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天王町 もつ焼き・刺身「まる福酒場」第2回

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第684回 2023年6月26日(月) 【横浜市内地域別】  【時間順】 【池上線】 【がっかり集】
 
 天王町 もつ焼き・刺身「まる福酒場」 第2回

 天王町まる福外観

 〜 川風に癒され救われた日々 〜

 人が集まることが躊躇われた日々、初めての街へ初めての居酒屋を探す居酒屋探偵としての取材を停止していた時期、それでも居酒屋さんには行きたい、そんな時、選ぶお店は換気の良いお店でした。申し訳ないけれど換気の悪そうな場所にあるお店には恐くて入れません。そんな中、時々お邪魔したのは帷子川という川のすぐ脇、帷子橋のたもとにある天王町「もつ焼き・刺身「まる福酒場」さんでした。

 実は何度も来店していますが記事として書いたのは今回が二度目なんです。前回2016年6月ですから7年前になります。息の長いお店である証拠です。

 天王町駅東口改札を出て左手へ。その道は旧東海道です。五十メートルほど行くと帷子川(かたびらがわ)という川が流れており、そこに帷子橋(かたびらばし)という橋がかかっている。実はこれは何度かの改修の結果の川の位置であり、元々江戸時代には天王町駅の南側の今は公園になっている場所にあったそうです。広重の「東海道五十三次之内 保土ヶ谷」は、この場所にあった橋を描いたものとのこと。公園内に旧帷子橋をイメージした場所がつくられ、旧帷子橋の表示や「江戸日本橋より八里」の石碑もあります。

 パートナーのSAKURAと向かったの月曜日の夕方です。繁盛店なので入れない時もありますが今日は大丈夫でした。
 店内、入口右手に四人ほどのカウンター席があり、左手手前に壁に向かって四人席、その向こうに四人席五つと二人席が一つある。入口よりも奥が広くなっています。我々は中央窓際の四人席に座れました。

 天王町まる福瓶ビール1本目

 まずは、麒麟ラガー中瓶(680円)とグラス二つをいただきます。うまい。

 天王町まる福刺身品書

 もつ焼き・刺身と看板にある通り、付け足しの刺身メニューではなく、本鮪大トロ、インド鮪大トロ、本鮪赤身、びんちょう鮪、鮪ぶつ、北海タコ、つぶ貝、イカ、しめさば、サーモンと豊富です。

 天王町まる福たこ刺身

 結局、北海たこ刺し(498円)を頼みました。

 天王町まる福焼き物品書

 カウンター上に焼き物の木札が掛かっています。黒文字はあるもの、赤文字になっているものは売り切れ(ヤマ)です。右手が定番のもので、左手に稀少なものが並びます(写真)。迷いますね。
 
 天王町まる福焼き物

 そして頼んだのは次の6本、味噌かしら(140円)を2本、上なんこつ(130円)を2本、ニンニクの芽(130円)を2本、揃ってやってきました。
 上なんこつはコリコリとして美味しいです。塩のかしらも美味いですが味噌も美味い。ニンニクの芽は好物なので必ず食べます。

 天王町まる福高清水 

 日本酒もきちんと置いてあります。高清水(590円)。ビール好きの咲良は生ビール一番搾り(530円)でした。

 天王町まる福にんにく

 前に頼んでおいたニンニク揚げ(290円)が登場しました。これも定番ですね。

 天王町まる福ビール2本目

 ニンニク揚げならビールと思い、麒麟ラガー中瓶(680円)に戻って締め。

 天王町まる福外観と路地

 ほぼ1時間ほどの滞在。お支払いは2人で4,068円でした。
 外に出て撮影した2枚目の外観写真を見ていただくと分かりますがお店は角地に建っています。向かって右手方向は天王町駅、左手にちょっと暗い帷子川沿いの道があり、帷子橋がかかっています。
 川風が気持ちよく、酔った顔をなでてゆきました。居酒屋巡りができないあの日々も、時折この川風に癒されたことを思い出しました。


 天王町 もつ焼き「まる福酒場」
 住所 神奈川県横浜市保土ヶ谷区天王町2-47-2
 電話 045-333-7793
 定休日 年中無休
 営業時間 16:00~24:00
 交通 相模鉄道本線天王町駅下車徒歩1分。



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