武蔵小山 居酒屋「江戸一」

居酒屋探偵DAITENの生活 第290回 2009年11月29日(日) 【地域別】  【時間順】



武蔵小山 居酒屋「江戸一」


   武蔵小山「江戸一」外観

  
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 パワー酒場にて

 その店に入ろうとした瞬間。中から大声が聞こえる。女性の団体客でも入っているのではと思う。入ろうとするsakuraを引き留め、中の様子を耳で聞く。静かになる。
 引き戸を開け中に入り、全てが私の勘違いであることが解った。女性は団体ではなく1人であった。女将さんである。笑顔とハスキーボイスで元気に迎えてくれた。

 中心の調理場を囲うように、横に長いコの字カウンターがある。前側に8人、左側に3人、右側に3人ほどが座れるだろうか。中心に女将さんがいて、その小柄な身体には似合わぬ大きな声である。その存在感は大きい。左奥にカップルのお客さん。テレビでは「大相撲 十一月場所 千秋楽」の中継が流れている。

 入店したのは午後5時10分。前回の店が立ち飲みであり、すこし湯冷めをしてしまったのでお店の中の温かさがうれしい。熱燗一本をもらい、まずは、きんぴらごぼう煮付けを頼んだ。熱燗が身体に染みいるようだ。

 右手奥の壁の高い位置に、我らが吉田類さんの色紙を発見。こちらの店はBS-TBSの番組「吉田類の酒場放浪記」第254回で放送された店である。

 「江戸一さんへ パワー酒場です。吉田類。」と書かれている。

 隣には、酒場放浪記の本を紹介した小さなポスターもあった。出版社の方が配っているのかもしれない。
 このパワー酒場パワーとは、こちらの女将さんの元気さに起因しているに違いない。ハスキーなとても良い声である。特に笑い声がすごい。「吉田類の酒場放浪記」のサイトの記事には、武蔵小山の駅を出ると聞こえてくる女将さんの笑い声」と書いてあるが、そんなに「江戸一」さんは武蔵小山駅から歩いて3分ほど離れている。面白い。

 私は、2杯目としてハイサワーハイッピー(400円)をもらった。武蔵小山には博水社の本社がある。ゆえに、ハイッピーを飲める店が多いのである。ちゃんとハイッピージョッキに入って出てきた。
 さらに、おでんをお願いした。大根、はんぺん、ちくわぶである。熱燗も追加する。常連らしい方々が1人、また1人といらっしゃる。最後に男性2人、女性1人の若者3人が入ってきた。どこかで飲んできたらしく楽しそうである。常連ではないけれど、前に来たことがあるらしい。女将さんはちゃんと覚えている。なんとなく若者たちと楽しく話すことになった。いつもよりよくしゃべる私がいた。

 支払いを済ませると、若者たちに別れを告げ、常連の皆さんに御挨拶をして外に出る。
 「今日のようにもっと自分を表に出せば良いのに、居酒屋では何故か自分の姿を隠そうとするから・・・」と、外に出てからsakuraに言われた。
 「探偵だからね、仕方ないんだ・・・」と答える。何が仕方がないのだろう。自分で言ったことで笑ってしまう。 
 
 午後5時10分から6時10分まで1時間ほどの滞在。お勘定は二人で2,110円であった。 


  武蔵小山居酒屋江戸一看板

武蔵小山 居酒屋「江戸一」
住所 東京都品川区小山3-13-5
電話 03-3784-5082
定休日 無休・日祝要確認
営業時間 17:00~23:00
交通 東急目黒線武蔵小山駅下車徒歩3分

ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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武蔵小山 焼鳥「鳥勇」駅前店

居酒屋探偵DAITENの生活 第289回 2009年11月29日(日) 【地域別】  【時間順】



武蔵小山 焼鳥「鳥勇」駅前店


  武蔵小山鳥勇外観    ←クリックお願いします。  にほんブログ村 酒ブログ 東京飲み歩きへ  ←クリックお願いします。


 武蔵小山温泉・清水湯

 この日はsakuraと一緒に武蔵小山にやってきた。10年以上前に入ったことがある黒湯銭湯が大幅なリニューアルをしたという噂を聞いて、やってきたのである。その銭湯というのが「武蔵小山温泉・清水湯」である。
 まず、立派な外観に驚いた。入口の前にある門をくぐり玄関に入って、さらに驚いた下足入れが全て使われているのである。仕方なく、靴を下足入れの上に置いた。

  武蔵小山温泉清水湯 ←「武蔵小山温泉 清水湯」

 ロビーは広い。最新のマッサージ機が二台置いてある。缶ビールや飲物も豊富で、ロビーカウンターには生ビールのサーバーもある。
 脱衣所もいっぱいであった。やっと自分のロッカーを確保して風呂に入る。内風呂の浴槽はすべて黒湯である。左手が洗い場になっており、右手手前からサウナ、水風呂(黒)、黒湯の座湯が3つほど並び、その先が黒湯の浴槽である。やはり、満杯であった。
 身体を洗い、一番奥の二重扉を開いて庭に出る。左手に、5、6人用の黒湯の露天風呂がある。黒湯の前には椅子が数個。右手の階段を上がって一段高い場所に赤い色の露天風呂がある。こちらも5、6人用である。その左手にはサマーベッドが並んでいる。
 一通り、お湯に入り、外に出てきた。どんどん人が入ってくる。女性の脱衣所に入った若い女性が戻ってきて、ロッカーが一つも無いんですがと相談していた。
 外観も内部もとてもきれいであり、黒湯と赤湯の2種類の温泉に入ることが出来て、二つも露天風呂がある。それで値段は一般の銭湯と同じである。混むのが解る。
 今日もまた、「居酒屋探偵」ならぬ「銭湯探偵DAITEN」であった。


 武蔵小山駅東側再開発地区
 
 清水湯から武蔵小山駅近くまで歩いてきた。武蔵小山駅の東側に広がる飲屋街の中を歩く。この場所は再開発地区となっており、すでに、駐車場になっている部分も多い。悲しいことである。
 武蔵小山駅前まで行き、ちょっと寄ったのが焼鳥の有名店「鳥勇」駅前店である。この「鳥勇」は、武蔵小山商店街(パルム)の入口付近に駅前店があって、同商店街の出口付近に本店がある。武蔵小山商店街がマスコミで取り上げられる時、必ず紹介される店である。今まで当ブログで紹介しなかったのが不思議なくらい、城南地区では有名な店である。

 焼鳥「鳥勇」駅前店の近辺には第254回で紹介した立呑み「晩杯屋」第251回で紹介した立ち飲み・串カツ・おでん「晶太の串」第231回で紹介した大集酒場「ぴょん吉」第203回で紹介した居酒屋「愛酒酒場」、など、小さな良い居酒屋が点在している。これらの店が武蔵小山駅東口の再開発が進む中、残ってくれることを切望する。

 焼鳥「鳥勇」駅前店は、店の前の大皿にタレ焼きの焼鳥がきれいに積み上げてある。お客さんはそれを取り、食べる。支払いは串の数で計算される。1本がすべて同じ価格であるから計算は簡単だ。店は角地にある。正面側に立つお客さんは2、3本食べたり、土産として買って帰ってゆく。右の路地に面した側に、冬は透明のビニールテントがつけられ、その中に立って飲みながら食べるお客さんも多い。私たちもその中に入った。

 sakuraは生ビール(500円)、私は緑茶割(350円)をいただく。ここの焼鳥は、注文して焼いてもらうのではなく、基本的には焼いてあるものを選んで食べる。ゆえに、塩焼きは無くタレ焼きのみだ。正肉、ししとう、レバー、鳥皮、つくねを選んで食べた。串はカウンターに置いてゆく。肉が大ぶりで食べ応えがある。
 カウンターから調理場の奥を見ると、店内奥に座ることの出来るカウンター席がある。路地側の入口をあけて中に入るのである。この席のことを知らない人も多いに違いない。しかし、こちらの店は長居するべき店ではないので、外カウンターに立って飲むのが一番である。

 二人で飲物2杯、焼鳥5本で、支払いは1,600円であった。15分ほどの滞在である。そして、次の店へと向かうのであった。

 (つづく)


武蔵小山 焼鳥「鳥勇」駅前店
住所 東京都品川区小山3-19-10
電話 03-3788-3458
定休日 無休
営業時間 [月~金] 14:00~22:00 [土・日・祝] 12:00~22:00
交通 東急目黒線武蔵小山駅下車徒歩30秒


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蓮沼 立呑処「勘蔵」第7回

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第288回 2009年11月24日(火) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】



 蓮沼 立呑処「勘藏」  第7回


  蓮沼立ち呑み勘蔵外観 


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 前回の帰り、京浜東北線に乗った私は蒲田駅で降りた。そのまま帰ればよいのに、酔うと普段の膝の痛みが麻痺する為か、無性に歩きたくなる傾向がある。蒲田駅から東急池上線の蓮沼駅方面へ歩くことにした。バスはすでに終わっている。ロータリーからバス通りを歩いて五つ目の角、セブンイレブンのある交差点を右に曲がる。そこから三つ目の角から右手を見ると小さな飲屋街があった。スナックや居酒屋が並び、アクリル製の看板が並んでいる。どこか地方都市の街道沿いにある飲屋街の雰囲気である。(写真)

  西蒲田飲み屋街

 この飲屋街には入らず、そのまま道を進むと、多摩堤通りとの交差点に出る。右に行けば蒲田駅前に戻り、左に行けば東急池上線の蓮沼駅である。その左手前角に赤提灯が見えた。立呑処「勘蔵」である。ずいぶん飲んでいるのに、やはり寄ってしまった。
 入口を入るとカウンターの中にマスターの関さん。左奥のあたりには、よくお見かけする常連の皆さんがおられた。さらに、前回、お客さんとしてカウンターの外で飲んでいた女性がカウンターの中でエプロンをしており、カウンターの中でエプロンをして働いていた女性がカウンターの外で飲んでおられた。面白い。
 
 まずは、新しくできたメニューのポッカのレモンサワー(250円)というのを頼む。つまみは、ちくわぶの煮物(250円)。実際は大根、人参、鳥肉、ちくわぶの煮物である。
 関さんによれば、こんどの正月も「出羽鶴の樽酒」を一杯づつふるまうそうである。大晦日も営業して、2010年1月1日も夕方6時から開店するという。2009年1月1日もこちらの立呑処「勘蔵」にいた。もうそんな話をするような時期になってきたのである。

 2杯目はジヤワテイハイ(250円)。昔、横浜に住んでいた頃、いきつけの寿司店でジャワティ割りをよく飲んだ。そちらのお店では、すでに20年以上前からこのジャワティ割りを出していた。
 関さんによれば、ヒット商品であるという。さらに、ウイスキィ・ジヤワテイ割(300円)もあり、ウイスキィの烏龍茶割(200円)も始めたそうである。
 ずっと検案であったマルシンハンバーグ(200円)を頼んでしまった。ずっと、食べたいと思っていたものである。懐かしいその包装紙は油紙になっている。外は雨になった。
 午後10時50分から11時30分まで、40分ほどの滞在。歩いて5分ほどの蓮沼駅まで歩いて東急池上線に乗った。


