FC2ブログ

蒲田 立ち飲み「炙り安」第6回

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第639回 2016年1月11日(水)  【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】


 蒲田 立ち飲み「炙り安」 第6回


  ~ 立ち呑み激戦区で人気の立ち呑み店  ~

  


 蒲田に用事があった時、ちょっとだけ寄る立ち呑み店といえば駅からすぐの立ち呑み激戦区にある「炙り安」さんである。2009年3月1日の第1回から数えて、今回で6回目の紹介。時折寄らせてもらうお店だ。

 

 店内は1階がカウンター席。手前からはじまって奥で左に曲がるL字カウンター。十人くらいが立てるだろうか。
 やはり、常連の皆さんは奥の店の入口が見える場所が落ち着くようだ。我々は入口に近い方に立たせてもらう。
 皆さん、入ってきてお互い声をかけあい、帰る時も挨拶をしてゆく。ここは常連の皆さんの集う楽しい酒場である。

 栄川原酒(五〇〇円)を発見。福島のお酒で、この銘柄を見つけると吞むことにしている。
 SAKURAサッポロラガー中瓶(五〇〇円)。

 珍しいツマミがあった。くわいの素揚げ(三〇〇円)である。
 さらに、タコのお刺身(三五〇円)も頼む。

 クワイは縁起の良い食材として、煮物にしておせち料理で食べられる。
 ちょっと調べてみると、クワイの食する部分は「塊茎(かいけい)といって、短縮した地下茎自身が肥大化し球状になったもので、薄皮で包まれていないもの」とあった。
 素揚げしてあるのでホクホクとして美味、ビールに合う。

 さらに、おでん。
 ちくわぶ(一〇〇円)、大根(一〇〇円)、牛すじ(一〇〇円)を選んだ。
 私がちくわぶを選ぶのは毎回のこと、最近はSAKURAは牛すじを頼むことが多い。

 

 二杯目はトマトサワー(三五〇円)を二つ。
 焼酎をトマトジュースで割ったトマト割りではなく、焼酎にトマトジュースを入れて炭酸で割るトマトサワーである。

 以前に来た時にも見かけた男性お二人が登場。数ヶ月前のことなのによく覚えているのは、その方々のホッピーの飲み方の為である。
 お二人はホッピーセットを頼む時、黒ホッピーセット白ホッピーセットを一つづつ頼んで、お互いの黒ホッピーと白ホッピーを半分づつ注ぎ、黒白ハーフホッピーにして吞むのである。
 淡色麦芽で造られるのがホッピー、濃色麦芽で造られるのが黒ホッピー、これをハーフにする飲み方もなかなか良いのである。
 この飲み方は私もやったことがあるがこれはこれで美味しい。二人で来て、仲良くハーフホッピーセットを吞む。これはもっと普及しても良い飲み方だと思う。
 
 サッポロラガー中瓶(五〇〇円)の二本目を頼む。ハーフホッピーに影響され、二人でビールをハーフでのんだのである。

 立ち呑み激戦区のこの通りにあって、人気の立ち呑み店は今日も盛況であった。

 午後六時四十五分から七時半までの滞在。この日は二人で三一五〇円であった。
 お勘定もハーフにすると一人一五七五円。


蒲田 立ち飲み「炙り安」
住所 東京都大田区西蒲田7-67-12
電話 03-6313-1657
定休日 第2第4日曜日
営業時間 17:00~23:00
交通 東急池上線・東急多摩川線蒲田駅下車徒歩1分、JR京浜東北線蒲田駅下車徒歩2分




 「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら

 演出家守輪咲良の劇集団「咲良舎」と演技私塾「櫻塾」

 街の手帖については、コトノハ/街の手帖編集部へ。

蒲田

Comments 0