洗足池 居酒屋「とんちゃん」第2回

居酒屋探偵DAITENの生活 第285回 2009年11月23日(月) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】



洗足池 居酒屋「とんちゃん」 第2回


  西馬込とんちゃん外観  

 
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 休日の夕暮れ時である。散歩がてら買い物を済ませ、ふと思いついて入ったのが2008年8月27日第133回の記事で紹介した「とんちゃん」である。その時に書いたように、場所は、洗足池、石川台、雪谷大塚、御嶽山、そして、都営地下鉄浅草線の西馬込のいずれからも遠い場所にある。新幹線と横須賀線・湘南新宿ラインが通っている大ガードの近くである。

 入口の浮世絵の描かれた紅白の暖簾をくぐって中に入る。右手のカウンター席にはお客さんが何人か座っておられる。カウンターの中の調理場に女将さん、カウンターの外に大将が立っている。左手の二人掛けのテーブルに座ろうとすると、大将に「奥へどうぞ」と言われ、カウンターの一番奥の席に通された。
 まずは、最近の流行のウイスキィのハイボール(350円)をいただく。さらに、定番の豚もつ煮込み(350円)を頼んだ。お通しは豚肉を甘く煮たもの(300円)である。豚の角煮が四角いのではなく、平べったくなったような感じである。とても美味い。

 豚もつ煮込みがやってくる。これも美味い。
 壁に「ばくだん 450円 はじめました」という文字がある。物騒であるが爆弾ではない。ちょうど、並びのお客さんが「ばくだんって何?」と聞いた。女将さんが「ウイスキィをビールで割ったものよ」と答えている。
 バクダンという飲物に時々出会う。しかし、焼酎をビールで割った場合もあれば、ウイスキーをビールで割った場合もあり、微妙に違うようである。最近はアルコール度数の高い飲物はあまり飲まないことにしているので私は遠慮した。
 
 2杯目はホッピー(450円)を飲むことにする。
 
 「ホッピーを氷無しでください」
 「黒ですか? 白ですか?」
 「白でお願いします」
 冷えたジョッキに焼酎を入れ、冷えたホッピー瓶が一緒に出てくる。
 マスターが瓶とジョッキを渡しながら言う。
 「ホッピー氷なしってのは通ですねえ」
 「ええ、まあ、ビールに氷入れる人はいないってのと同じで・・・」
 同じ会話を以前に来た時にもしたような気がする。

 2品目のつまみは、マグロかつ(500円)をいただいた。焼鳥も食べたかったのだけれど、こちらは五本縛りなので躊躇する。
 やがて、マグロかつを女将さんがソースと一緒に出してくれる。御飯をもらえば定食として夕ご飯になる量である。隣の常連の方はメニューなど見ずに、「卵焼いてくれる」などとおっしゃる。女将さんが対応する。常連中心の居酒屋でよくある風景である。

 「(メニューを見ずに)○○焼いてくれる・・・」
 「○○いれる?」
 「うん、いれて」
 「○○はどうする?」
 「それにして・・・」

 こういう会話が自然に出来るようになれば、本当の常連である。毎日のように来なければこうはならないであろう。私自身は「探偵」なので、こういうお店はまったくない。名前で呼ばれることもない。
 マグロかつを食べ終わり、ホッピーを飲み干して出ることにした。
 午後6時10分から55分まで45分の滞在。お勘定は1,950円であった。


第1回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第133回 2008年8月27日(水)


  西馬込とんちゃん看板

洗足池 居酒屋 「とんちゃん」
住所 東京都大田区東雪谷5丁目9-6
電話 03-3728-6949
交通 東急池上線洗足池徒歩20分・バス5分・都営地下鉄浅草線西馬込徒歩15分
東急バス(系統/森06・森07・森05)上池上バス停より徒歩1分
※大田東雪谷五郵便局並び
森05系統=大森~池上~洗足池
森06系統=大森~上池上循環(外回り)
森07系統=大森~上池上循環(内回り)


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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西馬込 焼鳥「千成」

