自由が丘「金田」「阿波の里」

居酒屋探偵DAITENの生活  第24回 2007年5月29日(火)   【地域別】  【時間順】




自由が丘「金田」~「阿波の里」


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城南地区の名居酒屋「金田」

 今日は珍しく独り酒である。
 自由が丘駅のロータリー側、ガード下に出る改札を出て右に行くと、左手の角にスターバックスコーヒー店がある。そのスタバの角を左に曲がって10メートルほど行った左手に、今日の目的の店、城南地区の名居酒屋、自由が丘「金田」がある。

 店に入ったのは午後8時頃であった。中に入ると、大小2つのコの字カウンターがある。2つのコの字カウンターの間の引っ込んだ部分の奥に席を見つけ、左右のお客さんに頭を下げながら入り込む。落ち着く場所である。子供の頃、我が家がカウンター席だけの「とんかつ店」をやっていた。ゆえに、カウンター席の端が一番落ち着くのである。

 今日は何かデリケートなものを食べたいと思い、「金田」に来たのである。やはり、燗酒がそんな気分には合う。菊正(420円)の燗酒をいただく。つまみは、自家製胡麻豆腐(530円)と豆アジ唐揚げ(450円)をお願いする。

 店内は、この店独特の上品な雰囲気が流れている。大声で注文を叫ぶ者もいないし、大声で笑う者もいない。隣の男女客が食べ物について店の人に質問をしている。それに店の人はきちんと答えている。
 胡麻豆腐がやってきた。一口食べてみて、その舌ざわりに驚く。しっかりとした舌ざわりである。本当にこの舌ざわりが心地良い。久しぶりにうまい胡麻豆腐を食べた気がする。
 次に、豆アジ唐揚げがやってきた。3センチほどの豆アジが30匹以上もある。油っこくなくて、良い酒のツマミである。これは酒がすすむ。常温の白鷹(480円)を追加した。

 酒がいい具合に身体に染み渡ってくる。煩わしさとか、うるささを感じることなく、独り静かに酒を飲むことの出来る「金田」は、本当に貴重な大人の店と言える。
 会計をお願いすると合計1,880円。「ありがとうございました」という言葉と店主の笑顔に見送られ、外に出たのは午後9時頃であった。
 

自由が丘 もつ焼き「阿波の里」

 すっかり良い気分になってしまっているので、そのまま帰る気にはなれない。もう一杯だけ飲みたいのである。他の街ならば、しばらく店を探して歩くのだが、自由が丘ではそうしない。私が好むような店がこの地域辺りに限定されていることを知っているからである。

 次の店は金田から5メートルほどしか離れていない。もつ焼きの「阿波の里」である。店を入ると右側に10名ほど座れるカウンター席がある。左側には4人掛けのテーブルが5つほど並んでいる。

 ホッピー(550円)を注文する。自由が丘値段であろうか、ホッピーの価格としては高い。それでも、一杯だけと決めて入った店である、ホッピー好きは飲んでしまうのである。
 「上品なもの」の後に、煮込み(500円)を食べたい気持ちになった。焼き物は、たん(100円)、はつ(100円)。若鳥(120円)を一本づつ頼む。
 やがて、煮込みが出てきた。「大大大満足」とタンザクに書いてある通り、一人で食べるには多すぎる量であった。大根、豆腐が主体の味噌仕立て、「白飯にかけて食べたらうまいだろうな」と思う。
 焼き物には、辛味噌と辛子の両方がたっぷりついてきた。そして、肉もおおぶりであった。今回は30分ほどの滞在で、会計は1,350円。

 今日の独り酒は、「上品なもの」と「猥雑なもの」、2つのセンスを味わうことができた。自由が丘のこの一角は不思議な場所である。
 「親父に残されたオアシス」と、つい〈ありふれた表現〉を使ってしまいたくなる。この残されたオアシスが、下北沢のそれのように消えてしまうことのないように願うばかりである。



自由が丘 居酒屋「金田」
東京都目黒区自由が丘1-11-4
03-3717-7352
日曜祝日休 営業時間17:00~21:30


自由が丘 もつ焼き「阿波の里」
目黒区自由が丘1-12-9 自由が丘センタービル1F
日曜休 営業時間15:30~23:00


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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

