学芸大学 大衆酒蔵「浅野屋」第2回
Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第79回 2008年2月29日(金) 【地域別】 【時間順】
学芸大学 大衆酒蔵「浅野屋」 第2回
今日もSAPの「MIプロジェクト」である。今日のプロジェクトは、ミーティング形式になった。なにやらみんな熱かった。方向性も決まってきている。「今日は絶対に飲む」というSAKURA。熱い気持ちを快く冷やしてくれるのは、やはりビールである。寒さもだいぶ和らいできている。SAKURA、演出助手の創間元哉、SAPメンバーの漆山健太郎の4人、稽古の後の「打ち合わせ」で向かったのは、本日の稽古場から一番近い居酒屋、大衆酒蔵「浅野屋」である。浅野屋について記事にするのは、今回が二回目である。前回の記事は、昨年の8月である。
午後10時である。店に入ると目の前に15人ほどが座れる「コの字カウンター」がある。珍しくカウンター席のお客さんは一人だけである。左手に行くと左側の窓際に、窓に向かって座ることの出来るカウンター席が5席ほどもある。カウンター席の背後は、コの字カウンター側との間に仕切をはさんでテーブル席が7卓ほどある。テーブル席にもお客さんが二人だけである。金曜日の夜にしては、珍しく空いている。カウンター席に荷物を置かせてもらい、4人掛けのテーブルに座る。
SAKURAは琥珀エビス(510円)である。創間君と漆山君は、ギネス(500円)を頼む。私はホッピー(400円)氷無しである。さっそく乾杯である。漆山君はギネスをはじめて飲むそうである。元々あまりお酒を飲まない彼は我々と行動を共にするたびに、いろいろと初体験をすることになるのである。
こちらのホッピーは、ビールグラス一杯分の焼酎がジョッキに入って来る。ゆえに、別にもらったビールグラスに焼酎の半分以上を待避させる。ホッピー瓶も一本ちゃんとついてくる。ゆえに、次のような順番で飲めるのである。
1.ジョッキの中の焼酎をビールグラスに三分の二待避。
2.焼酎が適量入ったジョッキにホッピーを入れる。飲む。
3.焼酎少々入れる。
4.残りのホッピーを入れる。飲む。
5.ホッピー瓶(外)を注文する。
6.焼酎残り全部をジョッキに入れる。
7.ホッピー瓶(外)を投入する。飲む。
つまみは、ゴボウチッブス(400円)、 いかの塩辛(300円)、もつ煮込み(450円)を頼んだ。ゴボウを薄く縦にスライスしたものを揚げてある。いつも頼む定番商品である。いかの塩辛は漆山君のリクエスト。ギネスと合うかどうかは定かでない。もつ煮込みは肉が主体で汁気のないタイプ。もつ煮込みと言っても本当に様々である。
創間君がホッピー氷りナシに切り替えた。ホッピーの後は、レモンサワー(300円)にする。こちらのサワー類は300円と安い。
さらに、熱燗(一合270円)を二合でもらう。ゲソ焼き(350円)、とり皮ポン酢和え(480円)を追加する。
午後11時過ぎになって、どんどん常連の皆さんが入ってくる。お互い手を上げたり、声を掛け合ったりして仲がよい。いつの間にかカウンター席に7、8名のお客さんが座っていた。他のお店からの流れであろうか。このお店には、閉店間際にもう一回ピークがあるようである。そういえば、ずいぶん前に来た時、午後10時過ぎでも満席で入れなかったこともあった。
午後11時30分になって、料理がラストオーダーとなった。そこで、エシャレッド(350円)と 、もずく(400円)を注文する。
ミーティングの席で、SAKURAがニューヨーク時代に参加したあるパーティで出会った青年の話をした。彼に職業は何かと聞いた。すると、青年は本当にまじめな顔をして「私は詩人です。まだ一行も書いていませんが。」と言ったそうである。自分のアイデンティティをきちんと持ち、明確に態度表明をする。正しい自己肯定は人を育てる。もちろん礼儀は大切ではあるが・・・。
ミーティングではみんな熱く語っていた。自分たちがやっていることを肯定し、役者であるという自分のアイデンティティに迷いを持たず、ひたすら進むこと。それが大切である。役者の勉強は一生である。
気がつくと午前0時を過ぎてしまった。お勘定をして外に出る。4人で6,810円であった。
学芸大学 大衆酒蔵 浅野屋
住所 東京都目黒区碑文谷6-1-21
電話 03-3715-6904
定休日 日曜・祝日
営業時間 16:30~24:00
交通 東急東横線・地下鉄日比谷線「学芸大学」徒歩5分
ホッピー有
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
