星川 小料理屋「喜喜(きき)」
Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第647回 2016年6月17日(土)
【横浜市】 【池上線】 【その他】 【時間順】 【がっかり】
星川 小料理屋「喜喜(きき)」
~ 小料理とは何? 夫婦で営むお店の店名に意味あり ~

相鉄線の星川駅の南側のバス通りを「横浜ビジネスパーク」方面へ歩いていた。
SAKURAと二人である。二人とも手には缶酎ハイ。いつもの歩き飲みのスタイルである。
すると、左手に駐車場があって、そこに男性が立っていた。黒板メニューもある。
お店の軒下にはホッピーと書かれた赤提灯が下がっている。
「小料理屋喜喜です。よろしくお願いします。」と男性。
「小料理屋さんなんですか?」
「うちの奥さんがつくる本場の餃子美味しいですよ。」
「中華なんですね」
「中華だけではなくて何でもあります。」
明日は休みでもあるので餃子を食べたいという気持ちもあった。そこで二人でお試しで入ることにした。
しかし、手に酎ハイの缶を持っている。躊躇う。
「そのまま、どうぞ、どうぞ」と言ってくださるので酎ハイを持ったまま入店。店内で飲み干すことになった。
建物左側面の入口から入ると右手にカウンターが五席ほど、左手には四人掛けテーブルが二つ。
カウンターには男性の先客一人、カウンターの中の奥様が笑顔で迎えてくれる。奥のテーブル席に座った。

そして、すぐに選んだのはSAKURAはキリン一番搾り中瓶(五〇〇円)、私は黒ホッピーセット(四五〇円)。もちろん氷無しでお願いする。ホッピーセットは、ジョッキ、焼酎、ホッピー瓶がよく冷えた完璧な三冷。好感度急上昇だ。もちろん、餃子(二五〇円)を二人前たのんだ。
ビールはサッポロ赤星、キリン一番搾り、スーパードライの三種類が用意してある。ビールには好きずきがあるのでこれも良い。

餃子が美味しかった。冷凍などではない家庭的な作りの餃子である。
中華だけではない、いろいろなおすすめ料理もあり。短冊メニューをマスターが持ってきてくれる。
中国福建省出身の奥様が料理を作ってくれる本場の中国料理もあるけれど、ポテトサラダなど居酒屋メニューもちゃんとある。
豚足煮(三五〇円)をSAKURAが選んだ。
これが酢味噌で食べる一般的な豚足とは違い、とても美味しかった。
紹興酒三年(四〇〇円)温めてもらった。これが上手い。身体に染みてゆくような紹興酒だった。

星川から天王町界隈は中華料理のお店、そして、中華居酒屋のお店が多い。私の知っているだけは九軒はある。
マスターと少しお話が出来た。マスターは日本の方なので、よく日本の客の好みを研究されている様子。
日本酒もきちんと有名銘柄を置いている。

テレビで流れるのは徳永英明のライブ番組。哀しいニュースニュース番組よりも音楽はいい。
SAKURAはお気に入りの豚足にかぶりつく。
紹興酒で身も心も温まった。
少し調べてみると、中国で結婚式を挙げる時、飾り物として、式場の窓などに『喜』の字を2つ横に並べた文字の紙を貼るそうで、『喜』は日本語でも喜び、楽しいという意味があるが、中国では『喜』の字を2つ横に並べることは、夫婦二人がこれからいつまでも、離れずに一緒だという気持ちがこもっているとのこと。
まさに、御夫婦で営む小料理屋「喜喜(きき)」 さんにぴったりの店名である。
一般的な「小料理屋」というイメージとは違うけれど、少しづつ楽しめる三〇〇円メニューも豊富で一人で気軽に寄ることが出来る小皿料理のお店であった。
午後五時から六時まで一時間ほどの滞在。 お支払いは二人で二二〇〇円であった。
星川 小料理屋「喜喜(きき)」
住所 神奈川県横浜市保土ヶ谷区星川1-5-11
電話 045-333-2377
定休日 火曜日
営業時間 17:00~23:00
交通 相鉄線星川駅下車徒歩3分。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
演出家守輪咲良の劇集団「咲良舎」と演技私塾「櫻塾」
街の手帖については、コトノハ/街の手帖編集部へ。
居酒屋探偵DAITENの生活 第647回 2016年6月17日(土)
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星川 小料理屋「喜喜(きき)」
~ 小料理とは何? 夫婦で営むお店の店名に意味あり ~

