【番外編】天王町 中華食堂「日高屋」天王町店

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 番外編 第13回 2017年1月26日(木) 【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】


 
【番外編】天王町 中華食堂「日高屋」天王町店

   ~ チェーン飲食店は居酒屋の強敵 ~



 

  
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 前回居酒屋探偵DAITENの生活番外編中華食堂「日高屋」田園調布東口店であった。
 その時の記事にはこう書いてある。
 

 ファミリーレストランでの「ちょい飲み」や、牛丼の吉野屋での「吉呑み」などが流行っている昨今、取材をしておくべきだと思い、まずは、我々庶民の生活に根付いている中華関係の大規模チェーンの中でも、東証1部上場、年商300億円の企業となった「日高屋」に行ってみることにした。行き先は高級住宅街田園調布である。2013年の夏に「日高屋」が田園調布に出店した時は驚いた。「日高屋」「田園調布」のイメージがつながらなかったのである。
 

 その「日高屋」がもっとも安く吞める居酒屋の多い街の一つ、相鉄線の天王町駅前に出店したのである。
 今回はまさにイメージそのままの出店と言える。
 
 

 天王町駅改札を出て左手へゆくと、そこは旧東海道。道の先に流れる帷子川にかかる帷子橋までの五十メートルほどの間に、多くの飲食店と酒場が並んでいる。その中にあった新聞配達店の場所に日高屋天王町店が出来たのである。因みに二階はホルモン料理の店となっている。

 

 派手な看板の下、入口を入ると左手には、外側に向かって窓際カウンター席が三席、衝立をはさんで合い席でも気にならないように作られた六人用のカウンター形テーブル席が二つ続く。トイレへの入口を挟んで、その奥は二人席一つと四人席が一つ。
 ここは少し引っ込んでいて独立したコーナーになっている。従業員がまかない食を食べる場所か。

 右手には手前から二人席一つ。四人席が三つ。二人席が一つ。
 フロアの店員の女性が二人。調理場には男性一人しか見えない。
 
 入って右手のレジ脇の二人席、その壁側に座る。居酒屋探偵としては、出来るだけ店全体を観察できる席を選ぶようにしているのだ。
 店内を見れば、ジョッキやグラスを目の前に置いたお客様がいる。やはり、看板に「ちょい飲み」とあるように最初少し飲んでから夕食をとる一人客が多いに違いない。

 ホッピーセットを頼んだ一人客の目の前にプラスチックのマグカップが並んでいた。ホッピーの中(焼酎)追加をプラスチックのマグカップで提供、そのまま置いてゆくようだ。つみあげてゆくと、何杯飲んだかわかるようになっているのか。

 私もホッピーセット(三七〇円)を頼んだ。
 飲み物は安い。ハイボールレモンサワーウーロンハイ緑茶ハイが二七〇円。酎ハイは二五〇円。キリン一番搾り生中瓶は四三〇円、キリン一番搾り生ジョッキは三一〇円。

 つまみも安い。ポテトサラダ(一九〇円)、中華風味付けメンマ(一二〇円)、やきとりネギ和え(一七〇円)を頼む。このやきとりはセットメニューで勧めているやきとり丼(二三〇円)に使われるので無駄が無い。

 店内は一人客が多く、回転が早い。早いはずである。調理時間が短いのだ。そして、お客さんが注文を決めるのも早い。日高屋のシステムになれた常連客が多く、お客様が店のペースに合わせているように思える。
 中華そばを頼んだ人がいたので、出来上がる時間をiPhoneのストップウォッチで測ってみた。なんと1分かかっていない。中華そばが注文されてできるまで1分である。回転が早く、孤食の人が素早く食事を済ませたいというニーズに合う。
 その中で、日高屋で「ちょい飲み」だけで出てくる私のような客は少し異質である。
 生冷酒(三六〇円)を頼んでみた。
 
 アレルギーのある方がゴマ油を抜いて欲しいというニーズにもちゃんと答えている。
 
 とにかく静かである。一人客が多いからである。

 改札から三十秒の場所ですばやく飲んで、食事も済ませることが出来る。
 すぐそばのとんかつの松乃家、牛丼の松家でも「ちょい飲み」を推奨している。
 やはり、こういったチェーン飲食店は、居酒屋にとって強敵に違いない。

 すこしおなかが空いてきた。
 半ラーメン(二〇〇円)は締めに良いかもしれない。
 さきほどのホッピーセットの一人飲みの方も中華そば三九〇円を頼んでいた。
 でも、私は帰って食事をしなければいけない。

 午後七時一〇分から七時五十五分まで四十五分の滞在。食事の為に来た一人客の皆さんは十分とかかっていない。
 お勘定は一四一〇円であった。

 閉店は午前四時とのこと。これから長い夜が続く。


中華食堂「日高屋」天王町店
住所 横浜市保土ヶ谷区天王町2-46-17
電話 045-334-2700
定休日 無休
営業時間 11:00~ラストオーダー深夜3:30、深夜4:00閉店
交通 相鉄線天王町駅下車徒歩30秒。




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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

【番外編】田園調布 中華食堂「日高屋」田園調布東口店

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 番外編 第12回 2014年1月24日(土) 【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】


 ※2015年1月30日 1,350,000カウント通過。感謝!

【番外編】田園調布 中華食堂「日高屋」田園調布東口店


 
  
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 ファミリーレストランでの「ちょい飲み」や、牛丼の吉野屋での「吉呑み」などが流行っている昨今、取材をしておくべきだと思い、まずは、我々庶民の生活に根付いている中華関係の大規模チェーンの中でも、東証1部上場、年商300億円の企業となった「日高屋」に行ってみることにした。行き先は高級住宅街田園調布である。2013年の夏に「日高屋」が田園調布に出店した時は驚いた。「日高屋」「田園調布」のイメージがつながらなかったのである。
 
 田園調布駅の改札を出ると、目の前は広場になっている。左手の階段の上に、一九九〇年に解体された旧駅舎を模して、二〇〇〇年に洋館風の建物が建築された。その前には車寄せと噴水があり、そこから放射状に道が5本伸びている。それが我々のイメージの中にある田園調布の風景だ。この建物に駅舎としての機能は無く、裏側にエレベーターの乗降口があり、エレベーターに乗って降りれば、さきほどの改札前の広場に出る。東口駅前の道路は改札前の広場と同じ高さ、田園調布駅が西口側と東口側でかなり高低差があることがよく解る。

 

 改札口から右手を見ると、そこに田園調布商店街の入口が見える。田園調布商店街は少し坂になっている。下ってゆくと、高級和菓子のお店、高級花店、宝飾品店、美術品店、高級中華料理店、高級佃煮店などが並ぶ。やがて、T字路が見え、その少し手前の左手に、今日の目的の店、中華食堂「日高屋」田園調布東口店があるのだ。
 
 正面入口の上に白地に黒文字で「熱烈 中華食堂 日高屋 うまい中華そば390円」と書かれた大きな看板が上がっている。「熱烈」と「うまい」は赤い文字である。自動ドアの右手にサンプルケース。
 自動ドアが開き、中に入った。
 左手には二人、四人、四人、六人、四人とテーブル席が続き、右手には六人ほどが座れる第一カウンター、トイレへの入口部分をはさんで三人だけの第二カウンターがある。
 その第二カウンターの右端に座った。トイレの入口側に壁が作られているので、実は落ち着く席である。
 カウンターに二人、テーブル席はほとんどが埋まっている。五人グループの皆さんがジョッキを前にすでに盛り上がっていた。

 「ホッピーセット一つ、それから、中ね、中」と言う声が聞こえた。若い女性の元気な声が答える。
 
 メニューを見る。ホッピーセット(三七〇円)がある。
 つまみは、ポテトサラダ(一九〇円)とイワシフライ(一九〇円)を選ぶ。
 店内でテキパキ働く、可愛く若い女性に頼む。

