下丸子 バール「marucoバール」

居酒屋探偵DAITENの生活 第428回 2011年5月28日(土) 【地域別】  【時間順】


※2014年1月閉店

下丸子 バール「marucoバール」


  新丸子丸子バール

 
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 スーパー銭湯ならぬスーパー上銭湯 「第一天神湯」
 
 土曜日の午後3時以降は買い物をしたり散歩をすることが多い。今日はあいにくの雨であった。雨の日はあまり出かけたくない気持ちと、滅入る気分を変えたい気持ちの両方がある。
 外出しているSAKURAと待ち合わせたのは東横線の武蔵小杉駅構内であった。南武線に乗り換え、川崎方面へ2つ先の平間駅で降りた。今日は黒湯銭湯に入ろうというのである。駅脇を通る道路西に歩き始めると上平間の交叉点に出る。交叉点を渡り、少し歩いてセブンイレブンの角を右に曲がり、少し歩くと商店街に出た。その右角に目的の第一天神湯はあった。
 十年以上前に大田区、品川区、目黒区の「黒湯銭湯巡り」をしていた時にも川崎市側の黒湯にはあまり入らなかった。考えてみれば同じ多摩川流域、黒湯があって当然なのである。
 一階はスーパーマーケットになっており、二階に銭湯があるという珍しい構成。スーパー銭湯ならぬスーパー上銭湯である。階段が二つ入口の表と裏に向き合うようにあるのも面白い。その階段はどちらも少し急であった。その為か、表側の階段脇にスロープがある。しかし、下からスロープを上がったとしても途中から階段と合流してしまう。そこからは何段か階段を昇らなければならないのである。ちょっと不思議な造りであった。
 階段をあがると、玄関スペースは天井が高くとても広い。ソファや椅子や自動販売機が置かれていて、一緒に来た異性の相手が出てくるまで待つことができる。しかし、外に向かって受付があるロビー的な作りではない。あくまで「番台」が中にあって、脱衣所や浴室を見張ることが出来るようになっているのである。脱衣所も浴室も広い。湯船は普通のお湯の部分が主で、黒湯の浴槽は3人入れば一杯という大きさであった。
 お湯そのものは、「とてもよく暖まるお湯」であり、雨の中を歩いても、しばらく汗が引かなかった。
 
 第一天神湯を出ると左手に歩き、少し迷いながら歩く、しばらくするとバス通りに出た。バス通りを歩いてゆくとガス橋に出た。ガス橋は大田区と川崎をつなぐ5つの橋のうち、川下から数えて4本目の橋であり、車道が二車線と狭い歩道があるだけのもっとも規模の小さな橋である。ガス橋を渡って、東京都大田区に入った。

 ※   ※   ※

 多摩川を渡り、「地中海」を発見

 ガス橋通りを下丸子方面へと歩いてゆく。左手にキヤノンの大きな工場、右手に巨大なマンションを見ながら歩いてゆくと、東急多摩川線の踏切が見えてきた。すると、左斜めに分岐する道の角に、そのお店を発見した。「marucoバール」と入口の上に書いてあった。
 三角地に立つ建物の1階の店なので、お店の形は底辺が短い「台形」をしている。その底辺の方に入口があり、中に入ると左右に店内が広がっているので、実際よりも広いお店に感じる。左側に高い丸テーブルが3つ、窓側にベンチ椅子が2つ、丸椅子が3つ、右側に四角いテーブルにベンチ椅子が1つと丸椅子が2つ、店の中央に丸テーブル2つとそれぞれに2つずつの丸椅子がある。さらに、奥にカウンターがあって5席あり、中が調理場になっている。椅子は全部で22席。テーブルが高く、椅子と椅子の間に余裕があるので、人数が多い場合は立ち飲みも可能である。立食パーティも可能かもしれない。
 窓際にある丸筒を2本横にしてパイプでつないだようなベンチ椅子は腰の痛い私のような「おじさん」にはちょっと辛いかもしれない。

 スタッフは男性二人。厨房とフロアにお一人ずつであろうか。
 まずは、サッポロ黒ラベルの生ビール(390円)を2つ頼む。
 メニューは手元の印刷されたメニューの他、カウンターの中の高い位置に手書きで書かれており、実に豊富である。スペインバルということらしいけれど、ペンネなどのパスタ料理もあって、内容は地中海地方の様々な料理といった趣である。その中からにんにくそのまんま揚(390円)とトマトのアンチョビチーズ焼(490円)を頼む。

 最初に、トマトのアンチョビチーズ焼が出てきた。アンチョビはSAKURAの大好物。アンチョビとチーズの塩味が相乗効果となり、酒がすすむ。

 2杯目はハウスワインをもらった。7時までのハッピータイムのサービスで1杯390円が290円にサービスされている。

 次ににんにくそのまんま揚が出てきた。その姿を見てちょっとびっくりした。よくある居酒屋メニューのニンニクと違い小玉ネギのような形のニンニクである。お店の方にうかがうと「一玉にんにく」というらしい。

