年1月1日もこちらの立呑処「勘蔵」にいた。もうそんな話をするような時期になってきたのである。

 2杯目はジヤワテイハイ(250円)。昔、横浜に住んでいた頃、いきつけの寿司店でジャワティ割りをよく飲んだ。そちらのお店では、すでに20年以上前からこのジャワティ割りを出していた。
 関さんによれば、ヒット商品であるという。さらに、ウイスキィ・ジヤワテイ割(300円)もあり、ウイスキィの烏龍茶割(200円)も始めたそうである。
 ずっと検案であったマルシンハンバーグ(200円)を頼んでしまった。ずっと、食べたいと思っていたものである。懐かしいその包装紙は油紙になっている。外は雨になった。
 午後10時50分から11時30分まで、40分ほどの滞在。歩いて5分ほどの蓮沼駅まで歩いて東急池上線に乗った。


立呑処「勘蔵」に関する過去の紹介記事
第6回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第268回 2009年10月12日(月)
第5回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第243回 2009年8月8日(土)
第4回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第221回 2009年5月30日(土) 
第3回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第191回 2009年3月15日(日) 
第2回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第166回 2009年1月1日(木)
第1回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第156回 2008年11月8日(土)


蓮沼 立呑処「勘蔵」
住所 東京都大田区西蒲田7-9-5
電話 ?
定休日 年中無休
営業時間 16:00~26:00
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蓮沼 立呑処「勘蔵」第6回

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居酒屋探偵DAITENの生活 第268回 2009年10月12日(月)  【地域別】  【時間順】  【がっかり集】



 蓮沼 立呑処「勘蔵」 第6回

    蓮沼立ち飲み勘蔵外観

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 前回のお店を出て、右手に十数メートル歩くと多摩堤通りに出る。この通りを左に歩いて行くと、左手の向こう角にあるのが立呑処「勘藏」である。前にうかがった時のことは第243回に書いた。大体、3ヶ月に一度は立呑処「勘藏」を記事にしており、今回で6回目である。私は、あまり同じ店を繰り返し紹介しない。同じ店ばかりが続くと読者の皆さんが飽きてしまうのではないかと、心配になるからである。そんな私にとっては珍しいことである。
 
 今日も関さんの笑顔に迎えられ店に入る。目の前の小さな器に千円札を入れる。
 関さんが「昨日から始めた、ハイボールセット、いかがですか?」という。ここにもウイスキーハイボールの波がやってきている。ただし、こちらのウイスキーはサントリー角瓶ではなく、トリスウイスキーである。セットの価格は500円。トリスウイスキーがビアタンブラーに半分。ソーダ1瓶。小さなジョッキに氷とレモンの輪切りの入ったものが出てくる。ソーダとウイスキーを入れながら2杯のハイボールが飲める。

 つまみは、ポテトサラダ(150円)をお願いする。段々に人数が増えて、カウンターに立つのは私を含め8人となった。盛況だ。以前にお会いした方もいらっしゃる。いろいろな方の噂話が出る。

 「○○は最近こないね」「なんだか、最近忙しいらしいよ」といった会話である。

 2杯目に緑茶割り(250円)を頼み、やっこ(100円)ももらった。

 午後6時半頃になって、お店を女性の方にまかせて、関さんが常連の方2人と出かけられた。「お会式」に行くそうである。
 隣にいらした常連の方が「お会式は、普通のお祭りとは違い、日蓮正人の供養なんだよ」とおっしゃる。今日、蒲田中をずいぶんと歩いた。街を歩く人々の会話の中に「お会式」という単語が何度も出てくる。なんとなく、街全体が陽気な雰囲気につつまれている。
 蒲田に長年住んでおられる常連の方に、地元のいろいろ裏話を教えていただく。世の中、本当に面白いと思う。
 お話が面白く、レモンサワー(250円)、グループフルーツサワー(250円)と、ついつい続けて飲んでしまった。

 関さんが常連の方と一緒に、「お会式」から戻ってこられた。お酒を飲めない関さんが少し赤い顔をしている。私も「お会式」に行ってみたいと思う。しかし、ずんぶんと飲んでしまったので帰ることに決めた。滞在時間は午後6時00分から7時40分まで。立呑処「勘藏」は居心地が良い。今日も思いの外、長居してしまう。支払った金額は、つまみ2品と酒類4杯で合計1,500円であった。