 ホッピーセットはビール用ジョッキに焼酎が入り、ホッピー瓶がついてくるスタイル。
 イワシフライはキャベツ多め。揚げたて、サックリ、良いつまみになる。

 次は、酎ハイ(二五〇円)と冷奴(二〇〇円)。

 だんだんグループの皆さんは盛り上がってゆく。私も元気が出てきた。
 冷奴は小どんぶりに半丁がのって、ネギやオカカがかかっている。
 どんどん次々に御客様が来店。店内がほぼ満席になり、家族連れが丁寧に断られていた。
 田園調布駅周辺には庶民的なラーメン店もファミレスも無い。ここに需要があるのだ。

 メニューを眺める。キリン一番搾り生ビール(三一〇円)の値段設定は凄い。
 餃子六個(二一〇円)も安いけれど、餃子三個(一一〇円)というのもある。
 さらに、半ラーメン(二〇〇円)、半チャーハン(二五〇円)もある。
 セットにすると、前述単品三種五六〇円が五五〇円になるのが面白い。一〇円引きは可愛い。
 様々なサワーもあり、日本酒日高屋(三〇〇円)や生冷酒(三六〇円)などもある。ソラ豆(一七〇円)、枝豆(一七〇円)に知恵を感じる。どうしても脂っこいメニューが多いので、サッパリ系が後半で食べたくなるのである。

 やはり、「日高屋」がこの「田園調布」にあるのが面白い。
 今後は「番外編」古典酒場系ではない、様々な業態のお店についても書いて行きたい。

 最後に、半ラーメン(二〇〇円)を注文。
 素早く出てきた半ラーメンを食べて外に出た。

 約四十五分ほどの滞在、お勘定は一四四〇円。
 
 ファミリーレストランでの「ちょい飲み」は、グループで行くのは良い。
 しかし、一人で軽く飲むなら「日高屋」という選択肢も正しいと思った。
 チェーン居酒屋並の飲み物の種類があり、もちろん刺身などは無いけれどつまみもそれなりにちゃんとある。
 あえて、居酒屋に行かずとも食事のついでに酒を楽しむことができる。
 また、「日高屋」は、すでに、「焼鳥日高」という居酒屋業態を展開している。
 中華食堂「日高屋」で、そのノウハウが生かされた結果であろうか。以前の「日高屋」よりも充実していた。

 勉強になった土曜日の午後であった。
 




中華食堂「日高屋」田園調布東口店
住所 東京都大田区田園調布2-51-4
電話 03-3722-9336
定休日 無休
営業時間 平日11:00~26:00/日曜祝日は11:00~23:00
交通 東急東横線目黒線田園調布駅より徒歩1分。


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら

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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

田園調布 多国籍料理居酒屋「LAPIN(ラパン)」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 番外編 第11回 2013年11月3日(日) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】



※2013年11月12日 1,220,000カウント通過。感謝!


田園調布 多国籍料理居酒屋「LAPIN(ラパン)」


 


  
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 田園調布方面にちょっと面白いお店が出来たとMマスターから教えていただいた。Mマスターも少し前に行ったそうである。sakuraの日曜午後の稽古帰りに行ってみることにした。現地集合である。
 
 お店の住所は田園調布1丁目である。
 東急東横線/東急目黒線の田園調布駅は田園調布2丁目にあり、田園調布1丁目には東急東横線/東急目黒線/東急多摩川線の多摩川駅がある。
 田園調布1丁目の東の端、中原街道と環状8号線の交差点の部分には田園調布警察署がある。Mマスターから聞いたお店は、この田園調布警察署の並びの環状8号線沿いにある。
 地図で見れば、田園調布警察署は田園調布駅や多摩川駅より、池上線の雪が谷大塚駅に近い。

 店のすぐそばでsakuraと出会った。
 街道沿いといっても、ちょうど中原街道の上を渡る陸橋の近くのこの場所は、住宅のみが建ち並び比較的暗い。

 暗い中、明かりが見えてくる。店の正面には暖簾がかかっている。右手にはショーケースがあり、その中に大きなたこ焼きが六つ乗ったものがあった。もちろん本物ではない、可愛く顔が描かれた模型である。

  ←クリックすると拡大。

 看板には「レスト居酒屋多国籍料理LAPIN」の文字。
 入り口の引き戸を開けて、中に入る。店内は一段低くなっており天井が高い。
 右手にL字カウンターがあり、7人ほどが座れるだろうか。右手の入口の辺りに先客の男性の方が座っておられた。カウンターから奥の方は調理場。左手のトイレの先に階段があり、二階席もあるようだ。
 カウンターの中にはマスターとママさんらしき方たちがいらっしゃる。
 まずは、ザ・プレミアムモルツ中瓶(500円)とグラスを2つもらった。

 そして、メニューの中から田タコ(デカ玉6個)(600円)たこ焼き(上記写真)を頼んだ。

 すると、ママさんが「おつまみができるまでどうぞ」と言って、わさびのり太郎という駄菓子風おつまみをくださった。

 さらに、なかなか味なそら豆(250円)をもらう。

 ビールで乾杯。いろいろと書いてあるメニューを眺める。多国籍料理とあるように、様々な国の料理が食べられるようだ。

 田タコ(デカ玉6個)がやってきた。
 実際には7個のっている。おまけである。そして、小さな風車が飾りについてきた。

 「風車は初めてのお客様だけですよ」とママさん。
 「たこ焼きのタレはアフリカのスパイスの辛みなんですよ」とマスター。

 熱々のそら豆が出される。量がとても多い。

 「暑いですよ、気をつけてくださいね」とマスター。
 「熱くても、自己責任でいただきます」と私。

 メニューを眺め、ビールの後の飲み物を考える。
 生姜を使った生ジンジャーハイ、ニンニクエキス入りのにんにくハイ、そして、ミントを使った流行のカクテル、モヒートの3品がおすすめの飲み物。

 まずは、生ジンジャーハイ(450円)を頼んだ。

 ママさんがアフリカに住んでいらしたことがあり、その時に現地で飲んだ飲み物をアレンジしたものとのこと。

 本日のおすすめの、アフリカ料理シャワールマン(550円)も頼む。
 内容は、スパイシーなチキンと生野菜のロールまき。

 sakuraは、にんにくハイ(450円)を頼む。
 「できる男の酎ハイ」と書いてある。私も少しだけ飲んでみた。

 「暑い日に外でのんだら踊り出しちゃうね」とsakura。いつもながら発想が独特な人である。

 私はスーパー酎ハイプレーン樽生(380円)にする。
 生ジンジャーハイのグラスを残してもらって、残った辛みエキスと交代に飲む。

 過去に、にんにくハイを6杯のんだ方がいて、唄いだした方がいるそうである。

 プロのオペラ歌手の方で、すばらしい歌を聴かせてくださったとのこと。

 メニューには、しょうゆラーメンもあった。

 アフリカ料理シャワールマンは、思っていたほど辛くはなかった。
 肉を野菜に包んで食べる料理は好きである。

 最後にワインを飲みたくなった。カルロロッシ白(400円)をメニューの中に発見。

 「カルロロッシの・・・」と私。
 「白」とすかさずママさん。
 「あたり」と答える私。

 こんな会話をしながら楽しく時は過ぎてゆく。
 
 和食・パスタ料理・フランス家庭料理・西アフリカ料理・中華料理・しょう油ラーメン・田たこ焼き・田もちなど多国籍料理のお店。来るたびに違う国の料理を食べてみるのも良いと思う。昼間はワンコインのランチもやっている。

 午後6時15分から7時45分まで1時間半ほどの滞在。お勘定は、3339円だった。

 Mマスターは、おっしゃっていた。

 「面白いお店ですよ~」

 おっしゃる通りであった。


     ※   ※   ※


 追記 今回は私のよく紹介するような古典酒場的なお店ではない為、あえて、番外編第11回として紹介させていただいた。


     ※   ※   ※

 追記 2014.2.5

 雪谷大塚の屋台のあるバー「OVAL」さんの公式ブログ「楕円生活の方法」に2014.1.29の訪問の記事を掲載。





 

多国籍料理居酒屋「LAPIN(ラパン)」
住所 東京都大田区田園調布1-20-3
電話 090-8855-4751
定休日 不定休
営業時間 17:00~23:30/ランチあり
交通 東急東横線目黒線田園調布駅より徒歩18分/東急東横線目黒線田園調布駅より徒歩13分/東急池上線雪が谷大塚駅より徒歩9分