立呑処「勘蔵」に関する過去の紹介記事
第6回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第268回 2009年10月12日(月)
第5回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第243回 2009年8月8日(土)
第4回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第221回 2009年5月30日(土) 
第3回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第191回 2009年3月15日(日) 
第2回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第166回 2009年1月1日(木)
第1回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第156回 2008年11月8日(土)


蓮沼 立呑処「勘蔵」
住所 東京都大田区西蒲田7-9-5
電話 ?
定休日 年中無休
営業時間 16:00~26:00
交通 東急池上線蓮沼駅下車徒歩5分。JR蒲田駅下車徒歩3分。

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横浜 立ち飲み・そば処「安兵衛」横浜西口店

居酒屋探偵DAITENの生活 第287回 2009年11月24日(火) 【地域別】  【時間順】


横浜 立ち飲み・そば処「安兵衛」横浜西口店


  横浜駅西口安兵衛外観   ←クリックお願いします。 にほんブログ村 酒ブログ 東京飲み歩きへ  ←クリックお願いします。

 
 横浜の先輩、YOUSAKU氏濱也耕誠氏と3人で、前回の店を出た後、派新田間川に掛かる鶴屋橋を渡り、最初の角を右に曲がると、その道は左にカーブしている。その道の左手にYOUSAKU氏が良く行く中華料理店がある。

  横浜珍来看板 ← 中華料理「珍来」

 二軒目は、この中華料理「珍来」に入った。ビールと日本酒をいただき、海老のマヨネーズあえや麻婆茄子などをいただいた。店内はサラリーマンとOLらしき女性たちで一杯であった。大きなテーブルに相席は当たり前の状態であった。二軒目ではあるが、こちらのお店は中華料理店である為、「居酒屋探偵DAITENの生活」の正式な記事にはしなかった。

 「珍来」を出た後、来た道を戻って、鶴屋橋の通りに出るとその角に、昼はそばや定食が中心、夜になると立ち飲み店として機能する店、そば・定食・お酒「安兵衛」があった。本日の3軒目である。
 
 店の表には、大きく「オール300円 飲み処 安兵衛」という布製の看板が出ている。今、流行の全品300円を売りにした店になっていた。尊敬する浜田信郎さんのブログ「居酒屋礼賛」2006年5月31日の記事で同店が紹介されていた時点では、オール300円ではなかったようで、ホッピーの黒と白が当時は400円であった。値下げしたとすれば素晴らしいことである。

 左壁には10人程が立てるカウンター、店の真ん中に立ち飲みテーブルが2個、入って右手に四人程度が立てる壁カウンターがある。その壁カウンター前に立つことにした。YOUSAKU氏が馴れた様子で奥の方へ行き、自動販売機で券を買うと、日本酒(300円)2本、マグロ中落ち(300円)を持ってこられた。
 日本酒で再び乾杯である。濱也耕誠氏は、立ち飲み店に入ったのは初めてだそうである。「カルチャーショック」を受けた様子であった。3軒目で3人ともだいぶ酔いが回ってきた。カウンターに肘をついて話し、楽しく笑い会う。「横浜に帰ってきなよ」と言ってもらい、本気で考えてしまう。やがて、第二の故郷、横浜に帰る日が来ると思う。

 2回目は、私が自販機に向かった。揚げ出し豆腐(300円)、ホッピー(300円)、スーパードライ小瓶(300円)を買った。昼は立ち食いそば店、夜は立ち飲みの居酒屋。この業態は強い。長持ちをしている店を何軒も知っている。昼来店してそばを食べた客が再び夜になって軽く飲みに来る。
 自販機で先払い、食べ物も酒も客が受け取って自分の場所へ運ぶ。片づけも自分でする。マクドナルドなどのファーストフード店に馴れているので、特に片づけることに抵抗はない。フロアの人件費はいらない。昼と夜の「二毛作」的経営が出来る。デフレ的傾向の今の時代、親父世代向けには最強の業態かもしれない。

 あちらこちらに出来ている「カフェ」もまた昼は食事、午後はコーヒー、夜は食事とお酒という風に使われる。立ち食い蕎麦兼立ち飲み店は、若い世代には、行きつけの「カフェ」リビングダイニングの延長かもしれない。
 しかし、親父世代にとっては、立ち飲み店「カフェ」ではない。家に居場所の無い親父たちにとって、リビング・ダイニングではかえって落ち着かないのだ。鳥にとっての止まり木のように、少しの間、安心して遠くを見ることの出来る居場所、それが立ち飲み店かもしれない。

 午後9時から45分ほどの滞在。支払いは1,800円であった。

 本日は、3軒とも情報だけは知っていたけれど、実際に入ったのは初めてだった。今日は完璧にYOUSAKU氏のセレクトにお任せしたことになる。感謝。

 横浜駅西口改札まで行き、それぞれの帰路につく。楽しい夜であった。

 JR京浜東北線に乗り込んだ。そして、そのまま、まっすぐ帰るつもりであった。しかし、実際にはもう一軒行ってしまった。

(つづく)

  横浜駅西口安兵衛提灯

横浜 立ち飲み・そば処「安兵衛」横浜西口店
住所 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-16-5
電話 045-312-9365
定休日 無休
営業時間 07:00~23:30(金・土・祝前日07:00~24:00)
交通 JR横浜駅西口より徒歩3分、きた西口より徒歩2分 

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横浜 「豚の味珍」本店

居酒屋探偵DAITENの生活 第286回 2009年11月24日(火) 【地域別】  【時間順】



横浜 「豚の味珍」本店


  豚の味珍本店   ←クリックお願いします。 にほんブログ村 酒ブログ 東京飲み歩きへ  ←クリックお願いします。

 11月15日の日曜日の午後、相鉄本多劇場で上演された劇団映劇にゅうくりあ第1回公演「あたしが道をやってくる~お伽草子 横濱物語~」を観劇した。最終回であり、当然、同公演に参加されているYOUSAKU氏濱也耕誠氏は忙しく、その時は一緒に飲むことは出来なかった。そこで、別に時間をとっていただき、3人で横浜駅近くで会うことになった。
 
 昔知っていた横浜駅西口側の鶴屋町の焼き鳥店に行くつもりで、岡田屋モアーズの前で待ち合わせをした。早く着いてしまったので、派新田間川に掛かる鶴屋橋を渡り、鶴屋町に行ってみる。すると、そこは私の知っている街ではなくなっていた。再開発がすすみ、駐車場になっていたり、新しいビルが建っていたりして、一部を除いてすっかり変わってしまい、目当ての焼き鳥店も無くなっていた。

 待ち合わせ場所に戻ると、すぐにYOUSAKU氏がいらっしゃった。濱也耕誠氏もすぐに登場。焼き鳥店が無くなったことを伝えると、YOUSAKU氏が面白い店があるという。岡田屋モアーズ前から鶴屋町方面へ歩くと、すぐにY字の交差点がある。左方向へ行くと鶴屋橋である。右手の細い路地に入ってゆく。この道は横浜駅きた西口への抜け道になっている。B級グルメはあまり得意ではない濱也耕誠氏もちょっと戸惑いながら同行。左手の路地が有名な「狸小路」である。これは、あの店に違いないと思った。すると、すぐ左手に「豚の味珍」と書かれた暖簾がある。予想通りであった。「豚の味珍 新店」である。入口を開くと目の前は急な階段。一階は満席。YOUSAKU氏は馴れた様子で二階へ上がってゆく。お店の人に聞いている。二階も満席であるという。仕方なく外へ出た。

 路地を少し進むと、道は左斜めに「くの字」に折れている。折れた先は、さきほどの鶴屋橋に至る道である。路地が折れ曲がるあたりの右手に「豚の味珍」と書かれた暖簾がもう一枚かかっている。こちらの入口の方がさらに狭い。「豚の味珍 本店」である。味珍と書いて「まいちん」と読む。以前から一度来てみたいと思っていた店である。入口を開けると、狭い店内にはカウンター席があり、すでに満席。右手には、ほとんど梯子に近いのではないか思えるほど急な階段があった。(写真)
 階段をYOUSAKU氏がどんどん上がってゆく。濱也耕誠氏は本当に驚いていた。初めての来店であるとのこと。階段を上がると、左奥にL字カウンターがあり、左に回り込むように進むと、階段の上を囲うように小さなL字カウンターが作ってあった。そこには誰も座っていない。3人で並んで座るのにちょうど良いスペースである。私が「いい席ですね、落ち着きますね」と言うと、YOUSAKU氏が「いいでしょ」と言って微笑む。濱也耕誠氏は、店内を見回しながら「凄いね」と言って、さらに驚いている。横浜には面白い場所がたくさんある。私にとって第二の故郷とも言える横浜にもっと頻繁に来ようと思う。

 まずはビール中瓶(550円)をもらう。ビールで乾杯だ。3人で飲むのは本当に久しぶりである。
 つまみは、牛すじ(450円)をとる。ビールの後は、こちらの店では、やかんと呼ばれる焼酎(380円)を三杯もらった。テーブルの上に置いてある梅シロップを加えると飲みやすい。セオリー通りにやってみる。これを何杯も飲むのは「危険」である。サラダ(値段不明)と豚の耳(700円)を追加。
 やかん(焼酎)と一緒にビールを追加、先日の芝居の話を聞く。劇団の話は、どこの話も本当に面白い。

 午後7時から7時30分まで30分の滞在。お勘定は3人で4,200円であった。

  豚の味珍本店階段 ← 豚の味珍 本店 階段 

 上の写真は、お客さんやお店の方に迷惑にならない様子なので撮影したもの。この階段を降りて、さらに次のお店へと向かった。

 (つづく)


横浜 「豚の味珍(まいちん)」本店
住所 神奈川県横浜市西区南幸1-2-2 岡田屋モアーズ前、狸小路内
電話 045-312-4027
定休日 日曜・祝日
営業時間 16:30~22:30
交通 JR横浜駅西口より徒歩2分、きた西口より徒歩1分 

