日暮里 居酒屋「豊田屋」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活  第96回   2008年4月28日(月) 【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】



 日暮里 居酒屋「豊田屋」


 日暮里「豊田屋」

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 前回もつ焼き「菊一」を出た後、タクシーに乗った「居酒屋探偵事務所」メンバー、DAITEN、OZAKI先生、ASIMO君の3人は、日暮里駅東口のロータリーに降り立った。日暮里駅前は西日暮里以上に様変わりしていた。日暮里駄菓子問屋街のあった場所のあたりには、地上25階のステーションポートタワー、地上35階のステーションプラザタワー、地上40階のステーションガーデンタワーの3つの高層ビルがらなるサンマークシティ日暮里という新街区に変わっていた。そして、すぐ脇には「新交通システム・日暮里舎人ライナー」の終着駅がある。

 そんな新しい地区のすぐ隣に、古くからやっている古典酒場がある。
 今回の「日暮里界隈思い出ツアー」の二軒目は、居酒屋「豊田屋」である。「豊田屋」はBSの人気番組「吉田類の酒場放浪記」でも紹介されており、太田和彦氏の「精選東京の居酒屋」にも掲載されている。
 しかし、私がこの店を知ったのは、やはり、もつ焼き「菊一」と同じ、今から30年前であった。当時、会社の歓迎会や送別会など、職場の飲み会の多くがこの「豊田屋」の二階座敷で行われたからである。

 午後9時15分である。入口を開け中を覗いた。入って右側にカウンター席、左手にテーブル席がたくさんある。どの席も満席の様子であった。諦めかけた時、一番奥の方のお客さんが数名立ち上がり、こちらにやってくるのが見えた。お店の方が「片づけますので少し待ってください」と言った。
 外でしばらく待つことにする。先ほどのお客さんたちが支払いを済ませて外に出てきた。入れ替わりに中に入る。その時、我々の背後に数人の客の姿があった。お店の方がその方たちに「○○さん、すいませんね、いっぱいなんです」と言った。実に運が良い。

 我々が通された席は、配膳口のすぐ前の8人ほどが座れる大きめのテーブルであった。荷物を棚に置き、テーブルの空いている部分に3人で滑り込むように座った。
 さきほどの菊一の続きで私とASIMO君はレモンサワー(300円)である。OZAKI先生は、焼酎お湯割り(260円)に切り替えた。
 「菊一」では肉類ばかりであったので、こちらでは、初かつお刺(480円)と、生たこ(500円)をいただく。
 このあたりからOZAKI先生がだいぶ御機嫌になってしまっていた。帰りに近くの「馬賊」というラーメン店で「坦々麺」を食べたいと言ってきかないのである。

 やがて、「吉田類の酒場放浪記」にも出演された、美人女将がいらっしゃった。店内を回り、常連の皆さんに挨拶をされている。
 牛煮込み(320円)を追加、OZAKI先生は焼酎お湯割り、ASIMO君はレモンサワーをそれぞれお代わり。私はチューハイ(270円)である。興水舎炭酸1本まるまるが使われていて270円というのは安い。
 OZAKI先生はお湯割り3杯目、私もチューハイを追加してしまう。 最後のつまみは 「限定5品」と書かれたポテトチーズ揚げ(350円)と、えいひれ(480円)であった。このポテトチーズ揚げが独特の食感でおいしかった。
 午後10時15分に店を出た。約1時間の滞在、お勘定は3名で6,200円であった。

  ※  ※  ※

 この後、OZAKI先生の強い要望により、さらに二軒はしごをする。
 まずは、日暮里駅東口駅前のラーメン店「馬賊」である。ビール大瓶(650円)、 手打餃子(500円)を二皿、坦々麺(800円)1人前を頼み、ビールを飲みながらわけあって食べた。坦々麺の手打ち麺がおいしい。しかし、餃子はかなり大ぶりでありながら皮が薄く、崩れ易くて、食べ難かった。
 このあたりでは、何を話したかの記憶がない。3人ともにだいぶ酔っていたようである。締めにラーメン店に入るのは本当に何年ぶりかである。約30分ほどの滞在、合計2,450円であった。

 さらに、もう一軒、OZAKI先生が来たことがあるというアイリッシュパブを探す。探しても見つからず、3人して雑居ビルの前で立ち尽くし、何気なく背後を見上げると、ビルの二階にその店はあった。アイリッシュパブ「O’CONNELL」  http://www.oconnell-pub.jp/ である。私は久しぶりにギネスビール1パウント(900円)を飲み、OZAKI先生とASIMO君はウイスキー(600円)をそれぞれ一杯ずつ飲んだ。この時点で11時15分頃であったろうか。

 今回は何しろ遠征である。それぞれの家も遠いので、急いで日暮里駅改札を目指した。しかし、OZAKI先生の御機嫌モードは止まらない。「もう一軒行きましょう」と言う。もう一軒行けば帰れなくなってしまう。帰れなくなることに、まったく躊躇のない自由人のOZAKI先生は、手をふりながら、日暮里駅西口の谷中墓地方面へと消えて行ってしまった。数年間彼はこのあたりに住んだことがある。行きつけのバーでもあるのかもしれない。


日暮里 居酒屋「豊田屋」
住所 東京都荒川区東日暮里6-60-11
電話 03-3891-5457‎
定休 日曜祝日 営業時間16:30〜24:00
交通 JR日暮里駅徒歩1分



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ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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西日暮里 もつ焼き「菊一」

居酒屋探偵DAITENの生活 第95回   2008年4月28日(月)  【地域別】  【時間順】



西日暮里 もつ焼き「菊一」

懐かしき 「ペテン屋」で“定食”を飲む


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 午後7時にJR西日暮里駅改札前で待ち合わせた「居酒屋探偵事務所」のメンバーは、私、ASIMO君、OZAKI先生の3人である。本日は「居酒屋探偵事務所」遠征日。以前から決めていた「日暮里界隈思い出ツアー」である。実は、3人とも十数年前に西日暮里駅周辺で呑んでいた思い出がある。西日暮里駅改札のすぐ前を道灌山通りが通っている。その道灌山通りを右方向に歩いてゆくと、尾久橋通りとの交差点に出る。その交差点周辺の変わり様に、3人とも驚き息を呑んだ。
 交差点の上を都営の「新交通システム・日暮里舎人ライナー」が通っていて、交差点の少し北側の空中に、同線の「西日暮里駅」が浮かぶように存在する。交差点には、エスカレーター付の立派な歩道橋も出来ていた。