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テーマ : 居酒屋
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渋谷 居酒屋「一軒め酒場 渋谷京王西口店」

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居酒屋探偵DAITENの生活 番外編 第10回 2013年5月25日(土) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】




渋谷 居酒屋「一軒め酒場 渋谷京王西口店」

 
  

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 土曜日である。仕事、そして様々な用事、いろいろ済ませて渋谷に向かう。
 渋谷嫌いの私が渋谷へ急いでいるのだ。
 親友のGAIと会う為である。久しぶりに飲もうと言うことになったのだけれど、私にあまり時間がない。
 お互いの家から同じくらいの時間で行ける街というと渋谷になってしまうのであった。
 時間は土曜日の午後5時である。京王井の頭線の渋谷駅の一階部分にある西口で待ち合わせることになった。
 この西口改札は、JR線や地下鉄線への乗り換え客でいっぱいの中央口とは違い乗降客も少ない。
 ゆえに、待ち合わせ相手を簡単に見つけることができるので便利なのである。

 JR山の手線の渋谷駅で降りて、地上のルートを使って、京王井の頭線西口改札へ向かった。
 すると、改札前にGAIの姿があった。
 他にも選択肢はあったけれど、時間がもったいないので、まっすぐに向かったのは、渋谷に多く点在する24時間営業の居酒屋の一つ、「一軒め酒場 渋谷京王西口店」である。

 実は、渋谷には昔から24時間営業の居酒屋が多くあった。「山家」「小倉山」などがそうである。チェーン店では「北の家族」「金の蔵」もある。
 「居酒屋探偵DAITENの生活」では、大規模居酒屋チェーンの店は紹介しないことにしている。
 そして、普段から大規模居酒屋チェーンには入らないことにしている。
 ただ、1938年(昭和13年)という古い創業の「養老乃瀧グループ」だけは、「大衆食文化に貢献し地域社会に必要とされる企業」を目指すという経営理念にもある通り、私の好む店なのである。
 社是「親孝行と勤勉」というのも良い。今時「親孝行」である。そして、「勤勉」である。「ホスピタリティ」などというカタカナ英語を使わないのが良い。

 養老の滝の様々な業態の中でも、もっとも安く飲むことのできるのが「一軒め酒場」である。
 西口を出て左手に歩き、井の頭線の渋谷駅沿いの道ではなく、次の2本目の路地を右に入る。この道は奥で右に折れて、さきほどの線路沿いの道に出ることが出来る。その右に折れる角に、居酒屋「一軒め酒場 渋谷京王西口店」がある。赤と白の提灯が角の入口の上にたくさん掲げてある。店の外観はとにかく派手だ。

 店内は入口から左に階段を降りて半地下の部分、右に階段を上がって一階、さらに左に上がって二階と三層になっている。席数は100席とのこと。

 階段を右に上がり真ん中の層の一階に入ってみる。少し高くなっており、通りから中が見えないようになっているのが良い。入ってすぐの向かい合わせに座る、中央に低い衝立のある長いカウンターテーブルに、二人並んで座った。

 2013年3月21日開店とのこと。まだ開店して二ヶ月あまり。店内はまだまだ新しい。

 若い店員たち。その中でもアジア系の女性が注文をとりにきた。
 本日の「一軒め酒場」での一杯めは、レモンサワー(200円)。 それを2杯頼んで、まずは乾杯である。

 最初のつまみは、昔なつかし赤ウインナー(294円)、冷しトマト(189円)を2皿である。やはり、抗酸化作用のあるトマトは食べたいのである。
 さらに、神田旨カツ(和風)(104円)を2本。和風はおろしポン酢がついてくるのである。
GAIは、揚げ物を最近は食べなくなったそうである。私も出来るだけ食べないでいる。
 
 こうやって、GAIと二人で飲むのも久しぶりである。何しろ高校のクラスメートである。二人で酒を一緒に飲み始めて、40年近い時がたっていることになる。
 若い頃はとにかく飲んだ。一升瓶の焼酎を二人で1時間半ほどで空けてしまう。そんなこともごく普通であった。

 「一軒め酒場」での二杯めである。
 私は、ビタミンCをとろうと思い、シークァーサーサワー(200円)。GAI芋焼酎からり芋ロック(242円)である。

 次のつまみは、はんぺんチーズ焼(294円)。二人同時に気になっていたものであった。
 こちらのお店のツマミは、自宅で作ってみたくなるような物が多い、男の手料理的な簡単で手早く出来るものが多いのは当然である。

 「一軒め酒場」での三杯めである。
 GAIは、芋焼酎からり芋お湯割(242円)。私は定番の酒、灘の銘酒白鶴熱燗(200円)。

 GAIもずいぶんとゆっくりとしたペースで飲むようになったものだと感心する。何しろ、2人の杯数が同じということだけで凄いのである。

 あまり飲まなくなった。といっても、四杯目。
 「一軒め酒場」での四杯めである。
 芋焼酎からり芋お湯割(242円)を2杯頼んで、ゆっくりと飲む。
じっくり話すには、焼酎のお湯割りがいい。そして、冷房のきいた夏の酒場ではお湯割りを飲むべきである。

 GAIが地元の一軒め酒場で食べた野沢菜漬(189円)と、私が地元の一軒め酒場でよく食べる宇和島のじゃこ天(294円)を頼んだ。

 この酒場が24時間営業であることが凄い、ビルの中の外の陽が入らない店と違い路面店なので朝日や夕陽を感じることが出来るかもしれない。朝7時に来店してみたらどんな感じだろうか。
 しかし、東京では働く時間帯が様々である。夕方5時ではなく、朝5時に仕事が終わる人もいるのである。そんな人にとって、仕事帰りに軽く飲んでゆけば朝7時に飲むことになる。これは当然である。

 さらに、「一軒め酒場」での五杯め。
 やはり、芋焼酎からり芋お湯割(242円)をまた2杯頼む。
 昔より飲まなくなったといっても5杯目である。

 午後7時半近くなっていた。帰らなければならない。

 2時間半ほどの滞在。お勘定は2人で七品十杯で税込合計3,667円であった。

 安い。
 



 
 
渋谷 居酒屋「一軒め酒場 渋谷京王西口店」
住所  東京都渋谷区道玄坂2-7-1
電話 03-5428-4521
定休日 年中無休
営業時間 24時間営業
交通 JR渋谷駅徒歩3分・京王井の頭線渋谷駅西口下車徒歩1分・地下鉄半蔵門線渋谷駅徒歩3分





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雪谷大塚 カラオケ酒場「京太」

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雪谷大塚 カラオケ酒場「京太」

  ~雪谷大塚・乾杯横丁再開発より復活~


  

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 東急池上線の雪谷大塚駅前には「乾杯横丁」という、いわゆる「飲屋街(のみやがい)」があった。その飲屋街は、様々な紆余曲折の末、2012年の春に幕を閉じ、その後、建物は解体されてしまった。跡地にはこれからマンションが建つそうである。
 そこは、まさに「昭和」という時代を象徴するような横丁になっていて、私は個人的に「小さなゴールデン街」と呼んでいた。本家の「新宿ゴールデン街」は、西暦2012年暮れの現在でも、古い馴染みの方々にとって懐かしくも心地良い場であり、はじめて訪れる若い人にとっては新鮮な場所として、人々から愛され生き残っている。同じように、味わいある「乾杯横丁」も何らかの形で残ってくれていたらと・・・私個人としては残念である。

 「乾杯横丁」のあった場所に行ってみた。そして、写真(下写真)を撮影してみる。しかし、すでに暗くなっていたので判然としない。

 そこはまだ更地のままであった。

  

 そんな「乾杯横丁」に存在したお店の中で、今でもきちんと雪谷大塚駅近くに残っているお店がある。
 その一軒は、「居酒屋探偵DAITENの生活 番外編 第8回」で紹介したBAR「OVAL」さんであり、もう一軒は「乾杯横丁」の隣接地に新しく建物を建てて、2012年12月初旬に再開したお店、カラオケ酒場「京太」さんである。

