天王町 一品料理「ゆめ」
Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第623回 2016年8月26日(金) 【地域別】 【時間順】 【池上線】 【がっかり集】
天王町 一品料理「ゆめ」
~ 寄り道セットに誘われて ~

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相鉄線の天王町駅周辺は居酒屋が豊富である。すでに多くの店に入ってブログで紹介もしてきたれど、まだ、訪問していない店も多い。
そんな中、ピンク色の派手な看板の割りに、比較的地味な「ゆめ」という店名、そして、「寄り道セット」の表示がずっと気になっていたお店があった。
天王町駅改札を出たら左手へ。帷子川の帷子橋を渡って旧東海道をまっすぐ歩く。商店街の三つ目の四つ角の右向こう側にそのお店はあった。
天王町 一品料理「ゆめ」
店内は広めできれいである。左手にカウンターが六席あり、中は調理場。右手に四人テーブルが手前と奥に一つずつ。その間に四角いテーブルの一方に半円を付加したような八人席の大テーブルがあり、カウンター側と柱二本と低い壁で区切られている。
全体に広さに対して席を少なめにしているようだ。全ての席に半月膳が置かれているので高級感がある。外観よりも店内の方が木目を基調とした落ち着いた感じである。
入って正面の高い位置に液晶テレビ。その下に毛筆で書かれた「夢」の文字。
女将さんらしき女性が一人。カウンターの中に調理人の男性。
カウンター席の一番手前に座った。
「寄り道セット、お願いします」と伝える。
寄り道セット(一二〇〇円)は好きな飲み物と刺身と選べる一品。
生ビールを選んだ。
お通し(三〇〇円)はマカロニサラダ。
寄り道セットのメインは、マグロとカンパチお造り。
何品からか選べる料理から厚焼き玉子を選ぶ。
店内は静かである。先客の男性が一人。静かに座っている。
やがて、静けさに耐えられなくなったのか、その男性が女性相手に急に話しはじめた。久しぶりに来店されたとのこと。なかなか饒舌である。
しばらく話してお勘定を済ませて帰られた。
お造りは小さめの切り身だが美しく盛り付けてある。
厚焼き玉子が素晴らしい。
失礼かもしれないけれど、厚焼き玉子を食べてみると解るものがある。
さて、寄り道セットの生ビールは飲んでしまったので、ホッピーセット黒(五〇〇円)をもらうことにした。
「ホッピーセット黒、氷無しでお願いします」
「はい、ホッピーセット、黒で氷なしですね」
今はホッピーセットの氷無しと言っても解ってもらえる店が多くなっている。十年ほど前はホッピーの存在も知らず、知っていても氷無しで呑む文化を知らないお店も多かった。 ホッピーを冷やしていない店も多く、「氷入れないんですか?」とびっくりされたこともある。
ホッピーを飲むと揚げ物が食べたくなる。アジフライ(四八〇円)をおすすめメニューに発見。
特にアジフライは特別な存在だ。
「アジフライお願いします。」
アジフライにはキャベツ、ポテトサラダ、パセリがついてくる。
テレビを観ながら静かな時間を楽しむ。
8月である。連日暑い日が続いている。
テレビでは、冷たい水を先に飲めば、かき氷を食べても頭が「きーん」とならないという番組をやっていた。
毎年夏になると同じ話題が繰り返される。
店内はこぎれいで、トイレも綺麗である。
午後七時四〇分から午後八時二〇分まで四〇分ほどの滞在。
寄り道セットで軽くのつもりがアジフライまで食べてしまった。
お勘定は二四八〇円。
最後まで静かな「ゆめ」のひと時だった。
天王町 一品料理「ゆめ」
住 所 神奈川県横浜市保土ケ谷区天王町1-3-5
電 話 045-337-1173
営業時間 17:00~23:30
定休日 無休
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
演出家守輪咲良の劇集団「咲良舎」と演技私塾「櫻塾」
街の手帖については、コトノハ/街の手帖編集部へ。
居酒屋探偵DAITENの生活 第623回 2016年8月26日(金) 【地域別】 【時間順】 【池上線】 【がっかり集】
天王町 一品料理「ゆめ」
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そんな中、ピンク色の派手な看板の割りに、比較的地味な「ゆめ」という店名、そして、「寄り道セット」の表示がずっと気になっていたお店があった。
天王町駅改札を出たら左手へ。帷子川の帷子橋を渡って旧東海道をまっすぐ歩く。商店街の三つ目の四つ角の右向こう側にそのお店はあった。

店内は広めできれいである。左手にカウンターが六席あり、中は調理場。右手に四人テーブルが手前と奥に一つずつ。その間に四角いテーブルの一方に半円を付加したような八人席の大テーブルがあり、カウンター側と柱二本と低い壁で区切られている。
全体に広さに対して席を少なめにしているようだ。全ての席に半月膳が置かれているので高級感がある。外観よりも店内の方が木目を基調とした落ち着いた感じである。
入って正面の高い位置に液晶テレビ。その下に毛筆で書かれた「夢」の文字。
女将さんらしき女性が一人。カウンターの中に調理人の男性。
カウンター席の一番手前に座った。
「寄り道セット、お願いします」と伝える。
寄り道セット(一二〇〇円)は好きな飲み物と刺身と選べる一品。
生ビールを選んだ。
お通し(三〇〇円)はマカロニサラダ。
寄り道セットのメインは、マグロとカンパチお造り。
何品からか選べる料理から厚焼き玉子を選ぶ。
店内は静かである。先客の男性が一人。静かに座っている。
やがて、静けさに耐えられなくなったのか、その男性が女性相手に急に話しはじめた。久しぶりに来店されたとのこと。なかなか饒舌である。
しばらく話してお勘定を済ませて帰られた。
お造りは小さめの切り身だが美しく盛り付けてある。
厚焼き玉子が素晴らしい。
失礼かもしれないけれど、厚焼き玉子を食べてみると解るものがある。
さて、寄り道セットの生ビールは飲んでしまったので、ホッピーセット黒(五〇〇円)をもらうことにした。
「ホッピーセット黒、氷無しでお願いします」
「はい、ホッピーセット、黒で氷なしですね」
今はホッピーセットの氷無しと言っても解ってもらえる店が多くなっている。十年ほど前はホッピーの存在も知らず、知っていても氷無しで呑む文化を知らないお店も多かった。 ホッピーを冷やしていない店も多く、「氷入れないんですか?」とびっくりされたこともある。
ホッピーを飲むと揚げ物が食べたくなる。アジフライ(四八〇円)をおすすめメニューに発見。
特にアジフライは特別な存在だ。
「アジフライお願いします。」
アジフライにはキャベツ、ポテトサラダ、パセリがついてくる。
テレビを観ながら静かな時間を楽しむ。
8月である。連日暑い日が続いている。
テレビでは、冷たい水を先に飲めば、かき氷を食べても頭が「きーん」とならないという番組をやっていた。
毎年夏になると同じ話題が繰り返される。
店内はこぎれいで、トイレも綺麗である。
午後七時四〇分から午後八時二〇分まで四〇分ほどの滞在。
寄り道セットで軽くのつもりがアジフライまで食べてしまった。
お勘定は二四八〇円。
最後まで静かな「ゆめ」のひと時だった。
天王町 一品料理「ゆめ」
住 所 神奈川県横浜市保土ケ谷区天王町1-3-5
電 話 045-337-1173
営業時間 17:00~23:30
定休日 無休
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街の手帖については、コトノハ/街の手帖編集部へ。