恵比寿「陣や」「筑紫」「たつや」

居酒屋探偵DAITENの生活  第23回 2007年5月25日(金)   【地域別】  【時間順】




恵比寿「陣や」「筑紫」「たつや」


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炉ばた陣や~恵比寿本陣~

 本日の集合は恵比寿駅の大エスカレーター下である。
 SAKURAの演出する最近のマリヴォー作品3本すべてに出演してくださっている俳優の五森大輔氏とSAKURAと3人で会うことになったのである。五森氏が作・演出した楽屋ランチシアター「きずな」の本番が終わり、ちょうど身体が空いたとのことなので、久しぶりに芝居話に花を咲かせようということで集まった。

 静かにじっくり話したい、だからいつもの「騒々しいディープ系の店」ではだめであるというSAKURAのリクエスト。しかも、場所は新宿、渋谷近辺というカセもきいている。そして、今日は25日の給料日の金曜日である。恵比寿といえば「和風ダイニングで恋人とまったりしている芸能人が帰り道、芸能写真誌に見つかる町」である。高い価格設定の「和風ダイニング」の数は多い、しかし、その手の店は好きになれない。待ち合わせ1時間前の時点でチェーン系居酒屋の個室は満席。だいたいにおいて、チェーン系居酒屋には私が行きたくない。なによりも私自身がホッピーが呑みたいという自己欲求を満足させたい。しかも、静かに話が出来る個室がいい。これをみつけるのは離れ業である。
 しかし、居酒屋探偵としては、依頼者のリクエストに応えられないのは恥である。恵比寿で個室があって、ホッピーが飲める店、みつけました。

 少し遅れるというSAKURAからの連絡が入った為、五森氏と二人で向かったのは、「炉ばた陣や~恵比寿本陣~」である。
 恵比寿駅東口から直進すると、五叉路がある。信号を渡り左斜めに入ってゆくと、すぐ左に、先日行った「梅暦酒店」があり、次の十字路の先に「ほりこし亭」が見える。この十字路を右折して、丁字路にぶつかる。その左角にあるのが「陣や」である。入口に店名に因んでかがり火が灯されている。

 かがり火の間を通り、店の中に入ると、目の前に15人ほど座れるカウンターがあり、カウンター席の左奥にテーブル席がある。予約していたので、すぐに通されたのは、掘りごたつになっている個室である。個室の脇には、数段あがった所に4人ほどが座れる席がおり、そこからは店内が見渡せる。私たちの通された個室は、掘りごたつを真ん中に左右に3名づつ、計6名が座れるようになっており、奥に明かり取りのような障子のはられた窓がある。左側にも細長いガラスの入った明かり取りがあり、店内の天井が見える。狭い個室の圧迫感を軽減するためのデザインに違いない。

 まずは、五森氏はウーロンハイ(380円)、私は黒樽生ホッピー(390円)を頼む。
すると、そこへSAKURAから連絡が入り、途中まで迎えにゆく。SAKURAを連れて店に戻り、SAKURAも黒樽生ホッピーをたのみ、3人でようやく乾杯をする。
 つまみは、牛スジの土手焼き(100円)、鶏レバー(150円)、鶏ハツ(120円)、ぼんじり(120円)等を3本ずつと、ホッケ(650円)、焼き空豆(480円)を頼む。

 ホッピーを飲みながら、近況などを聞いていると、突然、さきほどの明かり取りが開いた。びっくりである。「焼き物などはここからお出しします」と言われる。一種の「サプライズ」なのかもしれない。
 驚きとともに登場したのは「土手焼き」である。濃い味付けの味噌ダレの中で煮られた牛スジの土手焼きは、肉がやわらかくなるまで煮てある。まずまずである。
 次に鶏レバー、鶏ハツ、ボンジリがやってくる。どれもうまい。ホッケも半身であるが肉厚で大きかった。皮ごと焼いた空豆を大きな器にもっている様子、焼き物のサイズなど、出てくるものにボリューム感をもたせようとしているのが解る。「陣や」という名前から言っても「男らしさ」を出したいのかもしれない。
 私は2杯目にマッコリ(450円)を飲んだ。SAKURAはジャスミン茶ハイ(380円)を飲んでいた。

