横浜 立ち飲み「晴レ坊主」浅間町集会所
Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第679回 2023年3月8日(水) 【横浜市内地域別】 【時間順】 【池上線】 【がっかり集】
横浜 立ち飲み「晴レ坊主」浅間町集会所

〜 晴れのれはカタカナのレな立ち飲み集会所で呑む 〜
散歩が好きです。でも、長年のパートナーのsakuraはもっと散歩が好きなのです。長い年月、二人で歩いた距離はどれだけでしょうか。でも、ただただ歩いただけということは無い。手には必ず「一缶」があり、あるいは途中で居酒屋さんに入ってしまうのが常です。
そんな散歩の途中に見つけたお店があります。2022年12月の開店してからも、その前の工事中の段階から前を通りながらずっと気になっていたお店に、初入店してみることにしました。そこは集会所です。しかし、住宅街にある自治会の集会所とかではない、酒好きが集合する集会所です。
帷子川という川があります。
横浜市旭区若葉台に源を発し、旭区、保土ヶ谷区、西区の市街地を西から東へと流れ、横浜港へ注ぐ帷子川は、相鉄線天王町駅のの帷子橋の下を流れた後、下流部で今井川と合流、石崎川に分流し、その先で新田間川(あらたまがわ)に分かれて、横浜駅近くで新田間川、石崎川に再び合流します。
その新田間川が新横浜通りと交差する新田間橋のたもとに、そのお店はありました。

そのお店の店名は、「晴レ坊主」浅間町集会所さんと言います。
様々な情報がお店の外の看板やメニューに書いてありますので、立ち止まって読んでいる方をよく見かけました。私もその一人。

晴れのれは「レ」なのですね。そして、「浅間町店」ではなく、「浅間町集会所」なのが面白い。

外看板には魅力的な言葉が並んでいます。
生ビール390円、やきとん、マグロ刺身、お通し無し、席料なし。定休日が無いのに驚かされます。
平日、祝日、祝前日は16:00~23:30の営業、土・日は14:00~23:30の営業。
土日の昼間に散歩した後の早い時間に呑みたい我々には最高の発見でした。

店内に入ってみます。すぐ目の前にカウンターの中の調理場で働く皆さんの姿が見えます。ここで左へ曲がると客席。
右手に八人くらいが立てる一直線の立ち飲みカウンターがあります。
カウンターに四人ほどの先客。その方々の背後に二人掛けテーブルが五つ、壁側が全て座れるベンチシートになっており、テーブル手前に椅子が置かれているので、グループごとに調整が出来ます。
入店したのは水曜日の午後7時でしたが、やはりテーブル席は満席でした。
先ほどの入口から入って左手に立ち飲み用のテーブルが二つある空間がありました。そこには誰もいません。狭い場所に入りたがる習性、他のお客様から見えない場所に入り込みたい癖があるので、私には最高の場所です。
さて、飲み物メニューを眺めます。生ビール中ジョッキ(390円)はサッポロ黒ラベルです。瓶ビール大瓶(600円)のサッポロラガー赤星です。
サワー類、焼酎、日本酒などもあり、お酒が飲めない人の為のソフトドリンクも種類が多く用意されています。

瓶ビール大瓶(600円)のサッポロラガー赤星です。古典的居酒屋ファンとしては「赤星」はありがたいです。

やきとん等肉料理も豊富ですが刺身類もちゃんとありますね。コショウダイ刺(400円)が面白いので食べてみたいと思いました。文字で書くと、胡椒鯛とのこと。写真に写っているのは急に出たsakuraの手とiPhoneです。

コショウダイ刺は口をポカンと空けたまま、まるで金管楽器のラッパ(トランペット)のようなので、地方によっては「ラッパ」と呼ばれているそうです。余り知られていないけれど美味しい魚を使ってみるのはお店の方の努力ですね。
でも、今回はナメタカレイ刺(400円)にしてしまいました。次回出会った時はコショウダイ刺を食べてみたいです。もちろん、ナメタカレイ刺も美味しかったです。
フードメニューを再びじっくり見てみます。カシラ、ハラミ、タン、ハツ、ガツなどが160円ですが、チレ、タン軟骨、カシラ脂なども同じ160円。
やきとん以外のメニューも豊富で安い価格です。

