蒲田 立食蕎麦・定食・居酒屋「信濃路」蒲田店

居酒屋探偵DAITENの生活 第310回 2010年1月31日(日) 【地域別】  【時間順】



蒲田 立食蕎麦・定食・居酒屋「信濃路」蒲田


   蒲田信濃路    ←クリックお願いします。  にほんブログ村 酒ブログ 東京飲み歩きへ  ←クリックお願いします。


 JR蒲田駅東口のロータリーを渡ると、北側のバス通りと南側のバス通りに挟まれて、飲食店や風俗関係の店が集中している道が2本平行している。北側の道は幅が狭く、南側の道は比較的幅が広い。その幅の広い方の道を入ってゆくと、左手の二軒目に立喰蕎麦店がある。赤白左右2色に別れている看板が入口の上にあって、左側の白い方には「そば・うどん 信濃路」、右側の赤い方には「うまい安い 各種定食、牛めし、カレー 蒲田店」とそれぞれ書かれている。定食の見本が出されていたり、入口の半分が煙草の自動販売機に占拠されていたり、雑然とした入口の前には「御食事」と書かれた暖簾が掛かっている。暖簾の隙間から中を覗くと、たしかにそこは立ち食い蕎麦の店である。とても酒やツマミが豊富な店とは思えないのである。
 
 思い切って中に入ってみた。立ち食い蕎麦のエリアは思いの外狭い。立てるのは7、8人というところか。その向こう側に椅子に座れるカウンター席が続いていた。中に入って行き、15人ほどが座れるカウンター席の真ん中辺りに座った。カウンターの上は、器に盛られた刺身などの入った冷蔵棚になっている。冷蔵棚や棚の間からお店の方とやりとりすることになる。右手の壁に向かって3人くらいが座れるカウンター席もある。先客はカウンターに一番奥の席にカップル。私の手前に男性一人。カップルはずいぶん前から飲んでおられるようだ。日曜日の為か比較的空いている。

 まずは、レモンサワー(350円)をお願いした。やがて、生ビールのジョッキに入ったレモンサワーが出てきた。つまみとして、さんましょうが煮(300円)をもらう。いつも何か食べると「甘くて美味しいね」と言う亡くなった昔の上司を思い出す。「お刺身で一杯どうぞ」という言葉が壁に貼ってある。メニューにはシメサバ(500円)、マグロぶつ切り(350円)など刺身類が豊富にある。

 やがて、右隣に茶髪の若い男性がやってくる。
 「さばの味噌煮と半ライス、それから生野菜を下さい」とその若者は言う。
 なかなか、身体に良いメニューを選ぶではないかと感心する。

 調理場の中の会話を聞いていると、どうやら「出前」もやるらしい。出前といっても頼んだ人が取りに来る方式である。さらに、男性客が入ってきた。調理場の店長らしい人とギャンブルの話をしている。蒲田らしい会話である。
 アジア系のお店の女性にトマトサワー(350円)を頼んだ。冷凍庫で氷らせた状態のジョッキに入って出てくる。これは良い。
  
 少しして、近隣に点在する水商売系のお店の方と思われる人が出前の品物を受け取りに来た。しかし、皿数がたくさんある。店長がさきほどのアジア系の女性に一緒に付いて行くように言った。
 その後、その水商売系の方にマスターが言った一言、それが面白かった。
 「手伝わせるけど、すぐに返してね」と言うのだ。相手も笑っている。女性も笑っている。
 朝6時から夜11時までの営業時間である。ここには一日中人の流れがある。人々の生活がある。

 お勘定はちょうど千円である。前回の店「千円札を握りしめる中年男」のキャラクターを作って待っていながら、お勘定が予想を反して1300円であったという落ちが待っていた。しかし、もうキャラクターは消えている。今度こそ1000円で済ませることができた。千円札が無いため、五千円札を出した。すると、もらったお釣りの千円札が少し濡れていた。
 「すいませんね、濡れちゃっていて」と笑顔のマスター。
 「そのうち乾きますよ・・・」と笑顔で答えた。

 午後5時30分から6時まで30分の滞在。JR蒲田駅に向かい、駅ビル地下で買い物を済ませ帰宅した。

 
蒲田 立食蕎麦・定食・居酒屋「信濃路」蒲田店
住所 東京都大田区蒲田5丁目16-8
電話 03-3738-5343
定休日 年中無休
営業時間 06:00~23:00 
交通 JR蒲田駅東口改札徒歩2分

ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら

こちらクリックお願いします→ FC2 Blog Ranking

こちらクリックお願いします→ 人気blogランキングへ

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」

テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

蒲田 立ち呑みや「の~ぜ」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第309回 2010年1月31日(日) 【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】


※京急蒲田駅西側の再開発に伴い、梅屋敷へ移転。

蒲田 立ち呑みや「のーぜ」


  蒲田立ち飲みやのーぜ 

    にほんブログ村 酒ブログ 東京飲み歩きへ  blogram投票ボタン ←クリックお願いします。

 ↓電子書籍の作成と販売が出来るサイト
ブクログのパブー | 電子書籍作成・販売プラットフォーム ←新岳大典作小説無料公開中。「新岳大典」で検索してください。

 sakuraのワークショップやレッスンを受けているメンバーたちに習って、今日は酒場でキャラクターを設定して飲むことにした。まずテーブルに千円を置く。私が自分の為に設定したキャラクターは次の通り。

 年齢は45歳。ある犯罪に巻き込まれ、他の人間の罪を被って10年間も刑務所に入っていた。世間に戻ってみると、音信不通だった妻はすでに死んでおり、妻の母親に育てられている15歳の娘が田舎にいる。自分の存在を隠したまま、働いた金の中から毎月仕送りをしているのである。一週間に一度、立ち飲み酒場で酒を飲むのが唯一の楽しみである。しかし、少しでも仕送りを多くする為、千円以上は絶対に飲まないようにしている。そんな中、最近、妻の母親の体調がよくないという話を田舎の友人から聞いて、娘の行く末を案じている。また、自身も喉頭癌の不安を抱えているのだ。

 店内には静かなジャズが流れている。壁の短冊にはホッピー(300円)と書いてある。
 声もいつもと変えてみた。いや、自然と声が変わっている。
 「ホッピーください・・・氷なしで・・・」
 「ホッピーは普通のですか?」
 「(咳払いして)はい・・・それからポテトサラダもお願いします」
 ポテトサラダは200円である。ホッピーがセットでやってくる。キリンの生ビールジョッキに焼酎が入っている。下から四センチほど。ホッピー瓶が付いてくる。真冬はこの程度の冷え方でちょうどいい。

 「架空」の田舎の風景が思い出される。雪がある。雪の中に背中から倒れたことを思い出す。何故か雪の中が暖かいことに驚く自分。娘のことを考える。育った姿を見たことのない筈の娘の姿が見える・・・涙があふれてくる。
 恥ずかしさの為、現実に引き戻された。周囲を見る。

 入って右手に短いカウンターテーブルが置かれている。この前に四人くらいが立てるかもしれない。左手には円いテーブル。円いテーブルの背後の壁には、何故か「風神雷神」の屏風絵が飾られている。二つのテーブルの間を通った向こう側に七人くらいが立てるカウンターがある。そのカウンターを挟んで左側が調理場、右側が客の場所である。先客は男性一名。このカウンターの手前には、手作り感たっぷりの三角の角を丸く削ったような補助カウンターがついている。その中央には四角いおでん鍋。潔い完全立呑みだ。

