雪谷大塚 割烹「しぶや」第3回

居酒屋探偵DAITENの生活 第342回 2010年5月31日(月) 【地域別】  【時間順】



お知らせ 2013年2月の放火による火災の為、営業できなくなっていた「しぶや」さんが復旧工事を済ませ、2013年8月30日(金)開店しました。詳しくは、「しぶや」さんのブログをご覧下さい。(2013.9 新岳大典)



雪谷大塚 割烹「しぶや」 第3回


   雪谷大塚「しぶや」外観

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 ちょっとした用事を済ませた後に向かったのは、雪谷大塚の割烹「しぶや」である。
 居酒屋ファンの間では有名な番組、BS-TBSの「吉田類の酒場放浪記」の2010年5月17日放送分の中で、同店が紹介されたのである。やはり、良い店は「発見」されるのである。※再放送あり。
 雪谷大塚の割烹「しぶや」は昭和53年に営業を始めたというから30年以上の時を経たことになる。長い間、愛されてきた店である。当ブログでも初期の頃、2007年12月26日(水)第61回で紹介している。
 串焼き、鶏の唐揚げ(半身揚げ)、刺身類などが一通りあり、釜飯も食べることが出来るという私の一番好きなタイプの店である。ゆえに、時折家族や友人とうかがう。
 
 見れば提灯が新しくなっていた。緑色の暖簾も鮮やかな色となっている。やはり新しくなったのであろうか。その暖簾をくぐったのは午後8時20分頃であった。
 右手のL字カウンター席には先客の男性二人のみ。左手の小上がりの掘り炬燵席には、両親と幼稚園くらいの女の子の家族連れ、それから若いカップルである。一番手前の席は空いていた。 

 まずは、熱燗である。金陵一合(380円)をいただく。
 私の左隣の方のお話をマスターが聞いてあげている間は声をかけず、話が一区切りついたところで「焼き物いいですか?」と聞いてみた。
 「はい、どうぞ」といつものマスターの笑顔。
 ねぎま(120円)、かしら(120円)、自家製つくね(180円)を各1本ずつお願いする。ねぎまとかしらは塩、つくねはタレである。

 しばらくすると、男性の方が一人で入ってこられた。二人であることを告げ、どんどんツマミを頼んでゆく。迷わず選べることに感心してしまう。私は迷う。とにかく迷うのである。

 2杯目はレモンサワー(380円)である。3杯目にお酒をもう一杯飲むつもりで、時間がかかるであろうあゆ塩焼き(650円)を注文した。

 待ち合わせをされていた男性の相手の方が登場される。
 「テレビ見ましたよ」とマスターに言う。マスターが恥ずかしそうに笑っている。

 3杯目は、杜氏鑑一合(420円)を常温でいただく。杜氏鑑(とうじかん)は白鶴酒造のブランドである。

 壁を見るとコース料理で宴会をすすめている。なんと、好きな飲物を持ち込んでも良いとのこと。
 雪谷大塚には、酒、焼酎、梅酒、洋酒などあらゆる酒類を豊富に置いている橋和屋酒店があるので、何か好きな「銘酒」を買い込んでから宴会というのも良いかもしれない。

 あゆ塩焼きがやってきた。箸で全体を何度か押さえ、身離れをよくしてから口に運ぶ。実にお酒と合う。
 さらに、とん棒(180円)が何であるかマスターに聞く。
 「つくね、お食べになりましたよね、そちらは鳥のつくねなんですが、こちらはブタのつくねのようなものです。軟骨も入っていまして・・・」
 すぐに頼んでしまった。

 家族連れの皆さんが帰ってゆかれる。
 かわいいお嬢ちゃんが「ごちそうさまでした」とマスターに言う。マスターが「ありがとねえ」と言って微笑む。
 どんな時でも優しく柔らかいマスターの態度と雰囲気。それだけで癒されるのである。

 カウンター奥の壁に吉田類さんの写真を発見。
 
 「とん棒」がやってきた。
 「熱いので気を付けてくださいね」と言いながら渡してくれる。それでも熱々の状態を口に入れてしまった。やはり、熱い。しかし、うまい。そして、柔らかさの中に、時折やってくるコリコリとした歯触りが面白い。
 見ていたマスターが「熱かったでしょう・・・」と気に掛けてくれる。この気づかいがうれしい。

 午後8時20分から9時20分まで1時間ほどの滞在。お勘定は2,750円であった。マスターが笑顔で送りだしてくれる。居酒屋は値段の安さばかりではない。値段を付けることの出来ない付加価値が重要である。そのことを改めて感じさせられた。

  ※   ※   ※

 割烹「しぶや」の帰り、近くのコンビニエンスストアで雑誌「TOKYO 大衆酒場」を購入。我らが蒲田の女王kimimatsuさんからおすすめの本である。
 私が酒場歩きを本格的に始めるきっかけとなった「酒場放浪記」の吉田類氏、居酒屋ブログを始める際の手本とさせていただいた「居酒屋礼賛」の浜田信郎氏、そして、当ブログに第150回第151回第200回第201回第202回で登場していただいた「居酒屋考現学」の橋本健二先生。この3人の尊敬する皆さんの対談「人情酒場の愉しみ方」もあった。
 酒場ファンが好む要因がすべて盛り込まれている雑誌である。良い本だ。しかし、欠点がたった一つある。それは我らが大田区の店を一軒も紹介していないことである。



