「古典酒場」フェアー開催!

居酒屋ファン必読の雑誌「古典酒場」の第3弾の発売イベントです。

古典酒場フェアー開催!

古典酒場イベント

【一回目】
開催日:11月29日(木)
場所 八重洲ブックセンター(丸の内) 11:30~19:00
    丸善(丸の内 OAZO内) 11:00~21:00
    旭屋書店(銀座)  12:00~19:00

【二回目】
開催日:11月30日(金)
場所 金松堂(赤坂) 11:00~18:00
    文教堂(飯田橋) 12:00~19:00
    文教堂(新橋店) 17:00~20:00
 (※樽生ホッピー呑めます!)

『TOKIO古典酒場 闇市・横丁編』発売を記念して、「古典酒場フェアー」を開催します! 上記書店にて、イベント開催期間中に『TOKIO古典酒場』シリーズ(『TOKIO古典酒場 闇市・横丁編』、『TOKIO古典酒場 昭和下町和み酒編』、『TOKIO古典酒場』)をどれか一冊ご購入頂いた方、全員に、55ホッピー1本とホッピーオリジナル携帯ストラップをプレゼントいたします! ぜひぜひ、足をお運びください。

※11月30日(金)の文教堂(新橋店)では、なんと、“樽生ホッピー”が呑めます!
酒場でも、樽生ホッピーが呑めるところは希少。このチャンスに、ぜひぜひ、生ホッピーのおいしさを体感してみてください!

詳しくはhttp://kotensakaba.jp/をご覧下さい。

テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

公演情報NO.16海千山千プロデュース公演第14発「いもづる」

昨年、守輪咲良が演出した青年座スタジオ公演「COLORSⅡ シャンソンと愛のモルナールあえ」に出演された青年座の俳優名取幸政さんが出演する公演の案内です。
。12月4日~12月9日。全8回公演。

劇団海千山千プロデュース公演第14発!

『いもづる』

作・演出/鯨エマ  音楽/森田浩司

出演/名取幸政(青年座) 山下夕佳(一跡二跳) 蓮井美加(HASU喰人) 松原政義(テアトルエコー) 坂田久美子(J-CLIP) 三輪学(昴) 藤井貴規 濱辺詩織 菊池佐玖子(銅鑼) 声の出演/横道毅(花組芝居)

12月4日(火)【19:00】 12月5日(水)【19:00】 12月6日(木)【14:00/19:00】 12月7日(金)【19:00】 12月8日(土)【14:00/19:00】 12月9日(日)【14:00】


劇場:下北沢「楽園」 東京都世田谷区北沢2-10-18 藤和下北沢ハイタウンB棟地下1F  本多劇場地下  tel/03-3466-0903

前売り・当日 3500円(全席自由席) 演劇学校の生徒 2500円

鯨エンターテイメント
事務所 電話  03-6323-4252
詳しくはこちらへ→ http://kujira-enter.sakura.ne.jp/

テーマ : 演劇
ジャンル : サブカル

公演情報NO.15 演劇倶楽部「座」第19回公演「野菊の墓」

咲良舎のワークショップ参加者である女優の美咲歩さんが出演される公演のお知らせです。伊藤左千夫の有名な小説「野菊の墓」の主人公民子役を美咲歩さんが演じられます。トリプルキャストの為、美咲さんの出演は12月5日夜、12月8日昼、12月9日夜の3回です。
演劇倶楽部「座」第19回公演 詠み芝居

『野菊の墓』

作/伊藤左千夫  構成・演出・出演/壤晴彦

出演=内山森彦、蒔村美枝子、美咲歩、高野力哉、竹内さやか、平尾陽三郎、相沢まどか、松田一亨 他
ピアノ=太宰百合
チェロ=河田夏美
【会場】東京芸術劇場小ホール2
【料金】前売り・当日共に5000円(全席自由・税込み・送料別途430円。)
【スケジュール】12月4日(火)~12月9日(日)

日時やキャストなど、詳しくはこちらをご覧下さい。

テーマ : 演劇
ジャンル : サブカル

大崎広小路「一平」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第54回  2007年11月17日(土)     【地域別】  【時間順】


2010年冬 東急池上線大崎広小路駅高架耐震工事に伴い閉店


大崎広小路 居酒屋「一平」

  大崎広小路 居酒屋「一平」


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 ちょっとした酒を伴う会合が戸越であり、その帰りにもう少し呑もうということになって、ASIMO君と向かったのは、前回、 「居酒屋探偵DAITENの生活 第53回」で紹介した、大衆料理「朝日屋」のちょうど裏手にある店、居酒屋「一平」である。

 外には大きな明るい看板などはない、店の前にキリンビールから提供された蛍光灯の入ったアクリル製の赤と白の看板に、素っ気なく「一平」と書かれているだけである。とにかく目立たない。
 その看板も斜め前に傾いて置かれている。ブロックか何かを下に置いて、まっすぐにしようという考えもないようである。無造作に外に出して、コンセントにつないだだけという感じで、遠くからよく見えるように置く気もないようである。

 店の外から見ると、入口は左右にある。中に入ると入口から奥に向けて、下駄の歯のように、2本のカウンターがあり、カウンターとカウンターの間が調理場になっている。客は調理場を間に挟んで向き合って座っているのである。調理場の一番奥に巨大な冷蔵庫があり、その上に大きなブラウン管テレビが乗っている。その冷蔵庫の後ろ側が狭い通路になっていて、右手奥のトイレへと続いている。二つのカウンターからカウンターに移動するには、一度外に出るか、この冷蔵庫の後ろの通路を通らなければならない。

