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蒲田 鳥から揚げ「うえ山」

居酒屋探偵DAITENの生活 第388回 2010年12月26日(日) 【地域別】  【時間順】





蒲田 鳥から揚げ「うえ山」

  
  蒲田うえ山正面外観

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 探偵事務所のマスターから2ヶ月近く前にもらった情報によれば、蒲田と蓮沼の間の踏切のところに、鳥の素揚げを食べさせる店が出来たとのことであった。その後、マスターも2回ほど行ったとのこと。探偵事務所で話を聞く度に、行ってみたい気持ちが高まっていたのである。

 年末最後の日曜日の4時半頃、蒲田で買い物を済ませてからそのお店を探した。池上線の蒲田と蓮沼の間には踏切が四つあり、場所をきちんと把握していなかった為、探し歩いてしまった。
 東急蒲田駅のガード脇の通称バーボン通り(蒲田東急駅前通り会)を駅前から歩いてゆく。この通り沿いには、駅前の方から順番に第249回で紹介した「立ち飲み・炙り安」第220回「立ち飲み処・うなぎ家」第261回立呑処「みつるちゃん」(串カツ)第262回立ち飲み・やきとん「豚番長」の4軒があり、さらに紹介をしていない某店もあり、立ち飲み酒場の宝庫である。
 蒲田駅から数えて1つ目踏切辺りで池上線が右、多摩川線が左へと分かれる。2つ目踏切では、さらに離れた2本の線を挟んだ位置に真新しいビルが建っていて、必ずどちらかの線の踏切を渡らないとそのビルにたどり着くことが出来ない。池上線はこの踏切のところから右に急カーブする。その線路脇にも小さな中華料理店や居酒屋などが並んでいることを思い出した。右に曲がりながら歩いてゆくと、3つ目踏切がすぐにあった。
 蒲田駅西口の蒲田西口商店街の二つあるアーケード街、サンライズサンロードのうち、長くて道幅の広いサンライズの方をまっすぐに歩いて行くとぶつかる踏切である。

 その場所は15分程前に通ったばかりの場所であった。ふと右手の角を見ると、先程は閉まっていたシャッターが半分ほど上がっていたのである。そこから灯りが漏れている。店の上のテントには何も書いてない。看板もない。シャッターの下から中をのぞくとカウンターがあった。午後5時10分前である。ここに違いないと思い、少し駅の方まで戻って時間をつぶし、30分後に店の前に立った。すると、真っ白な暖簾が外に掛かり(上写真)、紙のメニューを貼っただけの簡単な看板が出してあった。(下写真)
 
  蓮沼うえ山外メニュー

 池上線脇の狭い道と商店街の道に挟まれた台形のお店である。
 暖簾をくぐり、サッシの引き戸を開ける。私の顔を見てすぐ、メガネをかけたマスターが
 「胸しか無いんですけどいいですか?」とおっしゃった。
 少し戸惑いながら、こう答えた。
 「あっ、はい、胸好きですから・・・いや、胸肉好きですから・・・胸お願いします」。
 一人で恥ずかしくなり笑ってしまう。

 後ろ手で引き戸を閉め、中に入る。右手にL字カウンターがある。席数は七つ。カウンターの中は調理場である。左手にウェイティング席が8席ほどあった。その背後の壁に、パリの地図や美術展のポスターが貼ってあるのが面白い。右端の窓際の席に座った。大きな角を丸くした窓が3つ並んでいるのがまた面白い。(下写真)
 
  蓮沼うえ山側面外観 ←大きな角を丸くした窓が3つ。まるで電車の様である。

 まずは、ビール中瓶(450円)をお願いする。ビールはキリンとアサヒの二種類。
 事前に知った情報により、鳥のから揚げと少しづつ出てくるお通ししかメニューに無いことは知っていたので、すぐに出してくれたキリンビールを飲みながら黙って待った。

 お通し(三品)(500円)のうち、煮込みが出てきた。食べる。うまい。根菜類の入った煮込みである。
 店内にはカウンター席の一番奥に、常連に違いない人生の先輩の方が一人座っておられる。
 その方とマスターの会話を聞きながらビールを飲む。
 さらに、奴豆腐が出てきた。かつお節とネギがたっぷり掛けてある。
 調理場の奥の揚げ鍋の前に立ち、じっくりと揚げるマスターの背中を見る。
 三品目は、さば味噌煮。とても美味しい。以上三品で500円は安い。

