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居酒屋探偵DAITENの「がっかり録」第9回/3つのがっかり

居酒屋探偵DAITENの「がっかり録」第9回    【地域別】 【時間順】 【がっかり集】




 3つのがっかり

 浮気をした報い

 私の場合、酒を呑んだことを「居酒屋探偵DAITENの生活」に全て書いているわけではない。疲れていて、記録をとることも面倒な時もあるのである。
 そんな行きつけの店のひとつに東急目黒線の大岡山駅近くのもつ焼き「三鶴」がある。とても良い店であるが、ホッピーは焼酎の量が多いとはいえ500円と高い。それが唯一の「がっかりな点」である。しかし、ホッピー原理主義的に氷無しのジョッキから焼酎をコップへ移動。途中で「ホッピー外」をもらって残りの焼酎を呑むのである。ゆえに、私は実際には500円より安い価格でホッピー一杯を呑んでいる。
 今日のがっかり店はこの「三鶴」ではない。 「三鶴」に入る前に、ついつい「浮気」をしてしまった店である。昔入ったことのある駅前の大箱店に入ってみたのである。

 その大箱店に入って、通された席は、周囲を囲む様に座ることの出来る巨大テーブルであった。巨大テーブル1つに20人以上が座れる。その巨大テーブルが二つ並んで置かれている。その二つのテーブル席に座らされた。問題は、客が座ってしまうと、巨大テーブルと巨大テーブルの間に通路がまったく無くなってしまうことである。従業員が奥の席まで行けない為、我々よりも奥の席に座っていた客に品物を出す時、我々のすぐ脇にきて、我々の目の前で手を伸ばして品物を渡さなければならない。さらに混んで来た場合は、手前の客に代わりに渡してもらっている。一つのグループ客なら良いが、テーブルには3組の別々の客が座っていた。小さな個人経営の店なら客同士お互い持ちつ持たれつであるから許せる。しかし、これだけ大きな店である。たくさん客を詰め込めば良いというものではない。根本的にテーブルの配置が間違っているとしか思えない。

 さらに、若いグループ客が巨大テーブルのひとつを占有していた。凄い騒ぎようなのである。通路もない、お互い背中が着いてしまうような位置で大騒ぎをされると、二人で話をすることも出来ない。
 瓶ビールを注文し、着きだしを出されて、すぐに結論を出した。「やはり、三鶴に行こう」である。荷物をまとめ、黙って立ち上がった。さすがに店の人間も解ったようである。「申し訳ありません」と謝ってくれ、瓶ビールだけで着きだしの値段は取らなかった
 急いで、「三鶴」へ移動した。ホッとした。最近は個室を持たない大箱店に入る気力が無いのである。そのことを改めて思い知らされた。


 大規模チェーン店のホッピー

 私はチェーン居酒屋の記事は出来るだけ書かないことにしている。ただし、チェーン居酒屋に行かない訳ではない。先日の日曜日も打ち合わせと称する内輪の飲み会で、「さくら水産」の都立大店に入った。
 最近、大手チェーン居酒屋でもホッピーを置くようになっている。しかし、氷を入れることが当たり前になっている店が多い。3冷など望むべくもない。また、価格も高い。
 しかし、「さくら水産」のホッピーは350円である。実は一年程前に値上げしているがそれでも安い方である。 「氷を入れない方がおいしいです」とメニューにも書いてあり、氷無しを頼むと、ちゃんと「ホッピージョッキ」を冷やし、焼酎も業務用ホッピー瓶も全て冷えた状態のホッピーが出てくるのである。焼酎もホッピージョッキの下から1つ目の星の量で適量である。実にうれしい。最近、ホッピーを出す大規模チェーン店が多い。しかし、「さくら水産」のようにきちんとした出し方で出す店は少ない。氷り入りしか想定していない場合が多いのだ。
 先日行ったモンテローザグループの「魚民」では、ホッピーは業務用リターナル瓶ではなく、一般用の容量の少ないタイプの瓶であった。この点だけでも点数は低くなる。そして、氷無しホッピーにも対応出来ていない。
 また、焼酎+ホッピー、だけではなく、巨峰酒+ホッピー、梅酒+ホッピーという飲み方をすすめていた。これも新しい提案として面白いかもしれない。しかし、こういう奇をてらったやり方以前に、「さくら水産」を見習って、「3冷」に近い状態で出す努力をするべきではないだろうか。


 名酒居酒屋閉店

 「古典酒場」編集長のブログによれば、虎ノ門の「鈴傳」が2008年4月25日で閉店したという。その様子を取材されたようで、後日、「古典酒場」で読むことが出来るに違いない。
 虎ノ門「鈴傳」には、過去何度も行ったことがある。しかし、「居酒屋探偵DAITENの生活」を書き始める前であった。ゆえに、虎ノ門「鈴傳」の記事を一度も書かぬまま終わってしまった。
 名酒酒場では私は三杯しか飲まないことにしている。それ以上呑んでも何を呑んでいるか解らなくなるからである。しかし、良い酒を安く売ってくれた虎ノ門「鈴傳」では、そうはいかなかった。ついつい飲み過ぎてしまうこともあった。良い酒を高く売る店は多い、だが、納得できる良い酒を納得出来る価格で売る店は少ない。そんな店がまた一軒無くなってしまったのである。
 
 (了)

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