 交差点を抜け、道灌山通りをまっすぐ進み、京成線のガード下をくぐって、そのまま北東方面に100メートルほど歩く。右手の小さなビルの一階に今日の最初の目的地、もつ焼き「菊一」がある。
 私が初めてこの店を訪れたのは今から30年前である。当時は古い一軒家の店で、表には葦簀が掛けてあり、7、8人がやっと座れるほどの奥行きの狭いカウンターが一つ、小上がり席が3つ、調理場の奥に家族が夕食を食べる為の座敷があった。
 その座敷には、常連のグループ客のみが特別に座らせてもらえた。その座敷でたくさんの先輩たちに混ざって、もつ焼きを食べ、毎日のように飲むことから先輩たちが「定食」と呼ぶ「少し酸味のある下町酎ハイ」を呑んだものである。先輩達は店そのものを「ペテン屋」と愛称で呼んでいた。最初、聞いた時は何の店なのか解らなかった。そして、とても不思議に思ったものである。実は、もつ焼きの「かしらにく」をこの店では「ペテン」と呼ぶため、この愛称で呼んでいたのであった。
 その古い建物も今はない。10年ほど前にビルに建て替えられてしまったのである。しかし、カウンターが大きくなり、通路が広くなっただけで、規模的には変わってはいない。なかなか落ち着くこぢんまりとした店のままであった。

 今回の「菊一」来訪では、当時の会社の人たちと会うかもしれないと予想をしていた。すると、やはり当時の同輩と後輩が二人で呑んでいた。ここから話が盛り上がってしまった。会社や様々な人の近況について話した。OZAKI先生も同じ会社の当時の同僚であったので、二人共、話に夢中になってしまい、あまり食べ物や飲み物に集中できなかった。

 もつ焼きをおまかせで頼み、酎ハイ(370円)を繰り返し飲んだ。白キムチ(320円)、 軟骨つくね(130円)、ガッツのピリ辛(320円)などを食べた。どれもおいしかった。しかし、どこか上品な印象になっていた。酎ハイのグラスもおしゃれで小ぶりなものに変わっていた。当時の店の汚れた裸電球の明かりが目に浮かび、酎ハイを5杯以上飲もうとすると「あんた飲み過ぎだよ」と怒る、お店のお母さんの甲高い声が耳に残っている。
 二十歳前後の私は、この店で、諸先輩たちに、酒の飲み方を教わったように思う。その時の先輩たちの多くがすでに鬼籍に入っていらっしゃる。30年という月日を感じるばかりである。

 午後7時20分から午後9時までの滞在。お勘定は3人で 7,740円。
 ついつい昔話に夢中になってしまい、ASIMO君には少し悪いことをしてしまった。次のお店で罪滅ぼしをするつもりである。昔の会社の建物を外から見て、近くでタクシーを拾い、道灌山通りを走り、交差点を左に曲がって尾久橋通りを走って、JR日暮里駅を目指した。
 尾久橋通りの上には「新交通システム・日暮里舎人ライナー」の軌道が日暮里駅まで続いている。町並みもまた、自分が30年前に初めて降り立った町とは、ずいぶん変わってしまっていた。

 (つづく)


西日暮里 もつやき「菊一」
住所 東京都荒川区西日暮里5丁目6−10大橋ビル
電話 03-3803-4405‎
定休日 土日祝日  営業時間 17:00~
交通 JR西日暮里駅より徒歩5分/地下鉄千代田線西日暮里駅3番出口より徒歩3分/日暮里・舎人ライナー西日暮里駅徒歩5分
公式サイト http://kikuichi.jp/index.html

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新丸子「三ちゃん食堂」第2回

居酒屋探偵DAITENの生活 第94回   2008年4月20日(日)  【地域別】  【時間順】


新丸子 「三ちゃん食堂」 第2回

 
  新丸子三ちゃん食堂看板 


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 日曜日の夕方5時過ぎである。都立大学駅近くの稽古場所での咲良舎MIプロジェクトの帰り、SAKURAと創間元哉君と三人で打ち合わせ。都立大学駅で東急東横線に乗り込み新丸子駅で降りた。二人とも連れて来たことのない店「三ちゃん食堂」へ行く為である。新丸子駅の改札を出て右手の少し広くなっている側に出る。線路側から数えて二本目の道を北に進む。飲食店が並ぶ商店街を少し進み、左に曲がると、すぐ右手に「三ちゃん食堂」の看板が見える。

 「中華料理」と書かれた暖簾をくぐる。前回にも感じたことであるが、この店は予想を超えて広い店である。天井が高めの高校の柔道場のような空間である。全部で70人は座れるらしい。厨房の配膳口あたりに、今日も店の女性が客席側を向いて立っている。広い店内はすでに九割は客で埋まっていた。入口側から奥の調理場側にかけて三列にテーブルが連なっている。真ん中の列の奥から少し手前に四人分の空席を発見、急いで座る。店内には四人以上のグループ客が多い。中には十人以上の子供連れの集団もいる。我々の隣もかなり出来上がっている男性客数人だ。大声で話し、酒をあおり、煙草を吸い続ける。猥談も大声でする。

 まずは、キリンクラシックラガー大瓶(550円)である。さらに、野菜いため(400円)、餃子(220円)を二人前、新じゃが煮(280円)を頼む。どれも安い。このお店は何よりも安さが売りである。ラーメン350円は驚異的な安さである。
 注文してから出てくるまでの時間も短い。餃子は大ぶりが5個で220円である。野菜いためもちゃんとした量である。
 少しして隣の席が空いたので、そちらに移動する。真ん中の列の一番奥であり、注文もし易く、周囲から離れているので比較的静かに話が出来る。

 キリンクラシックラガー大瓶を追加した。私はウーロン割り(350円)である。みずなおひたし(150円)と、あげなす(200円)も頼んだ。
 五月の連休に実施する「3日間集中ワークショップ」について色々と話をする。「打ち合わせ」のはずであるから当然ではある。

