天王町 時間限定角打「福屋」第2回

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第627回 2016年9月17日(土)  【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】


 天王町 時間限定角打「福屋」  第2回




  ~ 有料試飲できる銘酒が三十種類以上に進化! ~


  

  
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 相鉄線の天王町駅近くからJR保土ケ谷駅西口周辺に至り、保土ヶ谷駅前ロータリーではなく、そのまま保土ヶ谷駅西口商店街のメインの道へ、JR東海道線と横須賀線の踏み切りを渡って東海道沿いの「本陣」前に至るまっすぐな道を私は勝手に「天保ストリート」と呼んでいる。
 
 前回紹介してから何度か訪問している「角打ち 福屋」さんの試飲可能銘柄が五種類程度から一期に三十種類になったということを聞いたので行ってみることにした。
 前述の「天保ストリート」に面した路地を覗くといつもの「角打ち 福屋」と書かれた手書き看板を発見。営業中の札もある。
 
 

 路地の奥まで行くと、正面の建物に「㈲福屋尾崎商店」の矢印看板がある。

  

 入口の上には「杉玉」もちゃんと飾ってあり、日本酒を呑む気持ちになってくる。

  

 さて、一杯目、まずは、増鏡かめ酒かめしずく(四〇〇円)
 光殺菌もせず、防腐剤も使っていないとのこと。

 のんでみる。実に濃い。
  
  

 

 そして、二杯目は夏どぶろっく純米活性にごり酒(一五〇円)。

 「上澄みにしますか?、混ぜてから飲みますか?」と聞いてくださる。
 
 迷っていると、上澄み半分、上下を混ぜて半分ずつ作ってくださった。
 飲み比べてみる。それぞれが全然違う。
 ここではお水を一緒にいただいた。口をすっきりさせて次へ。
 来月には一種、新酒がでるらしい。

  


  長野県 市野屋商店 造り酒屋のつくったどぶろく(一六〇円)。とろとろでまるで濃い豆乳を飲んでいるような。どぶろく系、にごり系は私の好物である。

  


 そして、四杯目。
 広島県呉市の相原酒造の純米吟醸 雨後の月(二〇〇円)

 9月30日と10月1日に、なんと一〇一〇円で飲み放題があるとのこと。これは絶対行かなければと思う。

 追記/実際に参加、素晴らしかった。

 つまみは、魚肉ソーセージ(一〇〇円)。

  


 さて、ここで五杯目は福島県会津若松市の鶴乃江酒造の純米吟醸ゆり(二七〇円)である。
 女性杜氏が作った酒であるとのこと。


  

 良い酒を六十ミリづつ五杯、三〇〇ミリをいただいた。じっさいは少しおまけ。
 魚肉ソーセージ一本たべて、しめて、一二八〇円。
 実に満足できる。良い酒を少しのんで、心も身体も満足。
 やみつきである。

  

 杉玉をふりかえり、家路についた。一時間半ほどで、ゆっくり飲むのは良い。
 水もいただきながらなので、身体にもやさしい。
 
 「角打ち 福屋」さん、やみつきである。

 
 詳しい情報は、お店のfacebookページをごらんいただきたい。



天王町 営業日時間限定角打「福屋」 
住所 横浜市保土ヶ谷区岩間町1-7-8
電話 045-331-2983
営業時間 角打ちとしては金曜、土曜日、午後十時からのみ営業。
交通 相模鉄道天王町駅下車徒歩1分。JR横須賀線保土ケ谷駅下車徒歩10分。



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ジャンル : グルメ

蒲田 牡蠣料理・串焼き・串揚げ「牡蠣バル」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第626回 2016年9月16日(金)  【地域別】 【時間順】 【池上線】 【がっかり集】


 ※2016年9月14日 1,450,000カウント通過。感謝!