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高円寺 居酒屋火災

2009年11月22日 高円寺 居酒屋火災


 11月22日(日)午前9時すぎに発生した東京都杉並区高円寺南のビル2階の居酒屋での火災で、4人の方が亡くなり、12人の方が重軽傷を負われました。
 最初、火災発生時間が午前9時と聞き、何かの間違いではないかと思いました。しかし、こちらの居酒屋は夕方午後5時から翌朝午前10時頃まで営業をしていたということ。また、地下1Fと地下2Fにはライブハウスがあり、ライブ後の打ち上げなどにもよく使われていたということで合点がゆきました。
 高円寺は、先輩や友人が複数住んでいた為、30年前から5年間ほど、毎週のように飲みに行っていた場所です。よく行く居酒屋さんには、プロのバンドマンの方たちやプロを目指すアマチュア・ミュージシャンの若者たちが集まっていました。
 複数の小劇場もあり、演劇人、芸人の皆さんも多く住んでいる街です。どちらかといえば、夜型の生活をされている方が多く住んでいる街である為、こちらのお店のような営業形態が成り立っていたのでしょう。私自身、芝居の打ち上げや稽古帰りに遅くまで居酒屋にいる場合もあり、近くにこちらのお店があれば通っていたかもしれません。
 また、ブログ「居酒屋探偵DAITENの生活」を始めてからは東京中の居酒屋を巡り歩いています。とても他人事では済ませられません。
 火災で亡くなった方々の冥福を祈るとともに、傷を負われた方々の一日も早い回復を願うのみです。
 
   2009年11月23日

      居酒屋探偵DAITEN こと 新岳大典





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洗足池 居酒屋「とんちゃん」第2回

居酒屋探偵DAITENの生活 第285回 2009年11月23日(月) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】



洗足池 居酒屋「とんちゃん」 第2回


  西馬込とんちゃん外観  

 
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 休日の夕暮れ時である。散歩がてら買い物を済ませ、ふと思いついて入ったのが2008年8月27日第133回の記事で紹介した「とんちゃん」である。その時に書いたように、場所は、洗足池、石川台、雪谷大塚、御嶽山、そして、都営地下鉄浅草線の西馬込のいずれからも遠い場所にある。新幹線と横須賀線・湘南新宿ラインが通っている大ガードの近くである。

 入口の浮世絵の描かれた紅白の暖簾をくぐって中に入る。右手のカウンター席にはお客さんが何人か座っておられる。カウンターの中の調理場に女将さん、カウンターの外に大将が立っている。左手の二人掛けのテーブルに座ろうとすると、大将に「奥へどうぞ」と言われ、カウンターの一番奥の席に通された。
 まずは、最近の流行のウイスキィのハイボール(350円)をいただく。さらに、定番の豚もつ煮込み(350円)を頼んだ。お通しは豚肉を甘く煮たもの(300円)である。豚の角煮が四角いのではなく、平べったくなったような感じである。とても美味い。

 豚もつ煮込みがやってくる。これも美味い。
 壁に「ばくだん 450円 はじめました」という文字がある。物騒であるが爆弾ではない。ちょうど、並びのお客さんが「ばくだんって何?」と聞いた。女将さんが「ウイスキィをビールで割ったものよ」と答えている。
 バクダンという飲物に時々出会う。しかし、焼酎をビールで割った場合もあれば、ウイスキーをビールで割った場合もあり、微妙に違うようである。最近はアルコール度数の高い飲物はあまり飲まないことにしているので私は遠慮した。
 
 2杯目はホッピー(450円)を飲むことにする。
 
 「ホッピーを氷無しでください」
 「黒ですか? 白ですか?」
 「白でお願いします」
 冷えたジョッキに焼酎を入れ、冷えたホッピー瓶が一緒に出てくる。
 マスターが瓶とジョッキを渡しながら言う。
 「ホッピー氷なしってのは通ですねえ」
 「ええ、まあ、ビールに氷入れる人はいないってのと同じで・・・」
 同じ会話を以前に来た時にもしたような気がする。

 2品目のつまみは、マグロかつ(500円)をいただいた。焼鳥も食べたかったのだけれど、こちらは五本縛りなので躊躇する。
 やがて、マグロかつを女将さんがソースと一緒に出してくれる。御飯をもらえば定食として夕ご飯になる量である。隣の常連の方はメニューなど見ずに、「卵焼いてくれる」などとおっしゃる。女将さんが対応する。常連中心の居酒屋でよくある風景である。

 「(メニューを見ずに)○○焼いてくれる・・・」
 「○○いれる?」
 「うん、いれて」
 「○○はどうする?」
 「それにして・・・」

 こういう会話が自然に出来るようになれば、本当の常連である。毎日のように来なければこうはならないであろう。私自身は「探偵」なので、こういうお店はまったくない。名前で呼ばれることもない。
 マグロかつを食べ終わり、ホッピーを飲み干して出ることにした。
 午後6時10分から55分まで45分の滞在。お勘定は1,950円であった。


第1回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第133回 2008年8月27日(水)


  西馬込とんちゃん看板

洗足池 居酒屋 「とんちゃん」
住所 東京都大田区東雪谷5丁目9-6
電話 03-3728-6949
交通 東急池上線洗足池徒歩20分・バス5分・都営地下鉄浅草線西馬込徒歩15分
東急バス(系統/森06・森07・森05)上池上バス停より徒歩1分
※大田東雪谷五郵便局並び
森05系統=大森~池上~洗足池
森06系統=大森~上池上循環(外回り)
森07系統=大森~上池上循環(内回り)


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蒲田 居酒屋「かわ田」

居酒屋探偵DAITENの生活 第284回 2009年11月21日(土) 【地域別】  【時間順】



※2009年11月22日 380,000カウント通過 感謝!


蒲田 居酒屋「かわ田」


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 土曜日の午後、買い物がてら蒲田の街にやってきた。買い物を済ませ、JR蒲田駅東口のロータリーを渡り、裏通りを抜けて、京急蒲田方面へ行く。京急蒲田で京浜急行線に乗り、隣の雑色駅で下車。雑色駅周辺の商店街を散策した後、蒲田駅へ向かうバス通りを歩いた。このバス通り沿いの地域には黒湯の温泉施設が多い。ヌーランドさがみゆ蒲田温泉などである。しかし、今日のところは着替えの用意もしていない上に、買い物の残りもあったのでどこにも入らなかった。10年前、居酒屋探偵ではなく、銭湯探偵だった頃にどちらも何度か入ったことがある。ヌーランドさがみゆは新しい建物で広く、どちらかといえばファミリー向け、蒲田温泉は古い建物で狭く、どちらかと言えばお年寄り向けかもしれない。
 雑色にも入ってみようと思う店があったけれど、まだ早い時間でやっていなかったり、やっていてもなんとなく入りづらかったりして、どこにも入らずにバス通りを歩き続けた。やがて、環状8号線を渡って蒲田駅東口に戻ってきた。

 JR蒲田駅東口に降り立ち、左手に歩いて、交番の前を通って、最初の路地に入らず、京急蒲田方面へ向かう大通りの歩道を進み、次の路地を左に入る。すると、右手に居酒屋「かわ田」があった。
 「天下一煮込」と書かれた赤い提灯を見ながら縄のれんをくぐる。店内はとても静かだ。店の奥の席で大将が新聞を読んでいた。時計を見ると午後4時40分である。まだ早い時間なのでお客さんの姿はない。本当に店内は静かである。音の消されたテレビは相撲中継を流している。

 「レモンサワー(350円)お願いします」
 「はい、レモンサワー・・・レモンサワーは梅干入れますか?」
 少し驚いた。こちらの店では、レモンサワーに梅干を入れてのむのが定番らしい。
 「いいえ、梅干無しでお願いします」
 「はい、梅干し無しですね・・・」
 メニューを見ると梅干しを入れると450円になるらしい。
 大将がグラスを出したり、そこに氷を入れたりする音だけが聞こえる。静かである。

 「はい、どうぞ」
 レモンサワーを飲みながら、メニューを見る。
 「煮込み(550円)お願いします」
 「はい、煮込み、ひとつ・・・」
 煮込みの準備が始まる。鍋を火に掛けたりする音だけが聞こえる。静かである。

 大将が赤いオワンを私の前に置いた。
 「煮込み、すぐ出来ますんで、これで、ちょっとお待ちください・・・」と言う。
 出してくれたのは、蟹と白菜のスープのようである。
 スープを飲みながら待つ。身体が暖まる。

 「おまちどおさまです」 
 煮込みがやってきた。小さな鍋に肉と豆腐のみの煮込み。なかなか、美味しいが私には塩分が少し強い。玉子入りは650円であるという。

 2杯目は、お湯割にしようと考えた。
 「焼酎お湯割りお願いします」
 「麦と芋があるんですが・・・」
 「芋は何ですか?」
 「黒一っていうんですが・・・」
 「それじゃ、それお願いします」
 「芋焼酎ひとつ・・・」と言って、大将は伝票に記入した。

 大将がテレビの画面を見ながら少し笑う。店内は大将の笑い声のみ。静かである。
 「あの・・・納豆オムレツお願いします。」
 「はい、納豆オムレツ・・・」

 納豆オムレツ(470円)が出来るまで、静かな店内で昔のことを考えた。初めて「納豆オムレツ」というものを食べたのは今から30年近く前である。当時、練馬区江古田の日大芸術学部の学生だったKさんのバイト先が西武池袋線の石神井公園駅近くの書店であった。その書店に顔を出した時、店の閉店後に連れて行ってもらったのが並びの小さな居酒屋風スナック。そのスナックのメニューにあったのが納豆オムレツであった。ある種のカルチャーショックというか、とても驚いたことを覚えている。
 このKさんの住んでいた古いアパートには、色々な方々がいた。そのアパートを「館(やかた)」と呼び、よく遊びに行った。ここの皆さんにはずいぶんと影響を受けた。世の中に、デザインの仕事や映画・テレビのスタッフの仕事をしながら生きている若者たちがいることを初めて具体的に知り、自分もその方面を目指してみたいと思ったものである。

 「納豆オムレツおまちどうさまです」
 納豆オムレツを受け取り、眺める。大きい。食べてみる。半生状態のオムレツであった。納豆1つ分が入っているようだ。ひきわりではなく、大粒である。30年前に食べた納豆オムレツは、もっとよく焼いてあって卵焼きに近い状態で、納豆の豆が一部焦げていて、香ばしい匂いがした。30年前のことを匂いまで思い出すことが面白かった。

 静かである。居酒屋でただ1人、納豆オムレツを食べている自分がいる。口の中の咀嚼する音まで聞こえる。
 時間は午後5時20分になっていた。お湯割りも飲んでしまった。頭の芯がゆるんできた。帰ることにしよう。
 「お勘定お願いします。」
 伝票の計算をする大将。
 「2070円です。」
 ぴったりの金額を財布から出して渡す。
 「ありがとうございました」
 「ごちそうさま」
 外は薄暗くなっていた。寒い。ゆるんだ頭の芯に何かが通ってゆく。
 急いで駅を目指した。


蒲田 居酒屋「かわた」
住所 東京都大田区蒲田5-9-15
電話 03-3737-2884 
定休日 ?
営業時間 ?
交通 東急池上線・多摩川線蒲田駅下車徒歩5分。JR京浜東北線蒲田駅下車徒歩3分。

ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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戸越銀座 居酒屋「とくさん」

