池上 立ち呑み「蒲田屋」第3回

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第570回 2014年9月24日(水)  【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】


 ※2014年9月24日 1,320,000カウント通過。感謝!

池上 立ち呑み「蒲田屋」 第3回
 
  ~ 池上にバッタを見た ~

  

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 大田観光協会のサイトによれば、大田区には150の商店会があるそうである。その中でも池上駅周辺ほど多くの商店会がある地域も無いかもしれない。
 数えてみれば、堤方商栄会、姫沙羅通り会、東電通り会、池上仲通り商店会、池上本通り商店会、池上本門寺通り商店会、池上東口商店会、池上柳本通り会、池上桜通り商店会、池上西銀座睦会、池上駅前通り商店会、表和会の12個の商店街があるのだ。

 東急池上線の池上駅の改札口を出た。駅前から左方向に向かってあるのが池上駅前商店会である。この池上駅前商店会を歩いてゆくと、左に曲がる道があり、角に立つとすぐ左手に池上線の踏切が見えた。
 その角から右手少し先に、右に曲がる道があり、その向こう角に酒屋さんがある。この酒屋さんの角から池上仲通り商店会という商店会に変わるのである。

 この角の酒屋さんが蒲田屋さんである。蒲田屋さんは実はワインに力を入れているお店で、毎月、ワインの試飲会を開催されているのである。その会場ともなっているのがお店の脇にある立ち飲みバーコーナーなのであった。何週間前に来た時もちょうどワインの試飲会であった。時間が無かったのでその時は不参加であった。
 因みに、九月のワインの日は六、七、十三、十四、二十、二十七日の六日であった。

 

 気候が良いので、お店の右手にあるドアは開けはなってあった。左手にL字カウンター。左手のカウンターに向かって立つと、店内右手奥の高い位置にあるテレビが見やすい。その場所に先客の男性客お二人。
 
 目の前の釣り銭皿に千円札を一枚入れ、メニューを見る。ホッピー酎(四九〇円)と書いてある。ホッピーセットではないのが面白い。氷無しでお願いする。焼酎の量はビアタンブラー一杯。
 ジョッキに焼酎を半分入れ、ホッピーを注ぐ。柔らかい酔いがすぐにやってきた。
 壁のおすすめメニューを見れば、白菜の漬け物(一六〇円)とある。さっそく頼んでみた。

 酒類のメニューを見る。ビール大瓶(四六〇円)、生ビール(三六〇円)、日本酒(三一〇円)、日本酒熱燗(三六〇円)など。ワイン(三六〇円)、ハイボール(四二〇円)、各種サワー(四五〇円)、種類はレモン、青りんご、梅、ウーロン、トマト。
 各種ボトル一六〇〇円。二階堂25度900ミリ、黒霧島25度900ミリ、純25度720ミリなど。店内の棚には、たくさんキープボトルが置いてある。

 テレビでは仁川アジア大会の体操の中継である。

 つまみには、味付け海苔(三〇円)や冷やっこ(一六〇円)もあった。
 角打(酒店)で飲む時はチーズが食べたくなる。

 「あの、チーズありますか?」と聞いてみた。
 「ありますよ」とママさん。

 冷蔵庫に入っていた6Pチーズの一つを置いてくれる。

 「一一〇円です」と釣り銭皿からママさんがお金を持って行く。

 グラスワインは三六〇円、日本酒なら三一〇円である。少し迷って、やはり6Pチーズ(一一〇円)があるのでワインに決めた。一〇〇円玉を釣り銭皿に追加して入れる。
 
 「赤ワインください。」と言うと、グラスに赤ワインを注いでくれた。
 「三六〇円、ちょうどですね」

 ワインを一口飲んだ。
 その時、足下に動くものを感じた。バッタである。入り口が開けてあるので入ってきてもおかしくはない。

 「虫がいるね」と御常連。
 「バッタですね」と私。
 「さっきから飛んでいるね。」
 「踏んでしまったらかわいそうですよね。」

 小さなあまり元気の無いバッタが床や壁にとまる。
 テレビでは「仁川アジア大会・体操床」の演技。
 白井勝太郎の演技である。しょうたろうと読むらしい。あの、ひねり王子、白井健三のお兄さんとのこと。