立呑処「勘蔵」に関する過去の紹介記事
第5回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第243回 2009年8月8日(土)
第4回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第221回 2009年5月30日(土) 
第3回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第191回 2009年3月15日(日) 
第2回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第166回 2009年1月1日(木)
第1回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第156回 2008年11月8日(土)

蓮沼 立呑処「勘蔵」
住所 東京都大田区西蒲田7-9-5
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蓮沼 立呑処「勘蔵」第5回

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蓮沼 立呑処「勘蔵」 第5回

    蓮沼立ち飲み勘蔵外観

 
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 前回の店を出た私とsakuraの二人は、蒲田駅東口側から蒲田駅の改札前を通り、西口側に出て蒲田グランディオのWEST館の地下で夕食の買い物を済ませた。
 買い物袋を持って、二人で向かったのは立呑処「勘藏」である。過去に「勘藏」さんは四回紹介している。前回は第221回だ。
 
 今日も関さんの笑顔に迎えられ店に入る。目の前の小さな器に千円札を入れる。立呑処「勘藏」は前払いである。私は黒ホッピーセット(400円)を氷なしでもらう。sakuraは、生ビール(350円)を頼む。つまみはオニオンスライス(100円)と枝豆(100円)である。
 
 帰ってゆくお客さんに関さんが一言。「明日もやってます」。
 やがて、関さんが壁に貼られたビニールシートに、サインペンで本日のおすすめメニューを書き始める。内容は次の通り。
 手作りハンバーグ(300円)、パン(100円)、鶏のトマト煮(200円)、手作りポテトサラダ(150円)、手作りスパゲティサラダ(150円)、ローストポーク照り焼き風(200円)、夏の冷やしトマト(150円)、夏のところてん(150円)。

 その中から鶏のトマト煮(200円)を選んだ。トマト煮に合わせてトマト割(300円)を一緒にもらう。関さんが「はい、トマト割り、ちょっと濃いのがいいんです」と言う。さらに、お客さんの差し入れのてっぽう漬けもいただいた。托鉢の僧のように手を合わせていただく。
 並びの方の差し入れの大判焼きもいただいた。小さく切って炙ってあるので一口で食べられ美味しい。その方が帰る時にも関さんが一言。

 「明日もやってます」。
 
 最後にsakuraはワインサワー(250円)。私はコダマシソサワーセット(400円)にする。コダマと書かれた紫色の液体の入った瓶、焼酎、氷の入ったグラスがセットで出てくる。 バイスと似ているがバイスよりもライトな口当たりである。

 午後6時30分から8時00分まで。立呑処「勘藏」に来るといつもそうであるが、今日も思いの外、長居をしてしまった。支払った金額は二人で合計1,800円であった。

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蓮沼 立呑処「勘蔵」
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蓮沼 立呑処「勘蔵」第4回

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蓮沼 立呑処「勘蔵」  第4回

    蓮沼立ち飲み勘蔵外観

 
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 3周年記念「勘蔵ライブ」

 蒲田周辺を色々と巡り歩いてから、もう少し呑みたいと思い向かったのは多摩堤通り沿いにある立呑処「勘蔵」であった。ところがこの「もう少し・・・」というのがまったく守れなかったのである。
 中に入ると、カウンターの奥にお客さんが二名いらっしゃる。カウンターの中には、お正月はお会いしたけれど、前回はいらっしゃらなかった女性の方。奥にマスターの関さんがいらっしゃって目があった。笑顔が今日も素敵である。
 まずは、ホッピーセット(400円)を氷無しでお願いする。冷えたビールジョッキと焼酎とホッピーが出てくる。目の前の「釣り銭入れ」に千円札を二枚入れる。「勘蔵」さんはそのつどお支払いをする方式である。
 つまみは、いつも食べる魚肉ソーセージ(150円)。ちゃっと炒めてくれるのがうれしい。
 テーブルの上に「3周年記念ライブ」のチラシを発見した。内容は次の通り。マスターの関さんの顔のイラストが魅力的である。