 最後にmarucoサワー(440円)というのを頼んでみた。カムカムという果実を使ったサワーである。
 ちょっと調べてみると、ペルーのアマゾン川流域が産地であり、植物の中で最も多くビタミンCを含むらしく、そのビタミンCの量は、レモンの約60倍とのこと。

 「居酒屋探偵DAITENの生活」でバールを紹介するのは珍しい。比較的リーズナブルな価格であり、スタッフの男性はお二人とも穏やかな雰囲気の方々であった。これは女性が入りやすいお店である。「うまいもん、ちょっとずつ」というキャッチフレーズ通り、1人でもいろいろと少しずつ頼めるのもよい。SAKURAと二人、今度はゆっくり再訪しようと意見一致であった。多摩川を渡り、「地中海」を発見したのである。
 
 午後5時30分から6時30分まで1時間ほどの滞在。お支払いは二人で2,680円であった。



下丸子 バール「marucoバール」
住 所 東京都大田区下丸子3-12-8
電 話 03-6459-8145
定休日 日曜・祝日休
営業時間 17:00~23:30
交通 東急多摩川線下丸子駅下車徒歩2分
公式ブログ http://ameblo.jp/maruco-bar/


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」
 

テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

東神奈川 角打「三国屋」

居酒屋探偵DAITENの生活 第427回 2011年5月26日(木) 【地域別】  【時間順】




 ※2011年5月24日 740,000カウント通過。感謝!


東神奈川 角打「三国屋」



   東神奈川三国屋


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 「実は、この近くに、ちょっとサプライズな店が一軒あるんだよ」

 そう、RAM元帥に言ったのは第400回東神奈川・大衆酒場「根岸家」で飲んでいる時であった。それから4ヶ月近くの時がたって、やっと来店することが出来た。

 RAM元帥と二人で住宅街を歩いて行く。他に商店も無い一画に酒屋さんがあった。開け放たれたガラス扉の左手に自動販売機が2台ある。入口の上のブリキの外壁に「三国屋」と書いてあった。外から見れば、まさに子供の頃から見てきた普通の酒屋さんである。
 
 中に入る。右手には手前に二人、奥に向かって六人ほどが座れるL字カウンターがある。左手には周りを囲むように立つことが出来る立ちのみカウンターもある。折りたたみの椅子がいくつか置いてあって座ることも出来るようになっている。L字カウンターの手前部分に男女お二人、奥の方に男女お二人の先客、立ちのみカウンターにも男性が二人ほどおられた。L字カウンターの角の辺りに二人で座らせてもらった。
 カウンターの中がちゃんとした調理場になっている。メニューを見れば、とても角打とは思えないしっかりとした料理が並んでいる。外から見れば「酒屋さん」、実際に中に入れば、ちゃんとした「居酒屋さん」なのである。カウンターの中には、女将さんとその息子さんくらいの男性が一人働いておられる。

 まずは、瓶ビール大瓶(370円)を1本いただく。
 つまみは、戻りトロかつお(400円)、冷しトマト(200円)、そして、RAM元帥がいつも必ず頼むお新香(250円)である。

 店内を見回す。奥の壁の棚に焼酎や日本酒の一升瓶が並んでいる。壁には古い酒のポスターがディスプレイされている。富貴黄桜忠勇富久娘などの古いポスターが額に入って飾ってある。富貴高橋英樹さんであろうか?、富久娘佐久間良子さんである。黄桜の着物の女性はよくわからない。忠勇にいたっては、洋装の男女と着物の女性がパーティでワインを飲むような仕草で立ったまま杯を持っている絵であり、モデルはよく解らない。
 左手の立ちのみカウンターの背後にも酒が並び、入って左手にある棚に缶詰類が並んでいた。
 その棚からつまみ類を自分で席に持ってゆき、自己申告をするシステムになっているようだ。棚から選んだ缶詰は鮭缶大(390円)である。女将さんに申告する。自家製らっきょ(70円)も一緒にいただく。
 