 塩茹で落花生(200円)をメニューに見つける。
 「あの、落花生ください・・・」
 「はい、落花生ですね・・・」

 塩茹で落花生が出てくる。うまい。殻を一つ一つ剥く楽しみがある。【丸みをおびた三角テーブルの真ん中の四角いおでん鍋】の準備をマスターが始めた。
 すると、このおでん鍋の準備の様子が見えない位置に立つ先客の方が質問をした。
 「マスター、おでんは終わっちゃったんですか?」と。
 「いや・・・これから」と答えるマスター。
 煮てあったものを次々に【丸みをおびた三角テーブルの真ん中の四角いおでん鍋】に入れて、温め始めた。

 「レモンサワーください」と言ってみる。やはり、声がかすれている。レモンサワーの価格は300円だ。
 「あの煮染めたチクワブが食べたいなあ」と思う。設定したキャラクターと外れはじめている。
 我慢をして、設定したキャラクターを守って外に出ることにした。ちょっと悔しい。
 独り飲みの時は、時々【キャラクター設定飲み】をやろうと思う。これは楽しいかもしれない。

 「ごちそうさまでした・・・」
 マスターが計算をしている。千円札を手に握って待つ。娘の為に一度に千円で我慢する父親である・・・。
 すると、マスターが言った。
 「1300円です」
 「・・・・」

 目の前の千円札に、ポケットから出した百円玉を三枚加えて払う。ホッピーは瓶が300円で焼酎も300円かもしれない。世の中はうまくゆかない。外に出る。あるはずもない思い出と共に、私の作ったキャラクターが消え去ってゆく。
 
 冬の日曜日、午後4時30分から5時10分まで、40分ほどの滞在。
 
 (つづく)
 
蒲田 立ち呑みや「の~ぜ」
住所 東京都大田区蒲田4-14-9
電話 03-3739-5679
定休日 無休
営業時間 16:00~23:00 
交通 京浜急行京急蒲田駅下車徒歩1分

ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら

こちらクリックお願いします→ FC2 Blog Ranking

こちらクリックお願いします→ 人気blogランキングへ

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」

テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

五反田 大衆割烹「二本松」

居酒屋探偵DAITENの生活 第308回 2010年1月29日(金) 【地域別】  【時間順】



※2010年1月29日 420,000カウント通過 感謝!


五反田 大衆割烹「二本松」


   大衆酒場「二本松」外観   ←クリックお願いします。  にほんブログ村 酒ブログ 東京飲み歩きへ ←クリックお願いします。


 特に目的も無く五反田に向かった。東急池上線の五反田駅は四階の高さにある。実は東急池上線には山手線の上を越して白金から品川まで伸ばすという幻となった計画があった。その為、地上四階という高さに駅が出来てしまったのである。この為、山の手線から東急池上線への乗り換えは階段を地上二階から四階の高さまで歩いて昇らなければならない不便な構造のままである。改札から駅に隣接する駅ビル「レミイ五反田の四階に入ると、そこにあるエスカレーターで一階に降りた。

 「レミイ五反田」から外に出ると、右方向に歩いて行く。西口側にある串揚げ立ち飲みの系列店の前を通り、さらに歩いてゆく。やがて、大崎駅と五反田駅が等距離に近い場所まで行くと、右手に赤提灯を発見した。「二本松」という店名が書いてある。さらに、店の上の明るい看板には「大衆割烹二本松」とある。「魚料理二本松」と書かれた紺色の暖簾の脇から中を覗く。かなりの盛況で宴会のようにも見える。「貸し切り状態なのだろうか?」と考える。少し先まで行って思案していると、女性が一人お店の中に入って行った。後から行って中を覗くと、左手にカウンターがあって、その前でコートを脱いでいる女性の姿があった。すぐさま、入口から中に入り、「一人なんですけど?」とカウンターの中の大将に声をかける。
 ちょっと間があってから「どうぞ、こちらへ」とカウンターの端に通される。大将と女将さんとのやりとりで、カウンター席に予約が入っていることが解った。カウンターには8人が座ることが出来る。入って右手には、入口から順番に4人テーブルが3つ並び、3人テーブルが1つあって、さらに4人テーブルが1つある。そこが全て満席になっているのだ。みんな楽しそうに飲んでいる。どうやら全席別々のお客さんのようであり、宴会ではなかったようだ。

 カウンターの中は大将と女将さんの二人。二人で切り盛りする店である。だからとても忙しそうだ。冷蔵ケースの中は海の幸で満載だ。
 まずは、ハイサワー(350円)をお願いした。魚料理の店である。シメサバ(650円)を頼んでみた。厚切りの切り身が9切れ、酢がきつめなのが今日の気分と体調に合う。野菜も食べておこうと思い、ほうれん草(350円)も頼む。
 しばらくして、男性客がカウンター席の一番端に座る。久しぶりの来訪の様子。座ってすぐにマグロが食べたいと言うと、今日はあまりよくないから止めた方がいいと大将がおっしゃる。律儀な商売である。それでも食べたいとおっしゃるお客さん。隣の女性の連れの方が到着してカウンター席は四人になった。

 少し暖まりたいと思い、お酒大徳利(650円)を女将さんに頼み、あなご焼き(680円)もお願いした。このあなごが美味しかった。
 おすすめメニューを見ると、あんきも、ほや、めばる煮付け、かわはぎ煮付け、たちうお焼き、さより焼き、生がき等々、書ききれないほどである。こちらは一人で来るよりも四人くらいで来て、美味しい魚を分け合い、共に感動する店かもしれない。

 お客さんは全員が常連の様子。女将さんは「お母さん」とお客さんから呼ばれている。お客さんは帰る時、それぞれ大将に挨拶をしてゆく。一期に3グループが帰っていって、急に静かになった。大将と女将さんが予約の人を気にされている。予約の二人の方が来ないのである。

 午後6時50分から7時50分まで1時間の滞在。酒肴を堪能しながら独り飲みを楽しむことができた。お勘定は2,700円。またも偶然に名店を見つけてしまったようだJR大崎駅までの道順を大将に聞くと、JR五反田駅の方が近くて簡単であると教えていただいた。素直にJR五反田駅まで歩いて戻ることにした。酔い覚ましにはちょうど良い。


  大衆酒場「二本松」提灯
 
五反田 大衆割烹「二本松」
住所 東京都品川区東五反田2-20-6 二本松ビル
電話 03-3449-1027
定休日 ?  
営業時間 ? 
交通 JR五反田駅下車徒歩8分。東急池上線五反田駅下車徒歩7分。都営地下鉄浅草線五反田駅下車徒歩9分。 

ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら

こちらクリックお願いします→ FC2 Blog Ranking

こちらクリックお願いします→ 人気blogランキングへ

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」

テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

恵比寿 ワイン・ショップ「山本商店」

居酒屋探偵DAITENの生活 第307回 2010年1月23日(土) 【地域別】  【時間順】



角打シリーズ第3弾
恵比寿 ワイン・ショップ「山本商店」

  恵比寿山本商店   ←クリックお願いします。  にほんブログ村 酒ブログ 東京飲み歩きへ  ←クリックお願いします。


 土曜日の午後、恵比寿ガーデンプレイス内にある東京都写真美術館に行った。マザー・テレサ映画祭が2010年1月16日(土)から2010年2月14日(日)まで開催されており、今日、1月23日(土)の午後3時15分の回から上演される「マザー・テレサと生きる」を見るためである。