晴レ坊主という店名の中の坊主を0と読んでみてか、毎月10日、20日、30日には、サービスイベント【晴レ坊主の日】があります。生ビール220円はありがたい。

おっさんワイン白(430円)を頼んでみました。サントリーさんが出しているガラス製の入れ物にいれたカップワインなのです。立ち飲みテーブルでは、ワイングラスでワインを飲むのは恐い。ワンカップワインは助かります。

にんにく丸揚げ(350円)も頼みます。一部を食べ始めてから写真をとったので半分隠れて写してます。すみません。

凍ったトマトサワー(490円)もあります。

セロリスティック(280円)もいただきました。これ、美味しいセロリなので、実はもうひとつ頼んでしまいました。

壁に「イスあります」というイスのイラスト入りの紙が貼ってありました。
昔は、立ち飲み店はイスを置かない方が良いと私も思っておりましたが、実際歳を重ねてみると、常連さんも疲れている日もあるだろうなぁ、膝が痛い人(私)もいるだろうなぁ。なんて思います。

やきとん屋さんなのですからハラミ(160円)を2本食べました。人気商品とのことですがその通りです。

店内に「晴レ坊主自慢の肉と魚」と題する文章がありました。
店主の方の姿勢が解る言葉ですね。
いろいろなやりとりの中で、詳しくは書きませんが店長とお店の方の気づかいある接客は素晴らしかったです。

お勘定は二人で3750円。午後7時から8時20分までの滞在。
今日は夜にうかがったけれど、次回は晴れた休日の午後2時にでも来店して、ゆっくり座って呑ませてもらいたいと思います。再訪必至の「晴レ坊主」さんでした。

横浜 立ち飲み「晴レ坊主」浅間町集会所
住所 神奈川県横浜市西区浅間町1-6-1
電話 045-323-1155
定休日 なし
月~金、祝日、祝前日 16:00~23:30
土・日 14:00~23:30
交通 相鉄線横浜駅下車徒歩8分/相鉄線平沼駅下車徒歩9分
新岳大典facebookページ(横浜版)はこちら。
新岳大典facebookページ(オリジナル版)はこちら。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
演出家守輪咲良の劇集団「咲良舎」と演技私塾「櫻塾」
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横浜 立ち飲み「晴レ坊主」浅間町集会所

〜 晴れのれはカタカナのレな立ち飲み集会所で呑む 〜
散歩が好きです。でも、長年のパートナーのsakuraはもっと散歩が好きなのです。長い年月、二人で歩いた距離はどれだけでしょうか。でも、ただただ歩いただけということは無い。手には必ず「一缶」があり、あるいは途中で居酒屋さんに入ってしまうのが常です。
そんな散歩の途中に見つけたお店があります。2022年12月の開店してからも、その前の工事中の段階から前を通りながらずっと気になっていたお店に、初入店してみることにしました。そこは集会所です。しかし、住宅街にある自治会の集会所とかではない、酒好きが集合する集会所です。
帷子川という川があります。
横浜市旭区若葉台に源を発し、旭区、保土ヶ谷区、西区の市街地を西から東へと流れ、横浜港へ注ぐ帷子川は、相鉄線天王町駅のの帷子橋の下を流れた後、下流部で今井川と合流、石崎川に分流し、その先で新田間川(あらたまがわ)に分かれて、横浜駅近くで新田間川、石崎川に再び合流します。
その新田間川が新横浜通りと交差する新田間橋のたもとに、そのお店はありました。

そのお店の店名は、「晴レ坊主」浅間町集会所さんと言います。
様々な情報がお店の外の看板やメニューに書いてありますので、立ち止まって読んでいる方をよく見かけました。私もその一人。

晴れのれは「レ」なのですね。そして、「浅間町店」ではなく、「浅間町集会所」なのが面白い。

外看板には魅力的な言葉が並んでいます。
生ビール390円、やきとん、マグロ刺身、お通し無し、席料なし。定休日が無いのに驚かされます。
平日、祝日、祝前日は16:00~23:30の営業、土・日は14:00~23:30の営業。
土日の昼間に散歩した後の早い時間に呑みたい我々には最高の発見でした。