居酒屋探偵DAITENの生活 第283回 2009年11月16日(月) 【地域別】  【時間順】



戸越銀座 居酒屋「とくさん」


   戸越銀座居酒屋とくさん外観   ←クリックお願いします。 にほんブログ村 酒ブログ 東京飲み歩きへ  ←クリックお願いします。


 夕暮れ時、東急池上線の戸越銀座を独りで歩いていると、asimo君からメールが入った。時間が出来たので、久しぶりに飲みましょうということになり、彼が来るのを待って駅前の居酒屋「とくさん」に入った。asimo君が当ブログに登場するのも2009年2月24日第182回以来であるから9ヶ月ぶりである。初期の頃はシャーロック・ホームズにとってワトソン君がいるように、居酒屋探偵DAITENには助手としてasimo君がいた。asimo君の登場回数は実に全37回である。
 
 この居酒屋「とくさん」には、RAM元帥をはじめとする数名で二週間ほど前に来たばかりである。なにしろ、戸越銀座の五反田方面改札を出て、すぐ目の前に見える店である。急な会合に便利な店だ。
 戸越銀座通りから二段ほど階段を上がり、暖簾をくぐって下半分が曇りガラスの引き戸を開ける。天井が思いの外高い。左側に四人掛のテーブルが三つ、右側手前に四人掛、その向こうに六人掛のテーブル。一番奥の右手に7、8人が座れる小さめのL字カウンターがある。カウンターの中の調理場は狭い。カウンターの中から大柄のマスターがこちらを見ている。先客は、左奥のカウンターに男女。右奥にサラリーマンらしき方々が四人であった。
 
 asimo君はホッピー(480円)を氷入りで、私はハイボール(350円)を頼む。
 つまみは、ジャンボさつま揚げ(500円)、青菜と生揚げのぴり辛炒め(420円)を頼む。お通し(価格不明)が出てくる。
 ジャンボさつま揚げはやはり大きい。青菜と生揚げのぴり辛炒めも量が多かった。全体に1人より3人から4人程度の人数で分けながら食べるのが良いかもしれない。
 長きにわたって酒につきあえなかったことをasimo君がわびてくれる。忙しいのだから仕方がないのである。お互いの近況を話す。

 二杯目はasimo君は中焼酎を追加。私はレモンサワー(420円)。二人とも早めに帰らなければならないので、ピッチが上がってきてしまう。
 三杯目に、asimo君が「お酒いきましょうか」と言う。五秒ほど迷ってから、彼は神亀純米酒(700円)、私は獺祭純米吟醸50(700円)。両方とも好きな酒である。両方が同時にあるのは珍しい。酒に合うつまみとして、うるめいわし(370円)も追加した。
 四杯目に、レモンサワー(420円)を二杯。
 さらに、ブラックニッカ水割(500円)を1瓶とってグラスを二つもらって飲んだ。最後のつまみは、なすの一本づけ(370円)。

 12月に居酒屋探偵団メンバーのozaki先生asimo君と3人で小規模な忘年会を開くことにする。

 7時00分から8時30分まで1時間半ほどの滞在。お勘定は6,130円であった。月曜日だというのに短い時間でよく飲んでしまった。

戸越銀座居酒屋とくさん看板

戸越銀座 居酒屋「とくさん」
住所 東京都品川区平塚2-17-12
電話 03-3781-4116
定休日 第二、第四日曜日
営業時間 17:00~24:00
交通 東急池上線戸越銀座駅五反田方面改札下車徒歩10秒

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野毛 立ち飲み「○豊(まるとよ)」

居酒屋探偵DAITENの生活 第282回 2009年11月15日(日) 【地域別】  【時間順】



野毛 立ち飲み「○豊(まるとよ)」

  野毛都橋○豊外観   ←クリックお願いします。 にほんブログ村 酒ブログ 東京飲み歩きへ  ←クリックお願いします。

  前回の店があったぴおシティ地下2階から地下通路を通って地上に出た。目の前にあった路地を入る。そのまま進み、十字路を渡ると、道がやや左に曲がっている。少し先の左に第4回で登場した居酒屋「叶屋」がある。

  叶屋外観 ← 「叶屋」

 「叶屋」の先を行き、次の十字路を左に曲がり、また次の十字路を右に曲がるとそこは、野毛の居酒屋メインストリート的な場所である。
 左手に第14回で紹介した三陽があり、その隣は「吉田類の酒場放浪記」でも紹介された焼き鳥「若竹」である。その斜め前の「福田フライ」には、今日もたくさんのお客さんの姿があった。

  野毛福田フライ ←「福田フライ」

 さらに左手の雑居ビルの階段を上がってみる。上がってすぐ右手の居酒屋「トモ」がお休みであることを確認する。休みであることは解っていたが試しに上がってみたのである。ここも安い価格で家庭的な味を提供してくれる良いお店である。ママさんからいただいた名刺は、今でもちゃんと持っている。

  居酒屋「トモ」看板 ← 居酒屋「トモ」看板

 そのまま野毛三丁目の交差点と都橋をつなぐ通りに出る。通りに出たら左へ。そのまま進むと大岡川にかかる都橋に出た。
 大岡川の西岸に面して、都橋のすぐ脇に弧を描いた独特の形状の建物がある。これが有名な都橋商店街だ。一階は川とは反対の道側に面しており、二階に上がると川側に公団住宅の廊下のような通路がある。春から秋にかけて、酔い覚めのつもりでここに立つと川風が心地よい。詳しくは、「都橋商店街」公式サイトhttp://members.ytv.home.ne.jp/miyakobashi/)があるのでそちらをご覧頂きたい。

   ← 「ホッピー仙人」

 この建物の2階の214番に有名なホッピー専門のバー「ホッピー仙人」がある。「ホッピー仙人」公式サイトhttp://www.geocities.jp/hoppysennin/。仙人こだわりの究極ホッピー(500円)は一度は飲んでみたいものである。
 「ホッピー仙人」も日曜祝日は休みだ。その他の店も日曜日の為、閉まっている店が多く、全体に辺りが暗い。その暗い中、外の照明を消して、店内の電灯だけをつけて営業している店が一軒あった。この1階の111番の店が一度来てみたいと思っていた立ち飲み「○豊(まるとよ)」である。

 中を覗くと、カウンターで男性のお客さんが立ち飲んでいる姿が見えた。思い切って中に入ってみた。間口は一間半ほど。右手にL字カウンターがあり、10人も立ってしまえば一杯に違いない。カウンターの中には小柄な女性が1人。ママさんというより女性マスターといった感じである。右手のカベにも狭い棚があって、混んでいる時はそこに立つことも出来るようだ。一番奥が窓になっていて、外には大岡川が見える。なかなか素晴らしい風情である。

 まずは、ウーロンハイ(250円)とネギトロ(250円)を頼んだ。ネギトロは値段の割に量が多く、リーズナブルな一品。前回の店もそうであったように、こちらの立ち飲み「○豊(まるとよ)」も品物とお金を交換するキャッシュ・オンである。
 カウンター一番奥の窓際に1人と、入ってすぐのカウンター右手に1人の計2名の方が先客であった。カウンターに向かって立ち、調理場の高い位置にあるテレビを見ながらそれぞれの方がコメントをのべる。テレビは、居酒屋のコミュニケーション・ツールだ。

 2杯目は、ホッピーセット(450円)を氷無しでお願いする。二つ目のつまみは、鳥の味噌づけ(200円)である。女性の方が入ってきた。馴れた様子で飲物を頼んでいる。みんなでテレビを見て色々と話をする。テレビのバラエティ番組に美川憲一さんとはるな愛ちゃんが出ている。絶妙のやりとりである。美川さんも相手が愛ちゃんだとやりやすい様子である。
 はるな愛ちゃんが無名時代、まだ、芸名が春菜愛であった西暦2000年の冬、彼女の出演したミュージカルの演出をsakuraがした。併せて、台本についての仕事を私が引き受けた。この時の〈彼女〉のことを良く覚えている。打ち上げの時には1人芸をやってくれ、会場を沸かせ、現在を予感させる魅力があった。稽古以外の人間関係の場でもいつも明るくふるまい、場の雰囲気を保つことに常に気をつかってくれていた。

 3杯目は、レモンハイ(250円)である。次のテレビ番組は「笑点」。噺家3人の襲名披露であった。近くに「横浜にぎわい座」があるので、こちらのお店にも噺家が来るとのこと。2005年3月に「横浜にぎわい座」の地下にあるのげシャーレという小劇場でマリヴォーの「試練」を上演した。また、横浜で芝居を上演したいと思う。
 
 女性が一人でお店をやっていると色々と大変なこともあるのだろう。しかし、常連のお客さんたちは女性を○子さんと名前で呼び、皿を自分で片付けたり、さりげなく気づかっている。日曜日である為、普段とは違うのかもしれないけれど、何気ないやりとりの中に、客筋の良さを感じさせるお店であった。
 
 午後5時15分から6時15分まで1時間ほどの滞在。支払った金額は1,400円であった。

 帰りに、すぐ近くのバー「日の出理容院」の前まで行ってみる。古い床屋さんの外観をそのまま利用して作ったバーだ。こちらの「日の出理容院」もまた若い女性が一人で切り盛りする店である。予想通り、やはり休みであった。外観の写真を撮って、その場を離れた。

 日の出理容院外観 ← バー「日の出理容院」
 
 横浜に来ると、昔のことを本当に色々と思い出す。横浜は私の心に潤いをくれる街である。この後、大岡川沿いを歩いて、京浜急行の黄金町駅へ向かった。川風が気持ち良かった。


野毛 立ち飲み「○豊(まるとよ)」
住所 神奈川県横浜市中区宮川町1-1-111
電話 090-8302-6190
定休日 火曜日
営業時間  平日 17:00~23:00 日曜日 17:00~20:00
交通 JR根岸線桜木町駅下車徒歩10分・横浜市営地下鉄桜木町駅下車徒歩8分


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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桜木町 立ち飲み「石松」

居酒屋探偵DAITENの生活 第281回 2009年11月15日(日) 【地域別】  【時間順】




桜木町 立ち飲み「石松」

   桜木町立ち飲み石松外観その1   ←クリックお願いします。 にほんブログ村 酒ブログ 東京飲み歩きへ  ←クリックお願いします。


 横浜の人生の先輩、YOUSAKU氏濱也耕誠氏第3回第80回第81回に登場)が参加されている、横浜の劇団、映劇にゅうくりあの第1回公演、「あたしが道をやってくる~お伽草子 横濱物語~」を観劇する為、横浜駅の西側にある相鉄ムービルビルの3階にある相鉄本多劇場に行った。
 2003年12月にシアターΧにて上演した咲良舎公演「金狼」(原作:久生十蘭/脚本:守輪咲良・新岳大典/演出:守輪咲良)に客演していただいた吉浜直樹氏も出演されており、制作は長年横浜演劇に係わり、映像製作の仕事をされてきた樋口伊喜夫氏である。