 映画を見た後、美術館の関係者らしい人からアンケートを頼まれた。特に予定も無いので丁寧に答えてから外に出ようとすると、背後から呼び止められた。高校時代からの友人であり、現在はS・A・Pメンバーとして参加しているGAIである。隣には同じくS・A・Pメンバー女優佐々木智子が立っている。奇遇である。二人とも、昨秋の『本気の役者たち』のキャストである。
 
 アンケートの中で、「この後のご予定は?」という質問があり、「どこかで一杯酒を飲みます」と答えた。実はGAIも同じアンケートを別の人から受けていて、「どこかで酒を飲む」と答えたそうである。やはり、どこかで飲もうということになった。

 まずは、恵比寿ガーデン・プレイスの恵比寿寄りまで歩いて、恵比寿駅に向かう動く歩道に乗る。この動く歩道には「恵比寿スカイウォーク」という名前がついている。ちょうど入ってきたメールに返信する為に立ち止まり、この「恵比寿スカイウォーク」をはじめて全て自分の足で歩かずに移動した。

 恵比寿駅の西口側に出る。駅周囲では再開発ビルなど工事が行われている。恵比寿駅を離れ、駒沢通りを中目黒方面に向かって歩いた。実は角打シリーズ第3弾として考えていた店が恵比寿駅から西に少し歩いた駒沢通り沿いにあるのだ。
 駒沢通りを歩いて行くと、右手のビルの一階にコンビニエンスストアのampmがある。目的の店はこの地下1階にあるワイン・ショップ「山本商店」である。コンビニの入口の右手にある階段を地下へ回り込むように降りてゆくと、降りきったところが広くなっていた。ガラス越しに店内がよく見える。左手に入口があって、その脇にはビールケースの上にワインの木箱を載せて作った立ち飲みテーブルがある。その右手には丸テーブルの廻りにウイスキーの樽を置いた場所もある。

  恵比寿山本商店 ← この場所で飲むようになっている。

 入口から中に入ると、マスターらしき方がこちらを見ている。
 「あの、こちらで飲めるという噂を聞いてきたんですが・・・飲めますか?」と聞くと、
 「飲めますよ、どうぞ・・・」と言う。

 広い店内を歩き回って、酒とつまみを選んだ。赤ワインが飲みたいとGAIが言うので、選んだのはアロモカネールボトル(560円)、つまみは、裂けるチーズプレーン(200円)、チーザチェダーチーズ(160円)にする。やはり、ワインにはチーズ系のつまみである。

 レジに品物を置きながらマスターに聞く。
 「あの、こちらのシステムはどんな感じなんですか? たしか缶の飲み物はダメだと・・・」
 「ビール、発泡酒、缶酎ハイとか以外なら何でもいいですよ・・・」
 「了解です。」
 「うちは高いですよ、グラスが一個500円でしょ、ワインを飲むときのオープナーが500円、椅子が500円で・・・」

 ギャグである。初めての客に対する定番のギャグに違いない。笑いながら席に向かう。
 オープナーでワインを空けてくれながら、そばにあった暖かい空気を送り出してくれる灯油暖房機をつけてくれた。これがとても暖かい。熱いくらいである。
 「この暖房が500円でしょ・・・」。まだギャグは続いている。
 「うちのことは何を見て知ったんですか?」とマスターに聞かれる。
 「インターネットです・・・」と答えた。

 赤ワインで乾杯をする。なかなかに美味しい。ふと、隣の立ち飲みテーブルの前のガラスを見ると、こちらのシステムというルールが書いてあった。内容は次の通り。

-------------------------------------------------------------------------
立ち飲みのご利用について

 商品の会計後ご利用いただけます。
 お会計はレジにてお願いします。
 缶ビール等(輸入ビールは除く)・缶チューハイ以外ご利用いただけます。
 グラス・ワインクーラー等はお貸しします。
 店内は禁煙になります。
 水・氷はお買い求めください。
 飲食の持込は、お断りしております。

 営業時間 16時~23時30分
 グラスを破損した場合は、1個525円申し受けます。

-------------------------------------------------------------------------

 最初からワインを飲むつもりだったので、缶ビール、缶チューハイが飲めなくても特に困らない。缶の飲み物は大量に空き缶が出るので飲めない店が多いようだ。大井町の立ち飲みコーナー「ムサシヤ」も缶のアルコール類は飲めなかった。
 
 トモちゃんがお腹が空いているようなので、おでん(180円)を棚から選んでレジカウンターに持って行く。こんどはママさんらしき女性が対応してくれた。どうやら、平日はこのカウンターでも飲んでいるお客さんがいるようだ。さらに、ピザ・マルゲリータ(438円)もお願いした。
 
 やがて、やってきたピザが美味しいのである。おでんも良い。「好きなおでん種が何か?」という話で盛り上げる。私は「チクワブ」が好きだ。酔いが廻りはじめ、話が盛り上がってゆく。今日の映画の話、芝居の話、様々である。
 次は白ワインに切り替えることにした。私の好きな銘柄を発見。ロバート・モンダミ(928円)である。うまい。
 さらに、チョウシタ・サンマ蒲焼缶詰(114円)と豆腐ハンペンチーズ入り(309円)を購入。さらに、イードンマッコリ(540円)をGAIが買ってきた。

 午後5時45分から7時30分頃まで。1時間45分ほどの滞在。結局、最後まで飲んでいるのは我々だけであった。支払った金額は3人で税込み3,500円程。安い。ワインを数人で試しに飲んで、帰りにもう一本買って帰るといった使い方も出来る。

 店を出ると恵比寿方面を目指して3人で歩いた。この辺りには他にも角打の店がある。そのうちそちらにも行ってみたいと思う。

  ※  ※  ※

 追記 この後、恵比寿の老舗焼き鳥店に3人で行った。その店もとても良い店である。是非、記事として紹介したいと思うのであるがこの日はずいぶんと飲んでしまい。実は私の中に店の情報があまり残っていない。少ない情報で紹介するのは躊躇われるので、途中まで書いてから掲載することを中止した。読んでいる皆さんに失礼だと思うからである。


  恵比寿山本商店

恵比寿 ワイン・ショップ「山本商店」
住所 東京都渋谷区恵比寿西1-32-16  COM-BOX(コムボックス) 地下1階
電話 03-3464-7070
定休日 年中無休
営業時間 月曜~金曜 10:00~24:00 土曜・日曜・祝日 13:00~24:00
交通 JR恵比寿駅西口徒歩6分/地下鉄日比谷線恵比寿駅4番出口徒歩4分/東急東横線 代官山駅東口徒歩5分

ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら

こちらクリックお願いします→ FC2 Blog Ranking

こちらクリックお願いします→ 人気blogランキングへ

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」

テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

五反田 角打・有限会社「かとう」

居酒屋探偵DAITENの生活 第306回 2010年1月22日(金) 【地域別】  【時間順】


角打シリーズ第2弾
五反田 角打・有限会社「かとう」


   五反田有限会社かとう

    ←クリックお願いします。 にほんブログ村 酒ブログ 東京飲み歩きへ ←クリックお願いします。

 blogram投票ボタン
 ←クリックお願いします。


 前から気になっていた角打ちの店が五反田駅東口側の有楽街の一角にある。店のすぐ前には、もつ焼きの某有名店と同名の店があり、その店には何度か来たことがあった。
 店の前に6時過ぎに行ってみる。奥に長い店内を覗いてみるとまだ静かだ。お店の方もいない様子。そこで、前回の店で時間調整をして、30分後に再びやってきてみたのである。
 あまり広くない間口の店を入って行く。奥の方が右側に広くなっていて、そこにテーブルがあり、4人ほどの方がすでに飲み始めていた。女将さんらしき方が出てこられ、目が合ったので、右手を口にもってゆき、酒を飲む仕草をしてみると、お酒のケースを積み上げ、すぐに私専用の小さなテーブルを作ってくれた。

