自由が丘 やきとり「かとりや」第3回

居酒屋探偵DAITENの生活 第379回 2010年10月30日(土) 【地域別】  【時間順】




自由が丘 やきとり「かとりや」 第3回

  ~2010年2月新装開店後初訪問~

 
  自由が丘やきとりかとりや新店舗外観
 

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 本日の1軒目の店を出て、中目黒駅に向かう途中、sakuraからメールが入った。「自由が丘辺りで飲みたい」という。どうやら目当ての店があるようだ。いや、あの店に違いないと予想できた。実は一昨日、一人でその店に行ってきたと聞いていたのである。中目黒駅で下り線ホームに立つ。やってきたのは、中目黒から自由が丘まで4分で行ってくれる東横特急であった。

 自由が丘に到着すると、下りホームからの階段を降りて、駅前のロータリー側の改札へ向かう。ここの改札は一見一つの改札口のようであるが、実は駅の中から見て左手のロータリー側へ出る口が正面口、すぐ右手のガード下に出る口が北口なのである。正面口と北口の改札からは、大井町線の上りホームへ階段を使わず直接行けるようになっている。
 大井町から二子玉川に至る今の大井町線が田園都市線と呼ばれていた時代、小学校四年生の頃である。両親から離され、遠く離れた三浦半島の教育施設で集団生活をおくっていた。その学校から久しぶりに集団で里帰りをした時の思い出である。自由が丘の駅前に並ばされ、それぞれの親が迎えに来るのを待っていた。広い駅の構内に滑り込んでくる電車の姿を改札の外から見て、電車に向かって急ぐ人々の背中を見ながら、何故かとても興奮したことを覚えている。

 北口改札からガード下に出て、東横線と大井町線に挟まれた三角地帯に入る。その一画には、あの居酒屋「金田」を始め、うなぎ「ほさか」などの有名居酒屋が並んでいる。この二軒との居酒屋ゴールデントライアングルを構成しているもう一店、やきとり「かとりや」が今日の二軒目である。
 
 前回の記事に書いた通り、台風が接近している。午後6時を過ぎ、いつもならば、満席で入れない時間帯である。それがカウンターに空席が目立つ状態。ここ何回か入れないことが続いていたので、今日は幸運である。天候の悪さは、居酒屋好きの見方だ。

 今年の2月にお店をリニューアルしてからずっと来てみたいと思っていた。
 カウンターの位置は以前と変わらないけれど、ずっと明るく奇麗になっている。前のお店の頃からいる二人の男性に加え、ママさんが加わっていた。着物が似合いそうな細身の美人。その後のお話から経営者の奥様のようである。
 まずは、チューハイ(380円)をママさんにお願いする。
 お店の方々は3人とも胸に「焼鳥かとりや」と白文字で書かれた紺色のTシャツを着ている。

 「鳥刺し、お願いします」とママさんへ。
 「今日はレバ刺しもありますよ」と気遣ってくれる。火曜、木曜、土曜にしかレバ刺しが入らないからである。 
 「鳥刺しが食べたいのでお願いします」と言う。
 
 鳥刺し(500円)がやってくる。これが美味しかった。

 やがて、仕事帰りのsakuraが登場。
 すると、ママさんが何かを持ってきて、sakuraに渡した。
 一昨日、一人で来た時に、忘れて帰ってしまった折りたたみ傘用の傘入れだった。
 二人揃ったので焼き物をお願いした。鳥ねぎまぎんなんながいもレバーを各2本。それぞれ各100円である。
 私のグラスを見て、sakuraチューハイ(380円)を頼んだ。私も2杯目をもらうことにする。

 隣の方がママさんに「どうして、かとりやという店名なの?」と聞く。
 「うちの旦那のおじいさんが千葉の香取の出身だからって聞いてます」とのこと。
 私も初めて知ったことであった。

 6時半を過ぎて混み始めた。お店がリニューアルしてから椅子のあるカウンターとは別に、入って左手の壁に立呑み専用のカウンターが出来た。一人の男性がそこに立って飲み始めた。空席がいくつもあるのに、そこに立っている。自分のスタイルを守るのはかっこいいことだと思う。

 3杯目は冷酒二合(580円)を1瓶もらう。日本酒を飲むと昔のことを思い出す。そんな歳になってしまったようだ。
 鳥刺しを食べながら、今はもう亡くなった横浜の焼き鳥屋の親父さんのことを思い出した。メニューに鳥刺しと書いてあるのに、よほど良い肉が入らないと作ってくれない。しかも、かなり機嫌の良い時、常連でも気に入った相手にしか作ってくれなかった。家族ぐるみの付き合いをしていた私でさえ、2回しか食べたことがなかった。
 その人は自分の作る料理にとても自信を持っており、発言が過激なので、料理のことで客とよくぶつかった。強面の風貌で周囲を寄せ付けない雰囲気を持っている。飲み過ぎて人に迷惑をかけるような客がいると、牛刀片手にたたき出してしまう。それでいて、お茶目な一面も持っている人だった。時折、私と二人きりの時など、身振り手振りで様々な武勇伝を話してくれた。ブラジル移民であった若い頃の話。週に2回透析を受けている人なので、その透析の現場での話。最初の奥さんがラテン系の美人、したがって御長男はハーフのイケメン青年だった。そして、二人目の奥さんも娘さんのように若い女性だった。ずいぶんと世話にもなった。正直言って困ったこともあった。
 やがて、私が引越をしてから店をやめてしまい、入院をしたと人づてで聞いた。会いにゆこうと思っているうちに亡くなってしまった。私の人生にとって「台風」のような人であった。

 お店に人が入ってくる。その度に外を見た。雨はほとんどあがっている。「台風」は去ってしまったようである。厚揚げ(280円)を頼む。
 ママさんが柔らかく「はいよ~」と言う返事が艶っぽい。
 第91回の記事で書いた頃は、店に入るといきなり「生?」と聞かれ、直後に「厚揚げ焼く?」と言われたものである。
 その度に、私はよほど厚揚げが好きそうな顔なのか?と心の中で笑ったものである。しかし、実際には厚揚げは足が速いので、その日のうちに使いきりたいというだけに違いない。

 エビスビール中瓶(500円)を頼む。
 若いお客さんが次々に入ってくる。女性だけの二人連れやカップルが多い。土曜日である為かもしれないけれど、以前とはまったく違う店内の雰囲気であった。二本目のエビスビール中瓶(500円)を追加。さんざん飲んでもエビスはうまいのである。
 第38回の記事に書いたような「男酒場」がずいぶんと様子を変えていた。居酒屋にとって、やはり、女将さんやママさんの存在は大きい。
 午後6時10分から7時30分まで1時間20分ほどの滞在。お勘定は2人で4,300円であった。

 今週もまた飲み過ぎの土曜日となってしまった。

 (了)