 2杯目はお酒にした。日本酒〈宮の雪〉(400円)を燗酒にしてもらう。
 他に、飲み物は、焼酎水割り、ウーロン割り、レモンサワー、お湯割り等がいずれも350円である。
 鳥素揚げムネモモは各600円、両方のセットは1200円である。他に食べ物のメニューはない。実に潔い。(下写真)

 蓮沼うえ山外メニュー ←実に潔いメニュー。

 半身の鳥ムネ肉の素揚げがやってくる。生玉ねぎに乗っていた。熱いうちに集中して食べる。量も十分。一期に食べ終わった。美味い。他に何も言う必要がない。探偵事務所のマスターの情報は正しかったのである。

 食べ終わり、少しだけ残った骨を見て、マスターがおっしゃる。 
 「よかったら、骨でスープとりますけど・・・」
 「お願いします。」
 マスターが小さな骨を持ってゆく。

 しばらくして、マスターがスープを持ってきてくださる。
 「薄い塩だけの味ですからお好みで胡椒をどうぞ」
 本当に薄い塩味である。胡椒を少しいれていただく。上品な味である。

 常連の方の奥様もやってこられた。楽しそうに会話されている。
 焼酎水割り(350円)をもらった。
 マスターが揚げた鳥皮を私のお皿の上に載せてくれる。おいしい。
 
 マスターお一人だけなので、ずっと揚げ油の前のマスターの手元を見ながら何かお願いすることにしていた。
 から揚げが仕上がり、常連の方の奥様の前に出された、そのタイミングを見て、お勘定をお願いした。

 御勘定は1,900円。午後5時15分から6時5分まで50分ほどの滞在であった。

 マスターにお休みを聞いてみると、まだ決めていないそうである。
 長居は無用。三品のお通しで酒を飲み、唐揚げを堪能して帰る。それが良い。
 鳥のから揚げ好きにとっての究極の店かもしれない。私としては、実に満足できるお店であった。


   ※   ※   ※


 2012.7.8 追記

 テレビ東京の番組、日曜ビッグバラエティ「味と人情てんこ盛り!激セマ繁盛店」の中で、こちらの鳥から揚げ「うえ山」さんが紹介されていた。

 2012年7月8日(日)夜7時54分~夜9時48分放送
 日曜ビッグバラエティ「味と人情てんこ盛り!激セマ繁盛店」

 出演者【MC】大橋未歩(テレビ東京アナウンサー)/【ゲスト】あき竹城、石塚英彦、内山信二、芹那、はるな愛/【レポーター】内山信二、木下隆行(TKO)、迫文代、竹内都子、松村邦洋、渡辺直美

 1年半が過ぎた。レポーターの迫文代さんに何か聞かれても恥ずかしそうに答えられずにいるマスターがよい味を出している。マスター頑張っているなと思い、素直にうれしい気持ちになった。



 蓮沼うえ山外メニュー

蒲田 鳥から揚げ「うえ山」
住所 東京都大田区西蒲田7-52-10
電話 ?
定休日 無休(定休日未定)
営業時間 17:00~23:00
交通 東急池上線・多摩川線蒲田駅下車徒歩5分。東急池上線蓮沼駅下車徒歩5分。

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ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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武蔵新田 居酒屋「味家」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第387回 2010年12月25日(土)  【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】


※閉店

武蔵新田 居酒屋「味家」

  
  武蔵新田味家外観

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 近くの「島忠ホームズ・太田千鳥店」で買い物を済ませた後、少し時間があったので、前々から何度も前を通りながら入ることのなかったお店を目指した。
 「島忠ホームズ・太田千鳥店」を出て、第二京浜沿いを南へ歩く。
 第二京浜が下を通り、環状八号線が上を通る立体交差が遠くに見える。その手前の木村病院という救急病院のある十字路を右に曲がり西へ歩く。
 すると、あと少しで環状八号線に出る手前の辺り、その左手に一軒だけポツリと居酒屋がある。店名は居酒屋「味家」
 最寄りの駅は武蔵新田駅である。武蔵新田駅の蒲田方面の改札口を出て、目の前の線路沿いの道を右に歩いてゆくと、道は斜め左に曲がる。そのまま広い通りに出る。その通りが環状八号線だ。目の前の信号を渡りまっすぐ進む。すると、次の十字路を渡った向こうの右手にお店が見えてくる。武蔵新田駅からは徒歩3分ほどであろうか。