 ビールの後の2杯目は、RAM元帥焼酎お湯割り(230円)、私はレモンサワー(270円)。良い風が吹いてくる。
 
 「久しぶりの幸せ感を味わってるなあ」と言う私。RAM元帥が笑っている。
 
 RAM元帥の3杯目は、やはり焼酎お湯割りである。
 
 ここで、メニューの中の昔ながらの6Pチーズ(70円)をもらい、お好み焼き(500円)を頼んでみた。このお好み焼きがとても大きくて満足感のあるものであった。

 「お休みはいつですか?」と女将さんに聞いてみる。すると、なんとお休みは無いそうであった。

 RAM元帥は、さらにお湯割り(230円)、私はお茶サワー(270円)を頼む。

 しばらくすると、男性の方が一人で入ってこられた。そして、お酒だけを買って帰られた。やはり、ここは酒屋さんなんだということを再確認する。

 午後7時から8時30分まで1時間半の滞在。お支払いは二人で3,880円であった。

 お支払いを済ませた時、女将さんと少しお話ができた。酒屋さんとしては70年経つそうである。そして、今のようなスタイルのお店にしたのは6年前とのこと。

 次回は、入って左手の「立ち飲みカウンター」の方に立って飲みたいと思う。

 女将さんが外まで送り出してくれ、RAM元帥と外に出た。東神奈川駅に向かう途中に気になる店が数軒あった。しかし、今日のところは我慢である。



東神奈川 角打「三国屋」
住 所 神奈川県横浜市神奈川区広台太田町5-2
電 話 045-323-3802
定休日 無休
営業時間 17:00~22:00
交通 JR京浜東北線・横浜線東神奈川駅下車徒歩6分。



ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

尻手 立呑処「酔舎本店」第2回

居酒屋探偵DAITENの生活 第426回 2011年5月14日(土) 【地域別】  【時間順】





尻手 立呑処「酔舎本店」 第2回


   尻手酔舎本店外観

 

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 省エネライフ実現の前にちょっと立ちのみ


 JR南武線の尻手駅から10分ほどの場所に家具を中心とした品物を販売している量販店、ニトリ横浜鶴見店がある。「尻手」は横浜市鶴見区の地名である。このニトリに行く為、尻手駅でSAKURAと待ち合わせた。本来は買い物を済ませてからの方が良いのであるが大きな荷物を持って長く移動するのは嫌なので、先に飲みたいというのだ。なお、尻手駅の駅舎は川崎市幸区にある。

 二人で向かったのは、尻手駅から近い、午後4時から営業している立ち飲み店、立呑処「酔舎本店」である。前回、一人でうかがったのは、「3.11」の6日前の2011年3月5日であった。
 
 まずは、キリンラガー中瓶(480円)を1本頼み、グラスを2つもらう。本来あるはずのサッポロラガーは今は入らないとのこと。これも「3.11 東日本大震災」の影響である。
 
 つまみは、板ワサ(300円)とモツのコテツ君(300円)を選んだ。モツがそれほど好きではないSAKURAがこのモツ料理は気に入ったそうである。

 「こういうモツ料理は始めてだわ、私でも美味しいと思うもの・・・」という。

 私は、ビールを少し飲んで、早々に黒ホッピーセット(380円)を氷無しで頼んだ。さきほどのピアタンブラーにジョッキに入った多めの焼酎の半分を移して、ホッピーと焼酎を均等にまぜながら飲むのである。

 「前回いらしたのは2ヶ月くらい前ですね」とマスター。
 「はい、ちょうど、3.11の何日か前でした・・・あの頃も心配事はありましたけど、今の心配に比べればたいしたことはないですよねえ・・・」と私。こんな会話を巷のあちらこちらで聞く。

 醤油豆としらすジャコ(250円)を頼む、名前を聞いただけで酒飲みが好むつまみである。これが美味かった。

 午後4時半をまわって、男性のお客さんが続けて二人、入ってこられた。

 SAKURAの2杯目は美酔サワー(270円)にする。これはトマトコラーゲンを少し入れたチューハイである。私の2杯目はトリスハイボール(380円)である。

 手作りのお店であることは、前回、マスターからうかがった。今回もマスターとまたその話になった。古い民家の雨戸が壁として貼られているのである。
 その壁に古いたこ糸が残っていて、元の持ち主の方がこちらのお店を見に来られた時に自分で発見したそうである。その方はとても喜ばれていたそうだ。半世紀の長い時がたっていることに驚かされる。

 キャベツ(100円)を頼み、3杯目は白ホッピーセット(380円)を氷無しでいただく。柿の種中毒のSAKURAが短冊メニューから柿ピー(100円)を発見、注文をする。100円という安さのつまみがあるのは、酒飲みとしては助かるものである。一人客の場合、こういった軽いつまみがあると、そのつまみでもう1杯飲みたくなる。これはお店にとっても良いことではないだろうか。
 
SAKURAの3杯目はクエン酸サワー(270円)である。

 最後に旨煮付け(300円)を頼む。玉こんにゃん、大根、豚角煮、厚揚等が一緒に煮てあるものだ。玉こんにゃくが美味い。
 昔、山形県山形市山寺に行った時、立石寺の参道前で食べた玉こんにゃくの話をする。すると並びのお客さんが最近、宮城県に行ったそうで、これをきっかけに震災の話などを共にすることになった。
 私が2回目の来店であることをお伝えすると、その方も3回目とのこと。すぐに常連的な気持ちになれるのは、お店の雰囲気が良いからであろう。

