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長原 串焼居酒屋「環七酒場」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第105回   2008年6月11日(水) 【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】



長原 串焼居酒屋「環七酒場」

   長原串焼居酒屋「環七酒場」

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 自分でもブログを始めるきっかけとなったのが「寄り道blog」である。その中でも特に印象に残っている記事が2006年2月7日の「忘れられぬ人々・・・長原・環七酒場」という記事である。
 この記事を読んでから池上線の長原駅近くにあるこの「環七酒場」にずっと行ってみたいと思っていた。しかし、店の前まで行くその度に、満席であったり休みであったりして、なかなか入る機会がなかった。
 「環七酒場」という名前が好きである。大田区平和島を基点に江戸川区臨海町を終点とする総延長52.5キロメートルという長大な「環状七号線」に沿って存在する居酒屋はたくさんあるに違いない。それを代表するかのような「環七酒場」という名前である。

 長原駅の改札を出たのは午後6時50分頃であろうか。改札の目の前の商店街を左へ歩き、突き当たりを左へ行く。そのまま、まっすぐに歩くと環状七号線に出る。右に曲がって環状七号線沿いを歩いてゆくと、すぐに右手に「環七酒場」がある。

 入口から中を覗いても中が見えない。そのまま、一度通り過ぎてから振り返ると、そこには禿頭で恰幅の良い親父さんが立っていた。ちょっと頭を下げながら中に入る。親父さんもすぐに戻って来て調理場の中へ。そして、「お客さんがさっきのぞいた時、ウインクでもしようかと思ったんですよ」と笑う。
 目の前に8名ほどが座れるカウンターが奥に向かって続いている。その奥には四人掛けのテーブルが1つ。間口が狭い小さな店である。カウンターの中は調理場。カウンター席には先客の方が二人、間を空けて座っているので別々に来られた一人客に違いない。
 真ん中の辺りに座っていらっしゃるお客さんが「いらっしゃい」と言ってくださる。さらに、カウンターの一番手前の席に座ろうとすると、「もっと真ん中へどうぞ」とおっしゃる。

 飲み物を考えていると、親父さんが「最初の一杯はサワーが無料です」と言う。7時までサワー類が無料なのである。レモンサワー(350円)をお願いする。
 焼酎を炭酸で割って、レモン一片を絞って入れたものが出てくる。一緒にイカと大根を煮たものがお通しとして出てくる。お通しは200円である。
 イカと大根の煮物を食べながら、つまみを考えていると、親父さんが「焼き鳥6本で500円のセットと焼き鳥3本と冷や奴とお新香で650円のセットがあります」と教えてくださる。
 6本で500円のセットをお願いする。「タレか塩どちらにしますか?」と聞かれた。迷っていると、「それじゃ、それぞれに合う味にしておきましょうね」と言ってくれる。何事も迷う私にとっては、的確な助言である。

 サワーを飲みながら、店内を見まわす。調理場の壁に「確認 たばこ火の始末、電気、エアコン、ガス元栓、水道もれ、生ビールガス栓」と書かれた紙が貼ってある。几帳面な大将の性格が伝わってくる。
 やがて、やってきた焼き鳥は豚レバー、鳥正肉、鳥皮、スナギモ、ネギ、ピーマンの計6本であった。豚レバーが特においしかった。これで6本500円は安い。

 「お酒、お願いします」と言うと、大将が壁の短冊を指し示しながら「冷やしたものにしますか、燗酒にしますか、燗酒もこの芳泉ですが」とおっしゃる。すぐにその芳泉燗酒(350円)にした。
 燗酒を飲みながら酔いがゆっくりと染みわたってくるのが解る。常連の皆さんは野球の話をしている。店の一番奥の高いところにあるブラウン管テレビを見ているのである。しかし、私の座る席からは間にぶら下がっている丸い照明器具が邪魔になって見えないのである。ゆえに、野球の話には参加しなかった。
 
 3杯目は梅干しハイ(350円)にした。このあたりから、最初に「いらっしゃい」と言ってくださった、二つ隣の席に座っておられる常連のS氏とお話をするようになった。長年、この辺りで飲んでいらっしゃるそうで、この辺りの酒場での出来事を色々とうかがった。武勇伝がたくさんある様子である。
 途中から次々に常連の方々が入ってこられた。私を含めカウンターは6人になった。

 やがて、一人のお客さんの前に、ホッピーの瓶が置いてあるのを発見した。業務用ではなく、コンビニなどでも手に入る一般向けのタイプである。
 大将に「ホッピーがあるのですか?」と聞くと、ちょっと困ったような顔をされて、「うちにはホッピーは無いんですけど、店に置いてくれとお客さんが・・・」とおっしゃる。 どうやら、持ち込みのようである。
「ホッピー好きでホッピーを普及しようとするお客さんはどこにもいるのだなあ」と感心させられた。私もまた、こちらのお店に三冷のホッピーがあればうれしいと思う一人である。

 最後にマグロ納豆(400円)とウーロンハイ(350円)をお願いする。
 さらに、S氏の武勇伝は続く。話は日本経済にまで発展した。私はいろいろな話を初めての方から聞くのが好きである。自分の知らないことを聞くのは楽しい。煩わしいとは思わないのである。
 時間は午後8時10分になっていた。約1時間20分ほどの滞在。思いの外、長居してしまった。お勘定をお願いすると2,150円であった。酒類4杯と、お通し、焼き鳥6本、マグロ納豆でこの値段は安い。つまみの種類は少ないが安い値段設定であり、常連が毎日のように来ることが出来る店と言える。
 大将がにこやかに送り出してくれる。大将から紹介されていたので承知していたが、常連のS氏が自分の名字をおっしゃった。私も本名を告げ、「また、よろしくお願いします」とご挨拶を申し上げた。
 楽しい一時であった。 「寄り道さん」がブログの中で書いていらっしゃることがよく解った気がする。


長原 串焼居酒屋「環七酒場」
住所 東京都大田区上池台1-44-1 ライオンズマンション上池台104
電話 03-3729-5170
交通 東急池上線長原駅下車徒歩3分



ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら


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長原

Comments 2

居酒屋探偵DAITEN

是非是非

コメントありがとうごさいます。

本当に常連の方々のお店です。
一度ご来店ください。
こちらこそよろしくお願いします。

hanacyou

環七

環七を通るたびに気になってた店なんですよ。
なかなかよさそうですね。

ブログを変えました。
また新たによろしくお願いします。