天王町 酔い処「てんのうちょう酒場」
Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第670回 2019年4月23日(火) 【横浜市内地域別】 【時間順】 【池上線】 【がっかり集】
※こちらのお店は現在営業されておりません。
天王町 酔い処「てんのうちょう酒場」
~ お試しで入ったお店は良き酔い処だった ~

今回は番外編を含めない本編のみでの第670回である。
どれだけの数の居酒屋へ行ったのかというご質問を受けることがある。
気に入った居酒屋さんは複数回紹介するので、行ったお店が六七〇軒という訳ではない。そして、良いお店であっても「そのお店の御常連たちにとっては、紹介をして欲しくないのではないか」と判断した場合は書かない。もちろん、チェーン居酒屋などにも行かない訳では無い。さらに、居酒屋探偵になる以前の数十年の間に行った店を加えれば、行った居酒屋の数は千数百軒はあるかもしれない。そんな場慣れしているはずの私でも新しいお店に入ると時は今でもドキドキするものである。
JR保土ケ谷駅西口に「ほどがや酒場」というお店があって、その支店ができたことは居酒屋好きの仲間たちから情報を得ていた。
相鉄線の天王町駅の改札を出て左へ。天王町駅前商店街となっている旧東海道を歩いて帷子橋を渡り、水道道と呼ばれるバス通りと交わる信号のある十字路を渡って、次の十字路を右に曲がり、少し歩くと右側にそのお店はあった。
看板には茄子紺に赤い文字で「酔い処」とあり、その下に「てんのうちょう酒場」と白い文字で店名が書いてある。このデザインは「ほどがや酒場」と同じだ。

看板の下をくぐり、入口のドアを開いて入った。一番奥にカウンター席が四席ほど。カウンターの上段には水槽が乗っている。カウンターの中の厨房には女性二人。カウンター席の左端に座った。店内に流れる音楽はジャパンポップス。

飲み物メニューを見る。まずは、強炭酸ハイボールというウイスキー・ハイボールの十四種類ラインナップの中からジムビームハイボール(三八〇円)を選んだ。飲み物はサワー類、ワイン、ウイスキー、焼酎、日本酒と一通りそろっている。

食べ物メニューを見る。サラダ、マグロなど刺身類、焼き物、揚げ物、様々な一品物などこれも一通りのつまみが揃っている。
さらに、お通しが無いのは好感がもてる。

メニュートップに書かれたポテトサラダ(四三〇円)を選んだ。新しいお店に行くと、必ず、ポテトサラダを頼むことにしている。
しばらくして出てきたポテトサラダは、上に温泉卵とクルトンがのっていて、あまりないタイプ。ゆで卵を微塵に切ったものを混ぜる普通のスタイルとは違い、意外性がある。

日本酒の別メニューが掲げてあった。十八種類と豊富である。

新潟・イットキー純米吟醸(六八〇円)にしようか、和歌山・紀土純米大吟醸(七八〇円)にするか、山口・雁木純米無濾過生原酒(七八〇円)も捨てがたい、いろいろと好きなお酒があって迷う。
そして、結局は高知・美丈夫純米吟醸(七〇〇円)を選んだ。
片口とぐい吞みでお酒は提供される。これも良い。

店内を改めて眺めると、外から見て左手に五人が座れるテーブル席が二つ、店の真ん中に衝立があって、右手の壁際にベンチ席が一直線にあり、その前にテーブルと椅子が三つほど置かれている。

二品目は揚げ物の中からマグロあらのから揚げ(三八〇円)を選んだ。
ボリュームもあり、あわ立てたマヨネーズソースがついてくるのが面白い。よいつまみである。

新しいお店に入ると必ずトイレに入ってみることにしている。トイレには情報があり、そのお店の特徴が解るものだ。
「若者よ飲んで喰え!! みつお」と書かれている。みつおとは誰だろうか。あいだという名字ではないと思うが。
そして、いろいろと注意書きが書いてある。これは保土ヶ谷の「ほどがや酒場」と同じだ。

お客様へ
「当店は飲食店です」に始まる文章が面白かった。
持ち込んだ飲み物、食べ物は店内で食べないでください。
香りの強いタバコを吸われる方は、他のお客様を不快にさせますので早めに退店お願いします。
スマホ等で動画やゲームをする方は音を出さない様お願いします。
トイレは汚さず、汚したら拭く、汚れたトイレはあなたの心。
マナーを守って楽しく酔。
ご理解とご協力お願いします。
一つも無理なことは書いていない。私としては全面的に賛成である。
マグロあらのから揚げを食べながら高知・美丈夫純米吟醸を美味しくいただいた。
午後六時三〇分から四十五分の滞在。お支払いは一八九〇円であった。
お試しで入ったお店は良き酔い処だった。
天王町 酔い処「てんのうちょう酒場」
住所 神奈川県横浜市保土ヶ谷区天王町1-6-6-1F
電話 045-461-9822
定休日 不定休
営業時間 17:30~24:00
交通 相模鉄道本線天王町駅下車徒歩3分。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
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居酒屋探偵DAITENの生活 第670回 2019年4月23日(火) 【横浜市内地域別】 【時間順】 【池上線】 【がっかり集】
※こちらのお店は現在営業されておりません。
天王町 酔い処「てんのうちょう酒場」
~ お試しで入ったお店は良き酔い処だった ~

