祐天寺 もつ焼き「ばん」第3回
祐天寺 もつ焼き「ばん」 第3回


前回の「神泉 居酒屋 萬安」で新年会を御一緒した「さてと、今夜はどこ行く?」 のmariruuさんからメールをいただいた。祐天寺のもつ焼きの名店「ばん」へのお誘いであった。他にもあの時のメンバーがいらっしゃるとのこと。すぐに参加する旨を返信した。
午後3時ちょうど、東急東横線の祐天寺駅に到着。すぐに、もつ焼き「ばん」に向かった。前回、「ばん」を紹介したのは2008年7月5日(土)であった。その時は30度以上の暑さであった。今は冬である。当然、とても寒い。駅前のロータリーを渡り、バス通りを歩く。ちょうど駒沢通りに出たところで携帯メールが来た。mariruuさんからであった。「いつもなら開店している頃なのに開いておらず、店の周りに誰もいないので、休みではないでしょうか」といった内容であった。あまりにも近くだったので返信はせずに、「ばん」へ急いだ。店より少し先のガードレールに座り携帯メールを打つmariruuさんのお姿が見えた。ちらりと、店の中をのぞくとエプロンをつけた従業員の方の働く姿がある。親切なmariruuさんは全員にメールをしてくれていたのである。すぐに中の様子をお伝えする。
本来は4時が開店時間である。早めに来てしまった客がいると開けてくれるのである。今日はめずらしく早めに来るお客さんが少なかったのである。ゆえに、まだ店は開いていなかった。左の路地側に面している入口の前に二人で立ち、開店を待つ。しばらくすると、お店の方が入口から出ていらした。暖簾が出され、招き入れてくる。中に入りホッとする二人。一番乗りであった。「ばん」で一番乗りは初めてだ。実にうれしいことである。
お店の方が開店の準備をしている。その様子を見ながら再会を喜び合い、お店の方に飲み物をお願いする。まずは、やはりサワー(300円)である。以前は250円だったものが値上がりしていた。しかし、中ジョッキに焼酎、氷、ハイサワーの瓶1本、二つ割のレモン1個が絞り器と一緒に出てくるというこのスタイルである。生レモンサワーと称して500円以上の値段をとるコジャレタお店も多い中、この300円は断然安い価格設定だ。今までよく頑張ってくれたと感謝したい程である。
まず、最初にサービスの糠漬けが出てくる。今日はキュウリ、人参、大根である。まずは、サワーで思いの外早く実現した再会を祝って、mariruuさんと乾杯である。
まずは、もつ煮込み(300円)、トンビ豆腐2本(500円)、レバカツ(130円)2本、焼きものはレバ塩半生(100円)、ナンコツ塩(100円)、アブラタレ(100円)を各2本を注文する。この半生の状態のレバが美味かった。これはmariruuさんの好物であるという。同感である。ナンコツも美味い、これは私好みのナンコツだ。しかし、mariruuさんは鳥ナンコツ所謂ヤゲンがお好みであるという。そこで、学芸大学の「むら井」では、豚と鳥の両方のナンコツが食べられるというお話をする。
やがて、お店の方達から名前で呼ばれるような本当の常連の皆さんが次々にやってきて、カウンター席がうまっていった。
最初のサワーをいただいて、2杯目を頼もうかと思っている頃に、先日の新年会でやはり御一緒したブログ「ある日、風になれ。」のchamiさんが今日も素敵な笑顔で登場である。chamiさんもサワー。サワーの絞り器は1グループに一つ。ゆえに交代で絞ることになる。全員のサワーが揃ったところで乾杯。
やがて、3番目に登場したのは、ブログ「呑んでたまるか!」のcroquettepunchさん。
croquettepunchさんはホイス(320円)を注文。これで本日のメンバー全員集合、今日三回目の乾杯である。
ここで、てっぽう(100円)、つくね(100円)、アブラ(100円)、かしら(100円)をcroquettepunchさん好みのタレで4本づついただく。
野菜も食べなければと、エシャレット(250円)とセロリ(250円)を注文、やってきたエシャレットのみそとセロリのマヨネーズを混ぜて、みそマヨを作り食べるのがcroquettepunchさんのおすすめであった。
ホイス、サワーなどを数杯飲んだ後は地酒大(480円)に切り替える。この値段設定も安い。
コメントのやりとりで知ったのであるが、「ばん」の前回の記事を書いた時、たまたまmariruuさん、croquettepunchさん、chamiさん、大徳寺さん、さらには、「ばん」のホームページを作っていらっしゃるブログ「もつ焼き・オリジナル」のたかじろうさんが同じ空間で飲んでいらしたのである。当然、その時の話で盛り上がった。有名店ではこの手の話はよくあるに違いない。
午後5時少し前にsakuraからメールが入ったようである。しばらくして返信をしようとしてメールを打っていると、目の前にsakura本人の顔があった。ちょっとびっくりである。背後ではsakuraの片腕の創間元哉君が頬笑んでいる。実は「萬安」での新年会の時、途中sakuraから祐天寺の「ばん」で一人で飲んでいるというメールが入ったのである。
sakuraも創間君も皆さんと会うのはもちろん初めてである。初めましての御挨拶の後、となりの人生の先輩の二人客の方々が席を空けてくれようとする。しかし、これ以上長居するのはお店に申し訳ないので「河岸を変える」ことにした。
sakuraと創間君には、行きつけの店に先に行っているように伝え、お勘定をお願いする。
「お先に失礼します」と人生の先輩の皆さんに御挨拶してから4人で外に出た。「ばん」の脇から「効明泉」という銭湯の前を通り、次の店に向かう抜け道を急いだ。
約2時間ちょっとの滞在。お勘定は4人で9,980円という素晴らしい数字であった。
祐天寺 もつ焼き「ばん」
住所 東京都目黒区祐天寺2-8-17
電話 090-4706-0650
定休日 日曜・祝日 営業時間 16:00~23:00
(ラストオーダー22:30。閉店と同時に強制退去となるので御注意。)
交通 東急東横線「祐天寺」徒歩5分
たかじろうさんがお作りになっている「ばん」のホームページはこちら→http://www.running-dog.net/ban/

ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
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