 観劇後、劇場出口で上記の皆さんに御挨拶をする。最終回でありお忙しいと思うので、芝居の感想などは後日ということで早々に劇場を後にした。まだ、午後4時である。せっかく横浜に来たのだから野毛に行こうと思い、横浜駅からJR根岸線に乗り、桜木町についた。

 桜木町駅で降り、改札を出て右方向に行くと、地下に降りる自由通路がある。降りてさらに地下には横浜市営地下鉄線の駅がある。この駅の上の位置にあるのがぴおシティという複合ビルである。比較的大衆的なお店が多く、地下に立ち飲みや居酒屋が数軒ある。
 その中でもいつも混んでいるのが地下2階にある立ち飲み「石松」である。

   桜木町立ち飲み石松外観その2

 間口は10メートルくらい、奥行が2メートル程しかない横に長い店構えである。向かって左端に調理場があり、その前に格子窓があって、窓の外に奥行きの無い台があり、5人ほど立つことが出来る。その右側にカウンターがあり、10人ほどが立つことができる。カウンターの中は調理場。カウンターの右隣には店からはみ出した位置に冷蔵庫があって、その上に石松と書かれた赤い提灯が下がっている。冷蔵庫には大きなキャスターがついており、閉店時に店の中に入れることが出来る。その冷蔵庫の右側にもテーブルが1つ、その周りには8人ほどが立てる。その奥の壁際に長いカウンターがあって、ここに十数人が立てる。さきほどのテーブルの隣、奥カウンターの前にも10人は立てるテーブルがある。このテーブル二つは閉店時に店の中に押し込むようになっているに違いない。さらに、店の右側、完全に外にあたる場所にもビールケースを重ねてお盆を上に載せた簡易テーブルがあった。公式には28人となっているが実際には40人以上が飲めるに違いない。

 この日も土曜日の4時半ですでにかなり盛況あった。黄緑色の暖簾が店の前にかかっていて、お客さんの背中が暖簾の間から見える。外から見ると立てる場所が無い。暖簾がたくし上げてある場所が一カ所あって、そこから奥のカウンターが見えた。そこに1人分の隙間を発見。しばらくたたずんでから店の外に立っている二人の女性のうちの1人に、1人であることを告げると「あちらへどうぞ」と言われた。左右のお客さんに「すみません」と声を掛け、その場所に入り込んだ。先客の方の皿やグラスが残っている。

 壁際カウンターで左に身体を向け、いわゆる〈ダークダックス状態〉で立つ。皿やグラスを片づけにきたお店の女性に、チューハイ(320円)と自家製シメサバ(400円)を注文する。
 左は隣の男性の背中、その向こう側の女性二人と話している。右側は男性二人客。二組の間の50センチほどの隙間で飲む。

 自家製シメサバはビニール皿にのっている。千円札を出して女性に渡し、釣り銭をもらう。シメサバを食べ、チューハイを飲む。そして、周囲のお客さんを観察する。に描きたくなる先輩たちの横顔。深く刻まれた、年輪を感じさせる風情。一人一人古木の味わいがある。面白いことにほとんどの方が帽子を被っている。ハンチング、野球帽、様々な帽子だ。話題はギャンブルとスポーツ。若い人と違い、ざらついたその声もいい。

 飲物のメニューを見ると、ビール大瓶(490円)、生ビール中(500円)、酒大とっくり(490円)、マッコリコップ(270円)などがある。ホッピーは無いようだ。
 もつ煮込み(380円)も頼もうと思ったが次のことを考え止めた。食べ物はやはり刺身など生ものが豊富である。
 左隣の男女3人の方が帰る。そこへ千円札をにぎりしめた男性がやってきた。お店のお姉さんを待っている様子。みんな秩序を守っているのだ。忍耐強い日本人がここにいる。
 この「石松」では長居は無用である。テーブルを拭き、整理をして立ち去ることにした。
 
 4時30分から4時50分まで20分ほどの滞在。支払った金額は720円であった。

 地下2階から1階のフロアにエスカレーターで上がり、西の端の階段から地上へ上がる。上がってすぐの道を入ってゆく。その向こうに酒場の迷宮である野毛の街があるのだ。

 (つづく)



桜木町 立ち飲み「石松」
住所 神奈川県横浜市中区桜木町1-1 ぴおシティ B2F
電話 045-201-1320
定休日 不定休
営業時間  ?
交通 JR根岸線桜木町駅下車徒歩5分・横浜市営地下鉄桜木町駅下車徒歩2分


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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下丸子 串かつ「末広」

居酒屋探偵DAITENの生活 第280回 2009年11月13日(金) 【地域別】  【時間順】



下丸子 串かつ「末広」

 
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 命の恩人

 東京都内の東急線沿線の全駅を廻ってみたいという欲求が増してしまっている。なにやら、居酒屋での人間模様を表現したいという本来の目的から離れてしまっているようだ。しかし、東急池上線の全駅の居酒屋を紹介しており、あと数駅で目黒区、品川区、大田区の東急線の全ての駅の店を紹介出来る。こうなってくると、まるでスタンプラリーである。紹介店も全体で240店を越えた。進むべき方向が正しいかどうかは解らない。読者の皆さんの評価に任せたいと思う。

 東急線には。目黒と蒲田を結ぶ目蒲線と呼ばれた路線があった。それが、2000年8月6日に目黒、武蔵小杉(現在は日吉)間の目黒線と、多摩川、蒲田間の東急多摩川線に分断された。東急多摩川線の多摩川駅には地下に新しくホームが作られ、目黒から蒲田へ行く為には乗り換えが必要になったのである。

 東急多摩川線の多摩川駅から三つ目の下丸子駅で降りた。下丸子駅の蒲田方面の改札を出るとすぐ目の前に大田区民プラザという大田区の施設がある。落語会やジャズやクラシックのコンサートが行われるホールである。
 多摩川方面の改札口を出た側には商店街があるけれど、蒲田方面の大田区民プラザ側の駅前にはほとんど店が何も無い。コンビニエンスストア一つないのである。改札前の道を左に行き、次の角を右に曲がり、薄暗い道を進むと、やがて環状八号線からガス橋に至る道に出る。この道を左に行くと環状八号線の千鳥3丁目の交差点、右に行くと東急多摩川線の踏切があり、それを渡ると多摩川に掛かるガス橋に出るのだ。左右には背の高い街路樹が植わっている。この踏切にたたずみ、昔のことを思い出した。

  東急多摩川線下丸子踏切 ←東急多摩川線下丸子駅東側踏切

 今から15年ほど前、まだ、東急多摩川線が目蒲線の一部であった頃の話である。
 友人の運転するダットサン・トラックの助手席に乗ってこの踏切に差し掛かった。
 踏切の一番前で停車して、目蒲線が通り過ぎるのを待つ。すると、通り過ぎる電車の間からこちらに向かって強いライトのを感じた。ここは一方通行ではない。相互一車線ずつの二車線道路である。電車が通り過ぎる。遮断機が上がる。同時に友人が「あいつ、やべえ!」と言い、ハンドルを右に少し切った。反対車線から車が来るのでそちら側に逃げることも出来ない。次の瞬間、踏切の向こうからその車が全速力で突っ込んできた。ハンドルを右に切ったらしく、こちらのダットサン・トラックの左側面をこすりながら背後にある街路樹に突っ込んだ。背後を見る。前半分がつぶれた車が止まっている。車を踏切の向こうの路肩に止めた。当然、大きな音がしたので周辺住民が出てくる。エアバックの中にうっぷしたまま運転者はしばらく動かなかった。

 友人がとっさに右にハンドルを切り、正面衝突を回避してくれていなかったら、助手席の私はどうなっていたのであろうか。また、これが夏であったとしたら、冷房の無いダットサン・トラックのこと、助手席に座っていた私は社外に肘を出していて、左手を持っていかれていたかもしれない。それ以来、私はこの友人を「命の恩人」だと思っている。この友人が当ブログにも時々登場(第182回第188回第255回第256回等)するRAM元帥である。


 ビリケンの串かつ

 踏切を渡り、二つ目の信号を右に曲がると商店街であった。次の角を右に曲がり、左手の路地を入る。すぐに二又に道が別れている、その角地に一軒の店があった。黒いテントに白い文字で「まいどおおきに!!」と書いてある。暖簾には、左端に「手羽先」、真ん中に末広と書かれた扇の絵、右端に「串かつ」とある。さらに、入口の左手に金色のビリケン像が飾ってあった。比較的暗い路地で見るビリケン像は異様だ。この特異なルックスに馴れていない人は驚くかもしれない。しかし、見慣れてしまうと自然に受け入れてしまうものである(写真)。

  下丸子串カツ末広ビリケン像

 入口は曇りガラスなので中の様子は見えない。ガラス戸を開けるとコの字カウンターが目の前にある。ちょっと変則的な形をしていて、入口から左にかけて5人、手前から奥に向かって4人、回り込んだ向側に10人程が座れるようだ。お店の女性に1人であることを告げると、お客さんが帰ったばかりらしく、手前のカウンターの一番左端を片付けてくれる。先客のカップルの方に声をかけて後ろをやっとの思いで通る。
 音楽は懐かしい八十年代ポップス。カウンター前には、「ソース二度付け禁止」の文字。最近は当たり前になってきている。

 まずは、ホイス(420円)を頼む。私の左の壁にホイスのいわく因縁が書かれた紙。ホイスを一口のんでから、紅しょうが(105円)、串かつ(105円)を各1本と、どて焼き(315円)を頼んだ。
 どて焼きは、小さい皿に乗ってやってくる。甘い味付けのタレで肉とコンニャクである。私は、どて焼きにはあまり馴染みがない。甘い味噌系の食べ物はどちらかといえば苦手である。
 お客さんの数は14人。八割の入りであろうか。なかなか盛況である。路地裏であり、あまり目立たない店構えであるから常連率が高いに違いない。

 飲物のメニューを見る。生ビール小(315円)、生ビール中(525円)、瓶ビール大(609円)、サワープレーン(315円)。チューハイのことをこちらの店では「サワープレーン」と呼び、ハイボール(400円)はウイスキーのハイボールである。おもしろい。
 
 串かつは105円、157円、210円の三段階。あじ、きす等は157円、ホタテ、えび等が210円。手羽先(420円)は名物と書いてある。伊勢うどん(472円)が締めの一品として用意されているようだ。

 関西弁の人が何人かいる。外のビリケン像を思い出した。私は本場大阪を知らないので、こちらのお店の串かつが本場に近いかどうかは解らない。その方たちに聞いてみたいと思った。

 7時15分から7時55分まで40分ほどの滞在。お勘定は1,470円であった。


下丸子 串かつ「末広」
住所 東京都大田区下丸子3-16-7
電話 03-3750-9441
定休日 日曜・祝日
営業時間  月~金 18:00~24:00(L.O.23:00)  土 18:00~23:00(L.O.22:30)
交通 東急多摩川線下丸子駅下車徒歩3分