 右側の入口から入ったカウンターに常連らしき客筋の人たちが数名呑んでいる。カウンターの奥の右側に四人掛けのテーブルがあるが、棚や様々なものがテーブルを囲んでしまっており、物置状態である。そのテーブルにも常連らしき人たちが座っている。どうやら、店に入って右側が常連さんエリアのようである。

 私たちは左側の入口から入って、左側のカウンターに座った。カウンターの上もまた、調味料や様々なものがあちらこちらに置かれている。
 店は地味で静かな女将さんが1人で切り盛りしている。大きな声を出す訳でもなければ、愛想が良い訳でもない。テレビの音量も女将さんの声に合わせたように小さい。5、6人の客が店内におり、何かしゃぺっているのだが、店全体は実に静かである。

 最初にレモンサワー(300円)を二つお願いした。普通にうまい。
 目の前でマグロのぶつが二つの小鉢にのせられ、とろろがかけられてゆく。「山かけ」である。ASIMO君が「つきだしでしょうか」と小声で言う。すぐに我々の目の前に出された。やはり「つきだし」であった。量もそこそこあってうまい。後で計算してみると値段は200円であった。これはよい。
 つまみは、色々な居酒屋で必ず頼むニラ玉(300円)と、餃子(280円)をお願いした。餃子は5つ程のっていてこの値段は安い。

 レモンサワーの次は、私はホッピーセット白(380円)を頼んだ。氷無しでお願いすると、ホッピーが冷えていないことを告げられた。焼酎も冷えていないことは、レモンサワーの時に解っていた。氷を2個だけ入れてもらうことにする。しかし、実際に出てきたホッピーを見て驚いた。ジョッキだけは、よく冷やしてあったのである。ジョッキのみの一冷というのには、あまり出会ったことがない。これなら氷は入れてもらわないでも済んだかもしれない。

 ニラ玉と餃子を食べた後は、小あじの南蛮づけ(150円)をもらう。調理場の女将さんや常連さんたちの様子を眺めていると、ただ酒を飲むのではなく、夕食を食べている人たちが多いことが解る。クリームシチューが鍋で作られており、それを御飯と一緒に出してもらっている人がいる。マグロとトロロとで、メニューに無いやまかけ丼を作ってもらっている人もいる。この常連さんたちにとって、この店は家庭料理を食べることの出来る貴重な場所に違いない。

 めざし(150円)とお新香(100円)をもらい、私は3杯目に再びレモンサワー(300円)を頼んだ。あと少し食べたい時、こんな安いつまみがあることがうれしい。ここは、独りで来るお客さんが多いのだなと改めて思う。女将さんがテーブル席に座って、客の1人に小さな声で意見をしている様子である。この目立たぬ小さな店で、毎夜、都会の孤独が癒されているのかもしれない。

 いつの間にか午後9時を過ぎていた。約1時間30分の滞在。 2人でお勘定は2,960円である。つきだし2人分、つまみ5品をとって、ドリンク5杯を呑み、1人当たり1,500円しないのである。本当に安い。
 「大崎広小路」には良い店が多い、ASIMO君のよく使う言葉を借りれば大崎広小路、恐るべし」である。


大崎広小路居酒屋「一平」看板

大崎広小路 居酒屋「一平」
住所 東京都品川区西五反田1-22-2 池上線ガード下
電話 03-3493-7730
交通 東急池上線大崎広小路駅徒歩1分


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

大崎広小路「朝日屋」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第53回  2007年11月16日(金)  【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】


2010年冬 東急池上線大崎広小路駅高架耐震工事に伴い閉店



大崎広小路 大衆料理「朝日屋」

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 やや風邪ぎみの体調の中、東急池上線の大崎広小路駅から五反田駅の間を探偵してまわった。冬の気配があたりを包んでいる。やはり寒い。ガード沿いの裏通りを歩いていると、東急池上線と目黒川が交差する場所、目黒川沿のかつ割烹「とん久」があった場所に出た。そこは、再開発によって空き地になってしまっていた。裏手にあった大木が向きだしになっている。そのすぐ脇に、人が一人通れるだけの狭い路地があり、その路地に面して小さなおでん屋さんがある。この再開発に含まれていてもおかしくない位置にある。それでも赤提灯に灯がともり、営業をしているのだ。「居酒屋探偵DAITENの生活 第49回」で紹介した、西小山の「八十八」も再開発で移転を余儀なくさせられた。またここでも一軒、古い店の灯が消えてしまうのだろうか。

 五反田と大崎広小路駅の間のガード下には昔から様々な居酒屋があった。しかし、再開発によって消えていった店も多い。そんな中、大崎広小路駅前の一角には、しぶとく残っている店がある。居酒屋として営業している店は4軒。ガードの西側に串焼き「ぽっぽ」、大衆料理「朝日屋」があり、東側には大衆酒場「一平」、呑み処「さわらび」がある。

 今日の店は、その四軒のうちの一軒である。以前に「居酒屋探偵DAITENの生活 第26回」で紹介した「ぽっぽ」のすぐ隣の店である。「ぽっぽ」に来る度に気になっていたのであるが、中を覗くといつも満席で、なかなか機会に恵まれなかった。店の名前は大衆料理「朝日屋」である。
 稽古場との行き来に利用する大井町と渋谷の間を走る東急の路線バスのバス停「大崎広小路駅前」でSAKURAと待ち合わせ、バス停から10秒の場所にある「朝日屋」に行った。

 店内に入ると、右手は10名ほどが座れるL字カウンターである。左手には6人掛けのテーブル席が3つあった。午後7時30分の入店。ほぼ満席に近い状態の中、カウンター席の左右のお客さんに詰めてもらい、二人で座ることが出来た。

