日暮里 居酒屋「豊田屋」
Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第96回 2008年4月28日(月) 【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】
日暮里 居酒屋「豊田屋」

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前回のもつ焼き「菊一」を出た後、タクシーに乗った「居酒屋探偵事務所」メンバー、DAITEN、OZAKI先生、ASIMO君の3人は、日暮里駅東口のロータリーに降り立った。日暮里駅前は西日暮里以上に様変わりしていた。日暮里駄菓子問屋街のあった場所のあたりには、地上25階のステーションポートタワー、地上35階のステーションプラザタワー、地上40階のステーションガーデンタワーの3つの高層ビルがらなるサンマークシティ日暮里という新街区に変わっていた。そして、すぐ脇には「新交通システム・日暮里舎人ライナー」の終着駅がある。
そんな新しい地区のすぐ隣に、古くからやっている古典酒場がある。
今回の「日暮里界隈思い出ツアー」の二軒目は、居酒屋「豊田屋」である。「豊田屋」はBSの人気番組「吉田類の酒場放浪記」でも紹介されており、太田和彦氏の「精選東京の居酒屋」にも掲載されている。
しかし、私がこの店を知ったのは、やはり、もつ焼き「菊一」と同じ、今から30年前であった。当時、会社の歓迎会や送別会など、職場の飲み会の多くがこの「豊田屋」の二階座敷で行われたからである。
午後9時15分である。入口を開け中を覗いた。入って右側にカウンター席、左手にテーブル席がたくさんある。どの席も満席の様子であった。諦めかけた時、一番奥の方のお客さんが数名立ち上がり、こちらにやってくるのが見えた。お店の方が「片づけますので少し待ってください」と言った。
外でしばらく待つことにする。先ほどのお客さんたちが支払いを済ませて外に出てきた。入れ替わりに中に入る。その時、我々の背後に数人の客の姿があった。お店の方がその方たちに「○○さん、すいませんね、いっぱいなんです」と言った。実に運が良い。
我々が通された席は、配膳口のすぐ前の8人ほどが座れる大きめのテーブルであった。荷物を棚に置き、テーブルの空いている部分に3人で滑り込むように座った。
さきほどの菊一の続きで私とASIMO君はレモンサワー(300円)である。OZAKI先生は、焼酎お湯割り(260円)に切り替えた。
「菊一」では肉類ばかりであったので、こちらでは、初かつお刺(480円)と、生たこ(500円)をいただく。
このあたりからOZAKI先生がだいぶ御機嫌になってしまっていた。帰りに近くの「馬賊」というラーメン店で「坦々麺」を食べたいと言ってきかないのである。
やがて、「吉田類の酒場放浪記」にも出演された、美人女将がいらっしゃった。店内を回り、常連の皆さんに挨拶をされている。
牛煮込み(320円)を追加、OZAKI先生は焼酎お湯割り、ASIMO君はレモンサワーをそれぞれお代わり。私はチューハイ(270円)である。興水舎炭酸1本まるまるが使われていて270円というのは安い。
OZAKI先生はお湯割り3杯目、私もチューハイを追加してしまう。 最後のつまみは 「限定5品」と書かれたポテトチーズ揚げ(350円)と、えいひれ(480円)であった。このポテトチーズ揚げが独特の食感でおいしかった。
午後10時15分に店を出た。約1時間の滞在、お勘定は3名で6,200円であった。
※ ※ ※
この後、OZAKI先生の強い要望により、さらに二軒はしごをする。
まずは、日暮里駅東口駅前のラーメン店「馬賊」である。ビール大瓶(650円)、 手打餃子(500円)を二皿、坦々麺(800円)1人前を頼み、ビールを飲みながらわけあって食べた。坦々麺の手打ち麺がおいしい。しかし、餃子はかなり大ぶりでありながら皮が薄く、崩れ易くて、食べ難かった。
このあたりでは、何を話したかの記憶がない。3人ともにだいぶ酔っていたようである。締めにラーメン店に入るのは本当に何年ぶりかである。約30分ほどの滞在、合計2,450円であった。
さらに、もう一軒、OZAKI先生が来たことがあるというアイリッシュパブを探す。探しても見つからず、3人して雑居ビルの前で立ち尽くし、何気なく背後を見上げると、ビルの二階にその店はあった。アイリッシュパブ「O’CONNELL」 http://www.oconnell-pub.jp/ である。私は久しぶりにギネスビール1パウント(900円)を飲み、OZAKI先生とASIMO君はウイスキー(600円)をそれぞれ一杯ずつ飲んだ。この時点で11時15分頃であったろうか。
今回は何しろ遠征である。それぞれの家も遠いので、急いで日暮里駅改札を目指した。しかし、OZAKI先生の御機嫌モードは止まらない。「もう一軒行きましょう」と言う。もう一軒行けば帰れなくなってしまう。帰れなくなることに、まったく躊躇のない自由人のOZAKI先生は、手をふりながら、日暮里駅西口の谷中墓地方面へと消えて行ってしまった。数年間彼はこのあたりに住んだことがある。行きつけのバーでもあるのかもしれない。
日暮里 居酒屋「豊田屋」
住所 東京都荒川区東日暮里6-60-11
電話 03-3891-5457
定休 日曜祝日 営業時間16:30〜24:00
交通 JR日暮里駅徒歩1分
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