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お客様に感謝をこめて3周年記念「勘蔵ライブ」
 2009年6月14日(日) OPEN 17:30 START 18:00
 場所/Studio80オッタンタ TEL 03-3738-0080
 料金/1000円 ( 1 drink付)
出演/鷹野淳・飯田バンド・DJ明石・DJ木山・他多数
 関マスターのスッポン解体ショーもあります。
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 次に頼んだのは、はるさめサラダ(150円)である。「春雨」とは美しい名前の食べ物であるといつも思う。カウンターの中では「煮込み」を作っているようであった。
 女性に「煮込み好きですか?」と聞かれる。「もちろん」と答える。
 2杯目はハイッピーセット(400円)をいただいた。
 「氷は入れます?」と関さんに聞かれる。
 「ハイッピーは氷入れちゃってください」と答える。
 ホッピーは氷を入れないのに、ハイッピーは氷を入れた方が好きなのである。レモンテイストのハイッピーは氷を入れた方がうまいのである。
 「誠に面倒くさい奴で申し訳ないです」と言う。



 蒲田発レガッタと妄想CM

 常連の皆さんとの会話で、マスターが煙草もギャンブルも何もしない真面目な方であることが解った。見たままである。
 煮込みを女性が作り、関さんが味見をする。出来上がったということなので煮込み(300円)をいただいた。大根、人参、こんにゃく。野菜豊富な煮物タイプの煮込みであった。
 メニューの中に「蒲田発、レガッタ(200円)ポッキー2本付き」と書いてあるのを発見。このレガッタというのは、蒲田のある店が発祥の飲み物である。試してみたくなり、女性に頼んでみるが出来たばかりのメニューなので作ったことが無いそうである。
 関さんが戻るのを待って、ジャワテイ割り(250円)をお願いした。これですでに三杯目になっていた。この「レガッタ待ち」の状態がこの日の私の調子を狂わせたようである。
外は雲り。しかし、まだ十分に明るい。気持ちの良い夕暮れである。

 常連の方は3人に増えていた。
 「コマダシソサワー」という飲み物を3人目の方が注文された。
 「どんな味ですか?」と聞くと、一口飲ませてくださった。風貌通りのやさしい方である。
 人の飲み物や食べ物を少しいただいてしまうのは、まるで、吉田類さんのようになってきてしまったと思う。
 「これは、まるでバイスですね」と言う。
 まさに、バイスに似た味である。

 マスターが買い物から戻ってこられた。他のお客さんが「レガッタ待ち」であることを伝えてくれる。早速、レガッタ(200円)をいただいた。背の低いグラスに氷と薄茶色の飲み物が入っており、グラスの中にポッキーが2本立ててある。
 このレガッタという飲み物は、実は、焼酎のウーロン茶割のように、ウイスキーをウーロン茶で割ったものである。飲んでみると飲みやすい。ウイスキーの方がアルコールの度数が高いので、飲み方によっては危険な飲み物となるに違いない。

 サントリー「レガッタ」を推奨しないのが不思議である。サントリーとしては、ウイスキーとサントリー・ウーロン茶が一緒に売れるので、実に好都合な飲み物ではないかと思う。さらに、ポッキーを売っている江崎グリコにとっても良いかもしれない。流行りのコラボCMを「サントリー」と「江崎グリコ」がすれば良いと思う。
 ボート競艇をこぎ終えた大学生のさわやかな青年。その直後の居酒屋。かわいい彼女と二人。うまそうにそれを飲む青年。「それ何?」「レガッタっていうんだ・・・」。微笑む彼女。「どうして、ポッキー2本なんだろうね」などとつぶやく青年。彼女が黙って、一本を青年の口に入れ、自分が一本を食べる。微笑む二人。こんな感じのCMが頭に浮かんだ。
 