 第二京浜方向から夜道を歩いてゆくと、私の前をゆっくりと歩いてゆく人影があった。追い抜きながら横顔をのぞく。かなりの大先輩である。
 
 店の前に立つ。緑色の鳥の絵が描かれた特徴的な看板を見る(写真)。「やきとり」と書かれた古い赤提灯。渋い色の暖簾。ガラス格子の引き戸。全てが古典酒場の雰囲気を満たしている。建物の上の方の真新しく明るい看板がまぶしい。
 
 引き戸の前に立つ、外を見ていた大将らしき方と目が合った。お互いちょっとびっくりする。中に入る。
 「・・・はい、いらっしゃい」。少し間がある。
 右手には8人ほどが座れるカウンター。入ってすぐ右手は焼き台。それにつづいて奥に向かって調理場となっている。調理場の中は大将と女将さんのお二人。
 カウンターの一番手前に男性。奥に近い方に女性の方。先客はお二人である。

 メニューを見ながら考える。すぐにパッと決めることが出来ないのが私の性分である。少し考えて、調理場の中の女将さんにレモンサワー(300円)をお願いした。
 大将と目が合う。
 「焼き物いいですか?」
 「はい、どうぞ」
 「1本でもいいですか?」
 「大丈夫ですよ」
 頼んだのは肉ねぎ(150円)、軟骨(150円)、ぼんぢり(100円)を各1本である。まずは、どれも塩でお願いした。

 ここで、もう一人の男性客の方が入ってこられ、カウンターの一番奥の席に座られた。
 「あの、通りの向こうをゆっくり歩いてくるのは○○さんだっけ?」
 女将さんが外へ出て行く。
 「やっぱり、そうだわ、○○さんよ」と行って迎えに行かれた。
 大将も女将さん、そして、その場にいる常連の皆さん全員で心配をされている。その方は足が悪いそうなのである。

 しばらくして、その方が入ってこられた。さきほど、やはり、私が追い抜いた方であった。たどり着くのに、ずいぶん長い時がかかっている。女将さんの介添えでカウンターに座られた。
 生ビールを頼み、美味しそうに飲んでおられた。

 ネギマではなく肉ねぎという名前の1本。これが美味しかった。さらに、軟骨もぼんぢりも美味い。鳥好きとしては、どれも合格点以上の味であった。添えてある辛味噌がまた良い。
 2杯目はお茶ハイ(300円)にする。

 「質問があるんですけど」と私。
 「はい、どうぞ」と大将。
 「この、とろ玉納豆焼きというもののとろというのは何ですか?」
 「とろというのは、とろろのことなんですよ。うちのオリジナルなんです。」とのこと。

 とろ玉納豆焼き(550円)をお願いした。カウンターの前の部分に、福山雅治の歌で有名になった田園調布本町桜坂を撮した写真がたくさん貼ってあった。

 3杯目はエビス生(500円)である。エビスの生が飲めるのは嬉しい。
 とろ玉納豆焼きが出てくる。とろろ、納豆、カツオ節などの具材が入っている。ふんわりとしたお好み焼きのようである。これも美味しかった。

 前述の大先輩が味家鍋を頼まれた。見ると、韓国風チゲ鍋にチーズが入っているような感じである。次回は頼んでみたいと思う一品であった。
 その大先輩の方に、大将や隣の席の女性がいろいろと話しかけ、心配をしてあげている。私も少しお話をした。単にお酒が飲みたいだけで、人は居酒屋に来る訳ではないと思う。人に会いたいから、人の気配を感じたいから居酒屋に来るのである。

 午後5時30分から6時15分まで、45分ほどの滞在。お勘定は2,150円であった。

 店を出る時、大将が「駅は解りますか?」と気にしてくださる。
 「解ります。ありがとうございます。」と言って外に出た。

 心配りと気づかいを感じさせるお店であった。また来たいと思う。



 武蔵新田味家看板

武蔵新田 居酒屋「味家」
住所 東京都大田区千鳥2-38-1
電話 03-3756-2086
定休日 日曜日
営業時間 17:00~22:00
交通 東急多摩川線武蔵新田駅下車徒歩3分。

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ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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東京 はせがわ酒店グランスタ店

居酒屋探偵DAITENの生活 番外編 第6回 2010年12月21日(火)  【地域別】  【時間順】




東京 はせがわ酒店グランスタ店

 ~東京駅地下にて~


 はせがわ酒店ロゴ

 
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 地下にグランスタが出来てから東京駅が楽しい場所になった。
 何かの用事で東京方面に行った帰り、待ち合わせ場所に困らなくなったのである。ただし、相手は日本酒好きでなければならない。

 ある用事を済ませた後、sakuraと待ち合わせたのはグランスタにあるはせがわ酒店グランスタ店にあるバーコーナーである。山手線のホームから降りてきてすぐの通路の真ん中にあるエスカレーターを降りるとすぐ左手。
 通路に面した販売コーナーの右隣に、照明を落としたバー・コーナーがある。8席ほどのカウンターと、立ち飲みテーブルが二つほどの狭い店。たまたま、カウンターが満席であり、sakuraが一人座っていた。そこで、空いていた立ち飲みテーブルに二人で立つことにして移動を開始した。
 しかし、すぐにお店の方が気づいてくれ、たまたま空いたカウンター右端をすすめてくれた。これ幸いと、その席に座る。カウンターの端は特等席である。

 sakura喜正東京駅ラベル純米吟醸(400円)を飲んで待っていた。つまみは、三陸松前漬け(300円)。
 私は、FIFA公認酒17銘柄というメニューについて、お店の女性に聞いてみた。色々とボトルを持ってきて見せてくれる。すると、その中に美丈夫純米(500円)があった。土佐の美丈夫は私にとって特別なお酒である。さっそく頼んでしまった。(写真)

   美丈夫純米 ←FIFA公認酒・美丈夫純米(1杯500円)
 
 本日のスパークリング日本酒、白は、なんと、美丈夫うすにごり純米吟醸生酒(400円)、合わせるつまみは、自家製モッツァレラチーズの味噌漬け(400円)。因みに、赤は雨後の月であった。
 ここで、美丈夫うすにごり純米吟醸生酒を飲めたということは、会うとは思えなかった人に出会えた感じである。それも東京駅の地下という場所で。

   美丈夫うすにごり ←美丈夫うすにごり純米吟醸生酒(1杯400円)

 美丈夫うすにごり純米吟醸生酒(400円)をもう一杯もらって、分け合って飲んだ。
 ここに座っていると、背後をたくさんの人々が通って行く。しかも、日本中のあちらこちらから来た人であったり、これから日本中のあちらこちらへと旅立ってゆく人かもしれないのである。ここに座って人の流れを眺めたりしていると、物語がたくさん浮かんでくるような気がする。

 さて、帰ることにしよう。
 午後6時45分から7時30分まで45分の滞在。御勘定は2人で2,400円であった。

 「いつもありがとうございます」とsakuraはお店の方から言われていた。もう顔を覚えてもらっているようだ。それだけよく寄っているということである。

 なお、こちらのお店は亀戸、麻布十番、表参道ヒルズにも支店がある。今回も居酒屋ではないお店を番外編として紹介させてもらった。古典酒場としての居酒屋以外にも面白い場所がたくさんあるからである。

 
 
東京 はせがわ酒店グランスタ店
住所 東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅構内地下一階
電話 03-6420-3409
定休日 年中無休
営業時間 7:00~22:00 日曜日 7:00~21:00
交通 JR東日本・東京駅下車せず構内。
公式サイト http://www.hasegawasaketen.com/

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雪谷の味わいある建物

居酒屋探偵DAITENの生活 番外編 第5回 2010年12月11日(土)  【地域別】  【時間順】



※2010年12月16日 630,000カウント通過 感謝!


雪谷の味わいある建物

 ~雪谷大塚 蕎麦処「梅好」~

 
 雪谷大塚梅好表
 
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 多摩川方面から中原街道を歩いていると、雪谷大塚駅近くで古くて味わいある建物に出会う。すぐ右隣には総ガラス貼りの自動車会社のショールームがあり、古い物と新しい物が共存する景色が面白い。
 正面から見ると、どうも二軒の建物をつなげてあるようである。左側の建物は1階が調理場、右側の建物は1階が客席になっている。左側の建物の入口上に赤地に黒い文字で大きく「梅好」と書いてあり、肩に小さく「蕎麦処」の文字がある。。
 以前から時々寄ることがあった。しかし、居酒屋さんではない為、紹介することはなかった。今回は番外編として紹介することにした。

  雪谷大塚梅好外観 ←50年経つという味わいある蕎麦処「梅好」外観。

 晴れた土曜日の午後3時頃。少しお酒をいただき、蕎麦が食べたいと思った。
 正面の暖簾をくぐって中に入る。
 店の中央には、四人テーブルが二つ並び、間に顔が見える高さの低い衝立が立っている。この八人が座れる一組が、入口から奥に向けて三組ある。左側に二人テーブルと四人テーブル。右の奥の方には小上がり座敷がある。この小上がり座敷から一番手前の二階への階段のところまでを縁側のような廊下がつないでいる。
 円い卓袱台が置かれた小上がり座敷から手前の階段にかけての様子が、まるで舞台装置の茶の間のような味わいである。

 左手の調理場に近い四人テーブルに一人で座る。
 白衣を着た男性が注文を聞いてくれる。マスターであろうか。まずは、浦霞(500円)をお燗でお願いする。つまみは板わさ(400円)。
 入口の引き戸の脇にテレビが置かれている。お客さんたちは入口の方に向かって座り、このテレビを眺めるのである。店内には先客はいらっしゃらなかった。

 浦霞がやってくる。私にはちょうど良い癇上がりである。蕎麦屋定番の板わさが美味しい。
 作業着を着た男性二人が入ってこられる。土曜日にも仕事をされている方々の前で、うまそうにお酒を飲むのは少し気がひける。
 やがて、マスターが暖簾を仕舞われた。一時的に休みになることをこの時初めて知ったのである。
 急いで、もり一枚(500円)を頼んだ。

 蕎麦がやってくる。そば湯もいただいた。何よりも蕎麦が好きな自分がいる。急いでたぐり込む。この「たぐり込む」という食べ方は、蕎麦独特のものに違いない。

 午後3時10分から50分まで40分ほどの滞在。

 お勘定を済ませてからマスターに聞いてみた。
 「間の時間に休まれるんですね、知りませんでした」
 「はい、午後3時から5時まで、お休みをいただいているんです。」
 「こちらの建物は、建ってからどのくらい経つんですか?」
 「私どもも解らないんですが、50年は経つと思います。」とのこと。

 表の木の看板(下写真)も良い。お店の外観を改めて見る。今、古いものがどんどんと壊されてゆく。無理やり造ったものではない、「時」が造り上げたものがここにある。それは安心を与えてくれる。味わいある「時」をまたいただくことができた。



 雪谷大塚梅好看板
 
雪谷大塚 蕎麦処「梅好」
住所 東京都大田区雪谷大塚町10-1
電話 03-3720-4504
定休日 金曜日
営業時間 11:00~15:30/17:00~20:30
交通 東急池上線雪谷大塚駅下車3分。

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蓮沼 居酒屋「パライソ」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第386回 2010年12月2日(木) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】


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蓮沼 居酒屋「パライソ」

  
  居酒屋パライソ外観

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 東急池上線の蓮沼駅の脇には踏み切りがある。その踏切を田園調布駅から蒲田駅まで運行されている東急バスが通っている。そのバス通りを蒲田の駅前方面に歩いてゆき、三つ目の「大田都税前」という交差点を左に曲がる。比較的広い道である。その道は二つ目の角から急に狭くなっている。そして、その角にある木造の建物の中に数軒のお店が入っているのだ。
 その建物の角地に、以前地味な名前のお店が入っていた。そのお店が無くなって、数年前、なにやら楽しい名前の居酒屋さんが出来たのである。その楽しい名前とは「居酒屋パライソ」
 古典酒場的外観に似合わぬカタカナの「パライソ」とい名前が気になり、前を通る度に、是非入ってみたい思っていた。しかし、私が通る時は何故かいつもカウンター席が満席であった。それが今日は、曇りガラスを通して、カウンター席が空いているのが解ったのである。思い切って入ってみた。

 メガネのマスターが「いらっしゃいませ」と元気に言ってくれる。おしぼりで手を拭きながら飲物を考える。
 ピルスナー生ビール(440円)というのを頼んでみた。グラスで提供される生ビールである。カウンター席は5席。右手の奥に個室になっている小さな小上がり座敷があるようだ。カウンターの左端には常連らしきカップルの方々が座っていらっしゃった。

 つまみは、かつお土佐造り(360円)を頼んでみた。さらに、合鴨つくね串2本(160円)を追加する。

 2杯目はホッピーセット。メニューにはホッピー1瓶(300円)、中身(150円)と表記されている。いつものように氷り無しでお願いしてしまう。
 「氷無しで、と言われるのはうちでは初めてです」とマスター。

 こちらのお店では焼酎のボトルキープをされているお客さんが多いので、あくまでホッピーは割物という分類のようである。ゆえに、氷を入れるのが当然なのである。それをふまえた上で、「3冷ホッピー」についての説明を一通りさせてもらった。

 「私が3冷で飲みたいだけで、人に押しつけるつもりもなければ、通ぶるつもりもありません」とお話した。
 かつおをいただき、合鴨のつくねを食べる。どちらもリーズナブルな価格設定である。

 「こちらはどのくらい経つんですか?」と聞いてみる。
 「ええ、開店して3年4ヶ月ですね、よく続きましたあ」と笑顔。
 「たしか、パライソって楽園とか・・・そういう意味ですよね」
 「スペイン語で「天国」って意味でして、居酒屋じゃないんですけど、前に働いていた店からもらったんですよ」
 
 カップルの方々が帰られ、入れ替わるように若い男性の方が入ってこられた。キープしてある焼酎を出してもらい、ホッピー瓶を注文された。ホッピー仲間である。

 手造りギョウザ(270円)がこちらの人気商品であることは、蒲田の女王から情報をいただいて知っており、是非食べたいと思っていたのである。しかし、今日は平日、ニンニクのことで躊躇っていたのだ。

 「手造りギョウザ・・・いいですね・・・でも、まだ木曜日なんで・・・」
 「・・・うちのギョウザ、ニンニク使ってませんよ」
 「そうですかあ、それなら話は違った、一人前お願いします・・・明日、仕事なんで躊躇っていたんですよ」
 「大丈夫ですよ、うちのは本場の作りだから・・・」
 
 3杯目はトマトサワー(350円)をお願いした。

 「はい、トマトサワーです。お好みでタバスコをどうぞ、特に夏の暑い時なんかタバスコ入れると美味しいですよ。」とマスター。実際に入れてみると本当に美味しかった。
 「奥に座敷があるんですね。何人くらい座れるんですか?」と聞く。
 「だいたい、6人くらいは座れると思いますけど、最高9人入ったことがあります」とのこと。驚きである。 詳しく聞いてみると、その方々は第303回で紹介したあのお店の帰りに寄られた皆さんであったとのこと。まさに納得である。

 餃子が出てきた。通常の餃子とは違う形の餃子が4つ。たしかにニンニクが入っておらず、とても美味しかった。
 ここで、並びの常連の方のおすすめの一品に目がゆく。一種の裏メニュー的なもの。値段は350円であった。これが量も多く、とても美味しかった。

 何を飲もうか、メニューを見ながら考える。すると、マスターがこう切り出した。
 「そろそろ、日本酒ですか?」
 当たりである。
 「よく、解りますね・・・」
 「いえいえ・・・いろいろと飲まれるんですねえ・・・」と笑顔のマスター。
 「つまみによっていろいろと変えてみるんです」と答える。
 まさか、「一種類を何杯も飲み続けたのでは、ブログの読者の方に、そのお店の飲み物や価格が伝わらないからなんです」などと、裏事情を話すわけにもゆかないのである。

 福徳長というお酒を燗酒(310円)にしてもらった。

 やがて、若い男性2人の方々が入ってこられた。お二人とも別々に来られて、そばで会ったのだそうである。外の雨足が強くなってきたようである。
 最後に、美人まっこり(380円)をいただく。ここで、お店の常連の方々と乾杯などする。
 思えば、5種類のお酒を飲んだことになる。これもまた珍しい。

 御勘定をお願いする。つまみ4品、お酒5種5杯で3070円であった。楽しさについつい飲み過ぎてしまった。 
 マスターや常連の皆さんに声をかけお店を後にする。お酒やツマミの種類も豊富で単価も安い。まさに庶民の味方である。また一軒良い店をみつけてしまった。

 傘を差し、冷たい雨の中に出てゆく。しかし、心は温かい。
 

 居酒屋パライソ看板

蓮沼 居酒屋「パライソ」
住所 東京都大田区西蒲田6-18-18(1F南側)
電話 03-3734-1171
定休日 月曜休
営業時間 午後6時~
交通 東急池上線蓮沼駅下車徒歩3分。

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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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