 まず最初にビールを頼んだ。キリンラガー大(価格失念)である。つまみは生海苔酢(300円)、ほたて刺し(740円)、ポテトサラダ(300円)、明日葉おひたし(300円)を頼んだ。
 メニューを見ると、300円程度の大衆居酒屋価格のつまみがたんさんあり、同時に700円から1200円程度のやや高めの刺身類もある。自分の懐具合で選ぶことが出来るのである。
 生海苔酢が最初に出てきた。磯の香りがして実にうまい。この店で選ぶべきは「海のもの」だなと思わせられた。次に出てきたほたて刺しもうまい。厚めのほたてが6切れ出てきた。妥当な値段である。

 SAKURAはすっかりこの「朝日屋」が気に入ったようである。大好きな芋焼酎のボトルを入れようと言う。実に珍しい。さつま白波のボトル(2,500円)をお願いして、お湯割りで飲み始める。冷えてしまった身体にお湯割りが心地よい。
 つまみをもう一品お願いする。しろいか刺し(740円)である。このいか刺しはうまかった。高級割烹店へ行けばこのくらいのものは出てくると言う人もいるだろう。しかし、ここ朝日屋の刺身類には努力の跡を感じるのである。

 5人ほどの女性のグループがいて、ひときわ声が大きく異質であったが、その他の客筋はどちらかといえば中高年の男性が主であった。店の側も全員が60代から70代、料理担当の男性一人と、配膳や洗い物などを担当する女性三人組。全員が白衣を着て、三角巾を頭につけている。顔が似ているので姉妹ではないかと思われた。白衣に三角巾は大井町の「大山酒場」の女性陣を思わせる。

 約1時間の滞在。焼酎ボトルを入れて、2人でお勘定は5,760円であった。ボトルが入っているというのは再訪ありということ。寒い冬の夜、芋焼酎のお湯割が恋しくなった時は「大崎広小路」に来てしまうに違いない。
 


大崎広小路 大衆料理「朝日屋」
東京都品川区西五反田1-22-6 池上線ガード下
電話 03-3494-1579
東急池上線 大崎広小路駅徒歩1分


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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浅草橋「ぶたいちろう」

居酒屋探偵DAITENの生活 第52回  2007年11月14日(水) 【地域別】  【時間順】



浅草橋「ぶたいちろう」


「両国・某店」

 今日は、19日に両国の劇場シアターΧで開催を予定している「二年がかりのマリヴォー「愛と偶然の戯れ」ワークショップ」発表会のリハーサルで両国に来た。
 今回のワークショップは稽古場で発表をするのではなく、実際にシアターΧという劇場の舞台を1日借り切って、本格的な照明と音響を使用し、無料で観客を招待して発表会を行う。ワークショップの発表会としては贅沢な話ではある。
 本番ではビデオ撮影を予定しているが、今日は本番では不可能なスチル写真の撮影をした。約2時間、舞台の強い照明を受けての撮影の為、いささか目をやられたようである。それに疲れた。少しどこかで休んで帰りたいと思うのは当然である。

 午後9時45分頃より音響と照明のスタッフさんたち4名と両国駅近くの某店でビールや酒を飲む。様々な劇場の「調光室」で起きる超自然現象の話で盛り上がった。スタッフさんたちは色々と経験をしているようである。シアターΧもまた、建っている場所が場所だけに、色々と起こる劇場である。舞台の裏にある神棚に手を合わせるのは当然であるが、それなりの気構えが必要な場所であるらしい。
 その他、各劇場や劇団の裏話で盛り上がって、店を出たのは10時40分頃であった。お勘定をすると思いの外高い。長年来ている店であるが以前よりだいぶ高くなった気がする。相撲の興行が行われる両国である。やはり観光地値段になってしまったのだろうか。

     ※   ※   ※

浅草橋「ぶたいちろう」

浅草橋ぶたいちろう

 両国駅でスタッフさんたちと別れた後、SAKURAが気分転換に歩きたいと言うので、両国の隣の浅草橋まで歩くことにする。そして、当然もう一軒行ってしまうのである。前回、浅草橋に来た時「やまと」から「むつみや」に移動する際に通った十字路の角、ちょうど2軒の店の真ん中あたりのガード脇の店。浅草橋駅脇にある立ち飲みのモツ焼き店「ぶたいちろう」である。

 店の中は2つのカウンターの前に8人ほどが立てば一杯になってしまう。ゆえに、外の壁には閉店時に取り外すことが出来るようになっているカウンターがいくつかあり、ビールケースなどに板を乗せたような簡易テーブルもたくさんあって、20人ほどが立って飲むことが出来るようになっている。さらに、2階にはちゃんと椅子席もあるらしい。

 店についたのは11時頃であった。店の内外に数名のお客さんが残っているだけで、もう閉店が近い様子である。「大丈夫ですか?」と聞くと、「どうぞ」と言ってくれる。
 私はハイボール(380円)、SAKURAは生グレープフルーツサワー(380円)を頼んだ。焼き物はカシラ(100円)2本、正肉串(120円)1本、銀杏(120円)2本、ネギ(120円)2本を頼んだ。事前の情報によれば、ここはレバ刺しがうまいらしい。しかし、今日は焼き物のみにすることにした。ハイボールは中の焼酎が濃い。所謂「下町ハイボール」と呼ばれる飲み物。あのエキスが入っているそれである。
 さらに、ホッピー(390円)があることを発見。ハイボールの残りをSAKURAに進呈して、氷無しのホッピーをもらう。ホッピーのみが冷えている1冷のホッピーである。狭い店である。ホッピージョッキを冷やしておく冷蔵庫を置く場所はないのかもしれない。エシャレット(200円)も頼んだ。