 酒の価格は恵比寿という場所にしては、安めに抑える努力をしている。裏通りの店であり、客を動員する為に色々と、努力と演出のあとが見えて好感がもてた。、しかし、私のようなディープ系、古典酒場系の居酒屋が好きな人間としては、今回は例外的選択といえる。個室には2時間の時間制限があった。チャージ料一人300円が必要。3人で合計は6,670円であった。

恵比寿 居酒屋「筑紫」

 五森氏より、「DAITENさんの行く店なら、もっとディープな居酒屋かと思いましたよ。」と言われ、そういう意味でもっともディープな店に案内することにする。
 「陣や」を出てすぐに右に曲がり、十字路に出ると、右手に「ほりこし亭」の看板が見え、左に「梅暦酒店」が見える。その十字路をすぎて、通りに出る手前右手にあるのが居酒屋「筑紫」である。

 店に入ると、右手にカウンターがあり、中は調理場である。左手に4人掛けのテーブルが2つ。2つのテーブルは先客で満席であった。さらに、右奥は一段高くなっていて、四畳半ほどの座敷があるが、今日は空席であった。
 「3人なんですが・・・」、ちょっと強面のマスターがカウンターを示す。カウンターは我々3人でいっぱいになった。
 3人共、焼酎お湯割り(300円)をもらう。つまみはタコ酢(500円)と高菜炒め(450円)である。SAKURAのみお湯割りに梅干し(50円)を入れる。
 「まるでドラマのセットみたいですね」と話すと、五森さんも同意してくれた。
ドリフターズのコントに出てくる「小さな居酒屋」の簡単なセットのようでもある。

 先客の皆さんはずいぶん前からのんでいる様子で、だいぶ出来上がっている。狭い店なので、トイレに行く時は、四人掛けテーブルの一人のお客さんにどいてもらわなければならない。時折、マスターが座敷に座って、常連客と話している。午後9時に入店、午後10時30分の閉店時間までいた。お湯割りを3杯づつ飲んで、合計4,200円であった。

恵比寿 もつ焼き「たつや」駅前店

 まだ話し足りないというSAKURAと五森氏の要望により、次の店を探す。すでに閉店時間になってしまっている店も多いので、こういう時は、朝5時までやっているあの店に向かう。「たつや」駅前店である。
 本当は一階席が良いのだが、やはり今日も地下に通される。ほぼ満席の中、やっと狭い通路沿いの席に入り込む。

 SAKURAと私はホッピー(430円)、五森氏はレモンハイ(430円)である。すでにお腹がいっぱいであり、一軒目でモツ焼きを食べているので、シイタケ(180円)、ギンナン(180円)、そして、ハラミ(170円)を2本づつもらい、串から外してつまむ。
 狭い通路沿いの席なので、背後をトイレに行く人が何度も通り、落ち着かない。しばらくして、「カウンター席が空いたので、そちらへどうしぞ」と言われ移動する。

 五森氏は本当に芝居を愛している俳優さんである。今日も熱く熱く語り、とても時間が足りなくなってしまい、あっという間に1時間が過ぎて、時計の針は午前0時を回っていた。
 1時間15分ほどの滞在、合計3,380円であった。
 本日の飲み代の総計は3軒3人で14,250円、1人4,750円。
 再会を約束して、恵比寿駅の山手線ホームで、それぞれ外回りと内回りに別れて電車に乗った。


恵比寿 「炉ばた陣や~恵比寿本陣~」
東京都渋谷区恵比寿1-15-4メゾン115 1F
03-3443-0577
無休 月~木 17:00~03:00 金 17:00~04:30 土・日 17:00~03:00

恵比寿 居酒屋「筑紫」
東京都渋谷区恵比寿1-6-5
03-3444-4401

恵比寿 もつ焼き「たつや」駅前店
渋谷区恵比寿南1-8-16 電話03-3710-5844(地下店)
定休日 日曜 営業時間 08:00~05:00(20時間営業)





