横浜 もつ串焼き・煮込み「もつしげ」横浜西口店
Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第622回 2016年8月14日(日) 【地域別】 【時間順】 【池上線】 【がっかり集】
横浜 もつ串焼き・煮込み「もつしげ」横浜西口店
~ 派手な看板を避けて避けてたどり着く ~

横浜市中部を流れる帷子川は、下流部分の相鉄線西横浜駅の北側で石崎川に分岐、さらに、その先の岡野神社の手前辺りで新田間川へと分岐する。しかし、石崎川も新田間川もそのまま海に至る訳ではなく、再び、横浜駅の南側で一つになり海に至るのである。
この新田間川と本流の帷子川に挟まれ、運河に囲まれたような地域、特に横浜駅の西側の南幸地域は、繁華街となっており、たくさんの飲食店が集中している。
SAKURAと二人、このエリアにある量販店で買い物をした後、当然のごとく「居酒屋」を探す。
このエリアではチェーン店も多く、派手な電飾看板が目立つ。繁華街で店を選ぶ場合、出来るだけ地味な看板の店に入ることにしている。派手であればあるほど大規模資本の店であり、私たちには合わないからだ。
三十分くらい店を探しただろうか。同じ道をぐるぐると回った末に、細めの路地にこの辺りとしては、白地に黒文字の比較的地味な看板を発見した。(下写真)

「もつしげ」である。店名もあざとくない。蒔田の焼肉レストラン天龍が本体であり、十四店ほどのお店をもつ中規模チェーン店である。最近は蒲田にも蒲田西口ホルモンセンターという支店を出している。

最近は「ハイボールタイム」というサービス時間を作っており、看板によれば一杯五〇円とのこと。
入口にウイスキーの樽が置いてあるのは、やはり、ハイボール戦略だろうか。

間口は狭く、奥まで細長い店構え。店の外に立ち飲みができる場所が作ってある。入って右手に焼き台。左手の壁際カウンターには十人ほどが座ることが出来、右手は全て立ち飲みカウンター。やはり十人以上が立てるようになっている。
入口近くに階段があり、二階、三階へ上がることができる。座席が三十席ほどあるとのこと。
一番奥まで一期に行き、右手の立ち飲みカウンターの前に立つ。座り席は一杯で、立ちカウンターは空いていた。
立ち飲みのある店では立つのが流儀と思い、二人とも立つのである。
お通しキャベツ二五〇円は食べ放題とカウンター前に書いてあった。
まずは、SAKURAは生ビール(四九〇円)、私はホッピーセット黒氷なし(四六〇円)を注文する。つまみは、名物塩煮込み(四八〇円)である。
「ユニフォームの肩が光っているのがおしゃれだわ」と咲良。
さて、焼き物である。
ハツモト(一四〇円)、エリンギ(一四〇円)、カシラ(一二〇円)、タン(一四〇円)を各一本づつ。
希少部位として、ハツモト(一四〇円)と牛芯タン(三三〇円)が提供されている。
座り席が空いたと教えてくださる。しかし、立っていたい旨を伝えて断った。笑顔のお店の方。
「豪快ひやでお願いします。」と私。
「あの、ひやは常温でして・・・」と説明してくれる。
「大丈夫です。」と答える。
豪快一合ひや(四三〇円)とおちょこ二つがくる。常温である。
「ごめんね、こんなに暑い日なのに変わってて。」と私。
「大丈夫です」と笑顔。
ダムウェータ(昇降機)があり、三階までがお店で、お酒の常温は一階で提供し、熱燗にするのは三階と説明してくれた。
馬刺しもある。最近は馬肉を提供するお店が増えている。天王町には馬刺し食べ放題もあるようだ。
馬刺しは五七〇円、桜ユッケ五七〇円、塩桜ユッケ五七〇円と馬肉メニューは三種類。
テレビは高校野球の中継中。横浜高校対履正社で現在6回裏。履正社5点、横浜高校1点。試合時間が延びたらしく、なんとナイターである。
食べ放題のお通しキャベツをお代わりした。豪快一合ひやを追加する。
横浜の歓楽街で、もつ焼きを食べ、ホッピーを飲み、キャベツを食べ、少しの常温の酒を口にはこび、高校野球の中継を見ながら夫婦で夕暮れ時を過ごす。我々にとっては平和で幸せなひとときである。
四十分ほどの滞在、お勘定は二人で税込み三八七七円であった。
横浜 もつ串焼き・煮込み「もつしげ」横浜西口店
住 所 神奈川県横浜市西区南幸2-8-26
電 話 045-314-2983
営業時間 月~土17:00~25:00/日16:00~24:00
定休日 不定休
交 通 相模鉄道横浜駅下車徒歩3分/横浜市営地下鉄横浜駅下車徒歩3分/東急東横線・みなとみらい線横浜駅下車徒歩5分/JR線横浜駅下車徒歩6分/京浜急行横浜駅下車徒歩7分
公式サイト http://www.new-look.co.jp/
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
演出家守輪咲良の劇集団「咲良舎」と演技私塾「櫻塾」
街の手帖については、コトノハ/街の手帖編集部へ。
居酒屋探偵DAITENの生活 第622回 2016年8月14日(日) 【地域別】 【時間順】 【池上線】 【がっかり集】
横浜 もつ串焼き・煮込み「もつしげ」横浜西口店
~ 派手な看板を避けて避けてたどり着く ~

横浜市中部を流れる帷子川は、下流部分の相鉄線西横浜駅の北側で石崎川に分岐、さらに、その先の岡野神社の手前辺りで新田間川へと分岐する。しかし、石崎川も新田間川もそのまま海に至る訳ではなく、再び、横浜駅の南側で一つになり海に至るのである。
この新田間川と本流の帷子川に挟まれ、運河に囲まれたような地域、特に横浜駅の西側の南幸地域は、繁華街となっており、たくさんの飲食店が集中している。
SAKURAと二人、このエリアにある量販店で買い物をした後、当然のごとく「居酒屋」を探す。
このエリアではチェーン店も多く、派手な電飾看板が目立つ。繁華街で店を選ぶ場合、出来るだけ地味な看板の店に入ることにしている。派手であればあるほど大規模資本の店であり、私たちには合わないからだ。
三十分くらい店を探しただろうか。同じ道をぐるぐると回った末に、細めの路地にこの辺りとしては、白地に黒文字の比較的地味な看板を発見した。(下写真)

「もつしげ」である。店名もあざとくない。蒔田の焼肉レストラン天龍が本体であり、十四店ほどのお店をもつ中規模チェーン店である。最近は蒲田にも蒲田西口ホルモンセンターという支店を出している。

最近は「ハイボールタイム」というサービス時間を作っており、看板によれば一杯五〇円とのこと。
入口にウイスキーの樽が置いてあるのは、やはり、ハイボール戦略だろうか。

間口は狭く、奥まで細長い店構え。店の外に立ち飲みができる場所が作ってある。入って右手に焼き台。左手の壁際カウンターには十人ほどが座ることが出来、右手は全て立ち飲みカウンター。やはり十人以上が立てるようになっている。
入口近くに階段があり、二階、三階へ上がることができる。座席が三十席ほどあるとのこと。
一番奥まで一期に行き、右手の立ち飲みカウンターの前に立つ。座り席は一杯で、立ちカウンターは空いていた。
立ち飲みのある店では立つのが流儀と思い、二人とも立つのである。
お通しキャベツ二五〇円は食べ放題とカウンター前に書いてあった。
まずは、SAKURAは生ビール(四九〇円)、私はホッピーセット黒氷なし(四六〇円)を注文する。つまみは、名物塩煮込み(四八〇円)である。
「ユニフォームの肩が光っているのがおしゃれだわ」と咲良。
さて、焼き物である。
ハツモト(一四〇円)、エリンギ(一四〇円)、カシラ(一二〇円)、タン(一四〇円)を各一本づつ。
希少部位として、ハツモト(一四〇円)と牛芯タン(三三〇円)が提供されている。
座り席が空いたと教えてくださる。しかし、立っていたい旨を伝えて断った。笑顔のお店の方。
「豪快ひやでお願いします。」と私。
「あの、ひやは常温でして・・・」と説明してくれる。
「大丈夫です。」と答える。
豪快一合ひや(四三〇円)とおちょこ二つがくる。常温である。
「ごめんね、こんなに暑い日なのに変わってて。」と私。
「大丈夫です」と笑顔。
ダムウェータ(昇降機)があり、三階までがお店で、お酒の常温は一階で提供し、熱燗にするのは三階と説明してくれた。
馬刺しもある。最近は馬肉を提供するお店が増えている。天王町には馬刺し食べ放題もあるようだ。
馬刺しは五七〇円、桜ユッケ五七〇円、塩桜ユッケ五七〇円と馬肉メニューは三種類。
テレビは高校野球の中継中。横浜高校対履正社で現在6回裏。履正社5点、横浜高校1点。試合時間が延びたらしく、なんとナイターである。
食べ放題のお通しキャベツをお代わりした。豪快一合ひやを追加する。
横浜の歓楽街で、もつ焼きを食べ、ホッピーを飲み、キャベツを食べ、少しの常温の酒を口にはこび、高校野球の中継を見ながら夫婦で夕暮れ時を過ごす。我々にとっては平和で幸せなひとときである。
四十分ほどの滞在、お勘定は二人で税込み三八七七円であった。
横浜 もつ串焼き・煮込み「もつしげ」横浜西口店
住 所 神奈川県横浜市西区南幸2-8-26
電 話 045-314-2983
営業時間 月~土17:00~25:00/日16:00~24:00
定休日 不定休
交 通 相模鉄道横浜駅下車徒歩3分/横浜市営地下鉄横浜駅下車徒歩3分/東急東横線・みなとみらい線横浜駅下車徒歩5分/JR線横浜駅下車徒歩6分/京浜急行横浜駅下車徒歩7分
公式サイト http://www.new-look.co.jp/
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演出家守輪咲良の劇集団「咲良舎」と演技私塾「櫻塾」
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