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日ノ出町 中華料理「第一亭」

居酒屋探偵DAITENの生活 第80回   2008年3月6日(木) 【地域別】  【時間順】



日ノ出町 中華料理「第一亭」

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 本日、訪問する街は横浜の京浜急行線日ノ出町付近である。この京浜急行線の日ノ出町駅とJR根岸線桜木町駅の間の地域は、古い居酒屋やバーなどが残る歓楽街である。古典酒場の街の代名詞である「野毛」もこの地域の中に入る。

 今日は親しくおつきあいさせていただいている横浜の先輩お二人との飲み会。まずは、午後7時30分にYOUSAKU氏と待ち合わせである。そして、もう一人の先輩濱也耕誠氏とは後ほど合流することになっている。
 時間より30分以上早く到着してしまった為、周辺を散策することにした。日ノ出町駅前にはX型に交わる日ノ出町一丁目という交差点がある。その交差点に面した西側にやきとりの名店がある。しかし、ここは、お店側の指定した順番でやきとりが出てくるのを待たなければならない。複数の店を廻りたい時や時間に余裕がない時は入ることができない。

 本日の候補店を数軒回ってみた。そのうちの一軒の前で携帯カメラを構えて撮影を済ませ、振り返ったところで女性連れの強面の男性と目が合ってしまった。こちらはグレーのハンチングをかぶり、長いコートを着て、マスクにメガネの怪しい姿である。そんな奴が店の外観を撮影しているのだ。「こいつ興信所か? それとも地上げ屋か?」という言葉が顔に書いてあるような気がする。足早に立ち去り振り返ると、やはりその男女はそのお店に入っていった。「今、おたくの店の写真撮ってる変な奴がいたよ」等と今頃言っているかもしれない。今日のところは、この店は避けることにしよう。私はせっかく楽しんでいるお客さんの邪魔をしたくないので、居酒屋の店内は絶対に撮影しない主義であるが、たとえ店の外観を撮影する時にも通行人のいない瞬間を狙って撮影することにしている。自分がされて楽しくないことは人に対してもしないことにしているのだ。本日は失敗であった。反省をする。

 約束の5分前になってしまった。急いで日ノ出町駅に戻ると、YOUSAKU氏が待っていてくれた。腹が空いたのでちゃんと食べたいとのこと。そこで、日ノ出町一丁目のX型交差点の東側に位置する「第一亭」を提案する。すると、YOUSAKU氏が「その店は何度か来たことがあるよ」と言う。これで話は早くなる。
 交差点を渡り、東側に歩くとすぐに大岡川が流れている。目の前は長者橋だ。交差点から二本目、長者橋沿いの道より一本手前の路地を入ると、すぐ右手に「第一亭」がある。

 中に入ると左手に10人ほどが座れるL字カウンター。カウンターの中は調理場である。右手は二人掛け1つ、四人掛け2つのテーブルがあり、奥は広い小上がり席が四卓。一番奥には大きめの窓があり、外は大岡川に面した細い道で、川の向こうの灯りが見える。
 まずは、キリン一番搾り生ビール中(650円)を2杯注文する。ビールがスーパードライではないのでホッとする。うまい。
 つまみは、ホルモン炒め(600円)、青菜炒め(500円)、餃子(500円)の三点をお願いする。さすが中華料理の炒めものは早い。数分で三点がそろった。青菜炒めは塩味が少しきついがビールがすすむ味である。餃子もおいしい。しかし、なによりもこの店はモツの炒めものが有名な店である。このホルモンのプリプリとした食感が良い。
 他にも、様々な部位のモツの炒めものがあり、豚足、豚耳も置いている。そして、「有名な裏メニュー」という自己矛盾した言葉で表現される「バタン」という茹でた太麺にニンニクをまぶした「メニュー」があるが、明日も仕事なのでこれ以上ニンニクを摂取するのは控えることにした。

 最近、YOUSAKU氏もBSデジタル放送のBS-Iが放送している「吉田類の酒場放浪記」にはまってしまい、毎日必ず見ているのだそうである。この番組はハードディスク・ビデオで録画して私もよく見る。「古典酒場」ファンがまた一人増えてしまったことになる。今後、横浜の古典酒場探検のパートナーはYOUSAKU氏になりそうである。

 さて、空腹もおさまったところで、次の店に移動することにする。午後7時35分から午後7時55分までの滞在時間はわずか20分。お勘定は二人で2,900円であった。



日ノ出町 中華料理「第一亭」
住所 神奈川県横浜市中区日の出町1-20
電話 045-231-6137
定休日 火曜日
営業時間 11:00~24:00
交通 京浜急行日ノ出町駅より徒歩2分


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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