ホッピー原理主義者とは?
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西小山 やきとり「つくば鶏銀や」

居酒屋探偵DAITENの生活 第279回 2009年11月12日(木) 【地域別】  【時間順】



西小山 焼鳥「つくば鶏 銀や」


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 最近は「居酒屋探偵DAITENの生活」の取材の際、街を彷徨うだけで終わってしまうことが多い。大規模チェーン居酒屋やダイニングやレストランといったものを対象とせず、中華料理系やエスニック料理系の居酒屋的な店も載せない。まず、店がきれいというだけで対象外なのだから取材対象が狭まるのは当たり前なのである。まったく成果が無いまま終わる夜も多い。今日は東急目黒線の武蔵小山から西小山にかけて徘徊をすることになった。そのうち、「居酒屋老人DAITENの徘徊」にブログ名を変えなければならないのではないかと思う。

 東京では駅前などの再開発が進み、居酒屋が集まるような駅の近くの路地などが様変わりしてゆく。今日おとずれた東急目黒線の西小山駅もその最たる例である。第83回で紹介したやきとん「三鶴」の旧店舗があった場所は、道路が付け替えられ、まるで分譲地のような状態になっていた。
 西小山駅の上には、東急フードステーションが2階に、レストランサイゼリアが3階に入った美しくライトアップされた駅ビルが建っている。新しく出来た駅前ロータリーのおかげで車も寄せやすくなった。西小山駅前は数年前とはまったく違う雰囲気になっている。(写真)

   西小山駅ビル ←東急目黒線西小山駅前

 そんな駅前ロータリーから東側と南側に向かって商店街が続いている。その2方向の角地の絶好の場所に焼鳥の店が出来たのはいつのことだったろうか。
 店名は「つくば鶏 銀や」である。ネットで調べてみても、他の地域に店舗がないので、最近増えているもつ焼きや焼き鳥のチェーン店ではない。
 赤いテントに「つくば鶏 銀や」と書かれ、鶏の絵が描いてある。斜め前から見て、角と左側の台の上に焼いたタレ焼きの焼き鳥が山積みされている。ちょうど、隣の武蔵小山に2店舗ある焼き鳥店「鳥勇」のようである。これはお持ち帰り用の分だ。男性の方が店の前で買っている。直後に別の方がまた買いに来た。やはり商売的には好立地である。角地の右側面には立ち飲みスタンドがある。店全体が厚手のビニールで囲まれていて、冷気から守ってくれるようになっているが今日は風が強く、ビニールの囲いがあまり役に立たない。。
 ビニールをかきわけ、中にはいると、奥行きの狭いカウンターがあって、立って飲むことが出来るようになっている。カウンターの下を見ると、最初の一杯のみ生ビール中を450円のところ250円で飲むことが出来ると書いてある。
 さっそく、生ビールを頼む。風が冷たく、どちらかといえば熱燗かもしれない。
 「何か焼きますか?」と聞かれ、かしわ(150円)と、ぼんじり(150円)を1本づつ頼む。「塩ですか?、タレですか?」と聞いてくれたので塩にした。積み上げてあるお持ち帰りの焼き鳥はタレのみだ。塩焼きではすぐに硬くなってしまうので積み上げておくのは無理がある。だから、作り置きの持ち帰りの焼き鳥はタレと決まっている。

 つづけてもつ煮込み(300円)も追加した。焼き台前である。寒いのでちょうど温かくて良いがやはり煙い。煙で燻されながら生ビールを飲む。
 こちらの店はこの5、6人が立てるスタンドに立ち、一回1000円以上使うとオレンジ色の回数券と書かれた紙を1枚くれる。そして、この回数券を3枚集めると、次回、生ビール、チューハイ、ウーロンハイ、緑茶ハイの中から1杯無料で飲むことが出来るのだ。それというのもこのスタンド席の右脇に入口があって、店内に入ると座る席があるのだ。十数人が座れるだろうか。この座る席と立ち飲み席の差別化を図り、立ち飲みの客を増やして回転率をあげる方法かもしれない。
 
 煮込みは野菜の多いタイプ。空きっ腹にはありがたい。焼き鳥の価格はちょっと高めであるがそれなりに美味しい。
 やがて、常連らしき方が入ってきた。生ビールを頼み、かしわ(150円)と、ぼんじり(150円)を塩で頼んでいる。私の頼み方は正解だったのかもしれない。
 お店の方は、年輩の男性が2人と女性が1人である。他にアルバイトが何人かいるらしい。年末年始も営業するそうである。常連の方とお店の方々が野球の話などしている。チェーン店とは違い、無理のない普通なやりとりだ。この緩い雰囲気がとても良い。
 
 2杯目はチューハイ(350円)にした。から揚げ(400円)など他の鳥料理もあって、次回は中で座って飲みたいと思う。
 お勘定をすると、ちゃんと前述の回数券をくれた。トイレを借りてから、店の女性に定休日はいつかと聞くと、休みは無いそうである。持ち帰りは3時頃からやっているがお店で飲むことが出来るのは4時頃からであり、ラストオーダーが11時半であるそうだ。

 6時45分から7時10分まで25分ほどの滞在。お勘定は1,200円であった。


西小山 焼鳥「つくば鶏銀や」
住所 東京都品川区小山6-5-1
電話 03-3785-9404
定休日 年中無休
営業時間 15:00~23:30
交通 交通 東急目黒線西小山駅下車徒歩30秒


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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蒲田 御食事処「山城」

居酒屋探偵DAITENの生活 第278回 2009年11月08日(日) 【地域別】  【時間順】



蒲田 御食事処「山城」

  蒲田「山城」外観1    ←クリックお願いします。 にほんブログ村 酒ブログ 東京飲み歩きへ  ←クリックお願いします。


 改正湯

 日曜日である。買い物をする為にsakuraと二人、蒲田にやってきた。ナップザックの中には、銭湯に入る為の一式が入っている。買い物の後、11月1日の日曜日に引き続き、今週の日曜日も黒湯銭湯に入ることにした。
 蒲田ゆーシティ蒲田、蓮沼のはすぬま温泉、池上の久松温泉が候補にのぼった。はすぬま温泉に行こうとJR蒲田駅の西口から歩き初めて、多摩堤通りに入ったところで、西蒲田5丁目に「改正湯」という黒湯の銭湯があることを思い出した。複雑な交差点になっている。多摩堤通りを渡り、左手にセブンイレブンを見て、右手に日本工学院の新しい巨大校舎の建物を見ながら住宅街に入ってゆく。左に弓なりに曲がった道が薬局の前に出る。さらに進むと左手に、上がマンションになった銭湯「改正湯」がある。

 「改正湯」は、200円の追加料金でサウナ&ジムと書かれた札をくれる。すると、サウナと一緒に店内のマシンジムを使って運動が出来るのだ。天井の高い脱衣所の一部が中二階になっていて、そこに小さなマシンジムがある。入ってみると、かなりちゃんとしたマシンが五台ほど並んでいる。ちょうど、トレーナーを着た中年男性がダンベルを使って運動をされているところだった。
 階段を降りて脱衣所に戻り、浴室に入ってみる。右手に6人ほどが入れるサウナがあり、その隣にカーテンがついて立って入ることの出来るシャワーが四つほど並んでいる。浴槽は三つ。白湯は大きめの浴槽が一つ、座風呂の小さな浴槽が一つ、それから、黒湯は狭い浴槽が一つある。黒湯の浴槽は半分が寝湯になっていて、背中や足裏をマッサージできる。黒湯にこういう器具がついているのは珍しい。サウナにも入り、約1時間ゆっくりと入って外に出た。

  蒲田「山城」外観2 ← まるで二軒のお店のように見える外観


 ディープの上をゆく

 この「改正湯」の斜め前に、古い居酒屋があった。外から見ると、元は2軒の店であったものが間の壁を抜いて一軒にしたような様子である。左手の店の方から中に入るようである。右手の店の入口は閉ざされて、ビールケースや自転車など、様々なものが前に置かれ塞がれている。右側の店のテントに「山城」と書いてある。左側の店の上の壁には、上に「∧」印があり、その下に「城」と書いてある。店名は「山城」であるらしい。(写真)

 勇気を持って入口を開けてみた。開けてみて始めてお店の中が一段高くなっており、入口で靴を脱ぐ形式のお店であることに気づいた。御高齢のマスターと女将さんでテーブルの準備をされていた。
 扉を開けて、「いいですか?」と言うと、
 「今、宴会が一つ終わったばかりでね、すぐ片づけちゃいますから」とおっしゃる。
 靴を脱いで左手の棚に入れてあがる。
 まるで、近所のお宅のお茶の間に通されたような雰囲気の空間である。または、村の集会所といった趣でもある。右手に8人と6人程度が座れる手作りの掘り炬燵のような席が並び、左手の壁に2人席と3人が座れる掘り炬燵席がある。この掘り炬燵席の前の高い場所に大きなテレビが置いてある。右側の壁の一部が抜かれていて、外から見ると隣のお店に見える側につながっている。そちらが調理場のようである。
 一番奥に家庭用の冷蔵庫が置いてあって、その手前に大きな座卓とソファがある。本当に近所のお宅のように思える。

 ど真ん中の6人席に通された。手前の8人席の真ん中には大きめの土鍋が置かれ、男性が一人座っておられる。あたらこちらに携帯電話で電話をしているようだ。
 まずは、瓶ビール(550円)をいただく。スーパードライであるのが惜しいけれど、風呂上がりであるから普通に美味しい。
 おまかせのおでんは一皿五個500円である。突き出しは鰯の甘露煮だ。これがとても美味しい。
 「おでんお願いします」と言うと、二人前を土鍋に入れてくれた。
 「ちょっとおまけしておきました」と言って、笑顔のマスターが出してくれる。因みに11個入っていた。

 おでんの中では、手作りらしいつみれが特に旨かった。材料は鱈とのこと。
 ビールも終わり、燗酒大(600円)をお願いする。
 「いい刺身があるけど少し食べてみる?お酒にあいますよ」とマスター。
 「お願いします」と答える。

 地元の皆さんが4人集まられた。
 以前は日曜日を休みにしていたのがお客さんの要望で土曜日が休みになったそうである。地元のスナックのマスターやママが来るらしく、日曜を営業して欲しいという要望があったとのこと。玄人の方々が集まるお店は良いと言われる。

