石川台 居酒屋「我舎」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第524回 2013年7月30日(火) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】



※2013年7月31日 1,180,000カウント通過。感謝!

石川台 居酒屋「我舎」


  ~ とっておきの我が家へ ~


  石川台「我舎」外観

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 独りになって静かに飲みたい時、訪れる店が何軒かある。
 その中でも今まで一度も紹介しなかったお店を今回は紹介したい。
 そのお店は東急池上線の石川台駅から3分。五反田方面なら改札を出て、踏切を渡ってから右へ。蒲田方面の改札からなら改札を出て踏切を渡らずに右へ行く。
 その先の十字路を右に曲がってゆるい坂を下り、次の十字路を左へ曲がると希望ヶ丘商店街に入る。少し歩いて左手に今回のお店はある。

 入口のアクリル看板には「美味しい魚と炭焼きチキン 我舎」と書いてある。
 そこには、「WAGAYA」とローマ字表記もあるので読めると思うけれど、店名は「我舎」と書いて、「わがや」と読むのである。決して「がしゃ」とは読まないのだ。

 石川台「我舎」看板 ← 「我舎」と書いて「わがや」と読む
 
 こちらのお店に初めて行ったのは、今から15年前ほど前である。しかし、現在の場所より100メートルほど駅から遠い場所にあった。その後、数年前に現在の場所に移転。
 その頃は、洋食系の食べ物が主流であったが、移ってからは下田漁港から入る魚による刺身などもあり、歳を重ねた私の趣向に合わせてもらっているような気がするのである。

 左手には調理場の中が見える窓。右手のドアから入るようになっている。この間に小窓があり、持ち帰りできる商品が温めてあるのが見える。
 
 ガラス貼りのドアを開けて中に入る。流れる音楽はアコーディオンの曲。
 左手にカウンター席5席。右手に4人掛けのテーブル席が3つ並んでいる。その奥に2段ほどの階段があって、そこには、大きな楕円形のテーブルがある。このテーブルは2つに分けることが可能のようである。

 身体の大きなマスターと上品な感じのママさんのお二人でやっているお店である。

 キリンハートランドビール中瓶(550円)を頼む。他では飲めないビールである。

 毎回頼むのが「下田漁港より直送の刺身」である。前回はダルマイカ刺身(580円)が美味しかった。今回は思い切って刺身盛り合わせ(1000円)にしてみようかと思う。

 「刺身盛り合わせはハーフサイズも出来るみたいですけど、まるまる1つだと多すぎますかね?」と聞いてみる。
 「いえ、お一人で食べられる方もいらっしゃいます」とママさん。
 「それでは、一つお願いします」

 こちらのお店は、ハーフサイズもメニューにあって頼むことが出来るのである。

 キリンハートランドビール中瓶を飲みながら待つ。

 奥の方の楕円テーブルの方で先客の方々が飲んでいらっしゃる。
 一段高くなったこの席の方に上がって左手が洗面所になっている。
 楕円テーブルの真ん中にはシェードをおろすことが出来るようになっていて、2つのグループに分けて使うことが出来るようになっている。
 
 刺身盛り合わせがやってくる。4種類のお刺身の切り身がそれぞれ五切れほど。美しい。
 
 「これは、どんなお魚なんですか?」
 「時計回りに・・・ウメイロ、オアカムロ、ワカシ、キツネダイ、です。」とのこと。

 ウメイロオアカムロワカシキツネダイ・・・なかなか、覚えられず、食べながらマスターに、何度も聞き直してしまう。
 ウメイロスズキの仲間、オアカムロムロアジの仲間である。ワカシは出世魚、ブリよりずっと柔らかい。キツネダイは淡泊な味わい。
 
 お刺身を後半のお酒にとっておくことにして、ポテトサラダ(150円)をいただく。
 これが美味しかった。きゅうり、にんじん、ハムが入っている。やはり、こちらのお店の名物、明宝ハムが効いているのである。
 