 第1回紹介 2007年12月26日(水)  第61回
 第2回紹介 2009年12月20日(日) 第294回


  雪谷大塚「しぶや」提灯 ← 新しい提灯

雪谷大塚 割烹「しぶや」
住所 東京都大田区南雪谷2-11-24
電話 03-3727-4177
交通 池上線雪谷大塚駅下車徒歩2分
公式サイト http://www.eva.hi-ho.ne.jp/su-ta-/sibuya/

ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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「居酒屋探偵DAITENの生活」50万カウント達成

「居酒屋探偵DAITENの生活」50万カウント達成       【地域別】  【時間順】



500,000カウント達成


2010年6月2日。アクセスカウンターが500,000カウントを越えました。
2006年、別のホームページの1コーナーとして始まった「居酒屋探偵DAITENの生活」を2007年にブログとして独立。
すでに足かけ5年続いていることになります。紹介した店舗数も286軒となりました。当面の目標は300軒。
正直ここまで続くとは思っておりませんでした。
これも「居酒屋探偵DAITENの生活」に御来場いただいた全ての皆様のおかげです。
出来ますれば、体力と時間が許す限り「探偵生活」を続けたいと思っております。
今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。

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蒲田 居酒屋「大関」第2回

居酒屋探偵DAITENの生活 第341回 2010年5月29日(土) 【地域別】  【時間順】



蒲田 居酒屋「大関」 第2回

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 今日は友人のRAM元帥と一緒に、お世話になっているM将軍に会うことになった。蒲田駅改札口で待ち合わせたのは午後5時。本来はちょっと離れたあるお店にお連れする予定だった。しかし、雨模様とのことなので、急遽蒲田駅近くの店に行くことにしたのである。選んだのは、第267回で紹介した蒲田駅西口徒歩3分の居酒屋「大関」である。
 前回は一人での来店だった。その時、一人も良いけれど、何人かで来た方が良い店だなと思ったのである。今日は3人である。得々刺身大(1600円)を注文しようとして、残りのお二人から反対され、得々刺身中(1200円)を注文した。前回、得々刺身小(800円)を取り、やっと一人で食べきったのである。

 飲物は私とRAM元帥は生ビール(350円)、M将軍はお湯割(280円)である。さらに、串盛り5本(550円)も注文する。
 得々刺身中がやってきた。 たこ、うに、ほたて、たい、かんぱち、マグロ・・・と色々である。ちゃんと3人で食べやすい切り身の数に切ってくれている。、

 午後6時を過ぎると常連の方々が次々にいらっしゃって、10人以上座れるカウンター席は満席になってしまった。掘り炬燵席がかなり空いているのに、皆さん片寄せあってカウンター席に座っているのである。

 RUM元帥が大根つなサラダ(420円)を注文。これがかなりの量であった。厚揚げ(300円)を注文すると同時に、ホッピーセット(500円)を頼んだ。焼酎はかなり多い。
 働いている外国人の女性がホッピーセットであるのに、ホッピーをジョッキに入れて作ってくれてしまっているのは御愛敬であった。ホッピーを投入する時の楽しみは、ホッピーファンでないと解らないかもしれない。

 M将軍は最初から最後までお湯割り、RUM元帥は焼酎の水割り(280円)、私は酎ハイ(280円)を飲み続ける。
 途中トイレに行くと、「午後3時30分から5時30分までは、生ビール、サワー類が180円」と書いてあった。開店時間を早めたようである。どこのお店も色々と苦労しているのである。
 おしんこ(450円)を最後にとる。
 
 ずいぶんと長居をしてしまった。よく話し、よく飲んだ。何杯飲んだのか覚えていない。お勘定は11,800円であった。

  ※   ※   ※

 この後、大井町に移動、2軒を梯子してしまった。一軒は大井町線ガード下、もう一軒は東小路の中の一軒である。ただし、「居酒屋探偵DAITENの生活」では紹介しづらいディープすぎるお店である為、ここには書かない。

 
蒲田 居酒屋「大関」
住所 東京都大田区西蒲田7-6-8 マルニシビル2F
電話 03-3735-1789
定休日 日曜日
営業時間 17:00~26:00
交通 東急池上線・多摩川線蒲田駅下車徒歩3分。JR京浜東北線蒲田駅下車徒歩3分。

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雪谷大塚 BAR「OVAL」

居酒屋探偵DAITENの生活 第340回 2010年5月24日(月) 【地域別】  【時間順】


 ※BAR「OVAL」は、地域の再開発の為、2012年1月19日に閉店。一時、自由が丘に移転した後、2012年8月より雪谷大塚に戻って再開することになりました。

 移転の経過、移転先などの情報は、公式ブログ「楕円生活の方法」をご覧下さい。

 