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居酒屋探偵DAITENの生活 第79回 2008年2月29日(金) 【地域別】 【時間順】
学芸大学 大衆酒蔵「浅野屋」 第2回
今日もSAPの「MIプロジェクト」である。今日のプロジェクトは、ミーティング形式になった。なにやらみんな熱かった。方向性も決まってきている。「今日は絶対に飲む」というSAKURA。熱い気持ちを快く冷やしてくれるのは、やはりビールである。寒さもだいぶ和らいできている。SAKURA、演出助手の創間元哉、SAPメンバーの漆山健太郎の4人、稽古の後の「打ち合わせ」で向かったのは、本日の稽古場から一番近い居酒屋、大衆酒蔵「浅野屋」である。浅野屋について記事にするのは、今回が二回目である。前回の記事は、昨年の8月である。
午後10時である。店に入ると目の前に15人ほどが座れる「コの字カウンター」がある。珍しくカウンター席のお客さんは一人だけである。左手に行くと左側の窓際に、窓に向かって座ることの出来るカウンター席が5席ほどもある。カウンター席の背後は、コの字カウンター側との間に仕切をはさんでテーブル席が7卓ほどある。テーブル席にもお客さんが二人だけである。金曜日の夜にしては、珍しく空いている。カウンター席に荷物を置かせてもらい、4人掛けのテーブルに座る。
SAKURAは琥珀エビス(510円)である。創間君と漆山君は、ギネス(500円)を頼む。私はホッピー(400円)氷無しである。さっそく乾杯である。漆山君はギネスをはじめて飲むそうである。元々あまりお酒を飲まない彼は我々と行動を共にするたびに、いろいろと初体験をすることになるのである。
こちらのホッピーは、ビールグラス一杯分の焼酎がジョッキに入って来る。ゆえに、別にもらったビールグラスに焼酎の半分以上を待避させる。ホッピー瓶も一本ちゃんとついてくる。ゆえに、次のような順番で飲めるのである。
1.ジョッキの中の焼酎をビールグラスに三分の二待避。
2.焼酎が適量入ったジョッキにホッピーを入れる。飲む。
3.焼酎少々入れる。
4.残りのホッピーを入れる。飲む。
5.ホッピー瓶(外)を注文する。
6.焼酎残り全部をジョッキに入れる。
7.ホッピー瓶(外)を投入する。飲む。
つまみは、ゴボウチッブス(400円)、 いかの塩辛(300円)、もつ煮込み(450円)を頼んだ。ゴボウを薄く縦にスライスしたものを揚げてある。いつも頼む定番商品である。いかの塩辛は漆山君のリクエスト。ギネスと合うかどうかは定かでない。もつ煮込みは肉が主体で汁気のないタイプ。もつ煮込みと言っても本当に様々である。
創間君がホッピー氷りナシに切り替えた。ホッピーの後は、レモンサワー(300円)にする。こちらのサワー類は300円と安い。
さらに、熱燗(一合270円)を二合でもらう。ゲソ焼き(350円)、とり皮ポン酢和え(480円)を追加する。
午後11時過ぎになって、どんどん常連の皆さんが入ってくる。お互い手を上げたり、声を掛け合ったりして仲がよい。いつの間にかカウンター席に7、8名のお客さんが座っていた。他のお店からの流れであろうか。このお店には、閉店間際にもう一回ピークがあるようである。そういえば、ずいぶん前に来た時、午後10時過ぎでも満席で入れなかったこともあった。
午後11時30分になって、料理がラストオーダーとなった。そこで、エシャレッド(350円)と 、もずく(400円)を注文する。
ミーティングの席で、SAKURAがニューヨーク時代に参加したあるパーティで出会った青年の話をした。彼に職業は何かと聞いた。すると、青年は本当にまじめな顔をして「私は詩人です。まだ一行も書いていませんが。」と言ったそうである。自分のアイデンティティをきちんと持ち、明確に態度表明をする。正しい自己肯定は人を育てる。もちろん礼儀は大切ではあるが・・・。
ミーティングではみんな熱く語っていた。自分たちがやっていることを肯定し、役者であるという自分のアイデンティティに迷いを持たず、ひたすら進むこと。それが大切である。役者の勉強は一生である。
気がつくと午前0時を過ぎてしまった。お勘定をして外に出る。4人で6,810円であった。
学芸大学 大衆酒蔵 浅野屋
住所 東京都目黒区碑文谷6-1-21
電話 03-3715-6904
定休日 日曜・祝日
営業時間 16:30~24:00
交通 東急東横線・地下鉄日比谷線「学芸大学」徒歩5分
ホッピー有
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
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