 好きなハートランドビールで美味いポテトサラダ。最高である。

 銀盤燗酒で(390円)でお願いする。

 さあ、ぬる燗で刺身の続きである。燗とは酒を起こす為にある。起きた酒は華やかになる。
 実は、私はぬる燗が好きである。熱燗が好きな人が多いので、合わせているだけである。

 刺身を一種類一種類、一切れ一切れ、真面目にいただく。

 刺身を食べ終え、酒も飲み終え、帰ることにする。 

 午後7時から7時45分。お勘定は2,290円であった。また、今日も手づくりのおにぎりおみあげにいただく。

 荒れていないお店である。本当に落ち着く。正に我が家である。

 心の荒れた人には来て欲しくない店である。

 また、我が家(我舎)に帰ってこよう。



 石川台「我舎」看板
 
石川台 居酒屋「我舎(わがや)」
住所 東京都大田区東雪谷2-20-12
電話 03-5499-0589
定休日 水曜日・第2木曜日
営業時間 18:00~25:00
交通 池上線石川台駅下車徒歩5分。



ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

下丸子 おでん立喰立飲「台八」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第523回 2013年7月18日(木) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】




下丸子 おでん立喰立飲「台八」


  ~ 祭囃子が聞こえる場所 ~


  

  
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 土曜や休日の昼間散歩をすることが多い。ずっと前、そんな散歩の時に見つけておいたお店に行ってみようと、東急多摩川線の下丸子駅に降り立った。多摩川方面の改札を出ると右手へ。
 左斜めに行くまっすぐの道、右へまっすぐに行く中央の道、そして、その道から直角に分岐して、右方向へ行く道と、駅前から三方向へ道がある。その左の道と真ん中の道の間に車の通れない細い路地がある。道沿いに小さな居酒屋さんが数軒ある。右手には「吉田類の酒場放浪記」で紹介された「月夜の梅」という粋な名前の居酒屋さんもあった。そのお店の前に広場がある。大木が数本と小さな鳥居が見えた。下の写真は多摩川線下丸子駅徒歩1分の場所で撮影したものであるけれど、とてもそうは思えない。田舎の風景のように思え、自分がどこにいるのか解らなくなるような感覚になった。
 


 広場の正式名称は「下丸子児童遊園」、地元の方は「タコ公園」と呼ぶらしい。小さな鳥居の先に拝殿もある。天祖神社の境内に児童遊園があるという言い方が正しいのかもしれない。少し移動をして拝殿を眺める。拝殿の裏には、こちら側より幅の広い道が通っていて、そこは商店街になっている。



 この広場は地元の盆踊りや祭りの会場として使われ、周辺は祭囃子の聞こえる場所となるのだ。
 
 次の道を渡り、そのまま目の前に見える細い路地に入ってゆき、まっすぐ進むと、次の右角に第280回で紹介した串かつ「末広」さんがあった。
 角を曲がると、まだ左手に居酒屋さんが数軒続く。その一番端の所にそのお店はあった。そこから先は住宅街である。

 

 おでん立喰立飲「台八」と、店の前のオレンジ色のテントに書いてある。
 「おでん」の文字の赤提灯が下がり、入口の前には縄のれん。

 縄のれんをくぐり、引き戸を開く。
 お店の左手に焼き台があり、その右側、店の中央辺りの入口に近い位置に、「おでん屋台」が置かれている。もちろん屋根の部分もちゃんとある。
 我が「探偵事務所」が洋風の大型屋台が建物の中に置かれているお店なので、私としては馴れているのだけれど、こちらは昔からあるごく普通の屋台なので、より面白い。

 すでに先客の皆さんが4名、手前に男性2人、真ん中辺りに女性1人、奥の方にも女性1人が座っていらっしゃる。おでん屋台の向こうに立っている方が女将さんのようである。女将さんと目があった。