   ※  ※  ※

 2011年9月4日 再訪

 SARAKUと二人、日曜日の夕方に再訪。自由が丘はお祭りである。入口が開け放たれていた。
 SAKURAは一人であったり、女優たちをつれて何度か来ているようだけど、私は久しぶりである。メインのL字カウンターは20人が座っていて満席。左手の壁に作られた立ちのみ用カウンターに立つ。顔の前に扇風機があって涼しい。カウンターの高さは、やはりもう少し高いほうが良いかもしれない。
 たる酒(330円)2杯。鳥ねぎま(100円)、かしら(100円)、鳥つくね(140円)を各2本、牛煮込み(380円)。
 お通しはキャベツ浅漬け
 「お通しはサービスです。いらない方は言ってください」という紙が冷蔵庫に貼ってあった。
 残されたくない気持ちのあらわれである。良いことである。
 ママさんは相変わらず美人でテキパキ。
 牛煮込みはジャガイモが汁に溶けていて美味い。焼き物も美味しかった。
 トマト割(380円)を2杯追加。
 二人連れの若者たちの連れがやってくる。
 「お兄さんたち動かないでね」とママさん。
 やはり、ママさんのオペレーションは素晴らしい。
 最後に抹茶割(380円)を1杯だけいただいて、締める。2420円であった。



第2回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第91回 2008年4月13日(日)
第1回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第38回 2007年9月9日(日)


自由が丘 やきとり「かとりや」
住所 東京都目黒区自由が丘1-12-9
電話 03-3718-5505
定休日 日曜・祝日
営業時間 17:00~23:00
交通 東急東横線・営団地下鉄日比谷線自由が丘駅北口下車徒歩1分。

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中目黒 串かつ「殿金」(立ち飲み)

居酒屋探偵DAITENの生活 第378回 2010年10月30日(土) 【地域別】  【時間順】


※2010年11月1日 600,000カウント通過 感謝!


中目黒 串かつ「殿金」(立ち飲み)


 中目黒串かつ殿金外観
 
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 10月も最後の土曜日である。それなのに関東地方には台風14号が近づいていた。
 午前11時の段階でのネット上のニュースには「台風14号は八丈島の西南西約240キロを時速約35キロで北東へ進んだ。中心気圧は980ヘクトパスカル、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートル。半径110キロ以内が風速25メートル以上の暴風域で、東側560キロ以内と西側330キロ以内で15メートル以上の強風が吹いている」とあった。
 午後3時頃、外に出てみた。やはり風と雨が強い。そんな中、外に出たのは、友人であるMASSIMO氏を尋ねて、彼の経営する中目黒のライブスペース、「楽屋」に行く為である。楽屋での公演に関する打ち合わせだ。
 2階の事務所を訪ねてから1階の店内一番後ろのテーブル席へ移動。ステージでは、ちょうどその日の出演バンドの「アラディーン」のリハーサル中であった。中近東のその音楽は、まさに血湧き肉躍る音。毎月最終土曜日の夜、レギュラーで入っている「ベリーダンスと音楽の夜」というライブの出演バンドである。次回は是非、ステージを見に来たいと思う。

 打ち合わせを済ませ、外に出たのは4時半を少し回った頃であった。少し飲んで帰りたいと思う。実は、雨や雪や台風のような条件の悪い時の居酒屋が好きなのである。店が空いていて、お店の方とも話がしやすいからだ。
 「楽屋」は中目黒の目黒銀座商店街の中程にある。商店街を駅の方へ向かって戻り、商店街の入口の十字路に出た。中目黒ゲイトタウンが左手にある。地上25階、高さ120メートルのGTタワーを中心とした、その新しい街が出来上がったのは平成14年である。その時は驚きと共に、そこにあった居酒屋やスナックが建ち並ぶ「裏路地」が消えてしまったことを悲しんだものである。

 GTタワーを左手に見ながら、十字路を右に曲がり、次のT字路を左に曲がった。その道の左手には、数年前、「根室食堂」という魚介類中心の立ち飲み店があった。そのお店は現在渋谷に移ってしまっている。その少し先の左手にある「殿金」という立ち飲みの串かつ店のことを思い出したのである。本来の店名は「大阪串かつ二代目 殿金」。店が出来て4年ほどであろうか。

 私の歩いているすぐ前で二人連れの方が店に入っていった。続けて、お店に入る。お店の方は一人のみ。二人連れの方が注文を聞かれている。
 「少しお待ちください」と言われ、その間に店内の観察をする。間口は狭いけれど、奥行きがある。入口に数人が立てるカウンター席が左右に少しあり、そこから奥にかけて長いカウンターが伸びて、奥の方で右に曲がっている。一見するとL字カウンターに見えるけれど、変則的なコの字カウンターである。店の一番奥の壁際にもカウンターがある。全部で25人以上は入れるかもしれない。立ち飲み店としては比較的大きな店だ。

 入店したのは、午後4時45分頃であった。入口に貼ってあった紙に営業時間が書いてある。月曜から土曜までは午後3時から午前1時、日曜は午後3時から午前0時までの営業。年中無休である。
 まずは、元祖焼ハイ・ホイス(380円)を頼んだ。最初にお通しのキャベツ(100円?)が出てくる。
 つまみは、串揚げから本日のサービス品のカボチャ(130円が10円)、活アジ(80円)、大山地鶏ささみ(130円)、チーズ(130円)を頼む。白和えがまだ出来ておらず、どて煮(400円)を代わりに頼んだ。

 カウンターには「二度付け禁止と書かれたソースの入れ物」が置いてある。最近はすっかり有名になってしまい、ソースのことで戸惑う人も少ないに違いない。
 活アジが出てきた。開いていない小アジが2匹くっついた状態で揚げてあった。これで80円は安い。ソースにはつけず、備え付けてあった瓶入りのレモン汁で食べる。レモン汁は気が利いている。さらに、ポンズも使ってみた。

 店内に流れる音楽はサザンオールスターズ。
 次に出てきた大山地鶏ささみはポンズとマスタードで食べてみた。
 どて煮は小鉢に大盛、下のステンレスの受け皿にこぼれるほど葱をかけてある。串かつも大ぶりであり、全体に量が多いことを前面に出しているようだ。

 2杯目は男山御免酒純米(470円)にした。先客の二人連れの方々が帰ってゆかれた。そこで、仕込みをしているお店の方とお話が出来た。
 2杯だけで出るつもりがお店の方と話しているうちに、3杯目の一番絞り生ビール(490円)を頼んでしまった。今週も「飲みすぎの土曜日」の予感である。
 店名の「大阪串かつ二代目 殿金」の由来は、オーナーのお母さんが大阪で「殿金」という串カツのお店を経営されていたことがあり、その後を継いだので「二代目」となったとのこと。
 また、学芸大学にあった系列のジンギスカン「殿金」は、今年の6月からこちらと同じ業態になっているとのこと。
 一時、椅子を入れて欲しいというお客さんの要望に負けそうになってしまった時期もあったそうだ。「椅子を置いたら立ち飲み店の良さが無くなって、立ち飲み好きが来なくなってしまいますよ」といい、立ち飲み店であることを続けてくれるようにお願いした。いつも、立ち飲み業態のお店の方とする会話である。