 私は話をしながらも、ついつい店内のお客さんを観察してしまう。一番奥に7席ほどあるカウンター席は特に人間観察には最適である。初めて来た時は、カウンターから店全体を観察出来たが、テーブル席からはカウンター席がまるで舞台のように見える。独りきりなのに、誰かと話しているかのように食事をする人がいた。店の人は慣れているのか、まったく気にしない。入れ替わり立ち替わりやってくる人が、どの人もみんな面白いのである。役者にとっては本当に勉強になる場所と言える。

 中華料理の店であるが、居酒屋メニューも豊富である。刺身類も十種類ほどが提供されている。いか刺し(450円)を頼むことにした。
 SAKURAはグラスワイン赤(200円)にした。この後、キリンクラシックラガー大瓶キリンラガー大瓶などビールを飲みながら話し続けた。

 ずいぶん話し込んでしまった。気が付けば午後8時になってしまっていた。この店は午後8時ちょうどに表のシャッターが閉まってしまう。それでも店内はまだ満員に近い盛況であった。シャッターを閉めてしまい、客は閉店を意識して少しずつ帰ってゆくのである。
 レジに行きお勘定を済ませた。三人で4070円。本当に安い。店の側面にあるもう一つの出口から外に出て、建物の側面を通って道に出る。
 午後12時から営業しているので、昼間から集まって酒を呑むには最適の店と言える。


新丸子「三ちゃん食堂」
住所 神奈川県川崎市中原区新丸子733
電話 044-722-2863
定休 水曜日
営業時間 12:00~20:00
交通 東急東横線新丸子駅西口徒歩2分


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奥沢 やきとり「さいとう」

居酒屋探偵DAITENの生活 第93回   2008年4月19日(土) 【地域別】  【時間順】




奥沢 やきとり「さいとう」

奥沢さいとう


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 土曜日の夕方である。都立大学周辺で野暮用を済ませ、徒歩で目指したのは東急目黒線の奥沢駅である。奥沢駅は目黒方面の改札口と武蔵小杉方面の改札口が踏切をはさんで別々になっている。その武蔵小杉方面の改札口の前の小さな広場に出て右へ、自由通りと呼ばれる道を渡ると、目の前の路地を入ってすぐ左手に今日の目的の店、やきとり「さいとう」がある。徒歩30秒、改札口から看板がよく見えるほどの近さである。

 東急東横線の都立大学駅前にたたずみ、携帯メールを打っている時、背後の居酒屋から中年女性3人組が出てきた。次に行く店について話しあっているようである。
 一人の女性が「やきとりなら奥沢よ」と言う。この一言で数年前に行ったことのあるやきとり「さいとう」を思い出したのである。

 入口を開き、中を覗くと。かなりの盛況である。
 手前左手のカウンターの中に焼き台がある。白い煙の中から、眼光炯々としたマスターの目がこちらを見ている。
 「今は・・・」と断られる雰囲気である。すかさず、指を1本立てて「一人なんですが・・・」とお願いの姿勢を示す。すると、「座るなら・・・こちら」と目の前のお客さんが帰ったばかりらしく、皿やグラスが残された席を指し示す。実に運がよい。何しろ、私の後から続けて何人かが断られていたのである。
 この断る様子が面白い。入口が開く。マスターがじろりと見る。「ごめんなさい」と丁寧な言葉ながら、小首を傾げてきっぱり断る。媚びる様な姿勢はまったくない。そして、この「ごめんなさい」という言葉は一定の高さであり、まったく抑揚がないのである。入ってきた客はあきらめて、素直にすぐ帰ってゆく。
 左手のカウンター席は7席。右手には片方が壁に作りつけになっている長いテーブル席が三つある。テーブルには20人ほどが座れるであろうか。さらに、奥には一段高くなった座敷がある。

 店内にはマスター以外に女性が二人、御夫婦と娘さんでやっているのだろうか。若い方の女性が私の前の皿やグラスを片づけながら、「すぐにご注文うかがいに来ますから」と言う。取りあえず瓶ビールだけお願いする。店内は本当に忙しそうである。

 すぐに瓶ビールがやってくる、サッポロ黒ラベル大瓶(550円)である。わかっている店はスーパードライなど出さない。実にうれしい。
 ビールを飲み、店内の様子を見ながら声がかかるのを待つ。このお店も「やきとり」と店名の前に書いてあるが実は「やきとん」の店である。それなりの理由がある。「やきとり」という言葉の成り立ちについて調べれば解ることである。
 さらに、カウンターの一番奥におでん鍋がある。おでんは夏場は置かないようである。今のうちに、おでんをいただいておこうと考える。

 しばらくして、マスターから「焼き物はどうしますか?」とお声がかかった。
 「たんはつかしらをお願いします」「塩ですか?」「はい、塩でお願いします」
 すると、マスターが背後の女性に「カウンター3番さん、やきとり6本つけてください」と言う。女性が壁のメモ用紙にそれを書き留める。たん、はつ、かしら全て1本100円である。注文は2本単位である。
 焼き物が出来るまでの時間があるので、煮込み(300円)をお願いする。やがて、やってきた煮込みは、ネギのみじん切りがかかっているだけで、モツ肉のみのシンプルなものであった。独特の甘みがあって、実においしい煮込みである。

 やがて、焼き物がやってきた。たん、はつ、かしら、どれをとっても適度の歯ごたえがあり、とてもうまい。
 この店を仕切っているマスターは独特の緊張感を持っている。常に動きも言葉も一定である。そして、とにかく動きに無駄がない。焼き台の上にたくさんの焼き物が乗っている。それを横目で見ながら洗い物をこなす。お勘定もマスターがすべてやる。女性二人に対して支持が常に飛ぶ。「テーブル二番さん奥片づけてください。」「テーブル三番さんお酒ふたつ」と矢継ぎ早である。「カウンター前に回って、テーブル一番さん手前にこれを出してください。」と言ってから、かなりの種類のものなのに、何をどんな味付けで焼いたか全部丁寧に伝えるのである。商売とはいえ、すごい記憶力である。さらに、女性二人の手が空いていないとみるや、皿を両手に持ってカウンター内から飛び出し、素早く席へと運ぶ。せっかく焼き上がった焼き物が目の前で冷めてゆくようなヘマなことはしないのである。

 白鷹(350円)を冷や(常温)でいただく。
 塩で焼いたものがおいしいなら、タレもいただかなければならない。ここで、レバタレをお願いする。おでんも食べてみなければならない。私の大好物であるチクワブハンペンである。