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前回のもつ焼き「菊一」を出た後、タクシーに乗った「居酒屋探偵事務所」メンバー、DAITEN、OZAKI先生、ASIMO君の3人は、日暮里駅東口のロータリーに降り立った。日暮里駅前は西日暮里以上に様変わりしていた。日暮里駄菓子問屋街のあった場所のあたりには、地上25階のステーションポートタワー、地上35階のステーションプラザタワー、地上40階のステーションガーデンタワーの3つの高層ビルがらなるサンマークシティ日暮里という新街区に変わっていた。そして、すぐ脇には「新交通システム・日暮里舎人ライナー」の終着駅がある。
そんな新しい地区のすぐ隣に、古くからやっている古典酒場がある。
今回の「日暮里界隈思い出ツアー」の二軒目は、居酒屋「豊田屋」である。「豊田屋」はBSの人気番組「吉田類の酒場放浪記」でも紹介されており、太田和彦氏の「精選東京の居酒屋」にも掲載されている。
しかし、私がこの店を知ったのは、やはり、もつ焼き「菊一」と同じ、今から30年前であった。当時、会社の歓迎会や送別会など、職場の飲み会の多くがこの「豊田屋」の二階座敷で行われたからである。
午後9時15分である。入口を開け中を覗いた。入って右側にカウンター席、左手にテーブル席がたくさんある。どの席も満席の様子であった。諦めかけた時、一番奥の方のお客さんが数名立ち上がり、こちらにやってくるのが見えた。お店の方が「片づけますので少し待ってください」と言った。
外でしばらく待つことにする。先ほどのお客さんたちが支払いを済ませて外に出てきた。入れ替わりに中に入る。その時、我々の背後に数人の客の姿があった。お店の方がその方たちに「○○さん、すいませんね、いっぱいなんです」と言った。実に運が良い。
我々が通された席は、配膳口のすぐ前の8人ほどが座れる大きめのテーブルであった。荷物を棚に置き、テーブルの空いている部分に3人で滑り込むように座った。
さきほどの菊一の続きで私とASIMO君はレモンサワー(300円)である。OZAKI先生は、焼酎お湯割り(260円)に切り替えた。
「菊一」では肉類ばかりであったので、こちらでは、初かつお刺(480円)と、生たこ(500円)をいただく。
このあたりからOZAKI先生がだいぶ御機嫌になってしまっていた。帰りに近くの「馬賊」というラーメン店で「坦々麺」を食べたいと言ってきかないのである。
やがて、「吉田類の酒場放浪記」にも出演された、美人女将がいらっしゃった。店内を回り、常連の皆さんに挨拶をされている。
牛煮込み(320円)を追加、OZAKI先生は焼酎お湯割り、ASIMO君はレモンサワーをそれぞれお代わり。私はチューハイ(270円)である。興水舎炭酸1本まるまるが使われていて270円というのは安い。
OZAKI先生はお湯割り3杯目、私もチューハイを追加してしまう。 最後のつまみは 「限定5品」と書かれたポテトチーズ揚げ(350円)と、えいひれ(480円)であった。このポテトチーズ揚げが独特の食感でおいしかった。
午後10時15分に店を出た。約1時間の滞在、お勘定は3名で6,200円であった。
※ ※ ※
この後、OZAKI先生の強い要望により、さらに二軒はしごをする。
まずは、日暮里駅東口駅前のラーメン店「馬賊」である。ビール大瓶(650円)、 手打餃子(500円)を二皿、坦々麺(800円)1人前を頼み、ビールを飲みながらわけあって食べた。坦々麺の手打ち麺がおいしい。しかし、餃子はかなり大ぶりでありながら皮が薄く、崩れ易くて、食べ難かった。
このあたりでは、何を話したかの記憶がない。3人ともにだいぶ酔っていたようである。締めにラーメン店に入るのは本当に何年ぶりかである。約30分ほどの滞在、合計2,450円であった。
さらに、もう一軒、OZAKI先生が来たことがあるというアイリッシュパブを探す。探しても見つからず、3人して雑居ビルの前で立ち尽くし、何気なく背後を見上げると、ビルの二階にその店はあった。アイリッシュパブ「O’CONNELL」 http://www.oconnell-pub.jp/ である。私は久しぶりにギネスビール1パウント(900円)を飲み、OZAKI先生とASIMO君はウイスキー(600円)をそれぞれ一杯ずつ飲んだ。この時点で11時15分頃であったろうか。
今回は何しろ遠征である。それぞれの家も遠いので、急いで日暮里駅改札を目指した。しかし、OZAKI先生の御機嫌モードは止まらない。「もう一軒行きましょう」と言う。もう一軒行けば帰れなくなってしまう。帰れなくなることに、まったく躊躇のない自由人のOZAKI先生は、手をふりながら、日暮里駅西口の谷中墓地方面へと消えて行ってしまった。数年間彼はこのあたりに住んだことがある。行きつけのバーでもあるのかもしれない。
日暮里 居酒屋「豊田屋」
住所 東京都荒川区東日暮里6-60-11
電話 03-3891-5457
定休 日曜祝日 営業時間16:30〜24:00
交通 JR日暮里駅徒歩1分
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ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
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