 「どうぞ~」と女将さん。
 「すみません、混ぜてください・・・」と言って、頭を下げながら入っていった。

 少し動いていただき、皆さんの背後の壁際をすり抜け奥へ。女性2人の間、屋台の角辺りに座らせてもらった。

 さらに、お店奥には3人ほどが座れる小さなカウンターがあり、そこにはどなたも座ってはいなかった。表には、「立喰立飲」と書いてあったけれど、立ち飲みではなく座って飲む形式となっていた。
 
 全員が御常連の中にあって、一人座っていると、いわゆる「借りてきた猫」のような状態になる。
 
 ハイボール(400円)の文字が目に入った。女将さんの手が空いたタイミングを探す。

 「ハイボールお願いします」

 ハイボールが冷たく、のどにしみた。

 さらに、いわし丸干し(300円)を頼む。困った時の丸干しである。

 サラダ(マカロニ)(300円)が気になる。サラダに括弧付きでマカロニ、括弧付きでポテトの時もあるのかもしれない。

 「サラダ、かっこマカロニおねがいします」

 2杯目は、生茶割(330円)

 男性が一人帰られる。入れ替わりに女性の方が入ってこられた。
 お話の様子で、自分でお店をされていることが解った。

 3杯目は、レモンサワー(330円)にした。

 「あの、おでん、頼んでもいいですか?」
 「どうぞ、どうぞ」
 「チクワブお願いします」
 「チクワブですか・・・あっ、今、出てしまったところで」
 
 並びの後から来られた女性の方のお皿の中にチクワブがある。

 「半分、食べますか?」とその方。
 「いいえ、いいえ、いいんです、大丈夫です」と恐縮する私。
 「何しましょうね」と女将さん。
 「これは何ですか?」とさつま揚げのような物を指さした。
 「ネギ揚げです。大きいでしょ。」
 「それじゃ、ネギ揚げお願いします。」 

 ネギ揚げ(200円)をいただいた。

 残りの男性の方が帰られ、気がつけば、女将さんを含め女性ばかりの中に一人となった。
 蒲田の居酒屋の話などが出て、少しずつお話に入れていただいた。
 さきほどのお店をやってる方が、私の入ってみたいと思っていたお店の女将さんであることがわかった。
 偶然というものは面白い。

 真夏である。とても暑い。そんな中、おでんの屋台を囲んで飲みながら話す。実に面白い。
 前述した通り、毎週のように行く「探偵事務所」は屋台のあるバーである。
 他に、城南地区で屋台が店内にあるお店は、大井町線荏原町駅近くにあるおでん「松田」もある。そちらは、第233回で紹介した。

 お勘定をお願いする。1,860円であった。

 「3時からやってますんで、よろしくお願いします」と女将さん。
 「いつまでですか?」
 「9時半までです」

 昼間の3時から営業しているお店は貴重である。思いの外長居をしてしまった。
 女性の皆さんに送られ外に出る。

 下丸子の「おでん屋台」が店内にある、座り飲みなのに立ち飲みのお店を楽しむことができた。

 


 
下丸子 おでん立喰立飲「台八」
住所 東京都大田区下丸子3-15-4
電話 ?
定休日 ?
営業時間 15:00~21:30
交通 東急多摩川線下丸子駅下車徒歩5分。



ホッピー原理主義者とは?
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池上 もつ焼「もつっ娘」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第522回 2013年7月6日(土) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】




池上 もつ焼「もつっ娘」


  ~ 参道裏の抜け道を通って ~


  池上もつっ娘外観

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 いつもよく通る道よりも、初めて歩く路地が好きである。
 土曜日の午後、東急池上線の池上へ行った。
 池上には池上本門寺がある。
 池上駅は上り下り2つのホームがあり、蒲田方面側のホームからは改札へすぐに行けるけれど、五反田方面から外に出るには構内踏切を渡る必要がある。
 その改札を出て、右手に駅前のバスターミナルを見ながら斜め方向にまっすぐ行く。目の前を通るのは池上通り。そこは五叉路の交叉点となっている。右方面に横断歩道を渡り池上通りを大森方面に歩く。しばらく行くと三叉路があり、池上通りを渡れば、幅広いその道が池上本門寺への表参道であることが解る。
 