 少し先の左手にある冷蔵ケースから自分で飲み物を選ぶ。宝焼酎ハイボールゆず(160円)にした。私の好きな焼酎ハイボールシリーズの一つである。つまみは、ゆでピーナツ(110円)をかごの中から選ぶ。すると、袋から出して、器に入れてくれた。このゆでピーナツが実にうまいのである。酒好きにとって究極のつまみはゆでピーナツかましれない。

 どんどんお客さんがやってくる。奥のテーブルは7人に増え、手前の私よりも入口に近いテーブルは6人に増えていた。全員が顔見知りの様子で、私だけが離れた一人テーブルに立っているのである。
 小さなホワイトボードに、今日のおすすめとして、ジャコサラダ(110円)、なすとたくあん(110円)が書いてあった。そこで、ジャコサラダをいただくことにした。やがて、大根の千切りと貝割れ大根に干したジャコをかけたものが出てきた。これもまたよいつまみである。

 マッコリ(160円)を女将さんにお願いすると、ボトルを2本持ってきてくれた。普通のマッコリ黒豆マッコリがあるという。メーカーは二東(ニードン)黒豆マッコリをついでもらうことにした。今日2杯目のマッコリである。黒豆のマッコリは始めてである。うまい。

 最後に、アサヒ糖質ゼロスタイルフリー350ミリリットル缶(150円)を一缶飲んだ。
 皆さん本当に楽しそうである。まるで何かのクラブハウスのようだ。余計な物が無いシンプルな酒屋の店内が不思議な豊かさに満たされていること。これは素晴らしいことである。人々の楽しそうな会話の中で独り頬笑む私、居酒屋探偵としての醍醐味である。今度は若いメンバーたちと来ようと思う。
 
 午後6時50分から7時40分まで50分ほどの滞在。支払った金額は合計690円。これは過去最低金額かもしれない。

 これからも角打ちの旅が続く。

五反田 角打・有限会社「かとう」
住所 東京都品川区東五反田1-13-3
電話 03-3441-3666
定休日 日曜祝日
営業時間 ?
交通 JR五反田駅下車徒歩4分。東急池上線五反田駅下車徒歩4分。都営地下鉄浅草線五反田駅下車徒歩4分。

ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら

こちらクリックお願いします→ FC2 Blog Ranking

こちらクリックお願いします→ 人気blogランキングへ

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」

テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

五反田 立ち呑み「おかげや」東五反田店

居酒屋探偵DAITENの生活 第305回 2010年1月22日(金) 【地域別】  【時間順】



五反田 立ち呑み「おかげや」東五反田


   五反田 立ち飲み「おかげや」東五反田店   ←クリックお願いします。  にほんブログ村 酒ブログ 東京飲み歩きへ  ←クリックお願いします。


 金曜日の6時過ぎである。今年の重点業態角打である。
 五反田駅東口側の気になる角打に行ってみると、時間が早い為か、お店の中で飲んでいる人の姿が無い。そこで、少し時間調整をすることにした。
 五反田駅東口のロータリー側から有楽街に入ってゆくと右手に路地がある。見落としてしまう可能性があるほど狭い路地である。入るとすぐに路地は左斜めに曲がっている。少し進むと左手に数軒の飲み屋さんが並んでいる。右手はビルの裏側の壁である。通用口になっていて、そこから外に出てきた人が路地で煙草を吸っている。その飲み屋さんの中に、立ち呑み「おかげや」東五反田店があった。こちらの店は、2009年7月28日に紹介した立ち呑み「おかげや」西五反田店の姉妹店である。西五反田店も間口が狭くあまり目立たないけれど、こちらも路地裏にあってあまり目立たない。

 入口には「お好み焼き」の幟が立っている。オタフクソースのものである。幟の脇を通って扉を開き店内へ。左手に15人くらい立てる逆L字カウンター。右手壁際に小さなテーブル三つ、奥の二席はビールケースに座れるようになっている。入って左手に7、8人立てるテーブル。ところどころに高い椅子があったり、折りたたみ椅子がいくつか置いてあったりする。いわゆる半立ちだ。一番奥の高い位置に音を消したテレビ。アンティーク調の店内。古時計もちゃんと飾ってあった。しかし、流れる音楽はハード・ロックである。
 
 カウンターのスツールに先客の方が一名。カウンターの中に男性の従業員の方が一名。会話は無い。従業員の方がおしぼりをくれる。ウコン茶ハイ(350円)を頼み、続けて、あおりいか下足わさ(300円)、山芋千切(200円)を頼んだ。どうやら、おかげ焼きというお好み焼きがメインのようであるが、帰宅して夕食をとる予定なので選ばなかった。

 本当は一杯で移動するつもりであったが二杯目を考えている自分がいる。プレミアム55ホッピーセット(550円)は値段的に高いので頼まない。マッコルリ(350円)にした。マッコルリがあるのはうれしい。実は、近々にマッコルリを鉢で飲ませる超マイナーな居酒屋を訪問する予定なので、色々なところで味見をしておきたいと思っていたのである。

 音楽がハードロックからロッカバラード調に曲が変わった。急に落ち着いた雰囲気になる。お店の方もお客さんも何も話さないので、本当に静かである。
 酒メニューを見ると、ハートランド樽生ビール、ギネスビール、ウイスキィ、焼酎、日本酒と一通りあり、酒類は豊富である。
 さらにお客さんが来訪。それでも店内は静かである。もう一人お店の方が登場された。年格好から見てマスターかもしれない。ここで移動することにした。6時15分から30分ほどの滞在。お勘定は1,200円であった。

 角打ちシリーズ第2弾の店へ行く為、店を出る。

 (つづく)


  五反田 立ち飲み「おかげや」東五反田店提灯
 
五反田 立ち呑み「おかげや」東五反田店
住所 東京都品川区東五反田1-15-7 ソシアル五反田 1F
電話 03-5420-3538
定休日 日曜祝日
営業時間 17:30~0:30
交通 JR五反田駅下車徒歩4分。東急池上線五反田駅下車徒歩3分。都営地下鉄浅草線五反田駅下車徒歩4分。

ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら

こちらクリックお願いします→ FC2 Blog Ranking

こちらクリックお願いします→ 人気blogランキングへ

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」

テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

大井町 角打「武蔵屋酒店」

居酒屋探偵DAITENの生活 第304回 2010年1月19日(火) 【地域別】  【時間順】


角打シリーズ第1弾
大井町 角打「武蔵屋酒店」


  大井町 立ち飲みコーナー「ムサシヤ」外観

    ←クリックお願いします。 にほんブログ村 酒ブログ 東京飲み歩きへ ←クリックお願いします。

 blogram投票ボタン
 ←クリックお願いします。

   電子書籍の作成と販売が出来るサイト
ブクログのパブー | 電子書籍作成・販売プラットフォーム ←居酒屋短編小説を発表中(無料)。「新岳大典」で検索。


 芝居を見た帰りのsakuraと待ち合わせて買い物をした後、向かったのはあの大井町駅東口側にある東小路である。その東小路を抜けて、左手の角にあの有名な立ちのみ状態の肉屋さんがある。その角を左に曲がって、少し行くと右手にあるのが「武蔵屋酒屋」の立ち飲みコーナー「ムサシヤ」である。元々は「酒屋」が主で、一部に立ち飲みコーナーがあったものが新築工事に伴い、立ち飲みコーナーが主になったのである。