雪谷大塚 BAR「OVAL」

  ~ 味わいある○杯横町にて その2 ~


 OVALドア
  
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 前回の第339回の記事で訪問した中原街道沿いの小さな飲み屋街「乾杯横丁」を再び訪れた。「乾」の字のネオン管が消えている入口のアーケードをくぐり中に入る。前回紹介したやきとり「京太」の外観を見ながら右に曲がる。今日は、やきとり「京太」のマスターから勧められたBARに来てみたのである。路地の奥の方を見ると、今日は休みのお店が多いらしく看板の灯が全て消えていた。路地の入口の建物の表に面した側にはかつて何軒かのお店が入っていたことが解る。その建物の奥側に扉があり、扉の上に小さな灯りが一つだけある。(写真)

  雪谷大塚バーOVAL ← BAR OVAL 入口扉 画面下、地面に「OVAL」の文字
  
 さらに、入口の扉の前の地面には、「OVAL」という店名がプロジェクターで灯影されている(写真)。

  雪谷大塚バーOVAL店名 ← 地面の「OVAL」の文字

 地面の文字を眺めていると、突然、扉が開いた。スーツを着た男性の方である。お客さんが外に出て来られたのである。入れ違いに中に入る。始めての店で「勇気をふるって扉を開く」という過程が一つ省略されたことになる。
 バーらしく照明は暗い。右手に8人ほど座ればいっぱいのカウンター。左手に四人席が一つ。カウンターの中にメガネをかけたマスターが立っておられた。カウンター席には先客の女性一人。先ほど出て行かれた方の連れの方のようである。隣の席のカウンターに煙草の箱が置いてあるのですぐに戻ってこられるのが解る。
 
 ビニールケースに入ったメニューが出てくる。少し喉が渇いているので、1杯目トムコリンズ(500円)を選んだ。
 目が慣れてくる。カウンター席の上に太い排気ダクトが通っており、大きな吸気口が二つある。ダクトは店の一番奥までいって、低い位置で壁に消えている。銀色の太いダクトが光って目立つ。不思議な造りのバーである。左手のテーブル席の奥は、手洗い場とトイレになっていた。

 扉が開いた。先ほどの方が戻ってきたのかと思うと、別の男性であった。さらに、カップルの男性も戻ってくる。店内が急に賑やかになった。テレビではサッカーの日韓戦が流されている。そういえば、中原街道沿いの歩道に出してあった、こちらの店の立看板に「サッカー中継」を流していることが書かれていた。

 マスターはそれぞれのお客さんと話されている。皆さん常連のようである。
 2杯目のカクテルはマティーニ(500円)にした。

 「マティーニはドライにする方が多いのですけど・・・どうされます?」と聞かれる。
 「あまり格好をつけないほうなので・・・ベルモットをちゃんと入れてください」と言う。
 「それじゃ、僕がマティーニだと思うのをひとつ・・・」とおっしゃる。
 カクテルを作る過程を見るのが好きである。しかし、ここでは作り方については触れない。それぞれのバーテンダーの方の企業秘密であると思うからである。

 マティーニを飲みながら、お店のことをいろいろと聞いた。開店したばかりのお店で開店の苦労話などを聞くのは興味深いことである。それぞれの方の人生を垣間見られるからだ。こちらの店が入る前、ほんの短い期間焼肉店であった時があり、太いダクトやカウンターの上の吸気口はその時の名残りであるという。ゆえに、結果的に「OVAL」さんは、珍しく「換気のとても良いバー」ということになったのである。他の人の煙草が気になる場合、マスターに言えばスイッチをオンにしてくれるに違いない。バーカウンターの上にゆっくりとただよう煙草の煙が美しいという時代でも無くなってきているようにも思える。
 カップルの方が帰られ、もう一人の常連の方が一番奥の席に移られた。このお客さんを含め、マスターと3人でいろいろとお話をする。

 マスターのおすすめに従い、3杯目モンキーショルダー(800円)を選んだ。マスターの話によれば、グランツ社の3つの蒸留所のシングルモルトをブレンドして作ったウイスキーとのこと。つまり「トリプルモルト」なのである。ボトルの肩のところに小さな3匹のモンキーがのっている。面白いボトルである。
 ストレートにチェイサーの水を付けてもらう。口に含む。香りを残して消えて行く感じが良い。
「強いシングルモルト好きの方には物足りないかもしれません」とはマスターのご意見。
 
 ここで食べ物をお願いした。さきほどの会話の中で自家製の燻製をいろいろ作っているという話を聞いていたので、それを試してみることにする。今日はレバーの燻製があるそうだ。
 「痛風がちょっと怖いので、ハーフとか出来ますか?」と聞くと、特別に200円分を出してくれた。添えられたクラッカーと共にいただく。うまい。これは良いつまみである。
 燻製は他にスナギモを使う場合もあるという。テバナカカレーとナンなども提供できるとのこと。

 バーを紹介することは今までまったくなかった。その理由は比較的高いお店が多いからである。チャージを取る店も多く、結果的に一人単価5000円以上になる場合が多い。そうなると、「ごく普通の人が日々通えるお店しか紹介しないというポリシー」から外れてしまう。しかし、今回のBAR「OVAL」はノーチャージであり、若いサラリーマンやOLの方がお小遣いの範囲で1、2杯飲んで帰ることが出来るお店として紹介することにしたのである。もちろん、まるで「都市遺産」のような味わいある「乾杯横丁」という場所の為もある。

