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石川台 BAR「ISEYA」

居酒屋探偵DAITENの生活 第179回   2009年2月10日(火)  【地域別】  【時間順】


※2009年2月11日 220,000カウント通過 感謝!

石川台 BAR「ISEYA」

   バーISEYA店内

 東急池上線の石川台駅近く、「石川台希望ヶ丘商店街」のちょうど終わりに近い辺り、最後の6番目のアーケードの手前に酒屋さんがある。元はスリーエイトというコンビニチェーンだったので、店の作りはまさにコンビニエンスストアのようだ。駅方向から歩いて来ると、先日紹介した創作ダイニング「海」が途中の右手にある。
 昨年の秋、この酒屋さんの一部がBARになった。店舗の一部をパーテーション一枚で区切って、当初は壁側とパーテーション側にカウンターを付けた立ちのみスペースであった。その後、高い椅子が入って現在は座ることの出来るバー・コーナーになっている。名前は伊勢屋酒店のバーなのでBAR「ISEYA」である。

  バーISEYA飲み物 ←本日の飲み物  バーISEYAおつまみ ←本日のおつまみ

 建物の外側からガラス張りの店内がよく見える。まず、右手の入口から入るとすぐにレジコーナーがある。その先に飲み物やツマミを用意するコーナーがあり、写真入りのメニューからツマミを選択、さらに毎日のように代わる白と赤それぞれ2種から3種あるワインを選んでレジに行き、「赤の1番、ください」というように注文をして支払う。生ビールや日本酒、焼酎も多少置いてあるので純粋なワインバーという訳ではない。それから、「お持ちします」と言われて、商品棚の間を通って、バーコーナーへと入ってゆき、好きな席に座る。天井近くに薄型の液晶テレビが取り付けられ、CS放送の音楽番組などが流れている。壁側とパーテーション側の両方のカウンターに合わせて10人ほどが座れるようになっている。壁にはフランスのワインの産地の地図が貼られ、パーテーション側に「マリリンモンロー」の名前を冠したワインの宣伝ポスター(写真)が貼られている。モンローの姿がよく見える窓際から2番目の席を私は勝手に「モンロー前」と呼んで気に入っている。因みに、マリリン・モンローは、晩年にSAKURAの師匠、リー・ストラスバーグから演技の指導を受けている。

 今日は「モンロー前」に先客の方が座っていらっしゃる。「テレビ前」の席に座ることにした。
 入口のレジで頼んだスペインの白ワイン「モセンルエダック(400円)」をマスターが持ってきてくれる。このマスターはワインについて勉強されていて、色々とアドバイスをしてくれる。このワインはスペイン国王の娘さんの結婚式で使用されたそうであった。さらに、「チーズ三種盛り合わせ(350円)」と「本日のパテとドライフルーツ(350円)」もすぐにやってきた。

 白ワインを飲みながら座っていると、SAKURAがやってきた。SAKURAは「メメント・オールドヴァイン(350円)」というスペインのワインを選んだ。私の2杯目は「コノスルカルメネールレゼルヴァ(330円)。」というチリのワインである。まずは乾杯。
 CS放送を見ながら音楽の話などする。SAKURAの2杯目は「レヌドュドン(300円)」である。本日のパテはサーモンが入っていた。チーズやドライフルーツもワインに当然の如く合うのである。

 今日は混んでいた。一人の方、二人連れの方、そして我々二人、三組五人もお客さんが入っていた。ようやく、この店の良さが伝わってきたのであろうか。簡単なつまみで、安い単価で軽くワインを飲みたい、そんなニーズが存在するのである。ここでのグラスワインは300円代から400円代である。一杯1000円もするワインを立ち呑みで飲ませるような中央の店と次元が違うのである。

 年中無休というのがうれしい。平日は午後5時から11時までの営業。日曜祭日は午前11時から夜11時まで営業している。
 お婿さんでちょっとイケメンのバー担当マスターとお母さんのコンビが良い。地元の皆さんが草野球のお話をしていたり、イギリスのパブやイタリアのバールの機能を持つ店となってきたようである。洒落た雰囲気の店でワインを飲むよりもこういう場所で飲むワインの方が私には性に合っている。なにより安いのが良いのである。1時間ほどの滞在、支払いの合計は二人で2,080円であった。
 お近くの方は一度寄られると良いと思う。ただし、お店に買い物に来られた方にジロジロと見られることは覚悟していただきたい。

 

石川台 BAR「ISEYA」

住所 東京都大田区東雪谷3-27-1
電話 03-3729-1484
定休 年中無休
営業時間 平日 17:00~23:00 休日 11:00~23:00
交通 東急池上線石川台駅下車徒歩8分。希望ヶ丘商店街沿い。



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