 やがて閉店が近づいてきた。我々が立っているカウンター以外のカウンターが次々に外されてゆく。外の簡易テーブルも半分になった。それでも、そこにお客さんが来ると断らず営業を続けるのである。
 もう1杯黒ホッピーを頼むのをSAKURAに止められて、店を出たのは11時40分であった。
 約40分ほどの滞在で、お勘定は2150円であった。駅の近くで缶酎ハイを購入。浅草橋駅に向かい、やってきた総武線に飛び乗った。家路はまだまだ遠い。秋葉原で乗り換え、客の疎らな山の手線の中、二人で再び酒盛りであった。


<浅草橋 立ち飲み「炭火串焼ぶたいちろう」
住所 東京都台東区浅草橋1-9-9
電話 03-3863-9550
定休日 日曜祝日休
営業時間 月~金 17:00~24:30/土 17:00~23:00
交通 JR線 浅草橋駅東口より徒歩1分/都営浅草線 浅草橋駅A3出口より徒歩1分



ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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テーマ : 居酒屋
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大倉山「大倉山モツ店」「鳥AE’S」

居酒屋探偵DAITENの生活 第51回  2007年11月10日(土) 【地域別】  【時間順】



大倉山大倉山モツ店」~「鳥AE’S」

 「某店」

 今日のワークショップ終了後、一端SAKURAと別れ、それぞれの用事を済ませて、大倉山駅に集合することになった。予定より早めに大倉山駅に到着したのは、午後7時30分頃であった。
 かなり時間があるので、駅周辺で新しい店を開拓することにした。駅の近くの路地に、小さな焼き鳥店を発見。中に入ってみる。7、8人程度座れるL字カウンターが入口にあり、奥にはテーブル席が四つほどあった。思ったよりも狭い店である。早速、ホッピー(400円)と煮込み(500円)を注文。ホッピーがどんな状態で出てくるのか試してみる。すると、小さめのウイスキーのソーダ割のようなグラスに氷が多めに入っており、そこに焼酎とホッピーが入れてある状態で出てきた。ホッピーは瓶の半分も使っていないに違いない。「ホッピー」という飲み物についての知識がまったく無いのかもしれない。焼酎のソーダ割のソーダの代わりにホッピーを入れてみましたという感じである。一瞬にして、この店に対する気持ちが遠のいた。

 カウンター席に座る常連は全員がお互いを知っている様子である。つまみもあまりとらず、一人一品程度がカウンターに並んでいる。食べることよりも飲むことが中心の客筋と言える。出てきた煮込みも500円という値段の割に量が少ない。味もあまりうまいとは言えない。「くたびれた煮込み」とでも言おうか。
 隣の席には、若い客が一人で空のジョッキやサワーグラスを3つも目の前に並べて、携帯をいじりながら飲んでいる。4杯目を注文しようとして、空のサワーグラスを戻すように言われた。それでも戻されたグラスは一つだけ。代わりに片づけてしまいたくなる。狭いカウンターで煙草の灰皿を自分の方にもっていったり、寄せたりするマナーを知らないらしい。灰皿はその若い客よりも私の方に近い位置に置かれている。手を伸ばし私の目線の脇でポンポンと灰を落として見せる。煙が流れてくる。このままだと、何か言ってしまいそうなので、お勘定をして外に出た。1,150円と言われたところを見ると、小皿にもられた小さなお通しは250円という値段らしい。再来店は無いだろう。こういう店を私は「一期一会の店」と呼んでいる。


 大倉山モツ店」

大倉山モツ店


 時間は午後8時を過ぎていたが、まだSAKURAの用事は終わらない。しばらく、路地裏を散策することにした。裏通りを歩くうちに、大倉山駅の北側の一角に飲み屋ばかり7、8軒が建ち並ぶ地域を発見した。居酒屋、定食屋、焼き鳥屋、焼酎バー、そして、養老乃瀧もある。しかし、入りたいと思わされる店は無かった。再び、駅周辺に戻ろうとして、振り返ると、「一の湯」という銭湯の前に、見たことのある看板を発見。以前に昼間このあたりを散策した時に、見つけた看板であった。「大倉山モツ店」とある。昼間で店は開いていなかった。そして、店の雰囲気から総菜としてモツを売る店だと思っていた。もしかしたら、店の前で立ち飲みでもさせるのかなと思い。店の前まで行ってみることにした。

 ずいぶんと古い店構えである。店の脇の看板には「大倉山モツ店」と大書してあるが、建物の上に掲げられた古い看板には「大倉山もつ肉店」と書いてある。店の作りからも解るが、元々はもつ肉の販売店であったようである。
 正面に焼き台があり、その前に若い男性が一人立って、焼き物を焼いている。その左隣の低い位置に鉄板が置かれている。その上でモツを炒めるのだろうか。鉄板の前に三人ほどが座れるようになっており、青年が一人座って生ビールを飲んでいた。彼の奥には、5人ほど座れば一杯の高いカウンター席がある。カウンターには女性一人、男性二人が座っていた。全員が生ビールを飲んでいる。店には扉も無ければ窓もない。外気にそのままさらされている状態である。
 鉄板の前の入口の席に滑り込む。座ると背後はすぐ壁であり、寄りかかることが出来る。奥の席の人が外に出る時は前かがみになって通り道を作ってあげなければならない。

 壁の品書きを見ると飲み物は生ビールと酒だけのようである。生ビール中(550円)を頼んだ。生ビールは他に小350円と大600円がある。奥の3名も大生を飲んでいる。大生がお得な値段設定となっているようだ。
 焼き物は1本から頼むことが出来るようである。はつ(80円)、たん(80円)、かしら(90円)を1本づつ頼んだ。口直しに、ここでも煮込みを食べようか等と考えていたが、品書きをよく見ると、煮込みは水曜日と木曜日限定であるとのこと。一週間のうち煮込みが二日間しか食べることが出来ないというのは珍しい。是非、水曜か木曜に来てみたい思わせる。