 間口は狭い。左半分は自動販売機で隠れている。右半分が入口になっていて、外にビールケースが積み上げてあり、そこにも立つことが出来る。中に入ると左右に冷蔵ケースがある。右の背の高い冷蔵ケースの先に、カウンターがあってその前に立って飲んでいらっしゃる方が数名。左手の冷蔵ケースの前に二つほどビールケースが積み上げられたテーブルがあって、奥の方の台の前にお二人の方が立っている。手前の台が空いていて、二人でそこに立つことが出来た。
 一番奥の方に店主と奥さんが立っていて、手を上げると近づいてきて注文を聞いてくれる。

 サッポロ大ビール(380円)、塩らっきょ(100円)、山ごぼう(100円)を頼んだ。瓶ビールとグラスを2個持ってきてくれる。商品と交換でお金を払う。大瓶のビールが380円というのは、やはり安い。角打ちにきたんだなという実感がわいてくる瞬間だ。
 sakuraと角打ち的な店に来るのは、2009年10月24日第272回で訪問した武蔵新田の飯田酒店以来である。
 
 飯田酒店のお客さんたちがそうであったように、立ち飲みコーナー「ムサシヤ」のお客さんたちもよくしゃべる。みんなとても楽しそうだ。2杯目はsakuraはワンカップ(240円)、私はにごり酒(250円)にした。sakuraの大好きな柿ピー(120円)も買う。

 本当は軽く飲むつもりだったのが3杯目を買ってしまった。ワンカップ(240円)を二つもらう。後で計算してみると、二人で合計1,670円を支払ったことになる。安い。
 
 角打ちは酒を飲む究極のスタイルである。ここでは余計な物が排除されている。過剰に演出された店で、付加価値をつけられた酒を飲まされ、手のこんだつまみを食べさせられて、高い金を払うことと対局にある形態である。
 外で酒を飲むことは気持ちいい。角打ちの店内で飲むことが楽しいのは、そこが路上の延長だからである。
 酒屋さんの立ち飲みコーナー、または角打は今年のテーマである。

 午後7時から7時45分頃まで45分の滞在。東小路を抜け、大井町駅に向かって歩いた。

  大井町路地裏 ← 東小路


  大井町 角打「武蔵屋酒店」看板

大井町 角打「武蔵屋酒店」
住所 東京都品川区東大井5-4-16 FRIEND HILL SHINAGAWA 1F
電話 03-3471-1516
定休日 日曜日
営業時間 09:00~21:00
交通 JR京浜東北線大井町駅西口下車徒歩3分/東急大井町線大井町駅下車徒歩4分


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら

こちらクリックお願いします→ FC2 Blog Ranking

こちらクリックお願いします→ 人気blogランキングへ

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」

テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

矢口渡 立ち飲み「三つぼ」

居酒屋探偵DAITENの生活 第303回 2010年1月15日(金)  【地域別】  【時間順】



矢口渡 立ち飲み「三つぼ」

  矢口渡「三つぼ」外観    ←クリックお願いします。  にほんブログ村 酒ブログ 東京飲み歩きへ  ←クリックお願いします。


 前回の店を出てから鶴見駅で京浜東北線に乗り蒲田駅で降りた。それから多摩川線に乗って、一つ目の矢口渡駅に向かうつもりであった。それが、いつも行く蒲田西口界隈のお店の様子を覗いてみたいと思い、蒲田駅から歩くことにした。東急線の蒲田駅のガード脇の飲み屋街を歩いて行く。右手に立ち飲み「炙り安」がある。次に立呑処「みつるちゃん」。さらにやきとん「豚番長」と続く。「豚番長」の前の狭い三角広場のような場所で、ちょうどバーボン通りのイベントがあったらしく、その後始末をしている様子であった。さらに、その先にある未紹介の超ディープ立ち飲み店は開店していなかった。
 少し先の左手にある東急池上線と多摩川線を渡る踏切を渡ってすぐ右に行く。左手に西蒲田公園があり、少し行くと蒲田総合斎場という斎場がある。その前を通り、突き当たった右手に東急多摩川線だけを渡る踏切があった。その踏切を渡り、渡ってから次の角を左に曲がる。そのまま、まっすぐに東急多摩川線と平行に歩いて行く。環状8号線が下を通り、上を東急多摩川線が走って、さらに2本の道が交差する場所に出た。目の前の道を渡り、環状8号線沿いの右手の歩道を歩いてゆく。

 やがて、右手にホッピーとアサヒビールの提灯を下げた白い看板が見えてきた。目的の店、立ち飲み「三つぼ」である。店の中は薄暗い。中にたくさんの男性の背中が並んでいる。噂通りの盛況だ。少し時間調整をしようと思い、周辺を歩いてみる。東急多摩川線の矢口渡が環状8号線を渡った向こう側にあることを確認してから店の前まで戻ってみると、ちょうど男性が一人外に出て、別の男性二人が入ってゆくところだった。お二人について中に入ってしまう。たしかに店名の「三つぼ」の通り、三坪ほどの狭い空間である。台形の店舗の真ん中に変則的な形のコの字カウンターがあり、その中の狭い空間が調理場になっている。中心の部分の台の上に、いくつかの大きな鉢があって、その中に煮物などの料理がもられている。
 立ち飲みではあるが右手の三席ほどだけ壁に狭い棚のようなものがあって、小さなクッションも置かれている。私の前に入ったお二人と私がその三席に座ることが出来た。左隣の先客の方が「そこは特等席だよ」とおっしゃる。たしかに立ち飲みで腰を少しあずける場所があると助かる。

 すでに、値段設定などの情報は解っていた。しかし、実際にメニューを見ると本当に驚かされる。まずは、レモンサワー(200円)をいただいた。たった一人でやっているので、出てくるまで時間が少しかかるのは仕方がない。お客さんたちは心得ていて、誰かが何かを頼むと「こっちもお願いね」「その後によろしくね」と言う。この気の使い方は、男の気の使い方かもしれない。
 つまみは、厚揚げ納豆(200円)。厚揚げ一個に納豆がのっている。これで200円は安い。

 2杯目はホッピーセット白(300円)を氷無しでお願いする。ホッピーは冷えていない。冬場は十分である。トイレは入って左端の奥にある。見廻せば店内は11名が入っている。このトイレに行くには全員の協力が必要である。実際、店の奥に立った人は、そこから入口までの間にいる数名の協力がなければ帰ることも出来ないのである。したがって、一人で無口でいるのは無理がある。自然とお互いに話をすることになる。
 焼き物は、かしら(50円)、しそささみ(50円)をお願いした。私より先に来られた男性二人が帰られた。マスターの立つ場所に一番近い所に移動する。マスターとも話が出来て、焼き台に一番近いので暖かく。ちょっと腰をかけることもできる。どうやらこの店で一番良い席のようだ。いや、トイレが心配な人には、入って左手の一番奥のトイレ前の場所が良い席かもしれない。

 お客さんの回転はなかなか良い。こんなに安い価格設定の店で長居をされては商売にならない。見ていると、30分から45分ほどが目安のようだ。本当に狭い店なので煙草を吸う人はあまりいない。
 ささみとねぎのぴり辛和え(100円)をいただく。マスターと少し話をすることが出来た。定休日を聞くと無休であるとのこと。営業時間を聞くと夕方5時から9時までであると言う。ずいぶん短いと思っていると、実は夕方5時から翌朝9時までとのこと。しかも、今晩から翌朝9時まで連続でやることを決めたそうである。それも一人きりである。若いマスターの意気込みに驚かされた。
 「こんなに頑張ってんだから、そのうち、3坪のお店が300坪になるかもしれませんね」などと言ってみる。

