鹿島田 炭火焼鳥「縁家」
Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第686回 2023年8月3日(木) 【地域別】【時間順】【池上線】【がっかり集】
鹿島田 炭火焼鳥「縁家」
~ 懐かしきマーケットの奥で ~

JR南武線の鹿島田駅は商店街がありお酒を飲ませる店が多くあります。
その地名は鹿島神社に寄進する神田に由来するそうで、鹿島田2丁目に「鹿島大神社」があります。
鹿島田駅の南側に位置する鹿島田踏切はピーク時1時間に40分以上も遮断する時がある「開かずの踏切」とのこと。
その為、JR武蔵小杉駅から矢向駅までの区間に残る踏切9カ所を取り去る計画があるそうです。近隣の特に車を利用される皆さんは待ち遠しいことでしょう。
駅改札を出て右手に行くと西口側に降りる階段があります。降りて左手に踏切を見ながら右へ向かいます。道の向こう側には新川崎の高層ビル群が高くそびえています。
右に少しカーブした道を歩いてゆくと、右斜めに分かれる道があります。実はこの道と表通りをつなぐ路地があって、その路地は呑み屋さんが左右に並ぶ酒場街にっているのです。さらに、この路地には屋根があって、雨の日でも傘をささずに「はしご酒」が出来ます。ここは、かつては日々の食材を購入する小さなマーケット(商店街)だった場所で今でも西口マーケットと呼ばれています。
この西口マーケットの表通り側の入口左手にあるのが何度も入店して、2009年3月10日(火)の第189回と2011年6月9日(木)の第433回で紹介もした立ちのみ「夢中」さんがあります。思えば、前回西口マーケットに足を踏み入れてから12年の時が経っているのです。

パートナーのSAKURAと二人、端からいろいろなお店を外から覗いてみる。先客がまったく居ない店はなんとなく入りにくい。
焼き鳥のお店を発見。「縁家」さん。暖簾の脇から少し中を覗いてみます。
右手のカウンターに3人の男女の皆さんの背中が見えます。入ってみることにしました。
店名は、「えにしや」と読むに違いないと思いこんだ私ですが実は「えんや」と素直に読むそうです。

「2人です」と言いながら中に入ります。
四席あるカウンター席の3人の皆さんの背中側を通りながら奥の2つある4人掛けテーブル席の左側の方へ座ります。カウンター席の中は調理場です。
SAKURAは生レモンサワー(400円)です。

私は黒ホッピーセット(350円)。
氷のたくさん入っていますが中の焼酎も多いです。今時良心的な価格です。
乾杯をして呑んでからつまみをいろいろと決めました。焼き鳥屋さんはつまみが少しづつ出てくるのが良いのです。
忘れかけた頃に目の前に現れる。話に夢中になっていて、ちょっとびっくりしたりする。これが楽しいのです。

さて、最初は厚揚げの肉巻き(150円)が2本出てきました。お腹がすいていたので助かります。

次は追加していたポテトサラダ(330円)。ジャガイモの食感が残っていて美味。

ぼんじり(150円)が2本。昔は珍しい部位でしたが今は比較的多くのお店で食べることができます。

私はお酒が弱いので、ホッピーセットの中焼酎は追加しません。そして、いつものように日本酒好きの虫がうずきます。
壁のメニューにあるのは、福島県会津若松市の鶴乃江酒造株式会社の会津中将純米吟醸(700円)と静岡県掛川市の株式会社土井酒造場さんの開運純米吟醸(680円)の二種。やはり、相性が良いのか、行き先々で出会い呑んでしまう「開運」を選びました。
「すいません、手が空いたら開運お願いします」と静かなマスターに声をかけます。
少しして、白い皿に載った十四角形の厚めのグラスが置かれます。角6勺から角8勺までサイズがありますが、たぶん角7勺でしょうか。この十四角形のグラスが大好きですね。
丈夫で長持ち、ちゃんと角もあるけど、滑りにくく、実は扱い易く、中身を引き立てる。
そんな人間でありたいと思います(笑)。
そこへ、一升瓶をマスターが片手でグイッとつかみやってきて、「開運」を注いでくれます。こ
のグラスだと日本酒が本当に美しく美味しそうに見える。実際に美味い。

十四角形のグラスを見ながらニヤニヤして開運を味わっているとまたやって来ました。
手羽先(220円)が2本。
これが美味かった。落語会で言えば主任です。真打ちです。トリです。

トリの鳥を美味しくいただいてお勘定をお願いすると、2人で3050円と、実にリーズナブルでございました。

久しぶりの鹿島田は西口マーケットもまた楽しい時間でした。
鹿島田 炭火焼鳥「縁家(えんや)」
住所 神奈川県川崎市幸区鹿島田1丁目9−5
電話 044-522-6939
定休日 不定休(店内に表示)
営業時間 平日 17:00~24:00 土曜日・日曜日 17:00~23:00
交通 南武線鹿島田駅から徒歩2分・横須賀線新川崎駅から徒歩3分
居酒屋探偵DAITENの生活 第686回 2023年8月3日(木) 【地域別】【時間順】【池上線】【がっかり集】
鹿島田 炭火焼鳥「縁家」
~ 懐かしきマーケットの奥で ~