 かつて、十数軒のスナック、餃子のうまい中華料理店、焼き鳥店などがあり、かなりにぎわった「乾杯横丁」も一軒、また一軒と閉店してしまい、最後に残ったのは、当時の店名「やきとり京太」さんだけとなった。当時のことは、第339回で紹介している。

 新店舗は中原街道沿いとなり、雪谷大塚の西口側に出ると街道の向こう側に見える。店の入口はモダンな感じであり、前のお店の印象が頭に残っている人にとっては、かわいいフクロウのイラストのついた看板(下写真)がなければ解らないかもしれない。

  

 カラオケ酒場「京太」のドアは洒落ている。左から見ると、木板、曇りガラス、木板、曇りガラス、木板という部分が並び1枚のドアを構成しているのだ。店内の様子は解らないけれど、曇りガラスから暖かい光がもれている。
 そのドア(写真)をあけて中に入った。
 右手にL字カウンター。右手に店の奥に向かって2席、そこでカウンターが折れて手前から奥に向かって8席。合計10席のお店である。しかし、天井が高いので狭いという感じはまったく受けない。
 店の奥に入口方向に1台、右奥から左手に向かって1台、大きな液晶モニターが取り付けてある。天井近くなので、お客さんが増えてもカラオケの歌詞や映像がよく見えるに違いない。

 カウンターの中は調理場。手前の方に焼き鳥用の焼台がある。そこに、女性の方が一人、何か炒め物を作っている様子。奥の方に、Sマスターの笑顔が見えた。先客は男性客の方、お一人。

 前のお店に一区切りの後、Sマスターとお店でお会いするのは10ヶ月ぶりであろうか。途中、2回ほどBAR「OVAL」さんでお会いしているけれど、いずれにしても久しぶりである。

 開店のお祝いの言葉を申し上げるのも早々に、10ヶ月ぶりに私の焼酎ボトルとも再会である。
 そして、開店の御挨拶ということで、来年のカレンダーもいただいた。

 「お茶ですか?」とSマスター。お茶割りでボトルの焼酎を飲むということ。
 以前と変わらないやりとりである。

 さきほどの料理をされていた女性は、新規開店と共に入店されたM美さん

 やきとり「京太」時代よりもつまみが豊富であると聞いていた。

 「M美さん、とても料理うまいんで、食べてみてください」とSマスターがおっしゃる。M美さんがホワイトボードメニューを持ってきてくださった。

   ← ホワイトボードメニュー

 スナックを越えた居酒屋的メニューが、比較的リーズナブルな価格で並んでいる。
 まずは、煮込み(400円)を頼んでみた。求められるままに、「煮込み豆腐などもあればよいですね」などと生意気なことを話してしまった。メニューの中に、「煮込み」と「揚げだし豆腐」があったから材料的に良いと思っただけである。

 さらに、焼き鳥も頼んだ。もも(110円)、つくね(110円)、ねぎま(110円)をタレで1本づつ。

 Sマスターによれば、こちらの焼き鳥のお肉は、麻布十番の有名焼き鳥店「あべちゃん」と同じ仕入れ先とのこと。私も「あべちゃん」には、本店にも支店にも行ったことがある。良い店である。

 洒落たスナック風の外観であるのに、初めてのお客さんが数日前に入ってこられ、おみあげとして焼き鳥をたくさん買って帰られたそうである。

 焼き鳥が美味しいので、瓶ビール中瓶(550円)をお願いする。スーパードライサッポロ黒ラベルのうち、サッポロを選択した。

 生ビールもある。中生ビール(500円)と小生ビール(400円)。

 さて、お客さんもさらに入って来られ、にぎやかになった。カラオケが始まる。

 実に音が良いのである。天井が高いので自然な残響もありモニターも見やすい。周囲を囲むように置かれているスピーカーからの音もよく聞こえ、音に包まれた感じで安心して歌えるのである。
 そして、テレビ番組で使われている今流行のあの「カラオケマシン」と同じ表示なのである。

 点数が出て、100点でボトル1本サービスとのこと。

 食べ物、酒、そして、歌。スナックではない「カラオケ酒場」というスタイルのこちらのお店、これからもお世話になるに違いない。

 初めての時は入りにくいかもしれないけれど、夕暮れ時、もし曇りガラスの向こうから暖かい光がもれていたら、その横開きのドアを開いて入ってみたら良いと思う。

 私も一曲だけ歌わせてもらった。歌うことそのものが久しぶりだ。もちろん点数は・・・秘密である。


  ※   ※   ※


 追記 現在はSマスターと一緒に、二人の女性が曜日によって交代で迎えてくれる。



  

雪谷大塚 カラオケ酒場「京太」
住所 東京都大田区雪谷大塚7-12 中原街道沿い
電話 03-3727-0555
定休日 日曜日
営業時間 18:00~01:00 
交通 東急池上線雪谷大塚駅下車徒歩2分。
公式facebookページ





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ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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雪谷大塚 屋台のあるBAR「OVAL」~新探偵事務所にて~

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 番外編 第8回 2012年08月24日(金) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】


雪谷大塚 屋台のあるBAR「OVAL」

 ~新探偵事務所~

 
 
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 こちらのお店を2010年5月24日(月)第340回で紹介したのは、居酒屋探偵なのにBARを紹介した珍しいケースである。
 その後、番外編第4回として、2010年10月6日(水)にも記事にさせてもらった。

 以来、マスターの了解を得て、「探偵事務所」などと呼ばせてもらって、時々仕事をしながらお酒をいただいていた。
 その「探偵事務所」こと、雪谷大塚のBAR「OVAL」「乾杯横丁」の再開発により閉店、その後、自由が丘に一時移転してから、まったく違う業態となって雪谷大塚に戻ってきたのである。

 詳しくは、お店の公式ブログ「楕円生活の方法」に紹介されているので、そちらを御一読のこと。

 今後もこちらのお店の片隅で、なにやら執筆させてもらったりする予定である。
 しかし、毎回、ついつい飲んでしゃべって、何も進まないのである。


 (了)


雪谷大塚 BAR「OVAL」
住所 東京都大田区南雪谷2丁目18-2
電話 ?
営業時間 19:00~
定休日 日曜日
交通 東急池上線雪谷大塚駅下車徒歩3分。


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池上 酒仙小舎【峠】

居酒屋探偵DAITENの生活 番外編 第7回 2011年2月27日(日)  【地域別】  【時間順】




池上 酒仙小舎【峠】

 ~葡萄棚のある【峠】にて


   峠

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 飲食店を形容する時、多くの人が「入りやすい」とか「入りにくい」という言葉を使う。例えば、「女性1人でも入りやすいお店」のように。
 「入りにくい」といえば、これほど「入りにくい」店もなかなか無い。といっても、入口の脇にはメニューがちゃんとあり値段も書いてある。そこに書いてある値段が特に高いということもない。入りにくさは店の造りにあるのだ。
 
 倉庫や資材置き場などがある薄暗い呑川沿いの道を下る。コンクリートで固められた呑川の底の方を静かに水が流れている。日曜日のまだ夜7時頃だというのに人の姿はない。あと少しで第二京浜国道に出るという手前の橋の袂。白い3階建てのビルの1階部分が伸び放題に伸びた草木に覆われている。そこに「アサヒビール」の白い提灯がぶら下がっていた。その草木の中に入ってゆくと、木の扉がある。取れて無くなってしまったのか扉のとっては簡単なパイプのようなものに置き換えられている。
 扉には木彫りで「酒仙小舎 峠」と書かれている。

 木の扉を引く。右手にカウンター席5席。左手には4人掛けテーブル席が二つ。4人掛けテーブルにマスターらしき方が座っておられた。カウンターの中のテレビ画面には画家「岡本太郎」の顔が映っていた。

 「何にしますか?」と聞かれる。
 しかし、飲み物のメニューが見当たらない。
 「何がありますかあ?」と逆に聞く。
 「そうですねえ、生ビールとかあ、うちはお茶割りの方が多いですねえ」とのこと。
 「それじゃ、お茶割りお願いします。」と答える。

