学芸大学 居酒屋「久慈川」
居酒屋探偵DAITENの生活 第155回 2008年11月1日(土) 【地域別一覧表へ】
※2008年11月5日 170,000カウント通過 感謝!
学芸大学 居酒屋「久慈川」
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東京地方では、今年の「木枯らし1号」が吹いた。そんな寒さもあって、「愛と偶然の戯れ」の稽古の後、学芸大学の「鷹番の湯」で暖まりたいとSAKURAが言う。
学芸大学駅の改札口を右に行き、目の前に続く商店街を歩いて行く。右手の居酒屋等が入っているビルの3階には、なぎら健壱さんの息子さんがやっているという「もんじゃ焼きの店らくらく」がある。少し進んで左に入った路地には、VOL.108で紹介した、もつ焼き「ふじや」がある。
商店街はバス通りに出た信号のある五叉路で終わっている。バス通りを渡って、住宅街を進み、2本目の角を左に曲がると「鷹番の湯」がある。「鷹番の湯」はいわゆる天然温泉である。コンクリートの立派な建物で、奇数日は男性が1階で女性が2階、偶数日は男性が2階で女性が1階に交代に入るようになっている。今日は11月1日であるから1階に入った。今時、料金はなんと385円である。天然温泉であるのに通常の銭湯料金よりも安く入れるのである。素晴らしい。高い場所から外気が入ってくる露天風呂もあり、広めのロビーの一部には座敷まであって、そこで缶ビールをのむことが出来る。1時間ほどの温泉タイム。幸せな一時である。
「鷹番の湯」を出た我々は、学芸大学駅近くに戻ってきた。今日の目的の店、家庭料理の店「久慈川」は改札から徒歩1分程の場所にある。改札を出て右に行き、2本目の路地を右に入ると、左手に「久慈川」がある。その手前左には、2008年8月17日のvol.130で紹介した炭火焼鳥「串善」がある。その時、 「吉田類の酒場放浪記」で紹介された店があると書いたのが「久慈川」さんなのである。
表には、「ハイサワー・ハイッピー」の幟が立っている。「ハイサワー」の博水社が隣町の武蔵小山にあるだけのことはある。
暖簾をくぐり中に入る。入って右に8人ほどが座れるカウンターがある。カウンターの中は調理場。vol.092で紹介した、同じ学芸大学の「目黒かっぱ」さんに雰囲気が似ている。カウンターには先客の方が一人座っていた。マスターと楽しく談笑されている。
先客の方が呑んでいるビールがスーパードライなのを見て、ビールは避けて、二人でハイサワーをいただく。突き出しは野菜の炒めもの。何を頼もうか迷って、カウンターから立ち上がり、メニューを見に行く。
「シメサバとアンキモがありますよ」とマスターが声をかけてくれる。
そこで、シメサバを頼むことにした。
お客さんが置いていったのか、カウンターの上には、蛙の置物やパズル、おもちゃ等がたくさんある。背後の壁には芸能人のサインや何かの記念の写真がたくさん貼ってある。
その中に、ブラザートムさんの色紙もあった。
「ライオンハート」よろしくね スマップ、キムタクです。by BroTom 2008.7.21
と書いてある。きっと酔っていたに違いない。比較的最近の日付である。vol.130で紹介した通り、ブラザートムさんが学芸大学の酒場に頻繁に出没している証拠であった。
もう一人、常連の方が入ってきた。ビールを頼むとサッポロ黒ラベルが出てくる。他の銘柄もあったのである。
シメサバを見て、sakuraが熱燗が呑みたいという。熱燗二合をお願いした。納豆お焼き(500円)も頼んだ。
sakuraが蛙のおもちゃやパズルに夢中になっている。
「いろいろな物が置いてありますね、お客さんが持ってこられるんですか?」とマスターに聞く。その通りであると言う。隣の常連の方によれば、蛙が多いのは、このお店に帰って来られるように、「帰る」と掛けて「蛙」なのだそうである。
さらに、隣の常連の方が「ここのトイレが凄いんだよ。」とおっしゃる。ちょうど行きたかったので、入ってみる。言葉を失った。すごい数の人形やおみあげ品などが置かれ、千社札などもたくさん貼ってあるのである。なぎら健壱さんの千社札もあった。
この凄さは実際に店に行って見ていただくしかない。描写不可能な量である。
びっくりした顔で出てきた私の顔を見て、常連の方々が笑っている。それほど、凄いトイレなのである。
マスターの話によれば、テレビが撮影に来た時、トイレを撮っていったけれど、放送はされなかったようである。吉田類さんの番組だろうか?
こちらの店は、早い時間をマスターが仕切り、午後10時近くになるとマスターの娘さんが来て、バトンタッチをするそうである。
納豆お焼きが出てきた。納豆の入ったお好み焼きのようである。予想を越えるボリュームだ。レタスとトマトも添えてある。
つまみに合わせて、瓶ビールを呑むことにした。サッポロ黒生中瓶。
話しているうちに、二人目の常連の方が俳優の銀次郎さんであることが解った。名字無しで名前のみの「銀次郎」さんである。Vシネで活躍されている方である。早速、我が方の芝居「愛と偶然の戯れ」のチラシをお渡しする。もちろん、もう一人の常連の方やマスターにもお渡しした。
色々と話が盛り上がって、ちょっとのつもりが9時近くなってしまった。
本当に楽しい店である。お酒や食べ物とは別の素晴らしい付加価値のある店であった。
午後7時15分から8時45分。1時間30分の滞在。お勘定は二人で4,600円であった。