店内に入ってみます。すぐ目の前にカウンターの中の調理場で働く皆さんの姿が見えます。ここで左へ曲がると客席。
右手に八人くらいが立てる一直線の立ち飲みカウンターがあります。
カウンターに四人ほどの先客。その方々の背後に二人掛けテーブルが五つ、壁側が全て座れるベンチシートになっており、テーブル手前に椅子が置かれているので、グループごとに調整が出来ます。
入店したのは水曜日の午後7時でしたが、やはりテーブル席は満席でした。
先ほどの入口から入って左手に立ち飲み用のテーブルが二つある空間がありました。そこには誰もいません。狭い場所に入りたがる習性、他のお客様から見えない場所に入り込みたい癖があるので、私には最高の場所です。
さて、飲み物メニューを眺めます。生ビール中ジョッキ(390円)はサッポロ黒ラベルです。瓶ビール大瓶(600円)のサッポロラガー赤星です。
サワー類、焼酎、日本酒などもあり、お酒が飲めない人の為のソフトドリンクも種類が多く用意されています。

瓶ビール大瓶(600円)のサッポロラガー赤星です。古典的居酒屋ファンとしては「赤星」はありがたいです。

やきとん等肉料理も豊富ですが刺身類もちゃんとありますね。コショウダイ刺(400円)が面白いので食べてみたいと思いました。文字で書くと、胡椒鯛とのこと。写真に写っているのは急に出たsakuraの手とiPhoneです。

コショウダイ刺は口をポカンと空けたまま、まるで金管楽器のラッパ(トランペット)のようなので、地方によっては「ラッパ」と呼ばれているそうです。余り知られていないけれど美味しい魚を使ってみるのはお店の方の努力ですね。
でも、今回はナメタカレイ刺(400円)にしてしまいました。次回出会った時はコショウダイ刺を食べてみたいです。もちろん、ナメタカレイ刺も美味しかったです。

フードメニューを再びじっくり見てみます。カシラ、ハラミ、タン、ハツ、ガツなどが160円ですが、チレ、タン軟骨、カシラ脂なども同じ160円。
やきとん以外のメニューも豊富で安い価格です。

晴レ坊主という店名の中の坊主を0と読んでみてか、毎月10日、20日、30日には、サービスイベント【晴レ坊主の日】があります。生ビール220円はありがたい。

おっさんワイン白(430円)を頼んでみました。サントリーさんが出しているガラス製の入れ物にいれたカップワインなのです。立ち飲みテーブルでは、ワイングラスでワインを飲むのは恐い。ワンカップワインは助かります。

にんにく丸揚げ(350円)も頼みます。一部を食べ始めてから写真をとったので半分隠れて写してます。すみません。

凍ったトマトサワー(490円)もあります。

セロリスティック(280円)もいただきました。これ、美味しいセロリなので、実はもうひとつ頼んでしまいました。

壁に「イスあります」というイスのイラスト入りの紙が貼ってありました。
昔は、立ち飲み店はイスを置かない方が良いと私も思っておりましたが、実際歳を重ねてみると、常連さんも疲れている日もあるだろうなぁ、膝が痛い人(私)もいるだろうなぁ。なんて思います。

やきとん屋さんなのですからハラミ(160円)を2本食べました。人気商品とのことですがその通りです。

店内に「晴レ坊主自慢の肉と魚」と題する文章がありました。
店主の方の姿勢が解る言葉ですね。
いろいろなやりとりの中で、詳しくは書きませんが店長とお店の方の気づかいある接客は素晴らしかったです。

お勘定は二人で3750円。午後7時から8時20分までの滞在。
今日は夜にうかがったけれど、次回は晴れた休日の午後2時にでも来店して、ゆっくり座って呑ませてもらいたいと思います。再訪必至の「晴レ坊主」さんでした。

横浜 立ち飲み「晴レ坊主」浅間町集会所
住所 神奈川県横浜市西区浅間町1-6-1
電話 045-323-1155
定休日 なし
月~金、祝日、祝前日 16:00~23:30
土・日 14:00~23:30
交通 相鉄線横浜駅下車徒歩8分/相鉄線平沼駅下車徒歩9分
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