 外まで丁寧に送ってくださり、「次回は台風ではない時にもお越し下さい」とお店の方が笑顔でおっしゃる。

 午後4時45分から6時まで1時間15分ほどの滞在。御勘定は2,190円であった。

 通りに出る。中目黒ゲイトタウンの周辺の強風は凄かった。冒頭に書いた通り、雨や雪や台風のような条件の悪い時の居酒屋が好きなのである。軽くのつもりが3杯飲んでしまった。気分も良い。1軒目だけで済むとは思えなくなってきた。

 (つづく)

※  ※  ※

 追記

 11月5日の夜、中目黒「楽屋」金子マリさんのライブを見た帰り、GAIOZAKI先生と3人で訪問。時間は午後11時を過ぎていた。二人ともすでに酔っているので、立ち飲みに連れてきたのである。座って飲めば眠ってしまう可能性もある。立ち飲みならばそのまま連れ出すことも可能だ。今日は午前0時までとのこと。その時間に追いだしてもらった方が都合がよい。
 サワーやお酒を飲んで、串揚げを食べて外に出る。終電に間に合うことが出来た。やはり、立ち飲みは良い。
 


 中目黒串かつ殿金提灯

中目黒 串かつ「殿金」(立ち飲み)
住所 東京都目黒区上目黒2-6-3K&F中目黒101
電話 03-3760-1011
定休日 無休
営業時間 月曜から土曜は15:00~25:00。日曜祝日は15:00~24:00。
交通 東急東横線・営団地下鉄日比谷線中目黒駅下車徒歩2分。

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多摩川 若鳥焼「鳥久」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第377回 2010年10月23日(土)   【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】


多摩川 若鳥焼「鳥久」



  多摩川若鳥焼鳥久外観
 

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 多摩川を東京大田区側から神奈川県川崎市に渡る為の橋は、東京湾側から国道131号線(産業道路)の大師橋、国道15号線(第一京浜国道))の六郷橋、国道1号線(第二京浜国道)の多摩川大橋ガス橋、中原街道の丸子橋の5本である。この他、首都高速道路湾岸線の橋、JR線、京浜急行、東急東横線・目黒線の橋もあるけれど、歩いて渡ることの出来る橋はこの5本である。以前、横浜市に住んでいた頃、災害時に東京から横浜の家に帰宅する際のルートを研究した際、思いの外、東京から神奈川へ渡る橋の数が少ないと思ったのをよく覚えている。

 土曜日の夕暮れ時、その5本の橋の中で一番上流に位置する丸子橋までsakuraと二人で散歩をした。
 丸子橋を歩くと、ちょうど橋の真ん中辺りの欄干の一部に、幅が広くちょうど良い平面があって、そこに買っておいた缶ビールとワンカップを置き、橋のど真ん中で「立ち飲み」をした。SAKURAは神奈川県側、私は東京都側に立っている。200メートルほど上流に東横線と目黒線が走る鉄橋が見える。時折やってくる東急電車の照明が川面を照らす。右手のこんもりとした森は浅間神社。その向こうは多摩川台公園である。左手の川崎側をみれば、最近増え続ける武蔵小杉辺りの高層ビル郡の灯りが見える。夕暮れ時の多摩川沿いの景色は美しい。

 以前から多摩川沿いを散歩する度に気になってたお店があった。ワンカップを飲みきり、橋の上から東京側へ戻ると、多摩堤通りの横断歩道を渡り、そこにある交番の前を左に曲がる。多摩堤通りの歩道を歩いてゆくと、右手には屋内プールの屋根、その向こうには小さなバスターミナルがあって、そこから第365回の記事で書いた目黒区東が丘の東京医療センター行きの路線バスが出る。
 バスターミナルの向こうに、浅間神社の山と多摩川線の線路に挟まれて小さな商店街がある。

 商店街の手前、神社の参道脇に新しくカフェが出来た。店の外には犬を連れたまま座る席も用意されている。カフェはさらにもう一軒あり、他に焼鳥店、寿司店、お好み焼き店、和菓子店、魚料理の店などがある。
 入ってみたいと思っていた店は若鳥焼「鳥久」という店。城南地区に多い業態、若鳥焼の店の一軒である。

 茶色のテントに「若鳥焼」と書いてある。その下の格子の入ったサッシ戸を開けて中に入る。 右手にはカウンター席が6席。左手には小上がりがあり、奥は座敷になっている。左手の小上がり席は、どうやら元々テーブル席だったところに後から作ったようである。小上がりには手前から四人席、六人席、四人席と続き、それに続いた座敷には四人席が二つと二人席が一つある。カウンターの中は調理場。小上がり席に両親と高校生くらいのお子さんの家族連れがいらっしゃるだけで店内は静かである。奥の座敷の二人席に座ることにした。

 sakura芋焼酎お湯割(450円)、私はハイサワーハイッピービアテイスト(420円)にする。お通しは、しらす干しを冷や奴にかけたもの。お通し代は1人210円。
 つまみは、ねぎま3本(330円)、鳥煮込み(500円)、エシャレット(350円)を頼んだ。今日はこれから帰宅後に夕食なので軽く済ませたのである。
 
 鳥煮込みが美味しかった。本来は少し大人数で来て、鳥のもも焼きなどを分け合いながら食べてみたいと思う。焼き鳥も3本縛りなので、やはり人数がいた方が良いといえる。
 開店して40数年たつようである。多摩川の桜の名所、多摩川台公園が近くなので、春のお花見シーズンに店の中をのぞいて、完全に満席であったことを覚えている。椅子に座るよりも座敷の方が融通がきく。前述の小上がり席増設は、大人数の花見客に対応する為であろうか。

 こちらのお休みと営業時間が独特である。第二、第三火曜のみが定休日。営業時間は月曜から土曜は夕方4時から11時まで、日曜祝日は午後3時から10時までの営業。またも「4時から酒場」を見つけてしまった。日曜に午後3時から飲めるのもうれしい。
 
 午後6時から7時まで1時間ほどの滞在。お勘定は2人で2,470円であった。

 
 多摩川若鳥焼鳥久看板

多摩川 若鳥焼「鳥久」
住所 東京都大田区田園調布1丁目55-7
電話 03-3721-1891
定休日 第2・第3火曜日
営業時間 月曜から土曜は16:00~24:00。日曜祝日は15:00~23:00。
交通 東急東横線・東急目黒線・東急多摩川線多摩川駅下車徒歩3分。

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横浜 立ち呑み「浜伝」

居酒屋探偵DAITENの生活 第376回 2010年10月21日(木) 【地域別】  【時間順】



※2010年10月18日 590,000カウント通過 感謝!


