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大口 やきとん酒場「仲村」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第667回 2019年3月2日(土)  【横浜市内地域別】  【時間順】 【池上線】 【がっかり集】


 大口 やきとん酒場「仲村」

  ~ 居酒屋探偵旅仲間推奨のやきとん立ち吞み店  ~

  


 横浜線は、神奈川県横浜市神奈川区の東神奈川駅と東京都八王子市の八王子駅を結んでいる。
 東神奈川を出た横浜線は二つ先の菊名駅で東急東横線と連絡しており、この二つの通勤路線からそれぞれ一駅の場所にあるのが大口駅。東急東横線も京浜東北線もよく使う路線であるけれど大口駅に降り立つことはほとんど無い。
 その大口駅西口改札前に午後四時に集合することになったのは、ハマのハマちゃんKK氏サイダー将軍DAITENの四名である。

 居酒屋探偵旅の仲間の皆さんからお話を聞き、いつか訪問してみたいと思っていたもつやき店に、ついに連れていってもらえるのである。珍しく事前調査無しで皆さんにただただついてゆく。改札前の静かなたたずまいのロータリーから右手へ行き、線路際を菊名方面へ歩く。すると、一分もたたないうちに到着した。線路際、ホームから見える場所にそのお店はあったのである。

 

 やきとん酒場「仲村」さんである。

 下の写真を撮影した段階では何も気が付かなかったが実はこの写真の中に間違いが一つあるのだ。答えは文末で。

 

 暖簾をくぐり、四人、中に入ってゆく。左手には八名ほどが立てる立ち飲み形式のカウンター。カウンターの中のマスターとママさんが笑顔で迎えてくれた。私以外の皆さんは、すでに顔見知りである。
 開店の午後四時から五分しかたっていないのに、左手カウンター前にはすでに先客の皆さんがたくさん立っておられる。そこで、我々は入って右手の壁際カウンター前に一列に並んだ。
 
 早く飲みたい我々四人、同じものを注文することにした。メガジムビームハイボール(五〇〇円)を四つである。
 レギュラーメニューのもつ焼きのラインナップをじっくりと見る。
 タン、ハツ、ハラミ、ナンコツ、カシラ、レバー、シロ、テッポウ、ガツ、チレ、すべて一三〇円である。チレがあるのが良い。
 三種盛りが三六〇円、五種盛りが七四〇円。価格は税別。

 


 まずは、五種盛り(七四〇円)を二つともつ煮込み(三八〇円)(写真)を人数分の四つもらうことにした。

 

 もつ焼きが次々にやってくる。どれも美味しい。

 

 しかし、あまりのおいしさに写真を少ししか撮っていないことに後から気づく。

 

 「本日のオススメ」アミロール(一〇〇円)、わけぎのぬた(二〇〇円)、ガツサラダ(三五〇円)、豚塩もつ煮込み(三八〇円)の四種。おすすめの日本酒も六種ある。特に、郡山のにいだしぜんしゅ(七〇〇円)が置いてあるのが秀逸。

 

 アミロール(一〇〇円)をサービスで出してくださった。感謝。ゆずこしょうからしが添えてある。私にはゆずこしょうが合う。フンドーキゆずこしょうであった。



 メガジムビームハイボールも無くなり、二杯目を頼む。
 ハマのハマちゃんサイダー将軍白ホッピーセット(五〇〇円)。KK氏麦焼酎いいちこ深薫(四五〇円)、私は赤ワイン(五〇〇円)。

 レバ(一三〇円)、紫蘇巻き(二〇〇円)、タン(一三〇円)。を追加で食べた。タンの歯ざわりが心地よい。

 「塩もつ煮込みも作りましたぁ」とママさん。 
 「それは是非食べなければ・・・」と口々に。

 豚塩もつ煮込み(三八〇円)も食べる。煮込みを二種類たべられるのは贅沢である。

 

 当然のごとく、ハマのハマちゃんサイダー将軍はホッピーの中焼酎(二五〇円)を追加。
 ここからは、それぞれの皆さんのもつに関する知識の応酬である。本当に皆さん詳しいのだ。
 午後五時を過ぎて次々にお客様が来店。外で待っている方々もいらっしゃる。そろそろ退け時だろうか。

 

 午後四時五分から午後五時二十五分まで一時間二十分の滞在。お勘定は四人で税込み一〇一六〇円。

 そして、ママさんが外まで出てきて我々を送ってくださった。

 ここで、文章の最初に書いたクイズの答え。実は開店を待って外に列も出来てしまったらしく、急いで暖簾を出した為、裏表逆に出してしまったとのこと。明るいママさんが楽しそうに裏表を直しておられた。

 やきとん酒場「仲村」さんは明るい御夫婦が仲良く営む、立ち吞みの人気もつ焼き店であった。
 




 大口 やきとん酒場「仲村」
 住 所 横浜市神奈川区大口通り138-13
 営業時間 16:00~23:00
 定休日 日曜・祝日 
 交 通 JR横浜線大口駅西口下車徒歩1分。
 


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