 午後4時15分から6時まで1時間45分の滞在。
 酒6杯、つまみ6品。それぞれを注文して、品物を受け取る度に支払うシステムである。支払った総額は二人で総額3,510円であった。

  ※  ※  ※

 楽しくて、ついつい話し込んでしまい、長居をしてしまった。急いで、ニトリ横浜鶴見店へ向かう。
 買ったのは追加分のフロアスタンドである。天井に向かって間接照明用に1つ、読書用に下向きに1つ、合計2つ電灯がついており、それぞれスイッチがあって、価格は2900円(のちに2400円に値下げした)。消費電力6.9ワット4ワットLED電球を一緒に買った。LED電球もずいぶん安くなっている。
 天井の照明を消してこのフロアスタンドを点ければ不自由は無い。かえって目が楽になり、睡眠に入る前のゆるやかな導入にも良いらしい。これでまた100ワット以上の消費電力を少なくできるようになった。
 我が家の照明器具は、小さな保安灯もLEDであり、もはや白熱電球は1つもない。

 省エネライフ実現への道は遠い。今後もやるべきことを探してゆかなければならないと思う。 


  尻手酔舎本店暖簾

尻手 立呑処「酔舎本店」
住 所 神奈川県横浜市鶴見区矢向2-13-14 MYビル 1F
電 話 ?
定休日 日曜日
営業時間 16:00~23:00
交通 JR尻手駅下車徒歩3分



ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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新丸子 もつ焼き「けんもつ屋」第3回

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第425回 2011年5月13日(金)【地域別】  【時間順】  【がっかり集】



 ※すでに閉店・移転

 新丸子 もつ焼き「けんもつ屋」 第3回


  
     新丸子けんもつ屋外観

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 OZAKI先生と一緒に前回の店を出てから新丸子駅の西口側を歩いた。
 私はすでに食事を済ませており、OZAKI先生はとても小食なので、ちゃんとした居酒屋よりも串焼きを少し焼いてもらって飲むのが良いのである。
 そこで、今日の二軒目ももつ焼きということになった。こちらのもつ焼き「けんもつ屋」さんを前回紹介したのは第135回2008年8月30日である。
 
 店の左端にある曇りガラスの引き戸をあけて入ると、すぐ右手にL字カウンターがある。L字の手前の短い側に3席、奥側の長い側に8席ほどが座ることができ、カウンターの中は調理場、その先に焼き台がある。

 カウンター席は、ほぼ満席。カウンターの向こう側に4人掛けと2人掛けのテーブルがある。2人掛けのテーブルがちょうど空いていたのでそこに座った。

 OZAKI先生ホッピーセット(500円)、私はレモンハイ(430円)にした。

 焼き物を頼む。タン(70円)、ハツ(70円)、鳥皮(90円)、ネギ(90円)、シシトウ(90円)を各1本ずつ。タンやハツが70円という単価は変わっていない。鳥皮好きのOZAKI先生は、こちらの鳥皮がお気に入りの様子。

 客層が以前よりずいぶん若くなっていると感じた。しかし、常連さんが集まってくるお店であることは変わらない。後から後からお客さんが入ってくる。声を掛け合い、席を譲り合い、楽しそうである。
 だが、に来た時、焼台の前に立っておられたお父さんの姿はなかった。

 OZAKI先生がトイレに行き、戻ってきた。こちらのトイレはカウンターの一番端のお客さんにどいてもらわないと入れない位置にあるので、ちょっとたいへんである。

 「なんだか、『天国への階段』が頭に浮かんだんですよね」とOZAKI先生
 「何故、レッド・ツェッペリンの曲なのかねえ・・・」と私。
 「不思議ですよね・・・ロックっていえば、あの人つかまっちゃいましたよね・・・ええと」
 「ああ、シェケナベイビーね」
 「なんか、かなりの年齢なのに、いつまでも凄いですよね・・・」
 「ロックンロールしちゃってるんだなあ・・・」

 壁に「店内撮影禁止」と書いてあるのが面白かった。酔っぱらって他のお客さんを撮影しまくってしまった方がいたのか。

 遅くなって、常連らしき方々がまた入ってこられた。席を譲ることにして、「ここ空きますよ」と声をかけて御勘定をしてもらった。
 午後9時50分~10時30分。40分ほどの滞在であった。支払った金額は1,340円。

 外に出て、武蔵小杉駅方面へ歩く、第5回で紹介した「まるみ」の前を通ってから武蔵小杉駅のロータリーを渡り、駅の北側から南側へと移動する。東横線の武蔵小杉駅西口側の飲み屋街を歩いた。

 狭い路地を歩いている時のことである。
 二人で並んでいると背後から若い女性がやってきた。OZAKI先生が大きな身振り手振りで話している。私が気づいてこう言った。
 「先生、じゃまだよ」
 すると、若い女性が間髪を入れず、こう言ったのである。
 「先生、どいて!」
 OZAKI先生と私が道を譲ると、どんどん先に行ってしまい、その女性は角の灰皿のある場所で煙草を吸い出した。
 