 蒲田 牡蠣料理・串焼き・串揚げ「牡蠣バル」


  ~ 牡蠣だけじゃないオイスターバー  ~


 


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 写真の持つ力に引き込まれる時がある。まさに、今日がそうだった。
 FACEBOOKの「お友達」、トランペッターの下神竜哉氏の美味しそうな写真を見て、こちらのお店に行きたくなったのである。そのお店は蒲田のバーボンロードにできた「牡蠣バル」さんである。

 バーボンロードは蒲田でも馴染みの街で、このブログで紹介したお店はバーボンロードだけで十軒ある。
 牡蠣バルさんは、その存在が最初から気になっていたが、本日がはじめての入店となった。

 

 東急池上線と多摩川線の蒲田駅改札口を出て左手へ。すぐ左脇にあるエレベーターを降りる。
 エレベータを出ると正面には駅高架下にある東急ストア。右手へ歩き、高架脇の道路沿いに作られた商店街を歩いてゆく。
 高架下は耐震化工事の際に入った比較的新しい店ばかりである。

 

 一つ目の十字路をすぎると、そこからは「バーボンロード」となる。

 

 「バーボンロード」、左手に「牡蠣バル」さんはあった。

 

 正面のガラス戸を入る、正面にカウンター席が七席。流れるのはやはりジャズ。
 前を通る時はいつも混んでいる様子が今日は早い時間なのでどなたもいない。
 カウンターの右端に座った。焼き台前である。カウンターの中には若いマスターらしき方が一人。
 外は、蒲田のディープな飲み屋街「バーボンロード」。しかし、店内の雰囲気はちょっと違う。

 お通しは、レバーペーストバケットが少し。生ビール(四八〇円)をもらう。
 
 まずは、焼き牡蠣(三〇〇円)をお願いする。
 実は私は生牡蠣よりも焼き牡蠣が好きなのである。

 そして、メニューを見れば、なんと「焼きとん」がある。やはり、ここは蒲田である。
 「牡蠣だけじゃないオイスターバー」なのだ。

 カシラ(一四〇円)、ハラミ(一四〇円)、トロタン(一六〇円)を各一本。
 普通のタンは今日は無く、数量限定のトロタンのみとのこと。運が良い。

 注文を終えて、食べ始めたお通し(三〇〇円)のレバーペーストが美味い。

 じっくりと、メニューを見る。
 牡蠣、焼きトン、串揚げ。
 三種のカテゴリーが食べられるのが良い。

 ワインリストもある。リーズナブルなワインをボトルでとるのもおすすめとのこと。

 やきとんがやってくる。ボリュームがあるやきとん。やはり、トロタンが美味かった。

 マスターから牡蠣談義を伺う。北海道釧路産の牡蠣は別名昆布森。身が大きく、濃厚とのこと。

 北海道の牡蠣、仙鳳趾(六五〇円)を選んだ。

 濃厚な、実に濃厚な。クリーミーなどという言葉は使いたく無い。濃厚なのである。

 「一枚の写真を見てきてしまったんです」と話すうちに、マスターの中で下神氏の写真につながり、私もマスターもお互い同じ地域の住人であることが解ってしまった。ここから話が弾んだ。

 仙鳳趾(せんぽうし)にはが入っているラッキーな瞬間もあるとのこと。
 毎年10月から2月がシーズン。

 仙鳳趾を特別に焼いていただいた。生牡蠣で食べるべき新鮮なレベルの牡蠣をあえて焼く。
 これが美味い。贅沢である。塩分と旨味の虜である。

 東名志津川仙鳳趾
 生牡蠣三種食べ比べセット(一三八〇円)がある。

 やがて、登場された方は、白ワインのボトルを一本とこのセットをすぐに注文されていた。よくいらっしゃる方か。

 午後6時30分から7時50分までの滞在。
 本日のお支払いは税込二七五四円。
 
 一枚の写真によって、馴染みの街の新しい面、良いお店を再発見した夜であった。


 