今回は番外編を含めない本編のみでの第670回である。
どれだけの数の居酒屋へ行ったのかというご質問を受けることがある。
気に入った居酒屋さんは複数回紹介するので、行ったお店が六七〇軒という訳ではない。そして、良いお店であっても「そのお店の御常連たちにとっては、紹介をして欲しくないのではないか」と判断した場合は書かない。もちろん、チェーン居酒屋などにも行かない訳では無い。さらに、居酒屋探偵になる以前の数十年の間に行った店を加えれば、行った居酒屋の数は千数百軒はあるかもしれない。そんな場慣れしているはずの私でも新しいお店に入ると時は今でもドキドキするものである。
JR保土ケ谷駅西口に「ほどがや酒場」というお店があって、その支店ができたことは居酒屋好きの仲間たちから情報を得ていた。
相鉄線の天王町駅の改札を出て左へ。天王町駅前商店街となっている旧東海道を歩いて帷子橋を渡り、水道道と呼ばれるバス通りと交わる信号のある十字路を渡って、次の十字路を右に曲がり、少し歩くと右側にそのお店はあった。
看板には茄子紺に赤い文字で「酔い処」とあり、その下に「てんのうちょう酒場」と白い文字で店名が書いてある。このデザインは「ほどがや酒場」と同じだ。

看板の下をくぐり、入口のドアを開いて入った。一番奥にカウンター席が四席ほど。カウンターの上段には水槽が乗っている。カウンターの中の厨房には女性二人。カウンター席の左端に座った。店内に流れる音楽はジャパンポップス。

飲み物メニューを見る。まずは、強炭酸ハイボールというウイスキー・ハイボールの十四種類ラインナップの中からジムビームハイボール(三八〇円)を選んだ。飲み物はサワー類、ワイン、ウイスキー、焼酎、日本酒と一通りそろっている。

食べ物メニューを見る。サラダ、マグロなど刺身類、焼き物、揚げ物、様々な一品物などこれも一通りのつまみが揃っている。
さらに、お通しが無いのは好感がもてる。

メニュートップに書かれたポテトサラダ(四三〇円)を選んだ。新しいお店に行くと、必ず、ポテトサラダを頼むことにしている。
しばらくして出てきたポテトサラダは、上に温泉卵とクルトンがのっていて、あまりないタイプ。ゆで卵を微塵に切ったものを混ぜる普通のスタイルとは違い、意外性がある。

日本酒の別メニューが掲げてあった。十八種類と豊富である。

新潟・イットキー純米吟醸(六八〇円)にしようか、和歌山・紀土純米大吟醸(七八〇円)にするか、山口・雁木純米無濾過生原酒(七八〇円)も捨てがたい、いろいろと好きなお酒があって迷う。
そして、結局は高知・美丈夫純米吟醸(七〇〇円)を選んだ。
片口とぐい吞みでお酒は提供される。これも良い。

店内を改めて眺めると、外から見て左手に五人が座れるテーブル席が二つ、店の真ん中に衝立があって、右手の壁際にベンチ席が一直線にあり、その前にテーブルと椅子が三つほど置かれている。

二品目は揚げ物の中からマグロあらのから揚げ(三八〇円)を選んだ。
ボリュームもあり、あわ立てたマヨネーズソースがついてくるのが面白い。よいつまみである。

新しいお店に入ると必ずトイレに入ってみることにしている。トイレには情報があり、そのお店の特徴が解るものだ。
「若者よ飲んで喰え!! みつお」と書かれている。みつおとは誰だろうか。あいだという名字ではないと思うが。
そして、いろいろと注意書きが書いてある。これは保土ヶ谷の「ほどがや酒場」と同じだ。

お客様へ
「当店は飲食店です」に始まる文章が面白かった。
持ち込んだ飲み物、食べ物は店内で食べないでください。
香りの強いタバコを吸われる方は、他のお客様を不快にさせますので早めに退店お願いします。
スマホ等で動画やゲームをする方は音を出さない様お願いします。
トイレは汚さず、汚したら拭く、汚れたトイレはあなたの心。
マナーを守って楽しく酔。
ご理解とご協力お願いします。
一つも無理なことは書いていない。私としては全面的に賛成である。
マグロあらのから揚げを食べながら高知・美丈夫純米吟醸を美味しくいただいた。
午後六時三〇分から四十五分の滞在。お支払いは一八九〇円であった。
お試しで入ったお店は良き酔い処だった。
天王町 酔い処「てんのうちょう酒場」
住所 神奈川県横浜市保土ヶ谷区天王町1-6-6-1F
電話 045-461-9822
定休日 不定休
営業時間 17:30~24:00
交通 相模鉄道本線天王町駅下車徒歩3分。
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