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居酒屋探偵DAITENの「がっかり録」第12回/様々な業態の店を歩いて、がっかり

居酒屋探偵DAITENの「がっかり録」第12回   【地域別】 【時間順】 【がっかり集】




※2008年11月22日 180,000カウント通過 感謝!

様々な業態の店を歩いて、がっかり


 最近、一番多くなっているのは、既存の大衆酒場やもつ焼き店を模倣した店である。椅子やテーブルを簡素にして、安いイメージを作っている。そんな店に入った。
 しかし、入って座ってみると、もつ焼きの1本当たりの価格は140円以上と高い、その上、外税なので税込みでは147円になる。ホッピーなども高く売っている。焼酎(中)とホッピー(外)が別に表記されており、2つを合わせ税込みにしてみると500円を超えてしまう。私は、500円を超えるホッピーをもつ焼き店で飲みたいという気持ちにはなれない。
 これからも有望な業態と思う。しかし、店によって差がある。薄利多売で客をやしている店と、すぐに馬脚を表して閑古鳥が鳴いているケースも見る。ネットなどで情報を得てから入店することをお薦めする。


 東急線のある駅の近くにあったレトロ調の店に数人で入った。粉物系のつまみが多く、メニュー全体は貧弱である。しかし、小さなジョッキを使い自分自身でつぐ発泡酒だけを飲めば安く済ませることが出来る。
 客筋はすべて若者たちである。飲み放題を選んで、繰り返し甘い飲み物や発泡酒を飲んでいる。しかし、接客は雑だ。店内が殺伐としている。若い先輩が仕事を間違えた新入バイト嬢のミスを「この娘~入ったばかりで馴れないんで~」と指摘する。その場の雰囲気が悪くなる。レトロ調の懐かしい緩やかな雰囲気を作ろうというコンセプトは、店員からは完全に無視されているようである。
 さらに、お通しではなく席料を一人300円取るのである。たとえば、この時も飲み代は4人で6,910円であったが席料を加えて8,110円となり、外税の為、消費税が加算されて支払いは8,515円になった。イメージとは異なり、実際にはあまり安くはないのである。


 東急線のある駅前にできた、所謂「半立ち」のバールに入った。バールという形態は嫌いではない。しかし、同じ料金で座ることの出来る人間と立っていなければならない人間が出来てしまう「半立ち」の店は好きではない。入ると比較的広い店の真ん中に大きな円いテーブルがある。その入口近くは立呑み空間になっている。しかし、奥まで行くと、テーブル席があり、さらに奥は椅子付のカウンター席である。カウンター席の手前まで行った。先客が一人カウンターの一番端に座っている。大きな声でカウンター内の人に話しかけている。
 「立っている方が好きなんで・・・」と言って、きびすを返し、入口近くに戻った。

 常連らしき男性は、店の人間相手に自説をぶち上げている。店の人間も受けたり、笑ったりしている。時々見かける光景である。我が物顔の酔客に、店を占拠されないように祈るばかりである。話に夢中になって、注文を取りに来るタイミングも遅れた。
 表の手書きメニューに大きく書いてあった「煮込み」を頼んでみたら、仕込みが間に合わなかったという。手書きメニューは消しておくべきである。

 それにしても誰も入って来ない。駅前の好立地である。黒で統一された外観、看板の照明も少なく、入口全体が暗くて、やっているかどうか迷ったほどである。午後7時過ぎでこれではまずいのではないかと思った。
 一部安いものもあるが、分量が少ない。全体に酒類は高い。量はともかく、食べものは安い設定にしてある。一考が必要である。頑張っていただきたい。


 居酒屋探偵をしていると「居酒屋探偵DAITENの生活」で紹介できない店に出会ってしまう場合も多い。良いと思って紹介した店も、変わってしまうこともある。口コミとは違う結果となる場合もある。やはり、足で探すしかないのである。

 (了)

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「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら


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Comments 6

居酒屋探偵DAITEN

ありがとうございます。

ロザリー様

居酒屋探偵DAITENです。
ありがとうございます。
所謂「おしゃれなお店」が良いと思っているマスコミ雑誌片手の
グルメファンの皆さんと違い、我々は本質的なものが欲しいのです。
うまい具合に肉のサイズや食材を調整して誤魔化す技などは、
すぐに見抜いてしまいますね。

「足立区北区板橋区大田区界隈」と、大田区を入れていただいて
ありがとうございます。

本物が欲しい。その通りです。

ロザリー

まさしく

外見とか内装とかそういったものが、昭和なだけで、でてくるものが昭和じゃないっていうのは、結局昭和を模倣した、テーマパーク風飲み屋さんなんですよね。
そういうのがスキな若いカップルはいいかもしれないけれど、足立区北区板橋区大田区界隈の人間は、それでは、満足できません。
本物がほしいんです、テーマパークじゃなくて。

  • 2008-12-07 (Sun) 22:58
  • REPLY
居酒屋探偵DAITEN

ホッピーについて

バッカス様

居酒屋探偵DAITENです。

コメントありがとうございます。共感の声を多く聞き、心強く思います。
長い間作られてきたホッピーに対する考え方というものがあります。
それを大切にして欲しいと思うのです。
経営する方々の苦労も解ります。この厳しい時代に、本当にたいへんだろうなと思います。

そして、成長も大切ですが、維持することの方がもっと大切だと思います。

「ふくろ」のホッピーは素晴らしいですね。ベストな組み合わせです。
他の飲み物を軽く飲んでいる間にホッピージョッキを氷で冷やし、
氷をアイスペールに戻して原理主義ホッピーに近いものを作って飲めるのがうれしいです。





バッカス

こんにちは、DAITEN様。
初コメントです。

>500円を超えるホッピーをもつ焼き店で飲みたいという気持ちにはなれない。

同感です。
気前良く1合瓶でナカ焼酎で出してくれるなら、まだ我慢できますが。

池袋の『ふくろ』なんかは焼酎一合瓶(190円)、ホッピー360ml瓶(190円)、380円で2.5杯作れますからねぇ・・・。

新興と老舗(土地も建屋も自前だったり)では事情も異なるでしょうが、ホッピーが高いというのは、なんだか気持ちが萎えますよね。

居酒屋探偵DAITEN

恐縮です

CroquettePunch様

恐縮です。

経営者の方、コーディネーターの方のコンセプト
や努力の片鱗が見えるだけに・・・惜しいお店が多い。
最初の哲学を守り続けることが出来る店というのは、
やはり、家族経営の場合が多いのかもしれません。
マニュアルではダメなのでしょうね。やはり。
それから、お客様の協力も必要ですね。

私は高級志向のお店については何も解りません。
でも、居酒屋だけは、少ないお小遣いの中から飲み代を捻り出している
庶民の味方であって欲しいものです。




croquettepunch

ごもっとも,ごもっとも!

団長のがっかり録,共感する方多いはずですよ!
言わば,そんな方々の,不満の代弁録...

私もですねえ,どうしてもこういう視点で呑んでしまうんですよ〜.
性(さが)ってヤツでしょうかねぇ.
いや,団員たるもの,こうでなくっちゃ!ですね,団長.

  • 2008-11-21 (Fri) 07:08
  • REPLY