 店内を見回すと、古い酒のポスターが貼られている。しかし、今時の「昭和レトロ」の作られたものではなく、本当に数十年前で時間が止まっているような店内なのである。品書きも文字が読みづらいほど古くなっている。おちつく店だ。酒(350円)とおしんこ(200円)をお願いして、じっくり腰を据えることにする。「両関」の熱燗は瓶ごと湯煎されており、まったく待たされず、すぐに出てきた。

 やがて、店内の客は私1人になった。レバ(80円)とネギ(100円)を追加して、営業時間と休業日を確認する。 「一の湯」という銭湯は今日は休みなので、人通りは少ない。それでも若い男女がおみやげでモツ焼きを買ってゆく。閉店間際には、やはり中年の男性が一人入ってきて、おみやげのモツ焼きを10本ほど頼んで、熱燗を飲み始めた。常連である。さきほどまでいた男女の客のことも知っているらしい。

 午後9時になった。約50分ほどの滞在。お勘定をお願いするとパチパチと大きな古いソロバンをはじいて計算してくれる。静かな店内にソロバンの音が響いて、実に良い。お勘定は1,530円であった。

 串飲坊「鳥AE'S」

大倉山とりあえず

 午後9時を過ぎてもまだSAKURAの用事が終わらない。そこで大倉山駅前のスターバックスでカフェラテを飲みながら待つことにする。
 SAKURAがやってきたのは午後9時30分くらいであった。やはり、どこかで飲みたいとのリクエストで、先ほど散策した時に発見した店に行くことにする。
 その店は、大倉山駅の西側の線路沿いの道にある。暗い外観である。外側から中を見ることが出来ない。クリスマス・ツリーに使うイルミネーションが申し訳程度に光っている。一見すると、初めての客には、とても入りにくい外観である。高い位置に看板がある。串飲坊「鳥AE'S」と書かれており、照明が当てられている。この店名は「くしいんぼう・とりあえず」と読むそうである。外観に加えて、名前も難しい店である。

 しかし、中が見えないまま、扉を開いて入ると驚いた。店内はほぼ満席の状態だったのである。正面に10名ほどが座れるカウンターがあり、カウンターの中は調理場である。
 入口の扉からカウンターに至る通路の左右にテーブル席がいくつかある。店内は照明が暗く、今時の和風ダイニングの雰囲気である。これは高いかなと思った。しかし、実際にメニューを見ると価格設定は比較的低い。良心的な価格設定と見た。

 メニューを見ながら最初の飲み物を選んだ。SAKURAはモルツ生(440円)、私は生レモンサワー(400円)を選ぶ。お通しは250円であった。
 つまみは、ボンボチ(100円)、セセリ(100円)を2本づつもらい。キムチ鍋の中(660円)を選んだ。キムチ鍋は大(980円)もある。

 空席が出来るとすぐ次の客が入ってくる。満席の為に断られる人たちもいた。そのたびに丁寧にスタッフが対応していた。東京の中央の繁盛店に時折いる、妙に高飛車な態度のスタッフはここにはいない。

 2杯目の飲み物は、SAKURAはゆず梅酒(480円)、私はサワー(280円)を頼んだ。
 3杯目に有名な焼酎「晴耕雨読(380円)」を呑む。これに合うつまみとして、銀杏(140円)を2本食べた。焼酎「晴耕雨読」は量も多く、380円という価格設定は安い。サワーが280円というのも安い。

 照明を落とした、いわゆる和風ダイニング風の店は、私が滅多に選ばないタイプの店である。たとえ、店に入ることはあっても、このブログに書くことは希である。それでも、今回は混雑する理由がここにはあると思い、例外的に取り上げることにしたのである。

 約1時間ほどの滞在でお勘定をお願いすると、小さなコーヒーゼリーが「お口直しです」という言葉と共に運ばれてきた。特に女性に喜ばれるサービスかもしれない。
 勘定は二人で3,990円であった。


大倉山モツ店
神奈川県横浜市港北区太尾町482
銭湯「一の湯」前
日曜祝日休 営業時間17:00~21:00


串飲坊 鳥AE’S(くしいんぼう・とりあえず)
神奈川県横浜市港北区太尾町226
電話 045-546-4999
月曜休 営業時間17:00~25:00


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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大岡山「三鶴」

居酒屋探偵DAITENの生活 第50回  2007年11月8日(木)  【地域別】  【時間順】



大岡山 やきとん「三鶴」

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 【2年かがりの「愛と偶然の戯れ」ワークショップ】の帰り道、SAKURAと二人、芝居の小道具に使った大きな鞄を持って目黒線の大岡山駅を目指して歩いていた。
 この大岡山駅近くには、SAKURAがよく一人で稽古帰りに寄るモツ焼き店がある。名前は「三鶴」。前日にASIMO君と行った西小山の「やきとん道場・三鶴」と同じ名前である。
しかし、名前は同じでも雰囲気はまったく違う。西小山の「やきとん道場・三鶴」は女性が一人で来るような雰囲気ではない。まさに「男のやきとん道場」である。それとは違って、こちらの大岡山「やきとん・三鶴」は女性が一人でも入ることの出来る雰囲気がある。