横浜 立ち呑み「浜伝」


 横浜立ち飲み浜伝外観

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 城南居酒屋探偵団横浜支団長であるyousaku氏と午後7時に横浜駅西口の交番前で待ち合わせた。交番前で時間より少し早く会うことができた。
 すると、yousaku氏が岡田屋モアーズの方向へ歩き始めた。急いで引き留める。
 「鶴屋町じゃないの?」
 「いや、鶴屋町ですけど、今日は鶴屋町3丁目の交差点の方へ行くんです」
 「すっかり、岡田屋モアーズの裏の方かと思った」
 「そうでしょ、鶴屋町と言われたら、そっちの方だと思いますよ」
 yousaku氏には、鶴屋町の立ち飲みのお店に行きたいとだけ伝えてあったのである。

 横浜駅西口の大ロータリーを渡る為、一度地下街へ降り、地下を少し歩いて、横浜ベイシェラトンホテル&タワーズの建物の前へ上がる。道の向こうにヨドバシカメラ(元は三越デパート)の建物を見ながら、大通りを歩いて行く。道は右に大きく曲がり始め、やがて、環状1号線と交差する鶴屋町3丁目交差点に出た。この道の下には横浜市営地下鉄のブルーラインが通っている。
 この交差点の左手前角にアカデミービルというビルがある。その建物の一番手前の角に地下へ降りる階段があった。階段の前に何軒かのお店の名前が書かれた看板が立っていた。階段を降りてゆく。途中から下を見る。喫茶店らしき店があるのだけれど、シャッターが閉まってしまっている。不安になりながら階段を降り、地下の入口を入る。廊下の左手には一軒の居酒屋さんがあるだけで奥までずっとシャッターが閉まっている。右手の手前の店はシャッターが閉まっており、その向こうの2軒は開いていたけれどお客さんがいる様子もない。その先はずっとシャッターが閉まっていた。廊下の突き当たりに「立ちのみ」と書かれた看板があり、左に曲がれば店があることを示している。左に曲がった奥にガラスパーテーションで区切られたお店があった。今日の目的の店、立ち呑み「浜伝」である。
 
 真ん中の向き合って立つようになっているカウンターテーブルに向かって、数人の方々が立っておられた。
 左手に四人用、二人用、四人用、二人用と四つの区切られた場所があって、その中のテーブルに向かって立つようになっている。しかし、簡易な椅子が置かれていた。四人用に椅子を出して二組のグループの方が入ってる。右手には手前から二人用、三人用と二つの区切られた場所があって、そちらは壁に向かったカウンターになっていた。やはり、折りたたみの椅子がある。いわゆる「半立ち」だ。

 店の奥は調理場になっているようだ。棚などで区切られていて中は見えない。その右端に配膳口があり、そこに行って酒類とつまみ類をお金と交換に受け取るのである。そこにはママさんがいらっしゃった。
 まずは、私はホッピーセット(350円)。yousaku氏サッポロ生ビール中(300円)にする。
 迷う私を後目にyousaku氏厚揚げ(250円)、おつまみ餃子(280円)、ハムフライ(300円)の3品に決定。
 「おつまみは出来たらお持ちします」とママさん。
 
 右手入口近くの二人用カウンターに座る。そこに立つにはたたんで立ててある椅子がじゃまな為、座ることにしたのである。ホッピーと生ビールで早速乾杯をした。
 つまみは出来るそばから一品一品持ってきてくださる。本来は自分で取りに行くシステムであったものが「半立ち」になってから変わってきたのかもしれない。
 
 こちらのお店は焼酎の品揃えが凄いのである。そして、値段も安い。定番の黒霧島は250円で飲める。
 2杯目は二人とも焼酎のロックである。yousaku氏天酔楽~芋~(300円)、私は山ねこ(350円)を選んだ。

 最初が揚げ物関係だったので、追加のつまみは、いか焼き(280円)とマグロのぶつ(350円)にした。
 マグロのぶつは、刺身と呼んでも良いものであり、量もある。
 最後にママさんがいか焼きがのったお皿を持ってきて、
 「本当はこれよりもっと多い量なんですけど、ちょうど残りが少ないので100円にして、180円お返しします」
 といって、180円を返してくれた。誠実な感じを受ける対応である。

 「いい店だなあ、気に入ったよ。でも、会計と注文を窓口まで行ってする場合、完全な立ち呑みのほうが頻繁に注文に行きたくなるのにね」とは支団長の感想。
 「椅子に座ってしまうと立つのが面倒になってしまうし、椅子が後から増えたので、椅子の背中がじゃまで通りにくくて、やっぱり注文に行くのが億劫になりますね」と私。

 立ち呑みでは長居をしないことにしているのだけれど、「半立ち」となっていたので、ついつい3杯目を頼みに行ってしまった。チューハイレモン(300円)を2杯。サワーグラスに焼酎と氷。それに、ミッションソーダのレモン味が1瓶ついてくるスタイル。瓶のソーダをつけてくれる店は私の中で点数が上がる。開店時間が午後4時からいうのも良い。ここも私の好きな「4時から酒場」の1つである。

 午後7時15分から8時45分まで1時間の滞在。支払った金額は2人で3,180円。1人当たり1,590円であった。

  ※  ※  ※

 支払いを済ませ、入った時とは別の階段を上がると、建物の正面玄関に出た。そのまま、鶴屋町3丁目交差点の上にかかる歩道橋の自転車用スロープのついた階段を上がり、歩道橋上を歩き、付属のエレベーターを使って降りて、鶴屋町2丁目方面へと環状1号線(旧東海道)を歩いた。
 実は、もう一軒の立ちのみ店に入ってみたのだけれど、やはり「半立ち」となっており、入った途端に「椅子へどうぞ」と言われてしまった。意地になって立ったまま2杯だけ飲んで外に出た。そこについては、特筆するべきものが無い為、今回は記事にはしなかった。yousaku氏と横浜駅構内で別れたのは午後10時頃であった。
 
 

  横浜立ち飲み浜伝外看板 ← ビルの外にある看板

横浜 立ち呑み「浜伝」
住所 横浜市神奈川区鶴屋町3-32アカデミービルB1
電話 ?
定休日 日曜祝日休
営業時間 16:00~23:00
交通 JR横浜駅西口より徒歩8分程度。

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池上 焼鳥「サンキュー」第2回

居酒屋探偵DAITENの生活 第375回 2010年10月12日(火)  【地域別】  【時間順】




池上 焼鳥「サンキュー」 第2回

 ~池上本門寺「お会式」と供養の後の通夜酒~

 
   池上焼鳥サンキュー外観
 
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 毎年、出来る限り池上本門寺お会式には行くようにしている。今年は声をかけあい何人かで出かける予定だった。しかし、前日になって近しい人が亡くなり、葬儀も翌々日である為、参拝は中止することにした。
 ところが夕食の後、sakuraが「やはりお会式に行きたい」という。考えてみれば、お会式とは日蓮聖人の命日である。故人の供養にもなると考え、行ってみることにした。