蒲田 牡蠣・串焼き・串揚げ「牡蠣バル」
住 所 東京都大田区西蒲田7-70-1  バーボンロード内
電 話 03-3737-5252
営業時間 11:30~14:00/17:00~23:30
定休日 水曜日
交通 交通 東急池上線・多摩川線蒲田駅下車徒歩3分。JR京浜東北線蒲田駅下車徒歩4分。


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天王町 串焼き・串揚げ「けんめり」

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居酒屋探偵DAITENの生活 第625回 2016年9月10日(土)  【地域別】 【時間順】 【池上線】 【がっかり集】


 

 天王町 串焼き・串揚げ「けんめり」


  ~ ついに脅威の二十四時間営業酒場に進化  ~

 


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 相鉄線の天王町駅の改札を出て、左手へ行くと帷子川にかかる帷子橋までの間のわずか五十メートルほどの道沿いの左右に酒をのませるお店がたくさん並んでいる。居酒屋、もつ焼き、やきとり、スナック、パブ、ラーメン店があり、チェーンの外食産業の店もどんどん増えている。どこも生ビールなどを置いて、流行の「ちょいのみ」を勧めている。派手な看板の店が多く、居酒屋としても特徴的な業態が多い。 そんな中にあって、一軒だけ地味で目立たない居酒屋がついに撤退した。そして、その跡の場所に工事が入り、やがて、黄色い派手なテントの新装開店となった。(写真)

 

 店名は、串焼き・串揚げ「けんめり」。面白い名前である。
 実は、横浜市中区長者町に「遊酒家はとば」というお店があり、その近くに「めりけんはとば」というたこ焼きと焼き鳥のお店がある。その同じ系列のお店としてできたのがこちらの「けんめり」である。「めりけん」の逆が「けんめり」なのである。実に面白い。

 

 「本日の残業は当店で」というキャッチコピーがテントに書いてある。
 「午前九時から深夜二時まで」の営業というのにもびっくりした。下の写真は少し前のものである。

 

 何度か来店しているうち、
 ある日、行ってみると、店内にこのようなものが掲示されていた。
 午前九時からの営業にも驚いたが、ついに、二十四時間営業に踏みきったことにも驚いた。
 横浜や蒲田、渋谷などに最近増えている二十四時間居酒屋と同じになったのである。
 大規模チェーンではないこちらのお店が二十四時間営業に踏み切るのは大変に違いない。

 

 メリケンとは、アメリカン(American)の古い日本語表記である。
 ケンメリはその逆だ。
 私の周囲の同世代では、ケンメリと聞くと、日産自動車のテレビCM、「ケンとメリーのスカイライン」(ケンメリ)を思い出すようである。
 
 激安で呑める店が多い天王町。
 ただ安いだけのお店もある中、一見、「けんめり」の外観の派手さに惑わされるかもしれない。

 SAKURAと二人、土曜日の午後に入ってみた。
 私はキンミヤ黒ホッピーセット(四〇〇円)、SAKURAは生ビール(二九〇円)である。
 生ビールのジョッキは予想通りの小ジョッキである。この価格なら当たり前だ。
 メニューを見る。串焼き串揚げの両方をメインにしたお店だ。
 串揚げはソース、わさび塩、ポン酢、醤油を選べる。

 キッチン三人、フロア二人のお店の方。
 入って右側にカウンター席が五人。椅子はあるけれど、一番手前はレジがあるので座るのは無理な一席。
 四人テーブル席が左手に二つ。背もたれが高く個室感のある席になっている。
 さらに、奥の方に五人が座れる個室風テーブル席。

 鶏ねぎま(八〇円)、鶏手羽先(一二〇円)、各二本を頼む。
 手羽先の串の刺し方が素晴らしい。これは一度食べることをおすすめする。
 ホワイトボートに書いてある「本日の絶品」の中から白もつ塩煮(四八〇円)。
 さらに、やげん軟骨(一三〇円)を二本、追加した。