学芸大学 居酒屋「久慈川」
住所 東京都目黒区鷹番3-3-10
電話 03-3793-9661
定休日 無休
営業時間 17:30~26:00
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ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
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※2008年11月5日 170,000カウント通過 感謝!
学芸大学 居酒屋「久慈川」


東京地方では、今年の「木枯らし1号」が吹いた。そんな寒さもあって、「愛と偶然の戯れ」の稽古の後、学芸大学の「鷹番の湯」で暖まりたいとSAKURAが言う。
学芸大学駅の改札口を右に行き、目の前に続く商店街を歩いて行く。右手の居酒屋等が入っているビルの3階には、なぎら健壱さんの息子さんがやっているという「もんじゃ焼きの店らくらく」がある。少し進んで左に入った路地には、VOL.108で紹介した、もつ焼き「ふじや」がある。
商店街はバス通りに出た信号のある五叉路で終わっている。バス通りを渡って、住宅街を進み、2本目の角を左に曲がると「鷹番の湯」がある。「鷹番の湯」はいわゆる天然温泉である。コンクリートの立派な建物で、奇数日は男性が1階で女性が2階、偶数日は男性が2階で女性が1階に交代に入るようになっている。今日は11月1日であるから1階に入った。今時、料金はなんと385円である。天然温泉であるのに通常の銭湯料金よりも安く入れるのである。素晴らしい。高い場所から外気が入ってくる露天風呂もあり、広めのロビーの一部には座敷まであって、そこで缶ビールをのむことが出来る。1時間ほどの温泉タイム。幸せな一時である。
「鷹番の湯」を出た我々は、学芸大学駅近くに戻ってきた。今日の目的の店、家庭料理の店「久慈川」は改札から徒歩1分程の場所にある。改札を出て右に行き、2本目の路地を右に入ると、左手に「久慈川」がある。その手前左には、2008年8月17日のvol.130で紹介した炭火焼鳥「串善」がある。その時、 「吉田類の酒場放浪記」で紹介された店があると書いたのが「久慈川」さんなのである。
表には、「ハイサワー・ハイッピー」の幟が立っている。「ハイサワー」の博水社が隣町の武蔵小山にあるだけのことはある。
暖簾をくぐり中に入る。入って右に8人ほどが座れるカウンターがある。カウンターの中は調理場。vol.092で紹介した、同じ学芸大学の「目黒かっぱ」さんに雰囲気が似ている。カウンターには先客の方が一人座っていた。マスターと楽しく談笑されている。
先客の方が呑んでいるビールがスーパードライなのを見て、ビールは避けて、二人でハイサワーをいただく。突き出しは野菜の炒めもの。何を頼もうか迷って、カウンターから立ち上がり、メニューを見に行く。
「シメサバとアンキモがありますよ」とマスターが声をかけてくれる。
そこで、シメサバを頼むことにした。
お客さんが置いていったのか、カウンターの上には、蛙の置物やパズル、おもちゃ等がたくさんある。背後の壁には芸能人のサインや何かの記念の写真がたくさん貼ってある。
その中に、ブラザートムさんの色紙もあった。
「ライオンハート」よろしくね スマップ、キムタクです。by BroTom 2008.7.21
と書いてある。きっと酔っていたに違いない。比較的最近の日付である。vol.130で紹介した通り、ブラザートムさんが学芸大学の酒場に頻繁に出没している証拠であった。
もう一人、常連の方が入ってきた。ビールを頼むとサッポロ黒ラベルが出てくる。他の銘柄もあったのである。
シメサバを見て、sakuraが熱燗が呑みたいという。熱燗二合をお願いした。納豆お焼き(500円)も頼んだ。
sakuraが蛙のおもちゃやパズルに夢中になっている。
「いろいろな物が置いてありますね、お客さんが持ってこられるんですか?」とマスターに聞く。その通りであると言う。隣の常連の方によれば、蛙が多いのは、このお店に帰って来られるように、「帰る」と掛けて「蛙」なのだそうである。
さらに、隣の常連の方が「ここのトイレが凄いんだよ。」とおっしゃる。ちょうど行きたかったので、入ってみる。言葉を失った。すごい数の人形やおみあげ品などが置かれ、千社札などもたくさん貼ってあるのである。なぎら健壱さんの千社札もあった。
この凄さは実際に店に行って見ていただくしかない。描写不可能な量である。
びっくりした顔で出てきた私の顔を見て、常連の方々が笑っている。それほど、凄いトイレなのである。
マスターの話によれば、テレビが撮影に来た時、トイレを撮っていったけれど、放送はされなかったようである。吉田類さんの番組だろうか?
こちらの店は、早い時間をマスターが仕切り、午後10時近くになるとマスターの娘さんが来て、バトンタッチをするそうである。
納豆お焼きが出てきた。納豆の入ったお好み焼きのようである。予想を越えるボリュームだ。レタスとトマトも添えてある。
つまみに合わせて、瓶ビールを呑むことにした。サッポロ黒生中瓶。
話しているうちに、二人目の常連の方が俳優の銀次郎さんであることが解った。名字無しで名前のみの「銀次郎」さんである。Vシネで活躍されている方である。早速、我が方の芝居「愛と偶然の戯れ」のチラシをお渡しする。もちろん、もう一人の常連の方やマスターにもお渡しした。
色々と話が盛り上がって、ちょっとのつもりが9時近くなってしまった。
本当に楽しい店である。お酒や食べ物とは別の素晴らしい付加価値のある店であった。
午後7時15分から8時45分。1時間30分の滞在。お勘定は二人で4,600円であった。

学芸大学 居酒屋「久慈川」
住所 東京都目黒区鷹番3-3-10
電話 03-3793-9661
定休日 無休
営業時間 17:30~26:00

ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
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