 お会式について調べると「日蓮の命日の前夜(10月12日)はお逮夜(おたいや)と呼ばれ、各地から集まった信徒団体の集まり(講中)が、行列し万灯や提灯を掲げ、纏を振り、団扇太鼓や鉦を叩き、題目を唱えながら境内や寺の近辺を練り歩く。」と書いてあった。
 池上線の池上駅前で缶ビールを買い、それを飲みながら歩きはじめ、駅前の五叉路を渡る。いつもなら本門寺通り商店街を抜けて行くのだけれど、今日は池上通りを大森方面に少し歩いて左折、参道をまっすぐ進むことにした。ここには、万灯を引きながら、纏を振り上げ、団扇太鼓と鉦を叩いて講中の人々が列を作ってゆっくりと進んでゆく。左右には見物客が歩き、その外側には夜店が並んでいる。すでに10時近くなっているので、人通りも少なくなっているようで、順調に進むことが出来た。左手にある萬屋酒屋さんでワンカップを2本買う。この萬屋酒店さんは、明示8年に建てられた古い木造平屋建築で、国の登録有形文化財であるとのこと。

 池上本門寺にたどりつく。総門を入り、此経難持坂(シキョウナンジザカ)の階段を上がり、少し進むと、右手に長栄堂がある。正面にある仁王門(三門)の左に日朝堂(ニッチョウドウ)、仁王門(三門)をくぐって、左手を見ると鐘楼堂があり、霊宝殿と続く。仁王門(三門)から見ると、正面に大きな大堂(祖師堂)がある。階段を上がり、ここでお参りをするのである。

 池上本門寺お会式 ← 大堂(祖師堂)でのお参りの順番を待つ万灯

 多くの人々が団扇太鼓の音に合わせて題目をあげる中、手を合わせる。亡くなった人の冥福を祈り、家族の健康をお願いすることが出来た。
 「大堂」の中で「二礼二拍手一礼」でお参りする若者を見た。最初、ふざけているのかと思った。しかし、手に持った持ち物を一緒にいる彼女に持たせての「二礼二拍手一礼」である。誰も周りの人はそんなことをしていない。ただ手をあわせているだけである。不思議であった。

 おみくじを引いてみる。私は大吉だった。大堂の裏手に周り、階段を降りると道がある。さらに奥には、客殿・寺務所、本殿があり、一番奥には御廟所がある。
 本殿の方へ万灯が進んで行くのを右手に見ながら左手の道を渡り、目の前にある急な階段(写真)を降りて行く。

 池上本門寺お会式 ← 大坊本行寺に至る階段

 階段は途中で二つに分かれ、右に降りてゆくと、美しい宝塔(日蓮聖人御荼毘所)が立っている。
 階段を最後まで降りると、右手には大坊本行寺がある。本行寺でもお参りをする。こちらの本行寺さんは「日蓮大聖人御入滅(ごにゅうめつ)「御臨終」の霊場」である。
 初詣の時も池上本門寺と合わせて、必ずお参りするようにしているお寺である。

   ※  ※  ※
 
 大坊本行寺を出ると静かな住宅街である。左手に進み、右に曲がるとバス通りに出る。大坊前という交差点を渡り、少し進んでから再び左に曲がる。実は近くに目当ての店があるのである。
 やがて、第102回で記事にしたもつ焼き「福ちゃん」が見えてきた。しかし、外の灯りを消して暖簾をしまっている。残念。しかし、すでに、午後11時である。仕方がない。
 福ちゃんは呑み川にかかる橋の袂にある。その橋のところから呑み川の上流を見ると、川沿いに灯りが見えた。第二候補として考えていた焼鳥「サンキュー」である。こちらのお店は第213回で記事にしている。

 三角形の狭い店内をのぞく。左手のカウンターには男女二組の方々が座っておられた。sakuraと二人、入ってすぐに一つだけあるテーブル席に座った。

 まずは、一番人気梅干入レモンサワー(650円)を2杯頼んだ。ジョッキに入ったレモンサワー(370円)と高級南高梅(280円)のセットである。これを一杯目にして、2杯目からはレモンサワー(370円)のみを頼み、梅干しを移しながら飲むのがちょうど良いのである。

 食べ物はネギマ一人前五本(400円)を一人前と、銀杏(180円)を2本頼んだ。
 梅干しとレモンで二重に酸っぱいレモンサワーを飲みながら待っていると、女将さんが「サービスですよ」と言いながら、キャベツと貝割れ大根のサラダを持ってきてくれた。うれしいサービスである。前回の時は、卵の目玉焼きをサービスしていただいた。

 さらに、男女二人の方々が入ってこられ、カウンターの残りの席に座られた。夜遅いというのに盛況である。
 レモンサワー(370円)をもう一杯もらい、残しておいた梅干しをそれに入れて飲む。

 飲みながら亡くなった方のことをいろいろと話した。午前0時をまわり、結果的に「通夜酒」となった。

 駅から遠く、呑川に面した人通りの少ない道にある。ここも常連の方々に愛されるお店である。

 午後11時05分から午前0時20分まで1時間15分ほどの滞在。お勘定は2人で2,430円であった。

 例年の「お会式」より寒くない。酔い覚ましに少し歩くことにした。

  
   池上焼鳥サンキュー看板

池上 焼鳥「サンキュー」
住所 東京都大田区池上2-16-9
電話 03-3754-1619
定休日 日曜祝日休
営業時間 ?
交通 東急池上線池上駅下車徒歩11分・ 東急バス池上橋停留所から徒歩4分



ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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石川台 やきとん「たっくん」 第5回

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第374回 2010年10月7日(木) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】


石川台 やきとん「たっくん」 第5回


   石川台 やきとん「たっくん」

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 数週間ぶりに東急池上線の石川台駅に降り立った。sakuraと二人である。蒲田方面のホームにある改札口前のたこ焼き店の二階にある立ち呑み「串揚げ・てん」には時折来るのだけれど、最近は駅周辺から離れることがなかった。
 今日は石川台駅の東側の駅前商店街の方に歩いてみることにした。すると、すぐ右手のATMの隣のお持ち帰りの寿司店だった場所が何やらカウンターのお店になっていた。しかし、まだ電灯がついておらず、暗いままであった。その隣の十字路に面した角地はすでに更地になっていた。
 
 十字路の手前左手角は自転車を駐輪する為のビルになっていた。さらに進み、ひさしぶりに、やきとりとやきとんの両方が食べられる店、やきとん「たっくん」に行ってみることにした。
 マスターのたっくんは相変わらず元気に迎えてくれる。