 少し離れてから二人で笑いあう。なんだか腹も立たない。
 
 「なんか、川崎の路地裏にいるって感じですよね」と喜ぶOZAKI先生
 「すごい、タイミングがよかったよな、あのコ」と私。
 「そうですよね、すかさず、先生、どいて!ですものねえ」とOZAKI先生
 「先生、どいて!」
 「先生、どいて!」

 つまらないことで喜ぶ川崎市生まれの酔っぱらい二人であった。
 
 それから「道端居酒屋」を決め込んで、缶ビールやワンカップなどを飲みながら駅前で話した。
 OZAKI先生が二本目のワンカップをコンビニ袋の中に入れたまま割ってしまったことは、ここだけの話である。


 (了)


新丸子 もつ焼き「けんもつ屋」 すでに閉店・移転
住所 川崎市中原区新丸子町766
電話 044-733-0475
定休日 ?
営業時間 17:30~22:00/金、土、祝前日は17:30~23:00まで
交通 東急東横線新丸子駅下車徒歩3分



ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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新丸子 やきとり「おしどり」第2回

居酒屋探偵DAITENの生活 第424回 2011年5月13日(金) 【地域別】  【時間順】





 新丸子 やきとり「おしどり」 第2回


  新丸子おしどり外観

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 久しぶりにOZAKI先生と会うことになった。
 今年の1月、五反田の角打・有限会社「かとう」で一緒に飲んで以来である。
 これまで何度も書いているけれど、OZAKI先生は教師ではない。教職の資格を持っている訳でもない。「OZAKI先生」というニックネームを持つ友人である。

 OZAKI先生と待ち合わせたのは東急東横線の新丸子駅の改札口であった。午後8時30分という時間なので、通勤客の数も少なく。改札辺りは比較的静かである。

 高架下にある新丸子駅の改札を出ると、目の前は高架線の西側と東側をつなぐ通路になっており、東急ストアの入口が見え、そこには自転車を押す人を含め、改札を出入りする以外の人の流れがある。
 改札を出て左手に行くと、まっすぐに綱島街道まで商店街が伸びている。2つ目の十字路を左に曲がる。
 すると、高い位置に取り付けられた白く大きなアクリル看板の「やきとりおしどり」という文字が見えてくる。入口の上のアクリル看板にも「やきとりおしどり」とあり、「やきとり」の文字だけが赤い。引き戸は開け放ってあり、中がよく見える。
 手前から左手奥にかけてL字カウンターがあり、正面側に4人、左手から奥に4人ほどが座ることが出来る。
 左手奥の方に男性と女性、手前角辺りに男性二人、右の方に男性一人と、五人の方がゆったり座っておられる。 暖簾をくぐり中に入る。左右のお客さんに少しずれていただき、OZAKI先生と二人、並んで座った。

 まずは、ビール大瓶(700円)1本とピアタンブラーを2ついただく。前回と同じように、1杯目はマスターがついでくれる。こちらのお店を記事にするのは、今回が2回目である。一緒に出されたお通し豆(100円)を食べる。

 「豆好きなんだよなあ」と私。
 「西日暮里の菊一を思い出しますよね」とOZAKI先生

 西日暮里のもつ焼き「菊一」さんのことは第95回で紹介した。
 あれから3年の時が経っていることに驚く。

 「何か焼きますか?」とマスター。OZAKI先生と一緒に飲む時、焼き物の本数で必ずやりとりがある。理由は、OZAKI先生が小食な人であるからだ。相談の上、なんこつ(100円)、れば(100円)、ねぎま(100円)を各2本ずつお願いする。

 電話やメールでやりとりすることはあっても、実際に会って話をするのは数ヶ月ぶりであった。その間に起きたことを話す。地震、原発事故、節電、話はどうしてもそういう話になる。

 二人客の方は別だけれど、他の一人客の皆さんはマスターといろいろと話されている。常連中心でお客さんが集まるお店もいろいろとあるけれど、やはり、客筋の雰囲気はどこもマスターのキャラクターに左右される。
 こちらのマスターは、きちんと目配りをしてくれると思うので、安心して飲める雰囲気がある。だからだろうか、毎回、女性一人のお客さんがいらっしゃる。
 
 2杯目はウーロンハイ(350円)を2つもらって飲む。
 
 午後8時40分から9時20分まで40分ほどの滞在。お勘定は二人で2,200円であった。
 
 「少し歩こうか」と言いながら外に出た。
 OZAKI先生と飲む時は歩くことが多くなる。二人ともほろ酔いで歩くのが好きだからである。
 
 新丸子駅の改札前に戻り、東横線の西側に行く。
 駅周辺を歩いているうちに、「○○パブ ○○○」という看板の店の前で、男性に呼び止められた。ある程度年齢を重ねた女性のことを呼ぶ一般的な呼び方が「パブ」の前についている。そんなカテゴリーの店があるのだと、二人で驚いていると、男性は次のように言った。

