日吉 立ち呑み「寅七」
Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第190回 2009年3月12日(木) 【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】
日吉 立ち呑み「寅七」

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夜7時頃の日吉駅である。慶応大学と反対側の西口に出ると車寄せがあり、様々な車が次々にやってくる。タクシー乗り場の前から改札の方に向かって階段には乗車待ちの列が出来ている。
駅前からは放射状に5本の通りが伸びている。右から数えて二本目の「浜銀通り」という通りを少し入ると、すぐ左側に細い路地がある。路地を入って右手にあるのが今日の目的の店、立ち呑み「寅七」だ。
店の外には暖気を外に逃さない為の透明のビニールが貼ってある。ビニールの隙間を通って中に入ると、カウンターが奥に向かって続いている。カウンターの中には、頭にバンダナを巻いたマスターが一人。日焼けした顔で格闘技でもやっておられたような雰囲気だ。
飲み物のメニューの中で目立つのはホッピーだ。なんと250円である。黒ホッピーも同様。瓶はついてこない、しかし、業務用ホッピーを一瓶入れて作っていた。もちろん氷無しで頼む。最近では最安値のホッピーではないだろうか。生ビール(350円)、レモンサワー(300円)、お茶割り(300円)と飲み物は安い。
つまみはシメサバ(400円)を頼んだ。食べ物の品目は少ない。食べるよりも酒を飲むことが主の店のようである。
おでん盛り(300円)をもらった。チクワブ二個、厚揚げ一個を選んだ。マスターと常連の会話を聞いていると、今日は無いが「煮込み」もあるらしい。また、1000円で1050円分のチケットというものもあって、チケットを買うと50円お得になる。カラオケもあって唄うことが出来る。立ち飲みでカラオケとは珍しい。
常連らしき方々が次々に入ってくる。隣に来られた方が「タバコ、吸わないんですか?」と聞かれる。「タバコ吸わない分、酒飲んでしまいますから・・・どうぞ・・・」と答えた。自分がタバコを吸う前に気をつかってくれたのである。
カウンターの中にあるテレビでは、ボクシング中継が流れている。カウンターは一杯になってきた。店の外にも透明ビニールの内側に狭いカウンターがあり立つことが出来る。そこに、大学生さんと先生らしき方のグループが立たれた。この辺りで大学生といえば慶応大学であろう。
モヤシサラダ(200円)をもらう。隣の方とボクシングについて話した。
この方は最初1,000円分だけ飲んで帰るとおっしゃっていた。試合終了までもう少し一緒に話したいと思い、その方の飲んでいたお茶割り300円を二杯頼み、失礼ながら一杯を進呈した。
立呑みはボクシングに合う、一試合の間だけ飲んで、終わったら帰る。そんな区切りがつくのが良い。ボクシングを見ている時、男たちの顔は「子供」になっている。
試合が終わった。隣の方に「お先に」と言って外に出た。感謝の気持ちを手で示してくれた。微笑みで返す。良い時間であった。
午後7時15分から8時までの45分の滞在。支払った金額は1650円であった。
日吉 立ち呑み「寅七」
住所 神奈川県横浜市港北区日吉本町1-2
電話 045-564-1419
営業時間 16:00~24:00
交通 東急東横線・東急目黒線・横浜市営地下鉄グリーンライン「日吉」駅下車徒歩1分。
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ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
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駅前からは放射状に5本の通りが伸びている。右から数えて二本目の「浜銀通り」という通りを少し入ると、すぐ左側に細い路地がある。路地を入って右手にあるのが今日の目的の店、立ち呑み「寅七」だ。
店の外には暖気を外に逃さない為の透明のビニールが貼ってある。ビニールの隙間を通って中に入ると、カウンターが奥に向かって続いている。カウンターの中には、頭にバンダナを巻いたマスターが一人。日焼けした顔で格闘技でもやっておられたような雰囲気だ。
飲み物のメニューの中で目立つのはホッピーだ。なんと250円である。黒ホッピーも同様。瓶はついてこない、しかし、業務用ホッピーを一瓶入れて作っていた。もちろん氷無しで頼む。最近では最安値のホッピーではないだろうか。生ビール(350円)、レモンサワー(300円)、お茶割り(300円)と飲み物は安い。
つまみはシメサバ(400円)を頼んだ。食べ物の品目は少ない。食べるよりも酒を飲むことが主の店のようである。
おでん盛り(300円)をもらった。チクワブ二個、厚揚げ一個を選んだ。マスターと常連の会話を聞いていると、今日は無いが「煮込み」もあるらしい。また、1000円で1050円分のチケットというものもあって、チケットを買うと50円お得になる。カラオケもあって唄うことが出来る。立ち飲みでカラオケとは珍しい。
常連らしき方々が次々に入ってくる。隣に来られた方が「タバコ、吸わないんですか?」と聞かれる。「タバコ吸わない分、酒飲んでしまいますから・・・どうぞ・・・」と答えた。自分がタバコを吸う前に気をつかってくれたのである。
カウンターの中にあるテレビでは、ボクシング中継が流れている。カウンターは一杯になってきた。店の外にも透明ビニールの内側に狭いカウンターがあり立つことが出来る。そこに、大学生さんと先生らしき方のグループが立たれた。この辺りで大学生といえば慶応大学であろう。
モヤシサラダ(200円)をもらう。隣の方とボクシングについて話した。
この方は最初1,000円分だけ飲んで帰るとおっしゃっていた。試合終了までもう少し一緒に話したいと思い、その方の飲んでいたお茶割り300円を二杯頼み、失礼ながら一杯を進呈した。
立呑みはボクシングに合う、一試合の間だけ飲んで、終わったら帰る。そんな区切りがつくのが良い。ボクシングを見ている時、男たちの顔は「子供」になっている。
試合が終わった。隣の方に「お先に」と言って外に出た。感謝の気持ちを手で示してくれた。微笑みで返す。良い時間であった。
午後7時15分から8時までの45分の滞在。支払った金額は1650円であった。
日吉 立ち呑み「寅七」
住所 神奈川県横浜市港北区日吉本町1-2
電話 045-564-1419
営業時間 16:00~24:00
交通 東急東横線・東急目黒線・横浜市営地下鉄グリーンライン「日吉」駅下車徒歩1分。

ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
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