 まずは、私はホッピーセット(450円)を氷りなしでいただく。sakuraサッポロラガー中瓶(500円)。焼き物はやきとんの中から、かしら(140円)1本、とんとろ(200円)2本、焼き鳥から正肉(120円)を1本。

 店内には、「ぐいぐいやってくださーい」「どんどん盛り上がってくださいね」とのマスターの声が響く。最初来た時はびっくりしたマスターのかけ声も、今ではバックミュージックのように普通に聞き流せてしまい、心地よく聞こえる。

 もつ煮(400円)をいただく。もつ煮が進化していた。ボリュームもあり、ご飯が欲しいと思わせる煮込みである。

 2杯目はハイボール(400円)。
 焼き鳥や焼きとんの持ち帰りの注文がよく入っていた。来店と電話の両方である。石川台には持ち帰り専門の串焼きのお店が2軒ある。持ち帰りのお店が繁盛していているということは、不景気による「家飲み」の増加の為であろうかとも思う。

 最後に、合鴨パストラミ(250円)とお酒から芳泉(400円)を燗酒でいただき、お猪口を二つもらった。

 午後7時から8時まで1時間ほどの滞在。お勘定は2人で3,660円。お通しが300円×2という計算になる。



石川台 やきとん「たっくん」に関する過去の紹介記事
第4回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第274回 2009年11月1日(日)
第3回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第157回 2008年11月8日(土) 
第2回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第112回 2008年7月3日(木)
第1回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第45回 2007年10月9日(火)


石川台 やきとん「たっくん」
住所 東京都大田区東雪谷2-25-8
電話 03-5499-6133
定休日 月曜
営業時間 18:00~25:00(火~土)/18:00~24:00(日)
交通 東急池上線石川台駅下車徒歩1分



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マスターの実験の日々~探偵事務所にて~

居酒屋探偵DAITENの生活 番外編 第4回 2010年10月6日(水)  【地域別】  【時間順】




マスターの実験の日々

 ~探偵事務所にて~

 
  OVALドア
 
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 マスターの了解を得て、「探偵事務所」などと呼ばせてもらっている雪谷大塚のBAR「OVAL」に今日も顔を出した。
 基本的に、「居酒屋探偵DAITENの生活」に登場する業態は「居酒屋」なので、前回の登場は例外的。今回もまた、番外編としての登場である。
 夕暮れ時、雪谷大塚駅の改札を出て、中原街道側の階段を降りると、街道の向う側に「乾杯横丁」のネオンが見える。前にも書いた通り、「乾杯横丁」「乾」の字のネオン管が切れていて、「杯(さかずき)横丁」になっている。そのネオン看板の下に、BAR「OVAL」の手作りの看板が立っている。横丁は途中で右に直角に曲がっており、奥は行き止まりである。街道側からやきとり「京太」の赤提灯が誘っている。その前で角を曲がり、右手にBAR「OVAL」がある。こちらのお店を通常記事で紹介したのは、第340回であった。

 ふと見ると、お店の前で道端にしゃがむ人の背中があった。BAR「OVAL」のマスターの背中である。ドアを開け放った前の道で、七輪を置き、何かを炙っている様子であった。
 いつもは手作りの燻製を作る為の火であったのだけれど、今日は実験的に「さんま」を焼いているのだそうである。バーでサンマというのは面白い。
 中に入って席に座って待つ。早い時間なので、他にお客さんはいない。
 やがて、マスターが実験作を目の前に置いてくれた。

 「さんま、というと、お酒飲みたくなりますね」と言うと、
 「日本酒飲みます?」と聞かれる。
 「えっ、あるんですか?」
 「あるんですよ」と、微笑む。

 マスターが八海山の吟醸酒の一升瓶の栓を抜いた。ポンという音がする。
 一升瓶から空気を抜いて保存をしているのである。
 さんまをつまみに八海山(500円)を飲む。
 うまい。でも待てよ、ここは居酒屋さんではない、バーである。

 また、違うものを皿の上に乗せてくれる。
 「これも食べてみてください。」
 「何ですか? これは・・・」
 「鳥皮です。ちょっと焼いてみたので」
 「鳥好きの人は、鳥皮が一番好きらしいですね」
 鳥皮をつまみに、八海山(500円)をもう一杯飲む。
 うまい。でも待てよ、ここは焼き鳥屋さんではない、バーである。

 あくまでもいつもやっている訳ではないのだ、今日はたまたまであり、全てはマスターの「実験」である。「さんまと鳥皮、下さい」などとは言ってはいけない。 ※その後、状況に変化。2010.10.18追記あり、文末参照。
 
 「お腹すいてますか?」
 「すいてます」
 「それじゃ、ちょっとお餅を焼きますね」
 今度は炭火でお餅を焼いてくれるのである。実験である。
 いつものレーベンブロイ生ビール(500円)をいただく。
 焼き餅が出てきた。焼き餅を食べて、グビリと生ビールを飲む。
 うまい。でも待てよ、ここは小料理屋さんではない、バーである。


 埼玉県秩父市のベンチャーウイスキー社のイチローズモルトが入ったというので、ボトルを見せてもらった。(写真の真ん中のボトル)。

   イチローズモルト

 イチローズモルトのイチローとは、同社社長の肥土伊知郎氏のこと。
 インターネットで調べてみると、イチローズモルト「キング オブ ダイヤモンズ」(KING OF DAIAMONDS) は、イギリスの『ウイスキーマガジン』のジャパニーズモルト特集で最高得点の「ゴールドアワード」に選ばれたそうである。ベンチャーウイスキー社は2004年の創業。創業数年でこのような賞をとるというのは凄いことだと思う。 
 私が飲んだのは「ダブルディスティラリーズ」である。

  イチローズモルト

 イチローズモルト・ダブルディスティラリーズ(1000円)。香りを楽しむ為にストレートで、チェイサーの水をつけてもらう。最後の1本ということで実験的に仕入れてみたのだそうである。
 一発目の香りにノックダウンされてしまった。度数は46度。
 うまい。やはり、ここは居酒屋ではない、バーである。
 

 やがて、スーツを着た紳士の方が入ってこられた。タンカレのソーダ割りを頼む。黙ってテレビを見ていらっしゃる。そして、すぐに帰ってゆかれた。以前いらっしゃった時もまったく同じものを注文され、まったく同じように1杯で帰られた。かっこいい。
 
 先日、早い時間にマスターが店の外にいると、女性の方が現れ、「お店の中だけでも見せてもらっていいですか?」と言われたそうである。
 その方は、雪谷大塚の中原街道沿いにあるカフェ、THE GREEN ROOMで歌うそうである。THE GREEN ROOMの公式ブログを見ると、下記のような記述があった。