 「あの~お話だけでもいかがですか?」

 やんわりと断って店の前から離れてから二人で話す。

 「お話だけですって・・・」とOZAKI先生がうけてしまい、笑っている。
 「お話だけってどういう意味だ?」と、私も笑いが止まらない。

 世の中いろいろである。


 (つづく)

strong>新丸子 やきとり「おしどり」
住所 神奈川県川崎市中原区新丸子東1-785
電話 ?
定休日 ?
営業時間 17:00~23:00
交通 東急東横線/東急目黒線新丸子駅下車徒歩3分。


ホッピー原理主義者とは?
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ジャンル : グルメ

蓮沼 居食処「ひまつぶし」

居酒屋探偵DAITENの生活 第423回 2011年5月12日(木) 【地域別】  【時間順】





 蓮沼 居食処「ひまつぶし」


  蓮沼居食処ひまつぶし外観

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 川崎である用事を済ませ、JR蒲田駅に降り立ったのは午後8時頃であった。
 最近は蒲田で降りると、いつの間にか東急池上線の蓮沼駅方面へと歩いてしまう。何軒か候補のお店の前を通り、なんとなく入れずにいるうちに、気がつけば蓮沼駅の近くまで来たしまっていた。
 蓮沼駅の蒲田方面の改札を出て右に行き、最初の十字路を右に曲がると、すぐ右手に小さな居酒屋さんがある。数年前に出来たばかりのお店で、店名は居食処「ひまつぶし」である。

 外観は山小屋風とでも言うのだろうか。喫茶店のような木製格子ガラスのドア。暖簾もないので中がよく見え、入り易い。入ると、左手に手前から中程にかけてカウンター席がある。四人でいっぱいの小さなカウンターの中は調理場だ。カウンターの真ん中には男性の先客二人。お二人に少し前にずれていただいて背後を通って奥へ行く。奥と右の壁に向かって「壁向き逆L字二人カウンター」がある。奥の壁の上の方には薄型液晶テレビ。テレビの方向を見て座る席は、テレビに近過ぎて見にくい。私が座ったのは右手の壁際席。テレビも見やすく特等席といえる。

 お通しは、韓国風なのかタコの辛い煮物。
 メニューをみると、ホッピーセット(300円)があった。うれしくなって「氷り無しでお願いします」と言ってみる。間があるとか、不思議そうな顔をするといったこともまったくなく、すぐに対応してくれた。
 
 ちゃんと冷えたジョッキに入れた焼酎と冷えたホッピー瓶がそろって出てくる。ここで、ビアタンブラーを1つもらい、焼酎を半分対比させる。焼酎はビアタンブラー1杯分入っているのだ。これで300円は今時珍しい安さである。この1点で好感度アップだ。
 ホッピーを飲む。ホッピー好きにとっては至福の一時である。

 つまみは、ポテトサラダ(300円)と肉豆腐(350円)を頼む。メニューは豊富で、食事関係も充実している。中でも気になったのは牛すじ丼ミニ(300円)である。頼むか頼まないか独り葛藤する。因みに並は450円である。

 ホッピーの前半分を飲み、空いたジョッキにビアタンブラーから焼酎の残りを入れ、ホッピー瓶から残りのホッピーを投入する。こうすれば、最後まで比較的同じ濃さのホッピーセットを飲めるのである。
 
 飲物の2品目は生レモンサワー(400円)。
 ここで、焼鳥をお願いする。ももかしら手羽先を1本ずつ。ももとかしらはタレ。手羽先は塩でお願いする。

 ながて、女性が入ってきた。「待ち合わせ」とおっしゃる。慣れた様子で二階に上がる時に「生」と一言、かっこいい。
 
 テレビでは日本テレビ系列の番組「秘密の県民SHOW」が始まった。かなり誇張された内容とは解っていても、毎回ついつい見てしまう番組である。私のように帰る田舎をまったくもたない人間にとっては何もかもが新鮮である。

 生レモンサワーを飲み終え、お勘定をお願いする。その時、ちょっと質問をしてみた。

 「2階は何人くらい入れるんですか?」と聞く。
 「2階と3階があるんですけど・・・」とのこと。
 「へえ、3階もあるんですかあ」と驚く私。
 「2階も3階もそれぞれ13人くらい座れます」とのこと。

 後でネットで調べてみると、大学のサークルの宴会などにも使われていた。小さな敷地の間口の狭いお店が実は意外な収容力のあるお店であったのである。

 午後8時20分から9時20まで1時間ほどの滞在。お勘定は1人でちょうど2,000円であった。

 また、ひまつぶしに来てみたいと思う。

  ※   ※   ※

 追記 こちらのお店は、呑み友のmariruuさんのブログ「さてと、こん夜はどこ行く?」でも紹介されているので、そちらもごらんください。

  

 蓮沼居食処ひまつぶし看板

蓮沼 居食処「ひまつぶし」
住所 東京都大田区西蒲田7-17-2
電話 03-3739-0655
営業時間  
定休日 ?
交通 東急池上線蓮沼駅下車徒歩30秒。

ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」
 

テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

大井町 立ち飲み「肉のまえかわ」

居酒屋探偵DAITENの生活 第422回 2011年5月7日(土) 【地域別】  【時間順】




 ※2011年5月10日 730,000カウント通過。感謝!