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新丸子「六甲」「けんもつ屋」~武蔵小杉「玉や」「一心」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活  第22回 2007年5月11日(金)  【地域別】  【時間順】  【がっかり集】


新丸子「六甲」は閉店しています。
新丸子「けんもつ屋」さんは閉店・移転しています。


新丸子「六甲」~「けんもつ屋」

武蔵小杉「玉や」~「一心」


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新丸子 音楽スタジオ「studio MUGIC」

 めずらしくOZAKI先生が早い時間に身体があくというので、金曜日の午後7時にJR武蔵小杉で待ち合わせをした。
 バスを乗り違えてしまったとのことで、OZAKI先生は少し遅れてやってきた。二人して、武蔵小杉駅北口からロータリーにでて、右に回り込んで信号を渡り、東急東横線の線路脇を新丸子駅の方へ北上する。

 OZAKI先生が「川崎の空気感にはホッとさせられますね」という。「お互い生まれた地域だものね」と答える。線路沿いの道を歩いて、左の路地の奥に見たことのある看板が見えた。以前武蔵小杉に来た時に入った「あじまる」の看板である。右の東横線の高架の柱の間からは、二人で入ったことのある居酒屋「鈴屋」が見える。さらに進み、左の路地をのぞくと、武蔵小杉で居酒屋といえばこの店の名前が必ず出る居酒屋「文福」「パート2店」が右にあり、30メートルほど先の左側に「本店」がある。

 さらに、東横線沿いを歩くと、左斜めに分かれ道がある。その道を入ってすぐ左に赤提灯が一つ。もつ焼き屋「けんもつ屋」である。入口の隣に焼き台が見え、その前で少年が二人、もつ焼きをほおばっていた。曇りガラスの入った引き戸をあけると、予想していた通り、店内は満席である。「すいませんねえ」との言葉に「後でまたきます」と答え、外に出る。

 今日はちょっと見学したいと思っていた場所があった。それは、音楽スタジオである。
 新丸子駅近くにある「studio MUGIC」という音楽スタジオで、五つのスタジオを持ち、広いロビーにはバー・カウンターまであって、ロビーやスタジオ内で飲むことが出来る。
 このスタジオをOZAKI先生に見せたいと思って連れてきたのである。そのうち遊んでみようという話になった。

新丸子「studio MUGIC」
川崎市中原区新丸子町734-2 電話044-744-4994
休業日 年中無休 営業時間 AM10:00~AM6:30


新丸子 居酒屋「六甲」

 新丸子駅の改札前を通り、駅の東側に出るとすぐ目の前の十字路を左に曲がる。すると道の左側に居酒屋「六甲」があった。
 二人で中に入ったのは午後8時前であったろうか。外国人女性が二人迎えてくれた。インド人の女性であろうか。二人とも小柄でかわいい。なにやら、インド料理店に入ってしまった気分である。しかし、店の作りはまったくの「和風居酒屋」である。

 店に入ると、右に4人掛けのテーブルが2つあり、左にも4人掛けのテーブルが一つある。その奥には12、3人くらいが座れるL字カウンターが続く。
 さっそくホッピーセット(400円)2つと、シメサバ(450円)、さつまあげ(300円)、カサゴ揚げ(450円)を頼んだ。
 シメさばは、微妙な甘みがあってうまかった。さつまあげもおいしいとOZAKI先生。少し遅れて出てきたカサゴ揚げはの大きさに二人とも驚いた。サクッと揚がっていておいしかった。
 ホッピーの「中」を頼むと、氷入りではあるがジョッキの8分目まで焼酎が入っていた。

 壁に「肉入り野菜いため(450円)」という短冊を発見。「肉野菜いため」ではなく、肉と野菜の間に「入り」と小さく書き加えてある。「肉は後から少し入れた程度しか入っていないという“誠意”の表れだろうか。」などと話す。