 もう一杯だけ飲むことにした。いいちこ水割り(350円)である。最後にメニューの中で一番気になっていた一品を頼んだ。「豚トロ(350円)」である。添えられたレモンを搾り、熱いうちにいただく。これがうまかった。
 久しぶりに「肉」そのものに集中して食べてしまった。

 店全体をマスターが一人で掌握している。客の人数もそうである。席が空いているかどうかで人の出入りを調整しているのではないらしい。目の前の焼き台で焼ける量を見て調整しているようである。考えてみれば、商売っ気を出して許容量を超えた客を入れ、結果的に待たせるのなら、最初から断った方が誠実な姿勢である。

 約1時間15分ほどの滞在。お勘定は2,750円であった。適度の緊張感に満たされた、心地よい一時であった。

奥沢 やきとり「さいとう」
(やきとん)
住所 東京都世田谷区奥沢4-27-12
電話 03-3727-6233
定休 日曜日
営業時間17:00~24:00
東急目黒線奥沢駅北口より徒歩30秒
地図や店内の様子はこちら↓
http://www.sempuku.co.jp/sagaseru/shop/shop_tokyo/setagaya/1.htm


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学芸大学 居酒屋「かっぱ」

居酒屋探偵DAITENの生活 第92回   2008年4月18日(金)  【地域別】  【時間順】



学芸大学 居酒屋「目黒かっぱ」

  学芸大学「目黒かっぱ」外観写真    にほんブログ村 グルメブログへ ←「東京食べ歩き」参加中。

 学芸大学駅近くの稽古場所での咲良舎MIプロジェクトの帰り、SAKURAと二人、今まで何度も入ろうとして入れなかったお店「目黒かっぱ」に行ってみることにした。
 最初にこのお店を知ったのは「寄り道blog」寄り道さんの2005年12月17日の記事であり、その後、時々「中目黒あたりで呑んでます」大徳寺さんの記事で様子を知ることが出来た。
 このお店は「なれ寿司」が名物の店である。そして、女将さんは紀州の新宮の出身である。ゆえに、紀州の料理や酒を楽しむことが出来る店である。

 お店の場所は学芸大学駅の改札を出て左へ。西口の商店街を駒沢通り方向に歩いて二つ目の角を右に曲がり、すぐに左に曲がると、目の前は住宅街。ちょっと不安になった所で、L字の角を右に曲がると、ちょっと先に目黒通りと駒沢通りをつなぐバス通りが見える。そのバス通りに出る手前左手に「目黒かっぱ」さんはある。

 入口脇の窓から中をのぞき込む。7、8人でいっぱいのカウンター席のみの店である。店内はお客さんで一杯であった。一瞬躊躇うがSAKURAに背中を押され扉を開く。中をのぞくと、常連さんらしき方が「お客さんだよ」と言ってくださる。女将さんの「どうぞ」の言葉と、常連の皆さんのご協力により席を確保。それから持っていたビデオ、スチルカメラ、三脚などの機材をなんとか足元に押し込み席に座ることができた。入口から見ると、カウンターを挟んで左が客席、右が調理場である。入ってすぐの入口の上にはテレビがある。

 女将さんが笑顔で「何にしますか?」と言ってくださる。瓶ビール大(500円)をお願いした。その時、私の右隣の男性客が瓶ビールのお代わりをする為に、「サッポロ黒ラベル」の空瓶をカウンターの一段高い場所に出された。私たちにタイミングを合わせたようである。
 しかし、ここで私に油断があった。自分たちにも「サッポロ黒ラベル」が来ると思いこんでしまったのである。しかし、男性客には「サッポロ黒ラベル」、私たちには「アサヒスーパードライ」が出てきてしまった。銘柄が複数用意されているのであった。銘柄を聞くべきであった。失敗である。栓を抜いたビールを今さら代えてもらう訳にも行かない。のどの渇いた我々は、当然呑んでしまうのである。しかし、まるで早く無くしてしまいたいかのように、二人ともグビグビと呑んでしまった。「アサヒスーパードライ」をゆっくり味わう気にはならないのである。

 女将さんが「今日は、もうなれずしが終わってしまったんですよ」とおっしゃる。「それはがっかりです」と答える。食べてみたかった一品である。なれずしは、さば(300円)、あじ(350円)、ます(300円)、たい(350円)、えび(450円)の5種類がある。月曜に仕込んで、たまたま今週は早めに無くなってしまったそうである。女将さんのお話によれば、私の右の男性客の方もおみやげで頼もうとして、直前に窓の外からお持ち帰りで買いに来られた方に先を越されてしまい、持ち帰れなかったという。次回は絶対に食べてみたい。

 目の前のカウンターの上に乗っている「いわし梅干煮」と「里芋煮」をいただく。(ホワイトボードに書かれたおすすめメニューで価格は解らない。)
 SAKURAが「どちらもおいしいわね」と感心していた。同感である。次は日本酒にする。ここはお酒も紀州である。紀州五十万石(400円)を熱燗でいただく。
 紀州といえば梅である。「紀州名物梅干しあえのなす(400円)」をいただく。梅干しあえは他に「長いも」、「りんご」、「きょうり」があり、女将さんは「りんご」がおすすめとのこと。次回は「りんご」をいただきたいと思う。

 やがて、女将さんの娘さんが登場。明るく元気な女性である。常連さんたちと盛り上がっていた。ここで、二人とも焼酎に切り替えることにする。芋焼酎・黒霧島(400円)をお湯割りで二杯いただいた。さらに、もう一つのこちらの名物料理である「紀州名物めはりずし(200円)」はあるのか女将さんにお聞きする。出来るということなので1つだけお願いする。さらに、最初から気になっていた「よしこの漬けたおしんこ(350円)」もいただいた。「よしこ」とは女将さんの名前である。
 最後に黒霧島のお湯割りを1つだけ追加して、二人でわけあう。
 「昔から比べると、二人とも本当に酒量が減ったね」とSAKURA。本当にその通りである。

 気がつくと、午前0時近くなってしまっていた。約1時間40分ほどの滞在。お勘定をお願いすると4,550円であった。
 女将さんと娘さんの二人の笑顔が見送ってくれる。再訪を約束して外に出る。学芸大学の駅を目指して急いだ。


学芸大学 居酒屋「目黒かっぱ」
住所 東京都目黒区鷹番3-14-20
電話 03-3710-3711
交通 東急東横線・日比谷線学芸大学駅徒歩5分。



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自由が丘 やきとり「かとりや」第2回

居酒屋探偵DAITENの生活 第91回   2008年4月13日(日) 【地域別】  【時間順】


※2008年4月16日午前 70000カウント通過 感謝!