 ※追記=現在は営業時間が変わっているようなので注意。

 最後にトマトサワー(200円)をいただいた。お隣の方と色々と話をした。今までで5、6回は来ているそうである。テーブルの上をかたづけたり、ダスターで拭いたり、若いマスターをフォローしておられた。

 午後7時15分から8時まで、45分ほどの滞在。お勘定をお願いすると、1,200円であった。
 
 串2本、つまみ2品、酒類3杯で1,200円は驚異的である。また来てみたいと思う。狭小店にはそれなりのルールが必要であるいうことは、居酒屋好きの方には言わずもがなであろう。そこをあえて言ってしまえば、二人を超える人数での来店、1時間以上の滞在は遠慮した方がよい。狭い店の中で男性ばかり10人以上がちゃんとルールを守って酒を飲んでいる。この秩序を乱すのは御法度だ。喫煙、携帯電話、大声、奇声、長居、気をつけた方がよいことはたくさんある。

 開店して間もないというのに、安いというだけではない魅力がここにはちゃんと出来上がっていた。若き店主の健闘を祈りたい。


  矢口渡「三つぼ」看板
  
矢口渡 立ち飲み「三つぼ」
住所 東京都大田区多摩川1-2-16
電話 ?
定休日 ?
営業時間 17:00~25:00
交通 東急多摩川線矢口渡駅下車徒歩5分


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら

こちらクリックお願いします→ FC2 Blog Ranking

こちらクリックお願いします→ 人気blogランキングへ

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」

テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

鶴見 やきとり「鳥勝」

居酒屋探偵DAITENの生活 第302回 2010年1月15日(金)  【地域別】  【時間順】


※2010年1月15日 410,000カウント通過 感謝!


鶴見 やきとり「鳥勝」


   鶴見「鳥勝」外観

 ←クリックお願いします。 にほんブログ村 酒ブログ 東京飲み歩きへ ←クリックお願いします。

blogram投票ボタン
 ←クリックお願いします。


 消えたものを探して

 今日は本当に忙しかった。いくつものプライベートの用事が全て終わったのが川崎駅の南西側の場所であった。そこで鶴見駅近くのある店を思い出した。しかし、その場所はJR川崎駅からも京急川崎駅からも遠いのである。そこでタクシーに乗ることにした。ベテラン運転手さんと、いろいろと話をする。京浜急行の八丁畷駅脇の踏切を渡る。運転手さんの話によれば、高度成長期には、鶴見界隈は人も多くかなり賑やかであったそうである。また、京浜急行の花月園前あたりもギャンブルをする人や家族連れで賑わったそうだ。花月園競輪場も今年3月には閉園が決まったそうであり、60年の歴史に幕がおりることになる。

 タクシーを降りたのは横浜市鶴見鶴見中央だった。駅から数分の場所に渋い居酒屋があるのである。その店の住所が携帯電話の中に入っていたので、住所表示を見ながら探すことにした。途中、角打の酒屋さんも発見。薄暗い店内で親父さんたちが飲んでいた。探しながらやっとその場所に辿り着いて愕然とした。そこに建物は何も無く、ただの駐車場になっていたのである。
 その場所にあるはずの店の名は「三策」。どこかに移転したのではないか?。諦めきれずに周辺を巡り歩いた。雑居ビルの地下の飲食街などにも入ってみる。気配はどこにもなかった。情報を得るにも周囲に入り易そうな店もなく人通りも無い。古典酒場のファンは、店そのものが消えてしまうという悲しみを時折味わうものである。駐車場の角に立つ電信柱の住所表示が空しい。(写真)
 帰宅後、インターネットで検索してみると、やはり閉店したという情報があった。

  鶴見中央


 居酒屋探偵としての血が騒ぐ

 京浜東北線のJR鶴見駅に向かう。一度は帰ることにしたが平行して走る京浜急行の京急鶴見駅の姿が見えたので、そちらに行ってみることにした。JR鶴見駅と京急鶴見駅との間にはロータリーがある。そのロータリーに面して、2軒の立ち飲み店があった。しかし、今日は古くて渋い居酒屋に入りたかったのである。京急鶴見駅の東側の京浜急行線と第一京浜道路とに挟まれた地域に行ってみることにした。初めて足を踏み入れる地域である。パチンコ店があり、その周辺に小さなに飲み屋さんが点在している。薄暗い灯りの店の中を覗くと、客席に座り、外を眺める化粧の濃い女性と目が合う。知り合いに似ていたので少し驚いた。良い店を探して路地をぐるぐると巡る。こういう時に「居酒屋探偵」としての血が騒ぐのである。
 京急鶴見駅東口に面した少し幅の広い商店街に出てから南下をしてみた。左側の歩道を歩く。駅から数えて五本目の路地を覗いた時、気になる店を発見した。暖簾には白地に黒文字で「鳥勝」と書いてある。青いテントには「大衆酒場」とあった。
 向かって右手の入口を入る。入って正面から左手にかけて、8席ほどのカウンターがある。左手の手前には4席の小上がり席が二つある。一人であることを伝えて、カウンター席の右端に座った。私はカウンターの右端が好きなのである。

 「ビールください」と言う。
 「瓶ですか生ですか?」と聞かれる。
 「瓶で・・・」と答える。
 「ラガーとクラシックラガーとありますが」
 「クラシックラガーお願いします」

 瓶ビール大(650円)を飲みながら、蕪のおしんこのお通し(400円?)をいただく。酸味がよい。まったく情報もないまま、勘だけで入った店である。こういう時は、おまかせセットを頼むことにしている。まずは、やきとりセット(1,100円)をお願いした。

 「セットの最初の一皿です」と言って出されたのは、砂肝、正肉、はつの3本、こぶりの肉がたくさん丁寧に一串に刺してある。そして、焼き具合が素晴らしい。皿に添えられた洋カラシを付けながら3本を少しずつ味わった。どれも美味しいのである。砂肝は歯ごたえがありながら固くなく、心地良い歯触りである。正肉は半生の感じである。ハツも旨みがある。どれをとってもハズレがない。テレビでは初場所六日目の中継が流れていた。しかし、私は相撲中継よりもやきとりに夢中になってしまった。「三策」が無くなってしまったことでがっかりしていた気持ちが一期に興奮に変わった。

 二皿目は手羽先が二つである。これもうまい。ついつい、骨まで食べてしまった。
 「これが二皿目です。このあと、うちのメインのジャンボつくねがつきます」とのこと。期待大である。

 三皿目のジャンボつくねは少し時間がたってから出てきた。その姿を見て驚く。まるで、ハンバーグのような形をしているのである。居酒屋店内でカメラを使用する人は、きっと撮影してみたいに違いない。こんなつくねは初めてである。申し訳ないが私はカメラを店内で使用しないポリシーなので、ここに写真をお見せできないことはご勘弁願いたい。単品としては400円となっている。箸で切ると、肉汁がしみ出てくる。これを切り分けながら口にする。
 最後に、ウイスキィ(400円)の水割りを頼む。ウイスキィのボトルは3,800円と書いてある。銘柄は角瓶。このジャンボつくねと濃いめのウイスキーの水割りが絶妙に合う。

 京急鶴見に名店を見つけてしまったと思う。何も情報がないまま、こんな名店にたどり着けてしまうとは・・・。変な言い方をすれば「今日の自分が怖い」のである。
 お休みの日と営業時間を伺う。気さくな御夫婦が二人で営業するお店。お勘定をしてから「全部、美味しかったです。手羽先なんて、骨まで食べてしまいました」と言って外に出た。こういうことはあまり言わないのであるが、ついつい伝えてしまいたい気持ちになった。

