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新宿 立ち飲み「新宿ばーる」

居酒屋探偵DAITENの生活 第176回   2009年1月28日(水)  【地域別】  【時間順】


新宿 立飲み「新宿ばーる」

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 「思い出横丁」第二宝来家を出た後、「思い出横丁」の中をうろうろと歩く。時間は午後10時半を回っている。OZAKI先生が連れて行きたい店があると言うのだ。しかし、行ってみると満席であった。
 さらに、立ち飲みがあるそうで、その候補は二つ。一軒は大久保方面に歩いた裏通り、もう一軒は新宿駅西口のヨドバシカメラの周辺であると言う。どちらも店名も解らず、正確な場所も不明なのだそうである。
 「いつも酔ってますからねえ・・・」と言うOZAKI先生

 まずは、大久保方面に向かった。新宿大ガード西の交差点を渡り、OZAKI先生と私は小滝橋通りを北に歩く。
 「裏通りの角なんですけどね」と言いながらどんどん北上するOZAKI先生を引き留めた。
 ちょっとピンと来たので、「たぶんこっちだと思うよ」と言い、二つ目の五叉路になっている交差点を左に入ってゆく。その先の三つ目の右角に、すでに外の照明を落としてしまった立ち飲み店を発見。前まで行って中を覗いてから「ここです」とOZAKI先生。しかし、扉を開いて聞いてみると、11時閉店ですでにラストオーダーも終わっているそうだ。
 「以前、日曜日に一緒に来て休みだった店だよ」と私が言う。すると、
 「よく覚えてますね」と感心するOZAKI先生
 仕方なく右に曲がってみる。すると次の左手前角に、以前、創間元哉君の出演した芝居の帰り、ASIMO君sakuraと3人で入ったことのある「加賀屋西新宿店」があった。

 OZAKI先生が「もう一軒を探しましょう、地下の店なんです」という。
 「場所解るの?」と言うと、
 「ヨドバシカメラの廻りを一周すれば解りますよ」と楽観的意見。
 新宿駅西口方面に急いで戻ることにする。新宿大ガード西の交差点を再び渡り、小田急ハルクを右に曲がって、西口のロータリーを渡り、西新宿でも最も飲屋の多い一角に出た。目の前にヨドバシカメラの看板がある。
 ヨドバシカメラのある一角を廻ってみる。しかし、解らない。だんだんにOZAKI先生も焦ってきた。途中に客で一杯の立ちのみ店を発見するもこれは違うと言う。甲州街道に近い方にまで歩いてく来てしまった。いつの間にか、「咲良舎」の前身である「劇団櫻花舎」、さらにその前の「ポコ・ア・ポコ」演技研究所時代に使っていた稽古場の近くに立っていた。ある感慨を持ってその稽古場が入っていた雑居ビルを見上げる。その場所はバーになっているようであった。時の流れを思い、ビルを見上げる私の前をOZAKI先生が走り抜け、路地に入って行く、そして、また走り出てくる。
 OZAKI先生もあきらめたようである。仕方ないので、さきほどの混み合う立ちのみ店に行ってみようということになった。
 実は「地下の店」というキーワードを頭に入れ、ずっと目を配って歩いていたのである。狭い路地を覗き込んだ。すると、路地の中の雑居ビルに地下へ降りる階段口を発見した。そばに、あまり目立たない看板も掛けられている。OZAKI先生に確認すると、ここであると言う。
 看板には「新宿ばーる」と書いてある。
 「なんだ、有名な〈新宿ばーる〉じゃないか。さっき話した店の系列店だよ」と私。
 先ほど、小滝橋通りを歩いている時、「この先の大久保駅の近くに大久保ばーるという店がある」と話したばかりであったのだ。
 「来たことないのに、よく見つけますね、さすがですね」とOZAKI先生