 チェックをお願いする。2000円ちょうどであった。 
 午後8時45分から9時45分まで約1時間ほどの滞在。

 ※   ※   ※

 追記 その後、こちらお店の居心地が良く、ついつい馴染んでしまい、行く度にマスターや常連の皆さんとお話をする機会も多くなっている。この店には「物語」が集まってくるのである。(2010.06.11)

 ※   ※   ※

 追記 マスターには何やら企画中の面白い秘策がある様子。これからの「乾杯横丁」がちょっと楽しみである。(2010.07.06)

 ※   ※   ※

 追記 古いエド・サリバンショーのDVDを見せてもらいながらマスターとまた色々とお話をする。また、雪谷大塚駅近くの雪谷商店街の盆踊りイベントがあり、これに合わせて、以前から企画されていた外飲みイベント2010年7月24日(土)7月25日(日)の夜に乾杯横丁で行うとのこと。私も顔を出すつもりである。(2010.07.23)

 ※   ※   ※

 追記 日常的によく顔を出すようになっている。夕方の一時、または、真夜中。マスターと話をすると癒されるのである。この日は、久しぶりに作ったというマスターの手作りのレバの燻製がうまかった。いつもある訳ではないけれど、おすすめである。(2010.09.13)

 ※   ※   ※

 追記 追記した日以外でも週に1回から2回は顔を出すことが多くなっている。すっかり、探偵事務所である。(2010.10.07)

 ※   ※   ※

 追記 いつも、BAR「OVAL」に顔を出すと食べてしまうのが下記の写真のもの。ピザに見えるがそうではない。本当は違う名前があるのに、私だけ勝手に「定食」と呼んでいる。それくらいいつも食べてしまう。詳しくはマスターに聞いてみてほしい。うまいのである。
 
 「生ビールに定食ください」

 いつも、そういうのである。(2011.09.09)

  オーバル定食写真 ← 他のお客様がいない時に、マスターの了解を得て、BAR「OVAL」にて撮影(2011.09.09)

 ※   ※   ※

 ※BAR「OVAL」は、地域の再開発の為、2012年1月19日に閉店。一時、自由が丘に移転した後、2012年8月より雪谷大塚に戻って再開することになりました。

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 (2012.8.6)

 
雪谷大塚 BAR「OVAL」
住所 東京都大田区雪谷大塚町7-13 → 東京都大田区南雪谷2丁目18-2
電話 ?
定休日 日曜日
営業時間 18:00~01:00
交通 東急池上線雪谷大塚駅下車徒歩3分。TSUTAYA脇路地内
公式ブログ「楕円生活の方法」→ http://daenseikatsusha.blog.fc2.com/


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雪谷大塚 やきとり「京太」

居酒屋探偵DAITENの生活 第339回 2010年5月15日(土) 【地域別】  【時間順】


※マンション建設の再開発により、すぐ近くにリニューアルの上、
 カラオケ酒場「京太」として再出発。


カラオケ酒場「京太」公式facebookページが出来ました。

雪谷大塚 やきとり「京太」

  ~味わいある○杯横町にて~

   雪谷大塚京太外観

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 第336回の記事で中原街道について少し書いた。その中原街道沿いの雪谷大塚駅前に、懐かしい雰囲気を残した小さな飲み屋街がある。十数年前に始めて訪れた頃はお店も多く、ちょうど小さな新宿ゴールデン街のような雰囲気であった。
 雪谷大塚駅の改札を出て右手に行き、階段を降りると目の前に中原街道が通っている。駅前に立ち、中原街道の向こう側を見ると、その飲み屋街の入口が見える。入口の上にネオンの看板があって「乾杯横丁」と書かれている。しかし、「乾杯横町」の「乾」のネオン管が切れていて、夜になると「○杯横町」なってしまう。「さかづきよこちょう」と読めてしまうのだ。これを機に「杯横町(さかづきよこちょう)」に名前を変えてしまってもよいのではといつも思う。しかし、実際には少し入ったところの小さな「乾杯横丁」の看板はちゃんと四文字とも生きているのでそうもゆかない。

 乾杯横丁  ← 「○杯横町」

 雪谷大塚駅の近くでの用事を済ませてから「乾杯横丁」のアーケードをくぐってみることにした。横丁を入って奥の方で右に折れている辺りにあるのがやきとり「京太」である。横丁の店の中でこの「京太」だけが中原街道から見えるのである。
 ちょうど酒屋さんが納品に来ているところであった。中を覗き、「いいですか?」とマスターに声をかける。「どうぞ、今かたづけますから」とメガネをかけたマスターがおっしゃる。こちらのマスターはやきとり屋さんの「大将」という感じではない。どちらかといえばレストランのフロア・マネージャーのような雰囲気であろうか。蝶ネクタイに黒いスーツが似合うかもしれない。

 典型的な飲み屋さんの入口らしい引き戸をあけて中に入る。目の前にL字カウンターがあり、右から左にかけて4人ほど、手前から奥にかけて4人ほど、詰めて座っても8人ほどでいっぱいの席である。カウンター左手の高い位置に小さな液晶テレビが取り付けてある。カウンターの中は調理場。焼き台は店の一番奥にある。