 午後5時30分から6時15分まで45分ほどの滞在。お勘定は2,550円であった。二階に御座敷があって20名ほどの宴会が可能のようである。また、来ようと思う。
 JR鶴見駅に行くと、駅ビルがリニューアル中であった。京浜東北線に乗って蒲田に向かう。これで帰るつもりであったが「鳥勝」を見つけてしまった興奮が治まらない。城南地区の居酒屋を巡る居酒屋好きの間で今話題の一軒へ行って見ることにした。電車を乗り継ぐのをやめて、蒲田駅から歩いて向かう。その店もまた驚きの店であった。

 (つづく)
 
 ※  ※  ※

 さて、家に帰ってからインターネットで「鶴見 鳥勝」で検索してみて驚いた。街を彷徨って偶然に入った店が実は吉田類さんのテレビ番組「吉田類の酒場放浪記」2009年12月7日に紹介されていたのであった。私は見ていない。やはり、酒場好きの嗅覚は同じということであろうか。

  鶴見中央「鳥勝」看板
 
鶴見 やきとり「鳥勝」
住所 横浜市鶴見区鶴見中央4-15-7
電話 045-505-0886
定休日 日曜
営業時間 17:00~22:30
交通 京浜急行京急鶴見駅下車徒歩5分・JR京浜東北線鶴見駅下車徒歩8分


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら

こちらクリックお願いします→ FC2 Blog Ranking

こちらクリックお願いします→ 人気blogランキングへ

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」

テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

浅川マキ追悼

居酒屋探偵DAITENの「アート録」Vol.2



浅川マキ追悼

 浅川マキが死んだ。

 ニュースによれば、次の通り。(毎日新聞ニュースより) 
----------------------------------------------------------------------------------
 歌手の浅川マキ(あさかわ・まき)さんが17日夜、公演で滞在していた名古屋市中区のホテルで死亡しているのが見つかった。67歳だった。愛知県警中署によると、病死とみられるという。同署によると、同日午後7時45分ごろ、ホテル室内の浴室で倒れている浅川さんを事務所スタッフらが見つけた。浅川さんが公演で滞在中で、時間になっても部屋から出てこなかったためスタッフらが様子を見に行ったという。

 浅川マキは石川県生まれ。67年「東京挽歌/アーメン・ジロー」でデビュー。翌年、新宿のアングラ劇場、蠍(さそり)座で寺山修司演出の独り舞台に出演し評判となった。山下洋輔さんや坂田明さん、坂本龍一さんらと共演。70年代にかけ、ジャズやソウルに影響を受けた愁いを帯びた声と全身黒ずくめの衣装で歌い「アングラの女王」として、全共闘の若者を中心に人気を集めた。代表曲に「夜が明けたら」「かもめ」など。
----------------------------------------------------------------------------------

 私にとっては、吉祥寺の「曼荼羅」というライブハウスで生ライブを見たのが17歳の頃であった。母と母のお店の女性たちやお店のお客さんたちと行ったのである。その後、二十代のはじめにファンになったジャズ・ピアニストの板橋文夫氏の名曲「グッド・バイ」を浅川マキさんが歌った。「マイ・マン」というアルバムの中にこの曲は入っている。その歌詞に泣いた。
 夜の街を彷徨う二十代であった。何の為にあんなに彷徨っていたのか。今、居酒屋を探して路地裏を巡り歩く自分がいる。この歌詞の中の男と自分が重なり合う。いや、重なり合うことを望んでいる。


グッドバイ
作詞/浅川マキ 作曲/板橋文夫

今 しずかな夜
ちょうど いい季節
誰も知らない抜け道を
急ぐ あなたが見える

自分にさえもサヨナラした
あなたの 背中がゆく

もう愛せないの
闇を駆ける さすらいびと


浅川マキ、中上健次、十九歳の地図、新宿、路地裏・・・。
久しぶりに、新宿へ、そして、吉祥寺に行ってみたいと思う。

 
人が次々に亡くなってゆく。今夜も追悼の酒を飲む・・・。

テーマ : 女性アーティスト
ジャンル : 音楽

石川台 創作ダイニング「海」第2回

居酒屋探偵DAITENの生活 第301回 2010年1月7日(木)  【地域別】  【時間順】



石川台 創作ダイニング「海」 第2回

  石川台「海」    ←クリックお願いします。  にほんブログ村 酒ブログ 東京飲み歩きへ  ←クリックお願いします。

 東急池上線の石川台駅の近くにある「石川台希望ヶ丘商店街」に、創作ダイニング「海」という店がある。前回、こちらの店を紹介したのは、2009年1月22日であるから、ちょうど一年前である。それ以前から今に至って、時々、何かのイベントの帰りに寄ることが多い店である。当初、どちらかといえば若い人向けの、いわゆるおしゃれな「創作ダイニング」的なお店であったものが、最近は親父好みの「居酒屋的メニュー」も増やしてくれた様子なので、また行ってみることにした。
 
 熱帯魚の入った大きな水槽を中心にテーブル席が五つ、余裕をもって配置された天井の空間があり、奥が一段高くなっている。そこには、6席ほどのカウンター席と四人掛テーブル席一つのみである。カウンターの中はお酒をつくるコーナーとなっていて、背後の高い位置に大型の液晶テレビがある。一番奥の左手にトイレが二つ。一番奥の右手は調理場になっている。今日はカウンター席に座り、テレビを見ながら飲むことにした。

 お通し(300円)は、鳥肉や大根の煮物とごまえごしである。飲物は私がレモンサワー小グラス(290円)、sakuraはいつもの生ビール、キリンハートランド生(500円)を飲む。つまみは、サーモンの刺身(500円)を頼んだ。
 壁を見ると、キンミヤ焼酎、サービスボトル(990円)もある。「キンミヤ」があるというのは嬉しい。そのうち頼んでみたいと思う。

 おいしい焼酎や日本酒もちゃんと置いている店なので、若い店長に何か珍しいお酒はないか聞いてみた。今、一番おすすめの酒が埼玉県の南陽醸造花陽浴であるという。花陽浴と書いて「はなあび」と読むそうである。のちに、インターネットで調べてみると、南陽醸造は、埼玉、群馬、栃木、茨城、千葉の五県が入り組んだ地域に流れる利根川の近く、川の向こうは群馬県という埼玉県羽生市にある。東武伊勢崎線の羽生駅で秩父鉄道に乗り換え、二つ目の新郷が最寄りの駅のようである。南陽酒造のブログを読むと若い蔵人たちの頑張りを御家族が支えているといった感じの酒蔵であるらしい。なんとなく創作ダイニング「海」と重なりあうイメージであった。

 花陽浴(780円)を飲んでみた。大ぶりのグラスに入ってくる。飲んでみる。
 「美味しくて、つまみ無しでも飲めてしまうんです」とは若い店長の意見。
 「お店としては困りますねえ、つまみ食べてくれないと・・・」と笑ってしまう。

 美味しい日本酒の良さを日本人はもっと大事にするべきであると思う。ただし、ワインやシャンパンのように高級化の道だけではなく、日常的に美味しい日本酒が飲めるような社会になって欲しいものである。酒税法も「日本酒」に対して優しいものであって欲しい。世界に売るものとして「SAKE」は素晴らしい商品であると思う。
 