  お茶割りを出してもらう。お通しはおでんタマゴがんもである。
 
 「焼き物は、いいですかあ?」と聞く。
 「どうぞ」とのこと。

 カウンターの中のマスターの背後のメニューの中からかしら赤鳥つくねボンヂリをお願いする。

 テレビは「奇跡の地球物語~近未来創造サイエンス」というテレビ朝日の番組であった。
 「2011年2月26日は天才芸術家、岡本太郎の生誕100年に当たる。この番組は岡本太郎の作品を修復してきた絵画修復家の吉村絵美留氏を取材。絵画修復の最先端の技術を通して、岡本太郎の知られざる素顔に迫る・・・」といった内容。

 「テレビ見ますか、音楽にしますか?」
 「いえ、面白そうなんで・・・岡本太郎・・・」
 「僕もこういう番組好きなんですよ」
 
 店内を見れば、山を撮影した写真がたくさん壁に貼ってあり、希望する人には販売もしてくれると書いてある。

 そして、店内は山小屋風に造られている。椅子やテーブルも手作り。自然木が何本も床から生えているような造りである。マスターのお話によれば、すべて仲間で手作りしたとのこと。

 「こちらのお店は何年やってらっしゃるんですか?」
 「もう33年ですねえ・・・」
 「33年ですかあ・・・」
 「ずっと変人でやってますよ」と笑顔。
 
 夏は外でビアガーデンをするそうである。店の廻りにうっそうと茂っているのは「ぶどう」であった。

 焼き物が出てくる。赤鳥つくねが美味しかった。
 2杯目はレモンサワー

 レモンサワーをいただきながらテレビを見て、さらにマスターといろいろお話をする。

 3杯目は燗酒二合である。

 いわし目刺しをいただく。
 燗酒はレンジでチンではなく、お湯で燗を付けてくれる。
 さらに、おでんのチクワブ大根も頼んだ。

 「定休日はいつなんですか?」
 「火曜日なんですけどね、山に行ってる時もありますしね」
 「登山の時には、火曜前後もお休みになるんですか?」
 「まあ、火曜といっても、いつでもやってると思ってください。月に1、2回しか休みませんから、そんな感じでやってます・・・」とのこと。

 こちらのお店はカラオケもある。ちゃんと焼鳥もあって、おでんもあって、他の料理も出してくれる。店は山小屋風。それでいてカラオケの設備もある。そして、もう33年も続いているのだ。分類の出来ない雰囲気。ゆえに、今回は「番外編」として紹介することにした。

 まだ他にお客さんもいらっしゃらないので、練習として3曲歌わせてもらった。私としては珍しい。
 河島英五の「時代遅れ」、坂本龍一作曲で前川清の「雪列車」など。あと一曲は何であったか失念。
 1曲200円。6曲のチケットもあって1000円で6曲が歌えるとのこと。

 マスターは実際には写真家だけれども、どこか美術の先生の雰囲気がある。山の好きな美術の先生。そんな感じである。昔、中学や高校時代に気の合う先生の部屋(職員室ではなく○○準備室といった場所)で、夕暮れ時にいろいろとお話をした頃を思い出す。

 午後6時45分から8時15分まで1時間半ほどの滞在。
 お勘定は3,740円のところおまけしてくれて3700円であった。
 
 森の奥の小さな小屋にいるような雰囲気の中、楽しく不思議な時を過ごすことが出来た。

 「また、お寄り下さい」というマスターの言葉に送られ、厚い木製の扉を開けて外へ出る。

 外は住宅街。目の前を静かに呑み川が流れていた。


  峠

池上 酒仙小舎【峠】
住所  東京都大田区仲池上2-29-20
電話 03-3755-3973 ‎
定休日 火曜休(但、月に1、2回)
営業時間 16:00~?
交通 東急池上線池上駅下車徒歩15分・東急バス池上橋停留所から徒歩5分

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東京 はせがわ酒店グランスタ店

居酒屋探偵DAITENの生活 番外編 第6回 2010年12月21日(火)  【地域別】  【時間順】




東京 はせがわ酒店グランスタ店

 ~東京駅地下にて~


 はせがわ酒店ロゴ

 
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 地下にグランスタが出来てから東京駅が楽しい場所になった。
 何かの用事で東京方面に行った帰り、待ち合わせ場所に困らなくなったのである。ただし、相手は日本酒好きでなければならない。

 ある用事を済ませた後、sakuraと待ち合わせたのはグランスタにあるはせがわ酒店グランスタ店にあるバーコーナーである。山手線のホームから降りてきてすぐの通路の真ん中にあるエスカレーターを降りるとすぐ左手。
 通路に面した販売コーナーの右隣に、照明を落としたバー・コーナーがある。8席ほどのカウンターと、立ち飲みテーブルが二つほどの狭い店。たまたま、カウンターが満席であり、sakuraが一人座っていた。そこで、空いていた立ち飲みテーブルに二人で立つことにして移動を開始した。
 しかし、すぐにお店の方が気づいてくれ、たまたま空いたカウンター右端をすすめてくれた。これ幸いと、その席に座る。カウンターの端は特等席である。

 sakura喜正東京駅ラベル純米吟醸(400円)を飲んで待っていた。つまみは、三陸松前漬け(300円)。
 私は、FIFA公認酒17銘柄というメニューについて、お店の女性に聞いてみた。色々とボトルを持ってきて見せてくれる。すると、その中に美丈夫純米(500円)があった。土佐の美丈夫は私にとって特別なお酒である。さっそく頼んでしまった。(写真)

   美丈夫純米 ←FIFA公認酒・美丈夫純米(1杯500円)
 
 本日のスパークリング日本酒、白は、なんと、美丈夫うすにごり純米吟醸生酒(400円)、合わせるつまみは、自家製モッツァレラチーズの味噌漬け(400円)。因みに、赤は雨後の月であった。
 ここで、美丈夫うすにごり純米吟醸生酒を飲めたということは、会うとは思えなかった人に出会えた感じである。それも東京駅の地下という場所で。

   美丈夫うすにごり ←美丈夫うすにごり純米吟醸生酒(1杯400円)

 美丈夫うすにごり純米吟醸生酒(400円)をもう一杯もらって、分け合って飲んだ。
 ここに座っていると、背後をたくさんの人々が通って行く。しかも、日本中のあちらこちらから来た人であったり、これから日本中のあちらこちらへと旅立ってゆく人かもしれないのである。ここに座って人の流れを眺めたりしていると、物語がたくさん浮かんでくるような気がする。

 さて、帰ることにしよう。
 午後6時45分から7時30分まで45分の滞在。御勘定は2人で2,400円であった。

 「いつもありがとうございます」とsakuraはお店の方から言われていた。もう顔を覚えてもらっているようだ。それだけよく寄っているということである。

 なお、こちらのお店は亀戸、麻布十番、表参道ヒルズにも支店がある。今回も居酒屋ではないお店を番外編として紹介させてもらった。古典酒場としての居酒屋以外にも面白い場所がたくさんあるからである。

 
 
東京 はせがわ酒店グランスタ店
住所 東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅構内地下一階
電話 03-6420-3409
定休日 年中無休
営業時間 7:00~22:00 日曜日 7:00~21:00
交通 JR東日本・東京駅下車せず構内。
公式サイト http://www.hasegawasaketen.com/

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雪谷の味わいある建物

居酒屋探偵DAITENの生活 番外編 第5回 2010年12月11日(土)  【地域別】  【時間順】



※2010年12月16日 630,000カウント通過 感謝!