 姫様登場 そして 突然の店内ライブ

 ギターをもった男性とその奥様がいらっしゃった。いかにもミュージシャンという感じの風貌の方である。共に気さくな素敵な御夫婦である。淳さんという方で、前述の勘蔵ライブの中心メンバーであるとのこと。
 その後に、一人の女性客の方が登場された。淳さんとは面識があるらしく、お話をされている。なんとなく私も話に加わってしまった。
 しばらくして、女性の一人客の方がワインを一本とられた。女性がワインの一本飲みというのは珍しい。しかも、ここは立呑処「勘蔵」である。「おやっ?」と思った。
 最初に店に入られた時から実は「探偵の勘」が働いていた。それでも間違ってはいけないので何も言わずにいたのである。隣はさんとおっしゃるミュージシャンの方である。当然、音楽の話になった。すると、その女性からプログレ(プログレッシブ・ロック)の話が出たのである。
 これが決めてであった。「もしかして姫様ですか?」と聞いてしまった。やはり、そうであった。その方のブログはいつも参考にさせていただいていた。
 以前に、第158回荏原町 やきとり・立呑み「きむきむ」の回で、接近遭遇寸前というエピソードがあったけれど、お会いするのは始めてであった。
 姫様にお会い出来たことでうれしくなってしまい、ブログ「居酒屋探偵DAITENの生活」の名刺を配りだしてしまったのである。本来の「お調子者」の性格が表に出てしまい、「己を隠して酒を飲む」はずの居酒屋探偵にとってあるまじき行為におよんだのである。
 この時点で私は入店2時間を越えていた。これもまた長居をしないというポリシーからはずれた行為である。反省である。

 店内カウンターはかなり一杯になってきた。ここで、淳さんがギターをとりだし、「ヨコハマBJブルース」を歌って下さった。素敵である。これが始めて「勘蔵」さんに来た時にうかがった時々ある「店内ライブ」であったのか。しかも、前述の3周年記念の「勘蔵ライブ」の発起人は、この方であった。私も行ってみたいと思うのであるが、その日は仕事がらみの旅行のスケジュールが入ってしまっている。残念である。

 立呑処「勘蔵」は楽しい場所である。こういう店があってもいいじゃないかと思う。緑茶割(250円)と枝豆(150円)で締めとした。
 とても安いお店なのに、千円札を三枚以上使ったように思う。しかし、途中から酔ってしまい、飲み物の正確な杯数は把握出来ていない。反省である。

 色々と反省をしながらも「楽しかった」という気持ちが残っている。マスターのさんの人柄がそうさせるのか、「勘蔵」さんの最大の財産は「人」そのものかもしれない。


立呑処「勘蔵」に関する過去の紹介記事
第3回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第191回 2009年3月15日(日) 
第2回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第166回 2009年1月1日(木)
第1回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第156回 2008年11月8日(土)

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住所 東京都大田区西蒲田7-9-5
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蓮沼 立呑処「勘蔵」第3回

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※2009年3月18日 240,000カウント通過 感謝!


蓮沼 立呑処「勘蔵」 第3回

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 蒲田で買い物を済ませた後、どこかで軽く飲もうということになった。SAKURAはこちらの店をずいぶんと気に入ったようである。さっそく行ってみることにした。前回、こちらのお店に伺ったのは今年の1月1日である。前回の紹介記事は第166回だ。今回は2ヶ月半ぶりの来店である。マスターのSさんが笑顔で迎えてくれる。

 ますば、目の前の小皿に千円札を二枚入れる。それから、私はハイッピーセット(400円)を頼み、 SAKURAは生ビール(350円)を頼んだ。最初のつまみはオニオンサラダ(100円)である。Sさんが「本日はお刺身フェアなんでございますよ」とおっしゃる。実は買い物帰りに川崎の寿司屋によったばかりであった。Sさんが美味しそうな刺身を切り分けてから、壁のビニールに手書きで「本日鮮魚刺身フェア」と書く。実に残念である。

 Sさんがカウンターの中でなにやら汁物を作っておられる様子である。やがて、Sさんが小どんぶりを二つ私たちの目の前に置いた。かけうどんをサービスで出してくださったのである。びっくりであった。
 SAKURAは冷酒の松竹梅豪快(400円)150ミリリットル入り瓶をいただく。私はトマト割り(300円)にした。
 枝豆(150円)とナンコツ唐揚げ(200円)を頼んだ。ポテサラ(150円)をお願いすると、これから仕込むそうである。ポテサラ好きとしては残念であったが、その様子が伝わったのか、残ったポテサラを「一人前無いですからどうぞ」とサービスでくれる。少しだけでも食べられればうれしい。それが「ポテサラ好き」なのである。