 店の外観は、なにやら時代劇のセットを思わせるの黒一色の渋い雰囲気である。しかし、実際には数年前に建て替えたらしく、まだまだきれいな店である。店の外に下がっている大きな赤提灯が黒一色の外観に映える。
 ガラガラと引き戸を開けると、目の前に飛び込んでくるのは、U字型のカウンターである。一番前の部分が少し曲線になっているのである。そのUの一番下の部分に焼き台があり、いつも寡黙な店主が焼き物に集中している。この店主は無愛想に見えるが本当は誠実な人である。「いらっしゃい」の言葉も無い時が多い、しかし、不機嫌な訳でもない。集中しているのである。下町の有名なモツ焼き屋で店に不慣れな客を脅すようなところがあるが、ここはそんなことはない。店員はどの人も丁寧ではないが不遜ではない。客あしらいがさっぱりしているのである。

 U字カウンターには全部で20人ほどが座れるだろうか。カウンターの右のスペースには四人掛けのテーブルが三つ、二人掛けのテーブルが一つある。また、二階に上がると、靴を下駄箱に入れるようになっており、板の間の広いスペースで20人位の宴会は出来るようになっている。

 ホッピー(500円)をSAKURAは氷あり、私は氷なしでもらう。ホッピー瓶1本がついてきて、三冷の状態で出てくるのは良い。でも、500円という価格設定は、やはり高いと言える。そして、ホッピージョッキの上の星印まで焼酎が入っている。ここのホッピーを何杯もいくと、特に氷ありで焼酎の量を確認しにくい場合は要注意である。

 ホッピーと共にやってきたのは、玉葱のしょうゆ漬けである。この点は、西小山の「やきとん道場・三鶴」と同じである。
 焼き物はカシラ(120円)とナンコツ(120円)を2本づつ頼んだ。それから、SAKURAが毎回頼む、定番のニガウリポン酢(400円)と銀杏(2串・340円)も頼んだ。
 すると、ニガウリの残りが少ないので、「ニガウリポン酢」と「水菜のおひたし」で代わりにしますがどうでしょうかと言う。もちろん嫌がる理由もない。

 出てきた「ニガウリポン酢」と「水菜のおひたし」は、それぞれ量もあり、目先が変わって、かえって特をした気分である。
 モツ焼きも西小山「やきとん道場・三鶴」と似た食感のモツであるが、肉片の大きさは、「やきとん道場・三鶴」の方が1.5倍から2倍と大きい。この点も女性向けかもしれない。
 2杯目はハイサワー(400円)にした。夕食を食べていなかったので、食事代わりのつもりで、厚揚げ(400円)も追加する。SAKURAは清酒熱燗一の谷(350円)を頼んだ。
 焼き物をもう少し食べたかったので、タン(120円)とボンジリ(120円)にする。
そうすると、ビールが飲みたくなった。キリンラガー大瓶(600円)で締めとする。

 午後10時から11時15分、1時間ほどの滞在でお勘定は二人で4,260円であった。
モツ焼き店ではあるがそれ以外のメニューも多く、席と席の間の通路が広くとってあり、居心地も良いので、ついつい長居をしてしまう。ここ大岡山・やきとん・三鶴」は、同じ名前のモツ焼き店でありながら、西小山の「やきとん道場・三鶴」とは対極の店といえる。


大岡山「やきとん・三鶴(みつる)」
東京都大田区北千束3-29-12
電話 03-3727-0008
日祝休 営業時間17:00~23:00



ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

公演情報NO.14劇団青年座公演「あおげばとうとし」

昨年、守輪咲良が演出した青年座スタジオ公演「COLORSⅡ シャンソンと愛のモルナールあえ」の企画者であり、出演されたひがし由貴さんと、同作品に出演の嶋崎伸夫さんが出演される劇団青年座の公演です。

劇団青年座第190回公演

『あおげばとうとし』

作/中島淳彦 演出/黒岩 亮

CAST/
那須佐代子、大家仁志、津田真澄、松熊つる松、小林さやか、矢崎文也、安藤 瞳、桜木信介、益富信孝、小豆畑雅一、藤夏子、嶋崎伸夫、ひがし由貴、黒崎照

2007年11月16日(金)~25日(日)

劇場:下北沢本多劇場   tel/03-3468-0030

一般 5,000円 全窓口
ネット予約  青年座ネット申込
ゴールデンシート(65歳以上) 4,000円 all 青年座
ユニバーシート(大学・各種学校生) 3,500円 all 青年座
チェリーシート(高校生以下) 2,500円 all 青年座

*一般席以外・初日公演は青年座にて取り扱い


前売所 劇団青年座0120-291-481(チケット専用10:00~18:00日祝除く)

お問い合せ 劇団青年座 〒150-0063 東京都渋谷区富ヶ谷1-53-12
TEL 03-5478-8571 FAX 03-3465-0335
http://www.seinenza.com/

テーマ : 演劇
ジャンル : 学問・文化・芸術

西小山「三鶴」「八十八」

居酒屋探偵DAITENの生活  第49回  2007年11月7日(水)   【地域別】  【時間順】


※やきとん道場「三鶴」は2008年6月近くの新店舗へ移転しました。

西小山 やきとん道場「三鶴」~居酒屋「八十八」

 やきとん道場「三鶴」

  西小山やきとん道場三鶴   にほんブログ村 グルメブログへ ←「東京食べ歩き」参加中。

 今日、ASIMO君と訪問した店は、どちらも私の大好きなBSデジタル放送の番組「吉田類の酒場放浪記」で紹介された2店である。
 場所は、共に東急目黒線の西小山駅徒歩1分の場所にある。西小山の駅は現在改修工事中で、地下と地上の駅舎部分は完成しているが、まだ駅前広場の整備が終わっていない。