 片づけながらマスターが話しかけてくれる。
 「お客さん、はじめてじゃないですよね?」とおっしゃる。一年半ほど前に一度だけ来たことを覚えていてくれたのである。
 まずは、レモン割り(400円)をお願いした。煮物のお通し(300円)も出てくる。
 マスターは気さくで楽しい人である。気を遣って話しかけてくれるので、始めての人でも居心地が良いに違いない。マスターのお話によれば、お客様の年齢層は私より先輩の世代が多いとのこと。面白い話が聞けるに違いないと思った。そこへ先輩の方々がお二人入ってこられ、キープしてあるボトルを出してもらっていた。麦焼酎900ミリリットルボトルで2500円とメニューに書いてある。銘柄は「二階堂」のようだ。
 
 2杯目は玉露割り(400円)。こちらの店では「氷」氷屋さんから取り寄せたを使用。ちょうど氷屋さんが配達に来たので、新鮮なをアイスピックで割って玉露割りを作ってくれた。氷屋さんの届けてくれるは、大手チェーン店の出すような製氷機のより溶けにくくうまいのだ。

 こちらのお店はやきとり店である。ネギマ(100円)を2本お願いした。今日はタレにする。
 壁のメニューを眺める。酒類と一緒にカラオケ(200円)という札がかかっていた。おもしろい。
 食べ物のメニューはやきとり以外は10種類ほど。冷やっこ(350円)、スタミナホルモン(500円)などである。
 。

 マスターは純米の日本酒が好きとのこと。自分で飲んでみてうまいので置いているという白鹿純米(400円)を常温で出してもらった。思いの外うまい。
 お話の中で、同じ「乾杯横丁」の中、斜め前のショットバーをすすめてくれた。一度行ってみようと思う。
 「お兄さんは歌は唄わないんですか?」と聞かれる。実はイメージと違うと言われることがあるけれど、居酒屋探偵DAITENは歌ってしまうのである。

 お店で働いている女性が出勤してこられた。以前に来た時も働いていた方であった。
 早い時間は歌う人も少ないようである。ちょうど常連のお二人が新たに入ってこられた。急いでカウンターの上のものをどかして席を譲り、マスターにお勘定をお願いした。

 お勘定は1,700円であった。6時から7時まで1時間ほどの滞在。最近は大箱の店よりもこじんまりとした店、店主の顔が見える店が良いと思う。有名になったり、変に大きくなると、つまらなくなってしまうお店が多い。

 長いつき合いを予感させる店であった。


   ※   ※   ※

 追記

 後日再び訪問。最初の一人として入店。やがて先輩の皆さんが次々に出動。そのパワーに圧倒されつつ、あっという間の楽しい1時間半。後からこられた先輩たちに席を譲って退店。満席となる。遅い時間はカラオケタイム。やきとりを食べながらマスターと話したい方は口開け2時間ほどがチャンス。

   ※   ※   ※

 追記

 横浜で飲んだ帰り、夜遅くに寄ってしまった。最近は2軒から4軒ほどはしごをした後、こちらにおじゃましてしまうことが多い。
 この日もマスターから「今日はうちが何軒目ですか?」と聞かれてしまった。
 「今日は少な目で3軒目」ですと答える。
 ここのカラオケ機器は音が良く、大きな画面が3つもあり、下手なスナックよりも歌い易いのである。判定機があって点数の末尾がその日のラッキーナンバーになると、一曲サービスとなる。2枚ほどサービス券が出た。ラッキーである。数曲歌い、帰宅してよく眠ることができた。(2010.10.21)

 追記

 2012年2月に一時やきとり「京太」さんは閉店された。「乾杯横丁」の再開発の為である。
 やがて、9ヶ月ほどの時がたって、2012年12月から乾杯横丁だった場所の端に辺りに新しい建物を建て、カラオケ酒場「京太」として営業再開された。


 
雪谷大塚 やきとり「京太」
住所 東京都大田区雪谷大塚町7-13
電話 ?
定休日 日曜日
営業時間 18:00~01:00 
交通 東急池上線雪谷大塚駅下車徒歩2分。

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蒲田 立ち飲み「さしみや五坪」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第338回 2010年5月13日(木) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】



蒲田 立ち飲み「さしみや五坪」


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 京急蒲田駅近くの前回のお店を出ると、あすと(京急蒲田東口商店街)に戻りアーケードの下を歩いた。あすと(京急蒲田東口商店街)のアーケードが終わると、大きな変形五叉路に出る。その交差点を渡り、蒲田東口商店街の一部であるぽぷらーど2を歩き、右手に蛇の目寿司を見ながら左に曲がると、中央分離帯のある道に出る。その道を進み、次の角を右に入ると、道は左にカーブしてゆく。この道はそのままJR蒲田駅前にまっすぐ通じている道である。二つ目の十字路の手前右に今日の二軒目の店、立ち飲み「さしみや五坪」がある。