 前々回にその美味しさに感動した黒糖焼酎喜界島(350円)をロックでもらう。SAKURAは再び生ビール(350円)である。最近は強い酒は飲まないようにしているらしい。

 Sさんのやさしいキャラクターときづかい、安い価格の食べ物と飲み物。今、私が最も気に入っている立ちのみ店である。

 日曜日の夕方5時15分から6時15分まで約1時間の滞在。支払ったお金は二人で2,600円であった。
  
  蓮沼立ち飲み勘蔵

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蓮沼 立呑処「勘藏」第2回

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第166回  2009年1月1日(木) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】



蓮沼 立呑処「勘蔵」 第2回


   蓮沼立ちのみ勘藏 

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 近所の鎮守様で初詣を済ませてから池上線に乗った。東急池上線の池上駅で下車。母への土産の浅野屋さんの「くず餅」を並んで買う。並んで物を買うのは珍しい。それから再び電車に乗り、隣の蓮沼駅で下車した。sakuraが寒いと元気がない。仕方なく予定の店とは別の焼鳥店に入り、燗酒を飲み身体を温めた。身体が温まると現金なもので元気になる。蓮沼駅前から多摩堤通りを蒲田方面に歩き始めた。数分歩くと右手の角に看板「立呑処勘藏」の文字が見えてくる。大田都税事務所手前の角である。

 立呑処「勘藏」は年中無休である。年末年始も営業していることは前回来店した時に聞いていた。正月に営業している中小の居酒屋は少ない。頼りになるのである。「居酒屋探偵DAITENの生活」の2009年最初の記事はここと決めていた。

 店に入るお客さんは誰もいない。そして、マスターはカウンターで何やら仕込み中であった。すぐにかたづけて、正月限定の振る舞い酒を升に入れてくれる。銘柄は「出羽鶴たる酒」である。「おいしい」とsakuraが喜んでいる。マスターの話では、12月31日は翌朝の朝9時迄の営業予定がさらに午前11時迄開けていたという。その後の2009年1月1日の午後4時開店時の最初の客が我々であるという。口開けの客が自分たちであるとはうれしい話である。

 つまみは、ごぼうキンピラ(150円)、紅白なます(150円)、魚肉ソーセージ(150円)。オニオンスライス(100円)を頼む。
 ホッピーセット(400円)と書いてある。ボーダーラインの価格である。50円追加で焼酎がキンミヤ(亀甲宮)になるという。最近、このようなケースをよく見る。私もついついつられてキンミヤを選んでしまった。sakuraはワインサワー(250円)である。さらに、縁起物と書かれた有頭海老(200円)も選んだ。

 こちらの店は年中無休であり、夕方4時から午前2時まで営業しているのである。「疲れませんか?」と聞くと、「店を開けていた方がおもしろいですから・・・」とおっしゃる。お客さんが面白い人が多いのだそうである。お客さんにはミュージシャンの方もいて、「勘藏」さんの狭い店内でライブをやってしまったりするらしい。

 しばらくして、「食事だけでもいい?」と言いながら若いお客さんが入ってきた。彼はNさんというカメラマンの方で、昨夜もこちらの店に来ていたそうである。「立呑処・勘藏」は食事メニューが豊富であり、食事のみというお客さんがいても不思議はないのである。

 さらに、トマト割り(300円)と、白菜の樽漬物(200円)もいただく。
 ちょっと落語家さんのようなマスターの独特の語り口が楽しい。お客さん同志もすぐに仲良くなってしまうという。
 元日早々から楽しい時間を過ごすことが出来た。

 午後7時から8時まで約1時間の滞在。お勘定は2人で1,950円であった。

蓮沼 立呑処「勘蔵」
住所 東京都大田区西蒲田7-9-5
電話 ?
定休日 年中無休
営業時間 16:00~26:00
交通 東急池上線蓮沼駅下車徒歩5分。JR蒲田駅下車徒歩3分。





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ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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蓮沼 立呑処「勘蔵」

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居酒屋探偵DAITENの生活 第156回  2008年11月8日(土) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】