 「テレビの中でも外でも飛んでいるのだ」と、一人考えて笑う。

 なぎら健壱さんの曲、「葛飾にバッタを見た」を思い出す。「池上にバッタを見た」のである。

 「バッタを逃がしてあげたわ」と、ママさん。命は大切である。

 日本の神本選手の銅メダルが決まり、先客の方が帰って行った。

 お店の方も、立ち飲み店側ではない本来の酒店側にいらっしゃり、私だけ独りとなった。
 先払いなので当然の展開である。

 ワインの会に一度来てみたいと思う。
 私のワインの先生と一緒にならもっと良い。先生は、こちらの「蒲田屋」さんとも懇意のようである。

 帰ることにしよう。小銭の残りを手にとる。お店の方が戻ってきた時、「ごちそうさま」と言って外に出た。
 帰りたい時にすぐに帰ることが出来る。その都度払う角打スタイルは、やはり素晴らしい。
 午後七時から七時四十五分まで四十五分の滞在。支払ったのは、全部で一一二〇円であった。





 第2回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第486回 2012年6月24日(日)
 第1回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第247回 2009年8月13日(木)




池上 立ち呑み「蒲田屋」
「standing bar KAMATAYA」
住所 東京都大田区池上7丁目1-82 蒲田屋酒店隣
電話 03-3754-0404
定休日 火曜日(ワインの会がある場合は土曜も休み)
営業時間 10:00~20:00
交通 東急池上線池上駅下車徒歩2分。
公式サイトはhttp://www.kamataya.co.jp/


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら

実力派俳優になりたい方はこちらを是非ごらんください→ 守輪咲良のSAKURA ACTING PLACE

テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

緑が丘 居酒屋「ちょっと」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第569回 2014年9月19日(金)  【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】


緑が丘 居酒屋「ちょっと」
 
  ~  ちょっとの散歩で偶然発見  ~


  

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 あてもなく歩いている時、良いお店を偶然に発見するのが一番楽しい。
 その日、奥沢駅周辺を歩いていた。ちょっとした散歩である。
 東急目黒線奥沢駅の日吉方面の改札口を出ると、目の前は小さな公園のような広場になっている。時折、イベントがあったり、住民の憩いの場所でもあるのだ。その広場の左手に建物の前面が木造の木組みのように見える建物がある。サンケイプラザビルといって、地下はコープみらいの店舗、ミニコープ奥沢店が入っている。一階は生鮮食品や書店、化粧品店、総菜店などが入った商店街。二階は世田谷区立奥沢区民センター、三階は世田谷区立奥沢図書館である。
 昔、このビルの地下に大手居酒屋チェーンの支店があり、古民家風の店内には、巨大な水車があったことを記憶している。
 
 駅前から左手へ、サンケイプラザビルの前を通り、そのまま商店街を歩いてゆく。奥沢諏訪山商店会という商店街である。ケーキのお店やパンのお店があったり、レストランがある以外、生鮮食品のお店などはまったくない。しばらく住宅街が続き、その先は奥沢東通り商交会となる。
 400メートルほど歩いた左手に居酒屋と書かれた看板を見つけた。入口は開け放ってある。まだ早い時間なので、どなたもお客さんはいないようである。お店の前を過ぎ、先へ進む。少し先に昔からやっている焼き鳥店があることは知っていた。まだ、開店前で真っ暗であった。後で、また来てみようと思い、向こう角にバーのある信号に出た。信号を過ぎ、次の広めの通りで左に折れて歩いて行く。
 目黒線の踏切に出た。踏切から右手を見ると、目黒線の上を渡る大井町線の陸橋が見える。目黒線の踏切を渡り、斜め左にカーブした道を進むと右手に大井町線緑が丘駅が見えた。
 実は、ここまで歩いてきたのは、2013年にリニューアルされた緑が丘駅を外から見てみたいからだった。実際に行ってみると本当に変わっていた。エスカレーターやエレベーターも整備され完全なバリアフリー。照明も全面的にLED化されている。(下写真)

