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渋谷 居酒屋「多古菊」

居酒屋探偵DAITENの生活 第163回  2008年12月21日(日)   【地域別】  【時間順】


渋谷 居酒屋「多古菊」


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 日曜日の夕方である。渋谷駅周辺でチェーン店ではない居酒屋に入りたいと思うと、店の選択は決まってくる。24時間営業の「山家」の各店、やはり24時間営業の「小倉山」、そして、「やまがた」「多古菊」ということになる。
 「多古菊」の入口に、サワーが午後7時までのサービスで200円であることが書いてあった。それに誘われて中に入る。入って左手には三角形の大きなテーブルがあり、回りに座ることが出来るようになっている。右手には4人掛けテーブルが2つ。三角テーブルの奥には6人掛けのカウンターがある。その向こう側は調理場。調理場の右手を通って、奥の座敷に行くことができる。

 カウンターの左端に座る。飲み物のメニューを見る。サワー類が安い中、ホッピーセット(570円)が目についた。この価格は驚きである。
 まずは、サービスのレモンサワー(通常270円がサービスで200円)を頼む。お通し(300円)と一緒に出てきたレモンサワーは中ジョッキに入って出てくる。つまみは、じゃこ天(380円)である。

 日曜日の繁華街の居酒屋はなんとなく寂しい。カウンターは静かな親父の独り飲みである。四人掛のテーブル、三角テーブルにもそれぞれ客が座っているが、それほど混んではいない。
 奥の座敷は忘年会であろうか。やや派手な女性たちが時々やってきて、奥へ入って行く。テーブル席の男性客たちが顔見知りらしく、声を掛ける。水商売関係の皆さんかもしれない。

 さらに、レモンサワーをお代わりする。
 流れるバックグラウンドミュージックは、リリィ『私は泣いています』である。この曲は1974年に発売されたシングル曲である。リリィのかすれた声が好きで、『ダルシマ』というアルバムの広告が雑誌「ミュージックライフ」に載っていたのを覚えている。
 そういえば、私の好きな映画の一つ、『砂の器』(監督/野村芳太郎・脚本/橋本忍・山田洋次)の中で、丹波哲郎と森田健作演ずる刑事が酒を呑んでいた場所もこのあたりであった。『砂の器』も1974年の映画である。
 渋谷の井の頭線渋谷駅近くのこの地域にいると、1970年代の感触を味わうことが出来る。貴重な地域である。

 「多古菊」は、おでんが有名である。ちくわぶ(150円)、厚揚げ(150円)をもらい。日本酒熱燗(300円)を呑むことにする。銘柄は松竹梅豪快である。
 カウンターの左端は落ち着くのである。思えば、生まれ故郷の川崎駅西口の母がやっていたカウンターだけのトンカツ屋「ぐれいん」も、落ち着く席は入って左端のカウンター席であったように思う。常連はそこで「酒」を呑んでいた。作家の池波正太郎が目黒の「とんき」でロースカツをつまみに「酒」を呑んでいたようにである。
 カウンターの端が好きな自分。それには理由があったのである。酒がしみる。しかし、今日はトンカツは食べずにお勘定を済ませることにした。
 5時15分から6時15分の一時間の滞在。お勘定は1,760円。

渋谷 居酒屋「多古菊」
住所 東京都渋谷区道玄坂1-6-2 渋谷ファイブビル1F・2F
電話 03-3461-8866
定休日 年中無休
営業時間 17:00~23:00
交通 京王井の頭線渋谷駅西口下車徒歩1分・JR山手線渋谷駅ハチ公口改札下車徒歩5分

 
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