 やがて、出てきた刺身に驚かされた。
 築地で仕入れたそうであり、本マグロの大トロ七切れ、中トロ四切れ、赤身四切れである。ちょっとした割烹料理店ならどれだけの値段をとられるだろうか。
 マスターの「どう?」の一言に、「美味しい」と言いながら指でマルを作ってグッドのサイン。初めての店で珍しくおどけてしまう私がいる。
 さらに、sakuraが生ビール小グラス(300円)を、私がチューハイ(350円)をいただく。
 やがて、隣の地元の皆さんにマスターも混ざって宴会。女将さん(お母さん)は一人ソファーで生ビールを飲みながらテレビを見ている。本当に余所様のお宅である。

 暖簾には「御食事処」と書いてあるけれど、入ってみるとやはり「居酒屋」であった。お勘定を払って、お客さんと一緒に掘り炬燵に座っているマスターに、「美味しかったです」と声をかけ、地元の皆さんに「お先に失礼します、お邪魔しました」と言って外に出る。やはり、ここは地元の皆さんの有料の集会所なのかもしれない。

 「ディープな店だったねえ」と言うと、「その上をいってる」とsakura。蒲田には解る人だけに解る名店が多い。外からやってきて雰囲気やルールを乱すのは厳禁である。気をつけたいと思う。
 しかし、良いお店であることについては二人の意見は一致した。蒲田をもっと端から端まで歩いてみたいと思う。

 午後6時30分から7時30分まで、約1時間の滞在。お勘定は3,900円程。


蒲田 御食事処「山城」
住所 東京都大田区西蒲田5-11-1
電話 ?
定休日 土曜
営業時間 PM05:00~PM11:00
交通 東急池上線・多摩川線蒲田駅下車徒歩7分。JR京浜東北線蒲田駅下車徒歩8分。


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都立大学 立ち呑み「ホームラン」第2回

居酒屋探偵DAITENの生活 第277回 2009年11月06日(金) 【地域別】  【時間順】



都立大学 立ち呑み「ホームラン」 第2回


    都立大学ホームラン外観

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 10月21日から23日に上演した「本気の役者たち」の出演者のほとんどがSAPのメンバーである。今日は、そのメンバーで私が撮影した「本気の役者たち」の舞台ビデオの鑑賞会であった。

 昼に自分たちの舞台姿を見ながら反省会、そのまま、夜はSAPの舞台経験のある主要メンバーのみの参加による特別クラスがあった。特別クラスの後、ワインを4本買い込み、某所にてsakura創間元哉、志賀由美、佐々木智子立原裕賛岩山暁臣天崎温子春日井順三(GAI)と打ち上げとなった。

 その後、都立大学駅近くで解散をする。しかし、sakuraが寒いので熱燗を少し飲みたいという。そこで、都立大学駅近くの立ち呑み「ホームラン」まで、東横線のガードの東側の道から向かったのである。ところが店の前まで行くと、GAI創間元哉君の二人にばったり出会ったのである。東横線のガードの西側を歩いて立ち呑み「ホームラン」脇の公衆トイレに入る為に来たそうである。トイレをすませた後、その流れのまま、立ち呑み「ホームラン」に4人で入ってしまった。入店は11時少し過ぎである。

 店内には男性客の方が3名いらっしゃった。カウンターの中のお店の方は、いつもは2人のところ今日は1名。
 私とGAIは黒ホッピー(368円)、私はジョッキに入ってきた焼酎の半分をGAIに進呈する。sakuraと創間元哉君は熱燗(315円)を2本である。つまみは、ぼんじり(105円)を3本、豚しそ巻き串(168円)1本。ゴーヤおひたし(315円)をもらう。
 当然、芝居の話になる。全員が酔っているとなおさらである。

 sakuraの好きな、なすのにんにく醤油漬け(210円)、GAIの好きな、とり皮ぽん酢(210円)を頼む。午前0時を前にどんどんお客さんが増えてきた。盛況である。
 私は2杯目も黒ホッピーセット(368円)、ホッピーの残っているGAIには中焼酎(210円)、私の焼酎の半分も提供する。創間元哉君は熱燗(315円)をもう一本である。砂肝ごま和え(210円)も追加した。

 我がSAPの今のメンバーたちは気持ちの良い者たちばかりである。年代も二十代から五十代まで幅も広く演技経験も様々であるが、真面目に芝居に取り組む姿勢は同じである。それぞれの成長と活躍に期待したい。
 
 午後11時から午前0時まで、約1時間の滞在。お勘定は3800円程。端数は珍しく忘れてしまった。

 この後、呑み川沿いを缶ビールを片手に歩いて帰った。かなりの距離である。酒が入ると歩く距離が伸びる。酒で麻痺して疲れも足腰の痛みも忘れてしまうのである。


 ※  ※  ※

 追記 読者の方から情報をいただき、営業時間を訂正しました。ありがとうございました。(2010.11.8)


都立大学 立ち呑み「ホームラン」に関する過去の紹介記事
第1回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第212回 2009年5月16日(土)
 
 都立大学ホームラン

都立大学 立ち呑み「ホームラン」
住所 東京都目黒区中根1-5-1
電話 ?
定休日 無休
営業時間 土曜~水曜16:00~23:30。木曜・金曜16:00~27:00
交通 東急東横線都立大学駅下車徒歩30秒


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渋谷 酒処「十徳」渋谷店

居酒屋探偵DAITENの生活 第276回 2009年11月03日(火)文化の日 【地域別】  【時間順】


※2009年11月5日 370,000カウント通過 感謝!


渋谷 酒処「十徳」渋谷

  渋谷十徳


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 青年座にて

 久しぶりに、代々木八幡にある青年座劇場で芝居を見ることになった。sakura劇団青年座演出をした時の出演俳優であり、当ブログでも第7回第27回に登場していただいた劇団青年座のベテラン俳優、名取幸政さんが出演される舞台である。
 「3on3 Part2」 喫茶店で起こる三つの物語 主催:(社)日本劇団協議会
 舞台には、現実の喫茶店に近いセットが組まれている。そこで、サイホンを使い、本物のコーヒーを入れて飲み、本物の煙草を吸うのである。その同じ喫茶店で3人の作家が書いた30分ほどの短編を3人の演出家が演出をするオムニバス形式の舞台である。
 名取さんは1本目の「みぢかうた」に出演された。冒頭から半分は座った背中だけを見せた芝居である。種明かしはしないけれど、前半と後半で事情と役柄が変わるので、この演出にはとても意味があったと思う。
 私的には、2本目の「青島先生」を喜劇でありながらエドワード・オールビー「動物園物語」の変容と見て、面白く見ることができた。
 3本目の「はひふへほ」は、悩める日本人としての文学的な何かをテキストから読みとることが出来ないまま終わってしまった。戯曲を読んでみたいと思う。


 道玄坂の隠れ家
  
 代々木八幡から神山町を通り、東急百貨店本店の前の道玄坂2丁目の交差点に出る。東急本店前の通りから弓なりに伸びる路地を抜けて、道玄坂通りに出た。この通りから京王井の頭線渋谷駅西口前に出る道に入った。およそ、1.5キロメートルの道程である。いつものコースだ。
 さて、京王井の頭線西口改札前の通りは、渋谷に唯一残されたといってもいい古典的居酒屋が集中した地域である。道玄坂からこの通りに入って最初の路地を右に入ると、左手に今日の目的の店、酒処「十徳」渋谷がある。新宿周辺に数店舗ある「十徳」グループの支店だ。

 公式サイトには「道玄坂の隠れ家」と書いてある。まさに、そんな感じの店構えである。入口にいつもいらっしゃる店長さんがいる。「二人です」と言って中に入る。比較的天井の低いお店である。入って右手から奥にかけて、6人位が座れるテーブルが四つ続いている。こちらのお店で相席は当たり前。覚悟して入ったのであるが、今日が文化の日であることを忘れていた。しかも午後5時ではまだ空いている。一番手前のテーブルににカップルが座り、左手奥の5人ほどのカウンター席に男性が一人座っていた。こちらの店は平日は4時から開店している。さらに、日曜日は3時半から開けている。しかも年中無休。休日の酒飲みにはもってこいの店である。

 「十徳」に来て、生ビールやサワーではもったいない。焼酎も同じである。やはり、日本酒だ。
 目の前に「山形正宗の飲み比べ2種セット500円」というメニューがあった。銘柄は山形正宗「特別本醸造」「純米吟醸秋あがり」の2種類。sakuraは〆張鶴の純米吟醸(500円)。
 お通し(480円?)は鳥肉とニンジンとレンコンの煮物。
 飲み比べセットは小さなグラスに入ったものが専用の台の上に乗って出てくる。それぞれにうまい。
 牛すじ大根煮(580円)、鰺なめろう(680円)を頼んだ。牛すじをこれだけさっぱりと美味しく食べさせてくれるのはなかなかない。言うまでもなく鯵なめろうは酒に合う。よく聞く、「これだけで3杯は飲める」という酒飲みの発言には説得力がある。

 2杯目は、私は神亀純米辛口(600円)。埼玉の神亀酒造の酒である。桝に入った大ぶりのグラスに入って出てくる。ちゃんと、桝にこぼしてくれる。この満足感は酒好きならではだろう。

 ここにも「ハイボールはじめました。大人気のウイスキーの炭酸割 400円」と書いてある。
 しかし、「十徳」で日本酒以外を飲むなんてことはしない。そんなことを思っていると、やがて並びに若いカップルが座った。頭の良さそうな顔をしたカップルである。二人で生ビールを飲み始めた。しかし、それをチビチビとお湯割りを飲むように飲むのである。そして、黙ったままである。酒を頼む様子はない。ここがどんな店であるかを知らずに入ってきてしまったのかもしれない。知らないということは残念なことである。そして、チビチビと生ビールを口に含んでは、つまみを行儀良く食べている。

 sakuraの2杯目は、高知の酔鯨酒造酔鯨純米吟上(600円)。有名な酒である。

 刺身類はイナダ(580円)、シマアジ(750円)など種類も豊富である。迷った末に、マダイ刺身(680円)を頼んだ。本当に日本酒に合う。これも正解であった。

 3杯目に、鳥取の諏訪酒造すわいずみ純米生酒(450円)をもらい、二人で分けあって飲んだ。
 もし、「十徳」が無くなってしまったら、落ち着いて安い価格で日本酒を飲む場所がなくなってしまう。是非続けて欲しいものである。

 帰る時、さきほどのカップルをちらりと見る。次の瞬間、いきなり男性が太い声で「高清水、ひとつ」なんて言ったらかっこいいのに・・・と思うがそれもなかった。チビチビと生ビールである。芝居を見た帰りは、現実に対しても次の展開に期待してしまう癖がつく。観劇後遺症とでもいうのだろうか。

 午後5時から6時30分まで1時間30分ほどの滞在。お勘定は5,550円であった。私たちとしてはたまの贅沢といえる。

 ※   ※   ※

 そういえば、「古典酒場」の最新号は「日本酒酒場」である。当ブログのマイショップにも載っているのでよろしく。

渋谷 酒処「十徳」渋谷店
住所 東京都渋谷区道玄坂2-9-4 1F
電話 03-3770-7678
定休日 無休
営業時間 月~土 16:00~04:00 日・祝 15:30~24:00
交通 JR渋谷駅徒歩3分・京王井の頭線渋谷駅西口下車徒歩1分・地下鉄半蔵門線渋谷駅徒歩3分 
公式サイト http://www.juttoku.com/