JR南武線の鹿島田駅は商店街がありお酒を飲ませる店が多くあります。
その地名は鹿島神社に寄進する神田に由来するそうで、鹿島田2丁目に「鹿島大神社」があります。
鹿島田駅の南側に位置する鹿島田踏切はピーク時1時間に40分以上も遮断する時がある「開かずの踏切」とのこと。
その為、JR武蔵小杉駅から矢向駅までの区間に残る踏切9カ所を取り去る計画があるそうです。近隣の特に車を利用される皆さんは待ち遠しいことでしょう。
駅改札を出て右手に行くと西口側に降りる階段があります。降りて左手に踏切を見ながら右へ向かいます。道の向こう側には新川崎の高層ビル群が高くそびえています。
右に少しカーブした道を歩いてゆくと、右斜めに分かれる道があります。実はこの道と表通りをつなぐ路地があって、その路地は呑み屋さんが左右に並ぶ酒場街にっているのです。さらに、この路地には屋根があって、雨の日でも傘をささずに「はしご酒」が出来ます。ここは、かつては日々の食材を購入する小さなマーケット(商店街)だった場所で今でも西口マーケットと呼ばれています。
この西口マーケットの表通り側の入口左手にあるのが何度も入店して、2009年3月10日(火)の第189回と2011年6月9日(木)の第433回で紹介もした立ちのみ「夢中」さんがあります。思えば、前回西口マーケットに足を踏み入れてから12年の時が経っているのです。

パートナーのSAKURAと二人、端からいろいろなお店を外から覗いてみる。先客がまったく居ない店はなんとなく入りにくい。
焼き鳥のお店を発見。「縁家」さん。暖簾の脇から少し中を覗いてみます。
右手のカウンターに3人の男女の皆さんの背中が見えます。入ってみることにしました。
店名は、「えにしや」と読むに違いないと思いこんだ私ですが実は「えんや」と素直に読むそうです。

「2人です」と言いながら中に入ります。
四席あるカウンター席の3人の皆さんの背中側を通りながら奥の2つある4人掛けテーブル席の左側の方へ座ります。カウンター席の中は調理場です。
SAKURAは生レモンサワー(400円)です。

私は黒ホッピーセット(350円)。
氷のたくさん入っていますが中の焼酎も多いです。今時良心的な価格です。
乾杯をして呑んでからつまみをいろいろと決めました。焼き鳥屋さんはつまみが少しづつ出てくるのが良いのです。
忘れかけた頃に目の前に現れる。話に夢中になっていて、ちょっとびっくりしたりする。これが楽しいのです。

さて、最初は厚揚げの肉巻き(150円)が2本出てきました。お腹がすいていたので助かります。

次は追加していたポテトサラダ(330円)。ジャガイモの食感が残っていて美味。

ぼんじり(150円)が2本。昔は珍しい部位でしたが今は比較的多くのお店で食べることができます。

私はお酒が弱いので、ホッピーセットの中焼酎は追加しません。そして、いつものように日本酒好きの虫がうずきます。
壁のメニューにあるのは、福島県会津若松市の鶴乃江酒造株式会社の会津中将純米吟醸(700円)と静岡県掛川市の株式会社土井酒造場さんの開運純米吟醸(680円)の二種。やはり、相性が良いのか、行き先々で出会い呑んでしまう「開運」を選びました。
「すいません、手が空いたら開運お願いします」と静かなマスターに声をかけます。
少しして、白い皿に載った十四角形の厚めのグラスが置かれます。角6勺から角8勺までサイズがありますが、たぶん角7勺でしょうか。この十四角形のグラスが大好きですね。
丈夫で長持ち、ちゃんと角もあるけど、滑りにくく、実は扱い易く、中身を引き立てる。
そんな人間でありたいと思います(笑)。
そこへ、一升瓶をマスターが片手でグイッとつかみやってきて、「開運」を注いでくれます。こ
のグラスだと日本酒が本当に美しく美味しそうに見える。実際に美味い。

十四角形のグラスを見ながらニヤニヤして開運を味わっているとまたやって来ました。
手羽先(220円)が2本。
これが美味かった。落語会で言えば主任です。真打ちです。トリです。

トリの鳥を美味しくいただいてお勘定をお願いすると、2人で3050円と、実にリーズナブルでございました。

久しぶりの鹿島田は西口マーケットもまた楽しい時間でした。
鹿島田 炭火焼鳥「縁家(えんや)」
住所 神奈川県川崎市幸区鹿島田1丁目9−5
電話 044-522-6939
定休日 不定休(店内に表示)
営業時間 平日 17:00~24:00 土曜日・日曜日 17:00~23:00
交通 南武線鹿島田駅から徒歩2分・横須賀線新川崎駅から徒歩3分