 さて、一軒目は2006年12月に紹介された【やきとん道場・三鶴」】、そして、二軒目は2006年7月の放送で紹介された居酒屋「八十八」に行く予定である。しかし、その前に西小山の商店街を少し散策することにした。
 ところが、西小山駅東口商店街の一角に見たことのある赤提灯を発見したのである。その赤提灯には「八十八」と書いてある。 「八十八」は駅の西側のはずである。前まで行ってみると、出来たばかりのきれいな店構えである。「2号店が出来たのだろうか」「いや、これは移転した新しい店に違いない」等とASIMO君と話す。メニューを見るとやはり元の「八十八」と同じ魚料理を主に扱っている店である。

 二人して、急いで西小山駅の西側に向かう。駅前商店街を北に向かい、2本目の路地を右に曲がるとすぐ左手に「八十八」があるはずである。しかし、「八十八」のあった一角は、ポッカリと大きな空き地になっており、塀で囲まれてしまっていた。やはり再開発にあったのである。「吉田類の酒場放浪記」で紹介された古い店は今はもうない。

 旧「八十八」の面している路地の突き当たりはT字路になっている。そこに、最初の目的の店「やきとん道場・三鶴」の看板が見えた。間口が広く奥行きがあまりない土地に「三鶴」は建っている。広い間口の左端と右端にそれぞれ入口があり、どちらからでも入ることが出来るようになっている。右側の入口から中をのぞくときれいな形のコの字カウンターがあり、中が真四角の調理場になっている。真ん中のカウンター前に焼き台があり、ちょっと強面の主人が熱心に焼き物を焼いている。

 初めて来た時には、その独特の雰囲気の外観の為、とても入りにくかった。しかし、以前にASIMO君と来たことがあり、SAKURAとも来たことがある。今回が三回目である。すぐにガラガラと扉を開けて中に入った。
 「二人なんですけど、入れますか?」と聞く。カウンターには一つだけ席が空いている。前回はいなかった奥さんらしき女性が「椅子出すからどうぞ」と言う。カウンターの中から渡された丸椅子を受け取り、左右のお客さんに頭を下げながら、席を確保することが出来た。

 ホッピーを二つお願いする。壁にはホッピー300円と書いてある。モツ焼きの品書きが並んでいるが値段は書いていない。1本いくらかは不明である。
 小さな器に入り、爪楊枝が添えられた玉葱のしょうゆ漬けがお通しとして二個出される。逆算すると、お通しが100円でホッピーが300円なのか、お通しがただでホッピーが400円なのか解らなかった。もっと、何度も来てみなければ駄目である。

 ややあって、ホッピーがやってきた。ここのホッピーには何も言わなくても「氷」などというものは入っていない。ジョッキも焼酎もホッピーもきちんと冷やされた三冷である。ホッピー原理主義的に言えばレベル2、やや三冷である。このホッピーが呑みたくて、今日この店を選んだのである。呑んでみるとやはりうまい。焼酎は少し濃いめであるが、出来上がったジョッキだけの状態でやって来るので、焼酎の量は不明である。味わいがきちんとあるホッピーである。

 最初に煮込み(300円)を頼んだ。味噌味でモツが柔らかくよく煮えている。ASIMO君が「カシラ、ナンコツ、ハツ2本づつ」と頼んだ。しかし、マスターの前の焼き台の上にはモツ焼きがずらりと並んでいる。脇にも焼いていない串がたくさん控えていた。女性がちらりと焼き台の様子を見て「焼き物は今出来ないの」という。

 素直に待つことにして、レバ刺し(550円)を頼んだ。「ショウガですか、ニンニクですか」と聞かれたので、ショウガにすることにした。やってきたレバ刺しを食べ、二人とも感嘆の声を上げた。うまいのである。しかも量が多い、皿の上に四、五枚並んでいるような「しみったれたレバ刺し」ではない。何切れ入っているか解らないほど入っている。数年前に通風ぎみであったので、プリン体を恐れ、レバ刺しは何年も食べていなかった。何年かぶりのレバ刺しである。こんなおいしいレバ刺しの味を覚えてしまっては、健康的には困るのである。

 焼き物を焼いてもらえる順番が来た、主人が先ほどASIMO君が言いかけた焼き物を覚えていてくれた。「カシラ、ナンコツ、ハツだよね」と言う。ちゃんとそれぞれ2本づつやってきた。どれも一つ一つの肉片が大きく、食べごたえがある。男っぽいモツ焼きとでも言おうか。後で計算をしてみたがモツ焼きの価格は1本110円のようである。
 レモンサワー(400円)を2杯お願いした。やはり氷が入っていない。氷が無い分、量的には実は多い。そして、うまいサワーである。このサワーがもつ焼きにあうのである。

 7時から7時50分まで、50分ほどの滞在で勘定は二人で3,110円。


居酒屋「八十八

 「三鶴」を出た我々は、「八十八」が元あった場所の空き地の脇を通過して、再び西小山駅前を通り、「西小山東口商店街」に戻った。ここの商店街は、小規模ではあるがアーケードのある商店街である。その商店街のアーケードから少し入ったところに「八十八」はある。
 外に「八十八」と書かれた赤提灯があるのですぐに解る。店内は八割方の入りである。中に入ると右側に4人掛けのテーブルが3つ、左には「小上がり」があり、やはり4人席が4卓と2人席が1卓ほどある。
 店の外に「月・火・水曜サービス」と書かれ、中生ビールが300円になっていた。さっそく中生ビールを2杯もらう。
 「つきだし」は「鰯のつみれ2つ」である。胡麻と分葱がかかっていて、うまい。
ポテトサラダ(300円)とハモの刺身(400円)を頼む。実際に出てきたのはハモの湯引き、梅肉添えである。ハモがこの価格は安い。
 2杯目はレモンサワー(400円)である。つまみは定番のマグロ刺身(600円)。きれいな中トロである。