 大井町 立ち飲み「肉のまえかわ」


  大井町肉のまえかわ外観

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 城南地区の酒場を巡っている居酒屋探偵DAITENがこちらのお店を一度も紹介していないのは不思議だと言われた。それほど、大井町にあるこのお店は有名である。店名は「肉のまえかわ」。その名の通り、業態は「精肉店」である。さまざまなマスコミでも取り上げられ、ネット上でも多く紹介されている。

 土曜日の午後、SAKURAと大井町駅で待ち合わせた。
 JR京浜東北線の大井町駅は、ホーム中央付近に中央口(アトレ口)、品川駅寄りに東口と西口が存在する。東口と西口はすぐそばにあって、西口は東急大井町線との乗り換え用でもある。その東口の左手に「東小路」という狭い路地が北側と南側に2本並んでいる商店街がある。2本の路地のさらに北側にとても短く狭い路地があって、そこに「大山酒場」という古い酒場があり、当ブログでは第19回で紹介している。しかし、残念ながら、2009年3月に閉店してしまった。
 当時、東小路入口付近で一番有名な店が「大山酒場」であり、出口付近で一番有名な店が「肉のまえかわ」であったに違いない。
 東小路の北側の路地を入って、出たところの左角に「肉のまえかわ」はある。手前は第405回で紹介した焼鳥「鳥文」だ。

 角地に店があり、南側の入口から出入りするようになっており、東側の入口は可動式の台で出入りが出来なくなっている。その台の内側と外側が立ちのみテーブルとなっている。店の入口の左右にも台があって、飲み物や食べ物を置くようになっている。
 店に入って左手に焼き台があり、若い女性が焼いている。その並びには肉屋さんによくある冷蔵ショーケースがあり、その中に白衣を着た店主らしき方と女性が立っている。
 店の中央あたりに高いテーブルがあって、その廻りに人生の先輩たちがいる。その間をぬって、一番奥の缶ビールや缶発泡酒が並ぶ冷蔵ケースにたどり着く。自分で開けて中の缶を取り出した。

 SAKURAはキリン一番搾り(290円)、私はプリン体が恐いのでキリン淡麗グリーンラベル(220円)である。これを前述の冷蔵ショーケースのところへ持ってゆき、お金を払うのである。店の外側の道路沿いのテーブルに場所を決めて立つと、二人でリングプルを抜き飲む。うまい。

 焼き台のところへ行き、若い女性に焼いて欲しいものを注文してお金を払う。つくね(100円)、なんこつ(110円)、ねぎま(110円)を各2本。

 外のテーブルに戻り、店内を眺めた。冷蔵ショーケースの中には牛刺し(630円)もあった。

 ウーロン割は210円と安い。肉屋さんの店内で冷蔵ショーケースに向かっているのは、買い物中の主婦たちではなく、コップ酒を片手に持った親父たちである。何やら不思議な感じであった。

 焼き台の前の女性がちょっとおぼつかない日本語で「つくね、なんこつ、ねぎま~」と言っている。急いで焼き台に行き、皿を受け取った。

 お酒を飲むことにした。コップ酒(230円)を買ってテーブルに戻ると、SAKURAが聞いた。

 「なんていう、名前のお酒なの?」
 「鬼の・・・ええと、ねごと、だったかなあ・・・」
 「鬼のねごと? ほんと? 面白いねえ・・・」

 SAKURAは、よほど面白かったのか、冷蔵ショーケースの中の箱酒を見にいった。

 「冷蔵ケースの中で・・・本当に横に寝てたよ・・・」と笑いながら戻ってきた。

 実際に冷蔵ケースの中で横に寝かせてあるのが面白い。後で調べてみると、やはり「鬼のねごと」というパック酒が存在した。

 午後4時15分から45分まで30分ほどの滞在。支払った金額は二人で1,380円であった。

 ゴミ箱に空き缶を捨てて、皿やコップを冷蔵ショーケースの上へ返して店を離れた。

 ふりかえると、そこにあるのは、やはり「精肉店」であった。


   ※   ※   ※

 追記 この後、旧東海道方面に移動。ある居酒屋さんに入った。古くて渋い外観に惹かれたのである。しかし、完全に常連さんのみのお店であり、好き嫌いが別れると思われる内容だったので、今回は記事の掲載を見送ることにした。



