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蓮沼 立呑処「勘藏」第2回

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第166回  2009年1月1日(木) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】



蓮沼 立呑処「勘蔵」 第2回


   蓮沼立ちのみ勘藏 

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 近所の鎮守様で初詣を済ませてから池上線に乗った。東急池上線の池上駅で下車。母への土産の浅野屋さんの「くず餅」を並んで買う。並んで物を買うのは珍しい。それから再び電車に乗り、隣の蓮沼駅で下車した。sakuraが寒いと元気がない。仕方なく予定の店とは別の焼鳥店に入り、燗酒を飲み身体を温めた。身体が温まると現金なもので元気になる。蓮沼駅前から多摩堤通りを蒲田方面に歩き始めた。数分歩くと右手の角に看板「立呑処勘藏」の文字が見えてくる。大田都税事務所手前の角である。

 立呑処「勘藏」は年中無休である。年末年始も営業していることは前回来店した時に聞いていた。正月に営業している中小の居酒屋は少ない。頼りになるのである。「居酒屋探偵DAITENの生活」の2009年最初の記事はここと決めていた。

 店に入るお客さんは誰もいない。そして、マスターはカウンターで何やら仕込み中であった。すぐにかたづけて、正月限定の振る舞い酒を升に入れてくれる。銘柄は「出羽鶴たる酒」である。「おいしい」とsakuraが喜んでいる。マスターの話では、12月31日は翌朝の朝9時迄の営業予定がさらに午前11時迄開けていたという。その後の2009年1月1日の午後4時開店時の最初の客が我々であるという。口開けの客が自分たちであるとはうれしい話である。

 つまみは、ごぼうキンピラ(150円)、紅白なます(150円)、魚肉ソーセージ(150円)。オニオンスライス(100円)を頼む。
 ホッピーセット(400円)と書いてある。ボーダーラインの価格である。50円追加で焼酎がキンミヤ(亀甲宮)になるという。最近、このようなケースをよく見る。私もついついつられてキンミヤを選んでしまった。sakuraはワインサワー(250円)である。さらに、縁起物と書かれた有頭海老(200円)も選んだ。

 こちらの店は年中無休であり、夕方4時から午前2時まで営業しているのである。「疲れませんか?」と聞くと、「店を開けていた方がおもしろいですから・・・」とおっしゃる。お客さんが面白い人が多いのだそうである。お客さんにはミュージシャンの方もいて、「勘藏」さんの狭い店内でライブをやってしまったりするらしい。

 しばらくして、「食事だけでもいい?」と言いながら若いお客さんが入ってきた。彼はNさんというカメラマンの方で、昨夜もこちらの店に来ていたそうである。「立呑処・勘藏」は食事メニューが豊富であり、食事のみというお客さんがいても不思議はないのである。

 さらに、トマト割り(300円)と、白菜の樽漬物(200円)もいただく。
 ちょっと落語家さんのようなマスターの独特の語り口が楽しい。お客さん同志もすぐに仲良くなってしまうという。
 元日早々から楽しい時間を過ごすことが出来た。

 午後7時から8時まで約1時間の滞在。お勘定は2人で1,950円であった。

蓮沼 立呑処「勘蔵」
住所 東京都大田区西蒲田7-9-5
電話 ?
定休日 年中無休
営業時間 16:00~26:00
交通 東急池上線蓮沼駅下車徒歩5分。JR蒲田駅下車徒歩3分。





ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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蓮沼

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