 店内奥にテレビがあり、テレビの音が店内に小さく流れている。川崎には昔から「東芝」があり、川崎は家電製品の工場が多い。「川崎はテレビの似合う町かもしれませんね」とOZAKI先生が言う。
 入口にも書いてあったレモンサワー(100円)を頼む。小ジョッキではあるがやはり安い。なにしろ、この店はサッポロの瓶ビール大が390円である。本当に安い。

 ツマミの中に200円メニューというグループがあった。ジャンボシューマイ3個、カレーコロッケ2個、うずら玉子2本、ボンジリ串焼2本、かもつくね2本、あじひらき。以上である。

 今日は気温が低い。しかし、何故か「六甲」の店内はクーラーが強く入っていた。二人とも冷たい飲み物を飲んでいたことも手伝って、身体が冷え切ってしまった。カウンターの男性客が帰り際、インド人女性たちに、「温度調整をしなきゃ駄目だよ」と言っていた。それでも店主は店には出てこない。女性たちも解ったような解らないような顔をしていた。
 私たちが外に出たのは午後9時近くであった。1時間程の滞在で、2人で3400円であった。

新丸子 もつ焼き「けんもつ屋」

「六甲」の外に出てみると、気温はさきほどより低くなっていた。この気温でクーラーをあんな強くいれている。しかも働いている人たちはインドの女性である。彼女たちはさぞや寒いであろうと、心配をしてしまった。

 OZAKI先生と2人、先ほど入れなかった「けんもつ屋」に向かう。
「けんもつ屋」の正面に立つと左端に曇りガラスの引き戸があり、1メートルほど壁があって、その右側に焼き台がある。焼き台の前には小さなカウンター、さきほどは少年たちがもつ焼きを食べていたが、ここに立って飲むことも出来るのだろうか?

 曇りガラスの引き戸から、店に入ると、すぐ右にL字カウンターがある。L字の短い側に3席、長い側に8席ほどが座ることができ、中が調理場。その先にさきほどの焼き台が見える。左側の壁に2人席が2つ。店の奥には6人ほどが座ることの出来るテーブルがあった。
 カウンター席はほぼ満員。奥の6人掛にカップル一組。左壁の2人席に座ることにする。

 まずは、冷え切った身体を温めるために日本酒(330円)の燗酒をいただく。つまみはもちろんモツ焼きである。話には聞いていたがメニューを見て驚いたのはその安さである。
ハツ(60円)、ナンコツ(60円)、レバ(60円)、カシラ(60円)、トリカワ(80円)、ネギ(80円)など2本づつ頼む。、トーフ(320円)をいただく。

 カウンターの中で若い男性が働いており、接客をすべて引き受けている。さきほどの焼き台の前には親父さんがいて、ひたすらモツを焼いており、客のいる側には出てこない。そんなことはないとは思うが、この街は店主が表に出たがらない街なのだろうか。

 モツ焼きは60円とは思えないほどにちゃんとうまい。モツ焼きは直径10センチほどのアルマイトの皿にのって出てくる。ハツやナンコツは新鮮さを感じさせる食感だった。私が一番気に入ったのはカシラ(60円)だった。レバのみタレでお願いしたが、このタレがうまかった。OZAKI先生は好物の鳥皮とネギを一緒に食べるとうまいと言っていた。焼き物全てに言えることであるが、その絶妙な焼き加減が良い。「トーフ」は豆腐だけではなく、オクラとネギと鰹節がたっぷりかかっていて、なかなか良いツマミである。

 壁に「22:00までに退店して下さい。迷惑なお客さんは即出入禁止とさせていただきます」と書いてある。なかなか厳しいが、この一点を守ればとてもおちつく店である。
 OZAKI先生が「この店はコンセプトがあったわけではなく、長い間に自然にこうなったんでしょうね」と言った。近頃のコンセプト重視で中身のない店とは違う。

 午後9時55分、約束の10時5分前に退店、1時間弱の滞在であった。お勘定をお願いすると1560円。驚きの安さである。
 店の外に出ると、すぐ前の酒屋さんの自動販売機でビッテルを買って、2人とも飲みながら、次の店に向かうことにする。酒を飲む時は水もたくさん飲む。健康の為である。