自由が丘 やきとり「かとりや」 第2回


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 桜も散り、街で薄着で歩く人の姿を日々見るようになった4月中旬。ところが、急に真冬並の寒気が関東平野に入りこんできた。そんな、寒い夕暮れ時となれば、やはり熱燗が呑みたくなってしまう。
 今日も咲良舎のMIプロジェクトの帰りである。SAKURAと2人、自由が丘唯一の「親父酒場地帯」へ向かった。広い駅前ロータリーのある出口に降り立ち、ロータリー側に向いている改札ではなく、右手のガード下に向いている改札を出て右に進み、すぐ左に曲がる。そこが名店「金田」を中心に、鰻の「ほさか」 、もつ焼きの「かとりや」 「阿波の里」など、わずか数メートルの狭い範囲に、「古典酒場」が集結している「親父酒場地帯」である。

 日曜日にやっているのは「ほさか」「かとりや」である。今日は「かとりや」に入ることにした。前回記事にした2007年9月9日の後も「かとりや」には何度も来ている。15人ほどが座れるL字型のカウンターは、今日も満席に近い状態であったが、運の良いことに、入ってすぐの角に2つだけ席が空いていた。

 中心に立っている白衣を着た細身の男性が「生?」と聞いてくる。いつもと同じである。「寒いから熱燗ください」と答える。さらに、白衣の男性は「適当に焼く?」と聞いてくる。これも同じである。しかし、「たん、はつ、つくね、しいたけをお願いします」と答える。だいぶ慣れてきたのでちょっと抵抗してみたのである。

 「かとりや」と書かれたお銚子が2本。日本酒(300円)である。さっそくおちょこに注ぎ、乾杯をして1杯、2杯と飲み干す。身体がどんどん暖まってゆく。
 たん(100円)、はつ(100円)、つくね(100円)、しいたけ(140円)をTシャツ、短パン、坊主頭の僧侶然とした親父さんが丁寧に焼いている。焼けるとさっと差し出す。こちらもさっと受け取る。このタイミングが大切である。「2本縛り」なので全て2本ずつやってくる。紀州備長炭を使って焼かれた焼き物は、どれも実にちょうど良い焼き加減である。

 私は調理場のやり取りを見ているのが好きである。仕事をしている人の姿は実に興味深いのである。Tシャツの「僧侶」が「コブクロ後2本分ね」と言う。「白衣」が冷蔵庫から「コブクロ」を取り出し、処理をしてから「僧侶」に渡す。その瞬間、そのすぐ前に座っていた男性客が「コブクロお願いします」と言った。
 「僧侶」「白衣」が同時に苦笑いを浮かべる。タイミングが悪いのである。再び「白衣」が冷蔵庫から2本分のコブクロを取り出して再び処理を始めた。
 このような小さなやり取りが面白いのである。
 小さな「古典酒場」の常連はこの注文のタイミングをよく知っている人が多い。何かが注文されると、店の側の手間を考えて自分も注文する。手間のかかる物は、忙しい時には頼まず、手の空いたところを見計らって頼む。さらに、「後で手が空いた時に作って」と言葉を添え早めに頼んでおく。そういうやり取りを何度も見たことがある。

 身体が暖まってきたのでレモンサワー(380円)をお願いした。サワーグラスに氷が入る。そこにキンミヤ焼酎が大まかに注ぎこまれる。氷と焼酎で8割方一杯のグラスに申し訳程度に「サワー」が注がれる。まるで、焼酎のオンザロックのレモンテイストである。ここのレモンサワー1杯は、チェーン居酒屋のサワー2杯と思って飲んだ方がよい。

 SAKURAがビールを飲みたいと言うので、瓶ビール(大)580円をお願いする。サッポロ赤星である。本当にうれしい銘柄である。世間の値上げラッシュの中、まだ値上げせずに去年と同じ価格のままがんばってくれている。
 厚揚げ(280円)と煮込み(340円)も頼んだ。さらに、瓶ビール大を追加。
 午後7時近くなって、混んでいた店内には空席が目立つようになった。
 隣に若いカップルが座った。「適当に焼いていい?」という言葉に「はい」と言ったので、どんどん焼き物がやってくる。しかし、2人ともに小食なのか、話に夢中なのか、食べるのがひどく遅い。山盛りの焼き物がどんどん冷めてゆくのが傍目にも解るのである。他人ごとながら「もったいない」と思う。

 SAKURAと咲良舎の今後について色々と話をする。思いの外、時がたってしまった。
 約1時間40分の滞在。お勘定は4300円であった。


 ※  ※  ※

 追記 2010年2月に新装開店。ずいぶんと雰囲気が変わっている。(2010年10月30日)



自由が丘 やきとり「かとりや」
住所 東京都目黒区自由が丘1-12-9
電話 03-3718-5505
定休日 日曜・祝日
営業時間 17:00~23:00
交通 交通 東急東横線・営団地下鉄日比谷線自由が丘駅北口下車徒歩1分。


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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中目黒 割烹「しのぶ」

居酒屋探偵DAITENの生活 第90回  2008年4月5日(日) 【地域別】  【時間順】


 
中目黒 割烹「しのぶ」


    中目黒割烹しのぶ外観   ←クリックお願いします。 にほんブログ村 酒ブログ 東京飲み歩きへ ←クリックお願いします。

 咲良舎のMIプロジェクトの帰り、SAKURAと2人、目黒通り沿いのバス停を目指していた。その途中、SAKURAが何年も前から入ってみたいと思っていたと言う店があった。私も同じことをいつも思っていたのである。しかし、暖簾が出ているのに「準備中」の札が出ている。一度はその前を通り過ぎるも誘惑に負けた我々は道を戻って、入口の扉を少し開けた。
 「準備中の札が出てますけど、やってますか?」と言いながら覗き込む。
 「どうぞ」という答えがすぐに返ってきた。