 表参道を少し歩き、すぐに左手に曲がって、初めて歩く路地に入った。
 その路地を出た時、思わず声を上げてしまった。
 目の前に赤煉瓦風の屋根の長屋がある。その一画に私好みのお店があったのだ。暖簾がない。黒っぽい格子戸風のサッシの引き戸。地味である。店の前に「もつっ娘」と書かれたアクリル看板が置いてあり、手書きのホワイトボードメニューが外に掛けてあった。
 
 池上もつっ娘外観
 ↑もつ焼き「もつっ娘」

 店の前で写真を撮ってから右を見た。
 見れば、吉田類さんが紹介された大衆酒場「喜代美」さんが斜め向こうに見えた。本当に偶然である。店の前まで行って外観の撮影をさせてもらう。もちろん開店前である。時計を見れば、まだ午後4時であった。


 ↑大衆酒場「喜代美」

 「もつっ娘」さんの前に戻り、思い切って、引戸を開けて中に入る。
 左手に10人程が座れるL字カウンター。焼き台は一番奥。その右手はトイレである。L字カウンターの左手の3人座れる側にお一人、入口から奥に向かって伸びる側にお二人、先客が座っていらっしゃる。L字カウンターの角の辺りに座らせていただいた。
 
 カウンターの中には、髭が凛々しいマスターお一人。作りつけの棚の前に左右に可動できる手書きメニューがかけてある。その中の飲物の欄を見る。まずは、レモンサワー(400円)を選んだ。
 暑い中を歩いていたので、レモンサワーの酸味がうれしい。

 最近の血液検査で中性脂肪の数値が思っていたよりも高かった為、もつ煮込み(400円)は断念した。メニューを見ながら焼き物の選択に迷っていた。 
 すると、左手の先客の方がおっしゃった。
 
 「ハラミある?」

 迷った時は常連に従うのが正しい。

 「私にもハラミとカシラを1本づつお願いします」と、のせていただく。

 牛ハラミ串焼(300円)、カシラ串焼(150円)という選択。

 並びの御常連の皆さんが麻雀の話をされている。楽しそうであるが私には、使われる言葉は外国語である。
 すると、隣の白い髭の先輩の方が私におっしゃった。

 「うるさくてすみませんね」
 「大丈夫です。麻雀できないんで外国語を聞いているみたいで、耳に入ってきませんから」と答えた。

 少し、やりとりをする。素敵なキャラクターの先輩である。

 さらに、常連の方が入って来られ、カウンターの一番焼き台に近い席に座り、マスターと盛り上がる。

 串焼がやってきた。カラシではなく、ワサビがついている。

 牛ハラミは甘辛のタレ。カシラは柔らかく旨味がある。
 テッポウ串(150円)の文字も気になる。
 
 「テッポウ串もよさそうだなあ・・・」と心の中で繰り返す。すっかり、中性脂肪の事は頭から消えていた。

 2杯目はホッピーセット(450円)の氷なし。

 「あの、ホッピーセット、氷なしでお願いします」
 「白と黒、どっちにします?」
 「白でお願いします」

 会話はここで終わると思っていた。
 
 「レモンいれます?」
 「はい、お願いします」

 素晴らしい。川崎スタイルである。
 川崎の立ち飲み店や居酒屋さんに行くと、レモンの小片が入っている時がある。
 これを私は勝手に「川崎スタイルホッピー」と呼んでいる。

 冷えたホッピー瓶、焼酎入りの冷えたジョッキが出てくる。
 見れば、三冷のうえ、ホッピーの炭酸が抜けないように、ステンレスのストッパーが口にかぶせてある。
 素晴らしい。「中」(焼酎)を追加する方にとっては、これは完璧である。

