五反田 焼きとん酒場「かね将」
五反田 焼きとん酒場「かね将」




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職場での軽い新年会を終えてからASIMO君と向かったのは五反田であった。
JR五反田駅の改札を出て右方向に進み、桜田通りを渡って、線路側から数えて2本目の道を入ってゆく。最初の十字路を左に曲がったところに今日の目的の店がある。その店とはやきとん酒場「かね将」である。今までに何度、この店の前まで来たであろうか。その度にあまりにも混んでいて入れなかったのである。ちょうど二人連れのお客さんが中で立ち上がった様子である。店の外を見たお店の方に向かって指を二本立て、こちらが二人であることを示す。すると、うなずきながら両手で少し待つようにとのこと。やがて二人のお客さんが出てきたのと入れ替わりに中に入った。
入って左手はカウンターがあり、7、8人ほどが座れる。右手の方のテーブル席は、席と席の間が狭く、びっしりとそこにお客さんが座っている。しかし、奥の方はカウンター席が無い分、少し余裕をもってテーブルが配置してあった。その左手の四人掛けのテーブルに座ることが出来た。まだ5時半であるからだろうか。運がよい。
まずは、私はホッピーを氷無しでお願いする。ASIMO君はレモンサワーである。すると、私には氷の入っていないサワーグラス、ホッピー瓶が出され、ASIMO君の前にはハイサワーの瓶と氷の入ったサワーグラスが出る。さらに、焼酎が八分目ほど入ったビアタンブラーが2個出てきた。さらにプラスチックのザルに氷が入ったものが出てくる。自分の好きなだけ氷を入れるのである。
つまみは、レバー、かしら、はつを各2本。もつ焼きはすべて1本百円である。さらに、厚揚げ焼き(330円)を頼んだ。もつ焼きはどれも美味しかった。
比較的余裕のある状況は最初の十数分であった。次々にお客さんがやってきて、どのテーブルも相席となってゆく。ほぼ満席になった午後6時過ぎ、入口付近を見ると、入店を断られ、あきらめて帰ってよく人の姿が見えた。本当に人気店である。
さらに、がつ刺し(330円)、マグロ刺し(420円)を追加。レモンサワーの瓶と焼酎をくり返しもらい、分け合いながら飲み続けた。壁のメニューにはレモンサワー瓶(160円)、ホッピー瓶(230円)、タンサン瓶(110円)。純焼酎(320円)と書いてある。
天井近くの棚に、焼酎のキープされたボトルがたくさん並び、周りのテーブルにも焼酎ボトルが並んでいる。常連の皆さんは焼酎のボトルから焼酎を入れて、好きな濃さのレモンサワーやホッピーやチューハイを作って飲んでいる。
マグロ刺しは中トロである。がつ刺しも新鮮でうまかった。ASIMO君はこの2点が気に入ったそうである。メカブ(330円)と煮込み(380円)も頼んだ。煮込みも美味しかった。
こちらの「かね将」で特筆すべきは、お店の従業員の人達の動きである。まるでレスラーのようにがっしりとした身体の男性達が、客席と客席の間を器用にすり抜けて行く。迷いなく客をさばく。空いた皿やグラスを「こちら下げてよろしいですか」と、きちんと言って下げる。そして、その動きのすべてが素早いのである。客も店の人の指示にちゃんと従う。
まずは、この店に入ることが出来たことがうれしい。そして、前回に引き続いてのASIMO君との居酒屋探偵の旅の復活がさらにうれしい。また、御年賀としてタオル(写真)をお店からいただいた。感謝である。

午後5時30分から7時までの1時30分の滞在。お勘定は二人で4,640円であった。
五反田 焼きとん酒場「かね将」
住所 東京都品川区西五反田2-6-1
電話 03-3495-4677
定休日 年中無休
営業時間 16:30~23:30
交通 JR五反田駅下車徒歩3分。

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ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
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