  大井町線緑が丘駅

 大井町線の緑が丘駅前を通って、目黒線の奥沢駅方面へと向かうバス通りを歩き始めた。このバス路線(多摩01系統)は、都内を走っていながら、昼間は一時間に一本ほどしかない。都立大学駅の北にある東京医療センターから都立大学、緑が丘、奥沢、雪谷大塚を通って、多摩川駅に至る路線である。東横線、大井町線、目黒線、池上線、多摩川線の五路線を結ぶ、珍しいバス路線なのである。ぜひ、最近流行の「路線バス」系バラエティ番組で取り上げていただきたいと思う。

 歩き初めて、すぐに左に曲がり、目黒線の踏切を渡る。
 そのまましばらく歩くと、信号機があった。前述のバーが正面左手にある。ぐるりと一周したことになる。
 信号を右に曲がり、最初に歩いた道を奥沢駅方面へ向かう。その右手に、閉まっていた焼き鳥店があり、お店の大将らしき方が暖簾を出したりしていた。
 「あの、何時から営業ですか」
 「八時くらいから開けますんで、すみません」とのこと。
 「いいえ、また、来てみます」と答えた。

 やはり、最初に発見したお店に入ってみることにした。
 お店の前のアクリル看板の電気が点いていた。居酒屋「ちょっと」と書いてある。

  居酒屋「ちょっと」 外観

 お店の左手にショーケースがあり、その上の窓から調理場の中が見える。右手の入り口には手書き文字で「ちょっと」と書かれた暖簾が下がっている。
 開け放たれた入口から中に入ると、左手には五人座れるカウンター。店の一番奥には小上がり席が見える。
 カウンターの中に背の高いマスター。

 レモンサワー(四〇〇円)ときびなご南蛮(四〇〇円)を頼む。
 前回の豆鰺に続いて、南蛮漬けである。しかし、きびなごというのは珍しい。

 「先ほど・・・前を通られましたよね」とマスター。
 「ええ・・・」
 「知り合いの方かと思いまして・・・」
 「緑が丘の駅が新しくなったので、見に行って戻ってきたんですよ、奥沢と緑が丘だと、どちらに近いんですか?」
 「少しだけ、緑が丘に近いです」

 開店したのは二年半前とのこと。
 ポテトサラダ(四〇〇円)をお願いする。注文を受けてから作るマヨネーズ少なめのポテトサラダである。

 二杯目はホッピーセット(四〇〇円)にする。もちろん氷なしでお願いした。因みに中焼酎は二五〇円。
 店内には、オリジナル選曲のBGMが流れていた。パソコン画面に曲名がのっているので、次に何がかかるか解るのが面白い。パンクロックから森田童子ラジオ体操第一までユニークな選曲である。

 女性二人が入ってこられた。楽しそうに話している。
 振り返り、店内右手の壁に画かれた巨大な絵に気がついた。入ってきて時、まったく気づかなかったのが不思議である。
 某ウイスキー会社のテレビCMをモチーフにした作品である。

 「この絵、すごいですね、御客様に絵描きの方とかいらっしゃるんですか?」と聞く。
 「いや、僕が画いたんです」とマスター。
 「えっ、すごいなあ、それはすごい」
 
 一ヶ月に一度描き変えるとのことである。前は歴代のCMキャラクターの女優さんたちの顔だったのだけれど、今日が奥様の誕生日なので、奥様のお顔にしたのだそうだ。

 マスターがおっしゃるには、ふだんは男性客がほとんどとのこと。
 奥様が帰ってこられた。先に来た女性の方々とマスターで乾杯をされた。
 「全然関係ないんですけど・・・おめでとうございます」 と言って、後から乾杯に加えていただいた。

 ポテトサラダが美味しかった。出来たてで暖かい。
 添えられたキュウリと一緒に食べると、またうまい。キュウリを買って、家の糠床に入れることを思い出した。
 火曜日が定休。土曜から月曜までは魚が充実しているとのこと。