居酒屋探偵DAITENの生活 第214回  2009年5月22日(金)   【地域別】  【時間順】 



西馬込 焼き鳥「千成」

   西馬込千成外観     にほんブログ村 グルメブログへ ←「東京食べ歩き」参加中。

 夏のような日がここ数日続いていた。金曜日の夕暮れ時、風が吹いて前日よりもだいぶ気温が下がっていた。そんな日は赤提灯が恋しくなる。都営地下鉄浅草線に乗って、終点の西馬込駅まで行った。以前、散歩の時に見つけ、その渋い外観が気に入って、目を付けておいた店を目指したのである。
 西馬込駅の南口改札を出ると、目の前は国道一号線。改札脇の道へは曲がらず、食品ストア「文化堂」の前を通って、次の角を右に曲がる。緩い坂を下りながら商店街をまっすぐに進み、三つ目の十字路を右に曲がると、左手にその赤提灯(写真)が見えた。
 店を正面から見る。比較的間口が広い。左側に焼き台、右側に入口がある。その右手に赤提灯が下がっている。焼き台から入口にかけて縄のれんがかかり、右側の入口には暖簾がかかっている。

   西馬込千成提灯

 中に入ると、左手の焼き台前から始まり、左奥で右に曲がり、右のトイレ前で終わるカウンターがある。いわば、調理場が客席を囲むような逆側L字カウンターだ。入って右手には、四人掛けテーブルが二つ。私は逆側L字カウンターの右端に座った。カウンター席の左縦列側に男性客が三人、少し離れて座って話している。カウンターの中は大将と女将さんの二人。
 レモンサワー(380円)をお願いする。おしぼりもちゃんとついてきた。レモンが一片入っているレモンサワーを一口飲んでから、焼き物をお願いした。なんこつ、若鳥、たんを塩で各1本ずつ、1本から頼めるのがうれしい。各1本100円である。さらに、シメサバ(380円)も頼んだ。
 新しく入ってこられる方もいる。入れ替わりに帰ってゆく方もいる。席を移動して寄り添う方々もいる。だんだんに集まってくる常連の皆さんがお互いに譲り合いながら席につく。互いを気遣う雰囲気がとても良い。

 2杯目は、茜(あかね)茶割り(400円)をいただいた。上品な甘さがある。女将さんに聞くと小豆の甘さであるという。後ほど調べてみた。茜茶とは、オーガニック小豆と天然水で作ったものらしく、天然カリウム、ミネラル、ポリフェノールを摂取できる健康に良い飲料であることが解った。

 焼き台の後ろの壁を見ると、営業日と営業時間が書いてあった。日曜と月曜が休みである。毎週の日曜月曜が連休というのは珍しい。営業時間は火曜から金曜が午後5時30分から午後10時まで、土曜日は午後5時30分から9時までと短い。
 三杯目は、芋焼酎「白金の露」お湯割(400円)にした。さらに、冷奴(300円)も頼む。
 気がつけば、満席に近い状態になっていた。それでも、常連の方達の会話はうるさくない。適度な音量であり、かえって心地よいくらいである。
 カウンターのお客さんがトイレに立った。カウンターの一番端の私が少し身体を引かないと通れない。「すみません」と言って、その方が通って行った。その様子を見ていた女将さんが離れたテーブルのお客さんに、「ありがとうございます」と言った。女将さんと私の目が合う。「あちらのテーブルの方が・・・通れるようにテーブルを引いてくれたんですよ」とおっしゃる。女将さんが小声で「みんなやさしい・・・」と言う。私も思わず微笑んでしまった。人気(じんき)が良い店とはこういう店のことかもしれない。
 
 初めて入った店で、ゆったりとした心地よい一時を過ごすことが出来た。この幸福に感謝である。

 午後6時15分から7時15分までの1時間の滞在。お勘定は2,160円であった。

 帰る途中、商店街の外灯に「馬込文士村商店会」と書いてあるのを見つけた(写真)。
 大正末期から昭和初期にかけて、現在の南馬込から大森駅近くの山王にかけての地域に多くの文士や芸術家が住み、互いの家を行き来して交流を深めた話は有名である。その為、この辺りを「馬込文士村」と呼ぶようになったのである。詳しくは「馬込文士村へようこそ」というサイトがあるのでご覧頂きたい。

    馬込文士村商店会

 この後、買い物を済ませ、夜の町をほろ酔い気分で歩いた。少し酒が入っていると、歩くことが苦にならなくなるから不思議である。そんな中、住宅街の真ん中を歩いているというのに、角を曲がる度に赤提灯を探している自分に気づいて、思わず笑ってしまった。まさに「居酒屋探偵」である。

   西馬込千成看板

西馬込 やきとり「千成」
住所 東京都大田区南馬込5-26-14
電話 03-3774-4764
定休日 日曜・月曜休
営業時間 火曜から金曜 17:30~22:00 土曜 17:30~21:00
交通 都営地下鉄浅草線西馬込駅下車徒歩5分・ 東急バス西馬込駅前停留所から徒歩5分

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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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