 美味しい日本酒を呑んだ後に、突然、トマトのチーズ焼き(490円)が食べたくなった。合わせたのはハウスワイン赤(450円)。
 色々な酒に色々なつまみを合わせ、どんな酒好きにも対応でき、家族連れも食事が出来る。そんな店である。より落ち着く店になっていた。商店街を通る度に中をのぞくと、最近は満卓の場合が多い。地元の人気店である。午後10時45分から午前0時15分まで1時間半の滞在。お勘定は二人で3,610円であった。

  ※  ※  ※

 実は、3日後の1月10日の夜にもsakuraと二人で、こちらの店に行ってしまった。


  石川台「海」看板

石川台 創作ダイニング「海」
住所 東京都大田区東雪谷2-16-2
電話 03-3720-8941
定休日 火曜日
営業時間 平日17:00~24:00
交通 東急池上線石川台駅下車徒歩5分 希望ヶ丘商店街沿い
地図情報は「石川台希望ヶ丘商店街」のホームページに掲載。


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら

こちらクリックお願いします→ FC2 Blog Ranking

こちらクリックお願いします→ 人気blogランキングへ

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」

テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

蓮沼 立呑処「勘藏」第8回

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第300回 2010年1月1日(木) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】


 蓮沼 立呑処「勘藏」 第8回

  立呑処「勘藏」20100101外観 

    にほんブログ村 酒ブログ 東京飲み歩きへ  blogram投票ボタン ←クリックお願いします。

 ↓電子書籍の作成と販売が出来るサイト
ブクログのパブー | 電子書籍作成・販売プラットフォーム 居酒屋短編小説を発表中。このブログの右カラムに作品別のリンクあります→



 「居酒屋探偵DAITENの生活」第300回

 東急池上線の蓮沼駅から歩いて向かったのは立呑処「勘藏」である。前回2009年11月24日に伺った時に今年も新年1月1日の午後6時から開店であることを聞いていた。一年の最初の居酒屋探訪は2009年1月1日がそうであったように、2010年も立呑処「勘藏」さんが良いとsakuraと二人でずっと話していたのである。
 しかし、それだけではない。2010年の最初の回であると同時に、今回は「居酒屋探偵DAITENの生活」の記念すべき第300回なのである。特に計算をした訳ではないのに、たまたま立呑処「勘藏」さんが「居酒屋探偵DAITENの生活」の第300回に当たったのである。しかも、それが2010年1月1日であった。これも何かの縁かもしれない。

 この時点では第300回目とは考えてもいない私である。sakuraと二人、特に気負うこともなくお店の前までやってきた。店内をガラス越しにのぞくと満員である。思い切って中に入る。今日もマスターの関さんが笑顔で迎えてくれた。

 「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。」と大きな声でおっしゃる。
 左右の皆さんが場所を空けてくださった。それに連れて奥に向かって皆さんが少しずつ動いてくださる。カウンター席には、来店する度にいらっしゃる常連の皆さんのお顔がある。
 「まずは、これを呑んでくださいませ」と言って、関さんが升に注いで出してくださったのが出羽鶴たる酒」である。
 「おめでとうございます。いただきます。」と言うと、
 「今年も御指導御鞭撻のほどよろしくお願いいたします」と関さん。なんだか気恥ずかしい。
 「こちらこそ、よろしくお願いします」と答える。
 「もっと早く6時頃にいらっしゃるかと思ってました」と、おっしゃる。
 「いろいろと忙しくて遅くなりました。これから本門寺さんで初詣なんです。」と答えた。

 まずは、毎年新年に振る舞い酒として提供される出羽鶴たる酒をそれぞれいただく。振る舞い酒をいただくと寿命が延びる気がする。
 次に、私は生ビール(350円)をいただく。つまみは、ちくわぶお煮しめ(250円)。たる酒の後にsakuraが頼んだ熱燗は升にグラスがのったスタイルで出される。一度出してから少し追加でついでくれる。正月追加とのこと。赤たこ(250円)を出してもらう。懐かしい感じがする。私は常温でお酒を一杯。紅白なます(150円)と、するめ(200円)ももらった。

 そろそろ、初詣にゆかなければならない。いつもの年ならば、大晦日の深夜、年が変わってすぐに行くのであるが、今年は体調と相談をして1月1日にしたのである。
 まだまだ飲んでいらっしゃる常連の皆さんに軽く御挨拶をして、マスターの関さんの元気な声に送り出され外に出た。
 
 午後7時から8時まで約1時間ほどの滞在、支払ったのはちょうど2000円であった。

 「勘藏」を出て、池上本門寺まで住宅街の静かな道を歩いた。空に月が浮かんでいる。今年はいったいどんな年になるのだろう。我々から見た月に裏と表があるように、期待(明)と不安(暗)が表裏一体だ。しかし、今夜の月は明るく美しかった。

 1月1日池上の月



立呑処「勘蔵」に関する過去の紹介記事
第7回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第288回 2009年11月24日(火)
第6回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第268回 2009年10月12日(月)
第5回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第243回 2009年8月8日(土)
第4回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第221回 2009年5月30日(土) 
第3回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第191回 2009年3月15日(日) 
第2回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第166回 2009年1月1日(木)
第1回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第156回 2008年11月8日(土)


立呑処「勘藏」20100101看板

蓮沼 立呑処「勘蔵」
住所 東京都大田区西蒲田7-9-5
電話 ?
定休日 年中無休
営業時間 16:00~26:00
交通 東急池上線蓮沼駅下車徒歩5分。JR蒲田駅下車徒歩3分。

ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら

こちらクリックお願いします→ FC2 Blog Ranking

こちらクリックお願いします→ 人気blogランキングへ

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」

テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

FC2カウンター
プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

地名タグ
↓【地名をクリックするとその地域の記事だけが表示されます】

西谷 星川 菊名 蒲田 二俣川 元住吉 武蔵新田 保土ヶ谷 平沼橋 天王町 吉田町 黄金町 所沢 自由が丘 野毛 横浜 桜木町 雪谷大塚 藤沢 戸部 西横浜 東神奈川 中目黒 下北沢 池上 日吉 多摩川 田園調布 千鳥町 洗足池 新丸子 新橋 蓮沼 石川台 長原 緑が丘 大岡山 矢口渡 下丸子 大崎広小路 五反田 沼部 祐天寺 鵜の木 大井町 奥沢 渋谷 高円寺 武蔵小杉 尻手 川崎 鹿島田 向ヶ丘遊園 御徒町 東京 浜松町 学芸大学 御嶽山 雑色 中延 荏原中延 荏原町 二子新地 登戸 関内 鶴見 椎名町 池袋 戸越銀座 吉祥寺 戸越公園 目黒駅 平間 久が原 高田馬場 下高井戸 三鷹 大崎 秋津 新宿 大森 旗の台 恵比寿 都立大学 石川町 日ノ出町 綱島 武蔵小山 神田 秋葉原 上野 三軒茶屋 新馬場 不動前 立会川 鮫洲 三田 東銀座 西馬込 西小山 浅草橋 両国 笹塚 西大井 馬込 武蔵新城 新川崎 神泉 北品川 新小岩 武蔵溝ノ口 小島新田 神楽坂 水道橋 日暮里 西日暮里 野方 赤羽 大倉山 飯田橋 小石川 代々木 十条 王子 豪徳寺 世田谷 山下 深川 

新岳大典作小説リンク
ブクログのパブー発表中の「居酒屋短編小説シリーズ」
カテゴリー
ブログ内検索
居酒屋探偵団関連リンク
おすすめサイト ◎新岳大典が管理しているブログ、サイト、facebook
最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
最近のトラックバック
RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる