高田馬場 蔵元居酒屋「清瀧」高田馬場店

居酒屋探偵DAITENの生活 第420回 2011年4月30日(土) 【地域別】  【時間順】





 高田馬場 蔵元居酒屋「清瀧」高田馬場店


 高田馬場居酒屋清龍店内 ← これは店内にあったレプリカの釜



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 前回のお店串焼き「鳥やす支店」を出たGAIと私は、早稲田通りを歩いて高田馬場駅前まで戻った。西武新宿線とJR山手線のガード下を潜り、駅の西側に出ると右に入る道がある。それが昔よくお世話になった「さかえ通り商店街」である。この商店街の終わり辺りに串焼き「鳥やす本店」がある。もちろん、同じ料理を出すお店の支店と本店の梯子という訳にもいかないので、商店街に入ってすぐ右手にある蔵元居酒屋「清瀧」高田馬場店に入ることにした。

 蔵元居酒屋「清瀧」チェーンは埼玉県蓮田市にある清瀧酒造株式会社から分家した東京都内だけに支店を持つ居酒屋チェーンである。20年以上前、池袋に毎日のように出没していた頃は池袋本店で時々お世話になったものである。今はそんなことは無いけれど、当時の池袋のお客さんたちはそれなりの雰囲気をもった方々が多く、入店するのに覚悟が必要だった。
 
 居酒屋「清瀧」高田馬場店は地上3階、地下1階という規模である。総席数306席というから大規模店舗である。
 土曜日でも1階は満席に近い状態であった。調理場が1階にあるので1階の席数は少ないようである。地下へ通された。地下はまだ開けたばかりの様子で、先客は一組だけであった。

 広い店内の真ん中辺りに通された。アジア系の女性が接客係としてついてくれた。
 2つ出てきたお通し(158円・税込)はペンネサラダであった。因みにペンネチクワブと並んで私の好物である。
 まずはホッピーセット(399円・税込)を2つ頼む。もちろん二人とも氷無しである。

 つまみは、サービス品の鹿児島かつお刺(190円・税込)。ふきのとうとアジのてんぷら(350円・税込)、自家製白魚の玉子焼き(380円・税込)と一期に頼む。実は、お店にどんどん新しいお客さんが入店されてきて、早めに頼んだ方が良いと思ったからである。

 追加のお酒は、GAIホッピー中(242円・税込)、私は清龍原酒一合(252円・税込)にした。メニューにアルコール度数が書いてあるのが面白い。原酒なので19.5度と高い。まるで焼酎のように強いのである。

 追加のつまみは、韓国チヂミ(347円・税込)、ガーリックシーザーサラダ(504円・税込)の2品。

 出てきた韓国チヂミを見て驚いた。「巨大」なのである。そして、次に来たガーリックシーザーサラダ「大量」であった。
 今日の我々は自分たちでも驚くほど食べてしまう。昔の我々二人ならば朝飯前の量だと思うけれど、今の我々としては、かなり食べ過ぎであった。

 清龍升酒一合(168円・税込)はアルコール度数が15.5度である。私にはこのくらいが飲みやすかった。
 
 午後6時から7時30分まで1時間半ほどの滞在。支払ったお勘定は3,756円であった。

 遠い記憶をたどって、二人で話しながら高田馬場の街を歩いた。もはやより多くの酒の力は必要がない。それぞれの苦く切ない思い出が酔いを保ってくれていた。

  ※   ※   ※

 翌日の日曜日、母がGAIに会いたいというので我が家で「御苦労さん会」ということになった。思えば、昔も同じようにGAIが我が家に来て酒を飲み、母を交えて色々と話したものである。あれから30年以上の時がたっている。お互い体中のどこかが痛くなったり、調子が悪くなっているとはいえ、一緒に語り合い酒を飲むことが出来る、それはなによりも幸せなことに違いない。

 家族や友人の存在、それがどれだけ大切なものであるのか。今、この時代に何よりもそれを考える。

  ※   ※   ※

 GAI蔵元居酒屋「清瀧」さんが気に入ったようで、後日一人で吉祥寺店に行ってみたそうである。

  

高田馬場 蔵元居酒屋「清瀧」高田馬場店
住所 東京都新宿区高田馬場3-1-2
電話 03-3371-9525
営業時間 16:00~24:30
定休日 年中無休
交通 JR高田馬場駅徒歩1分


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら

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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

高田馬場 炭火焼き「鳥やす支店」 

居酒屋探偵DAITENの生活 第419回 2011年4月30日(土) 【地域別】  【時間順】





 高田馬場 炭火焼き「鳥やす支店」


 高田馬場焼鳥鳥やす支店外観


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 修復工事の為、親友のGAI父の墓を訪れるのも3回目となった。前回の植木の撤去工事に続いて、今回はセメントを使った工事であった。
 親友と二人、田園風景の広がる地域にある小さな霊園の一画、どこまでも続く「高圧線」の下で、セメントをこね、コテを使い、「墓」を修復している。この行為そのものが「葬儀」の一部のように思え、ドラマの1シーンのようであった。GAIは丁寧に仕事をしてくれた。静かに作業を続けていると、様々な思い出が甦ってくる。そして、「この時代、我々はどこへ行くのだろうか?」。そんなことばかり考えてしまう。墓に手を合わせ、40年前に別れたその人に「またくるね」と声をかけて、その場を離れた。

  ※  ※  ※

 予定の作業を終え、西武新宿線に乗り、高田馬場をめざした。
 高田馬場駅で降り、東口側のロータリーを渡る。若い日々、この街をGAIと共に時々訪れた。私にとっては一時期毎日通った街でもある。

 早稲田通りを渡り、東に向かって少し歩く。当時と同じように目的の店、炭火焼き「鳥安支店」の前まで行ってみた。開店の時間まで1時間近くある。そこで、例によって、コンビニで缶ビール(低カロリー発泡酒)を買い、すぐ裏の方を流れる神田川までゆく。川沿いの車止めに座り、二人並んで飲んだ。また、今日も供養の酒である。両岸から張られたロープに鯉のぼりがたくさんさげられ、風にそよいでいる。こういう風景を眺めるのは久しぶりであった。(写真)

  高田馬場鯉のぼり ← 神田川の鯉のぼり

 再び、「鳥やす支店」の前まで戻った。5時の開店まで10分ほどあった。店内は暗い。男女の若者グループが遠巻きにして、心配そうに中をのぞいたりしている。そこで、店の中に入って「外でたくさん待ってますよ」と声をかけてみた。「ちょっとお待ちください」の声。すると、「ありがとうございます」と育ちの良さそうな女学生らしき女性が笑顔で言ってくれる。

 ほんの少しだけ早めに開けてもらい、我々は奥へすすむ。

 「おいおい、あの子たちより先に入っちゃうのかよ」とGAIが背後で心配している。そう言われてみればそうである。でもどんどん進んでしまうのであった。

 第141回第244回で紹介した炭火焼き「鳥やす本店」は有名店である。どちらの回もやはり父の墓参りの帰りであった。第141回で紹介した時点では、こちらのお店が「鳥やす」さんの支店であることをすっかり失念してしまっていた。やはり、30年の月日が流れたのである。
 その後、思い出して、一度是非あのころのようにGAIと二人で来店したいと思っていたのである。
 因みに、本店は吉田類さんも紹介されている。

 大根おろし小(60円)がお通しとして二つ出てくる。飲み物は生ビール中(380円)を2つ頼む。
 焼き物はぼんちり(70円)を4本、なん骨(80円)を2本、ホーデン(90円)を2本頼む。
 こちらのお店の特徴は煮込みが二種あること。その二種類を両方頼む。もつ煮込(300円)と手羽先と根野菜の煮込み(300円)である。

 焼き物がやってくる。GAIホーデンを懐かしむ。

 「もっと丸かったような気がするなあ」と言う。
 ちょっと平べったいホーデンであった。
 また、「このぼんちりはうまいなあ」と絶賛である。

 2種類の煮込みがやってくる。両方ともそれぞれに違った旨みがある。

 酒富翁常温(320円)を2杯頼んだ。利き酒一合ぐい呑みが2つ置かれ、そこに一升瓶で酒が注がれる。真っ白な器の底に藍色の同心円が2つ描かれている。いわゆる「蛇の目」である。このぐいのみを使って酒を飲むのは久しぶりだ。是非、家に置いて使いたいと思う。

 右端に「目に言う」と書かれた手書きメニューを眺める。様々なものがある。メニューが楽しい店はよい。

 午後5時から6時まで1時間ほどの滞在。御勘定は2人で2,880円(税込)であった。

 若者グループは入口を入って右手の大きなテーブル席に座ったようだ。さきほどの若い女性と目が会うと、笑顔で会釈をしてくれた。周りの若者たちもつられて頭を下げてくれる。さきほどより人数が増えている。この街の隣町にある有名大学の皆さんだろうか。こんな小さなことがうれしいのである。
 
 さて、ホーデンを食べ、般若湯が入ってすっかり御機嫌がよくなってしまった願人坊主二人は、次の「お寺」へと向かうのであった。


 (つづく)


  高田馬場焼鳥鳥やす支店看板

高田馬場 炭火焼き「鳥やす支店」
住所 東京都新宿区高田馬場2-14-4
電話 03-3209-9987
営業時間 月~土・祝前11:30~15:00/月~日・祝・祝前17:00~23:30 
定休日 日曜日(第3日曜は営業)
交通 JR高田馬場駅徒歩3分

ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

池上 居酒屋「滝亭」第2回

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第418回 2011年4月29日(金) 【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】




 池上 居酒屋「滝亭」 第2回


   池上 串焼「滝亭」外観 

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 休日である。朝食を済ませた頃に、ある人から電話が入った。その人の部下から電話が入るという。やがて、電話が入った。内容を聞く。解決方法を考える。私を待っていてくれる人がいる。その問題が解決しなければ、その人が困った立場になる。それが読めるのですぐに家を出た。
 
 仕事は数時間で終わった。南武線のある駅の周辺を歩く、駅2つほどを歩いてしまった。始めて歩く街は楽しい。夜また来てみたいと思う。
 それから南武線から東急線を乗り継いで、蒲田駅に到着した。SAKURAと待ち合わせたのである。
 蒲田といえば餃子である。有名店で餃子とビールを楽しんだ。それから蓮沼方面へ歩く。
 左手には、立呑処「勘藏」があった。やはり、午後5時半くらいでカウンター席はいっぱいであった。
 さらに進み、右手に曲がると、以前と同じように居酒屋「パライソ」の前まで行ってみた。まだ開店時間まで15分くらいである。しかし、店内は暗かった。

 それから東急池上線の蓮沼駅前を通って、多摩堤通りを歩き、矢口東小前の交叉点を右に曲がり、池上方面へと進む。途中左手にある本門寺あんパンで有名なプチドルフィンというパン屋さんでパンを買った。
 東急池上線の池上駅前に出た。池上駅の改札口は北側にしかない。踏切を渡らず左に曲がると、そこに味わいある外観の居酒屋「滝亭」さんがある。前回紹介したのは2009年5月24日第215回であるから2年ほど前になる。その時にも書いたけれど、元々は「養老乃瀧」であったお店である。

 暖簾をくぐり、中に入った。店内の様子などは前回の記事をご覧頂きたいけれど、テーブル席はすでに満席であった。一番奥の六人掛けテーブルにいらっしゃる男性二人の方々とお相席をお願いする。

 今日は最初から白鶴大徳利(480円)を頼んだ。暖まりたいのである。
 つまみはアジのたたき(480円)である。燗酒をいただき、生の魚をいただく。この日本人としての幸せがいつまでも続いて欲しいと思う。

 この一番奥の席に座ったのは始めてであった。奥の調理場の様子がよく見える。調理場は驚くほどに狭い。そこに高齢の大将と、その息子さんくらいの年齢の男性がいらっしゃる。
 店内には20人近くのお客さんが入っている。次々に入る注文をこれだけ狭い調理場で手早くこなしていることに驚く。女将さんがその料理を運んで行く。そこへまた注文が入る。戦闘状態である。
 私達の隣の方は女将さんを「お母さん」と呼んでいた。店内は我々以外常連の方々ばかりである。

 白鶴大徳利(480円)をもう1本頼む。2品目のつまみは竹の子トリみそ天(450円)である。
 鳥の挽肉を味噌で煮たものを竹の子で挟んで揚げてある。これがとても美味しかった。

 始めてこちらのお店に来店してから何年の時がたったであろうか。何年かに一度しか来ないのだから顔を覚えてもらえる訳がない。そんな我々だけれど、女将さんと大将と若大将(?)、この皆さんがいつまでも健康でお店を続けてくれることを祈る。

 午後6時30分から7時15分まで45分ほどの滞在。お勘定は2,310円であった。

 外に出る。目の前には風情のある東急池上線の「池上駅」の木造駅舎。「池上駅」で五反田方面へ乗車する場合、構内踏切を渡らなければならない。構内踏切が残っている駅舎は東急線ではこちらしかないそうである。



池上 居酒屋「滝亭」
住所 東京都大田区池上6-8-9
電話 03-3754-3285
定休日 月曜休
営業時間 17:00~23:00
交通 東急池上線池上駅下車徒歩1分


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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下高井戸 居酒屋「たつみ駅前店」

居酒屋探偵DAITENの生活 第417回 2011年4月24日(日) 【地域別】  【時間順】



 ※2011年4月24日 720,000カウント通過。感謝!

 下高井戸 居酒屋「たつみ駅前店」

 下高井戸 居酒屋「たつみ駅前店」 ← 写真撮影失敗 再び撮影にうかがいます。詳しくはこちらを御覧下さい。


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 京王線八幡山駅の近くにワーサルシアターという小劇場がある。
 【中津留章仁Lovers】というグループの『黄色い叫び』という芝居をSAKURAと二人で見た。劇評家の村井健氏の強いおすすめをうけての観劇である。観劇したのは4月13日から4月24日まで全15回公演の最終回であった。
 今、最も熱い「震災と原発事故」という題材を扱い、批判精神を持って、自主規制することなく書き上げた作品であった。

 作・演出の中津留章仁氏は挨拶文の中で次のように書いている。

 「そもそも芝居自体、無駄な電力を使う訳でやる意味がないものは辞めた方が良い。むしろ辞めてくれた方が有り難い。そういったものをやられても芝居の、演劇の品格が下がるだけだ。つまりこういう時だからこそ作家の魂と、その真価が問われるのだ。望むところである。」

 一言でこの芝居を表現すれば、「東京人の喉元に突きつけられた刃」と言えるかもしれない。多くの人に見てもらいたい作品であると思う。再演を強く望む。
 2時間半、休憩が入ることなく「対立」と「葛藤」が持続する芝居を見て、静かな興奮と心地良い疲労感に包まれ、劇場を後にした。
 
  ※   ※   ※

 下高井戸駅

 芝居の後に降り立った街は京王線の下高井戸である。SAKURAが世田谷線に乗りたいと言うからである。京王線から世田谷線へ乗り換える為、階段を降りた。しかし、その前に少し休んでゆきたいという。我々の間で休むということは、居酒屋で飲むということである。
 頭にある店のことが浮かんだ。
 京王線の下の連絡通路を使い、駅の北側へ行った。駅の周辺を歩く。「立ち呑み」と書いてありながら椅子が置かれてしまっているお店を発見する。立ち呑み好きの私としては、悲しくてとても入る気持ちにはなれない。
 やがて、駅前辺り、「駅前市場」と呼ばれている一画に出た。その一画に入り込み、反対側に抜ける。すると左手にその店はあった。

 橋本健二先生の著書『居酒屋ほろ酔い考現学』やブログ「橋本健二の居酒屋考現学」の記事で読んでからずっと行ってみたいと思っていたお店である。そのお店とは居酒屋「たつみ」である。ただし、こちらは少し離れたところにある本店ではなく、駅前店である。

 午後5時の開店時間の5分前に店の入口に立った。お店はまだ開いていない。店の中をのぞくと人影があった。

 「あの・・・まだですよね」
 「何人様ですか?」
 「二人です」
 「どうぞ~」

 開店前にお店を開けて、中に入れてくれた。
 入って右手に勘定場がある。その奥にテーブル席、カウンター席と続く。カウンターの中は調理場である。左手にもテーブル席が並んでいる。さらに奥に行くと、調理場の奥に独立したスペースがあり、テーブル席を組み合わせて大人数の宴会も可能なようになっている。
 
 ビールはモルツ樽生、ヱビス、ハートランド、銀河高原など種類が多い。
 SAKURA生ビール中ジョッキ=モルツ樽生500ml(475円)、私はホッピー白氷なし(420円)を頼み、乾杯する。

 壁に貼られた短冊メニューは魅力的なものばかりである。眺めているうちに開店時間が近づく。すると、次々にお客さんが入ってこられた。予約を入れている方もいらっしゃる。
 まずは、鶏ゆずこしょう焼(395円)、九条ねぎおひたし(335円)を頼んだ。
 隣の方も九条ねぎおひたしを頼まれた。少し離れたグループの一人の方も「今は九条ねぎは外せないよ」とおっしゃっている。

 SAKURAだったんざるそば(595円)を頼んだ。すぐに出てきた韃靼そばがとても美味しかった。韃靼そばは、フラボノイドの一種のルチンの含有量がソバの100倍、毛細血管強化作用を持ち、血圧低下に良いと言われている。

 山形県の出羽桜酒造出羽桜・淡麗辛口お銚子2本分(690円)と共に炙りさわら刺(495円)を頼んだ。
 うまい刺身を食べ、美味い酒を飲みながら今日見た芝居の話をする。「危機における人間」について考えさせられた今日の芝居を観劇した後である。自分たちの幸せを痛感する。

 周囲を見ると、午後5時の開店時間から30分でほぼ満席になっていた。
 宮城県大崎市新澤醸造店愛宕の松特選辛口150ミリ(450円)を発見。宮城の酒を飲んでささやかな復興支援である。

 車椅子と一緒に御高齢の御夫婦が入ってこられた。お店のスタッフが馴れた様子で整然と対応している。こちらのお店の良いところは静かに働くスタッフである。
 時々出逢う大規模チェーン居酒屋で「よろこんで!」などと叫ばれると、途端に店を出て帰りたくなる。
 「店の人間が叫んで騒いでお客をのせて回転率を上げようというコンセプト」が見え見えの商売に時々出逢うけれど、そういう店に再び行こうとは思わない。こちらの「たつみ」さんのような地元に密着した良い意味で普通な対応がうれしいのである。

 トイレに立つ。トイレの一つが和式の水洗トイレになっていた。何か不思議な装置が壁につけてある。壁から針金のようなものが伸びていてドアの一番上の辺りを叩くようになっているのである。
 御勘定の時に、聞いてみると、背後の戸を外からノックされた時に、しゃがんだままドアをノックして答えられるようになっていたのである。気配りである。

 午後4時55分から6時25分まで1時間半ほどの滞在。御勘定は2人で3,855円であった。お通しはサービスである。お通し代をとらないという一点でお店の品格があがる。

  ※   ※   ※

 この後、商店街で缶ビールを購入。東急世田谷線は空いており、座ることが出来たので、飲みながら世田谷線の小さな旅を三軒茶屋まですることが出来た。世田谷線に乗るのは本当に楽しい。我々は幸せである。

 
 下高井戸居酒屋たつみ看板


下高井戸 居酒屋「たつみ駅前店」
住所 東京都杉並区下高井戸1-2-14
電話 03-3325-9640
営業時間 17:00~24:30 
定休日 年中無休
交通 京王線下高井戸駅・東急世田谷線下高井戸駅下車徒歩1分
公式サイト http://www.shimotaka.or.jp/tatsumi/

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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

蓮沼 居酒屋「漁火」

居酒屋探偵DAITENの生活 第416回 2011年4月23日(土) 【地域別】  【時間順】



蓮沼 居酒屋「漁火」


  蓮沼居酒屋漁火外観


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 前回の店を出たSAKURAと私は、JR蒲田駅の線路の下にある自由通路を通って西口に向かった。
 駅ビルの地下食料品売場で買い物を済ませ、蒲田駅西口のロータリーを見ながら右手に歩いて行くと、多摩堤通りを西に向かう。東急池上線の蓮沼駅方面を目指して歩いているのである。
 左手には、立呑処「勘藏」があった。午後5時半くらいですでにカウンター席が埋まりつつある状態であった。手に持った荷物が多く、迷惑になると考えて、今日のところは入店をしなかった。
 さらに進み、右手に曲がると、居酒屋「パライソ」がある。店の前まで行ってみたけれど、まだ開店時間まで間があり、店内は暗かった。
 多摩堤通りに戻って、再び蓮沼駅へ向かう。蓮沼駅は踏切の手前側に池上方面の改札口があり、踏切を渡った側に五反田方面の改札がある。この五反田方面の改札が面している短い路地に入ると、右手に居酒屋「漁火」という小さなお店がある。

 迷わず中に入る。メガネのマスターがカウンターの中にいらっしゃる。カウンター席は5席。左手には手前に5人ほどが座れるテーブル席、奥側に4人用テーブル席。さらに奥にトイレがある。カウンターの奥の方には男性の一人客の方。手前のテーブル席にやはり男性の一人客の方。奥側のテーブル席に二人で座り、荷物を置いてホットする。奥左手の高い位置にテレビがあり、入口の方はテレビに向かってゆったりと座っていらっしゃる。

 まずは、サッポロ黒生中瓶(480円)を頼む。
 ビールと一緒に出てきたお通しは、おひたし切り干し大根である。美味しかった。お通しの美味しい店は信用できる。

 カウンター上の高い位置やその下辺りに、たくさんの品目が書いてある。それを眺めていると、マスターが「見づらくてすいみせんねえ」と言ってくれる。

 まずは、サバ塩焼(400円)を頼んだ。こちらのお店は「漁火」という店名が示すように、お魚料理が豊富なようである。

 ビールをSAKURAにまかせて、私はレモンサワー(310円)を頼んだ。じっくりと焼かれたサバ塩焼、これが美味しかった。

 次に、ひこいわし酢(350円)を頼む。これも美味しかった。魚が好きである。魚が食べたい。
 安心して魚を食べることの出来る日本に戻して欲しい。そう思う。

 雨が強くなってきた。でも駅前である。しかも徒歩5秒(5歩)の立地である。素晴らしい。

 「いいんじゃないの!」SAKURAが言う。ずいぶんとこちらのお店のことが気に入った様子である。

 最後に冷酒(700円)に切り替えた。一緒にお新香(300円)も頼んだ。カブである。

 午後5時45分から6時45分まで1時間ほどの滞在。御勘定は2人でちょうど3000円であった。計算をするとお通しが一人230円になる。もしかしたら端数を切ってくださったのか。ちょうどピッタリであった。

 目の前は改札口、小ぶりになった雨の中、傘もささずに駅に入り、電車に乗ることが出来た。


 (了)


  蓮沼居酒屋漁火看板


蓮沼 居酒屋「漁火」
住所 東京都大田区東矢口3-1-11
電話 03-3730-0243
営業時間  ?
定休日 ?
交通 東急池上線蓮沼駅下車徒歩5秒(5歩)


ホッピー原理主義者とは?
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テーマ : 居酒屋
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蒲田 大衆割烹「三州屋本店」第2回

居酒屋探偵DAITENの生活 第415回 2011年4月23日(土) 【地域別】  【時間順】




蒲田 大衆割烹「三州屋本店」 第2回


  蒲田三州屋本店

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 最近は平日の夜は様々な要因からなかなか居酒屋探偵として活動出来ないでいる。そんな中、土曜日の午後から夕暮れ時にかけては貴重な取材の時間となっている。
 ある品物を入手する為、何軒かの店を訪問するも成果がなかった。携帯メールで連絡を取り合いながら、やはり外出していたSAKURAと蒲田駅で待ち合わせた。
 まずは、JR蒲田駅東口側を歩く。目当ての店は何軒かあった。しかし、まだ午後3時半をまわった早い時間である。やっているお店となると選択肢が狭くなる。向かったのは、JR蒲田駅東口のロータリーを見ながら左に歩いて行くと、すぐに大衆割烹「三州屋本店」がある。こちらのお店を前回紹介したのは第242回2009年8月8日(土)であるから1年半以上前である。

 暖簾をくぐって中に入ると、左手の手前から四人掛テーブル席一つ、二人掛テーブル席三つ、四人掛テーブル席二つと続く。右手奥には、右手壁に向かって座る席が八つ、奥に向かって座る席が二つからなる変則的L字カウンターがある。店の一番奥が調理場である。テーブル席に四人グループと二人組、カウンターのL字部分に二人組の方々が座っておられた。
 5時半から少し大人数の予約が入っているらしく、カウンター席に通された。最初からカウンター席に座りたかったのでちょうど良い。カウンターの一番奥の辺りに二人で並んで座った。

 私はホッピーセット(380円)、SAKURA小生ール(360円)である。ホッピーの焼酎は私としては多めである。価格も安く抑えられていて良い。
 つまみは、春菊胡麻和え(400円)と、三州屋さんの名物料理、鳥豆腐(550円)を頼んだ。春菊の胡麻和えが特に美味しかった。

 SAKURAの2杯目は、白鶴熱燗(380円)である。
 「最近、ついつい日本酒を飲んでしまうのよねえ・・・」と言う。
 「日本人は米を食べ、米から作った酒を飲む・・・それは良いことじゃない」と答える。あまりに普通な答えで自分でも驚く。
 
 私は、何を飲もうかと壁に貼ってある短冊メニューを眺めていた。
 レモンハイ(380円)とレモンサワー(380円)の二枚の短冊が並んでいるのをみつけた。これは珍しい。たいていはどちらか一方である。
 お店の方に質問してみた。

 「レモンハイレモンサワーの両方が書いてあるんですけど・・・どう違うんですか?」
 「レモンハイは水で・・・、レモンサワーは水は使ってなくて、炭酸を使っています。それに焼酎とレモンジュースとレモンの切ったやつが・・・」
 「ええと、つまり・・・レモンハイは、焼酎の水割りにレモンが入っていて、レモンサワーは、焼酎の炭酸割りにレモンが入っているものですね?」
 「はい、そうです」
 「それじゃぁ・・・レモンハイをお願いします」

 自分でもよく解らなくなってくる会話であった。
 
 やがて、やってきたレモンハイには、レモンジュースと共にレモンの四つに切ったものが入っていて酸味が強く、美味しかった。
 
 こちらのお店は、外から見た姿も良いけれど、店内の様子もとても素敵である。天井が高いのがまた良い。

 やがて、若い女性の従業員の方が二人やってきた。店内が一期に華やかになる。これからが本番の時間だ。
 
 午後5時になった。だんだんにお客さんが増えてきた。
 数人の皆さんが入ってきて、気がつけば、我々の並びに座りたい様子であった。我々が移動すれば座れるのだ。

 「ここ空きますよ」と言って、若い女性にお勘定をお願いした。

 午後4時から午後5時まで1時間、ゆっくり飲ませていただいた。御勘定は二人で2,430円であった。

 お店を出ると、すぐそばにある地下通路を通って西口側に向かった。一軒で終わるわけもないのである。


 (つづく)

 

蒲田 大衆割烹「三州屋本店」
住所 東京都大田区蒲田5-11-10
電話 03-3731-5647
営業時間  11:30~22:30
定休日 日曜日
交通 JR京浜東北線蒲田駅東口下車徒歩1分、東急池上線・多摩川線蒲田駅下車徒歩3分、京浜急行線京急蒲田駅下車徒歩10分



ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」
 

テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

三鷹 居酒屋「加賀屋 三鷹店」

居酒屋探偵DAITENの生活 第414回 2011年4月16日(土) 【地域別】  【時間順】



三鷹 居酒屋「加賀屋 三鷹店」

 ~イントロ酒場ではない店を探して~


  三鷹加賀屋外観全体 ← 加賀屋三鷹店全体外観


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 第410回第411回第412回の3回に渡って、親友のGAIと二人で飲み歩いたことを書いた。父の墓の修復の下見の帰りのことである。今回は実際の修復にかかる前に墓内の植木を処理する為であった。
 生木を切るということは、心身ともに疲れるものであるとGAIが言う。やはり、命を奪うことになるからだ。霊園を午後4時頃に出た時には、二人とも「エネルギーの注入」が必要であるとの結論に達していた。エネルギーとは「酒」である。

 本来ならば、GAIの地元である吉祥寺に再び行くつもりだったのだけれど、JR中央線の吉祥寺の西隣の駅、三鷹に行ってみようというGAIの提案に従うことにした。三鷹の街に来るのも二十年ぶりであった。隣町に住むGAIでさえも十数年ぶりであるという。

 まずは、南口側に降りてみる。駅の売店で缶ビールを購入。古い記憶を辿り、飲みながらの散策である。
 ところが、予想を遙かに超えて街は変わってしまっていた。駅改札の高さからそのままいくつかのビルへ行くことが出来るペデストリアンデッキが出来ていた。
 放射状の道が数本あって、その道と道の間がうまくつながらない。建ち並ぶマンションとマンションの間に小さな家や雑居ビルが押し込められていて、マンション予定地に違いない広大な土地が駐車場になっている。思いの外、歩き回ってしまった。迷子になったような感覚である。

 店を選んで歩いているうちにGAIがこういった。
 「また、イントロかあ・・・」
 「イントロ?」
 「インチキレトロってことだよ」
 「イントロ酒場かあ、自然にお店が古くなっていい味わいになったのではなく、無理矢理つくったレトロ趣味の店ってことか・・・そうだよなあ、最近多いよな、変な装飾ばかりで、中身の無い店・・・」
 それからはこういう会話が続いた。
 「ここはどうかなあ?」
 「イントロだね」
 「あっ、また、イントロ酒場だあ・・・」

 結局、北口側に行くことにした。
 北口もまた、ずいぶん変わってしまっていた。広いロータリーに降り立つと、目の前に2本のタワーマンションが建っているのが見えた。周辺を少し歩く。古い店が残る路地などもない。

 結局、1時間も歩いて入りたいと思うお店を発見できないのである。
 二人とも疲労感でいっぱいになっていた。

 「俺たちのオアシスはどこにあるんだ!」と叫んでしまった。GAIが笑う。
 「ひとたび酒が入りはじめると、古典酒場チャージが切れはじめるんだ」と私。
 「ウルトラマンのカラータイマーだな・・・」とGAI

 2本のタワーマンションの間を歩いてゆくと、駅前に至る広い通りが見えた。
 
 GAIが何かに気が付いた。
 「おい、あのホッピーの旗みたいなのは・・・」
 「ホッピーの幟だろ・・・」
 「なんで、あんな駐車場の脇の何もないような場所に立ってるんだ?」
 「・・・ということは、その向かい側にきっと店が・・・」
 二人で急いで道を渡り、急ぎ足でゆく。
 すると、その幟の向かい側に見えてきたのは、なんと「加賀屋」の看板であった。
 「居酒屋探偵DAITENの目が変わったな、獲物を見つけたハンターの目だ」とGAIが笑う。
 
 ところが同じ「加賀屋」の看板をつけた店が二店舗並んでいたのである。外からのぞく。左手の店の方が狭く、右手の店の方が新しく広いようである。

 両店とも外から写真撮影をした。  

  三鷹加賀屋外観左側 ← 加賀屋三鷹店/左店舗   三鷹加賀屋外観右側 ← 加賀屋三鷹店/右店舗

 何度か書いている通り、やはり「困った時の加賀屋」である。
 過去に加賀屋の支店を紹介したのは、第16回第89回第194回第270回の4回である。

 右手の広い方のお店に入ってみることにした。
 苦労が報われた気持ちである。入って右手には7席のカウンター席、カウンターの中は調理場である。6人掛けテーブル席が2つと4人掛けテーブルが2つほど。
 まずは、ホッピーセット(420円)の白を氷無しで2つと、特製煮込み(420円)を頼む。「大串もつ焼き2本220円」と書いてある。カシラナンコツは塩で、コブクロはタレでお願いする。

 店内を見回す。ここで、さきほど、外側から2店舗に見えたお店が実は奥の方でつながっていることが解った。迷う必要はなかったのである。
 煮込みは鍋に入って出てくる。加賀屋定番商品の特製煮込みである。ジャガイモが入っているのが面白い。
 焼き物が来る。肉がおおぶりで、カシラナンコツも歯ごたえが良い。コブクロも弾力があり美味い。

 さらに、ポテトサラダ(350円)を頼んだ。アイスクリームサーバーで半球が2つ造ってある。
 美味ヤキニク2本(280円)と元祖ホルモン2本(280円)の2つのメニューが気になり迷う。

 黒ホッピーセット(420円)の氷無しを2つ頼み、ジョッキに入ってきた焼酎を半分GAIに進呈する。
 最近は、酒が弱くなっている。ホッピーセットを頼む時、セットを頼まないうちに、いきなり「外」と言ってしまいそうである。「これがホントのホッピー原理主義という話もある(笑)。

 山ゴボウ漬け(280円)と小肌酢(420円)を頼む。小肌酢についていたレモンをホッピーの中へ少し入れる。

 トイレに立った時、奥でつながっているもう一つのお店の方をのぞいてみる。テーブルが6つほど、それから奥の方に20人くらいは座れる座敷もあった。思いの外広いお店である。

 やっと決めることが出来て、元祖ホルモン2本(280円)を頼んだ。そして、それに合う飲物として、また瓶ビールで締めることにした。サッポロ黒ラベル大瓶(550円)である。

 厚揚げ(350円)も頼んだ。厚揚げが一つまるまるやってきてリーズナブルである。

 さきほどの1本が最後にならず、2本目のサッポロ黒ラベル大瓶(550円)を頼んでしまった。二人で話していると話が尽きることがない。

 午後6時15分から午後8時30分まで、2時間15分というのは私としては長い。お勘定は2人で5,470円であった。

 外に出る。JR三鷹駅から中央線に乗り、吉祥寺で降りた。改札で握手をしてGAIと別れた。

 京王井の頭線に乗り換え帰ることになる。この路線の途中には、子供の頃の苦い思い出の場所がある。また、その記憶がよみがえるのだった。墓参りとは記憶を呼び覚ますものだ。


 
  三鷹加賀屋外看板 ← 加賀屋三鷹店/外看板

三鷹 居酒屋「加賀屋 三鷹店」
住所 東京都武蔵野市中町1-9-8
電話 0422-51-2811
定休 日曜日 祝祭日
営業時間 17:00~23:00
交通 JR三鷹駅下車徒歩5分


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大崎 地酒飲み比べ処「のぶちゃん」第2回

居酒屋探偵DAITENの生活 第413回 2011年4月6日(水) 【地域別】  【時間順】



※2011年 4月10日 710,000カウント通過。感謝!


大崎 地酒飲み比べ処「のぶちゃん」 第2回


 
  大崎地酒飲み比べ処「のぶちゃん」


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 それぞれの仕事帰り、SAKURAと待ち合わせをしたのは、大崎駅西口駅前にある【地酒飲み比べ処「のぶちゃん」】である。前回、紹介したのは2011年2月7日の第397回だった。

 「今こそ東北の酒を呑もう」という気持ちで寄ったのである。
 お店についた時、すでにSAKURAは、その東北の酒を飲み始めていた。
 こちらのお店は1杯200円で日本全国のお酒が試飲できるお店である。
 しかも、1杯200円が猪口三杯セットだと500円で飲めるのだ。

 お店に入ると、ママさんののぶちゃんと、もう1人の女性の方が働いていらっしゃった。SAKURAが左手の窓際カウンターに座っている。窓際といっても窓の外は室内の通路である。

 SAKURAの前に並んでいたのは一ノ蔵浦霞風雲剣鬼伝の3種である。

 「一ノ蔵」宮城県大崎市松山千石にある酒造メーカーである。「株式会社一ノ蔵」のサイトを見ると、復旧に向け頑張る様子を知ることが出来る。
 
 「浦霞」宮城県塩竈市にある酒造メーカー「株式会社佐浦」が醸造する有名なお酒である。こちらも公式サイトで被害状況が解る。

 そして、画家佐伯俊男の独特なラベルで有名な風雲剣鬼伝シリーズの酒。こちらは福岡県久留米市の池亀酒造株式会社の酒である。西日本の酒蔵には震災の影響で不足する「日本酒」を供給してもらわなければならない。これを期に「日本の酒」をもっと飲みたいと思う。
 
 店に入ると、まずは、荷物を置くのも早々に一升瓶が並ぶ冷蔵ケースの前に立った。興奮をする瞬間である。私が選んだのは、奥の松楯野川中取り純米大吟醸天の戸美稲の3種類。

 奥の松福島県二本松市奥の松酒造株式会社の酒。やはり、公式サイトで現在の状況などを知ることが出来る。

 楯野川中取り純米大吟醸山形県酒田市楯の川酒造株式会社の酒である。
 この1杯だけは1杯200円のところ、50円増しになる。クラスが上の酒瓶にはそのことを示す札がついており、お店の方がちゃんと教えてくれる。

 天の戸美稲第408回で紹介した荏原町の伊豆屋酒店さんで出会った秋田浅舞酒造株式会社の酒である。
  
 楯野川中取り純米大吟醸だけは50円増しなので、3種3杯で550円となった。

 SAKURAが頼んでいたつまみは、糠漬け(300円)、干し柿(200円)、合わせて500円が100円引で400円となった。こちらのお店では、2品頼むと100円引きになるのである。この干し柿が美味しく、日本酒に合うのである。

 私は、ブタ煮込み(350円)と枝豆(200円)を頼んだ。この場合も、二つなので550円が450円に100円引きとなった。もちろん、前回も書いた通り、お金はその都度払うシステムである。

 最後に熱燗を飲みたくなった。日経新聞『何でもランキング』美味しいお燗酒 第一位!という言葉に惹かれて頼んだのは福島県二本松市大七酒造株式会社「大七純米生もと」である。店の入口にある燗付け器でお店の方が燗をしてくれた。
 これが本当に美味しい燗酒であった。
 
 宮城、宮城、福島、山形、秋田、福島・・・・今日は東北の酒を6種類少しづつ飲むことが出来た。
 
 店内のホワイトボードに次のようなことが書いてあった。
 「酒を飲むのは時間のムダ。酒を飲まないのは人生のムダ。」
 面白い。

 午後6時45分から7時45分まで1時間の滞在。支払った金額は2,400円。楽しくムダな時間を過ごすことが出来た。直接、環境を壊さないムダならば、時にはそれも必要であると思う。

   ※   ※   ※

 追記 花見宴会について

 今年の桜のシーズンは花見での宴会の是非が問題になった。
 昼間のうちの「花見宴会」は良いと思う。そして、「東北の酒」を中心に日本酒を皆で飲む。夜間は周辺にも迷惑がかかるので、夕方暗くなってきたならば、好きな「居酒屋」で飲み直す、締めのラーメンを食べるなど、経済活動をするのである。
 本来、「夜桜見物」とは、明るい光でライトアップされた桜を見ることではない。月明かりの中、ふっと目の前に現れた桜の幽玄な美しさを楽しむものである。そして、夜間に不自然に光を当てられる桜の木にとっても迷惑なことであろう。
 今年も来年もその先も、電力を節約することは、この国が未来永劫しなければならないことではないだろうか。節約した電力を生産に振り向けなければ経済が成り立たない。そして、これ以上「危うい物」を増やさないためにも・・・。


   大崎地酒飲み比べ処「のぶちゃん」看板 ← 解りやすい看板には店長のお写真も貼ってある。

大崎 地酒飲み比べ処「のぶちゃん」
住所 東京都品川区大崎3-6-17 ニュー大崎ビル116
電話 03-5759-5235
定休 日曜・祝日休
営業時間 17:00~22:30
交通 JR山手線大崎駅徒歩1分



ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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吉祥寺 焼鳥「いせや総本店」本店

居酒屋探偵DAITENの生活 第412回 2011年4月2日(土) 【地域別】  【時間順】




吉祥寺 焼鳥「いせや総本店」本店


  吉祥寺いせや総本店


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 GAIと二人、父の墓参りをした後、西武池袋線の新秋津まで行き、前々回前回の2店を巡り、「西のホッピー通り」を堪能した。
 その後、新秋津駅からJR武蔵野線に乗った。新秋津の次は新小平。その次の西国分寺でJR中央線に乗り換え、吉祥寺へ向かった。

 十代から二十代まで、吉祥寺の街ですごす時間が多かった。青春の思い出というものが自分にもあるとしたら、この吉祥寺での出来事が大半である。何人もの人々との出会い、そして、別れ。街も変わり、私自身も変わった。

 吉祥寺に到着したのは午後3時半。例年ならば花見で賑わうはずの井の頭公園の様子を見に行ってみようということになった。

 「自粛ムード」の中、男二人で静かに飲むのも良いと考え、吉祥寺駅の近くのストアで、安い赤ワインと紙コップ、6Pチーズ、クラッカー等を買い込み、井の頭公園へと向かった。

 井の頭通りを渡り、丸井本館の東側の道を通って、井の頭公園に入った。「宴会自粛を呼びかける看板」がある。我々は宴会をするつもりはない。静かに飲むのである。野外ステージ前のベンチに座り、チーズとクラッカーを食べ、ワインを飲む。

 土の上にレジャーシートを敷いた若者たちのグループが車座になって飲んでいる。一部に大きな声を出す者がいたり、奇妙な格好に着替えて奇声をあげる者もいたのだけれど、それもあまり盛り上がらず、すぐに落ち着いてしまう。

 そこへ、時折、自粛を求める放送が流れる。これは、お花見自体を禁止しているわけではなく、「宴会」の自粛のお願いのようである。

 30分ほど静かに話をして、午後4時頃に立ち去った。もちろんゴミを放置したりなどはしない。
 大人数で集まり、大騒ぎをしたり、大量のゴミを出し、それを放置したままにするような花見は、近隣住民へ大変な迷惑がかかり、片付ける為の公的なお金を費やしてしまう。自粛ムードとは関係なく、近隣の方々の為に花見宴会は考えるべき時が来ているのかもしれない。また、電力を使ってライトアップをしてまで花見をするまでもないような気がする。

   ※   ※   ※

 井の頭公園の敷地のすぐ脇に焼鳥「いせや総本店」公園店がある。
 本来はこちらの古い方の焼鳥「いせや総本店」に入ってみたいと思っていたのだけれど、公園管理事務所側も公園内での花見を済ませてからの近隣のお店での宴会(飲食)をすすめている為もあるのか、いつも通り、今日も外に列が出来ていた。盛況である。

 吉祥寺の南口側の街を歩き、焼鳥「いせや総本店」本店の様子も見に行く。外に列を作って待っている人がたくさんいた。並ぶのは苦手である。すぐにその場を離れて、東急百貨店吉祥寺店の南側を歩き、ダイヤ街に入って、ハモニカ横丁を散策した。
 そこは私が知っているハモニカ横丁とは、まったく違う街になっていた。20年前、この横丁の仲見世小路の入口に小さな居酒屋があった。
 そこの親父さんはいつも酔っていて、GAIと二人で飲みに行くと、わざと「入れ歯」を口から出して見せたものである。「きたねえなあ、親父、やめろよ」と笑いながらお客さんたちが言っていたことを覚えている。
 
 さらに、北口の大通りに出て、コンビニで缶ビールを買い込んでから昔は近鉄デパートがあったヨドバシカメラのビルの手前から裏路地に入った。缶ビールを飲みながら話をする。まっすぐに行くとそこに噂に聞いていた劇場があった。公益財団法人 武蔵野文化事業団が運営する吉祥寺シアターである。
 さらに、吉祥寺の裏街を散策して、何軒かの店を訪ねた。しかし、どこもまだ開店をしていなかったり、休みであったりして入ることが出来なかった。そこで、再び焼鳥「いせや総本店」を目指すことにした。

   ※   ※   ※

 焼鳥「いせや総本店」は井の頭通りと吉祥寺通りの交叉点から南側に少し歩いた場所、吉祥寺通りがカーブを始める手前辺りにある。
 1階の客席に座りたい方々の列がまだ出来ていた。我々は2階の座敷に座りたかったので、その列の後ろから2階席への階段を上がった。少し待てば、座れるそうで、実際に5分と待たずに座ることが出来た。

 明るい座敷席の真ん中に一つだけ空いていた座卓に座る。それぞれまったく違う髪型や年齢層の従業員が白衣を着て働いている。若い女性の従業員に声をかけ注文をした。私はレモンサワー(320円)、GAIは焼酎(220円)である。

 焼酎には、梅シロップがコップ半分だけついてくる。この梅シロップを焼酎に少しだけ入れて飲む。三十年前、GAIと二人でこの梅シロップ入りの焼酎をあおってから他の店に行ったことを思い出す。

 マグロのブツ切り(380円)と自家製シューマイ(330円)を頼む。シューマイは大きなものが3個出てくる。

 前回のお店の焼き物が目に焼き付いて離れない。それでも、レバー(80円)を2本焼いてもらった。2本縛りになっていて、2本づつ頼むことになっている。

 私の2杯目は、カチ割りワインの白(320円)。GAIは焼酎の2杯目。
 
 カチ割ワインはビールジョッキに氷と白ワインを入れたものである。これにはびっくりした。かなりの量である。

 1階と2階の外側には装飾的な瓦屋根があり、周囲に赤提灯がたくさん下げてある。夜間などは、3階から上が14階建ての高さのマンションになっているとは気づかない人も多いかもしれない。ここの座敷に座っていると、昔の「いせや総本店」の座敷にそのまま座っているような気持ちになってくる。

 GAIは焼酎の3杯目を頼んだ。彼は酒が強い。

 それからサッポロ黒生大瓶(500円)とグラス2個をもらって2人でゆっくり飲んだ。大瓶で500円というのは今時としては安い。

 午後8時20分から9時50分まで1時間半ほどの滞在。御勘定は2,670円であった。

 GAIが京王井の頭線の吉祥寺駅まで送ってくれた。改札下のエスカレーター前で握手をして別れた。
 
 様々な過去が甦ってくる。あまりにも多くの思い出が押し寄せてきて、現在の私の心は流されそうである。

 ただ、今はその比喩はとても使えない。



吉祥寺 焼鳥「いせや総本店」本店
住所 東京都武蔵野市御殿山1-2-1
電話 0422-47-1008
定休日 火曜日
営業時間 12:00~22:00
交通 JR中央線、京王井の頭線井の頭駅南口下車5分
公式サイト→http://www.iseya-kichijoji.jp/



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秋津 立ち飲み「野島」

居酒屋探偵DAITENの生活 第411回 2011年4月2日(土) 【地域別】  【時間順】



 西のホッピー通り探索 その2

 秋津 立ち飲み・やきとり「野島」


 
 秋津野島外観


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 MOOK本「TOKYO大衆酒場」の中で「西のホッピー通り」として紹介されていた、西武池袋線の秋津駅からJR武蔵野線の新秋津駅に至る商店街をGAIと二人で訪ねた。
 二軒目は、前回のお店から十数メートル新秋津よりに歩いた左手にある。
 時間は午後2時前である。開店時間は午後3時。かなり早くからお店を開けてくれることは情報として知っていた。
 しかし、まだ1時間前である。中に人の気配を感じるけれど、入口は開けていない。そこで周辺を少し歩いてみることにした。

 JR武蔵野線の新秋津駅まで行く。
 JR武蔵野線沿線には、府中本町に東京競馬場、船橋法典に中山競馬場がある。他に戸田ボート、川口オート、浦和競馬場、船橋競馬場、船橋オート、多摩川競艇もあり、ギャンブル路線として有名である。
 さらに、今回は新秋津駅前から西武園競輪場行きの直通バスがあることを発見。ますますギャンブル路線であることを確認した。「春駒」「大漁船」「サラリーマン」といった前述の雑誌に掲載されていた店の場所も確認する。
 
 しばらく周辺を歩いてから店の前に戻ってみた。
 「地酒東村山」から提供されたアクリル製看板には、「地どり・やきとり・特製もつ煮 野島」と書かれている。

 一間間口の建物の右側が焼き台になっており、おみやげで焼き鳥を買ってゆけるようになっている。左側に入口があり、立ち飲みカウンターが手前から奥に続いている。我々はここからは入らずに店の右側の路地を歩いて行く。すると、店の建物の裏側にテント張りの外空間がある。立ちのみテーブルがいくつかあって、すでにそこで飲んでいらっしゃる方が数人。
 
 裏口側からさきほどのカウンターへGAIと二人で入ってゆく。先客は入口付近に一人、一番奥に一人いらっしゃる。真ん中辺りに二人で立つことにした。
 やはり、こちらのお店でも黒ホッピーセット(300円)を2つお願いする。

 「ホッピーセット300円は、ずいぶん安いなあ」とGAI。本当に驚くべき安さである。

 焼き台でマスターらしき方が焼き物を焼いている。女将さんらしき方が注文をきいてくれる。

 「お名前は?」と女将さん。
 しかし、事前の情報で解っているので私は驚かない。
 「あらたけといいます」と私。
 「あら・・・たけ? どんな字ですか?」と女将さん。 
 「新しいに武士の武・・・」とGAIが脇から一言。
 「いや、そうじゃなくて・・・新しいにタケという字です」
 「おかのしたにやまみたいな・・・」と言って女将さんが「岳」の字を伝票に書いて見せてくれる。
 「あっ、それそれ、その字・・・なんだか難しくてすいません」
 「いえいえ、いいのよ・・・」
 「ああ、わるいわるい」とGAI。実際、新武という筆名を使っていた時期もあったのである。
 
 この後、次のような注文をお願いする。
 まずは、かしら(90円)、なんこつ(90円)、地どり(90円)、鳥皮(90円)を各2本。

 川崎辺りのホッピーセットには小さなレモンが一片入っている。
 それと同じように小さく切ったレモンがカウンターテーブルの上の小皿に入っている。これを自分でホッピージョッキに入れるのだ。レモンを入れるか入れないかを自分で決められるこのスタイルがうれしい。

 カウンターの中の棚の中には、グラスに焼酎を入れたものがたくさん並んでいる。第281回第360回で紹介した横浜・桜木町の立ち飲み「石松」と同じである。
 
 まだ混んでいないので、焼き物がすぐに出てきた。どれも普通の店よりも大きい。鳥皮は肉がついていて、普通の店の鳥皮とは違う。野性味のある焼き鳥である。どんどん食べてしまう。
 「こんなに、肉を食べたなあ、という感じは久しぶりだな」とGAI。私も同感であった。

 GAIが中焼酎(200円)を追加する。これも量が多い。

 焼き物の注文がどんどん入る。我々も負けじと、レバー(90円)とタン(90円)を塩で2本ずつ頼んだ。

 出てきたものを見て、二人とも絶句する。
 タンは皿の左側に寄せてある2本、肉が普通の店の1.5倍はあった。
 しかし、驚くべきレバー焼きだった。串に刺してある肉の一つの大きさが3倍から4倍ある。それが串に3つづつ刺してある。大きめの角皿の三分の二をレバー2本が覆っている。

 「ナイフとフォークを持ってこい!って感じだね」GAIが言う。

 本当にその通りである。こんなレバ焼きを食べたことがない。何百軒という焼き鳥屋さんもつ焼き屋さんで食べたことがあるけれど、こんなのは初めてである。

 「店内での撮影をしない」という方針があるので撮影をする訳にはいかない。
 是非、このレバーの巨大さは、現地へ行って実物を見ていただきたいと思う。

 本来の開店時間が近づいてくると、お店の若い女性たちが次々に出勤してくる。お客さんもどんどん増えてゆく。焼き物と飲物の注文が飛び交う。
 注文したものが出来上がると、「田中さんの○○、上がりね!」というふうに「名字」が飛び交うのが面白い。

 女将さん以外の女性の総勢は5名となった。全員が忙しく働いている。カウンターの外も中も人でいっぱいになっている。

 私の2杯目はトマト割(300円)である。
 全体に「ホッピーセット」を頼み、中焼酎を頼む方の率が高い。「中、お願い」「中ね」「焼酎中ね」という言葉が飛び交う。皆さん「中3、外1」のペースに違いない。

 そして、3時の開店時間を前に、次々に御勘定をして帰る方がいる。皆さん、こちらのお店がどれだけ混むのかを知っているのである。

 「ここのレバーには驚かされたなあ。あの『ブレードランナー』のセリフを思い出すよ、ハリソン・フォードが屋台でヌードルを食べる時、日本人らしきじいさんが言うセリフ・・・」とGAI
 「わかってくださいよ、2つで十分ですよ・・・」

 映画の中では、このようなやり取りになっている。
 雨の中、新聞を傘にして屋台に入ってきたハリソン・フォード。
 「4つ」とハリソン・フォード。
 「2つで十分ですよ、お客さん」とじいさん。
 「それとうどんも」とハリソン・フォード。
 「わかってくださいよ・・」と、しつこく言うじいさん。

 本当にこちらのお店のレバーは「1人1本で十分ですよ、普通の店の4本分くらいありますから・・・」と言いたくなる量である。

 店内はどんどん混んでゆく。

 「焼酎中ね」「中よろしく」「こっちも中ね」という言葉がさらに飛び交っている。
 「テレビのポケットモンスターの歌詞を思い出すな」とGAI
 「へえ、そうなんだあ」と私。
 「なかなか、なかなか、なかなか、なかなか大変だけど、かならずGETだぜってやつ・・・」
 「中、中、中、中かあ・・・ははは」
 「そんなに中頼んで呑んだら死ぬよなあ」
 「まったくだあ」

 二人で大笑いである。たわいのない酔っぱらい親父たちの会話である。

 「西のホッピー通り」は、観光地化して一部のお店が高い価格設定になってしまっている「東の・・・」よりもずっと好印象であった。

 カウンター席は一杯になっていた。しかし、それは普通のお店でのことである。まだまだ入るのである。
 二人の男性の方々が入ってこられた。お店の女性に導かれて、我々の背後に立つ。
 その方たちに、「ここ、もう出ますから・・・」と自分たちから伝え、お店の方に御勘定をお願いする。
 「あらたけさん、2,380円ねえ」と言われ、支払いをして外に出る。
 混む店では場所を早めに譲る。これは常識である。

 午後2時25分から3時20分まで50分ほどの滞在。御勘定は2,380円であった。

 前回も書いた通り、今、問題になっている「自粛」からは遠い、民衆の「エネルギー」を感じた。

 「それ本当に必要ですか?」というCMを見ていると、買いたくなっても買うのをやめてしまうという話を聞く。買い占めることはよくないけれど、「買う」ことをやめてしまえば、経済全体が滞ってしまう。そうすれば、誰かを救うことも出来なくなる。働いて、飲んで、食べて、買い物をして、自分も誰かも幸せにする。それが一番ではないだろうか。

 店を出ると、再びJR武蔵野線の新秋津駅へ行った。JR武蔵野線に乗り混み、二つ目の西国分寺でJR中央線に乗り換えて向かったのは、親友GAIの本拠地、吉祥寺であった。


 (つづく)


   ※   ※   ※

 追記 こちらのお店については、バッカス氏も書いていらっしゃるので、そちらの記事もご覧いただきたい。

   ※   ※   ※

 身近な節電方法 その2

 家中の電球型照明器具は、昨年からLED電球と電球型蛍光灯に全て変えてしまってあります。家の外の照明などは人感センサー付のものに変えます。(早い時期に白熱電球は全て生産中止にするべきでしょう)。もっとも長い時間滞在している居間の電灯は40ワット蛍光灯3本と5本の切り替え式でした。これを別々なスイッチ付の3灯の電灯がついた床置きのスタンド灯を置き、それぞれの電灯に電球型蛍光灯を3つ取り付け、必要な分だけを点灯するようにします。




 秋津野島看板

秋津 立ち飲み・やきとり「野島」
住所 東京都東村山市秋津町5-8-1
電話 042-397-3455
定休日 日曜日
営業時間 月~金15:00~22:00 土15:00~21:00
交通 西武池袋線秋津駅南口下車徒歩1分。JR武蔵野線新秋津駅下車徒歩3分。

ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」

テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

秋津 立ち飲み「もつや本店」

居酒屋探偵DAITENの生活 第410回 2011年4月2日(土) 【地域別】  【時間順】


 西のホッピー通り探索 その1

 秋津 立ち飲み「もつや本店」

  
  
  秋津もつや本店

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 父の墓参りに行った。
 友人のGAIと二人である。墓の外枠の修復をする為の下見も兼ねて、墓参りに同行してくれたのである。
 40年前、今の私よりも遙かに若い年齢で父は逝った。である。
  
 4月に入り、東日本大震災で亡くなった方の人数は、ついに1万2000名を越え、行方不明者も1万5000名を越えた。亡くなった方々への追悼の気持ちもあり、ざわつく心を納める為もあって、父の墓参りに来たのである。

 温かい空気の中、雑木林と畑の中の霊園にたどりつく。
 高圧線が遙か遠くからやってきて、また遙か遠く視界の外へと消えてゆく。
 高圧線鉄塔がこんなにも気になるのも始めてだ。
 「現場」では戦いが続いている。人の命とひき換えに維持されている電力。それを考える。

 墓石に向かって、親友と二人、手を合わせる。

   ※   ※   ※
 
 墓参りの後、西武池袋線の秋津へ向かった。
 20年以上前、近くの街に住んでいたことがあり、武蔵野線を使った帰りなど、この街で何度も飲んだことがあった。去年買った「TOKYO大衆酒場」という雑誌の中で、西武池袋線の秋津駅からJR武蔵野線の新秋津駅までの間の200メートルほどの道を「西のホッピー通り」として4ページに渡って紹介していた。
 紹介している店は「もつ家本店」「やきとり野島」「春駒」「大漁船」「サラリーマン」などである。

 秋津駅の南口の改札を出たのは午後1時20分。目の前に「マクドナルド」がある。同じ建物の右端にそのお店はあった。「もつ家本店」である。
 前述の店の中で、開いているのは、午後12時開店の「もつ家本店」だけである。派手な色合いの看板には、「ジャンボやきとり、もつ煮、もつやチェーン」と書いてある。そして、立ち飲み形式のお店だ。

 縄暖簾をくぐり中に入る。手前から奥にかけて12人ほどが入ればいっぱいであろうか。カウンターと背後の壁との間が狭く。後から奥に行くには、先に入っている方に少しどいてもらわなければならないようだ。入口に男性、奥の方に女性が1人立っていた。カウンターの中央辺りに立つ。

 カウンターの中の女将さんらしき女性の手が空くまで待つ。
 GAIも私もやはり、ホッピーからである。ホッピーセット(400円)を二つもらった。

 もちろん、こちらの店の看板メニューである煮込み(350円)を1つ頼んだ。
 二人なのに1つしか頼まないのには理由がある。量が多いのだ。モツと野菜と豆腐がどんぶり1杯出てくる。
 白い御飯が欲しくなる。ポテトサラダ(150円)も頼んだ。これは事前に調べたネット情報の通り業務用のもの。

 私の2杯目はレモンハイ(300円)、氷と焼酎の入ったグラスに、サワーが1瓶ついてくる。

 さらに、しめさば(200円)を追加した。値段の割りに量も多くお得である。

 後から来たお客さんが奥の方に向かう。しかし、前屈みになる必要がない。実は店の脇がとても狭い路地のようになっていて、店に入ってから途中の引き戸から外に出て、また奥の引き戸から店内に入るようになっているのである。女将さんがお客さんにそのことを伝える。しかし、馴れたもので皆さん自分からそのようにしている。
 
 「とうふねえ・・・」と、そのお客さんがおっしゃる。女将さんが煮込みの鍋の中の豆腐だけをすくい上げる。こういう食べ方もあるのである。

 壁を見ると、たくさんの格言などが貼ってあった。その中に注意事項も貼ってある。
 「前金制、一時間三杯、携帯TEL店内・×、迷惑大声・禁、泥酔の方・禁」
 トラブル防止である。

 GAIが焼酎中(150円)を頼む。私は余ったGAIのホッピー(外)を自分のグラスにもらった。 私はあまり酒が強くないので焼酎(中)は頼まない。

 午後1時15分から2時まで45分ほどの滞在。支払った金額は二人で1,950円であった。こちらのお店は全体につまみの単価が安い。城南地区にも是非出来て欲しい一軒である。

   ※   ※   ※
 
 秋津駅から新秋津駅までの商店街をゆっくりと歩いて散策をした。
 右手の道を入ったところに「春駒」をみつける。途中、パチンコ店の前で道は二つに分かれている。左の道を行くと「大漁船」があった。さらに、新秋津駅前の路地で「サラリーマン」を見つけた。
 少し周辺を散策して、今日の二軒目の店に向かう。午後3時の開店時間の35分前だというのに、すでにお客さんが入り始めていた。

 このお店で、私達は「自粛」からは遠い、民衆の「エネルギー」を感じるのであった。

 「追悼」の後には、「再生」が必要である。

 
 (つづく)


   ※   ※   ※

 追記 こちらのお店については、バッカス氏も書いていらっしゃるので、そちらの記事もご覧いただきたい。

※   ※   ※


 身近な節電方法 その1

 ちょっとしたことですが、今まで何か他の仕事をしながら大画面テレビを見てしまっていました。
 震災が来る前からそうでした。今、携帯電話のワンセグ機能でニュースを見ながら、何か特別に大画面テレビが必要な時にだけ、大画面テレビをつけるようにしています。この方法だと、パソコンのUSB電源だけですからかなり省エネになると思います。ふだん、思いの外使っていない携帯電話のワンセグ機能で節電ができます。
 いかがでしょうか?




秋津 立ち呑み「もつや本店」
住所 東京都東村山市秋津町5-8-1
電話 ?
定休日 無休
営業時間 12:00~23:00
交通 西武池袋線秋津駅南口下車徒歩5秒。JR武蔵野線新秋津駅下車徒歩4分。

ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら

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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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