 串揚げ盛り合わせ9本セット(一二六〇円分が九八〇円)や串焼き盛り合わせ11本セット(一二六〇円分が九八〇円)が人気の様子。四人がけテーブル席の方々がそれぞれ頼んでいた。

 枝豆(二〇〇円)とマカロニサラダ(二〇〇円)も頼む。

 ホッピーについて検証してみよう。ホッピー中は二種類。普通焼酎は一八〇円、金宮焼酎は二〇〇円。ホッピー外は二〇〇円
 キンミヤ焼酎の小徳利は五〇〇円、キンミヤ焼酎大徳利は六八〇円。これをとってホッピー外を追加して飲む人もいるに違いない。

 飲みきりで、焼酎小徳利は五五〇円、焼酎大徳利は七八〇円。黒霧島芋、いいちこ麦、黒かのか芋、かのか麦、さつま白波芋、二階堂麦、銀風米、玄庵そば、など種類は豊富だ。

 ランチやっているとのこと。十一時三十分より限定20食。ワンコインの五〇〇円だ。

 トイレに入ってみる。トイレがリニューアルしてあり、美しい。
 居酒屋を出店される方に申し上げたい。トイレだけは、最新のものにリニューアルをおすすめする。
 トイレが古くて汚い店には女性と若い人はリピートしない。

 トマト割り(二九〇円)を二杯頼んだ。

 お通しなしは素晴らしい。そとの看板にも「お通し〇円」とある。わかっていらっしゃる。
 お通しというものは、やがて世の中から消えるのでは無いだろうか。

 笑顔の店長ににんにく揚げ(三五〇円)をお願いする。
 辛味噌で食べる小ぶりのにんにく揚げがうまい。良いつまみである。
 また、飲んでしまう。

 キンミヤホッピーセット(四〇〇円)氷なし。さきほどの一杯目はジョッキはそれほど冷えていなかったけれど、二杯目はジョッキを凍らせてくれていた。急いで対応してくれたのかもしれない。

 最後はやはり日本酒。大関一合熱燗(三二〇円)。

 全て税抜き価格である。

 店内には、「スマートフォン充電器あります」と書いてある。「高速無料WiFi」もある。、

 焼き鳥の持ち帰りもできる。外で焼けるのを待っている人もいた。

 平日でも9時から営業していると、タクシー関係の方の仕事明けやお年寄りの会合の後など、朝酒、昼酒に対応してもらえる。
 しかし、前述した通り、後日行ってみると午前九時開店が二十四時間営業になっていた。ますます便利である。

 お勘定は二人で三六七〇円であった。


 天王町 串焼き・串揚げ「けんめり」
 住 所 横浜市保土ヶ谷区天王町2-47-2
 電 話 045-520-3934
 営業時間 24時間営業
 定休日 年中無休
 交通 相鉄線天王町駅下車徒歩1分。


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桜木町 もつ焼き「ゴールデンもつ」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第624回 2016年9月3日(土)  【地域別】 【時間順】 【池上線】 【がっかり集】



 桜木町 もつ焼き「ゴールデンもつ」


  ~ 横浜美術館~ランドマーク・タワー~ぴおシティ  ~

  


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 お店の名前というものは重要である。でも、あまり奇をてらったものもよろしくない。
 最近はどうもシンプルさに欠けた店名を見かける。字が読みづらかったり、漢字が難しかったり、面白さを越えて覚えにくい。そんな店名をみかける。これは、最近の子供の名前の付け方にもいえる。店名は解りやすいものがよい。
 
 SAKURAと二人、みなとみらい地区にある横浜美術館「メアリー・カサット展」を見に行った。
 とても興味深い女性画家であり、横浜美術館のサイト情報によれば、
 〈メアリー・カサット(1844-1926)は、米国ペンシルヴェニア州ピッツバーグ郊外の裕福な家庭に生まれました。画家を志し、21歳のときに父親の反対を押し切ってパリに渡りました。古典絵画の研究から出発し、やがて新しい絵画表現を模索するなかでエドガー・ドガと運命的な出会いをとげ、印象派展への参加を決意します。〉とある。
 アメリカ人女性でありながらパリ印象派の一人となった訳であり、その経歴の面白さに絵画そのものだけではなく、会場では展示された年表から数十分も離れることができなかった。結局、二時間半ほど横浜美術館にいたことになる。
 
