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奥沢 やきとり「さいとう」第2回

居酒屋探偵DAITENの生活 第143回  2008年9月25日(木) 【地域別】  【時間順】




奥沢 やきとり「さいとう」 第2回

奥沢さいとう

  
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 咲良舎の次回公演「愛と偶然の戯れ」のチラシ制作について、東急東横線中目黒でスタッフと打ち合わせを済ませた後、東急東横線自由が丘まで移動したSAKURAと私は、電車で帰ることを止めて、改札から外に出ることにした。
 自由が丘から自宅まで3㎞ほどの道程を歩こうというのである。実は前日も東急目黒線・大井町線の大岡山から歩いた。酒を呑むと歩きたくなるのが我々の習性である。缶酎ハイ片手に3㎞から4㎞位歩くのはごく普通のことである。
 東急東横線の自由が丘から南東方向に歩くと、途中に東急目黒線の奥沢駅がある。踏切を渡ったところで、やきとり「さいとう」の前に出てしまった。時間は午後11時を過ぎている。しかし、表には暖簾が出ており、赤提灯もついている。やきとり「さいとう」の渋い外観が我々を誘っている。
 実は、来月にこちらのお店にあるゲストの方をお迎えする予定なので、「偵察行動」に出ようということになった。私は何度も来ているがSAKURAは7、8年ぶりであるという。前回記事にしたのは、2008年4月19日(土)第93回であるから半年ぶりの来店である。

 まるで、時代劇の居酒屋のセットのような入口を入ると、店内は仄かな電球の灯りで照らされている。これが目に優しく、とても落ち着くのである。
 左手のカウンター席のみが埋まっていた。どの方も常連の皆さんのようで、お店の女性二人と親しげに話している。右側の三列のテーブル席にはお客さんの姿はなく、奥の座敷も暗くなっている。マスターの姿が無い。「もう終わりなのかな?」と少し心配になる。

 女性が飲み物を聞いてくれる。SAKURAは生ビール(400円)、私は千福辛口(300円)である。ここでマスターが奥から登場である。
 お酒が来るとすぐに焼き物をお願いした。カシラ、ハラミ、ナンコツを各2本ずつ、こちらの店は2本縛りである。SAKURAがメニューの注意書きを読まずに、レバーを1本だけ注文して断られた。しかし、しばらくして女性が戻ってきて、今だけ特別に1本だけ焼いてくれるという。とても、うれしい。もちろん、あくまで「特別」であるから普段はワガママを言ってはいけないのである。
 
 こちらの店の名物料理はもつ焼きと冬場は「おでん」である。今の時期はまだ作っていないとあきらめていたが、壁に「冷やしみそおでん」の文字を発見する。
 「ちくわぶ」と言う文字をSAKURAが見つけて、「食べないの?」と誘惑する。私が「ちくわぶ好き」であることを知っているからである。
 我慢出来ずに、冷やしみそおでんのちくわぶ(160円)を注文した。
やって来た冷たい「ちくわぶ」には甘辛い味噌が塗ってある。これがとてもうまいのである。こういう食べ方もあるのかと感心してしまった。
 聞いてみると、温かいおでんは10月から作るという。次回来る時には、おでんを食べることが出来るということだ。
 お互いの飲み物が無くなり、冷酒(500円)を頼んだ。銘柄は千福生貯蔵酒である。これをチビチビのみながら、芝居の話をした。

 カウンターの常連のお客さんたちが一人また一人と帰ってゆく。最後のお客さんが帰ったところで午前0時近くなっていた。
 我々も帰ろうと思い、お勘定をお願いした時、「土曜日の午後8時くらいは混んでいて入れませんかねえ」と聞いてみる。すると、予約できるという。以前は予約を受け付けていなかったはずである。うれしい話である。さっそく予約をお願いした。
 お勘定は二人で2,060円であった。午前0時の閉店時間ぴったりに外に出た。約50分ほどの滞在であった。
 「偵察行動」は大成功であった。ここから約2.5㎞ほどの道を歩いて帰った。気温はまだ高い、しかし、時折吹く秋の風が心地よかった。




奥沢 やきとり「さいとう」
(やきとん)
住所 東京都世田谷区奥沢4-27-12
電話 03-3727-6233
定休 日曜日
営業時間17:00~24:00
東急目黒線奥沢駅北口より徒歩30秒
地図や店内の様子はこちら↓
http://www.sempuku.co.jp/sagaseru/shop/shop_tokyo/setagaya/1.htm


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ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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奥沢

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