天王町 炭火焼き鳥「鶏いち」
Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第658回 2018年3月24日(土)
【横浜市】 【池上線】 【その他】 【時間順】 【がっかり】
天王町 炭火焼き鳥「鶏いち」
~ 天王町の歓楽ビルに炭火焼き鶏店 ~

新しい居酒屋が出来ると気になるのは居酒屋好きの常である。
天王町駅改札を出て左へ。旧東海道沿いを歩いて帷子川の帷子橋を渡り、水道道へ出る手前右手のパチンコ店二階にはチェーン居酒屋「養老の瀧」があって、夕方四時開店が便利でなのでよく利用させてもらっていた。
天王町界隈の居酒屋情報に詳しい方々からその「養老の瀧」が無くなり、焼き鳥のお店が出来ることをうかがっていた。元々、二俣川で商売をされている方が始めたお店とのこと。「養老の瀧」から夕方四時開店を引き継いでくれているのが良い。店名は炭火焼き鳥「鶏いち」と、シンプルだ。
パチンコ店の正面玄関の左手の階段を上がる。階段から「鶏いち」という看板は見えるが柱があって入口は見えない。

階段上の廊下と平行に隣のビルの廊下が見えた。二つのビルが中でつながっているようだ。その隣の廊下側に一歩踏み込んで右手を見ると「鶏いち」の入口が見えた。二つのビルには、パチンコ店、フィリピンパブ、スナック、居酒屋などが入ったおり、歓楽ビルになっている。
「鶏いち」と書かれた玄関マットの上を踏んで中に入った。

店内に入ると正面に十人ほどが座れるL字カウンターがある。カウンターの中は調理場である。
左手にテーブル2つ、左手奥に宴会に使えそうな個室的スペースにテーブル3つ、右手へ歩いてゆくと、テーブルが五つ。席数は六十六席、居酒屋さんとしては中規模。なかなか広い。
土曜日の午後四時を少し回った時間である。入ってすぐの席に男女グループの方々。他に店内にお客様はいない。L字カウンター左手の端に座らせてもらう。調理場の中、店内全体がよく見える席だ。
まずは、一番搾り生グラスビール(三五〇円)。 お通し(三〇〇円)は、うずら、もつ、豆腐、野菜の煮物。因みに生ビール中ジョッキ生は五〇〇円である。
テレビは大相撲。大相撲中継のある土日の夕方、静かな居酒屋で飲むのは至福の時である。しかし、男女グループの皆さんはなかなかにぎやかだ。近くのダンスホールに通う皆さんのようである。実は天王町周辺にはダンスホールやダンススタジオが何軒もあることを私は知っている。少しづつメンバーが増え、楽しそうな様子になってゆく。
焼き鳥は、ぼんじり(九〇円)とヤゲンなんこつ(一二〇円)を塩で一本ずつ頼んだ。ネギたっぷり豆腐(三〇〇円)と自家製ポテトサラダ(二五〇円)も頼んだ。
生ビールを飲む。ホッとする土曜日の夕方である。相撲中継の呼び出しの声が心地よい。
ぼんじり、ヤゲンなんこつと一本ずつ串がでてくる。
やはり、ポテトサラダはビールのつまみに最高だ。
日本酒もいろいろとある。燗酒用は日出盛金印本醸造で、大徳利七〇〇円、小徳利三九〇円。
八海山特別本醸造(六五〇円)、一の蔵特別純米辛口(六五〇円)、酔鯨純米吟醸吟麗(七〇〇円)、出羽桜桜花吟醸本生(七五〇円)。
そんな、有名どころが並ぶ中、私が選んだのは、神奈川県海老名市の泉橋酒造さんのお酒、いづみ橋純米吟醸恵(七五〇円)であった。
いづみ橋純米吟醸恵は、ガラス器で供された。実に美味そうである。

いづみ橋純米吟醸恵をゆっくりといただきながら、ネギたっぷり豆腐を食べる。
やがて、一人また一組と、お客様が入ってくる。
人の声が心地よく耳に入ってくる。どうやら、私は機嫌が良いらしい。何よりも酒がうまく感じられることがうれしい。
午後4時15分から午後5時15分。一時間の滞在。お支払いは税別二二八〇円。税込みで二四六二円であった。
階段を下り、左手へ。川風を感じる為に近くの帷子川の帷子橋の上にたたずむ。
日々の様々なことが少し忘れられたようだ。私はやはり今日は機嫌が良いらしい。
天王町 炭火焼き鳥「鶏いち」
住所 神奈川県横浜市保土ケ谷区天王町2-36-6 2F
電話 045-453-8187
定休日 無休・不定休有り
営業時間 月〜日・祝前日・祝日 16:00〜24:00
交通 相鉄線天王町駅から徒歩3分/相鉄線西横浜駅から徒歩6分
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
演出家守輪咲良の劇集団「咲良舎」と演技私塾「櫻塾」
街の手帖については、コトノハ/街の手帖編集部へ。
居酒屋探偵DAITENの生活 第658回 2018年3月24日(土)
【横浜市】 【池上線】 【その他】 【時間順】 【がっかり】
天王町 炭火焼き鳥「鶏いち」
~ 天王町の歓楽ビルに炭火焼き鶏店 ~