 最後に、本地酒純米澤乃井(七〇〇円)をお願いした。
 青梅市沢井にある澤乃井(小澤酒造株式会社)の蔵まで行って選んだお酒とのこと。
 皿の上に、小鉢、その上にグラスという三段で提供された。
 皿の上に枡、その中にグラスというお店もある。
 グラスの酒を飲み、空間を作ってから、皿にこぼれた酒をそのグラスに戻して飲む。
 これは考えてみれば面倒である。しかし、これは日本独特の酒文化の一つである。

 最後に、「渾身のこがし肉味噌」(三〇〇円)を追加した。野菜につけて食べるのである。
 塩分が強いけれど、酒が進み癖になる。
 他にもいろいろとあるけれど、詳しくは、面白い言葉が踊る手作りメニューを見ていただきたい。

 お勘定をお願いする。午後六時から七時半まで一時間半ほどの滞在。お勘定は二六〇〇円であった。

 「是非、また寄ってください」とマスターが外まで送って下さった。名刺もいただいた。
 常連の方々はマスターを「オミちゃん」と呼んでくださるそうである。

 「ちょっと」さんは、ちょっとの散歩で偶然に発見した、ちょっと不思議な魅力のお店であった。



緑が丘 居酒屋「ちょっと」
住所 東京都世田谷区奥沢1-50-4
電話 ?
定休日 火曜休
営業時間 17:30~24:00
交通 東急大井町線緑が丘駅下車徒歩5分/東急目黒線奥沢駅下車徒歩6分。


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【居酒屋地域別一覧表】を【東急池上線専用】と【東急池上線以外】に分割しました。

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居酒屋探偵DAITENの生活                       【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり】



 お知らせ
                                   
 【居酒屋地域別一覧表】を
 【東急池上線専用】【東急池上線以外】に分割しました



 「居酒屋探偵daitenの生活」には、沿線別地域別に店名・住所・電話・営業時間・アクセス情報などを一覧、各回にリンクも出来る【居酒屋地域別一覧表】があり、毎回、各ページ右上の【地域別】という言葉からリンクできるようになっていました。

 2014年より雑誌「街の手帖 池上線」に執筆するようになり、これをきっかけとして、池上線専用の地域別一覧表の必要性を感じ、このたび、【居酒屋地域別一覧表】【地域別一覧表1・東急池上線以外】【地域別一覧表2・東急池上線専用】の二つに分割することにしました。

 また、2006年7月第1回から最新回まで一覧、各回へのリンクも出来る「時間順一覧表」へも、各ページ右上の【時間別】という言葉からリンクできますので、併せてご利用ください。(初期の文章は稚拙で、こっそり直しつつあります。)

 今後とも、「居酒屋探偵DAITENの生活」をよろしくお願いいたします。

                             居酒屋探偵DAITEN こと 新岳大典


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池上線の文化誌  街の手帖池上線10「五反田エレジーと〝真ん中らへん〟のバー特集」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活


  ※居酒屋探偵DAITENもコラムを書かせてもらっている雑誌です。
 
 
 池上線の文化誌
 街の手帖池上線10
 「五反田エレジーと〝真ん中らへん〟のバー特集」

 

 「街の手帖池上線」は、隔月刊で発売されています。
 その第10号が発売されるとお聞きしていたので、9月22日(月曜日)の夜、雪谷大塚駅西口側の東急ストアそばにある三州堂書店本店さんに行ってみました。
 「たしか、明日発売予定だったよな・・・?」と自問自答。ためらいながらだったのですが入口のガラス扉に第10号の告知ポスター(下写真)が貼ってあり、すぐに店内に入ってみました。
 


 中に入ると、バックナンバーがすべて並んだ右端に最新刊が並んでおりました。早速、買ってしまいました。

 街の手帖池上線10「五反田エレジーと〝真ん中らへん〟のバー特集」
  
 
  街の手帖池上線」第10号

 
 新岳大典(居酒屋探偵DAITEN)という筆名で私の文章が載っています。

  「沿線酒場探訪 いくさなき城にたどりつき酒をのむ〜飴色の時に包まれて〜」

 また、併せて、「池上線の真ん中らへんのバーへ」という特集記事で、我が探偵事務所=バーOVALさんが紹介されています。こちらも併せて読んでいただければ幸いです。

 なお、主な販売店は下記の通りです。

 三州堂書店 本店(雪が谷大塚)
 藤乃屋書店(御嶽山)
 BOOKS井上(石川台)
 井上書店(洗足池)
 BOOKS一二三堂(蒲田)
 ブックファースト(レミィ五反田店・大井町店・アトレ大森店・自由が丘店)
 島津山書店(五反田)
 草思堂書店(荏原町)
 たま書店(矢口渡)
 ジュンク堂書店(池袋本店ほか)