 こちらの「さしみや五坪」は、今回の立ち飲みの店とは別に、座って飲むことの出来る居酒屋としての「さしみや五坪」が二階にある。実はそちらに調理場があって、調理された品物がダムウェーター(小型のエレベーター)で二階から一階に降りてくるようになっているのである。そちらの二階のお店を2009年8月12日第246回で少しだけ紹介している。周囲の雰囲気についてはその時に書いたので参照されたい。

 明るい色の看板に大きく「さしみや五坪」と書いてある。入口の前には古い大衆酒場にありそうな縄のれんがかかっている。その縄のれんをくぐって中に入ると、手前から奥に向かって細長いU字カウンターがある。カウンターの中は一人がやっと通れる幅。囲むように立てる人数は12、3人であろうか。奥の方にいらっしゃるママさんがこちらを見る。「誰だっけ?」という様子は、色々な酒場で受ける反応である。
 偽札をタクシーで使う犯罪が横行する昨今、客商売の方が見慣れない客を警戒するのは当然である。こういうことからも、大衆的な酒場に行く時は、千円札と小銭を用意するのは必要なことだと思う。居酒屋探偵をする時には、出来るだけ大きなお金を崩してから店に入ることにしている。

 まずは、レモンサワー(300円)をお願いする。
 細長いここのU字カウンターは、両側のお客さん同士の距離が短いので、大きなテーブルで向き合って飲んでいるのと同じようになる。当然、お客さんさん同士の会話も多くなるに違いない。また、「携帯での会話は禁止」と書いてある。お客さん同士の交流を大事にしている店としては、そのような注意書きは当然かもしれない。先客の皆さんは6人。そのお客さんの中に目を惹く美しい女性がいた。男性客ばかりの中で話の中心になるのは当然かもしれない。皆さん楽しそうに盛り上がっている。
 店内を眺めると、「水曜レディースディ 女性には2品サービス」と書いてある。カウンターの中に立つのも女性が多いらしく、女性に優しい店であることは評判通りであった。

 2杯目は緑茶割り(300円)をもらった。真ダコ刺身(400円)も追加する。さらに、2杯で帰ろうと思っていながら、ついつい日本酒(300円)を常温で頼んでしまった。当然、つまみは刺身である。とり貝(400円)を追加した。

 一つ一つのつまみの量も一人客にはちょうど良い。酒類の単価も安いので毎日のように通う人にとっては助かる店といえる。名前通り五坪ほどの店であり、評判通り混み合う店のようなので長居はせず、後の方に場所を譲るのが良いに違いない。 

 午後7時50分から8時30分まで40分ほどの滞在。お勘定は2,050円であった。
 午後10時までの営業であり、9時30分とラストオーダーも早い時間なので注意されたい。

 二階の居酒屋「さしみ屋五坪」にも再訪して、ゆっくり刺身の盛り合わせで飲みたいと思う。


蒲田 立ち飲み「さしみ屋五坪」
住所 東京都大田区蒲田5-23-5-1F
電話 03-5711-5818 (2階03-5711-5817)
定休日 日曜日・祝祭日
営業時間 平日17:00~22:00
交通 JR京浜東北線蒲田駅下車徒歩5分。東急池上線・多摩川線蒲田駅下車徒歩7分。


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

蒲田 立飲み「たわら屋」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第337回 2010年5月13日(木) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】


2013年1月再開発の為閉店、蒲田駅東口に移転、再開店。

※2010年5月18日 490,000カウント通過 感謝!

蒲田 立飲み「たわら屋」


   蒲田立飲み「たわら屋」

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 川崎での用事を済ませた後、川崎駅東口を巡り歩いてみた。大手居酒屋が建ち並ぶ地域を歩いていると左右に呼び込みの店員の方が割引券を持って立っており、そこを通る人々は次々に声をかけられる。目の前で若い男女が同じく若い店員の巧みな勧誘をうけて、雑居ビルの入口に消えてゆく。やはり世の中は不景気なのであろうか。これほど多くの呼び込み店員の数を一度に見たのは始めてである。
 勧誘の方の呼び込みの言葉で大手居酒屋チェーンに入ることはあまりない。しかし、路地裏の小さな酒場の入口が開け放たれ、そこから外を見ている女将さんの笑顔を見て、ついつい入ってしまうことはある。
 
 川崎で店を見つけることのないまま、京急川崎駅から京浜急行の快速に乗った。京浜急行電鉄は5月16日からダイヤ改正をするそうである。京浜急行電鉄のホームページには「品川駅~羽田空港駅間をノンストップで運転する新「エアポート快特」(標準16分)を設定し、分かりやすいダイヤと都心・成田空港方面へのさらなる利便性の向上を目指します。」と書いてある。つまり、「エアポート快特」は京急蒲田を通過してしまうのである。
 私が乗った快速特急品川行の電車は京急蒲田に停車する。京急川崎で降りて、西口の小さな改札口へ向かった。中央改札口はバリアフリーになっているけれど、西口はなっていない。ちょうど大きなベビーカーを降ろそうとしているお母さんらしき女性がいた。何やら危うい様子である。そのお母さんともう一人の女性の方と三人で階段を大きなベビーカーを持って降りた。こういうことも二階と三階にホームがあり、新幹線並の長さのホームとなる新しい京急蒲田駅になれば改善されるかもしれない。しかし、同時に駅前の雰囲気もかなり変わってしまうのであろう。京急線沿線の庶民的な駅前の雰囲気がまた一つ消えるのは寂しい気もする。