新しい居酒屋が出来ると気になるのは居酒屋好きの常である。
天王町駅改札を出て左へ。旧東海道沿いを歩いて帷子川の帷子橋を渡り、水道道へ出る手前右手のパチンコ店二階にはチェーン居酒屋「養老の瀧」があって、夕方四時開店が便利でなのでよく利用させてもらっていた。
天王町界隈の居酒屋情報に詳しい方々からその「養老の瀧」が無くなり、焼き鳥のお店が出来ることをうかがっていた。元々、二俣川で商売をされている方が始めたお店とのこと。「養老の瀧」から夕方四時開店を引き継いでくれているのが良い。店名は炭火焼き鳥「鶏いち」と、シンプルだ。
パチンコ店の正面玄関の左手の階段を上がる。階段から「鶏いち」という看板は見えるが柱があって入口は見えない。

階段上の廊下と平行に隣のビルの廊下が見えた。二つのビルが中でつながっているようだ。その隣の廊下側に一歩踏み込んで右手を見ると「鶏いち」の入口が見えた。二つのビルには、パチンコ店、フィリピンパブ、スナック、居酒屋などが入ったおり、歓楽ビルになっている。
「鶏いち」と書かれた玄関マットの上を踏んで中に入った。

店内に入ると正面に十人ほどが座れるL字カウンターがある。カウンターの中は調理場である。
左手にテーブル2つ、左手奥に宴会に使えそうな個室的スペースにテーブル3つ、右手へ歩いてゆくと、テーブルが五つ。席数は六十六席、居酒屋さんとしては中規模。なかなか広い。
土曜日の午後四時を少し回った時間である。入ってすぐの席に男女グループの方々。他に店内にお客様はいない。L字カウンター左手の端に座らせてもらう。調理場の中、店内全体がよく見える席だ。
まずは、一番搾り生グラスビール(三五〇円)。 お通し(三〇〇円)は、うずら、もつ、豆腐、野菜の煮物。因みに生ビール中ジョッキ生は五〇〇円である。
テレビは大相撲。大相撲中継のある土日の夕方、静かな居酒屋で飲むのは至福の時である。しかし、男女グループの皆さんはなかなかにぎやかだ。近くのダンスホールに通う皆さんのようである。実は天王町周辺にはダンスホールやダンススタジオが何軒もあることを私は知っている。少しづつメンバーが増え、楽しそうな様子になってゆく。
焼き鳥は、ぼんじり(九〇円)とヤゲンなんこつ(一二〇円)を塩で一本ずつ頼んだ。ネギたっぷり豆腐(三〇〇円)と自家製ポテトサラダ(二五〇円)も頼んだ。
生ビールを飲む。ホッとする土曜日の夕方である。相撲中継の呼び出しの声が心地よい。
ぼんじり、ヤゲンなんこつと一本ずつ串がでてくる。
やはり、ポテトサラダはビールのつまみに最高だ。
日本酒もいろいろとある。燗酒用は日出盛金印本醸造で、大徳利七〇〇円、小徳利三九〇円。
八海山特別本醸造(六五〇円)、一の蔵特別純米辛口(六五〇円)、酔鯨純米吟醸吟麗(七〇〇円)、出羽桜桜花吟醸本生(七五〇円)。
そんな、有名どころが並ぶ中、私が選んだのは、神奈川県海老名市の泉橋酒造さんのお酒、いづみ橋純米吟醸恵(七五〇円)であった。
いづみ橋純米吟醸恵は、ガラス器で供された。実に美味そうである。

いづみ橋純米吟醸恵をゆっくりといただきながら、ネギたっぷり豆腐を食べる。
やがて、一人また一組と、お客様が入ってくる。
人の声が心地よく耳に入ってくる。どうやら、私は機嫌が良いらしい。何よりも酒がうまく感じられることがうれしい。
午後4時15分から午後5時15分。一時間の滞在。お支払いは税別二二八〇円。税込みで二四六二円であった。
階段を下り、左手へ。川風を感じる為に近くの帷子川の帷子橋の上にたたずむ。
日々の様々なことが少し忘れられたようだ。私はやはり今日は機嫌が良いらしい。
天王町 炭火焼き鳥「鶏いち」
住所 神奈川県横浜市保土ケ谷区天王町2-36-6 2F
電話 045-453-8187
定休日 無休・不定休有り
営業時間 月〜日・祝前日・祝日 16:00〜24:00
交通 相鉄線天王町駅から徒歩3分/相鉄線西横浜駅から徒歩6分
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演出家守輪咲良の劇集団「咲良舎」と演技私塾「櫻塾」
街の手帖については、コトノハ/街の手帖編集部へ。