  大井町肉のまえかわ看板

大井町 立ち飲み「肉のまえかわ」
住所 東京都品川区東大井5-2-9
電話 03-3471-2377
営業時間 16:30~20:30 
定休日 ?
交通 JR大井町駅西口改札より徒歩1分・東急大井町線大井町駅下車徒歩2分。

ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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久が原 居食屋「23(ふみ)」

居酒屋探偵DAITENの生活 第421回 2011年5月4日(水) 【地域別】  【時間順】




 久が原 居食屋「23(ふみ)」


 久が原居食屋23外観

 
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 十数年前のことである。蒲田から田園調布までをつなぐ東急バス「蒲12系統」のバスに乗った。バスは、蒲田を出て多摩堤通りから環状八号線に出て、さらに国道1号(第二京浜)へと入り、池上警察前を通ってから左斜めに入って行く。そのまっすぐの通りを走ってから道は左に曲がり、坂を上がって行く。それからバスは狭い道で右、左、右と巧みなハンドルさばきで住宅街の中を進む。そして、「道々橋八幡神社」というバス停でバスは止まる。「道々橋八幡神社」はすぐ目の前である。

 バスの中からいつも古びた赤提灯が見えた。当時、こちらのお店は「久が原苑」という焼肉専門店であった。一度はバスから降りて入ってみたいと思い続けていた。

 それから、2009年12月9日に放送された所ジョージが司会をしているテレビ番組「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」の中の【東京23区半径300メートルの旅】で紹介され、ますます行ってみたい思うようになった。(写真)

 久が原居食屋23表彰状 ← お店の外に貼ってあった番組からの表彰状

 表題に「久が原」と書いた通り、東急池上線の久が原駅から歩くと徒歩15分ほどである。
 
 三連休の真ん中の水曜日、近くに用事があった為、この前を通りかかった。
 
 現在は、「久が原苑」という名前は使われておらず、居食屋「23」としてリニューアルしていた。「23」と書いて「ふみ」と読むそうである。

 思い切って中に入ってみた。
 入ると店内は思いの外広かった。手前から奥に向けて長く、そこに四人掛テーブル席が二つ。右手には広い座敷がある。四人座卓が三つと五人座卓が一つ。その中央辺りの座卓2つをつないで、おじいちゃん、おばあちゃん、お子さんたちと孫といった雰囲気で8人家族の方々が食事をされていた。常連の方々のようである。

 左手には二人がやっと向かい合って座ることの出来る幅の狭い小上がり。その手前に巨大なテレビが置かれていた。ずっと奥の方が調理場になっている。その手前には帳場になっているテーブルが一つ置かれ、余裕のある配置となっていた。

 まずは、マッコリ(400円)をお願いする。

 「生と梨とあるんですけど、今日は梨しか無いんですよ」とのこと。それをお願いする。マッコリは1リットル壺の場合は1500円である。

 マッコリのグラスが運ばれ、目の前の焼肉ロースターに火が入れられる。
 一口、マッコリを飲んでからメニューを眺めた。たしかに、ポテトフライなど居酒屋メニューもあるけれど、やはり焼肉店としてのメニューが中心であった。ホルモン(900円)ときゅうりのチョレギ(350円)を頼む。

 チョレギがやってくる、チョレギとは「ちぎった野菜のサラダ」とのこと。辛いタレがうまい。
 ここで、ホルモンを焼き始めた。煙と香りが店の中に広がってゆく。

 家族連れの皆さんはどんどん頼む、そして、どんどん食べる。子供や若い人たちの食欲は旺盛である。そして、食べ終わると、小さな子供達は遊びたくなってしまう。そういうものである。

 マッコリの次には、瓶ビール大瓶(600円)。銘柄はアサヒスーパードライである。

 焼肉の2品目はぼんじり(650円)を頼む。一つ一つ、眺めながらじっくりと焼く。焼肉は独りが一番かもしれない。優秀な焼き手が一緒なら別だけれど、素人集団では話に気を取られて焼きすぎ、真っ黒にしてしまうからである。

 結果的に「独り焼肉」となった。独りで焼肉を食べたのは何十年ぶりかもしれない。珍しいことである。

 午後5時30分から6時30分まで1時間ほどの滞在。支払った金額は2900円であった。

 外へ出ると、すっかり暗くなっていた。住宅街の中のバス通りに立つ。近くに店は他にまったくない。バスではなく、歩いて帰ることにした。カロリー消費である。



久が原 居食屋「23(ふみ)」
住所 東京都大田区久が原1-6-21 道々橋八幡神社前
電話 03-3753-8022
営業時間 ? 
定休日 ?
交通 東急バス「蒲12」系統の道々橋八幡前バス停下車徒歩5秒。東急池上線久が原駅下車徒歩15分。

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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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