 京急蒲田駅の西口改札を出て、右方面に線路沿いを50メートルほど歩く。先に流れる呑川の橋の手前の左手のビル、その一階の窓から焼き鳥を焼く匂いが漂ってくる。角地に建っている建物を左に回り込み、路地に少し入る。すると、店の入口が左手にある。立飲み「たわら屋」である。蒲田の立ち飲みの店の中でも「男酒場」として有名な店である。入口を入ると左手にレジがあり、調理場の中が見える。その向こう側にカウンターがある。カウンターはそのまま壁側にも続いていて、内側にお客さんが立つ形のL字カウンターを構成している。カウンターには2人ほどの方が立っておられた。5人も立てばいっぱいになってしまいそうなので遠慮をする。
 入って右手に一つ、奥側の壁沿いに三つの立ち飲みテーブルが並んでいて、それぞれ6人から7人が立てるようになっている。店の中央は広くなっていて、ここをお店の方が行ったり来たりされている。右手奥のテーブルの上の高い位置にテレビが置かれていて、野球中継が流されていた。
 どのテーブルにも飲んでおられる方がいる。真ん中のテーブル席の一番端に立たせてもらい、お店の方が通るのを待つ。かん高い声の元気な女将さんらしき方が通り過ぎる時、すかさずチューハイ(300円)とおまかせ三本セット(280円)を頼んだ。

 チューハイを飲みながら待っていると、おまかせ三本セットがやってきた。とり串正肉、はつ、つくねが今日の内容。どれも好きな部位である。
 メニューを眺める。厚揚げ(250円)など定番の食べ物があり、飲物では、黒角蒲田ハイボール(250円)、かちわりワイン(250円)などが目立った。
 ホッピー白(300円)を頼む。この値段ではセットではないと推理すると、やはり、ジョッキに出来上がった氷入りのスタイルでホッピーが出てきた。ここではこれが定番なのである。

 いなだ刺身(300円)を頼む。やきとりや揚げ物だけではなく、刺身類もそろえているのがうれしい。全体に酒単価が安いのもいい。テーブル席に混ぜてもらうことを躊躇わなければ、一人でも入りやすい店である。
 女将さんの素早い動きが素晴らしい。カウンターではなくテーブル席がメインの店では従業員の方の動きで勝負が決まると言える。
 やがて入ってこられた現場の仕事をされている職人の方々の会話が面白く共感できた。仕事の後の打ち合わせと報告会のようになっている。こういうコミュニケーションは現場仕事をされている方々にとっては重要に違いない。

 壁に貼っている定休日のお知らせによれば、平日午後4時から11時の営業。土曜祭日は4時から10時までの営業である。定休日は日曜で祝祭日は営業している。
 7時10分から40分まで30分の滞在。お勘定をお願いすると1,180円であった。

 さて、蒲田といえばまだまだ行くべき店は多い。おしゃれで上品なお店が好きな人にとってはそうは見えないであろうけれど、私から見れば蒲田は「宝の山」である。宝探しをするため再び街を彷徨い始めた。

 (つづく)

  蒲田立ち飲み「たわら屋」看板

蒲田 立飲み「たわら屋」
住所 東京都大田区蒲田4-11-6
電話 03-3736-1515
定休日 日曜 ※祝祭日は営業
営業時間 平日16:00~23:00 土曜祭日16:00~22:00
交通 京浜急行京急蒲田駅下車西口改札より徒歩30秒。

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洗足池 ラーメン&中華スナック「大龍」

居酒屋探偵DAITENの生活 第336回 2010年5月12日(水) 【地域別】  【時間順】



洗足池 ラーメン&中華スナック「大龍」

  ~サッポロラーメンのお店・・・実は中華スナック~

  洗足池「大龍」外観    ←クリックお願いします。    にほんブログ村 酒ブログ 東京飲み歩きへ  ←クリックお願いします。

 中原街道は五反田を起点として、途中環状七号線や環状八号線と交叉、多摩川の丸子橋を渡って、神奈川県川崎市に入り、横浜市、大和市、藤沢市、寒川町を経て茅ヶ崎市に至る道路である。そして、同じく五反田を起点とする東急池上線とは、五反田、大崎広小路、戸越銀座、荏原中延、旗の台、長原、洗足池、石川台、雪谷大塚までの9駅の間でほぼ平行に並んでいる。特に洗足池雪谷大塚駅は中原街道に面している。

 洗足池を降りて中原街道を川崎方面に向かって歩き始めると、次の石川台駅とのちょうど中間の辺りの街道沿いに「大龍」というサッポロラーメンの店がある。外観をみれば、どこにでもあるサッポロラーメンの店である。大龍グループのサイトを見ると「サッポロラーメン大龍チェーン」の一軒として紹介されている。しかし、外のテントをよく見ると赤地に白い文字でラーメン&中華スナックと書いてあり、単なるラーメン店ではないことがわかる。