雪谷の味わいある建物

 ~雪谷大塚 蕎麦処「梅好」~

 
 雪谷大塚梅好表
 
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 多摩川方面から中原街道を歩いていると、雪谷大塚駅近くで古くて味わいある建物に出会う。すぐ右隣には総ガラス貼りの自動車会社のショールームがあり、古い物と新しい物が共存する景色が面白い。
 正面から見ると、どうも二軒の建物をつなげてあるようである。左側の建物は1階が調理場、右側の建物は1階が客席になっている。左側の建物の入口上に赤地に黒い文字で大きく「梅好」と書いてあり、肩に小さく「蕎麦処」の文字がある。。
 以前から時々寄ることがあった。しかし、居酒屋さんではない為、紹介することはなかった。今回は番外編として紹介することにした。

  雪谷大塚梅好外観 ←50年経つという味わいある蕎麦処「梅好」外観。

 晴れた土曜日の午後3時頃。少しお酒をいただき、蕎麦が食べたいと思った。
 正面の暖簾をくぐって中に入る。
 店の中央には、四人テーブルが二つ並び、間に顔が見える高さの低い衝立が立っている。この八人が座れる一組が、入口から奥に向けて三組ある。左側に二人テーブルと四人テーブル。右の奥の方には小上がり座敷がある。この小上がり座敷から一番手前の二階への階段のところまでを縁側のような廊下がつないでいる。
 円い卓袱台が置かれた小上がり座敷から手前の階段にかけての様子が、まるで舞台装置の茶の間のような味わいである。

 左手の調理場に近い四人テーブルに一人で座る。
 白衣を着た男性が注文を聞いてくれる。マスターであろうか。まずは、浦霞(500円)をお燗でお願いする。つまみは板わさ(400円)。
 入口の引き戸の脇にテレビが置かれている。お客さんたちは入口の方に向かって座り、このテレビを眺めるのである。店内には先客はいらっしゃらなかった。

 浦霞がやってくる。私にはちょうど良い癇上がりである。蕎麦屋定番の板わさが美味しい。
 作業着を着た男性二人が入ってこられる。土曜日にも仕事をされている方々の前で、うまそうにお酒を飲むのは少し気がひける。
 やがて、マスターが暖簾を仕舞われた。一時的に休みになることをこの時初めて知ったのである。
 急いで、もり一枚(500円)を頼んだ。

 蕎麦がやってくる。そば湯もいただいた。何よりも蕎麦が好きな自分がいる。急いでたぐり込む。この「たぐり込む」という食べ方は、蕎麦独特のものに違いない。

 午後3時10分から50分まで40分ほどの滞在。

 お勘定を済ませてからマスターに聞いてみた。
 「間の時間に休まれるんですね、知りませんでした」
 「はい、午後3時から5時まで、お休みをいただいているんです。」
 「こちらの建物は、建ってからどのくらい経つんですか?」
 「私どもも解らないんですが、50年は経つと思います。」とのこと。

 表の木の看板(下写真)も良い。お店の外観を改めて見る。今、古いものがどんどんと壊されてゆく。無理やり造ったものではない、「時」が造り上げたものがここにある。それは安心を与えてくれる。味わいある「時」をまたいただくことができた。



 雪谷大塚梅好看板
 
雪谷大塚 蕎麦処「梅好」
住所 東京都大田区雪谷大塚町10-1
電話 03-3720-4504
定休日 金曜日
営業時間 11:00~15:30/17:00~20:30
交通 東急池上線雪谷大塚駅下車3分。

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マスターの実験の日々~探偵事務所にて~

居酒屋探偵DAITENの生活 番外編 第4回 2010年10月6日(水)  【地域別】  【時間順】




マスターの実験の日々

 ~探偵事務所にて~

 
  OVALドア
 
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 マスターの了解を得て、「探偵事務所」などと呼ばせてもらっている雪谷大塚のBAR「OVAL」に今日も顔を出した。
 基本的に、「居酒屋探偵DAITENの生活」に登場する業態は「居酒屋」なので、前回の登場は例外的。今回もまた、番外編としての登場である。
 夕暮れ時、雪谷大塚駅の改札を出て、中原街道側の階段を降りると、街道の向う側に「乾杯横丁」のネオンが見える。前にも書いた通り、「乾杯横丁」「乾」の字のネオン管が切れていて、「杯(さかずき)横丁」になっている。そのネオン看板の下に、BAR「OVAL」の手作りの看板が立っている。横丁は途中で右に直角に曲がっており、奥は行き止まりである。街道側からやきとり「京太」の赤提灯が誘っている。その前で角を曲がり、右手にBAR「OVAL」がある。こちらのお店を通常記事で紹介したのは、第340回であった。

 ふと見ると、お店の前で道端にしゃがむ人の背中があった。BAR「OVAL」のマスターの背中である。ドアを開け放った前の道で、七輪を置き、何かを炙っている様子であった。
 いつもは手作りの燻製を作る為の火であったのだけれど、今日は実験的に「さんま」を焼いているのだそうである。バーでサンマというのは面白い。
 中に入って席に座って待つ。早い時間なので、他にお客さんはいない。
 やがて、マスターが実験作を目の前に置いてくれた。

 「さんま、というと、お酒飲みたくなりますね」と言うと、
 「日本酒飲みます?」と聞かれる。
 「えっ、あるんですか?」
 「あるんですよ」と、微笑む。

 マスターが八海山の吟醸酒の一升瓶の栓を抜いた。ポンという音がする。
 一升瓶から空気を抜いて保存をしているのである。
 さんまをつまみに八海山(500円)を飲む。
 うまい。でも待てよ、ここは居酒屋さんではない、バーである。

 また、違うものを皿の上に乗せてくれる。
 「これも食べてみてください。」
 「何ですか? これは・・・」
 「鳥皮です。ちょっと焼いてみたので」
 「鳥好きの人は、鳥皮が一番好きらしいですね」
 鳥皮をつまみに、八海山(500円)をもう一杯飲む。
 うまい。でも待てよ、ここは焼き鳥屋さんではない、バーである。

 あくまでもいつもやっている訳ではないのだ、今日はたまたまであり、全てはマスターの「実験」である。「さんまと鳥皮、下さい」などとは言ってはいけない。 ※その後、状況に変化。2010.10.18追記あり、文末参照。
 
 「お腹すいてますか?」
 「すいてます」
 「それじゃ、ちょっとお餅を焼きますね」
 今度は炭火でお餅を焼いてくれるのである。実験である。
 いつものレーベンブロイ生ビール(500円)をいただく。
 焼き餅が出てきた。焼き餅を食べて、グビリと生ビールを飲む。
 うまい。でも待てよ、ここは小料理屋さんではない、バーである。


 埼玉県秩父市のベンチャーウイスキー社のイチローズモルトが入ったというので、ボトルを見せてもらった。(写真の真ん中のボトル)。

   イチローズモルト

 イチローズモルトのイチローとは、同社社長の肥土伊知郎氏のこと。
 インターネットで調べてみると、イチローズモルト「キング オブ ダイヤモンズ」(KING OF DAIAMONDS) は、イギリスの『ウイスキーマガジン』のジャパニーズモルト特集で最高得点の「ゴールドアワード」に選ばれたそうである。ベンチャーウイスキー社は2004年の創業。創業数年でこのような賞をとるというのは凄いことだと思う。 
 私が飲んだのは「ダブルディスティラリーズ」である。

  イチローズモルト

 イチローズモルト・ダブルディスティラリーズ(1000円)。香りを楽しむ為にストレートで、チェイサーの水をつけてもらう。最後の1本ということで実験的に仕入れてみたのだそうである。
 一発目の香りにノックダウンされてしまった。度数は46度。
 うまい。やはり、ここは居酒屋ではない、バーである。
 

 やがて、スーツを着た紳士の方が入ってこられた。タンカレのソーダ割りを頼む。黙ってテレビを見ていらっしゃる。そして、すぐに帰ってゆかれた。以前いらっしゃった時もまったく同じものを注文され、まったく同じように1杯で帰られた。かっこいい。
 
 先日、早い時間にマスターが店の外にいると、女性の方が現れ、「お店の中だけでも見せてもらっていいですか?」と言われたそうである。
 その方は、雪谷大塚の中原街道沿いにあるカフェ、THE GREEN ROOMで歌うそうである。THE GREEN ROOMの公式ブログを見ると、下記のような記述があった。

 「10月8日(金)13:30~THE GREEN ROOM にて“A Song Bird”こと Kikiさんに初ライブしていただきました!!」

 つまり、前述の女性はこのKIKIさんという方のようである。


 マスターはお茶のブレンドも仕事の一つとしてしているそうである。詳細は企業秘密だと思うのでここでは書かないけれど、びっくりするような実験的ブレンドのお茶もある。

 ゆず、ほうじ茶、そば茶をブレンドしたお茶を飲ませていただく。そして、実験的に焼酎を入れてもらう。しかも、入れてくれたのはキンミヤ。なかなかに美味い。焼酎に負けないお茶割り用のお茶といえる。