 ジョッキにホッピーを注ぎ飲む。美味い。ほんの少しのレモン味がうれしい。

 ガツ刺(300円)が気になる。もう、ますます中性脂肪のことは記憶の彼方。

 「ガツ刺もらえますか?」
 「はい、ガツ刺」

 ガツ刺はすぐに出てきた。

 「何もはいってません、胡麻油、醤油、お酢で、おたべください。」

 髭のマスターがかっこいい。

左手の方は帰られた。その後にすぐにもう一人いらっしゃる。飲物を選んですぐにおっしゃる。
 
 「テッポウね」
  
 右手の方も頼まれた。すかさず、のってしまう。

 「私にもテッポウお願いします」
 「ここのテッポウは違いますよ」と左手の方。
 「テッポウって何?」と右手の方。
 「直腸ですよ」とマスター。

 ホッピーを飲んでしまい、カウンターの高いところへ空き瓶などをのせて、緑茶割(350円)をお願いする。

 ここで、とても元気なママさん登場である。一期に場が華やぐ。
 楽しい酒場である。
 黙って、会話の中に身をゆだねる。
 独り酒の良さはここにもある。

 テッポウ串がやってくる。焦げが絶妙、表面カリカリ。美味である。
 御常連のおっゃる通りであった。

 ママさんに聞けば、土曜日曜は午後3時からの営業とのこと。
 素晴らしい。休みは第一水曜のみ。

 午後4時15分から5時45分まで、1時間半の滞在。お勘定は2700円。お通しは200円。

 笑顔で送り出され、外にでる。

 周辺の抜け道を見つけ歩いてみる。何軒か入ってみたい店も発見した。

 路地から抜け出て、本門寺さんへの駅前からの近道となる池上本門寺通り商店街には、マスコミなどでも取り上げられている有名なバー「自由雲」もあった。(下写真)


 ↑ バー「自由雲」

 少し風が涼しくなってきた。すっかり気持ちよくなり池上駅へと向かった。



池上もつっ娘看板

 
池上 もつ焼「もつっ娘」
住所 東京都大田区池上4-31-4
電話 ?
定休日 第1水曜日
営業時間 平日17:00~23:00/土曜・日曜15:00~23:00
交通 東急池上線池上駅下車徒歩5分。



ホッピー原理主義者とは?
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矢口渡 角打「丸徳関口商店」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第521回 2013年7月1日(月) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】


 閉店されておりました。雪谷大塚のバー「OVAL」のマスターからの情報です。(2017年2月12日)

※2013年7月7日 1,170,000カウント通過。感謝!

矢口渡 角打「丸徳関口商店」


  ~ 多摩川の流れのもとで ~


  
  
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 自分は海沿い町にいるのか?
 そして、ここは「海の家」なのか?
 そんな気分になった。

   ※  ※  ※

 夕暮れ時、大田区立多摩川図書館の近くにある一軒の「酒店」を目差して、工場やマンションが建つ大田区多摩川の町を歩いた。
 「多摩川」といっても東横線の「多摩川駅」からはかなり離れている。多摩川駅を起点としている多摩川線に乗って、沼部鵜の木新丸子武蔵新田と乗り、五つ目の矢口渡で降りる。次は終点の蒲田である。

 何故、居酒屋探偵が普通の酒屋さんへ行くのか。酒を買う為ではない、飲む為である。

 まず、多摩川の土手に上がってみた。
 上流側を眺めると、多摩川沿いの東京都と神奈川県の間にある最大の橋、多摩川大橋が近くに見えた。国道1号線が通っている橋である。(写真下)
 ↑多摩川上流方面を望む

 下流側を眺めると、遠くに川崎駅周辺のビル群が見えた。
 多摩川は多摩川大橋を過ぎると右に大きく曲がり、さらに左に大きく曲がってから東京湾に至る。表現は悪いかもしれないけれど、それはまるでS字結腸のようである。(写真)

 
 ↑多摩川下流方面を望む

 土手から降りて、車道を渡り、再び住宅街へ入ってゆく。
 多摩川図書館の建物が少し先に見えた。
 その南東側には10棟以上の建物が建ち並び、かなり大規模なマンション群となっている。