 その他、池上線沿線の特約店にて取り扱い中とのこと。

 上記の一覧を見ると、丸善の子会社であるジュンク堂書店やトーハンの100%出資子会社のブックファーストなど、大手書店でも売っているのですね。

 定期購読、バックナンバー御購入についてはコトノハ/街の手帖編集部のサイトをご覧ください。

  街の手帖 池上線6 「沿線文化が花開く 池上線沿線「本」物語。」
  街の手帖 池上線7 「本の街 池上線」と、本にまつわるエッセイ。」
  街の手帖 池上線8 「洗足池・石川台・雪が谷大塚「わたしの街歩き2014」」
  街の手帖 池上線9 「お昼休みはウキウキ 池上線沿線ランチ特集」


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池上 定食居酒屋「かかし」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第568回 2014年9月17日(水)  【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】



池上 定食居酒屋「かかし」
 
  ~  キッチンハウスが定食居酒屋にリニューアル  ~



  

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 東急池上線は、元々は池上本門寺への参詣客を輸送することを目的とした路線であった。
 1922年(大正11年)の開業時は蒲田、蓮沼、池上の3駅のみの営業。その後、五反田まで伸長した後、1934年(昭和9年)に目黒蒲田電鉄(東京急行電鉄の前身)に吸収合併されるまでは池上電気鉄道というまったく別の会社の路線であった。そんな池上線の線名の由来である池上駅周辺を歩いてみた。
 
 改札口の右手側にはバスターミナルがあり、交通整理員の男性が大声で通行人に注意を喚起している。
 その向こうに交番があり、マクドナルドが見える。交番脇の横断歩道を渡り、マクドナルド脇の道を入ってゆくと、左右に池上総合病院のA館とB館の二棟の建物が見えた。二つの建物は3階と6階の連絡橋で結ばれている。連絡橋の下をくぐり、まっすぐに行くとT字路にぶつかった。
 右角には赤いテントに楕円の看板のキッチンハウス「かかし」というお店があった。それが2013年9月から定食居酒屋「かかし」という新しい店名となっていたのである。
 「居酒屋探偵」は、 「定食居酒屋」という言葉にひかれ、入店してみたのだった。
 池上駅の近くには第520回で紹介した「池上食堂」という定食中心でお酒も飲めるお店がある。ゆえに、「定食居酒屋」という業態に変わっても不思議はないのである。
 お店の前には、本日のおすすめ定食の看板も出ていた。本日の日替わりは「豚肉白滝玉ねぎ炒め定食(八二四円)」である。(下写真)

  

 自動ドアから中に入る。入ってみると、店内は思いの外、広かった。左手に四人テーブルが四つ、右手に二人席一つ、八人ほどが座れる大テーブルが一つ、さらに、高椅子のカウンターには四、五人が座れるだろうか。さらに、店の奥側は二十人以上が座れる掘り炬燵席が横に長くある。右の一番奥は調理場。調理場に男性と女性二人。フロアに女性一人。

 各テーブル席は埋まっている。他の方々三人が座っていらっしゃる右手の大テーブルの端に、座らせてもらった。
 店内を見回す。ほとんどの方々の前に定食のトレイが置かれている。私は、やや場違いな雰囲気である。しかし、さらに見回すと同じ席の方の前にサワーグラスとツマミの小鉢がある。それを見て少し安心した。