 レーベンブロイ生ビール(500円)を最後にもう一杯。
 今日もお酒の物語があった。そして、最後のバックミュージックはジョン・コルトレーンの演奏で「my favorite things」

 「OVAL」(楕円)には、やはり my favorite things(私のお気に入り)が存在する。そして、楽しい実験が待っていてくれるのだ。

 (了)


   ※  ※  ※

 追記 2010.10.17

 こちらのお店では、斜め前の「京太」さんから出前を取ることが出来る。先日、たまたま京太さんにいる時も、「OVAL」さんからの出前の為、マスターが忙しそうであった。つまり、焼き鳥をつまみに、うまいウイスキーをいただくことが出来るのである。

   ※  ※  ※

 追記 2010.10.18

 公私ともに忙しかった為、上の記事の日付10月6日からしばらく「BAR OVAL」に顔を出せずにいた。そのうちに、実験の結果が出ていた。下の写真は「BAR OVAL」の表の看板。

 OVAL看板(表) ← 表看板 「BAR OVAL」
 
 そして、下写真は裏の顔である「japanese BBQ & sanding BAR DA宴」の看板。実際に「BAR OVAL」の看板の裏面である。

 DAEN看板 ← 裏看板 「japanese BBQ & sanding BAR DA宴」

 そして、次の写真は、新しく書かれた外メニュー。

 OVALメニュー(外) ← 「焼きそば300円 さんま一夜干200円、小あじ干物100円・・・」 「NO charge」の一言がうれしい。

 実験実践になったのである。面白い。

 
 
雪谷大塚 BAR「OVAL」
住所 東京都大田区雪谷大塚町7-13
電話 ?
定休日 日曜日
営業時間 18:00~01:00
交通 東急池上線雪谷大塚駅下車徒歩2分。


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実験 本当にホッピーはノンアルコールビールのようなものなのか?

居酒屋探偵DAITENの生活 番外編 第3回 【地域別】  【時間順】 ←今回はこれらの一覧には未掲載。


※2010年9月18日 570,000カウント通過 感謝!


居酒屋探偵DAITENの生活 番外編 第3回

実験 「本当にホッピーはノンアルコールビールのようなものなのか?」

  ホッピー330

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 ホッピーの認知度は10年前に比べればかなり上がっている。しかし、まだ「ホッピーって何?」という質問をされる時がある。ホッピー好きの読者の皆さんは、必ずこの質問をされたことがあるに違いない。そんな時、多くの方が「ノンアルコールビールのような・・・」という説明をする場合が多いと思う。また、お客さんに聞かれたお店の方が、そうやって説明しているのを何度も聞いたことがある。
 しかし、本当にそうだろうか?

 今回は、身をもって試したいと思い、実験を試みた。ホッピー原理主義者などと称しているように、ホッピーはもっとも好きな飲物である。また、ノンアルコールビールは暑すぎる午後にアルコール無しで過ごしたい時など、よく飲んでいる飲物である。ゆえに、私はノンアルコールビールに対する偏見はまったくない。



 実験器具と実験材料


 実験器具=ホッピージョッキ、これは冷蔵庫でキンキンに冷やしておいた。

 実験材料1=焼酎。あえて、ホッピーに最も合うといわれるキンミヤ焼酎は避け、宝焼酎(甲類)にした。
 
 実験材料2=ノンアルコールビールホッピー
 
  その1・・・キリンフリー アルコール0.00パーセントとして開発された最初の製品。

  その2・・・アサヒ・W-ZERO アルコール0.00パーセントに加え、カロリーもゼロとした製品。

  その3・・・サッポロ・スーパークリア アルコール0.00パーセントに加え、カロリーもゼロとした製品。

  その4・・・ホッピー330 中身は業務用ホッピーと同じ。いわゆる「白」。家庭用に開発された製品。


 実験 その1

 まずは、元祖0.00%ノンアルコールビールであるキリンフリーから。

 冷えたホッピージョッキ。冷蔵庫で冷やしておいた宝焼酎(甲類)をホッピージョッキの下の星印まで入れる。
 次によく冷えたキリンフリーを投入。見かけはホッピーと同じである。

  キリンフリー

 飲む・・・。

 苦みを強く感じた。不自然な味である。
 キリンフリーの原材料は下記の通り。
 麦芽・食物繊維・果糖ぶどう糖液糖・ホップ・酸味料・香料・調味料(アミノ酸)・酸化防止剤(ビタミンC)・苦味料・甘味料(アセスルファムK)


 実験 その2
 
 次はその2、アサヒ・W-ZEROである。

 冷えたホッピージョッキ。冷蔵庫で冷やしておいた宝焼酎(甲類)をホッピージョッキの下の星印まで入れる。
 次によく冷えたアサヒ・W-ZEROを投入。見かけはホッピーと同じである。

   アサヒW-ゼロ

 飲む・・・。

 甘味が前に出過ぎてしまう。後味が残る。少々つらくなってきた・・・。
 アサヒ・W-ZEROの原材料は下記の通り。
 原材料名 麦芽エキス、食物繊維、香料、酸味料、カラメル色素、苦味料、甘味料(アセスルファムK)。



 実験 その3

 次はその3、サッポロ・スーパークリア

 冷えたホッピージョッキ。冷蔵庫で冷やしておいた宝焼酎(甲類)をホッピージョッキの下の星印まで入れる。
 次によく冷えたサッポロ・スーパークリアを投入。見かけはホッピーと同じである。

   サッポロスーパークリア


 飲む・・・。

 3つの中では、一番飲みやすく感じた。しかし、旨みを感じることはなかった。

 原材料名 水溶性食物繊維、糖類(水飴、果糖ぶどう糖液糖)、麦芽エキス、大豆ペプチド、酸味料、香料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC)。


 実験 その4

 次はその4、ホッピー330(白)である。

 冷えたホッピージョッキ。冷蔵庫で冷やしておいた宝焼酎(甲類)をホッピージョッキの下の星印まで入れる。
 次によく冷えたホッピー330(白)を投入。見かけはホッピーと同じ・・・いや、ホッピーそのもの。あたりまえである。姿ももっとも美しく美味しそうである。

   ホッピー330


 飲む・・・飲む・・・飲む・・・。やはり、適量の焼酎で作った3冷ホッピーは美味いのである。
 (4杯目となり、酔っぱらって、すっかり出来上がってしまったからではない。と思う・・・)

 原材料名 麦芽、粉飴、ぶどう糖、スターチ、ホップ、酸味料、調味料(アミノ酸)。
 

 考察

 ノンアルコールビール飲料は、様々な材料を組み合わせて作ったカクテルのようなものである。
 開発者の努力の末、酸味料、香料、調味料(アミノ酸)、苦味料、甘味料、糖類などを微妙に組み合わせて作った「完成品」焼酎を入れて、バランスを壊してしまったのである。
 
 ホッピーはアルコールを0.8パーセント含んでいる。そもそも「ノンアルコールビール飲料」ではないのだ。また、ホッピーは焼酎を割ることを前提に作られている。成り立ちから違っていたのである。やはり、ホッピーは美味かった。
 そして、氷をいれない原理主義ホッピーのうまさを確認した。

 結論

 ホッピーはノンアルコールビールのようなものではない。


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ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジ「ホッピーの飲み方」を参照。

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ある居酒屋にて

居酒屋探偵DAITENの生活 番外編 第2回       【地域別】  【時間順】 ←今回はこれらの一覧には未掲載。



居酒屋探偵DAITENの生活 番外編 第2回

 ある居酒屋にて

 ~すべてを紹介しない理由~

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 〈居酒屋探偵DAITENの生活〉では、大規模居酒屋チェーン店は取り上げない。このことは前にも何度も書いている。しかし、今回は〈居酒屋探偵DAITENの生活・番外編〉として、日本全国どこの街にも必ずある、緩やかなフランチャイズチェーンの店のことを書いてみることにした。ただし、このお店の店名や場所はあえて公開しない。