蓮沼 立呑処「勘蔵」


   蓮沼立呑処勘蔵外観 

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 川崎で用事があった帰り、京急川崎駅から京浜急行に乗って京急蒲田駅まで移動した。京急蒲田駅周辺には行ってみたい飲み屋さんがたくさんある。しかし、土曜の午後3時頃であり、目当ての店はどこも開いていない。新しく出来たらしい立ち呑み店を発見するが気になることがあって、今日のところはやめにした。

 それから、JR蒲田駅方面に向かって歩き、さらに蒲田から東急多摩川線の矢口渡駅方面まで歩いた。矢口渡駅周辺を散策してから環状8号線を渡り、多摩堤通りに出て、東急池上線の蓮沼駅に向かった。川崎駅周辺もずいぶん歩いたので、歩いた距離は8㎞ぐらいであろうか。

 蓮沼駅前の踏切を渡り、蒲田方面に歩いてゆく。3分ほど歩いた手前右角に今日の目的の店、立呑処「勘蔵」があった。歩きに歩いてたどり着いたのが、よせばよいのに「立ち呑み店」である。我ながら変わっている。
 
 中に入ると、右斜めに「くの字カウンター」があり、カウンターの中は調理場である。一番奥に男性客が一人立っていた。以前来てから1年以上の時が過ぎている。その時は若い男性が一人で働いていた。しかし、カウンターの中に立ち、笑顔で迎えてくれたのは女性であつた。カウンターの右端のウォーター・クーラーを背にした場所に立つ。  
 このウォーター・クーラーは昼時にこの店が立ち食いそば店であり、「二毛作」的な商売をしている証拠である。頭の上に吊ってあるメニューはきっと裏返しにすると昼のメニューではないだろうか。

 壁に貼ってあるビールセットという言葉に惹かれる。生ビール小と枝豆と好きなつまみのセットである。これで500円は安い。
 「ビールセットお願いします。」
 「枝豆と他に、もう一品つきますけど、何にしますか?」
 「ポテトサラダお願いします」

 ビールセットが出てきた。「500円です」と言われる。
 こちらの店がキャッシュ・オン・デリバリーであることを忘れていた。目の前の小さな器にお金を入れる。ポテトサラダ枝豆生ビール。ずいぶんと長く歩いたので喉が渇いた。実にうまい。

 こちらのホッピーセットは400円である。400円は今時としては安い部類に入る。しかし、今日のところは並びに書いてあるハイッピーセット(400円)にした。レモンテイストのハイッピーである。ハイッピーは氷を入れることを博水社が推奨しているので、氷を入れてもらう。ウーロン割り、緑茶割り、レモンサワーなど各種サワー類は250円である。とても安い。
 「先客の方が魚肉を炒めて下さい」とおっしゃる。聞き逃さず、それに便乗させていただく。魚肉ソーセージは150円である。便乗した訳であるが実際には二人分をちゃんと別々に作ってくれた。丁寧な仕事である。

 しばらくして、以前の時にいらした若い男性が帰ってきた。買い物に行っていたのである。髪を短く刈り上げ、ちょっと若手の落語家さんのように見える。笑顔も魅力的だ。
 「以前に、何度かいらしたことありますよね」と丁寧に挨拶していただく。マスターによれば、暮れから三が日も営業しているとのこと。
 「よろしかったらいらしてください。」
 うれしいお誘いである。

 最後は、泡盛・菊の露(350円)。働いている女性も大好きなお酒であるとのこと。二杯目からは300円になるそうである。ロックグラスにちゃんとした量で出てくる。そばに一升瓶を置いてくれた。冷や奴(150円)も一緒に頼む。

 全体に以前よりも落ち着いた雰囲気になっていた。マスターも髭を生やして貫禄が出てきた。良い意味で「親父酒場」になってきたように思う。もちろん若者にも立ち呑み店を楽しんでいただきたいが、どこもかしこも「おしゃれなお店」では面白くないと思う。いかがであろうか。

 夕方の5時10分から6時10分まで、約1時間の滞在、支払ったお金は1500円ちょうどであった。

 (つづく)


蓮沼立呑処勘蔵看板

蓮沼 立呑処「勘蔵」
住所 東京都大田区西蒲田7-9-5
電話 ?
定休日 年中無休
営業時間 16:00~26:00
交通 東急池上線蓮沼駅下車徒歩5分。JR蒲田駅下車徒歩3分。


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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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