 忙しく立ち働く女性に、瓶ビール小瓶(三六一円)を頼む。
 さらに、ビールを持ってきてくれた時に、ポテトサラダ(二五八円)と豆鯵の南蛮漬け(三六一円)も注文した。

 店の入口辺りにあるテレビではナイター中継。
 ちょうど私の席からはテレビが見えない為、自然と壁のメニューにばかり目がゆく。十八種類の定食があり、単品料理は定番三十三品と、ホワイトボードに書かれたおすすめ単品二十品があり、さらに、定食はそれぞれ単品でも提供される。普通の居酒屋よりも品数が多いかもしれない。
 例えば、ハンバーグ定食(八七六円)は単品(五六七円)、サバ味噌煮定食(八二四円)は単品(五一五円)となる。

 客層は男性と女性の比率が変わらず、年齢層も幅がある。男女のカップル、女性の一人客、男性の一人客。客層は様々である。
 私の背後のカウンター席は、常連の方が一人でお酒を飲むのにちょうど良く、そこに座るお客さんが調理場のマスターらしき方と、時折お話をされている。どんなお客さんにも対応できるお店である。

 しかし、やがてやってきたお客さんには少し驚いた。
 髷を結った力士の方と、同じように身体の大きな男性。
 思えば、池上駅から一〇分ほど歩いた池上八丁目には尾上部屋がある。二〇〇六年に三保ヶ関部屋から分家独立した尾上部屋が池上の地に作られたのは、尾上部屋の女将さんの御実家が池上にあったからだそうである。
 髷を結った力士さんが店に入ってきても、お店の方もお客さんも特に驚いた様子がないことも、考えてみれば、特に不思議はない。池上の方にとっては普通なのである。
 
 再びメニューを眺める。一番安いものでは、切り昆布(五二円)や納豆(六一円)などもあった。
 さて、二杯目はレモンサワー(四一二円)を飲もうと思っていた。ところが、頼んでしまったのは冷酒(六一八円)だった。併せて、冷や奴(一五五円)も頼む。

 「冷酒冷や奴も頭文字がだなあ・・・」などと、つまらないことが頭に浮かぶ。
 
 調理場は忙しそうである。電話で注文が入る。どうやら、お弁当を頼み、取りに来る人もいるようだ。
 冷や奴を食べてしまい、めかぶとろろ(一五五円)を追加する。

 「酒を飲んでいるのに、身体のこと考えているなあ・・・俺」と自分で自分のことを笑う。

 時間はそろそろ午後八時である。夕食の時間帯が一区切りしたのか、店内には空席が目立つようになった。
 
 「夕食を食べる人が多い時間帯は、やはり長居無用だなあ」と思う。

 レジ前に並びはじめる方々。私もレジに行って、支払いの列に並んだ。
 すると、数人の男性客が来店、掘りごたつ席に座り、生ビールを頼んでいた。

 「やはりここは、定食居酒屋なんだな・・・」と思う。

 午後七時十五分から八時まで四十五分ほどの滞在。支払った額は一九〇八円であった。

 池上駅へ戻る。
 東急線唯一の旅客用構内踏切が閉まらないうちにと、五反田方面のホームへ急いで渡った。
 直後に警報音がなり、上り電車が近づいてきた。

 

 

池上 定食居酒屋「かかし」
住所 東京都大田区池上6-5-4 101
電話 03-3755-1144
定休日 木曜休
営業時間 [月~土]11:00~15:00/17:00~22:30 [日・祝]11:00~15:00/17:00~22:00
交通 東急池上線池上駅下車徒歩三分。


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石川台 立ちのみ「串揚げ てん」第3回

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居酒屋探偵DAITENの生活 第567回 2014年9月5日(金)  【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり】



石川台 立ちのみ「串揚げ てん」 第3回
 
  ~ 幼少期の酒場体験の記憶が甦った ~

 


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 9月となってもまだまだ暑い日々が続いていた。
 連日の暑さの中、胃の調子もあまり良くないというのに、何故か串揚げが食べたくなった。
 池上線で串揚げといえば、私の中では石川台駅の踏切脇にある立ちのみ「串揚げ てん」さんである。池上線に乗り、石川台駅で降りた。