   ※  ※  ※

 「おしゃれな」という言葉で形容されるある街に、古い飲食店や居酒屋が集まっている地区がある。人気の居酒屋も数軒あって、どの店も居酒屋ファンの方なら一度は聞いたことのある名前かもしれない。
 それぞれの店の前で、満席の為に入ることの出来ない人がたたずんでいる。順番を待つその人のそばを通り過ぎ、目的の店に入った。いつも空いているので、すんなりと入ることが出来る。店はずいぶんと古い造りである。何十年か前の開店当初は派手な色合いの看板がとても目立ったに違いない。しかし、今はその色もくすんでしまっている。
 午後7時を少し廻った、普通は居酒屋が一番混み合うはずの時間だというのに、カウンター席に座っているお客さんは二人だけであった。この店には何度も来ている。来る度に何故か先客は二人だけである。

 瓶ビールの大瓶と煮込みを頼んだ。私の好きな銘柄である。うまい。
 ここのマスターはとても丁寧に相手をしてくれる。初めて来た時から今に至るまでそれは一貫している。そして、仕事も丁寧であり、まったく変わらない。ゆえに、たくさんのお客さんが来ても対応できないように思う。

 酎ハイと谷中新生姜を頼んだ。
 店内を見渡す。最近のコンセプト系レトロ居酒屋とは違い、本当に古い昭和の品々が壁や棚の上に残っている。そして、全体にとても落ち着いた緩い雰囲気が漂っている。何か注文をすると、硬い切符型の食券が発券され、カウンターの上に置かれる。今から40年以上前、両親と行ったデパートの「お好み食堂」を思い出す。

 二階席も存在する。しかし、マスター一人なので二階席は使われておらず、客が二階にあがるのはトイレに行く時だけである。その二階に上がってみる。衝立で仕切られた向こう側にほこりを被ったテーブルや備品が置かれている。今にも衝立の向こうから何かの注文の声が聞こえてきそうである。

 自分の席に戻り、マスターの手が空くのを待って生酒を頼んだ。

 マニュアルではない機転のきいたマスターの接客が好きである。常連たちは、マスターを気遣い、マスターもそれに甘えることなく、礼儀正しく接している。
 やがて、マスターが奥の調理場に入っている時、常連らしき方が入ってきた。その方は何も言わず、根気よく待っている。マスターが一人で店をやっていることをよく知っているからに違いない。他の人の注文した物を持ってマスターが調理場から出てくる。気づいたマスターが丁寧に謝り、「瓶ビールですか」と聞く。うなずく。瓶ビールが出される。それを飲む。深く小さな溜息。沈黙。

 別の方が生ビールのお代わりを頼んだ。
 「そっち終わってからでいいよ」とおっしゃる。

 「お忘れものないように、ありがとうございました」とマスターは丁寧に送り出してくれる。
 いつ来ても同じである。滑舌がよく、口跡が美しいのである。
 また、来ようと思う。取材ではなく、ただ癒されたいからだ。
 
 ある意味、私にとっての理想の店かもしれない。

 初夏の夕暮れ間近、まどろむ夢の中にいるような、そんな気分で外にでることが出来た。


 (初夏・某日)

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五反田 居酒屋「さくら水産」五反田西口店

居酒屋探偵DAITENの生活 番外編 第1回 2010年2月14日(日) 【地域別】  【時間順】 ←今回はこれらの一覧には未掲載。



居酒屋探偵DAITENの生活 番外編
五反田 居酒屋「さくら水産」五反田西口店



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 基本的に〈居酒屋探偵DAITENの生活〉では、大規模居酒屋チェーン店は取り上げない。この点ではブレがないつもりでいる。新興中小チェーンの店や古くからあるフランチャイズ色の薄い暖簾分け店は取り扱うことにしている。具体的に書けば「加賀屋」「太平山酒蔵」などは記事にする。
 そんな中、今回は〈居酒屋探偵DAITENの生活・番外編〉として、日本全国どこにでもあるチェーン居酒屋の支店を取り上げることにした。今回の店は、さくら水産五反田店である。
 こちらの店は、珍しいことに、あの有名な居酒屋ブログ「居酒屋礼賛」の2005年12月12日の記事に取り上げられているのである。

 この「さくら水産五反田西口店」は、五反田駅周辺で行き場に困った時に入ることにしている店である。始めて「さくら水産」チェーンに入ったのは西新宿店であった。十数年前、お世話になっている音響・照明関連会社の社長で舞台監督のH社長に「凄く安い店があるんだよ」と言われ、稽古帰りに連れて行ってもらったのである。当時は「さくら水産」の店舗も少なく、始めての訪問だったので、その安さと店の作りの珍しさに驚いたことをよく覚えている。

 五反田駅から5分程歩いた通り沿いのビルの2階へ上がる。店内には何故かクールジャズが流れている。コの字カウンターに男性が一人座っているだけで他にお客さんはいなかった。「コの字カウンター」は二つ。「コの字カウンター」複数作り、従業員がコの字の狭い中側を歩くことでサービスをし易くして、従業員の数を減らすという方法は、ここの支店も同じである。もっと広い支店ではコの字が4つ以上ある店もあった。この「複数のコの字カウンター」は、「さくら水産」の大きな特徴である。昼のランチ営業に必要であるという理由もあるだろうけれど、独りで酒を飲むことの多い人にとっては、「さくら水産」のカウンター席の存在は、とても大きいと言える。カウンターの周囲に四人用のボックス席が六つほど、奥には広い座敷があった。私は上がったことが無いけれど、3階席もある。

 「さくら水産」は働いている人がほとんど外国の人たちである。ゆえに、飲物だけを頼んでから、「お助けまんメモ」というメニューが書かれた紙の商品名の脇に数量を記入、従業員に渡して注文をするのである。私は昔から外国の方にはメニューを見せて、はっきりと指さしてから自分の指で個数を示すことにしてきた。外国人の店員さんの間違いに対して酷く怒ったりしている人を見ることがあるけれど、私はそういうことはあまりしたくない。

 1杯目の飲物は、私が角ハイボール(280円)、sakuraが日本酒一合小(144ml)熱燗(210円)にした。つまみは、しめさば(280円)、北海道産いか旨味焼(150円)、特製ねぎさつま揚げ(280円)である。いつもながら安い価格で抑えられている。必要以上に量を多くして、高い価格をとる居酒屋があるけれど、種類を多く食べたい一人客にとっては、とても助かると言える。お通し(400円)が二つ。ちょっと高めである。安い価格で提供している酒だけを飲んで帰ってしまう客に対する対策と思われる。そういえば、インターネット上でお通しを断ることについて書いている記事を発見、その時は断ることが可能であったそうである。

 日曜の夜10時半である。店内にはグループ客はいない。やがて、もう一人男性客が入ってきて、女性従業員に注文がし易い調理場に近いカウンター席に座った。
 2杯目は私は焼酎豆乳割り(350円)、sakuraは芋焼酎白波黒麹仕込お湯割り(300円)を選ぶ、お湯割りは大きめのジョッキに入って出てくる。豆乳割りは、ジョッキの中に氷と焼酎。口を切ったマルサン調整豆乳が一箱ついてくる。
 こはだ酢(150円)、魚肉ソーセージ(50円)、焼きうどん(380円)を注文。sakuraは魚肉ソーセージは焼かないと食べられない。私は「さくら水産」に来ると、自分への戒めのつもりで、最安値50円のつまみ、魚肉ソーセージを食べることにしている。

 特筆すべきは、「さくら水産」が他のチェーン居酒屋よりかなり早くからホッピーを売ったことである。しかも、当初は驚異的な安さで提供してくれていた。今の390円という価格も「400円ボーダーライン」を守っており、好感が持てる。行く店に困った場合、長年、我々が「さくら水産」を選んできたのには、このホッピーセットの存在に大きな理由がある。

 午後10時から11時まで、1時間ほどの滞在。お勘定をレジで払う。支払いは税込みで2,971円であった。

五反田 居酒屋「さくら水産」五反田西口店
住所 東京都品川区西五反田1-17-1 第2東栄ビル2F・3F
電話 03-5434-6951
定休日 無休
営業時間 ランチ11:00~14:00/居酒屋タイム16:00~24:00
交通 JR五反田駅下車徒歩5分/東急池上線大崎広小路駅下車徒歩3分


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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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