 入口は左端と右端に二つある。左端の入口から店に入ってみた。13人ほどが座れるL字カウンターがある。左手前から奥にかけて5人、左の入口前から右の入口までに8人といったところであろうか。まだ、早い時間なのでお客さんは誰もいない。カウンターの右端の脇にある椅子に白い帽子を被ったマスターが一人座ってこちらを見ている。カウンターの真ん中あたりに座った。

 「久しぶりだね」と頬笑むマスター。
 もう何年も来ていないのに、マスターは覚えていてくれたのである。始めて来たのは12年ほど前であろうか。札幌ラーメンの店とみせて、実は中華居酒屋。深夜午前3時まで開いているので夜中にお世話になったことも多かった。素晴らしい手早さで、いろんなものを1人で作ってくれた。4人で行ってバラバラのものを注文しても全部同時に出てきた時には、本当に驚いたものである。

 「生ビールください」と言ってから、目の前の冷蔵庫に「ホッピー」のラベルを発見。
 「ホッピーあるんですね」と言うと、「ホッピーあるんですよ」と微笑むマスター。
 「生やめて、ホッピーの白を下さい」と言ってしまう。サッポロラーメンの店でホッピーが飲めることだけでもうれしくなってしまうのである。

 ホッピー白(400円)を飲みながらメニューを見る。納豆オムレツ(350円)を頼んだ後、さらにじっくりメニューを眺めた。メインのラーメンや中華系メニューとは別に手書きのホワイトボードメニューがあり、酒のつまみになるものが沢山並んでいる。ホワイトボードは3枚、それぞれ64種類、19種類、12種類の品物がある。合計95種類の食べ物があることになる。もちろん手書きメニューなので、その時によって変わってゆく。変化を発見するのが楽しいのである。

 飲物は瓶ビール、生ビール、ホッピーの他に、酎ハイ(400円)。生レモンハイ(400円)など一通り。特別な焼酎や日本酒は無いけれど、それは仕方がない。本来ここはサッポロラーメンの店なのである。

 やがて、私の右隣のカウンターの端に常連らしき方が座られた。黙って、ホッピーの瓶を冷蔵ケースから自分で出す。すると、氷と焼酎の入ったホッピーグラスをマスターが渡す。その方はただ一言、「やっこ」という。完全に居酒屋の会話である。

 私の納豆オムレツが出来てきた。でかいオムレツである。「フワフワトロトロ」といった感じの軟弱なオムレツではない。しっかりと焼いたつまみになる卵焼き的なオムレツである。

 ここのメニューを眺めていると、それだけで楽しい。よく見れば柿の種(150円)まであった。

 2杯目は梅干しハイ(400円)にした。
 「梅干しは崩しちゃっていい?」とマスター。
 さらに、タコワカメ酢の物(350円)をもらう。さらに、持ち帰りでニラ玉子いため(550円)、餃子(450円)をお願いする。
 「作っちゃっていい?」とマスター。
 「もうちょっと後でお願いします」と言う。まだ飲み足りないのである。

 以前に食べた中では、みそラーメン(650円)やタンメン(700円)が美味しかった。つまみだけではなく、中華メニューもちゃんと美味しいのである。

 さきほどの隣の方は、冷奴とホッピーセットと中を2杯半で帰られた。完全に居酒屋として使っておられるのだ。もう1人の常連の方が入ってくる。その方は前日もいらっしゃったようだ。

 日本酒【一合弱】(380円)を熱燗で頼んだ。お銚子で出てきた燗酒は本当に熱燗であった。半分くらい飲んだところで、持ち帰りの2品をつくってくれるように頼んだ。
 酒を口に運び、テレビの野球中継を眺める。どちらのチームが勝っているかも気にならない。ゆったりとした時間が流れてゆく。また来ようと思った。

 お持ち帰りも含めてお勘定は2,880円、午後6時半から7時半まで1時間の滞在であった。実は近くの店に入った後の二軒目なのである。所謂飲み直し。今日のところは帰ることにした。


 洗足池「大龍」看板

洗足池 ラーメン&中華スナック「大龍」
住所 東京都大田区東雪谷1-8-1
電話 03-3727-7209
定休日 月曜日
営業時間 平日18:00~03:00 日曜祭日18:00~02:30 
交通 東急池上線洗足池駅・石川台駅下車徒歩5分。

ホッピー原理主義者とは?
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読者の皆様へ

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 いつも「居酒屋探偵DAITENの生活」をご覧頂きありがとうございます。
 現在、プライベートでの用事が重なり、「居酒屋探偵」としての取材が出来ずにおります。取材を再開をするまで、今しばらくお待ち下さい。
 なお、東京都の城南地区(大田区・品川区・目黒区・世田谷区)、神奈川県川崎市、神奈川県横浜市などにお住まいの方で、当ブログで紹介するのにちょうど良いと思われる居酒屋がお近くにございましたら、是非コメントで御一報ください。検討の上、取材にうかがいたいと思います。

 居酒屋探偵DAITEN

 追伸 上記の地区以外でも良い情報があればお知らせください。

 ※  ※  ※  ※  ※

 追記 その後、2010年5月12日の第336回より記事を再開することが出来ました。今後ともよろしくお願いいたします。

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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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