武蔵小杉 「玉や」

「けんもつ屋」を出て、右に歩いてゆくと、すぐに武蔵小杉駅前のローターに出る。そこからJR南武線の線路の下にある立ち飲み「一心」の前を通り、南武線の小さな歩行者用のガードをくぐって、武蔵小杉駅の南側にでる。イトーヨーカドーのある通りを南下して左折、東急東横線のガードが見えてきたあたり、左側に古い外観の居酒屋「玉や」がある。

 「玉や」には、以前にOZAKI先生と2人で来たことがある。
 店に入ると、右側には8人ほどが座れるカウンターがあり、右手前には焼き台がある。左側には4人掛けのテーブルが2つ。
 まずは、サワー(300円)をいただく。うなぎのくりから(280円)、新じゃが煮(400円)、焼き鳥もあるが、すでにもつ焼きを食べているので、ここではぎんなんやシシトウなどをいただいた。
 OZAKI先生が焼き台を見ながら「火はいいですね、火を前にしているだけでも酒が呑めますね」と語っていた。
 「玉や」も1時間弱の滞在であった。お勘定は2960円であった。

武蔵小杉 立ち飲み「一心」

 外に出ると、再び南武線の線路沿いまで戻り、ガードをくぐって、さきほどの立ち飲み店「一心」に入る。本日、4軒目である。
 一心は「日本酒」を中心にのませる立ち飲みである。南武線の低い歩行者用のガード脇に作られた店なので天井も低く狭い、10人も入ればいっぱいであろうか。
 まずは、吟醸桜花生酒(600円)をいただく、OZAKI先生は麦焼酎一粒の麦(300円)を飲んでいた。
 すでにお腹がいっぱいなので、つまみはトマト(250円)と、いぶりがっこ(250円)と軽いものにする。いぶりがっこは薫製のいい香りがして、酒にあう。さらに、丹沢山(450円)をいただき、本日の最後の1杯とした。「丹沢山」を飲みながら、神奈川県の丹沢の中川温泉に旅行をしようという話がでる。
 50分間の滞在。お勘定は1850円であった。

 本日は4軒で合計9770円と、2人で一万円かからなかった。4軒とも約1時間の滞在時間、移動時間に合計約1時間。これは我々としては理想的といえる。OZAKI先生とJR武蔵小杉駅改札で別れ、東横線を使って帰路についたのは、日付が変わる少し前であった。



新丸子 居酒屋「六甲」 すでに閉店
川崎市中原区新丸子東1-772  電話044-411-1093
東急東横線新丸子駅徒歩2分

新丸子 もつ焼き「けんもつ屋」 すでに閉店・移転
川崎市中原区新丸子町766 電話044-733-0475
営業時間 17:30~22:00 (22:00までに退店してくださいとのこと)
東急東横線新丸子駅徒歩5分

武蔵小杉 酒場「玉や」
川崎市中原区小杉町3-430 電話 044-722-5680
定休日:日曜祝日  営業時間17:00~23:00
東急東横線武蔵小杉駅南口徒歩1分

武蔵小杉 立ち飲み「一心」
川崎市中原区小杉町3-413-2 電話 044-733-8324
営業時間 16:30 ~ 24:30
JR武蔵小杉駅徒歩1分

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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

公演情報№8 楽屋ランチシアター「きずな」

咲良舎関連 演劇公演情報NO.8

daisuke present vol.2
楽屋(らくや)ランチシアター『きずな』

咲良舎公演・シアターコレクティブレパートリー2005で『いさかい』『奴隷島』の両作品に出演、シアターコレクティブ・レパートリー2006・21世紀のマリヴォーシリーズ第2弾「試練」にも出演してくださった俳優五森大輔氏が作・演出する芝居の情報です。S.A.P.元メンバーの松本麻琴も出演します。また、S.A.P.メンバーで咲良舎の創間元哉が音響スタッフで参加しています。会場は咲良舎ランチシアターの上演場所でもある中目黒「楽屋」です。5月12日、13日、19日、20日。全4回公演。

