小島新田 居酒屋「立ち呑みコーナー」
居酒屋探偵DAITENの生活 第128回 2008年8月13日(水) 【地域別】 【時間順】
小島新田 居酒屋「立ち呑みコーナー」
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前回の「味の鶴岡」を出た後、小島新田までせっかく来たのだからもう1軒寄ってみようと思った。
最もこの町らしい店はどこであろうかと考え、選んだのは居酒屋「立ち呑みコーナー」という店であった。何か特別な固有名詞はないようである。外側からよく観察してみたが、「立ち呑みコーナー」という言葉以外はどこにもない。店の入っている建物の脇にプレハブのような建物が増設してあり、そこにも入口があって、曇りガラスの窓に居酒屋「立ち呑みコーナー」と書かれている。
プレハブではない本体の建物の方のサッシの引き戸を開け中に入った。左手に逆L字カウンターがあり、逆L字の中は調理場になっていた。調理場では、ベテランの女将さんが一人忙しそうに働いている。カウンターには5、6人のお客さんが立ち呑んでいた。
逆L字の右手奥から壁に作りつけたL字カウンターが続いている。カウンターはさらに、その先で左に折れ、隣のプレハブの方へと続いている。プレハブの方はテーブル席になっていて、かなりの人数の人たちが飲んでいる様子であった。
入ってすぐの左手には階段があり、近くの壁に「上に上がる方、品物お買いあげ下さい」と書いてある。二階席でも呑むことが出来るようである。立ち呑みとテーブル席で、おそらく40人以上が飲めるに違いない。さらに、二階席に客が入ればもっと多くなる。女将さん一人では無理であろう。
テレビではオリンピック女子柔道が放送されていた。
財布を手に、女将さんのいるカウンターの一番左端まで行き、レモンサワー(300円)と、やっこ(100円)をお願いする。レモンサワーはジョッキに入っている。これで300円は安い。お金を払い、品物を手に右手のプレハブ側に近い壁際カウンター前に立った。
お客さんがどんどん入ってくる。プレハブ側テーブル席のお客さんたちはカウンターで支払いをして、自分で品物を運んでゆく。壁側カウンターのお客さんたちも飲み終えると、女将さんが運び易い場所に器やジョッキを持ってゆく。まるで、お客さんが従業員なのである。100パーセント男性客である。家では奥さん任せに違いない親父たちが、自分たちで片づけ、テーブルを拭く。そして、さっと帰るのである。ここには秩序がある。
生ビールは400円である。 煮込みも200円と安い。女将さんは長い水商売経験を感じさせる接客である。やさしく、シャープで、そして鋭い目。やはり、川崎で酔客相手に酒を売るということは、そういうことなのかもしれない。
払った金額は400円であった。一軒の店での過去最低の総額であったかもしれない。ジョッキと器を女将さんの近くまで持ってゆき外に出る。
小島新田の駅に向かう。それぞれの常連の店にまっすぐ入って行く人々と何組もすれ違った。駅につくと電車が来ている。次々に乗ってくる工場労働者らしき人達。川崎大師駅で途中下車したい気持ちを抑えて京浜急行川崎駅へと向かった。
小島新田 居酒屋「立ち呑みコーナー」
住所 神奈川県川崎市川崎区田町?
電話 ?
定休日 ?
営業時間 ?
交通 京浜急行大師線小島新田下車徒歩10秒
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
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小島新田 居酒屋「立ち呑みコーナー」


前回の「味の鶴岡」を出た後、小島新田までせっかく来たのだからもう1軒寄ってみようと思った。
最もこの町らしい店はどこであろうかと考え、選んだのは居酒屋「立ち呑みコーナー」という店であった。何か特別な固有名詞はないようである。外側からよく観察してみたが、「立ち呑みコーナー」という言葉以外はどこにもない。店の入っている建物の脇にプレハブのような建物が増設してあり、そこにも入口があって、曇りガラスの窓に居酒屋「立ち呑みコーナー」と書かれている。
プレハブではない本体の建物の方のサッシの引き戸を開け中に入った。左手に逆L字カウンターがあり、逆L字の中は調理場になっていた。調理場では、ベテランの女将さんが一人忙しそうに働いている。カウンターには5、6人のお客さんが立ち呑んでいた。
逆L字の右手奥から壁に作りつけたL字カウンターが続いている。カウンターはさらに、その先で左に折れ、隣のプレハブの方へと続いている。プレハブの方はテーブル席になっていて、かなりの人数の人たちが飲んでいる様子であった。
入ってすぐの左手には階段があり、近くの壁に「上に上がる方、品物お買いあげ下さい」と書いてある。二階席でも呑むことが出来るようである。立ち呑みとテーブル席で、おそらく40人以上が飲めるに違いない。さらに、二階席に客が入ればもっと多くなる。女将さん一人では無理であろう。
テレビではオリンピック女子柔道が放送されていた。
財布を手に、女将さんのいるカウンターの一番左端まで行き、レモンサワー(300円)と、やっこ(100円)をお願いする。レモンサワーはジョッキに入っている。これで300円は安い。お金を払い、品物を手に右手のプレハブ側に近い壁際カウンター前に立った。
お客さんがどんどん入ってくる。プレハブ側テーブル席のお客さんたちはカウンターで支払いをして、自分で品物を運んでゆく。壁側カウンターのお客さんたちも飲み終えると、女将さんが運び易い場所に器やジョッキを持ってゆく。まるで、お客さんが従業員なのである。100パーセント男性客である。家では奥さん任せに違いない親父たちが、自分たちで片づけ、テーブルを拭く。そして、さっと帰るのである。ここには秩序がある。
生ビールは400円である。 煮込みも200円と安い。女将さんは長い水商売経験を感じさせる接客である。やさしく、シャープで、そして鋭い目。やはり、川崎で酔客相手に酒を売るということは、そういうことなのかもしれない。
払った金額は400円であった。一軒の店での過去最低の総額であったかもしれない。ジョッキと器を女将さんの近くまで持ってゆき外に出る。
小島新田の駅に向かう。それぞれの常連の店にまっすぐ入って行く人々と何組もすれ違った。駅につくと電車が来ている。次々に乗ってくる工場労働者らしき人達。川崎大師駅で途中下車したい気持ちを抑えて京浜急行川崎駅へと向かった。
小島新田 居酒屋「立ち呑みコーナー」
住所 神奈川県川崎市川崎区田町?
電話 ?
定休日 ?
営業時間 ?
交通 京浜急行大師線小島新田下車徒歩10秒
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
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昔、映画で見たような・・・