 「10月8日(金)13:30~THE GREEN ROOM にて“A Song Bird”こと Kikiさんに初ライブしていただきました!!」

 つまり、前述の女性はこのKIKIさんという方のようである。


 マスターはお茶のブレンドも仕事の一つとしてしているそうである。詳細は企業秘密だと思うのでここでは書かないけれど、びっくりするような実験的ブレンドのお茶もある。

 ゆず、ほうじ茶、そば茶をブレンドしたお茶を飲ませていただく。そして、実験的に焼酎を入れてもらう。しかも、入れてくれたのはキンミヤ。なかなかに美味い。焼酎に負けないお茶割り用のお茶といえる。

 レーベンブロイ生ビール(500円)を最後にもう一杯。
 今日もお酒の物語があった。そして、最後のバックミュージックはジョン・コルトレーンの演奏で「my favorite things」

 「OVAL」(楕円)には、やはり my favorite things(私のお気に入り)が存在する。そして、楽しい実験が待っていてくれるのだ。

 (了)


   ※  ※  ※

 追記 2010.10.17

 こちらのお店では、斜め前の「京太」さんから出前を取ることが出来る。先日、たまたま京太さんにいる時も、「OVAL」さんからの出前の為、マスターが忙しそうであった。つまり、焼き鳥をつまみに、うまいウイスキーをいただくことが出来るのである。

   ※  ※  ※

 追記 2010.10.18

 公私ともに忙しかった為、上の記事の日付10月6日からしばらく「BAR OVAL」に顔を出せずにいた。そのうちに、実験の結果が出ていた。下の写真は「BAR OVAL」の表の看板。

 OVAL看板(表) ← 表看板 「BAR OVAL」
 
 そして、下写真は裏の顔である「japanese BBQ & sanding BAR DA宴」の看板。実際に「BAR OVAL」の看板の裏面である。

 DAEN看板 ← 裏看板 「japanese BBQ & sanding BAR DA宴」

 そして、次の写真は、新しく書かれた外メニュー。

 OVALメニュー(外) ← 「焼きそば300円 さんま一夜干200円、小あじ干物100円・・・」 「NO charge」の一言がうれしい。

 実験実践になったのである。面白い。

 
 
雪谷大塚 BAR「OVAL」
住所 東京都大田区雪谷大塚町7-13
電話 ?
定休日 日曜日
営業時間 18:00~01:00
交通 東急池上線雪谷大塚駅下車徒歩2分。


ホッピー原理主義者とは?
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大崎広小路 家庭料理・居酒屋「一平」第2回

居酒屋探偵DAITENの生活 第373回 2010年10月2日(土)  【地域別】  【時間順】




大崎広小路 家庭料理・居酒屋「一平」 第2回

 
  大崎広小路家庭料理居酒屋一平
 
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 前回の店を出たsakuraと私の二人は路地から目黒通りに出る為、小さな階段を上がった。もう少し散歩を続けることにする。右に行けば目黒川があり、そのまま権之助坂を登れば目黒駅に出る。
 左に歩いて、大鳥神社交差点に出て、山手通りを五反田方面へ歩くことにした。少し歩いて羅漢寺という二股の交差点に出る。そこを斜め右に歩いて行けば、五百羅漢寺があり、さらに向こうには、「泰叡山瀧泉寺」という、不動明王を本尊とする関東最古の不動霊場がある。いわゆる目黒不動。私もsakuraも何度もお参りにきたことがある。
 さらに歩けば林試の森公園という大きな公園もある。元々あった林野庁の「林業試験場」が筑波研究学園都市に移転した跡地を整備して、平成元年から「都立林試の森公園」として開園したものである。この辺りは緑も多く、住みやすい地域である。
 山手通りを歩いて、かむら坂下の三叉路に出た。ここを右に曲がれば、第8回という「居酒屋探偵DAITENの生活」の黎明期の記事で紹介した2軒、ホルモン道場「大田屋」さんと、立ち呑み「坂や」さんがある。

 目黒線の大きなガードの下をくぐった。ガード脇を右に行けば不動前駅であり、しばらく歩くと右手に全国のワンカップ酒を置いていることで有名な内藤酒店がある。ビルの建て替えも終わり、立派な構えの酒店となっている。
 首都高速2号目黒線が見えてくる。交差点を渡り、山手通りから逸れて右に曲がった。すると一軒のマンションの1階に、私が最も気に入っている店の一軒、家庭料理・居酒屋「一平」がある。
 第327回の記事に書いた通り、同店は大崎広小路駅前から現在の場所に移転してきた新店舗である。旧店舗には何度も二人で行っているけれど、sakuraをこの新店舗へ連れてくるのは初めてであった。
 
 ちょうど、同店の入っているマンションが改修工事らしく、建物の外側に足場が作られ、ネットが貼られていた。工事現場然とした雰囲気の中に突入するのである。(写真)
 右手のL字カウンターにはお客さんの姿は無く、左手の壁際に男性と女性が壁を背に座っているだけだった。以前に見かけたことのある方々だった。土曜日のこの時間はサラリーマン風の姿は無く、静かである。
 いつもの女将さんともう一人、美しい顔立ちの女性が立ち働いてた。初めて見る方である。女将さんは前述のお客さんたちと楽しそうに話していた。

 L字カウンターの右手の端に二人で座った。ちょうど飲み物メニューが見えない位置なので、一度席から離れたりしながら、sakuraは瓶ビール大瓶(550円)を選び、私はホッピーセット(380円)をお願いした。
 オクラとモズクの酢の物が二つ、突き出しとして出てきた。(後で計算してみると一つ200円であった)

 二軒目なので、つまみは軽めにして、冷や奴(150円)と、しめあじ(300円)にした。私の2杯目はレモンサワー(300円)であった。
 他の方が選んだ刺身盛合わせが運ばれて行く。あいかわらず凄い盛りである。やってきたしめさばならぬしめあじも量がある。

 だんだんに常連の方々が集まり始めた。男性が二人やってきて先程の壁際の皆さんの前に座った。男性と女性の二人客、女性二人客とお客さんが増えてゆく。壁際や入口から席がうまってゆく。どうやら、メニューが見やすく、店の奥の方の冷蔵庫の上に置かれた大画面テレビが見やすい場所を選ぶようである。カウンター席はテレビが見にくい。それでも、次の男性一人客の方はカウンター席に座られた。一人の場合、やはりカウンター席の方が座りやすいと思う。

 店全体に、ゆるい時間が流れてゆく、殺気だった雰囲気や大声で自己を主張する人もいない。土曜日や休日の酒場が特に好きなのはこの点である。お店の方が女性である為か、女性客の姿を多く見る。いわゆる「こじゃれた店」ではないけれど、マスコミがよく使う表現、「女性一人でも安心して入れるお店」であるといえる。基本的には「食事処」なので食事だけ済ませる人もいるようだ。