相鉄線の星川駅の南側のバス通りを「横浜ビジネスパーク」方面へ歩いていた。
SAKURAと二人である。二人とも手には缶酎ハイ。いつもの歩き飲みのスタイルである。
すると、左手に駐車場があって、そこに男性が立っていた。黒板メニューもある。
お店の軒下にはホッピーと書かれた赤提灯が下がっている。
「小料理屋喜喜です。よろしくお願いします。」と男性。
「小料理屋さんなんですか?」
「うちの奥さんがつくる本場の餃子美味しいですよ。」
「中華なんですね」
「中華だけではなくて何でもあります。」
明日は休みでもあるので餃子を食べたいという気持ちもあった。そこで二人でお試しで入ることにした。
しかし、手に酎ハイの缶を持っている。躊躇う。
「そのまま、どうぞ、どうぞ」と言ってくださるので酎ハイを持ったまま入店。店内で飲み干すことになった。
建物左側面の入口から入ると右手にカウンターが五席ほど、左手には四人掛けテーブルが二つ。
カウンターには男性の先客一人、カウンターの中の奥様が笑顔で迎えてくれる。奥のテーブル席に座った。

そして、すぐに選んだのはSAKURAはキリン一番搾り中瓶(五〇〇円)、私は黒ホッピーセット(四五〇円)。もちろん氷無しでお願いする。ホッピーセットは、ジョッキ、焼酎、ホッピー瓶がよく冷えた完璧な三冷。好感度急上昇だ。もちろん、餃子(二五〇円)を二人前たのんだ。
ビールはサッポロ赤星、キリン一番搾り、スーパードライの三種類が用意してある。ビールには好きずきがあるのでこれも良い。

餃子が美味しかった。冷凍などではない家庭的な作りの餃子である。
中華だけではない、いろいろなおすすめ料理もあり。短冊メニューをマスターが持ってきてくれる。
中国福建省出身の奥様が料理を作ってくれる本場の中国料理もあるけれど、ポテトサラダなど居酒屋メニューもちゃんとある。
豚足煮(三五〇円)をSAKURAが選んだ。
これが酢味噌で食べる一般的な豚足とは違い、とても美味しかった。
紹興酒三年(四〇〇円)温めてもらった。これが上手い。身体に染みてゆくような紹興酒だった。

星川から天王町界隈は中華料理のお店、そして、中華居酒屋のお店が多い。私の知っているだけは九軒はある。
マスターと少しお話が出来た。マスターは日本の方なので、よく日本の客の好みを研究されている様子。
日本酒もきちんと有名銘柄を置いている。

テレビで流れるのは徳永英明のライブ番組。哀しいニュースニュース番組よりも音楽はいい。
SAKURAはお気に入りの豚足にかぶりつく。
紹興酒で身も心も温まった。
少し調べてみると、中国で結婚式を挙げる時、飾り物として、式場の窓などに『喜』の字を2つ横に並べた文字の紙を貼るそうで、『喜』は日本語でも喜び、楽しいという意味があるが、中国では『喜』の字を2つ横に並べることは、夫婦二人がこれからいつまでも、離れずに一緒だという気持ちがこもっているとのこと。
まさに、御夫婦で営む小料理屋「喜喜(きき)」 さんにぴったりの店名である。
一般的な「小料理屋」というイメージとは違うけれど、少しづつ楽しめる三〇〇円メニューも豊富で一人で気軽に寄ることが出来る小皿料理のお店であった。
午後五時から六時まで一時間ほどの滞在。 お支払いは二人で二二〇〇円であった。
星川 小料理屋「喜喜(きき)」
住所 神奈川県横浜市保土ヶ谷区星川1-5-11
電話 045-333-2377
定休日 火曜日
営業時間 17:00~23:00
交通 相鉄線星川駅下車徒歩3分。
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