蒲田 立ち飲み「銀次郎」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第131回   2008年8月24日(日)  【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】



※2008年8月24日午後 130000カウント達成。感謝!

蒲田 立ち飲み「銀次郎」

  立ち飲み銀次郎外観

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 用事があり、蒲田にやってきたのは日曜日であった。普通の街では日曜日の場合、居酒屋や立ち飲み店は休みの場合が多い。
 しかし、ここ蒲田では心配ない。日曜日でも早くから営業している古い大衆酒場や立ち飲み店が多くある。
 まず、東口側を歩いてみた。まだ午後3時前なので開いていない店も多い。店が開くのを待つ気持ちもあったが、今日は西口側に行ってみることにした。
 JR蒲田駅の東口を出て左側の地域にはピンクキャバレーなどを含む、いわゆる「歓楽街」が広がっている。そこを抜け、東海道線や京浜東北線の下をくぐる自由通路をくぐり西口側に向かう。久しぶりに、日本工学院の建物が建ち並ぶ地域にやってくると、そこも大規模な再開発が始まっていた。
 右側に再開発地域を見ながら2008年1月3日の第64回で紹介した「升本」の前に出る。店は閉まっている。そこから裏通りを通って駅前に戻り、アーケード街から東急線脇の飲屋街を散策する。日曜日で休みの店も多い。平日夜の再訪の準備の為の散策である。間口の狭い店が狭い路地にひしめき合っている。生まれ故郷である昭和40年代の川崎駅西口に雰囲気が似ている。
 こういう場所が再開発によって消えてしまうのは寂しい。東急沿線の各駅ですすんでいる耐震工事に伴う再開発の波がここにもやってくるのであろうか。

 再び、駅前ロータリーに戻り、向かったのは立ち飲み「銀次郎」である。蒲田でも最も古い店の一つかもしれない。実は先ほど「升本」のそばを通った時、裏通り側から「銀次郎」を見た時、「銀次郎」の親父さんの姿が見えたのである。いつものように、鋭い目で外を見ていたのである。
 以前は、入口の外に焼き鳥の焼き台が別に出ていた。焼き鳥の注文だけは外に出てしたのを覚えてる。しかし、今はそれもない。

 古い縄のれんをくぐり中に入る。正面右手にL字カウンターがあり、そこには10人ほどが立てる。左手の壁は入口から奥まで長いカウンターがある。そこにも10人位が立てるであろうか。すぐ右手には高い立ちのみテーブルがあり、その回りにも6人位は立てるかもしれない。立ちのみ店としては規模が大きいと言える。
 左壁際カウンターに御老人が一人。右手テーブルにも御老人が一人。L字カウンターには中年の女性と男性が立っている。全員が離れた場所に立っているのである。

 「前金でお願いします」と壁に書かれている。レモンサワー(300円)と煮込み豆腐(350円)をカウンターの中の白衣を来た女将さんにお願いをして、千円札を目の前の灰皿の中に入れた。品物と一緒にお金を払い、釣り銭を受け取るのである。
 レモンサワーがやってくる。焼酎は濃いめである。煮込み豆腐もすぐにやってきた。これに卵が入ると50円増額で400円になる。 様々な部位が入った濃い味つけの煮込みである。

 私服を来た強面のマスターが店内を歩きながら、配膳と同時に勘定を徴収する。初めて来た時には他のお客さんと一緒に飲んでいたので、お客の一人と勘違いしてしまった。
 マスターが携帯電話を持ったお客さんとずっと競馬の話をしている。携帯で馬券のエントリーをしているようである。
 私以外は全て常連である。店内の話題は全て競馬パチンコの話であった。パーティー会場のように、少しずつお互いに関わり合う。しかし、席は全員が離れてギャンブルに集中している。後からやってきたお客さんもちゃんと離れた場所に立っていた。
 老人のお客さんの一人は、ずいぶん量を飲んでしまっているのか、呂律が回らず、注文していない物を注文したと思いこんでみたり、払っているのに払っていないと思ってしまっていたり、マスターも面倒を見るのが大変である。

 レモンサワーのグラスを持ち上げてマスターに示す。お代わりである。しばらくしてエシャレット(300円)を女将さんにお願いする。
 壁を見ると「割るならハイサワー」と書かれた女性のTバック水着のポスターが貼ってある。この店の中で新しい物、若々しい物はそれくらいである。
 ここは若い女性が白ワインのグラス片手に飲んでいるような「今時の立ち飲み」では絶対にない。

 午後3時から3時40分までの40分の滞在。支払った金額は1,250円であった。


 ※追記 価格は2008年8月取材時点の価格。


立ち飲み銀次郎看板

蒲田 立ち飲み「銀次郎」
住所 東京都大田区西蒲田7-29-3 久保井ビル
電話 03-3731-3086
定休日 ? 営業時間 ? 
交通 JR京浜東北線蒲田・東急池上線・東急多摩川線蒲田駅下車徒歩2分


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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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