 このあたりで店内は満席になった。一組が出て行くと、すぐ次の組が入ってくる。そんな中、小さな事件があった。店の一番奥の席に座っていた夫婦連れの旦那の方が突然怒鳴りだしたのである。店内は静かになってしまった。眠りこけてしまい、店の主人に「帰った方が良いのでは」と言われたようなのである。さらに、旦那を止めるのが普通なのに、前に座っていた奥さんの方まで怒っている。トイレに行く途中でASIMO君が見た時、夫婦で揃って眠りこけていたそうであった。店の主人の声は小さくて聞こえなかった。詳細は解らない。いずれにしても怒った人間が負けである。彼らが帰った後の店内はすぐに元に戻った。本当に帰って良かったのである。

 3杯目はASIMO君は再びレモンサワー、私は焼酎緑茶割(400円)であった。最後のつまみは「懐かしの卵焼き(300円)」である。この卵焼きがボリュームがあって、なかなかに良い。ASIMO君も絶賛であった。

 午後8時から9時55分。2時間近い滞在。お勘定は二人でぴったり4,000円であった。逆算するとあの鰯のつみれの突き出しは100円の計算になる。
 魚料理を食べたくなった時の選択肢が一つ増えた。


西小山三鶴看板

西小山「やきとん道場・三鶴(みつる)」
東京都目黒区原町1-7-8
電話03-3716-0008
東急目黒線西小山駅下車徒歩1分
日曜祝日休 営業時間 平日17:00~22:00

西小山「居酒屋・八十八(やそはち)」
東京都品川区小山6-2-3
電話03-3725-6874
東急目黒線西小山駅下車徒歩1分
日曜休 営業時間 平日17:30~24:00(金曜・土曜は25時まで)


ホッピー原理主義者とは?
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公演情報NO.13「愛と偶然の戯れ」ワークショップ発表会

ワークショップ発表会

劇場シアター×(カイ)にて開催


シアターコレクティブの活動の一環として、私たちは2008年マリヴォー作「愛と偶然の戯れ」の上演に向けて、10月よりワークショップを開催してきました。ワークショップを通して演技の基本に立ち戻ることからはじめ、マリヴォーの世界を掘り下げながら、さまざまな試みを重ねてきましたが、最終日にあたる11月19日(月)に舞台発表を行います。客席に開かれた演技へのチャレンジ、何もない舞台空間での創造へのチャレンジなど、いろいろな課題を抱えながら、ひとつの実験的な創造過程を一般公開して、客席とのコミュニケーションを問うものです。皆さまの発表会への参加を心よりお待ちしております。(守輪咲良)

「愛と偶然の戯れ」

作/マリヴォー 訳/鈴木康司 演出/守輪咲良 美術/小石新八 照明/堀井俊和(せんたあゐ組) 音響/寿島宅弥
出演者/天崎温子、岩山暁臣、漆山健太郎、北田浩之、栗山竜治、桑原洋一、志賀由美、神道寺こしお、創間元哉、玉木有紀子、波咲まこ、西村雄正、飛坂光輝、幹本彩乃、三石美咲、山本亘 (50音順)

日時/11月19日(月) 19:00~  劇場/シアターΧ  入場料/無料(要予約)
お申し込み・お問い合せ先/シアターコレクティブ事務所(シアターΧ内)
tel:03-5624-1181 fax:03-5624-1155
咲良舎 tel&fax:03-3726-6887
http://www.sakuranotayori.com/
e-mail : sakura-sha@sakuranotayori.com

シアターΧ 東京都墨田区両国2-10-14 両国シティコア JR総武線「両国駅」西口下車徒歩3分、都営地下鉄大江戸線「両国駅」A5番出口より徒歩8分。 地図はこちら

テーマ : 演劇
ジャンル : 学問・文化・芸術

公演情報No.12「GAG ORDER」

S.A.P.メンバーの納富英生が芝居に出演します。11月7日(水)~11月11日(日)。全8回公演。

Gooffy & Merry-go-round

「GAG ORDER」


【作・演出】 沢村紀行
【出演】久世恭弘・木内友三・左門太平・阿部有希・菅沼かよ・星野重雄・山本百花・柿内広美・毛受廣美・納富英生・吉井甫・土田卓・小栗健伸・高村哲也・石井祐奈

期間 2007年11月7日(水)~11日(月)
開演時間 7日 19:00~ 8日 19:00~ 9日 14:00~/19:00~
     10日 14:00~/18:00~ 11日 13:00~/17:00~ 
開場は開演の30分前  当日券は開演の1時間前に発行。  

劇場/サンモールスタジオ
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-19-10 サンモール第3M  B1F
東京メトロ丸の内線・新宿御苑駅から徒歩3分
TEL 03-5367-5622(事務所)

料金:前売\2,800円 当日\3,500円 (全席指定)

予約・お問合せ グーフィー&メリーゴーランド
〒105-0004  東京都港区新橋2-9-5 中銀新橋ビル3F 31-56
tel 03-5721-0588 
詳しくは HP http://www5a.biglobe.ne.jp/~gooffy/

テーマ : 演劇
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公演情報NO.11「蝶の道行」

咲良舎関連 演劇公演情報NO.11

アクターズスタジオ櫻会第28回公演

『蝶の道行』

S.A.P.メンバーの倉多七与が芝居に出演します。

作・演出:沢田次郎

11月21日(水)~12月2日(日)。全14回公演。

劇場:櫻会スタジオ 地下鉄丸の内線「中野新橋駅」より徒歩3分 TEL 03-3299-7161
料金: 2,000円

お問合せ アクターズスタジオ櫻会 03-3299-7230

テーマ : 演劇
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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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新岳大典作小説リンク
ブクログのパブー発表中の「居酒屋短編小説シリーズ」
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