 最後にもう一杯、レモンサワー(300円)をいただいた。
 sakuraに、新しい店の印象を聞くと、「マイルドの一言」だそうである。実際、数日後の夜10時過ぎに、sakuraは一人でこちらの店に来たそうである。マイルドな雰囲気がよっぽど気に入ったようである。

 御勘定は2人で2,380円であった。午後7時30分から8時15分まで45分ほどの滞在。

 再び、山手通りに出て歩き始める。今日のところは探偵事務所には寄らず、大人しく帰ることにしよう。しかし、数日後、探偵事務所で面白い実験に立ち会うのであった。

 (了)

 ※  ※  ※

 実際には池上線の大崎広小路駅よりも目黒線の不動前駅に近いのかもしれない。しかし、元々の旧店舗が大崎広小路駅近くのガード下にあったので、そのまま大崎広小路駅の分類に入れることにした。
 
 


第1回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第327回 2010年3月10日(水)


  大崎広小路家庭料理居酒屋「一平」新店舗看板

大崎広小路 家庭料理・居酒屋「一平」
住所 東京都品川区西五反田7-20-13 セブンスターマンション第7五反田
電話 03-3493-7730
定休日 日曜・祭日
営業時間 17:00~
交通 東急池上線大崎広小路駅徒歩7分・東急目黒線不動前駅徒歩7分


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目黒 居酒屋「一升瓶」

居酒屋探偵DAITENの生活 第372回 2010年10月2日(土)  【地域別】  【時間順】



※2010年10月2日 580,000カウント通過 感謝!


目黒 居酒屋「一升瓶」

  ~彫刻家熊坂兌子氏の展覧会の後で~

 
  目黒居酒屋一升瓶外観

 
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 目黒区中目黒の長泉院附属現代彫刻美術館で10月2日から11月23日まで開催される彫刻家熊坂兌子氏の展覧会のオープニング・パーティに行った。会場である長泉院附属現代彫刻美術館は浄土宗・高峯山長泉院というお寺の所有する美術館である。中目黒といってもどちらかといえば目黒駅に近い地域なのでバスを利用、東急バスの田道小学校というバス停で降りてから徒歩5分であった。

 この美術館での「サール・シュワルツ展」のオープニングの時のことは、第44回の記事で書いている。
 今回の展覧会はサール・シュワルツ氏の奥様で彫刻家の熊坂兌子氏の展覧会であった。熊坂兌子氏とサール・シュワルツ氏はsakuraのニューヨーク時代、同じロフトの別の階に住んでいた友人である。
 以前、第160回の記事に書いている通り、2008年12月6日には、新小岩で開催された熊坂兌子氏の個展を見せていただいた。
 その作品の豊かなフォルムと実寸を超えたイメージの巨大さには驚かされた。オープニング・パーティなので、ワインとおつまみを少しいただき、熊坂兌子氏の作品集もおみあげにいただいた。
 午後5時30分頃に会場を出る。美術館の本館から少し離れた道路から少し入った場所に屋外展示場があり、いくつかの作品が展示されている。そこは見晴台のようになっていて、眼下に住宅街が広がっている。山手通りの向こう側のビルとビルの間の隙間に、そのビルよりも低く東京タワーが見え、なにやら不思議な感じを受けた。道に戻り、坂を下って山手通りを大鳥神社方面に歩いた。

   ※  ※  ※

 山手通りと目黒通りが交叉する角に大鳥神社がある。そこから少し目黒駅方面に向かった目黒通り沿いに下目黒大鳥前商栄会という屋根付きの歩道に面した昔ながらの商店街がある。大鳥神社を背に右手の歩道を歩いていた。広い目黒通りの反対側には肉屋さんや魚屋さん等の生鮮食料品店もあって、地元の皆さんの生活に密着した商店街に違いない。その中程あたりの道路脇に路地へ降りる階段がある。その階段を降りた左手、目黒通りに面したビルの裏側の地下1階に「一升瓶」という居酒屋さんがあるのだ。本当に目立たない店である。道から少し階段を降りたところに提灯がいくつかぶら下がっている。
 稽古帰りに近くを通った時、前々から気になっていた店である。SAKURAは15年程前に当時の劇団員たちと入ってような気がするそうだ。

 入口を開けて中に入った。入ってすぐ目の前に10席ほどのL字カウンターがある。カウンターの中は調理場、右手には座敷があって、2卓ほど座卓がある。10人程度の宴会が出来る様子。他に二人掛けのテーブル1つ。
 壁のメニューを見ると、昼は定食をやっている様子である。また、何やら若い女性向けのスイーツ・メニューもあった。たしか「タピオカ・ミルク」と書いてあったような気がする。
 カウンターの中には、マスターが一人。カウンターには先客の方が一人。静かである。入って右手にあるテレビの音だけが店内に響いている。

 SAKURA生ビール(500円)、私は一升瓶特製酎ハイ(400円)にした。突き出しは谷中しょうがにみそ。
 「特製酎ハイの特製とは、何が特製なんですか?」とマスターに聞く。
 「生のレモンが絞ってあるんです」とのこと。
 「それって生レモンサワーですよね・・・」等と言ってはいけないのである。こちらのお店で特製酎ハイを出すようになったのは、生レモンサワーという言葉が一般に定着する以前からに違いないのである。

 メニューを眺め、きつね焼(350円)、いか刺身(550円)をお願いする。

 きつね焼が出てくる。醤油をかけようとすると、マスターが「味ついてますんで」と言う。
 油揚げを丁寧に炙ったもので、中には玉葱の千切りが入っていた。

 特製酎ハイの次には日本酒(600円)にした。いかの刺身で熱燗をやりたいと思ったのである。

 並びでずっとサッポロ赤星の中瓶を飲んでいる方はご常連さんとのこと。お話をする。お互い、歳を重ねると話題は「健康」ということになる。

 マスターとも少しお話をした。こちらのお店が開店したのは昭和55年とのこと。西暦にすれば1980年、開店して30年の年月がたっていることになる。やがて、女将さんらしき女性の方が入ってこられた。

 御勘定をお願いする。御勘定は2人で3,100円であった。午後5時30分から6時30分まで1時間ほどの滞在。

 マスターと女将さん、それからご常連の方に挨拶をして店を出た。ゆるやかな空気の流れる店、客の側もその空気を変えてしまわないように気をつけるべきお店である。そういう店は多い。

 山手通りを五反田方面に歩くことにした。歩けば右手の方に目黒線の不動前駅がある。さらに歩くと、このところ御無沙汰の「私のお気に入りの店」があるのだ。自然と足が速くなる。


 (つづく)



 目黒居酒屋一升瓶看板
 
目黒 居酒屋「一升瓶」
住 所 東京都目黒区下目黒2-20-26
電 話 03-3490-8509
定休日 ?
営業時間 ?
交通 JR目黒駅下車徒歩8分・東急目黒線目黒駅下車徒歩9分。


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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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