 中目黒から少し離れた場所にその店「しのぶ」はある。山手通りから少し入った場所にあるので目立たない。外観の雰囲気からしてもふりの客が入ることはないに違いない。
 中に入ると、すぐ目の前に横一列のカウンターがある。席数は8席ほど。左手に小上がりがあり、四人席が二つ。その1卓にはおしぼりが置かれ、後で聞いたところによれば、四人様の予約が入っているそうである。15、6人で満席という感じの店である。カウンターの中は調理場。一人で料理を作るのにちょうど良いつくりである。

 「お食事ですか?、お飲みになりますか?」との言葉に「飲みます」と答える。
 まずは、瓶ビール中瓶(600円)である。キリンラガーだ。つみれ汁がお通しとして出てきた。良い味つけである。汁ものが最初に出てくると酒がすすむ。
 塩らっきょ(300円)、しめじほうれん草バター炒め(600円)をお願いする。
 ビールはすぐに無くなってしまった。燗酒2合をいただく。この燗酒の燗の付け具合がとても良いのである。熱燗好きのSAKURAがここの人肌燗には感心していた。

 「このお店はもう何年たつのですか?」と聞く。
 「もう、この場所で初めて42年ですよ」との答えである。
 42年前といえば東京オリンピックの直後である。壁紙などの手直しはしているけれど、その頃のままの造りであるという。店の中を改めて見まわす。白木のカウンターが実に良い。天井や壁の作りも渋い。今時のお手軽な造りの店とは違う。「仕事」がされているのである。

 自家製餃子(600円)をお願いする。マスターは満州生まれであると言う。自分の餃子は満州餃子なのでニンニクは入れずショウガを入れるのだという。私の亡父も満州生まれであり、父が母に作らせる餃子もニンニクを入れなかった。この話でマスターと盛り上がる。

 お互いが住んでいた場所や世間話でさらに盛り上がる。マスターの話のもってゆき方が実にうまい。話し好きでありながら、自分だけ勝手にしゃべっているという訳ではない。こちらを楽しませる話芸を持っておられる。
 今年の1月に某テレビ番組で紹介されたそうである。番組名やタレント名を言えばすぐに解る有名番組である。テレビで紹介されると常連さんが入りにくくなるので、ずっと断っていたが常連のタレントさんの強い要望で仕方なく引き受けたのだという。
 「インターネットで紹介しましょうか」という勧誘セールスも来るけれど、すべて断っているのだそうである。ゆえに、お店に行ったとしても「ブログを見て来ました」等とは言わないでいただきたい。

 いかげそ(400円)をお願いする。手早い。そして造られる料理は、どれもちょうど良い塩加減である。
 マスターは若い頃、自分の仕事とは別に「流し」の仕事をしていたそうである。
 「やりますか?」と笑顔で言いながら、奥からギターをもってくる。
 ここからはマスターのオンステージである。弾き語りで「悲しい酒」など数曲を歌ってくれた。
 一人で切り盛りされている店である。いつもギターを弾いて歌ってもらえる訳ではない。忙しい時は無理であろう。
 約1時間半の滞在である。お勘定は2人で5,300円であった。予約のお客さんたちはまだ来ない。日曜日の夕暮れ時、私たち2人で店を貸し切り、弾き語り付きの楽しい一時であった。後で気が付いたことであるが「準備中」の札はずっとそのままであった。

 ※流し=芸人・按摩(あんま)などが客の呼び入れを求めて歩くこと。また、その人。 「―のギター弾き」「新内(しんない)―」(大辞林より) 


 
  中目黒割烹しのぶ看板

中目黒 割烹「しのぶ」
住所 東京都目黒区東山1-9-13
電話 03-3719-3227
定休日 第4土曜日のみ
営業時間 17:00~
交通 東急東横線・地下鉄日比谷線中目黒駅下車徒歩15分。




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戸越公園 居酒屋「加賀屋」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第89回   2008年4月3日(木) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】



戸越公園 居酒屋「加賀屋」戸越公園

   戸越公園加賀屋外観

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 前回のVol089で紹介した居酒屋「伊豆屋」を出た後、100メートルほど東急大井町線「戸越公園駅」寄りにある「加賀屋」を目指した。
 店に入って驚いたのは、その広さであった。入ってすぐ左にレジがある。右手にはテーブル席数卓。その向こうにカウンター席が5、6席。さらに進むと左手にテーブル席が10卓ほどあり、それぞれテーブルを動かすことによって、2人から8人まで卓を作ることが出来るようになっている。一番奥には広い座敷席もある。

 加賀屋といえば、ホッピーと煮込みである。しかし、今日はすでに煮込みを食べてきてしまっている。煮込みは次回に回すことにした。
 ASIMO君はレモンハイ(330円)である。私は、ホッピー白(330円) を頼む。もちろん氷無しである。私の席から作っている様子がよく見えた。冷蔵庫から良く冷えたホッピージョッキが出てくる。ちゃんと三冷のホッピー(レベル2)である。しかも、ここのホッピーは330円である。焼酎も適量である。実に正しい。ホッピーという飲み物の本来の姿がここにある。ただし、ごく小さなレモンが一片入っている。レモンを入れるかどうかは意見の分かれるところである。ホッピー原理主義的に言えば、レモンを入れてはいけないということは教典のどこにも書いていない。私は好きである。

 つきだしは、菜の花のおひたし(270円)である。イワシ丸干(350円)と、かつお刺し(850円)をお願いする。しかし、かつおが売り切れとのこと。かんぱち刺し(850円)を代わりに貰う。
かんぱち刺しは新鮮でとてもおいしかった。そして、驚くほど大きなイワシの丸干しが3本も出てきた。今まで行った加賀屋とはイメージがだいぶ違う。
 「加賀屋」は単なるチェーン店ではない。どこにも煮込みとホッピーはあるが店によって出てくる料理が違う。ここの加賀屋は刺身や魚料理に力を入れているようである。

 ポテトサラダ(390円)を追加。さらに、レモンハイ(330円)もお願いする。
 店の広さに驚いたと同時に、ここの美人ママの働きぶりにも驚いた。てきぱきと動く、客の様子をきちんと見て、ちゃんと声をかける。常連の皆さんもママに協力的である。あれだけの広さをたった一人で仕切っている。

 面白かったのは、店内に女子プロレスのポスターが多く貼っていることであった。トイレに立った時、貼ってあったポスターを見て、この店の姉妹店である蒲田店が女子プロレスの興行を主催していることを知った。後で調べたところによれば、女子プロレスの方々が宴会に使ったり、店に出入りしているのである。この日もあきらかに雰囲気の違う女性が男性客に囲まれて座っていた。男性たちはファンの皆さんだろうか。