 その正面入口の前にそのお店はあった。「丸徳関口商店」という酒屋さんである。

 間口が広い2階建ての建物の前に、レジャー用の椅子が何脚か置かれている。ここに座って飲む人もいるのかもしれない。「生ビール有マス 380円」という貼り紙が見えた。

 

 店内奥に入って行った。店の奥のレジ前の辺りに、先客の皆さんが3人立っておられた。
 一瞬、どの方がお店のマスターなのか解らなくなってしまった。
 そこで、レジの左手の飲物用の冷蔵庫の方に行って、何を飲むか選ぶ。
  
 ハイサワー缶(170円)を1本出して、レジの方に持っていった。
 レジカウンターの向側に立つ笑顔の方がマスターのようである。
 その方の前にだけ飲物が無かったので解ったのである。

 お金を払い、缶を開けて飲む。
 
 マスターと常連の皆さんがいろいろと気を使ってくださる。

 「椅子、ありますよ」と言ってくださる方もいた。
 「ありがとうございます。立っているのが好きなんです。どうも、どうも」

 先客の方々とマスターが話しで盛り上がっている。
 私は店内を廻って見させてもらった。
 
 アサヒスーパードライの生ビールサーバーがある。

 人参、玉ネギ、ジャガイモ、ピーマンなど野菜も売っているようである。近くにはコンビニもストアもないので、近隣の方は便利に違いない。(写真)

 

 さきほどは、猫ちゃんが椅子の上にのっていた。今はどこかに消えてしまったようである。

 店を一度出て、右手の多摩川方面を見る。土手の向こうがまるで海岸のように思え、砂浜が広がっているような気がした。

 店内に戻る時、再び、生ビールサーバーが目に付いた。
 2杯目は生ビール(380円)にする。
 棚のいか燻製(315円)も一緒に買った。

 「一人で食べるには多すぎるので、良かったら一緒に食べてください」と言って、レジカウンターの上で袋を開け、皆さんで食べてもらうことにした。
 
 すると、別の方が柿ピーをすすめてくれた。

 さらに、角打ち定番の魚肉ソーセージ(100円)を買う。

 「これ、開けるのへたでして・・・」と言うと、マスターがうまくむいてくれた。

 3杯目を選びに冷蔵庫へ行く。
 ゆず味を無造作につかむと、脇にいた常連の方が「レモンの方が普通な感じですよ」と教えてくださる。
 下町ハイボールレモン(150円)を選んだ。

 レジわまりで話す地元の皆さんの話題は広い。
 何故なら入れ替わり立ち替わり、色々な方がいらっしゃるからである。
 生ビール1杯で帰る方もいらした。角打ちならではである。
 釣りの帰りの方がいらっしゃれば、本日の釣場の様子、釣果(ちょうか)の話になる。
 地元の方の近況、お祭りの話、政治むきの話も出る。
 それぞれの職業、それぞれの背景によって、様々に話題が変わってゆく。角打ちの面白さである。
 
 すでに、3杯のんでいる。お話が面白いので帰るのももったいないので、ノンアルコールのオールフリー(150円)を買って、さきほどの生ビールの空いた紙コップに入れると、生ビールを飲んでいる気分になる。
 こうすれば、一人だけノンアルコールを飲んでいることがマスター以外の周囲の方に解らないので、しらけさせないで済むのだ。

 女性の方もいらっしゃった。一段とその場の雰囲気が華やかになる。
 午後8時を過ぎてしまった。
 皆さんに「お先に失礼します」と言って外に出た。

 

 外はすっかり暗くなっていた。多摩川の土手の方を見れば真っ暗である。
 駅まで歩く。

 また、この懐かしい場所に来るに違いない。


   ※  ※  ※

 追記 丸徳関口商店については、当ブログと提携関係のこちらの方のブログ記事で細かく御覧になれます。


 
矢口渡 角打「丸徳関口商店」
住所 東京都大田区多摩川2-25-8
電話 03-3759-3353
定休日 ?
営業時間 ?
交通 東急多摩川線矢口渡駅下車徒歩10分。



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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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