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旗の台 居酒屋「まるちゃん」

居酒屋探偵DAITENの生活 第275回 2009年11月02日(月) 【地域別】  【時間順】



旗の台 居酒屋「まるちゃん」

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 月曜日はなるべく呑まないようにしているのだが、翌日の11月3日の火曜日は文化の日で休みである。改めてそのことに気づいてしまうとすっかり安心してしまい、東急池上線の旗の台駅で降りてしまった。駅周辺を歩く。このあたりもどれだけ歩いたであろうか。歩いていない路地は無いかも知れない。新しい店が出来れば行ってみる。しかし、なかなかここに記事を書く気持ちになる店が増えないのである。
 今日は、ずっと以前に何度か入ったことのある店が無くなって、そのあとに居抜きのまま入った店に行ってみることにした。場所は東急池上線旗の台駅の蒲田方面の東口改札を出て右へ、十字路を抜けて、東急大井町線の下をくぐり、次の十字路を過ぎた先の右手に小さな飲食店が数軒並んでいる。その一番手前の店が今日の目的の店である
 入口は暗めだ。大げさな看板もない。入口脇にあるアクリルの白いシンプルな看板のみが新しい。
 店名は居酒屋「まるちゃん」である。入口の左手の縦型の黒板に「レディースディ、女性の方5%引き、女性同伴のグループ5%引き」と書いてある。

 中を入ると4人掛けテーブルが左手に2つ、右手に一つある。その間を通ってゆくと、奥の右手に7人掛けのL字カウンターがある。奥に長い店だ。
 カウンターの中に身体の大きなマスター。先客の男性と女性がカウンター席の手前から奥の長い側に座っていらっしゃる。私はカウンターの短い側の右端の席に座った。
 まずは、レモンサワー(320円)をいただく。ツマミは、釣りスズキ(300円)を頼んだ。
 切り身は7切れ、これで300円は安い。淡泊でおいしい。これは日本酒にするべきだったのではないかと思う。

 壁のおすすめメニューを見ると、冷凍枝豆(300円)と書いてある。「冷凍」とわざわざ書くとは、実に正直である。
 手元のメニューを見ると、焼きうどん、焼きそば、もりそば、そうめん等がある。どれも480円だ。全体に食事メニューが充実しているようだ。その上、火曜、木曜、土曜はお寿司の日として、にぎり寿司が一貫100円とのこと。

 ちょっと肌寒く感じたので、2杯目は焼酎お湯割(320円)にする。昨日の日曜日、東京は25度を越えた。11月としては記録的暑さである。それが、今日は10度気温が低くなったという。急にお湯割りや熱燗が恋しい季節が東京にやってきたわけである。

 メニューに「とりたま」とあった。
 「とりたまって何ですか?」と聞く。
 「親子丼の上です」と頬笑むマスター。明解である。
 「それ、お願いします」と言って、とりたま(480円)をお願いした。

 とりたまがやってくる。キャベツが下に敷いてあって、一緒に食べるとうまい。やはり、ご飯が欲しくなるおかずメニューである。
 3杯目はお湯割をおかわりした。常連の皆さんと話しながらマスターが気を使ってこちらにも話しかけてくれる。マスターは身長が180センチあるそうだ。ちょっと強面に見えて、目の奥がやさしい。そんなマスターである。モトクロスをされたり、バイクでツーリングをするのが趣味であるとのこと。
 楽しく話を聞いているうちに時が過ぎていった。もう帰る時間である。
 お勘定をお願いして、「楽しかったです、また来ます」と言って外に出た。

 午後7時から8時30分まで1時間半の滞在。お勘定は2,040円であった。

  旗の台まるちゃん看板

旗の台 居酒屋「まるちゃん」
住所 東京都品川区旗の台5-8-7-101
電話 03-3783-6155
定休日 水曜
営業時間 18:00~25:00
交通 東急池上線・大井町線旗の台駅東口改札口下車徒歩3分


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石川台 やきとん「たっくん」第4回

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第274回 2009年11月01日(日)  【地域別】  【時間順】  【がっかり集】



石川台 やきとん「たっくん」 第4回


   石川台 やきとん「たっくん」

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 大田区には黒湯の天然温泉の銭湯がたくさんある。
 池上線では、蒲田のゆーシティ蒲田、蓮沼のはすぬま温泉、池上の久松温泉桜館、久が原の天然温泉益の湯、御嶽山駅近くの調布弁天湯石川台稲荷湯などがおり、京浜急行沿線では、平和島の平和島温泉クアハウス、雑色駅の蒲田温泉天然温泉NU-LANDさがみゆ、六郷土手の六郷温泉などの黒湯温泉が存在する。因みに私は以上の黒湯温泉の全てに入ったことがある。
 10年ほど前に銭湯巡りを趣味にしていた時期があって、大田区、品川区、目黒区、世田谷区の一部の城南地区黒湯銭湯のほとんどに入ったのである。銭湯の近くには、味わいある居酒屋が多いことは当時から気が付いていた。銭湯を巡って歩くことが現在の居酒屋探偵生活に繋がっているのかもしれない。

 今日は、池上線の御嶽山駅の近く、線路に面した場所にある調布弁天湯sakuraと二人で行った。茶褐色のお湯の泉質はやわらかく、ジャグジーなど白湯の風呂も充実しており、サウナも安い追加料金で入ることが出来る。ロビーも広く、飲物も充実しており、高機能のマッサージ機もある。良い銭湯だ。

 調布弁天湯を出ると、小雨が降りはじめた。そこで、御嶽山駅から電車に乗って、前回紹介した石川台駅前の立ちのみ「串揚げ てん」で雨宿りでもしようかということになった。しかし、石川台駅についてみると雨はそれほどでもない。そこで、同じ商店街に面したやきとん「たっくん」まで、雨の中を歩いてみることにした。前回紹介したのは一年近く前の第157回である。

 「たっくん」には一年ぶりの訪問である。しかし、やきとん「たっくん」のマスターたっくんは一年のギャップをまったく感じさせない対応で迎え入れてくれた。
 まずは、sakuraはエビスビール中瓶(550円)、私は黒ホッピー(450円)を氷なしである。つまみは、140円のやきとんの中から「ばら」、「かしら」、「はらみ」。120円のやきとりから「ナンコツ」を選ぶ。「ばら」と「はらみ」が美味かった。
 
 2杯目は角ハイボール(400円)である。
 実は、私達が知らぬ間に今年の4月でお店を辞めていたもつやき「たっくん」創設メンバーの女性がたまたま今日はヘルプで来ていたのである。「偶然だね」と盛り上がる。彼女が辞めてからマスターのたっくん以外に3人のバイトの男性が交代で入っているそうだ。彼女を知らない新しいお客さんに「新人さん?」と聞かれ、「いやに最初から動きがいいね」などと言われるそうである。面白い。

 角ハイボールは小さめグラスで濃いめ。最初から出来上がっている流行りの居酒屋角ハイボールとは違うものである。元お酒関係の仕事をしていたたっくんらしいグラスのハイボールだ。

 追加のつまみは、キャベツ(250円)とポテトサラダ(250円)。自家製のポテトサラダは胡椒が効いていて、私の好きな味である。
 最後に青森の酒、冷酒じょっぱり(750円)をもらって2人で飲んだ。酒を飲みながらカウンターに置いてある知恵の輪やパズルで遊んでしまう。雨は止まない。

 壁に「ちょい呑みセット(850円)」とある。生ビールか瓶ビール中瓶のどちらか+串焼き3本+日替わり2品とのこと。追加は一杯のみ可能とのこと。あくまで、お試しで飲んでもらうための企画商品である。
 雨が止まず、ここからたっくんと話しながらサッポロ中瓶(500円)を2本飲んでしまった。たっくんも色々とアイデアがあるようだ。石川台駅前にもっと居酒屋が増えてもらいたいそうである。私もそう思う。店が増えて人が集まり、お互いに切磋琢磨した方が良い。もっと活気が欲しいのである。前回の第273回で紹介した「串揚げてん」の存在は頼もしいとたっくんは言う。

 トイレに行くとノートがあった。お客さんがお店に対するメッセージを1ページの上半分に書く、そして、お店側が1ページの下半分に返信を書くのである。地道な常連作りの手法である。
 雨が止まないまま、1時間半ほどの滞在となった。雨の為、たっくんとも久しぶりに話が出来、楽しく飲むことが出来た。お勘定は二人で3,890円であった。

 ※   ※   ※

 追記 2009年11月5日(木)再訪

 ちょいのみセット(850円)を試す為に再訪する。お店に入った途端に、マスターのたっくんが「ちょうど良かったです」と言う。
 実は、携帯電話の裏蓋を無くしてしまい、前回うかがった翌々日に来店、携帯電話の裏蓋が落ちていなかったか聞いたのである。その時には無いとのことであった。ところが、その後、店を掃除している時に見つけてくれたそうなのである。
 今日、隣の雪谷大塚駅の近くの携帯ショップで裏蓋を注文するつもりでいたものが、なぜか、石川台駅で降りて、たっくんに向かったのである。どうやら、なんとか渡したいというたっくんの念じた気持ちが私に伝わったのかもしれない。そんなようなことを話して笑いあう。

 ちょいのみセット(850円)はオープンから20時までの限定企画商品である。ただし、追加の飲み物は一杯のみということになっている。
 好きな串焼き3本として、かしら(140円)、はらみ(140円)、たん(140円)を選ぶ、さらに、韮モヤシ炒め、なすのぴり辛煮の小鉢がついてくる。飲み物は定番のサッポロ赤星中瓶(500円)。1000円以上のの内容が850円ということになる。
 
 お店の方々が店の前を通る人に「お帰りなさ~い、おきをつけて~」と掛ける声は三年半前の開店時と変わらない。
 一杯のみ許されている追加の飲み物として、ホッピー白(450円)を氷なしでもらった。また、並びの方の話から石川台の新しい店の開店情報を得ることが出来た。
 午後7時20分から50分までの30分の「ちょいのみタイム」である。お勘定は1,300円であった。
 「本当に助かりました」と言って店を出る。


石川台 やきとん「たっくん」に関する過去の紹介記事
第3回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第157回 2008年11月8日(土) 
第2回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第112回 2008年7月3日(木)
第1回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第45回 2007年10月9日(火)


石川台 やきとん「たっくん」
住所 東京都大田区東雪谷2-25-8
電話 03-5499-6133
定休日 月曜
営業時間 18:00~25:00(火~土)/18:00~24:00(日)
交通 東急池上線石川台駅下車徒歩1分


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら


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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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