 さて、十分に頭も身体も疲れた我々が向かったは、パリ印象派の絵画を見ても、フランス料理店ではなかった。もつ焼き煮込みの店である。
 
 ストレートで解りやすく、それでいて、強烈な印象を与える店名が横浜市営地下鉄桜木町駅の駅ビル、「ぴおシティ」の地下二階にある。もつ焼き・煮込み「ゴールデンもつ」だ。

 まずは、抹茶色の巨大な暖簾が強い印象を我々に与える。(写真)

   

 巨大暖簾の右手に入口があり、黄色い小さな暖簾と赤提灯。やはり、大きな「ゴールデンもつ」のアクリル看板もある。
 さらに、お店の入口の右側に、白地に金文字で「ゴールデンもつ」のまぶしい巨大ロゴマーク(写真)。

  

 黄色い暖簾をくぐって中に入る。
 店内はかなり混んでいた。
 入口から右手に長いテーブルがある。その向こう側にテーブル席がいくつか。右手に配膳口があり、その中は調理場のようだ。
 壁には何台かの液晶テレビがあり、場外馬券場が近い桜木町らしく、競馬の開催日には競馬のテレビ中継が映し出される。

 入口すぐの長いテーブル席の一角に二人で座った。

 まずは、樽生ホッピー大(四九〇円)。
 SAKURAキリン一番搾り中瓶(五〇〇円)を注文する。

 樽生ホッピーには、四一〇円もあるとのこと。は普通のホッピージョッキである。
 今日は、キリン一番搾り中瓶ではなく、キリン秋味とのこと。

 もつの煮込み(三三〇円)を注文。ちょうど良いサイズの小鉢である。
 さらに、エシャレット(二七〇円)を注文、味噌だれが良いと咲良。
 ポテトサラダ(二七〇円)も頼んだ。

 かしら二本(二七〇円)となんこつ二本(二七〇円)。
 
 なんこつは、硬めのこうこつに近いなんこつであった。久しぶりである。

 男性の一人客の方が頼んだ飲み物。
 ゴールデンボンバー(四一〇円)といって、名物飲み物であり、中身はシャリシャリに凍らせたキンミヤ焼酎に梅シロップを入れたものとのこと。次回は頼みたいものである。

 店内は混んでいるのに、うるさくない。
 どうやら、今日は早めにお店を閉める日らしく、表に椅子が一つ置かれ、そこにその旨が書かれた紙が貼られたようだ。
 残念そうに帰ってゆく人々。

 下町のハイボール(三五〇円)を一杯飲む。
 それから、日本酒二合(七五〇円)とお猪口を二つ。

 えんどう豆が無いので、枝豆(三五〇円)を頼む。

 外の貼り紙を見た女性たちが店内に入ってきた。

 「山形から来たんですけど・・・ダメですか?」とのこと。
 お店の方に断れ、実に残念そうに帰っていった。

 横浜美術館で味わった快い疲れに酒がしみてゆく。

 今回のように、良質な芸術に触れることもできる美術館があり、高層ビル郡を抜け、数分歩いた場所で大衆的な酒場に入ることもできる。それが横浜の奥深さである。

 午後六時から七時半まで、一時間十五分の滞在。お勘定は二人で三八五〇円であった。
 




 桜木町 もつ焼き「ゴールデンもつ」
 住 所 神奈川県横浜市中区桜木町1-1 ぴおシティ B2F
 電 話 045-681-2538
 営業時間 11:30~22:00
 定休日 年中無休
 公式サイト 桜木町ぴおシティサイト http://www.piocity.com/shop/motu.html



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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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