daisuke present vol.2
楽屋(らくや)ランチシアター『きずな』  作・演出 いつもりだいすけ

「きずな」と「林君」の2本立て上演

5/12・13 塩田・高石サイド
出演:「きずな」市野莉絵、塩田倫、松本麻琴、砂川えり、渡邊絵里
出演:「林君」高石賢治、松本麻琴、砂川えり、渡邊絵里


5/19・20 ますだ・野辺サイド
出演:「きずな」市野莉絵、ますだかなこ、松本麻琴、砂川えり、渡邊絵里
出演:「林君」野辺富三、松本麻琴、砂川えり、渡邊絵里

12:30開場 13:00開演
チケット予約・問い合わせ E.G.Q TEL03-3367-2773 前売り1800円 当日2000円 リピーター割引1500円  全席自由


中目黒「楽屋」目黒区上目黒2-5-16 電話03-3714-2607
LUNCH TIME 11:30~3:00(L.O. 2:30)
LIVE TIME  6:00~10:30 pm
BAR TIME  10:30~1:00 pm(L.O. 12:30)
基本的に年中無休 http://www.rakuya.net/

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テーマ : 演劇
ジャンル : 学問・文化・芸術

恵比寿「たつや」「梅暦酒店」「ほりこし亭」

居酒屋探偵DAITENの生活 第21回 2007年5月2日(水)    【地域別】  【時間順】



恵比寿「たつや」「梅暦酒店」「ほりこし亭」


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恵比寿 やき鳥「たつや」駅前店

 「連休前に探偵しませんか」というASIMO君からの誘いを受け、やってきたのは、古典酒場、ディープ系居酒屋、チェーン居酒屋、もつ焼き、立ち飲み、バーとあらゆる業態の店が集中する居酒屋タウン恵比寿である。店の数からいえば圧倒的に渋谷や新宿の方が上であるが、私たちが好むタイプの店の密集度は恵比寿が上である。量より質の街である。
 まず、のどの渇きに耐えられず、一杯のホッピーを求めて行ったのは、恵比寿に4店舗を展開するやきとり屋「たつや」駅前店である。
 恵比寿駅西口側に広がる駅前ロータリーを左に回り込んでゆくと、路地の入口に「たつや」の赤提灯が見える。
 予想していたとはいえ、前回、SAKURAと入ることのできた1階は満席、自動的に80席あるという地下の店に通される。実際、今まで「たつや」駅前店に来て、1階のカウンターに座れたのはSAKURAと土曜日の午後4時すぎに来た時の1回のみであった。
 前にもらったホッピーセット(430円)の無料券2枚を出してホッピーセットを2つ受け取り、ASIMO君と早速乾杯。もつ焼きなどをつまみに黒ホッピー(430円)、レモンハイ(430円)を飲む。あっという間の1時間であった。「たつや」の営業時間は長い、午前8時に開店、翌朝午前5時に閉店する。実に営業時間は21時間である。一度、朝の8時に飲みに入ってみたいと思う。
 午後8時に外に出る。今日は、恵比寿の居酒屋情報が多く紹介されているサイト「肝臓公司」さんから得た情報を持って恵比寿の街を歩くことにする。