    石川台駅

 一階に入っているお店の左手にある狭い階段をトントンと音を立てて上がった。
 二階の踊り場の右手の入口から入る。七人ほどが立てるカウンター席とテーブル席に男性の先客、お一人ずつ。
 お店の中央に二つある大テーブルのうち、窓側の大テーブルの一番窓際に立った。いつもの定番の場所である。振り返れば、窓越しに石川台駅の蒲田方面の改札口を見下ろせる。
 ホッピーセット白氷り無し(四〇〇円)と、いつものおまかせ串揚げ五本セット(四〇〇円)を頼む。

 入口に近い方の大テーブルの後ろの高い位置にテレビがある。前回、紹介させてもらった時の番組は「笑点」であったが、今日は「巨人対東京ヤクルト」のナイター中継であった。実は、あまり自宅でナイター中継を見ることは少ない。しかし、酒場ではナイター中継を見ることが好きである。

 おまかせ串揚げ五本セットはいつものように1本多い。レンコンししゃもエリンギシシトウエビ串カツ
 シシトウは、今日は当たりである、辛い

 カウンターの男性の方が一人帰った後、男性一人、女性二人、お父さんと小学生の娘さんの親子連れと続いて入ってこられた。一期に盛況である。
 そして、気がつけば、私を含めた店内にいる男性客全員がホッピーセットを飲んでいる。
 
  おすすめの書いてあるメニューは好物ばかりだった。
 菜の花のからし合え(三五〇円)、谷中しょうが(三〇〇円)、エシャロット(三〇〇円)等。その中からエシャレットを選んだ。

 二杯目は、今日もトマト割り(四五〇円)にする。
 やってきたエシャロットは八本。添えてある辛味噌がうまい。元気が出る。
 ママさんがお菓子を親子連れのお嬢ちゃんにあげる。とても喜んでいる。
 ここで思い出したことがあった。
 小学校低学年の頃、母方の祖父と一緒に暮らした。祖父と二人で銭湯に行った帰り、祖父には寄りたいところがあった。そこは大きな酒店であった。その場所に行くと、天井の高いお店の中に大人の男たちがたくさんいた。味噌樽が並び、その上にアクリルの蓋がのっていた。大人たちの指が味噌を少しすくい、つまみにするのである。もちろん、許されていることではない。気がきがつくと店主が木べらで指の跡を直す。
 お店の方に出してもらった小さな椅子に座って、サイダーやラムネを飲んでいると、大人たちがお菓子をくれた。
 楽しい思い出である。この酒屋で飲むこと、角打ち体験に私の酒場人生の原点があるのかもしれない。実は今でも一番好きな酒場「酒店の店頭=角打ち」である。
 祖父はいつも「お父さんやお母さんには内緒だよ」と言った。
 でも、昭和三十年代の頃の二級酒の質はそれなりであり、飲み過ぎた祖父の顔はすでに赤かった。
 私は律儀に黙っていたけれど、たとえ、両親に話してしまったとしても結果は同じであったに違いない。

 ここは地元の方々が集まり、年齢層の幅も広く、女性客の比率も高い。安心して入ることの出来るお店である。
 感慨にふけっているうちにトマト割も無くなり、時は過ぎていた。
 午後七時半から八時十五分まで四十五分ほどの滞在。お勘定は一六〇〇円であった。

  ※  ※  ※

 入口のレジの近くに、「街の手帖 池上線」のバックナンバーを並べて置いてくださっていた。
 この「街の手帖 池上線」には、第9号から沿線酒場探訪という記事を書かせてもらっている。

 「街の手帖池上線」第9号表紙写真 街の手帖池上線」第9号

 さらに、「街の手帖 池上線」第10号9月23日に発売予定。第9号より増ページとのこと。
 この第10号でも「沿線酒場探訪」を引き続き書かせてもらい、池上線沿線のある名店を紹介させてもらう。

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 第2回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第542回 2014年1月5日(日)
 第1回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第273回 2009年10月28日(土)



 

石川台 立ちのみ「串揚げ てん」
住所 東京都大田区東雪谷2-24-12-2F
電話 ?
定休日 日曜休
営業時間 17:00~23:00
交通 東急池上線石川台駅下車徒歩10秒。蒲田方面改札前。


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら

実力派俳優になりたい方はこちらを是非ごらんください→ 守輪咲良のSAKURA ACTING PLACE

テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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