 急な階段を降りて行くと左手に入口がある。扉を開いて中に入ると、中央の出入りする場所を挟んで、L字カウンターがほぼ左右対象にある。カウンターの中は調理場。右側のL字カウンターの前に立つ。背後の壁にもカウンター。右手奥にトイレがあり、その手前の壁に小さなテーブルが作られ、その前にも立つことが出来る。そのあたりの天井に近い場所に大きな液晶テレビがある。このテレビでスポーツ観戦をするのがこちらでの楽しみの一つであるらしい。立ちのみ店としては中規模。30人が最大収容人数であろうか。
 
 OZAKI先生は、いいちこお湯割り(350円)を頼み、私は酎ハイ(300円)にする。
つまみはOZAKI先生が以前来た時に気に入ったという、ちぎりキャベツ(200円)と串カツ(150円)を2本頼んだ。さらに、ブルーチーズのポテトサラダ(350円)も追加する。

 バジルとオリーブオイルのかかった「ちぎりキャベツ」はうまかった。自宅でも試してみたくなる一品である。
 串カツがやってくる。ソースが無いのでお店の方に告げると、別のカウンターから持ってきてくれた。OZAKI先生がそれを串カツの上で斜めにする。すると、予想外の量が串カツの上にかかった。
 「先生、また粗相をして」と言うと、「僕のせいじゃないですよ」と笑っている。気になったので、ソースのフタを調べてみた。プラスチックのフタにヒビが入っている。それで口がゆるんでいたのである。店長らしき人を呼んで説明をした。次に使う人がもっと酷い目にあわない為にである。フタが完全にとれて服にソースがかかるという事態も考えられるのである。
 ソースがちょっと多めの串カツも美味しかった。
 「関西風串カツはたっぷりソースにつけるじゃないですか・・・」とOZAKI先生
 さらに、ブルーチーズのポテサラがうまかった。独特の味わいである。

 店内を見ると女性客が七割ほどであった。とても暗い照明で、バー的な作りの店である。女性客が多いのも解る。この店ならば、短い「ドナドナ」なら若い女性の部下もついて来てくれるかもしれない。上司に付き合わされることを「ドナドナ」と呼ぶらしい。歌詞を引用すれば、どうしてそう呼ばれるかすぐに解る。作詞家安井かずみさんの歌詞は次の通り。

 ある晴れた昼下がり 市場へ続く道
 荷馬車がゴトゴト子牛を載せてゆく
 可愛い子牛 売られてゆくよ
 悲しそうな瞳で見ているよ
 ドナ・ドナ・ドナ・ドーナ 子牛を載せて
 ドナ・ドナ・ドナ・ドーナ 荷馬車が揺れる


 部下は売られて行く子牛なのである。今日は、OZAKI先生に連れられて来たが、「ドナドナ」状態ではない。探し歩いて多少疲れたが、走り回ってくれたのはOZAKI先生である。結果的には楽しい発見のある店に入ることが出来た。
 「本当に見つかってよかったですよ、どうせなら発見のある店に入りたいですからね。」とOZAKI先生
 私は言う。
 「居酒屋をたくさん巡っているうちに、ある日、自分の中で価値の転倒が起きたのだよ、酒が好きで酒場を巡っているのではない。自分は酒以上に酒場そのものが好きなのである。」と。
 最後に焼酎お湯割りと酎ハイをお代わりして、大山鶏串の中から月見つくね(150円)を一本だけ追加した。つくねを卵の黄身につけて食べるのである。なかなかに贅沢な一品である。

 午後11時10分から11時50分まで約40分の滞在。お勘定は2人で2,400円であった。

 帰る時、我々が出てきた後、店長さんらしき人が扉を開け外に出て、階段下から「ありがとうございました」と見送ってくれる。まるで、美容室のようである。

新宿 立飲み「新宿ばーる」
住所 東京都新宿区西新宿1-16-9 盛栄ビル B1F
電話 03-3342-5801
定休 日曜日
営業時間 17:00~24:00
交通 JR新宿駅南口下車徒歩5分。小田急線新宿駅、京王線新宿駅徒歩3分。

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