 以前から気になっていた「加賀屋」戸越公園は思いの外、使い勝手の良い店であった。
 午後8時から午後9時15分頃までの滞在。お勘定は2人で3,450円であった。

戸越公園加賀屋看板

戸越公園 居酒屋「加賀屋」戸越公園店
東京都品川区豊町6-10-4
電話03-3785-5068
定休日 第3火曜日 営業時間 17:00~
東急大井町線「戸越公園」駅徒歩4分。




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戸越公園 居酒屋「伊豆屋」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第88回  2008年4月3日(木) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】



 戸越公園 居酒屋「伊豆屋」



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 前回、紹介した店、大井町線中延駅近くのやきとり「忠弥」を出た私とASIMO君は、商店街を東方向に向かう。すぐに都営地下鉄浅草線の中延駅の出入口の前に出る。その先は国道1号線(第二京浜)である。都営地下鉄浅草線はこの道路の下を通っている。
 国道1号線を渡り、そのまま住宅街の中を歩いて行く。やがて、400メートルほど行くと、戸越公園の駅前から続く「戸越公園駅前南口商店街通り」と交差する。交差点には交番がある。交番を見ながら右折、しばらく行くと右手にホッピーと煮込みで有名な「加賀屋」がある。さらに進むと左手に赤ちょうちんが見えてくる。それが本日の二軒目、「伊豆屋」である。

 この「伊豆屋」「寄り道blog」という、私がこの「居酒屋探偵DAITENの生活」のお手本にしているブログの中で紹介されていた店である。ずっと行こうと思っていながら、たまたま前を通るといつも満席で入れなかった店である。
 店の入口の左手には、白地に黒文字の「馬刺し やきとり」と大きく書かれた幟が立っている。右手には、やきとりの焼き台があり、おみあげで焼き鳥が買えるようになっている。店の中にはいると、右手に7、8人程度が座れるカウンターがあり、カウンターの中は調理場である。左手に四人掛けのテーブルが3つある。
 調理場の中で白衣のマスターが忙しく働いている。一番奥に女将さん。二人で切り盛りされている店である。ちょうど真ん中のテーブル席が空いていた。「そちらへどうぞ」という女将さんの声に促され座ることが出来た。運がよい。カウンター席に4、5人の方が座っている。手前のテーブルが二人連れの男性客、奥の席にはサラリーマンらしき四人組が盛り上がっていた。

 ホッピー(420円)を2杯お願いする。ASIMO君は氷入り、私は氷無しである。グラスに焼酎が入り、ホッピー瓶がちゃんとついてくる本来のスタイルである。ホッピージョッキが冷えていないが焼酎とホッピーが冷えている=2冷・レベル5のホッピーである。それでも、今日もホッピーがうまいのである。
 最初からグラスに焼酎とホッピーを混ぜて出す、しかも、氷無で頼むとその分、全体の量が少なく出てくるような店がある。他の美点があっても、この点だけで白けてしまうのである。少しホッピーを節約しても長い目で見れば、店にとって本当は損であると思う。

 大ぶりのもつ焼きを四本も食べてきている。焼き物類は勘弁してもらい、ニラ玉(420円)と厚揚げおろし(365円)を注文する。マスターが調理場の中で炒め物をしながら、「ちょっとお時間が掛かりますがいいですかぁ」と言う。
 マスターは忙しそうに「焼きそば」を炒めている様子である。この店は食事メニューもそろっている。カウンターの女性客に「焼きそば」は運ばれた。女性客は焼きそばを食べてさっと帰ってゆく。「居酒屋」としてではなく、夕食を食べる店として使うお客さんも多いのかもしれない。

 注文の品物が出てくるのを待つ間の為に、ぬか漬け(260円)を頼むことにした。ASIMO君はホッピーの中焼酎(260円)を追加。
 ここで、我が探偵事務所も城北地区に力を入れようということになり、OZAKI先生を誘って、3人共に馴染みの町である日暮里界隈を探索する計画を立てる。

 ニラ玉がやってきた。大きな「ニラ玉」である。上にアンがかかっており、まるで中華料理の「かに玉」のようである。御飯をもらえば夕飯のおかずに出来る量である。
 さらに、レモンハイ(395円)を2杯頼む。「厚揚げおろし」がやってきた。小さく刻んだ厚揚げと大根おろしを和えてある。
 おいしいつまみでレモンハイをいただく。ここで、さきほど前を通った「加賀屋」を偵察してみようという話になった。我ながら本当に「はしご好き」である。

 7時から8時まで約1時間の滞在。お勘定は二人で2,935円であった。


戸越公園 居酒屋「伊豆屋」
住所 東京都品川区豊町5-10-14
電話 03-3781-1503
定休日 土日祝日休
営業時間 17:00~23:00
交通 東急大井町線「戸越公園」駅徒歩5分。



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中延 やきとり「忠弥」

居酒屋探偵DAITENの生活 第87回  2008年4月3日(木) 【地域別】  【時間順】



中延 やきとり「忠弥」

   中延やきとり「忠弥」外観    にほんブログ村 グルメブログへ ←「東京食べ歩き」参加中。

 久しぶりにASIMO君を誘い、東急大井町線「中延」駅前で待ち合わせである。大井町線の「中延」駅の改札を出ると目の前は商店街である。右方面に30メートルほど歩くと都営浅草線の「中延駅」への降り口がある。逆の左方面に50メートルほど歩くと、「中延スキップロード」という屋根付きの商店街の入口と出会う。どちらにも行かず、目の前にある路地に入ってゆくと、すぐ左手に今日の目的の店、やきとり「忠弥」がある。
 路地の入口角にタレントのデビット伊藤が経営するラーメン店「でびっと」がある。その前でASIMO君は待っていてくれた。

 午後6時20分である。入口の戸が開け放たれ、中が良く見える。右側手前に横一列8席位、入口から奥にかけて縦一列に10席位、その奥に横一列に6席といった構成の大きなコの字カウンターである。全体で30席以上ある。テーブル席は無い。コの字カウンターの中は広い調理場スペース。縦一列の真ん中に焼き台がある。その背後に調理台があり、その前の高い場所に、白札に黒い文字で「はつ」「タタキ」等と書かれたメニューの札が掛かっている。その札を裏返すと、「はつ 売切れ」と変わるのである。売り切れの文字は赤文字となる。何が残っているか解るようになっている。