恵比寿 梅暦酒店

 「たつや」を出た我々二人は、恵比寿駅前のロータリーに沿って歩き、駒沢通りを渡たり、目の前の左右に居酒屋が並ぶ商店街に入る。商店街をしばらく歩き、一本目の路地を左に曲がると小さな社が見える。ここが「恵比寿神社」である。本当に小さな社で、その周りを道が四角く周回している。そのすぐ近くに「かおる」という小さな居酒屋がある。中をのぞいたが、8席程度のカウンターも、たった一つの4人掛けのテーブル席もすでに満席であった。すぐにあきらめ、近くの「彦市」という古い酒場の店構えを観察。この2店には次回また来てみたいと話し合う。
 恵比寿駅周辺に戻り、駒沢通り沿いを東に向かい、山手線のガード下をくぐり、恵比寿駅東口側に出る。すると、すぐ目の前にASIMO君と入ったことのある魚のうまい居酒屋「丸福」があった。しかし、今日はシャッターが閉まっており、休みであった。駒沢通りを少しすすんで恵比寿一丁目の交差点の横断歩道を渡り、右折して百メートルほど進んでから斜め左に入ってゆく、すると、やはり「肝臓公司」さんで紹介されていた居酒屋「筑紫」を発見。その先の2本目を左に曲がったところに、今日の目的地「ほりこし亭」があった。しかし、中をのぞいてみるとL字カウンターは完全に満席であった。少し時間をつぶそうと思い、振り返ると遠くに聞いたことのある店名の看板を発見。それは、有名な立ち飲み店「梅暦酒店」であった。店の前まで行き、中をのぞいた時、時刻は午後8時30分であった。「梅暦酒店」の閉店時間は午後9時なので、あと30分はある。すでに火を落としてしまった様子なので、つまみについてはまったく触れず、ASIMO君は芋焼酎のロックを飲み。私はウコンハイをいただく。ウコンハイをすぐに飲んでしまった私はここで「にごり酒」にスイッチ。これが効いた。閉店の午後9時になったので、そろそろ「ほりこし亭」が空いたのではないかと外に出る。二人で1450円であった。

恵比寿 ほりこし亭

 「梅暦酒店」を出ると再び50メートルほど離れた「ほりこし亭」の前に戻る。ちょうど数人のお客さんたちが帰ってゆくところだった。さっそく中に入ると、L字カウンターが目の前にある。入ってすぐのところ横一列に4人ほどが座ることができ、縦列に8人ほどが並んで座ることが出来る。縦列の一番奥に男性客二人。一人がしきりに携帯電話をかけている。
 カウンターの上は、食べ終えた食器でいっぱいであった。ママさん一人きりでやっている店なので、これはまさに一戦終えた後と言える。ゆっくりと待つことにする。
 ビールを飲みながら、あとかたずけに忙しいママさんの手がすくのを待って、少しずつ料理を頼んだ。ニラ玉子とじ(480円)、みりんぼし(250円)、イカ丸ぼし(400円)、山芋千切り(480円)などを食べたが、何をたべてもおいしかった。なにやら、料理のうまい奥さんのいる友達の家を訪ね、飲ませてもらっているような心持ちであった。
 ほどなく、男性客二人も帰った。ママの話によれば、某有名アパレル企業の皆さんらしい。恵比寿らしい客筋と言えるかもしれない。
 この後、客が我々だけであったこともあって、ASIMO君とママと3人で、ずっと話をしていた。さっぱりとした気性のママの話が実に面白かった。この店を開いてすでに15年近くになるという。満席の時はたいへんですねと言うと、なれましたよと笑っていた。
 途中、背後の冷蔵ケースの中に「真澄」の生酒を発見、日本酒モード突入である。すでに売り切れてしまっていたが煮込み(500円)も食べてみたかった。この日はずいぶん飲んでしまった。遠くから電車に乗って来てくれるお客さんは、とてもありがたいとママさんが言ってくれた。恵比寿に本当によい店を発見した。再訪を約束して店を出たのは午後11時であった。


もつ焼き「たつや」駅前店
渋谷区恵比寿南1-8-16 電話03-3710-5844(地下店)
定休日 日曜 営業時間 08:00~05:00(20時間営業)


立ち飲み「梅暦酒店
渋谷区恵比寿1-5-8 03-3441-8722
定休日 日曜・祝日 営業時間16:30~21:00

居酒屋「ほりこし亭」
東京都渋谷区恵比寿1-4-1 恵比寿アーバンハウス1階


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咲良舎アクティングプレイス12週間集中クラス募集

各種演劇情報 vol.03

咲良舎アクティングプレイス

12週間集中クラス 第9期募集!

※すでに募集は完了しております。

演技経験者のための12週間・全24回を1単位とする「12週間集中クラス」の第9期が7月9日(月)からスタートします。参加希望の方は「12週間集中クラス」をご覧ください。「咲良舎アクティングプレイス〈S.A.P.〉」に興味のある方はこちらをクリック。

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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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