 いつも混んでいるという評判であったが、まだ、7、8名のお客さんが疎らに座っているだけであった。
 さっそく、瓶ビール大(700円)を注文する。突き出しはキャベツの浅漬けである。ビールはエビス黒小瓶(550円)もある。
 さて、焼き物の注文である。この店の食べ物の注文の仕方は独特である。小さなクリップボードにメモ用紙がはさまれたものが渡される。テーブルの上の鉛筆立てに立てられている鉛筆を手に取り、注文したい焼き物を記入するのである。口での注文は受け付けてもらえない。 頼みたい品物、本数、焼き方(塩かタレか)を記入するのである。今回は下記のように記入した。
 「はつ×2 塩、タタキ×2 塩、ハラミ×2 塩、ぺてん×2 塩、煮込み×2」である。
 価格はそれぞれ、はつ(140円)、タタキ(150円)、ハラミ(600円)、ぺてん(140円)、煮込み(450円)である。

 ビールはキリンラガーである。ビールを飲みながら、意外にすんなり店に入れたことを不思議がっていると、すぐ近くの空席に常連らしき男性客が座った。
 「今日は一人?」と店の人が聞くと、その男性は「友達と一緒、8人」と言う。これから7人の団体がやって来るのである。入口近くのカウンターもサラリーマンらしき人たちが次々に現れ、席が埋まってゆく。大丈夫なのだろうか。

 煮込みがすぐにやってきた。あっさりとした塩味ベースの煮込みである。これがうまい。
 はつ、ぺてん、ハラミがやってきた。実に素早い。そしてうまい。
 「ここは焼き物が早いですね」とASIMO君。
 「火力を強くしてあるのだろうね」と答えながら、旗の台の「おっちゃんの店市蔵」の親父さんが一本ずつ遠火でじっくり焼いていたことを思い出す。大量のお客さんを相手にするか、少しの常連を相手にするかで、これだけ違うのである。
 さらに、やってきたのはタタキである。骨も含めて叩いたつくねのようである。私としてはこのタタキが一番うまいと感じた。
 このタタキを持ってきてくれたところを狙って、カクテル(350円)を2杯お願いする。
 「カク2丁!」と親父さんが注文を通す。カクテルを「カク」と呼ぶのである。
 この店にはビール、日本酒、そして、カクテルという独特な飲み物しかないのである。

 「このお店の人たち、なんだかみんな丁寧ですね」とASIMO君が言う。私も同意した。丁寧にやさしく対応してくれるのである。ネット状での接客態度に関する悪評が嘘のようである。その後、何かあったのであろうか。

 やがて、7人の団体がやってきた。合流して8名である。私たちが移動して出来た場所にお互い身を寄せるようにして座る。どうやら、中の数人は日系人の方々のようで、顔は日本人だが英語が飛び交い始めた。
 飲み物はカクテルを8個、全員分を注文する。食べ物は先乗りしていた常連の男性がすでに頼んであった。
 日系人の方が「スペシャルドリンク?」と常連に聞く。そして、中身は何かと聞いている。聞かれた方は「シークレット」と答える。笑いが起こる。
 実は秘密でもなんでもない。作っているところが良く見えるのである。氷の入ったグラスに焼酎を入れ、ウィルキンソンのジンジャーエールとキリンビールを適当に入れるだけである。
ASIMO君が「このカクテル、けっこう飲めますね」と言う。ピリッとしたショウガがきいていて、意外にうまいのである。自分でもやってみようかとも思う。しかし、サワーやホッピーのように何杯も飲む気持ちにはなれない。やはり、ホッピーが飲みたいと思う。

 6時40分。店内は満席となっていた。外には列が出来ている。
 「あと、10分遅かったらすぐに入れませんでしたね」とASIMO君。
 これは席を空けるべきである。次へ行こうという私の提案にASIMO君も賛同。お勘定をお願いする。4,360円であった。約20分の滞在時間。支払いを済ませ、立ち上がる。二人分の席が出来る。団体の人が少し動こうとした。すると、女将さんに「そのまま、動かないでください、ここにお二人入りますから」と言われる。仕方なさそうに元に戻ったのである。

 表に並んでいる人たちがいる。空いた場所にすぐに人を入れなければならない。ここでピンと来たのである。ネット上で書かれていた接客に対する不評は、この辺に原因があるのかもしれない。つまり、はっきりしているのである。三時間という短い営業時間で大量の客を次々にさばいてゆく。メモに注文を書かせるのも、間違いなく素早い処理をするための結果なのである。

 この店で落ち着いて酒を飲もうとしてはいけないのである。瓶ビール700円である、ハラミは1本600円である。カクテルは量的に少ないので1杯がすぐ無くなってしまう。この店でじっくり飲んで食べてしまったら、そうとうな金額になるであろう。やはり、うまい肉を少し食べて15分から30分で席を譲る方が身のためである。


中延 やきとり「忠弥」
住所 東京都品川区東中延2-10-9
電話 03-3783-2257
定休日 土日祝日休
営業時間 17:00~20:00
交通 東急大井町線中延駅、都営浅草線中延駅徒歩1分。


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吉田類の酒場放浪記 放送時間変更

その他各種情報

「吉田類の酒場放浪記」放送時間変更

「吉田類の酒場放浪記」は居酒屋ファンにとって最良の番組である。
単なるグルメ番組のように、営業時間外に特別な料理を並べて、冷めたものを熱そうにとか、
味を大げさにわざとらしく表現するようなこともない。

営業時間中にどんどん店に入って行き、レポーターであるはずの吉田類氏本人が客と一緒になってどんどん酔っぱらってゆくのである。

今まで、早い時間の放送だったのでハードディスクビデオに撮って見ることが多かった。
しかし、4月から番組改変で放送時間が変わった。
月曜から金曜の週5本から土曜夜のみの2本立て放送になった。
しかも、今までよりも自分にとって都合の良い時間である。

BS-i 毎週土曜 よる 10:30~11:00
詳しくは公式サイト「吉田類の酒場放浪記」へ。
http://sakaba.box.co.jp/

土曜の夜はどこかの居酒屋で飲んだとしても早めに帰宅。
はしご酒の続きは「自宅で2軒」ということになりそうである。


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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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新岳大典作小説リンク
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